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南アフリカのクワイト黄金時代を彩った名盤が満を持して〈Awesome Tapes From Africa〉より復活!!2001年、ヨハネスブルグとプレトリアを結ぶテンビサのストリートから生まれたMoskito。Mahlubi “Shadow” RadebeとZwelakhe “Malemon” Mtshali(故人)を中心に、Patrick Lwane、Menzi Dlodloが加わり、DIY精神でデモ制作を始め、カセットデッキ2台を駆使して作り上げた音源が〈Tammy Music〉の目に留まり、デビュー・アルバム『Idolar』が誕生する。南アフリカのダンスフロアを席巻したこの一枚は、Trompies、Mdu、Mandoza、Arthur Mafokateといったクワイトのレジェンドたちの流れを汲みつつ、Snoop Doggや2Pac、R. Kellyといった90sのUSヒップホップ/R&Bからの影響も色濃い。重厚なベースラインと流れるようなラップが絡み合う、極上のサウンドを展開。リリース当時、ボツワナやナミビア、ジンバブエなど周辺国でも支持を獲得した、タウンシップ発のダンス・ミュージックとしてのクワイトと、グローバルなヒップホップ/R&Bのエッセンスが交差した一枚!

スイス系モロッコ人プロデューサー、Sami Galbiによるデビュー作『Ylh Bye Bye』が〈Bongo Joe〉よりリリース!本作は、アンダーグラウンドなスクワット文化で鍛えたDIY精神とパンクなエネルギーをぶつけた、生々しいエレクトリック・アルバム。北アフリカのフォークやシャアビ、トラップとクラブ・ミュージックを融合させた個性的な音像で、ベンディルやカルカバといった伝統打楽器、アナログシンセ、重低音のループが絡むビートは躍動感たっぷり。アラビア語のボーカルはオートチューンを効かせたハーモニーから語りまで振れ幅があり、ディアスポラとしての緊張感や希望がリアルに感じられる。スイスとモロッコのあいだで制作された本作のタイトル「Ylh Bye Bye」が、現地スラングで「行こう」あるいは「またね」を意味するように、バンでのDIY録音やカサブランカでの滞在制作など、移動と変化を体現した旅そのもののような気分に満ちた作品になっている。

(クリア・ヴァイナル仕様/日本語帯付き/ 解説書・歌詞対訳付き) 2021年を代表する作品として大いなる成功を収めた前作に対し、今作『NO THANK YOU』は、28歳となったリトル・シムズことシンビアツ・アジカウォが、そのような成功を意にも介さず、己の信念を貫く姿勢を示すものとなっている。艶やかかつストレートで力強い楽曲群は、成功によってもたらされる名声や期待、求められる順応性やあらゆる制限に中指を立てた真にパンクな作品である。再びインフローとタッグを組んだ今作は、リトル・シムズにとって最も自由かつ大胆で、自発的な作品である。
また40分におよぶ最新ツアーのドキュメンタリー『On Stage Off Stage』も公開!ライブパフォーマンスはもちろん、休日にテニスを楽しむリトル・シムズの姿や、リトル・シムズの活動を支えるスタッフたちのインタビュー、予告なしでリリースされた『NO THANK YOU』の解禁の瞬間などオフショットも満載の見応えある映像作品になっている。
Fugeesでの活動も知られる、90年代のブラック・ミュージックを代表する到達点的存在Lauryn Hill。98年のデビュー・アルバム『The Miseducation Of Lauryn Hill』でのヒップホップ・サウンドから離れた彼女が、より厳粛なアコースティック・ソウル/フォークスタイルかつ、以前のヒット曲ではなく新曲中心というセットで行われたラジオ・セッションを収録。冗談めかして自分自身を「ヒップホップ・フォーク・シンガー」と表現しながら、アコースティックギターでの演奏で挑んだ珠玉のパフォーマンスを収録しています。

5MC Yallah & DebmasterやThey Hate Changeと共演し、ベテランのオルタナティヴ・ラップ集団Shabazz Palacesやシカゴ・フットワークのパイオニアRP Booのサポートとしても知られ、2023年のミックステープ『STRESSOR』はオーストラリアのインディペンデント誌やガーディアン紙、ローリング・ストーン誌でも高い評価を受けるロンドン/メルボルンのラップ・デュオ、ティーザー&クヤ・ニールが待望のデビュー・アルバム『YEARN IV』をリリース!文化的な経験や音の歴史がぶつかり合うインターネットの広大な海に育てられ、自分たちの声を見つけ、現実には現代オーストラリアの都会の孤独に慰めを見出す2人の世界観は超ローカルでありながらグローバルな影響を受けた興味深いもので、サウンド・プロダクションとしてもクヤ・ニールの重厚なドラムとティーザーの超現実的で没入感のある語り口の組み合わせは、スラッシュ・メタルとクラブ・ミュージックの美学が初期のインターネットの響きと融合したような独自のものとなっている!

ロンドン出身のラッパー、詩人、プロデューサーのJohn Glacierが、待望のデビューアルバム『Like A Ribbon』を〈Young〉からリリース。アルバムは、首都ロンドンの中心部北東寄りにあるHackneyで育ったシンプルな日常から、驚異的な速さで成長した彼女の人生を描いた作品で、リードシングルとなる「Found」は、日々の苦悩を乗り越える力強いメッセージが込められた、浮遊感のあるサウンドになっている。参加アーティストには、本作品のプロデューサーであるKwes Darkoをはじめ、Flume、Andrew Aged、Eartheater、Samphaなど名を連ね、John Glacierのユニークな音楽性を引き立てている。
現代的でありながらどこか夢幻的とも取れるエレクトロニックな音色と繊細なビートが融合したJohn Glacierのサウンドは、聴き手の感情の深層を引き出し、リスナーを引き込む力を持っている。
ウガンダ・カンパラを拠点とする〈Hakuna Kulala〉から、同郷のアーティスト、Masaka Masaka(Ian Nnyanzi)によるデビュー作『Barely Making Much』が登場。本作は、ジャングル、実験的ヒップホップ、テクノ、ダブ、アンビエントなどが入り混じる、粒立ちのいいコラージュのような作品で、〈Nyege Nyege〉のスタジオで2年間にわたり断続的に制作されたもの。ヒップホップのビートメイクからキャリアをスタートさせたMasaka Masakaは、Dean BluntやJpegmafia、Slauson Maloneといった現代の先鋭アーティストたちに刺激を受けながら、南の世界から独自の言語を発信しようとしている。ジャンルを柔らかく解体・再構築しながら、街の夜のざわめきや、自分の中にある違和感、都市の片隅で感じる孤独といった、言葉にしにくい感覚を音にしようとするような作風で、その音楽は、カンパラのアンダーグラウンドが持つ静かな熱や、影のような雰囲気を映し出していて、繊細さに満ちている!

オハイオ州シンシナティのレーベル〈Chiefdom Records〉による〈Terrestrial Radio〉シリーズからの第二弾作品!生々しくソウルフルなインストゥルメンタル・ヒップホップ・サウンドを生み出してきた同地在住のプロデューサーであり、90年代のラップグループ「MOOD」の元メンバーでもあるJason Grimezの変名Doctor Bionicの最新アルバム『Tune In』がアナログ・リリース。Jonathan Luck SpauldingやJosh “Mojo” Coleといった、シンシナティ地域の最高のミュージシャンたちが参加。ジャズ、ヒップホップ、ファンク、ソウル、レゲエなど、幅広いジャンルのファンに向けた、完璧なラジオ・ミックスとして丁寧にキュレーションされたインストゥルメンタル・フュージョンのコレクションに仕上がっています。

イギリス出身のプロデューサー、DJ、アーティストKutmahによる故Ras Gに捧げるアルバム『Sacred Conversations』が〈ALL CITY DUBLIN〉よりリリース。Sun Ra、Madlib、King Tubbyの影響を受けた宇宙的なダブとビートの先駆者で、西海岸のビートシーンを大きく形作った存在だったRas G(1979-2019)。このアルバムは、Ras Gのスタイルを踏襲し、26トラックを通じて彼の音楽的遺産を継承。サンプルや会話が散りばめられたこの作品は、まさにRas Gへのオマージュと呼べるもので、ビートテープのスタイルで構成された本作は、Ras Gの音楽が持つ宇宙的な広がりと地球的な重みを感じさせる、ザラザラしたオフビートとサイケデリックなダブ、さらにはアストロソウルの要素が渾然一体となって展開されており、聴いているとまるで別の次元に引き込まれるような感覚を味和うことができる深みのある作品!!

イギリス出身のプロデューサー、DJ、アーティストKutmahによる故Ras Gに捧げるアルバム『Sacred Conversations』が〈ALL CITY DUBLIN〉よりリリース。Sun Ra、Madlib、King Tubbyの影響を受けた宇宙的なダブとビートの先駆者で、西海岸のビートシーンを大きく形作った存在だったRas G(1979-2019)。このアルバムは、Ras Gのスタイルを踏襲し、26トラックを通じて彼の音楽的遺産を継承。サンプルや会話が散りばめられたこの作品は、まさにRas Gへのオマージュと呼べるもので、ビートテープのスタイルで構成された本作は、Ras Gの音楽が持つ宇宙的な広がりと地球的な重みを感じさせる、ザラザラしたオフビートとサイケデリックなダブ、さらにはアストロソウルの要素が渾然一体となって展開されており、聴いているとまるで別の次元に引き込まれるような感覚を味和うことができる深みのある作品!!
Atmosphereでの活動で知られる伝説的プロデューサー、Antの最新作が〈Rhymesayers Entertainment〉より登場!待望のCollection of Soundsシリーズ第4弾では、ヒップホップを基盤に時に激しく、時にメロウに響き渡るロックギターが取り入れられており、彼の音楽的探求が新たな高みに到達した一枚となっている、長い経験に裏付けられた多ジャンルを横断したサウンドが織り交ぜられ、ヒップホップの枠を超えた進化を遂げている。孤独でありながら美しい感覚を喚起する「Hearing In Dark Colors」、「Created With a Heavy Brush」や「Just Another Three A.M.」では、自由で奥行きのあるサウンドが広がり、エモーショナルでありながらグルーヴィーな楽曲に惹き込まれる。そしてAntの真骨頂が堪能できるヒップホップ「A Pinch Brighter」、「Prelude Revisited」に帰結する。ヒップホップを基礎としながらも、ロックやエレクトロニカの要素を加えた音楽的な視野の広さを感じさせる一枚!

サイケデリック・ジャズ・トリオ、ApiferaのメンバーであるキーボーディストのRejoicerことYuval HavkinとNitai HershkovitsによるプロジェクトCinema Royalのセルフ・タイトルのデビュー作『Cinema Royal』が、Bradley Zero運営のもと時流を読んだ審美眼鋭いリリースを展開してきた名門〈Rhythm Section International〉より登場!本作では、シンセサイザーはアフロ・ビート風のドラムに寄り添い、東アジアのツィターはクラシカルなストリングス・アレンジの中を泳ぎ、エチオ・ジャズ・キーによる演奏はファンキーなドラム・マシン・パターンの上で踊る。ピアノを筆頭に、世界中のオーケストラ、パーカッシブ、伝統的な弦楽器が目まぐるしく登場する。ファンキーなアフロビートのリズムに、アンビエントやジャズ、クラシックを織り交ぜたモダン・クラシカルでシネマティックな作品!
2025年リプレス!J DILLAの楽曲の生バンド・カバーでも知られる、2000年代から活動するファンク・バンドのハギス・ホーンズのメンバーでもあり、サブモーション・オーケストラのアルバムにも客演したことがあるサックス奏者ロブ・ミッチェル率いる、クラシックなビッグバンドを現代風にアレンジしたAbstract Orchestra。その『ディラ』に続く作品『Madvillain, Vol. 1』が待望の再プレス!本作はMf DoomとMadlibが組んだMadvillainのアルバム『Madvillainy』を再解釈したものだが、オリジナルのレコード自体が、Madlibがジャズ、ラテン・ミュージック、その他様々なジャンルをパッチワークして作ったものとなっている。そのため、本作では、生演奏をサンプリングで解体・加工して新たな曲を作り、そのサンプリング元であるジャズ・ミュージシャン達にもインスパイアされながらそれをさらに生で演奏し直していると言える。Robert Glasperなど現在のジャズ・ミュージシャン的なものとは違い、1960~70年代の空気感や雰囲気を感じさせる、ある意味でレトロな雰囲気と、二重の引用とも言える複雑なアレンジ・センスが面白い一枚。
〈Jazz Is Dead〉を率いる巨匠Adrian Youngによる、The Delfonicsファンを熱狂させるスウィート・ソウル傑作がアナログ・リプレス。昔ながらのThe Delfonicsの雰囲気を醸し出しつつ、ヒップホップの要素を強く取り入れた作品であり、エレクトリック・シタール・ギター、フレンチ・ホルン、ストリングス・アレンジ、ティンパニなど彼らのファンにはたまらない音楽的要素が落とし込まれた大変グレートな作品。録音とミックスは、〈Linear Labs 〉にてAdrian Youngが担当。

MF DOOM × Madlib のタッグ: Madvillain、アンダーグラウンド・ヒップホップ界のマスターピース・アルバム”Madvillainy”のリリース20周年を記念し、オリジナルアルバムのAudiophile Edition (オーディオ愛好家向け特別盤)がStones Throwからリリース決定!
高音質180g / 45rpmでのプレス、また世界トップクラスの高音質のレコードマスタリングでも知られるBernie Grundman Masteringが担当。さらに、パッケージもゲートフォールド仕様となり、リリックも掲載されている。

LA が生んだレジェンド:MADLIB、永遠にしてもはや幻のプロジェクト:Quasimoto 名義でリリースした2013年のアルバム”YESSIR WHATEVER”が、新たなシルバー・フォイル(銀箔)エディションで限定枚数のLPリリースが決定。メタリック・カラー盤+ジャケットのQuasimotoのイラストもオリジナル盤同様にステッカー仕様となっております。
ヒップホップからジャズ、ソウル、ワールド、ビートシーンまであらゆるシーンがその動向をチェックしている LA が生んだ真の鬼才 / 最重要プロデューサー:Madlib の別名義プロジェクトが Quasimoto。ソウル、ジャズ、ファンク、ディスコからレゲエ、ワールド、ライブラリー、、膨大なレコードコレ クションから奇想天外なサンプリングソースを大胆に活かして直感的に作られたMadlibのトラックが次々に展開、そこにQuasimotoと Madlib自身が絶妙のコンビネーションでスピーディーにラップを繰り広げる様はまさに圧巻!Madlibのワンアンドオンリーの世界観が生み出すこの極めつけのフィーリングは聴けば聴くほどにハマる! サンプリングによるストレートなヒップホップが持つ無限の可能性を改めて感じさせてくれる。更にマッドな世界観をいっそう際立たせるLAを代表するアーティスト:Jeff JankによるQuasimotoキャラクターのイラストも最高です。

Madlibの別名義: Quasimotoが2005年にリリースしたセカンドアルバム"The Further Adventures of Lord Quas"、Quasimotoのイラストも手掛けるJeff Jank により、新たなアルバムカバーのアートワーク + 厚手のゲートフォールド仕様 + カラー盤レコードで、スペシャルな2LP盤が限定数量でリリース決定。当初、Stones Throwのオンラインストアのみでの販売で即完しておりましたが、限定数量にて日本にも流通が実現。お見逃しなく!
USアンダーグラウンド・ヒップホップを代表する伝説的ユニットJaylib (J Dilla & Madlib)が残した〈Stones Throw〉からの唯一のスタジオ・アルバム『Champion Sound』をストック!トラックは、カリフォルニア州オックスナードとミシガン州デトロイトという別々の都市にて音源をやりとりし、2001年から2003年にかけて制作。お互いのヴォーカルをフィーチャーしたトラックをお互いにプロデュースした楽曲をそれぞれ半々収録したものとなっています。
デトロイトのアンダーグラウンド・ヒップホップを代表するレジェンド、J Dilla。"Jay Dee"の名前で2003年にリリースしていたEPの音源を拡張&リマスタリング、名門〈Stones Throw〉よりその死後の2007年にリリースされたソロ・アルバム『Ruff Draft』のアナログ盤。自身の手でプロデュースされたキャリア中でも屈指に実験的な楽曲が満載の大変グレートな1枚です!

All City、Hit+Run、Leaving Recorsdsからの作品と平行し、自身のBandcampから送り出すデジタル作品の数々で世界中のヒップホップ心を虜にさせてきたLAのKnxwledge。そのデジタル群の集大成がフィジカルになりました!
09年~13年までの53曲を収録。粗くも滑らかに浮かぶサンプリングの妙と、電子音の装飾で魅せるまどろみに終始うっとり。ただ抜粋したというわけではなく、ミックス方式で構成されているためにしっかりとした流れが出来てます。これが2枚のアナログを上手い具合に聴かせてくれるからたまらない。音/リスニングともにフィジカル向きな好作です。

1998年に「Mos Def and Talib Kweli are Black Star」でデビューして以来、それぞれが成功と称賛を集めてきたヤシン・ベイとタリブ・クウェリからなる史上最高のヒップホップ・デュオ、ブラック・スターが2022年に発表していた2ndアルバムを<Rhymesayers Entertainment>がフィジカル・リリース!
2nd「No Fear of Time」はマッドリブが全曲をプロデュースしたヴィンテージ・ソウルを感じさせるフューチャー・ヴァイブがたまらない。これらのトラックは世界中のホテルや楽屋でゲリラ的にレコーディングされ、当初はサブスクリプション・ベースのポッドキャスト・プラットフォームでのみ入手可能だったが、この度めでたく正式にフィジカル・フォーマットでのリリースとなった。ブラック・スターの凱旋を堪能しましょう!!
