MUSIC
6097 products

シカゴから続々とアシッドなテクノ異次元を生み出すJamal Mossが、2022年のアルバム『Thanks 4 The Tracks U Lost』に続く最新45回転盤を、現行エクスペリメンタル聖地〈Modern Love〉の7インチ・シリーズからアナログ・リリース。Jamalの最高の作品のすべてに共通する熱狂とサイコセクシャルな推進力で表現された、最も噛み応えのあるアシッドで吐き出すようなホット・オイルのリズムを生み出し、PrinceとArmandoの間の点を楽々と非対称なスタイルでつなぐ"It Is My Fault, My Fault Alone"、変調されたキックと、終わりのない勢いで転がるサイケデリックなシンセに同期した熱狂的なアレンジで、プレッシャーをさらに高める”Be Fearless In The Pursuit Of What Sets Ur Soul On Fire”の2曲を収録。限定300部。
ブロークン・ビートやブレイクス、ブレイクビーツが痛快に炸裂するレフトフィールド・テクノ怪盤!〈Modern Love〉や自身らの〈DDS〉などからの傑出した作品群でも知られるマンチェスターの大人気ユニット、Demdike Stareと、名門ダンス・レーベル〈Future Times〉を主宰するMax Dの変名の一つであり、〈L.I.E.S.〉や〈The Trilogy Tapes〉からも作品を送り出していたDolo Percussionによる意外なコラボレーション作品!
上半期最上級アンビエント作品!Exael名義で〈Soda Gong〉や〈Beer On The Rug〉、〈West Mineral Ltd.〉といった各地の名所に作品を残す、Huerco S.周辺のDubient系の重要作家naemi。uonことSpecial Guest DJ主宰の大人気レーベル〈3XL〉より最新作『Dust Devil』をアナログ・リリース。UllaやBen Bondy、Pontiac Streator、Arad Acid、Perila、Shy (uon)、Huerco S.などを始めとして周辺作家が揃い踏みなだけでなく、Erika de Casierまで参加した卓越的なアンビエント美盤!※入荷時よりスリーブ角一箇所にダメージがございます。予めご了承くださいませ。

Aki Ondaプロデュース、Sakana HosomiやZAK、Riow Arai参加の豪華一枚!ツジコ・ノリコによる2003年のアルバム『From Tokyo to Naiagara』の初のアナログ盤が〈Keplar〉より登場。フランスを拠点とするツジコがまだ日本に住んでいた時に書いたアルバムであり、〈Mego〉からの創造的な2枚のアルバムに続き、アーティストのキャリアと私生活の両方にターニングポイントを齎した作品。時にはIDMやクリック&カッツ・スタイルのプロダクションにアプローチしたり、最も型破りな方法で従来の曲の構造を仕様しながらトリップホップやヒップホップのビートに取り組むなど、歌手およびミュージシャンとしての彼女の多面的な影響とスキルを披露した極めてエクスペリメンタルなアルバム!限定500部。

全ニューエイジ/アンビエント・リスナーに捧ぐ国産アンビエントの最後の秘宝の一角が初のアナログ・リイシュー!80年、札幌で元はちみつぱいの和田博巳を中心に結成されたバンド ”QUOTATIONS”にギタリストとして参加。84年水族館レーベルでデビューを飾った愛知県出身武蔵野育ちのミュージシャン/神楽・伝承音楽研究家であり、細野晴臣主宰〈daisyworld discs〉からMicaboxとして作品を送り出している大ベテラン・三上敏視。1995年には〈札幌気功研究会〉を設立し、自身も気功音楽家としてアンビエント作品を発表、奉納即興演奏グループ「細野晴臣&環太平洋モンゴロイドユニット」にも参加していた事も知られるなど、多角的に展開してきた同氏が1996年に〈Gru-Gru Records〉より発表したアルバム『気舞』の〈Night Rhythms Recordings〉からの史上初アナログ再発盤をストック!傑作『香功』のシリーズなどと同様に、元々は気功や太極拳、ヨガなどのBGMとして制作されたものであり、様々なリラックスタイムへと捧げられた、ミニマル・アンビエント/モダン・クラシカル・ニューエイジの破格の名作!

7月上旬再入荷。オリジナルは4万円越えの高値を付けた事もある鬼レア盤!太平洋岸北西部のミュージシャン、John Greekが、1979年に限定盤として発表したプライベートプレス盤12インチシングルであり、オリジナルはたった100部しかプレスされなかったとされる超絶アウトサイダーな実験的サイケ盤『I'm Hot For Your Body』がリマスタリング仕様で待望のアナログ再発!卑劣で原始的なディスコ・ブルース・サウンドに、まるで亡霊のように影の周りで渦巻くストリングス・シンセ、それらすべてをフランジャーに注ぎ込んでいく様は恐ろしく、圧巻の内容です!



プロデューサー、DJ、デザイナー、レーベルオーナーと様々な顔を持つヴィーガンことジョー・ソーナリー。2022年には70曲以上を収録したミックステープ『Don't Follow Me Because I'm Lost Too!!』を発表し、2023年にはフジロック出演も果たすなど、多岐にわたる音楽活動を続けている彼は、本作に取り組むにあたって、本人が言うところの「いくつかの標準以下の作品」、つまり日の目を見ることのないレコードを何枚か作ったことで、古いパターンから脱却する必要を感じたという。洗練されたサウンドや、広大でオープンエンドなアイデアの代わりに、不完全さを許容したことで、一つ一つの楽曲が高揚感と不気味なメランコリアの間で綱渡りするような、 非常に精巧に作り上げられた作品が誕生した。
本作『The Road To Hell Is Paved With Good Intentions』は、自由奔放な実験空間から生まれた。プロデューサー、レーベルオーナーとして、世界を飛び回っているヴィーガンは、世界各地のスタジオ、リビングルーム、ホテルの部屋などで新曲を書き上げた。 これまでで最も完成度の高い本作には、ジョン・グレイシア、マット・マルチーズ、レア・セン、ローレン・オーダー、イーサン・P・フリンら多くの気鋭アーティストが参加している。
他の作品と同様、本作のタイトルも曖昧さに満ちている。直訳すると「地獄への道は善意で舗装されている」となるこの言葉が、実際に何を意味するのかを考えたとき「正しいことをすることで、かえって問題を増やしてしまう」といったことや「良いことをしようという頭の中の考えは何の役にも立たない」といった考えがジョーの頭に浮かんだ。いずれにしても、意図と行動の間にある分裂を捉えた言葉だと彼は説明している。
今作では、トレードマークでもある独特の華やかさやBPMの変化よりも、メロディーや曲構成に重点が置かれており、それが完成度の高さにつながっているのは間違いないが、それでもヴィーガンらしい皮肉の効いたユーモアやノスタルジックな瞬間は作品全体に散りばめられ、それがヴィーガンのすべての作品に共通する多幸感とメランコリーの絶妙なバランス、そして慰めと安らぎをもたらしている。このアルバムは、長年の経験と洗練の集大成であり、まさにシーンの先頭で時代を作るアーティストのサウンドだ。
実験し続けることで、自分が求めているものを表現する方法を自分なりに作り上げてきた。僕はただ、エモーショナルな共鳴を見つけようとしているだけなんだよ。 - Vegyn

イタリアの親子デュオ、Luciano MicheliniとLorenzo Dadaによる稀に見る美しさを誇るコラボレーション作品『Lucifer』がドイツの電子音楽の聖地〈Kompakt〉よりアナログ・リリース。Jay HazeやFete、Leo Benassi、Derといった面々と仕事を共にしているテクノ・プロデューサー兼DJであり、ソロ・アルバム『Second Life』(2018)もリリースしているLorenzo Dadaと、60年代から80年代にかけて〈RCA〉で働いていたサウンドトラック作家で、 Snoop Dogg の「Crip Ya Enthusiasm」でもサンプリングされたLarry Davidのテレビ番組『Curb Your Enthusiasm』シリーズのテーマ曲「Frolic」でも知られるLuciano Micheliniという親子ユニットによる実験的アンビエント作品。エレクトロニックとアコースティック、都会と田園が融合した、美しく魅惑的な音楽の組曲であり、そのゴージャスな夜目のようなヴィジョンと優しいメランコリーは〈Kompakt〉の世界にうまく収まり、好奇心旺盛なリスナーに新しい視点を提供するものとなっています。

廃盤最終入荷です。日本が世界に誇る、今は亡きrei harakami(レイ・ハラカミ)の名作が蘇る。レイ・ハラカミが手掛けた『天然コケッコー』のサウンド・トラックが、砂原良徳によるリマスタリングを施し、遂にアナログ盤で完全限定盤にてリリース決定!!
2011年7月40歳の若さで亡くなったレイ・ハラカミのオリジナル・アルバム/企画盤の中でも根強い人気を誇る、くらもちふさこ原作の漫画を映画化した『天然コケッコー』のサウンド・トラックが、待望のレコード化が決定!!
この映画全編に渡って使用される音楽をレイ・ハラカミが提供し、今作は毎日映画コンクール音楽賞を受賞した。また、レコード化に伴い、レイ・ハラカミとも親交があった砂原良徳がマスタリングを担当した全20曲を収録。
「映画のサウンドトラックとして残されたこの20曲、トータル30分ほどのアルバムには、繰り返し聴くことに誘う魅力があります。レイ・ハラカミのオリジナル・アルバムにある音楽と似ていますが、これはもっとさり気なくそこに存在している音楽に感じられるのです。映画と共にある音楽のはずなのに、パーソナルな音楽として響きます。だからこそ、レコードで聴きたい、レコードとして存在させたいと思いました。砂原良徳さんの素晴らしいリマスタリングと共に、それを実現しました。」 (原 雅明 ringsプロデューサー)

Om UnitやMoiré、John Fruscianteなどのリリースも知られるベルリンの先鋭的レーベル〈Acid Test〉から新物件!ウィーンのTin ManことJohannes Auvinenとイタリア地下テクノ・マエストロ、Donato DozzyによるコラボEP作品『Acid Test 09』が10周年記念盤『Acid Test 09.1』として追加楽曲を搭載して久々の再プレス!アシッド・ノマドのTin Man VS テクノ・ドリーム・ウィーバーDonato Dozzyのタッグによる、ディープなアシッドとダビーでブリーピーなオリジナルのトラック3曲収録に加え、”Test 3”の新規ボーカルミックスを加えた特別な10周年記念エディション。名匠Rashad Beckerの手による〈Clunk〉でのマスタリング仕様。

インダストリアル伝説Coilにも参加した経歴を持つスコットランド出身/ニューヨーク拠点のエレクトロニック・ミュージックの先駆者、Psychic TVのDrew McDowallによる7枚目のソロアルバムにして、2024年度最新作『A Thread, Silvered and Trembling』が〈Dais Records〉から堂々アナウンス!同氏の長年の関心事であったピブロッシュ・バグパイプ・スタイルの独特なサウンドを追求した本作は、それらの音素材を電子変容させ、より幅広いエレクトロアコースティックのパッチワークへと落とし込んだ秀逸タイトル。
〈Echovolt Records〉主宰のIlias Pitsiosと〈Music From Memory〉のTako Reyengaが運営していたニューエイジ系の名門再発レーベル〈Into The Light Records〉からもコンピレーション作品が組まれていたギリシャの作曲家であり、1989年に自身が創立した〈Utopia〉レーベルでは、Tomasz StańkoやIskraといったオブスキュアな面々による作品を送り出していたVangelis Katsoulisが1986年に同国の〈Praxis〉から発表した2枚目のアルバム『Minimal Suite - Double Image』の新品デッドストックを奇跡的に入荷出来ました!”Minimal Suite”と”Double Image”という珠玉の霊性ミニマル・ニューエイジ長編2作品を収録したアルバム。Franco NanniやDitto、Cabaret Du Ciel、Vito Ricci辺りのラインが好きな人には絶対オススメな極上のオブスキュア・ニューエイジ盤です!


フィンランドのアンダーグラウンド・シーンを代表する名門レーベル〈Sahko Recordings〉からは、その大主役であるPanasonicによるトラックのZoviet France & Muslimgauzeによるリミックスを搭載したEP作品。タルコフスキー映画のサウンドトラックの亡霊の様なプリミティヴなインダストリアル/ミニマル・テクノなZoviet France側のA面、アラビック&ダブに襲撃を繰り返すレフトフィールドなMuslimgauze側のB面共にカルトな内容の素晴らしい仕上がりです!!!



Zenker Brothers主宰の先鋭的ダンスレーベル〈Ilian Tape〉からのEPに続いて、ブリストルの現行エクスペリメンタル/レフトフィールド・シーンを代表する名アクトBatuが率いる〈Timedance〉からLauren Bush aka re:niが最新EPを発表!曲がりくねった魅惑的なグルーヴの世界に飛び込もう。ダビーな蒸気のアトモスフィアと亡霊の如しサブリミナルな音声が入り乱れ、重量感抜群のインダストリアルなドラムワークが不気味なダブワイズと共に炸裂する、サイバーデリックで強力なUKテクノ盤!

もうすぐTammo Hesselinkも新作を出すようで個人的にも楽しみな英国・グラスゴー拠点の先鋭的ダンス・レーベル〈Redstone Press〉がレーベルのショーケース的コンピレーション・アルバム『Feeling Everything, All At Once』をアナログ・リリース。急降下するベースラインとミニマルで強靭なリズムが交差するDansaのポストクラブ尖鋭トラック”Bog”、ざらざらとした質感のヘヴィなキックと異次元空間で唸るベース音がポリリズミックに交差していくHenry Greenleafによる破格のインダストリアル・テクノ"Why Not"など、クラブ向けのトラックのコレクションとしてだけでなく、より受動的なリスニングに適したレフトフィールドな長編作品としても秀逸な楽曲群を全14曲収録。
