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V.A. - TOUCH The Sublime Sound of Yuji Ohno (CD)
V.A. - TOUCH The Sublime Sound of Yuji Ohno (CD)Wewantsounds
¥2,699
日本コロムビアのアーカイブから大野雄二が手がける不朽の名作セレクション!
佐藤奈々子、しばたはつみ、田中健をはじめ、アニメ『ルパン三世』や『キャプテン・フューチャー』のサウンド・トラックなどから大野雄二が手掛けた名曲をコンパイル!

ジャズ、スペース・ファンク、ディスコを融合させたサウンドで世界中のファンを魅了する大野雄二が1970年代に制作した楽曲群から、フランスのレーベルWewantsoundsがセレクトしたコンピレーション・アルバム。日本コロムビアによるリマスタリング、ライナーノーツには英BBCのDJ/プロデューサーNick Luscombeと大野の対談を収録。アートワークはロンドンのグラフィック・デザイン・スタジオOptigramのManuel Sepulvedaが担当しています。
NTsKi - Calla (LP)NTsKi - Calla (LP)
NTsKi - Calla (LP)Em Records
¥3,980

日本を拠点に活動するヴォーカリスト/ソングライター/プロデューサー、NTsKi(エヌ・ティー・エス・ケー・アイ)のセカンド・アルバム完成。

米Orange Milkと共同リリースした1stアルバム『Orca(オルカ)』(2021年)はデビュー期からの音楽的変遷とヴァリエーションのショーケース、コンピレーションの性格が強かったが、この『Calla(カーラ)』は、はじめからフル・アルバムとして制作されたトータル・プロダクション。アルバム収録曲は『Orca』収録の「Lan Se」の共作者である英プロデューサー、Dan Shuttのデモが元になっており、ミキシングは『Orca』と同じくThe Anticipation Illicit Tsuboi が行った。

『Calla(カーラ)』は、彼女の幼少期からのごく個人的な体験と記憶のかけらを、音に、作曲に、歌に、編曲に、細かく丁寧に転写していくことでひとつの世界を「結晶」のように出現させる。『カーラ』は、そのゆったりとしたテンポ、練られたアレンジ、耳をひくメロディーが混合し、爽やかで魅力的で肯定的、ノスタルジーの切なさ、メランコリーの感覚に裏打ちされた音楽的声明となっている。内省的なこのアルバムは、自己のエクストリームさを主張し続けることよりも、アオシスのような憩いを共有することの意味を無言で提案している。ここに収録された曲は、温かく輝き、優しくきらめき、喚起的でエモーショナルな、簡潔で愛らしい珠玉の作品集だ。

装丁画はShusaku Yoshikawaが撮影した写真を元にEllen Thomasが描いたもの。

本作のLP版はCO2排出量ゼロ/100%循環リサイクルできる画期的な新素材<BioVinyl™>を使った世界で最初のリリースロットの1枚になります。新素材で製造コストが少し高くなり価格に反映することになってしまいますが、どうか恒久使用を目指しご理解・ご支援お願いいたします。

COMPUMA feat. 竹久圏 - SOMETHING IN THE AIR -the soul of quiet light and shadow layer- (LP)
COMPUMA feat. 竹久圏 - SOMETHING IN THE AIR -the soul of quiet light and shadow layer- (LP)宇治香園
¥3,960
2015年、COMPUMAが、KIRIHITO、GROUP等の活動で知られるギタリスト盟友 竹久圏と共に、京都の老舗茶問屋 宇治香園の創業150年を記念して制作した音楽作品が初アナログLP化!京都府南部の山間の茶園でのフィールド・レコーディングやギター演奏を中心に、エレクトロニクス、加工編集ミックスを施して完成させた、イマジナリーでランドスケープな、茶と茶園達に捧げられた音のドラマ。アートワークは、近年、国際的な評価も高まっている画家・五木田智央による書き下ろしと、写真家・塩田正幸の撮り下ろし、鈴木聖のデザインによるもので、今作は、「茶」と「光」と「音」の出会いの記録ともなっている。また今回のアナログ化に伴い、中村宗一郎によるリマスタリング、そして、アートワークとデザインを一新してのリリースとなる。
笠置シヅ子 - 笠置シヅ子の世界 ベスト (LP)
笠置シヅ子 - 笠置シヅ子の世界 ベスト (LP)日本コロムビア株式会社
¥4,400
10月からスタートするNHK連続テレビ小説「ブギウギ」のヒロインのモデルとなる笠置シヅ子のヒット曲の中から12曲を厳選。 A面には“ブギの女王”と呼ばれる所以となった大ヒット曲「東京ブギウギ」などタイトルに「ブギ」が付くヒット曲を収録。 B面には服部良一作曲のデビュー曲「ラッパと娘」、「アイレ可愛や」、「たよりにしてまっせ」など「ブギ」以外の重要曲や三笠静子名義 で録音した「恋のステップ」など貴重音源も収録。

トラックリスト:
A面
1 東京ブギウギ
2 ヘイヘイブギー
3 ジャングル・ブギー 4 ホームラン・ブギ
5 買物ブギー
6 大阪ブギウギ
B面
1 ラッパと娘
2 ホット・チャイナ
3 センチメンタル・ダイナ 4 アイレ可愛や
5 たよりにしてまっせ
6 恋のステップ
Merzbow - Vibractance (25th Anniversary) (CS)Merzbow - Vibractance (25th Anniversary) (CS)
Merzbow - Vibractance (25th Anniversary) (CS)Aurora Central Records
¥2,112
初のカセット化!徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説Merzbow。オリジナルはフランスの〈E(r)ostrate〉より1998年にCDリリースされていた作品『Vibractance』が〈Aurora Central Records〉より25周年記念のカセット再発。1997年に自身のスタジオ〈ZSF Produkt Studio〉にて録音、ミックスされていた作品が今年度〈Munemihouse〉にてリマスタリング。カセット版は版元完売につきお見逃しなく!
空間現代 - Tracks (LP+DL)空間現代 - Tracks (LP+DL)
空間現代 - Tracks (LP+DL)Leftbrain / HEADZ
¥3,300

2021年には自主レーベル「soto」より5曲入りの『Tentei』(フィジカルは12インチ・レコードのみ)、2022年にはサム・ゲンデルやリトル・ウィングス他のリリースでも知られる米インディアナ州ブルーミントンとメキシコを拠点とする新興カセット・レーベル、ULYSSAより6曲入り『After』(フィジカルはカセット・テープのみ)を発表して来ていますが、オリジナル・フル・アルバムとしては(『Palm』以来)4年振り、HEADZからは2012年の『空間現代2』以来となるオリジナル・アルバムのリリースで、HEADZの京都を拠点とする新レーベル、LeftbrainからのSJQ『Torus』(2020年)に続く、第二弾のリリースになります。

エンジニアにDUB SQUAD/ROVOの益子樹を向かえ(録音・ミックス・マスタリングを担当)、録音は空間現代の拠点である京都「外」(空間現代が運営するライブハウス)にて行われました。

思考家・文筆家でHEADZ代表の佐々木敦と、フィールド・レコーディング作品で有名な日本を代表するサウンドクリエイター・アーティスト、角田俊也によるライナーノーツを日本語・英語で収録しております。

Keigo Okazaki - Peace Of Blue EP - Khotin Remix (12")
Keigo Okazaki - Peace Of Blue EP - Khotin Remix (12")Onda Bubbles
¥2,800
シーンに突如現れたミュータント、Keigo OkazakiによるEPが完成。京都拠点のDIYレコードレーベル・Onda Bubblesの第2作目は、日本の電子音楽家 Keigo OkazakiによるEP。ヴィンテージ・シンセサイザーやドラムマ シンへの深い理解と情熱が、膨大なリズム・シーケンスを見事にまとめ上げた傑作。リミキサーにはGhostly Internationalからのリリースでも知られるカナダ・エドモントンを拠点に活動するプロデューサー Khotinが参加。 そして盟友 Orange GrooveによるB3を含む、全5曲を収録したEPが完成。アナログオンリー、全世界200枚限定でのリリースです。
帰国子女 - 惑わす電波塔 (CS+DL)帰国子女 - 惑わす電波塔 (CS+DL)
帰国子女 - 惑わす電波塔 (CS+DL)kaomozi
¥1,750
「平然とした戯れを続けてる。」音楽ディグをテーマに据えた漫画『ディグインザディガー』の作画を手掛けることでも知られるイラストレーター、漫画家、音楽家の駒澤零氏が主宰する東京の音楽レーベル〈KAOMOZI〉のカセット作品群をストック!現役高校生ボカロP/トラックメイカーの帰国子女が23年8月に発表したミニ・アルバム『惑​わ​す​電​波​塔』のカセット版が登場!長谷川白紙や諭吉佳作/men、PAS TASTAといった自身の愛聴している作家からのインスピレーションも強く感じられる、キャッチーでダンサブルなエレクトロニック・ポップを展開した秀逸な一本に仕上がっています!
山下憶良 - 液晶 (CS+DL)山下憶良 - 液晶 (CS+DL)
山下憶良 - 液晶 (CS+DL)kaomozi
¥1,750
ゆっくりと映る影。音楽ディグをテーマに据えた漫画『ディグインザディガー』の作画を手掛けることでも知られるイラストレーター、漫画家、音楽家の駒澤零氏が主宰する東京の音楽レーベル〈KAOMOZI〉のカセット作品群をストック!音楽制作以外にも絵画やファッションショーモデルとしても活動しているエレクトロニック・ミュージック作家の山下憶良 (Okura Yamashita)が23年4月に発表したミニ・アルバム『液晶』のカセット版が登場!『液晶(ディスプレイ』をテーマにしたプライヴェートな内容の一作で、愛らしくも実験的なエレクトロ/アンビエント・ポップを全7曲収録。平沢進ファンにも推薦!
V.A. - kaomozi compilations vol.2 (CS+DL)V.A. - kaomozi compilations vol.2 (CS+DL)
V.A. - kaomozi compilations vol.2 (CS+DL)kaomozi
¥1,750
音楽ディグをテーマに据えた漫画『ディグインザディガー』の作画を手掛けることでも知られるイラストレーター、漫画家、音楽家の駒澤零氏が主宰する東京の音楽レーベル〈KAOMOZI〉が、今年9月にリリースしていたコンピレーション・アルバム『kaomozi compilations vol​.​2』の限定カセット盤を特別にストックさせて戴きました!レーベル・ショーケース的なラインナップとなった本作は、1周年記念となる作品であり、佐々木虚像、鮭とばSKTB、零進法、ナナビット、H B、帰国子女といった近年のhyperpop以降の若手音楽シーンで活躍する作家たちによる豪華トラック群を全14曲収録。マスタリングはNaofumi Uedaが担当。版元完売。
吉村弘 - Music For Nine Post Cards (CD)
吉村弘 - Music For Nine Post Cards (CD)Nuvola
¥2,880
全世界から注目集まる日本の才能、日本が誇るアンビエント職人・吉村弘が、北品川にある現代美術館の主催していたレーベルSound Processに残した記念すべき1982年傑作ファースト・アルバム!!

日本のアンビエント音楽の歴史の中で重要人物として間違いのない地位にいたにも関わらず、日本盤のみのリリースのため、海外にほとんど知られることのなかった吉村ですが、昨今のニューエイジ再評価の流れでようやく日の目を見るところまでやってきました。9枚のポストカードに籠められたコンセプト「波の記譜法」を喚起する、創造的で耽美な日本産アンビエント・ミュージック最高峰の響き。エリック・サティやブライアン・イーノ、ローデリウスなどが紡いできた環境音楽/アンビエントの歴史を日本的情緒と霊的なコスモの次元で繋ぎ留めた神秘の音世界。フェンダー・ローズとキーボードによる最小限のセットで試みられたホームメイド・アンビエントの奇跡的録音です。※スリーブはデジパック帯付きとなっております。
Fumio Itabashi / Henrik Schwarz / Kuniyuki - Watarase Joe Claussell Remix (12")Fumio Itabashi / Henrik Schwarz / Kuniyuki - Watarase Joe Claussell Remix (12")
Fumio Itabashi / Henrik Schwarz / Kuniyuki - Watarase Joe Claussell Remix (12")Studio Mule
¥4,096
〈Studio Mule〉の2020年代を代表する重要な一枚!JOE CLAUSSELL meets KUNIYUKIはいつも最高。ナベサダや森山威男といった偉才たちとも仕事を共にしただけでなく今なお世界規模でそのファンを増やし続ける栃木県足利市出身のジャズ・ピアニスト、板橋文夫。Henrik SchwarzとKuniyukiを迎えたジャズ・クラシック『渡良瀬』の素晴らしいリワーク作品のJoe Claussellによる再構築ヴァージョンが登場。B面は、板橋文夫が地元のオーケストラや民謡歌手と共に演奏したライブ盤で、多くのディガーがレコード化を希望していた貴重な民謡バージョン。この機会をお見逃しなく!
小久保隆 - Digital Soundology #1 - バウハウスの詩人たち (LP)
小久保隆 - Digital Soundology #1 - バウハウスの詩人たち (LP)Glossy Mistakes
¥4,224
ヴァイナル・オンリーにつきお見逃し無く!! 18年には〈Lag Records〉より待望の再発も敢行された傑作「Get At The Wave」や「イオン・シリーズ」なども大人気、そして、ナンと緊急地震速報も手掛けたことでも知られている環境音楽のパイオニア、小久保隆の85年作「バウハウスの詩人たち」が初となる公式再発!! オリジナルは大変入手困難で知られていましたが、バッハ・リヴォリューション~国産環境音楽/アンビエントの命脈へと息づく金字塔的アルバムが再登場です!! 一切のキーボード・プレイヤーとマルチトラック・テープ・レコーディング技術及びアナログな音色は用いず、コンピューター・ミュージックへの拘りっぷりを披露した傑作コンポジション。「Get At The Wave」以降に製作された桃源郷的な作風とはイメージの異なるオブスキュア & エクスペリメンタルなサウンド・デザイン。SeesselbergやElektriktus等の宇宙音楽にも通じるコズミックで虚無的なテイストやミニマル室内楽風のアレンジを軸に、果てしなくミステリアスなゾーンへと突入した知られざる傑作!マスターテープからのリマスタリング仕様。エクスクルーシブ・ボーナス・トラックを追加収録。同氏によるインタビューを掲載したインサートが付属。〈Creel Pone〉や〈Soave〉のカタログが好きな方にもオススメ。
浅川マキ - Maki Asakawa (2LP)
浅川マキ - Maki Asakawa (2LP)Honest Jon's Records
¥4,428

フォークやブルース、黒人霊歌、ジャズ、シャンソン、演歌、インド古典音楽、数多くの音楽性を彷彿させるも『浅川マキの世界』 としか言いようの無い、日本アンダーグラウンド / カウンターカルチャーの女王、愛煙家でいて、ここまで深くて黒い声もない、浅川マキの1970年代全盛期にあたる音源作品集がなんとHonest Jonsから出版!!! Alan Cummingsがライナーノーツを担当し、写真は当時撮影を担当していた田村仁。数年掛けたHonest渾身のリリースです。

代表曲「かもめ」をはじめ、闇を引き込んで鮮やかなブルースを歌う浅川マキの、スタジオもライブ録音も魅力伝わる丁寧な選曲。手掛けるのは浅川マキの大きなファンであり、"ジャパン・ブルース"にあらゆる和物を掘り起こすHonest Jonsの名物スタッフ、Howard Williams氏。氏が長年暖めていた企画なだけあり、イギリスの耳を通った通好みな選曲からアートワークに至るまで、浅川マキの生きた道が美しい黒さをもって1つの作品に落とし込まれています。もちろんライセンスをとった公式作品。ファンの皆様にも、Honest Jonsに触れたくなる音楽探究な方々にも、今作は新しい魅力を吹き込んでくれる事と思います。是非手に取って、聴いて、体の芯から実感してください。

 

1/A1. 眠るのがこわい (寺山修司/下田逸郎/山木幸三郎) (『Maki II』)
2/A2. ちっちゃな時から (浅川マキ/むつひろし) (『LIVE』)
3/A3. Blue Spirit Blues (浅川マキ/S.Williams) (『Blue Spirit Blues』)
4/A4. ふしあわせという名の猫 (寺山修司/山木幸三郎) (『浅川マキの世界』)
5/A5. ゴビンダ (Traditional/山木幸三郎) (『Maki II』)
6/B1. ちっちゃな時から (浅川マキ/むつひろし) (『浅川マキの世界』)
7/B2. ボロと古鉄 (浅川マキ/Oscar Brown Jr.-N.Cautis) (『Maki VI』)
8/B3. 愛さないの愛せないの (寺山修司/山木幸三郎/山木幸三郎) (『浅川マキの世界』)
9/B4. 裏窓 (寺山修司/浅川マキ) (『裏窓』)
10/B5. かもめ (寺山修司/山木幸三郎/山木幸三郎) (『浅川マキの世界』)
11/C1. 町 (森須九八/浅川マキ) (『Blue Spirit Blues』)
12/C2. 午後 (浅川マキ/山下洋輔) (『ONE』)
13/C3. 前科者のクリスマス (寺山修司/山木幸三郎/山木幸三郎) (『浅川マキの世界』)
14/C4. 引越し (浅川マキ/浅川マキ) (『裏窓』)
15/D1. キャバレー (Langston Hughes 訳:斉藤忠利/山下洋輔) (『Maki VI』)
16/D2. こんな風に過ぎて行くのなら (浅川マキ/浅川マキ) (『裏窓』)
17/D3. 女 (浅川マキ/本多俊之) (『アメリカの夜』)
18/D4. 雪が降る (Traditional/山木幸三郎) (『浅川マキの世界』)

Soshi Takeda - Same Place, Another Time (CS+DL)Soshi Takeda - Same Place, Another Time (CS+DL)
Soshi Takeda - Same Place, Another Time (CS+DL)Constellation Tatsu
¥1,597
全アンビエント〜バレアリック、ニューエイジ・ファン歓喜の一枚。〈Pitchfork〉でも紹介された〈100% Silk〉からの前作がバンドキャンプでも記録的な大ヒットを飛ばしたばかり。八王子の道程Records運営の〈Dotei Records〉からもグレートなカセット作品を発表していた東京の要注目なDJ/プロデューサーが〈Constellation Tatsu〉からカセットで発表していた名作!〈Not Not Fun〉傘下、現行ディープ・ハウスの一大聖地こと〈100% Silk〉からの大人気タイトルを経て⇨ニューエイジ/バレアリックな色彩を強めた〈Constellation Tatsu〉からのニュー・リリースというのが大変絶妙。80、90年代のハードウェア・シンセやサンプラーを中心に自宅スタジオでレコーディングされた作品。今作では、「時の流れとともに失われてしまった場所の写真や映画のイメージから想起される感情」を追求したとのことで、「私たちが決して在ることのできない場所」へのノスタルジアが秘められた極上のアルバムです。〈Growing Bin〉や〈Music From Memory〉といった現代のリバイバル/ニューエイジ聖地の作品や再発作品群にも負けず劣らず、時にはそれらを凌駕しているほどの超時的な美しさ、絶景さえも感じさせてくれますが、底流にあるのは、やはりこの人ならではの軽やかにして静謐なダンス/ディープ・ハウス観。最高すぎて感無量、ただただ感嘆の溜息ばかり...。お見逃しなく。
細野晴臣 - Hosono House (LP)
細野晴臣 - Hosono House (LP)キングレコード
¥4,400

はっぴいえんどやTin Pan Alley、YMOでの活動を始め、日本のロックからオルタナティヴな音楽、テクノポップからアンビエントまで幅広く活動してきた細野晴臣の名作!疲れた心の処方箋!1973年にリリースされた細野氏の初となるスタジオ・アルバムがヴァイナル・リイシュー!

はっぴいえんどからの盟友、鈴木茂、松任谷正隆、林立夫ら豪華メンバーがレコーディングに参加。後のエキゾティック志向やアンビエント系の作品とも違う、パーソナルな生活感覚が反映された内省的な楽曲も多く収録。フォーク調のゆったりとした楽曲から、陽気なカントリー・ロック・サウンドまでも行き交います。この季節、A4「終わりの季節」はより彩りを増して聞こえますね。一生涯通して聴ける、マスターピースの風格漂う大名盤。

●「エイプリル・フール」でキャリアをスタートさせ、「はっぴいえんど」 や「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」での活動のほか、楽曲 提供・プロデュース・映画音楽など幅広いフィールドで活躍し続ける世界的アーティスト・細野晴臣。

●初のソロアルバム「HOSONO HOUSE」が発売された1973年から半世紀となる今年、50周年記念盤としてオリジナルの仕様を完全再現。歌詞カードや内袋等当時のデザインを忠実に再現し、重量盤LPレコードでよみがえります。

●本作は埼玉県狭山市の通称・アメリカ村の自宅に機材を持ち込み、当時の日本では画期的なホーム・レコーディングで制作された 作品。演奏には、のちに細野と共に「キャラメル・ママ」~「ティン・パ ン・アレー」へと発展する鈴木茂(はっぴいえんど)、松任谷正隆、林立夫が参加しており、今なお世代を超えた支持を集める名盤です。

●第65回グラミー賞にて「年間最優秀アルバム賞」ほかを受賞したハリー・スタイルズのソロアルバム「Harry‘s House」のタイトルは、この「HOSONO HOUSE」が由来となっていることがハリー本人の口から語られており、国内外のアーティストにもファンが多い記念碑的作品のリイシュー盤となります。

トラックリスト:
<Side A>
1. ろっかばいまいべいびい
2. 僕は一寸
3. CHOO-CHOOガタゴト
4. 終りの季節
5. 冬越え

<Side B>
1. パーティー
2. 福は内 鬼は外
3. 住所不定無職低収入
4. 恋は桃色
5. 薔薇と野獣
6. 相合傘(インストルメンタル)

杉本喜代志 - Babylonia Wind (LP)
杉本喜代志 - Babylonia Wind (LP)日本コロムビア株式会社
¥4,620
身を任せることを躊躇うほどに深く妖しいグルーヴ。時代の中心を鋭く射抜いてきたギタリスト、杉本喜代志。その最高到達地点がここだ。
日野皓正が熱望し、石川晶が惚れ込んだギタリスト、杉本喜代志。先鋭的で多彩なサウンドはモダン・ジャズでもジャズ・ロックでも常に最前線に立ち、時代の中心を鋭く射抜いてきた。その音楽表現の頂点のひとつを捉えたのが本作『バビロニア・ウインド』であることに異論はな いだろう。市川秀男の波紋のように広がるエレピ、池田芳夫の豊満でいながら抑制の効いたベース、日野元彦の粒立ちの良い推進力の強いドラム、植松孝夫の野趣と艶を兼ね備えたサックス、そして一閃する杉本の鋭角なギター。深海をたゆたうような「Babylonia Wind」から繊細で儚い余韻を残す「Hieroglyph」まで聴き通したとき、その表現の多様さに目を瞠り、グルーヴの深さに慄くだろう。
text by 尾川雄介(UNIVERSOUND/DEEP JAZZ REALITY)
横田進 Susumu Yokota - Baroque (2LP)
横田進 Susumu Yokota - Baroque (2LP)Modern Obscure Music
¥5,145
2004年に本邦の名門レーベル〈Frogman Records〉のサブ・レーベルである〈United Sounds Of Blue〉からCDリリースされた、レジェンド・横田進 (1960-2015)のアルバム『Baroque』がバルセロナの〈Modern Obscure Music〉から初めて2枚組LPとしてアナログ・リイシュー。横田氏が本名名義で発表した最も重要なアルバムに数えられる一枚であり、人間の隠された感情さえも、リアリティをもって表現した、毒々しくも美しいアンビエント・ダンス・アルバム。
城山のならず者 = Joyama no Narazumono (LP)城山のならず者 = Joyama no Narazumono (LP)
城山のならず者 = Joyama no Narazumono (LP)First & Last Records
¥5,547
国産音源自主盤秘境の魔の一角が遂に!オリジナル盤は1979年に限定たった100部で発表された70年代日本のフォークの稀有な逸品、城山のならず者によるセルフ・タイトル・アルバムが〈Light in the Attic〉配給の要注目レーベル〈First & Last Records〉より史上初のアナログ再発!Shigeki KobayashiとYasuo Yamadaのデュオによる知られざる作品。地元の船頭やFairport Convention、The Albion Bandなどの英国のフォークからインスピレーションを得て、伝統的な曲とオリジナルの楽曲の双方にミニマリストかつ親密なアプローチを作り上げたサイケデリック・フォークの史上の傑作!長年探した方はこの機会にぜひに。〈Cascade Record Pressing〉での高品質プレス。オールドスタイルなチップオン・ジャケット仕様。新規ライナーノーツを収録。
Toshiko Yonekawa, Kiyoshi Yamaya & Contemporary Sound Orchestra - Tapestry: Koto & The Occident Hillside 箏 山を詩う (LP)Toshiko Yonekawa, Kiyoshi Yamaya & Contemporary Sound Orchestra - Tapestry: Koto & The Occident Hillside 箏 山を詩う (LP)
Toshiko Yonekawa, Kiyoshi Yamaya & Contemporary Sound Orchestra - Tapestry: Koto & The Occident Hillside 箏 山を詩う (LP)Cinedelic
¥4,244
1970年代半ばに日本コロムビアが制作。日本の伝統音楽の主要楽器のひとつに捧げられた3枚のアルバム・シリーズから発表された、作曲家・山谷清監修の3部作の一角、大傑作『箏 山を詩う』の2023年度再発盤がイタリアのライブラリー系名門レーベル〈Cinedelic Records〉より史上初のアナログ再発。箏とジャズを融合させることで、より新しく前衛的なサウンド・イディオムを用いて伝統を現代的に翻訳した、珠玉のクロスオーバーサウンドを展開した傑作。伝統音楽がより大きな文脈で目覚め、結果的により広い世界へと提示されることを可能としたこの上なく素晴らしい録音です。これは一家に一枚!
Toshiko Yonekawa, Kiyoshi Yamaya & Contemporary Sound Orchestra - 箏 海を詩う = Tapestry: Koto & The Occident Sea (LP)Toshiko Yonekawa, Kiyoshi Yamaya & Contemporary Sound Orchestra - 箏 海を詩う = Tapestry: Koto & The Occident Sea (LP)
Toshiko Yonekawa, Kiyoshi Yamaya & Contemporary Sound Orchestra - 箏 海を詩う = Tapestry: Koto & The Occident Sea (LP)Cinedelic
¥4,224
1970年代半ばに日本コロムビアが制作。日本の伝統音楽の主要楽器のひとつに捧げられた3枚のアルバム・シリーズから発表された、作曲家・山谷清監修の3部作の一角、大傑作『箏 海を詩う』の2023年度再発盤がイタリアのライブラリー系名門レーベル〈Cinedelic Records〉より史上初のアナログ再発。箏とジャズを融合させることで、より新しく前衛的なサウンド・イディオムを用いて伝統を現代的に翻訳した、珠玉のクロスオーバーサウンドを展開した傑作。伝統音楽がより大きな文脈で目覚め、結果的により広い世界へと提示されることを可能としたこの上なく素晴らしい録音です。これは一家に一枚!
山口冨士夫 - ひまつぶし (LP)
山口冨士夫 - ひまつぶし (LP)GOOD LOVIN' PRODUCTION Milestone Inc.
¥3,850
廃盤デッドストック。村八分解散後74年にリリースされた1stソロアルバム「ひまつぶし」が初盤発売当時の被せ帯付きオリジナル仕様完全復刻盤で限定リリース!

73年5月の村八分最後のライブから約半年後の12月、京都から東京へ戻った冨士夫がエレックスタジオでレコーディングした初めてのソロアルバムである「ひまつぶし」
。高沢光夫(ベース)、高橋清(ドラムス)がレコーディングメンバーで、冨士夫はギター、ヴォーカルの他、ブルースハープ、ベース、パーカッションも演奏している。
当時ブルースギタリストというパブリックイメージをぶち壊したかったという冨士夫の幅広い音楽性を感じさせる名盤として知られている。

冨士夫の著書『SO WHAT』でも言及している通り膨大な時間を要してトラックダウンを行い完成したサウンドは『絶対にいい音のレコードができた』と確信するも、当時のレコード会社のカッティングでは薄っぺらい音になってしまい再度やり直しを行うも発売されたレコードは冨士夫の意向通りの音にはならかったと悔しさを滲ませている。

それを踏まえ現行のCDではリマスタリングされリリースされていますが、今回のアナログ化に際して改めてオリジナルオープンリールマスターからデジタル化、マスタリングエンジニアに同作品の2014年リマスター再発CDを含め近年多くの冨士夫作品を手がける中村宗一郎(PEACE MUSIC)、そしてカッティングエンジニアには名匠・武沢茂(日本コロムビア)を迎え、『きっといつか、もっと素晴らしいアナログができて、CDの世界と再び共存するんじゃないかな。(山口冨士夫著書『SO WHAT』より)』という言葉を胸に、マスターに記録された音像をより忠実に引き出す事を念頭に、アナログ盤の特性を活かし冨士夫が望んでいた音に限りなく近いサウンドを再現すべく制作されています。

カッティング、プレス、ジャケット印刷全ての工程を国内で行い、被せ帯を含め初盤発売時の仕様を限りなく忠実に再現しています。

2021デジタルリマスター:中村宗一郎(PEACE MUSIC)
カッティングエンジニア:武沢茂(スタジオ コロムビア)
Yui Onodera and Takashi Kokubo - Thousand Bells (CS+DL)
Yui Onodera and Takashi Kokubo - Thousand Bells (CS+DL)Constellation Tatsu
¥1,379
今年度アンビエントの最重要リリースとしてレコメンドします!実に意外なところから巨匠が登場です!日本の環境音楽のパイオニアであり、緊急地震速報アラーム音の制作者としてTikTokでもリバイバルした小久保隆と実験音楽作家のYui Onoderaによる初となるコラボレーション・アルバム『Thousand Bells』が、オレゴンのニューエイジ・リバイバルの牽引役こと〈Constellation Tatsu〉からカセットで登場!『Kankyo Ongaku』へのコンパイルによって、グラミー賞最優秀ヒストリカル・アルバム部門にもノミネートされ、近年世界的に読み直しが進んだ日本のアンビエント巨匠・小久保隆が、東京のサウンド・アーティストであり、〈dublab.jp〉で好企画「Japanese Ambient Journey」を音楽番組を展開していたYui Onoderaと初コラボ!数々の名作が残された小久保氏のイオン・シリーズ作品にも劣らず神秘的な美しさを醸す美麗アンビエントを展開した大変グレートにして没入型のサウンドスケープ作品!全4曲を収録。※入荷時よりケースにヒビがございます。予めご了承くださいませ。
関口孝 Takashi Sekiguchi - Bamboo From Asia Plus (LP)
関口孝 Takashi Sekiguchi - Bamboo From Asia Plus (LP)SILENT RIVER RUNS DEEP
¥3,960
日本環境音楽の草分け、芦川聡により設立されたレーベルより、吉村弘、イノヤマランドらに連なる関口孝の映画音楽作品集が初アナログLP化。

なつかしい音の世界、忘れてしまいそうな微細な音たち。
自宅での多重録音により、楽器や音具が自ら話し合っているような、この時にしかない音色、音楽を模索したのは40年近く前のことです。
今回レコード化された音源を聴き直してみると、様々な音たちが初めてかたちになっていった当時を思い出し、まさにあの時のバンブー・フロム・アジアがよみがえってきます。― 関口孝

1998年にCDとしてリリース、関口個人の作品としてカセットのみ自主制作された内容に加え、1984~1994年に発表された映像6作品のために作曲した音源が収録された『Bamboo From Asia Plus』。ギター、打楽器を中心にアジアの民族楽器を多用したアコースティックな響きが全編を通して冴え渡り、様々な画像を従え、ふつふつと溢れ出す情念。どこまでも越境する彼の音楽のエッセンスがここに集約されている。

<関口孝 プロフィール>
1972年、故高柳昌行氏に師事し、ジャズ・ギターを通じて基礎音楽理論を習得。その後、現代音楽の作曲技法を学び、同時期プログレッシブ・ロック・バンドに参加。この頃より、東南アジアの民族音楽研究と楽器収集を始め、タイ、韓国、インドネシアなど各地で、地元の演奏家より演奏法を学ぶ。1983年頃より映画音楽の仕事を開始。1990年には、向後隆、渡辺優、関口の3人による、新しいアジアの音楽を目指すユニット、バンブー・フロム・アジアを結成。1993年にファーストCD『Bamboo From Asia』、1997年にセカンドCD『Sacral Dance』をリリース。1998年、ソロ・アルバム『Bamboo From Asia Plus』を発表。

・Remastered for vinyl by Kuniyuki Takahashi
・Liner notes by Yuji Shibasaki
・For fans of New-age, Ambient & World music

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