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学生時代に参加した"グループ音楽”での先鋭的な音楽活動、また1964年からはフルクサスへ参加した事でも知られる塩見允枝子氏。1990年に招聘されたヴェネチアのフルクサス・フェスティバルは、その後の氏の活動に大きな変化を与える出来事となり、同年に創始者であるジョージ・マチューナスへの追悼を込め鎮魂曲をカセットフォーマットにて自主出版。
シンセサイザーのチェンバロとオルガンの音色で演奏した自作曲、逆再生した自身の声をテープに記録、その音源を業者に持ち込みヴェネチアの会場で録音した環境音と合成/編集を行ったテープ音楽作品。ラ・モンテ・ヤング、マリアン・ザジーラ、エリック・アンダーセン、ウィレム・ドゥ・リダー、ケン・フリードマンらフルクサスの重要作家らの声も使用、テープの特性を利用しユニークなアイデアと構造を盛り込んだ、氏の音源の中でも特殊な位置付けとなる作品。
塩見氏が本再発版の為に書き下ろした新たな解説文、会場で撮影された当時の写真資料やスコアを掲載した、A4サイズの全8ページブックレット付き(日本語/英語)。LP版はDLコードが付属。マスタリングはGiuseppe Ielasiが担当。

60〜70年代のミニマル音楽、バロック音楽、スタジオ環境における実験から影響を受け、アナログ・シンセサイザー、ピアノ、電子オルガン、パイプ/リード・オルガン、ヴォーカル、テープ・サンプラー、管弦楽といった多彩な音色を用いた楽曲制作を行うカナダ出身のアーティスト、Sarah Davachiが最新アルバム『Two Sisters』 を自身のレーベル〈Late Music〉からリリース!
本作には室内アンサンブルとパイプオルガンのソロが収録されている。カリヨン(非常に大きな鋳鉄製のベルで構成された鍵盤楽器)、合唱、弦楽四重奏、低音木管楽器、トロンボーン四重奏、そしてサイントーンや電子ドローンを含む多様な楽器が使用されている。
パイプオルガンは、1742年製のイタリア製トラッカーオルガンで、現在はアメリカ南西部の砂漠地帯に設置されている、非常に珍しいパイプオルガンのサウンドが収録されている。

60〜70年代のミニマル音楽、バロック音楽、スタジオ環境における実験から影響を受け、アナログ・シンセサイザー、ピアノ、電子オルガン、パイプ/リード・オルガン、ヴォーカル、テープ・サンプラー、管弦楽といった多彩な音色を用いた楽曲制作を行うカナダ出身のアーティスト、Sarah Davachiが最新アルバム『Two Sisters』 を自身のレーベル〈Late Music〉からリリース!
本作には室内アンサンブルとパイプオルガンのソロが収録されている。カリヨン(非常に大きな鋳鉄製のベルで構成された鍵盤楽器)、合唱、弦楽四重奏、低音木管楽器、トロンボーン四重奏、そしてサイントーンや電子ドローンを含む多様な楽器が使用されている。
パイプオルガンは、1742年製のイタリア製トラッカーオルガンで、現在はアメリカ南西部の砂漠地帯に設置されている、非常に珍しいパイプオルガンのサウンドが収録されている。

LAを拠点に活動する電子音響音楽の作曲家・演奏家のSarah Davachiと、さまざまな美術館やギャラリーなどで写真やインスタレーション、パフォーマンスなどの作品を展示する視覚芸術家 Dicky Bahtoによるコラボレーションのライヴレコーディング作品が3CD+ブルーレイ・ディスクにて世界限定500枚にてリリース。音源は2023年9月17日にニューヨーク近代美術館(MOMA)にてOmer Leibovitzによってレコーディングされている。

2018年に発表されたDavachiの5作目のアルバムで、その年のWire誌"Top 50リリース"で第6位に選ばれた。メロトロン、エレクトリック・オルガン、ピアノ、シンセサイザーによる、夕刻のための楽曲を集めた作品集。
カナダ出身のシンセシスト、Sarah DavachiがSean McCannの主宰のRecitalから2018年にリリースした超人気作にしてキャリア最重要作が待望の再プレス。デビュー以来、軸のあるミニマル・ミュージックへと取り組み続けてきた彼女の音楽も随分と深いところまで来たように感じます。ロマンティシズムを讃える祝福的和音と、持続する永遠の引用のような多幸感。音楽の中へと入り込む、あるいは万華鏡の中へと侵入して、音の波に没頭する、ミニマル・ミュージックの至高体験的一枚。あるいは街の灯りのような優しげに寄り添う環境音楽の、影当たるところで眠っている子供達。イーノの子供達は皆健やかに・・・

イランの打楽器奏者Mohammad Reza Mortazaviが生み出した原曲「Swamp」を、ミニマル・テクノの巨匠Ricardo Villalobosが24分超の長尺ミニマルへと再構築した12インチ。ペルシャ伝統打楽器トンバクの超高速ポリリズムと、Villalobos特有のしなやかな低域グルーヴが交差する、文化と身体性が溶け合う異色のコラボレーション。原曲はわずか4分弱のパーカッション曲だが、Villalobosはその粒立ちの強い打撃音を素材に、伸び縮みするような反復や微細な揺らぎを加えながら、じわじわと沈み込むようなミニマルへと拡張。音が少しずつ変質し続ける長尺構造は、グルーブとしての没入感と、実験音楽としての緊張感を同時に生み出している。トンバクの倍音やアタックを電子音のパーツとして再定義するかのような、あまりにも深い音の沼。
WireのBruce GilbertとGraham Lewisによるプロデュース!前述の2名によって運営されていた80年代初期のUKエクスペリメンタル・シーンの最重要レーベル、Dome Recordsからリリースされていた、北アイルランド生まれの異端音楽家、Michael O'Shea(1947-1991)の82年セルフ・タイトル作品が、アイルランドのソウル/ディスコなどを集めたコンピレーションも発表している同国のレーベル、ALL CITY傘下のAllchivalより初となるヴァイナル・リイシュー!オリジナルは高値を付ける一枚。O'Sheaは自身が考案して制作した17弦楽器「Mo Cara」の名人であり、ケルトとアジアの音楽の要素を組み合わせたメロディックな作品を世に送り出しました。さらには、Alice Coltrane, Don Cherryとの共演やRavi Shankarのロンドン公演のオープニング・アクトを務めたことでも知られています。中東やバングラデシュと世界各地を旅し、大道芸人としての技能と共に豊穣な民族音楽のエッセンスを下敷きにしたその音楽は、エスニックやオーガニックという言葉で形容することも間に合わない、果てしなく自由な端境の響きを奏でており、まさに唯一無二の美しく超越的な音。豪華ライナーノーツが付属。未だ見ぬ音楽を求める全ての人から、一生モノお探しの方にも是非。

Juju & JordashのJordan Czamanskiと、Frank Zappa作品でも知られるサックス奏者Jeff Hollieによる新デュオMei Honeycombのデビュー作『Clairvoyant Dimensions』。電子音と生楽器が溶け合う内省的な作品で、ミニマルなシンセの揺らぎに、Hollieのサックスが影のように差し込む「Squeaky Eye Syndrome」、くぐもったビートが淡く浮かぶ「Duct Tape Blues」、そしてダブルベース奏者Ilya Ziblat Shayを迎えたライブ録音「Painted Desert Pastel」など、音数は少なく、余白が多いのに、どこか深い場所へ引き込まれるような感覚がある。眠れない夜にぼんやりとあたりを眺めるかのように、音は語りすぎず、ただ静かに漂いながら、聴き手の内側をそっと照らす。Rashad Beckerのマスタリング、Johan Kauthによるスクリーンプリント仕様のアートワークも含め、アート性と音響美が凝縮された一枚。

カタルーニャの音楽家Andreu G. Serraと、UKのシンガー/作曲家Kiran LeonardによるデュオOr Sobre Blauが、約10年ぶりに本格的なコラボレーションを再始動し完成させた最新作『Making Friends』。2人は9年前にリスボンで出会い、共同生活の中で即興録音を開始。その後は別々の国で暮らしながらも交流を続け、今作では遠隔制作に苦戦しながらも、最終的には互いの住む街を行き来し、毎週のセッションを積み重ねて完成した再会のアルバム。アコースティックギター、ピアノ、ベル、サンプラー、そして2人それぞれの母語による歌が交差し、室内楽のような繊細さと、即興の生々しさが同居。Pete Simonelliや、2人の母親が参加した楽曲もあり、作品全体に友情と家族の物語が静かに流れている。フォークの温度感、エクスペリメンタルの自由さ、そしてエモーショナルな衝動がひとつの流れとして結びついた、〈STROOM〉らしい親密で実験的、奇妙に美しい一枚。

ディープ・リスニングのために開かれた、幻視的サウンド・メディテーション。Flying Lotus主宰の〈Brainfeeder〉からの作品も知られる奇才であり、”Modern New Age”(現代のニューエイジ)というヴィジョンを掲げ、2010年代以降のシーンを牽引した新時代のニューエイジャー、Matthewdavidによる2016年発表の名作『Trust the Guide and Glide』が、100部限定でカセット再発!
シンセサイザー、フルート、ハープ、水音、微分音的な響きが溶け合い、夢と覚醒の境界をたゆたうような音響空間を創出。Dublabでの即興演奏を起点に生まれた楽曲群は、電子音楽と精神的探求が自然に結びついた稀有な作品として結実。プロデューサーであり盟友でもあるCarlos Niñoが本作を「Heart Music」と表現したその言葉通り、ここには技巧や様式を超えた純粋な祈りのような響きがあり、癒し、変容、発見、そして無条件の愛。Matthewdavidが見つめる内なる宇宙は、静かに聴き手の意識にも作用していきます。ニューエイジ、アンビエント、スピリチュアル・ジャズ以降の感性、そしてLeaving Records周辺のコズミックな想像力が交差する一枚。アートワークはヴィジョナリーアートで著名な、Gilbert Williamsによるもの。

リスボンの名門クラブLux Fragilにて行われた、Lena WillikensとElena Colombiの4時間B2Bセットの一部を切り取ったライブ録音カセット『Live at Lux Fragil, 2026』。二人はともに、実験電子音楽、EBM、ポストパンク、インダストリアルを自在に横断するDJとして知られ、本作はその美学が交差する貴重なドキュメント。鋭いテクスチャーのトラックから、クラブの熱を上げるドライビングなビートまで、緊張と解放を繰り返す流れが非常にスリリングだ。B2Bならではの会話するような選曲が続き、音の切り替わりが鋭いのに、全体の流れは驚くほど滑らか。また、二人が得意とする余白の使い方が随所に現れ、静けさをあえて残すことで次のビートの強度が際立つ。その場にいた人だけが知る空気を物理メディアに封じ込めたような特別感がある一本。

ビートミュージックと音響作品の境界をゆくスタイルで知られる、東京を拠点に活動するビートメイカー、エンジニアのFumitake Tamuraが、微細な粒のような音を集め、空間に丁寧に配置していくことをテーマにした作品『Mijin(微塵)』を〈Leaving Records〉からリリース!Sam GendelやSaul Williamsといった個性の強いゲストを迎えながら、全10曲を通して音と沈黙の関係性を探るような独自の音響世界を築いている。最小限のピアノ和音、ローズ、声、パーカッション、シンセの断片が粒子状に分解され、再構築されるような音像で、音が鳴っていない間が強い存在感を持ち、静けさが次の音を引き立てる緊張感のある構成は、武満徹の著作から引用されたコンセプトとも響き合っている。サックスや声といった人間的な素材も、メロディや語りとしてではなく、質感のレイヤーとして音響に溶け込む。ジャズの温度とエレクトロニクスの冷たさが交差し、IDM、アンビエント、実験的ヒップホップがゆるやかに溶けていくような抽象的な音楽。
David Behrmanの1978年にリリースされた作品。フルートとバスーンの演奏がハンドメイドのシンセサイザーとコンピューターで変調され美麗持続音を展開する「On the Other Ocean」、David Behrmanが初めてコンピューターを採用して作曲した「Figure in a Clearing」を収録した傑作。
Nurse with Wound list掲載の裏アンビエント超名盤。1967-79年の音源を集めた79年リリースのRobert Ashleyの初期音源集が遂に待望のアナログ・リイシュー!ASMR的な側面からもレコメンドできそうな一枚。カットアップされる電子音、電子変容した人声、浮かび上がってくる微かなメロディによって、静謐で深遠な音響が淡々と縁取られていきます。細微な変化や経過の様子は間違いなくフェチズムを擽ることでしょう。

Judee Sillをはじめ、Milton Nascimentoなど多様な音楽ジャンルからのカバーも収録。ジャズ・トリオ、Ingaのリーダーとしても知られ、サイケデリックやアウトサイダー、メディテーティヴと評される自由でユニークなサウンドを営んできたLAのサックス奏者のSam Gendelと、同地のベーシストSam Wilkesのコラボレーションよる2024年のデュオ・アルバム第3弾『The Doober』が〈Leaving Records〉からアナログ・リリース!当店ベストセラー、大成功を収めた『Music for Saxofone & Bass Guitar』(2018年)と『Music for Saxofone & Bass Guitar More Songs』(2021年)に続く3枚目がd年越しに登場!メロディーやアレンジの完成度、自由度へと焦点を当てた内容となっている本作では、楽器編成、サウンド、レパートリーの具体的なバリエーションを記録。今回はGendelがCメロディ・サックス、WilkesがフェンダーPベースを担当した内容で、選りすぐりの素材とオリジナル曲のアレンジを収めています。

Sam Gendel - Fresh Bread (2LP+DL)2021年発表の人気作が待望のリプレスです!Sam Wilkesとの『Music for Saxofone and Bass Guitar』も当店大ヒット!Ry CooderやVampire Weekend、Moses Sumneyといったビッグネームとのコラボレーションでも知られ、ジャズ・トリオ”Inga”ではリーダーとして活躍、サイケデリック〜アウトサイダー〜メディテーティヴといった多様な形容で表される自由でユニークなサウンドを営んできた第四世界インスパイアなLAの大人気サックス奏者、Sam Gendel。昨今も傑作のリリース・ラッシュで世界から巨大な注目を浴びるこの人ですが、今年度最重要のアルバムといって差し支えない〈Leaving〉からの大人気作『Fresh Bread』のヴァイナルを入荷出来ました!2012年から2020年までの間に行われたホーム・レコーディングやパフォーマンスの個人的なアーカイブからセレクトされた楽曲を実に全52曲も収録したオールジャンルのアンソロジーとしてリリース。ナンと3時間44分にも及ぶ超ボリュームです。Carlos Niño、Jamire Williamsらも参加。※スリーブ右上角に入荷時より角打ちございます、予めご了承くださいませ。

植物の音楽、つまり「歌う」植物の不思議な魅力を体験しよう。Matthewdavid主宰のもと、ビート・ミュージックからモダン・ニューエイジ、現代ジャズまでも横断してきたLAの名門レーベル〈Leaving Records〉からは、カリフォルニアのピアニスト/作曲家のNico Georis。バイオフィードバック機器を使用して、様々な植物をアナログ・シンセサイザーに接続し、そのバイオデータから奇妙で実存的に美しい音楽を生み出してきた彼の傑作シリーズの最新弾。Nicoの植物の音楽への取り組みは実に6年間に渡って継続。このプロジェクトは、自宅でリラックスできる、長編アンビエント・ミュージックの新鮮な供給源を見つけたいという単純な願望から始まり、Nicoは、70 年代に遡る、植物の電気をMIDI データに変換できるあまり知られていない技術に偶然出会った事から、観葉植物を使用して無限に進化するアンビエント・ミュージックを生成していく実験を追究してきました。人間の脳から生まれたものではない別のタイプのアンビエント・ミュージックであり、人間の思考形態を完全に超えて、緑に深く傾倒する音楽。本作では、多くの人に「ゴールデンティーチャー」として知られるシロシビンキノコから生成された音楽を披露しています。限定150部。
大友良英率いるGround Zeroが1995年に発表した、サンプリング文化と即興演奏を極限までぶつけ合ったコラージュ作品の金字塔。京劇を素材にしたハイナー・ゲッベルス&アルフレッド・ヒース「Peking-Oper」を素材として、ターンテーブル、自作ギター、雑多な音響サンプル、そして当時の気鋭メンバーによる騒然とした生演奏を、大友が切れ味鋭く編集。伝統音楽とノイズ、即興と構築が同じ強度で衝突し、数秒単位で風景が変わるめまぐるしい音世界は、コラージュとインプロがノイジーかつスリリングに混ざり合う、90年代アヴァンギャルドの象徴。針音や無音を大胆に扱うトラックもあり、後年へとつながる静寂の感覚も垣間見える。日本語・外国語の断片が飛び交い、意味と無意味が同時に立ち上がるアナーキーな編集は、当時流行した脱構築の精神そのもので、知的なパンクとしての大友良英が最も尖っていた時期の記録でもある。30年近く経った今でも時代の産物ではなく、むしろ現在にあってことより鋭く響く強度を持った名盤。
ジャップロック・サンプラーにも掲載!日本版AktualaもしくはThird Ear Band。”Nurse With Wound List”掲載でもお馴染みの国産カルト・サイケ大名盤『Debon』を残しているBrast Burnと同一のバンドである、日本版クラウトロックの秘宝=Karuna Khyalによる74年のカルト的な傑作がアナログ再発。トライバルなリズム、電子サンプル、反復、ヘヴィな民族的サウンドに重点を置いた本作は、あらゆる種類の楽器を折衷的にプレイした、催眠的かつ野生的でワイヤードな仕上がりの憑依音楽に仕上がっています。
シカゴの〈River North Recorders〉でBrian Paulsonによってプロデュースされ、1991年4月に〈Touch and Go Records〉からリリースされたSlintの2枚目にして最終作となったポスト・ハードコア/ポスト・ロックの伝説的アルバム『Spiderland』。不気味でありながらも今では象徴的な4人のメンバーの頭が水面を割っている白黒のジャケット写真は、彼らの友人Will Oldhamが撮影したもの。ポスト・ロックと呼ばれる全く新しいジャンルを生み出した、過去30年間で最も重要で影響力のあるアルバムの一角!Slintは『Spiderland』がリリースされる直前に解散し、メンバーはその後Yeah Yeah YeahsやInterpol、Tortoise、The Breedersといった名バンドでも活躍しています。


サックス、打楽器、声、そして空間そのものを素材にした、Alex Zhang Hungtai の儀式的な音響作品『Dras』。旋律やリズムの枠をほとんど捨て去り、代わりに 呼吸、身体の動き、息の震え といった生の感触がそのまま音として立ち上がる。サックスはメロディを奏でる楽器ではなく、叫びやうめきのような身体の延長として扱われ、打楽器も一定のテンポではなく動作そのもののリズムを刻む。音と静寂が交互に現れ、空間の響きが作品の一部として溶け込むことで、存在することそのものへの祈りのような集中とトランス感が生まれてくる。荒野の風景を思わせる孤独な空気と、儀式のような緊張感が同居し、聴く者を深い世界へと引き込む一枚。
