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Psychic TVやThrobbing Gristleでの活動も知られるPeter 'Sleazy' ChristophersonとJohn Balanceが率いたカルト・インダストリアル/エレクトロニック・ユニット、Coil。そのメンバーDrew McDowallが単独で録音した粗いデモ・テープを、バンドメイトのJohn BalanceとPeter Christophersonが完成させた、最小限のポスト・プロダクションで録音された4編のドローンを収めた傑作『Time Machines』が〈Dais Records〉よりアナログ再発。チベットやその他の宗教の儀式音楽からインスピレーションされ、音楽に没入して瞑想したり、トランス状態になることを目的とした、まさに時間を溶かすような深遠で幻覚的な長編ドローンの史上に残る傑作アルバム。
Psychic TVやThrobbing Gristleでの活動も知られるPeter 'Sleazy' ChristophersonとJohn Balanceが率いたカルト・インダストリアル/エレクトロニック・ユニット、Coil。そのメンバーDrew McDowallが単独で録音した粗いデモ・テープを、バンドメイトのJohn BalanceとPeter Christophersonが完成させた、最小限のポスト・プロダクションで録音された4編のドローンを収めた傑作『Time Machines』が〈Dais Records〉よりアナログ再発。チベットやその他の宗教の儀式音楽からインスピレーションされ、音楽に没入して瞑想したり、トランス状態になることを目的とした、まさに時間を溶かすような深遠で幻覚的な長編ドローンの史上に残る傑作アルバム。
オリジナルは現在高値で取引されているキャリア屈指の人気盤、お見逃しなく!Psychic TVやThrobbing Gristleでの活動も知られるPeter ChristophersonとJohn Balanceが率いたカルト・インダストリアル/エレクトロニック・ユニット、Coilが99年にリリースした傑作「MUSICK TO PLAY IN THE DARK」がリイシュー!アンビエントやグリッチ、ミニマリズム、コスミッシェ・ムジークに影響を受けた「月面音楽」と呼ばれるスタイルを純粋に表現した2枚のアルバムのうちの1枚。不穏な雰囲気を存分に醸したオルガン・ドローン・サウンドに、冷ややかなストリングスやピアノ、呪術的なポエトリーやバッキング・ボーカルなどを散りばめたエクスペリメンタル・アンビエント/モダン・クラシカル傑作!
当店お馴染みの〈Numero〉から超強力物件!10年代初頭~中盤の地下カセット/ローファイ・エクスペリメンタル/ヒプナゴジック・ポップ界隈からCHICKLETTEやR U REALの姿が頭をよぎります...ミレニアル世代に捧ぐ、超スイートなスリープオーバーコア。2000年代初頭に、ジェシカ、エイデン、ジャネット、メアリーの4人娘が結成した、知られざるプレティーン・ポップ・グループ、X-Cetraによる幻の自主盤作品であり、2000年にCDrとして残されたオリジナルは入手不可能とも思われる傑作『Stardust』が『Summer 2000』と改題して奇跡のアナログ再発!まるで、ゼロ年代に迷い込んだThe Shaggsのような、アウトサイダーで狂った音源。自宅で焼いたCDrに詰め込まれたヘロイン中毒気味のトリップホップからR&B、ユーロファンク、幼き日の失恋の体験までもが練り込まれた、前代未聞で無比のカルト・キッズ・ミュージック超名作にして、プロト・ヒプナゴジック・ポップとも言うべき一枚です。
この狂った世界の中で安らぎを見つけたい人に捧ぐ。〈Business Casual〉や〈Glossy Mistakes〉などから作品をリリースし、孤高のアンビエント・ジャズ/ダウンテンポ・サウンドを展開してきたニューヨーク出身LA拠点のプロデューサー/ミュージシャン、Danny Scott Lane。『Home Decor』や『Shower』といった傑作を手掛けた才能による、スムーズなアンビエント・ジャズの名作『Caput』が初アナログ化。元々は2021年に〈Schematic Music Company〉からカセットのみでリリースされた作品。「都市からインスパイアされた砂漠の音楽」をテーマとした、暖かで静かなシンセ・サウンドとミニマルで心地よいグルーヴによる、珠玉のサウンドトラック。
Y2Kリキッド・ドラムンベースを牽引する、昨今大人気の英国のプロデューサー/DJことPizza Hotlineとスウェーデンのエレクトロニック/シンセサイザー界のアイコンである、シンセウェイヴの創始者の1人Mitch Murderによる、他に類を見ないコラボレーション・リリースが〈WRWTFWW Records〉より登場!『WipEout』のビデオ・ゲームシリーズにインスパイアされた、エネルギッシュなスプリット・アルバム!夢のような雰囲気のBPMの速いジャングル・サウンド、雷鳴のようなブレイク、リキッド・ドラム&ベースの6つのメガ・トラックによるカラフルなターボ・アドベンチャーの豪華なサウンドトラックとなったカラフルなターボ・アドベンチャー作品!90年代~Y2Kビデオゲーム、LTJ Bukem、Peshay、寺田創一、そして Mitch & Pizza の以前の作品のファンにとってまさにパラダイスのような内容。
遂に出たーーー!!!!前人未踏の絶景。越智義朗やdip in the poolの甲田益也子とも共演、細野晴臣も「彼女の声にはシャーマンが住んでいる」と絶賛。サウンドドラッグからポエトリー、ニューエイジ、第四世界/深海系アンビエント、テクノに至るまで、数々のカタログを残すパルスの魔術師にして〈EM Records〉もコンピを2作品も編纂していたヘンリー川原作品への参加でも知られる人物。一昨年末には〈Organic Music〉のフィジカルストアで関連イベントも開催、デッドストックも出回りマニアの間で話題を呼んでいた孤高の女性音楽家=宝達奈巳。数々の奇怪な企画盤で知られる、波音宏祐氏主宰のカルトレーベル〈Green Energy〉から1994年にCDオンリーで発表された幻の2ndセルフタイトル・アルバムが、アメリカの〈Forest Jams〉から30年越しに初アナログ化!今回のリリースに際して『Ultra-Hyper Cosmic Voice』と改題し、ジャケットも新装、新規マスタリング仕様で、宝達奈巳の特異で唯一無二なエクスペリメンタル/アンビエント・テクノの世界が堪能できる一枚。特にA2”【へび】Like A Snake”は激ヤバです。
高田みどりにColored Music、芦川聡、川井憲次などによる数々の日本のオブスキュア・ミュージックを見事に「再発見」し、新しい世代の聴衆へと提示してきたスイスの大名門レーベル〈WRWTFWW Records〉からまたしても新たな一枚が登場。TikTokまで経由して世界的な再評価の真っ只中にある日本のアンビエント/サントラ作家・日向敏文の弟であり、2度にも渡りグラミー賞にノミネートされた著名音楽プロデューサー、そして、88年のニューエイジ傑作『Tarzanland』でも知られる日向大介、細野さんと共にFriends Of Earthを結成した日本のミュージシャンにして、唯一作『A-Key』が〈Studio Mule〉から2022年度初LP化再発された野中英紀ら豪華面々による、80年代国産アンビエント最高峰のグループ、Interior。当初、4人組だった彼らが日向と野中のデュオに移行してから残した未発表音源『時の彫刻 (アポカリプス)』がアナログ・リリース!環境芸術家NILS-UDOが1987年に手掛けた日本限定のレーザーディスク作品に捧げられた未発表のサウンドトラック。穏やかな自然音、儀式的なシンセサウンド、瞑想的な雰囲気、そして暗い領域へのアプローチが見事に融合した、全4部作のサウンドスケープ。環境音楽の名作である、高田みどりの『鏡の向こう側』や吉村弘の『Green』に通じるものがあり、日本の環境音楽/アンビエント界の隠れた名作のひとつです。
未体験の方はこの機会にぜひ!「音楽の捉え方を完全に変えてしまう魅惑的な日本のアンビエントテクノの傑作」(Electronic Beats)〈Syzygy Records〉や〈Transonic〉〈Frogman〉などと並ぶ日本の最初期の伝説的なテクノ・ミュージック・レーベルこと〈Sublime Records〉から発表された"SUSUMU YOKOTA"名義としてのデビュー・アルバム『Acid Mt FUJI』が30周年エディションとして3LPアナログ・リイシュー!2016年に国内でCD再発された際に初めて収録された未発表曲もこの度LP音源化!今は亡き日本のエレクトロニック・ミュージックのパイオニアによるジャパニーズ・アシッド/アンビエント・テクノの古典的大名作。日本のテクノを紐解いた画期的コンピ『Japan Vibration』の編纂でも注目を浴びるAlex From Tokyoによる貴重なドキュメントを収めた豪華ライナーノーツが付属。最新のマスタリング&カッティング仕様。
〈Musicmine〉と、同社が設立したジャパニーズ・テクノ名門レーベル〈Sublime Records〉の設立30年を記念して、テクノ界の最も注目すべきアーティストの頂点に君臨しているといっても過言ではないレジェンド、Ken Ishiiの94年のアルバム『Reference to Difference』がアナログ再発!アーティスト個人にとって、そして、日本のエレクトロニック・ミュージック全般にとってゲームチェンジャーとなった作品でありながら過小評価されていた、〈Transonic〉復活の今、再発見されるに相応しい逸品。リマスタリング仕様での初となるアナログ・プレス。豪華ライナーノーツが付属。
Mika Vainio (Pan Sonic)と並ぶフィンランド電子音楽界の英傑、Vladislav Delay。ダブ・テクノ始祖〈Basic Channel〉のサブ・レーベルとして、数々の名作を世界に送り出してきた聖地、〈Chain Reaction〉から2000年に発表した大傑作が、実に20年の時を超え、リマスター仕様でヴァイナル・リイシュー!95年に創立され、MonolakeやShinichi Atobe、Porter Ricksといった数々の名作家を輩出した〈Chain Reaction〉から00年にCDで発表、廃盤状態だった一枚が待望の復刻!当時、全盛期を迎え始めていたエレクトロニカからBasic Channel直系のダブ・テクノ、アンビエントまでもが神々しく溶け合い、果てしなくディープで深遠なゾーンを演出。今なお世界中のテクノ・リスナーたちを魅了しつづける奇跡の一枚です。Rashad Beckerによるリマスタリング。Kassian Troyerの手によって〈Dubplates & Mastering〉にてヴァイナル・カット。
大推薦!90年代、ニューヨークのトランスセクシュアル系クラブで活躍し、現在日本を拠点に活動しながら世界中を飛び回り、ハウス・ミュージックを切り口にアーティスティックな音楽展開を続けるカリスマDJ、Terre ThaemlitzがDJ Sprinklesとして発表したデビュー・フル・アルバムであり、オリジナルは高値で取引されている人気作『Midtown 120 Blues』が自身によるカスタム・パッケージで〈Comatonse Recordings〉から再リリース!RAこと〈Resident Adviser〉にも2009年の年間ベスト・アルバムに選出されたディープ・ハウスのマスターピースが待望の復刻。ニューヨーク・ハウスがリバイバルし、それらのユートピア的なフィクションを構築されていく一方で、ハウス・ミュージックの奥深くへと到達した傑作。空っぽのミッドタウンのダンス・フロアのリズムが、トランスジェンダーのセックスワーク、ブラックマーケットのホルモン、ドラッグ&アルコール中毒、人種差別、ジェンダー&セクシュアルクライシス、失業、検閲の困難さと共鳴していく様を眺めているような珠玉のディープ・ハウス・アルバム。両面インサート(100mm x 100mm)や新聞紙ポスター・インサート(472mm x 472mm)がヴァイナル・ポーチに付属。
視聴-Midtown 120 Intro・ミッドタウン120イントロ
視聴-Midtown 120 Blues・ミッドタウン120ブルース
視聴-Reverse Rotation・後戻り
視聴-Grand Central, Pt. II (72 hrs. by Rail from Missouri)・グランドセントラル駅 パート2(列車でミズーリ州から72時間)
視聴-comatonse.000 comatonse.000.r3(Excerpt 1)
視聴-comatonse.000 comatonse.000.r3(Excerpt 2)
視聴-comatonse.000 comatonse.000.r3(Excerpt 3)
視聴-comatonse.000 comatonse.000.r3(Excerpt 4)
視聴-comatonse.000 comatonse.000.r3(Excerpt 5)
視聴-comatonse.000 comatonse.000.r3(Excerpt 6)
視聴-comatonse.000 comatonse.000.r3(Excerpt 7)
視聴-comatonse.000 comatonse.000.r3(Excerpt 8)
1995年から2017年にかけて制作されたテーリ・テムリッツの最高のエレクトロアコースティック・アンビエントおよびコンピューターミュージック作品29曲をコンパイルした2枚組CD。このリリースでのみ入手可能な特別編集曲も多数含まれています。これらのトラックの大半は、何年もの間物理的に絶版となっていました。元々は、Mille Plateaux、Daisyworld Discs (YMOの細野晴臣のプライベートレーベル)、Instinct Ambient、Caipirinha Productions、そしてもちろんテムリッツ自身のComatonse Recordingsなど、さまざまなレーベルからリリースされていました。最初のディスク「Snowflakes」は、より伝統的なアンビエント、あるいは「きれい」なトラックに焦点を当てています。2枚目のディスク「Dog Whistles」は、性別や性的多様性のテーマにもっと明らかに関連する、混沌としたサンプルやサウンドの配列をフィーチャーしたトラックをコンパイルしています。
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disc 1: snowflakes
1. Means From an End I: Means from an End (10:25) 1998
2. Entre l'Action et le Deuil.001 (2:13) 2000
3. Resistance to Change III: Resignation (3:16) 1998
4. Resistance to Change IV: Tranformative Nostalgia (3:07) 1998
5. Residual Expectation [Edit] (6:33) 1997
6. Agnostiko sa Dabaw [Edit] (5:55) 2012
7. Rambles (Down in the Park) [Edit] (8:17) 1999
8. Canto I: Rosary Novena for Gender Transitioning (Alt. Ver.) [Edit] (17:29) 2012
9. Means From an End VI: End to a Means (8:15) 1998
10. The Dream Will Carry Me [Edit] (1:15) 2000
11. Homeward.004 [Edit] (6:20) 2000
12. A Quiet of Intimacy Mirrors Distance [Edit] (5:22) 2000
disc 2: dog whistles
1. Means From an End IV: Means to a Means (7:37) 1998
2. One (Strength in Numbers) (3:45) 1999
3. There Was a Girl/There Was a Boy.INTERSEX (5:38) 2000
4. What is Between is Missing (7:35) 1998
5. Genrecide (I Wish Tricky'd Die Any Way I Hope) [Edit] (5:20) 1999
6. Cycles [Edit] (3:55) 1995
7. Names Have Been Changed [Edit] (6:55) 2017
8. Little Girls Couldn't Murder Anyone [Edit] (5:35) 2007
9. Admit It's Killing You (And Leave) [Edit] (3:08) 2017
10. Taking Stock in Our Pride (2:47) 1999
11. There Was a Girl/There Was a Boy.WENDY (2:05) 2000
12. Trans Am (Transgendered American) [Edit] (3:24) 1997
13. She Maybe May Be... [Edit] (4:03) 1999
14. D.C. D.O.A. (1:10) 1997
15. Facilitator [Edit] (5:13) 1997
16. Between Empathy And Sympathy Is TIme (Apartheid) [Edit] (4:32) 2003
17. Schizophonalysis (5:34) 2000
Meditationsでもベストセラーだった『Long Trax』や、Celer名義での多数のアンビエント作品も大いに知られる、東京在住のWill Longによる、シカゴ・アシッド・ハウス黄金期の珠玉のトラック群を想起させる最新2枚組アルバム『Acid Trax』が、Terre Thaemlitz主宰の〈Comatonse Recordings〉より登場。近年、イギリスやヨーロッパで復権するアシッド・ハウス。そのほとんどが誇張され、過剰にプロデュースされたテクノ・レイヴ・スタイルのものであるのに対して、Will Longは、テンポを落とし、クラシックなハウスの雰囲気を齎しつつ、リズム・コンポーザーのパーカッションと303ベースラインのシンプルなセットアップで基本に立ち返ることで応答。DJ Sprinklesもゲスト・コラボレーターとして参加し、"Acid Trax S"のパーカッション・エディットと、"Acid Trax N"及び"Acid Trax B"のリミックスを手掛け、この作品をより奥深いものとしています。ポスター付属の2枚組CD仕様。
視聴-Acid Trax N (All Alkalis are Bases but All Bases are not Alkalis) remix by DJ Sprinkles
視聴-Acid Trax B (Acid Dog) remix by DJ Sprinkles
視聴-Acid Trax A
視聴-Acid Trax H
視聴-Acid Trax S (w/DJ Sprinkles)
Meditationsベストセラー!有機的なアンビエンスと、深遠でクラシカルなハウスとの邂逅。Larry Heardの世界観にも通じる普遍的内容で、ハウスがアートであり崇高なメッセージであることを、無言で語りかけてくるようなディープでラディカルな傑作です。PVCスリーブに、折り畳まれたポスターが付属。
凄いのが出ます!合成音、インスタレーション、パフォーマンスを通じて感覚知覚や聴衆の聴覚体験を探求するドイツの実験的サウンド・アーティストであり、Aphex TwinやRussell Haswell、Mark Leckey、刀根康尚といったアーティストともコラボレーションを行ってきたHeckerことFlorian Hecker。〈Mego / Editions Mego〉や〈Rephlex〉、〈PAN〉、〈Presto!?〉といった各地の先鋭レーベルに傑出した作品を残してきた同氏による、2017年の13チャンネル・インスタレーションでの高い達成を収めた10枚組CD BOXセット『Resynthese FAVN』が登場!版元は、Catherine Christer Hennix、鈴木昭男、小杉武久、高柳昌行、Graham Lambkin作品など、数々の前衛的作品を手掛けるブルックリンの〈Blank Forms Editions〉。元々は、オーストリアの首都ウィーンの美術センター〈クンストハレ・ウィーン〉での展覧会『Halluzination, Perspektive, Synthese』にて展示されたもので、本作には、2016年のプロジェクト『FAVN』で初めて発表されたアイデアを発展させた10作品が収録されています。名匠Rashad Beckerによるマスタリング仕様。
オブスキュアな電子音楽を発信し続ける名レーベルUnseen Worldより渾身の発掘音源。Morton Subotnickに学び、中京大学にて教授を務めるアメリカ人作曲家、サンプリング~カットアップ・コラージュの名手Carl Stoneの初期音源集が登場。本作は、70-80年代からの6つの未発表曲と、92年にNew Albionより発表された作品「Mom’s」より抜粋の”Shing Kee" の7曲による構成。矢野顕子が歌うシューベルトの”菩提樹”をサンプリングした"Shing Kee”(1986)は持続音に対する大いなるアンビエンスの美意識が感じられ、Seth GrahamやKara-Lis Coverdaleもビックリ仰天の時代性を超越した立体電子音響、“Shibucho”(1984)や“Dong Il Jang”(1982)もサンプリングの手法にカットアップが試みられた意欲作。マスタリングは我らがRashad Beckerが担当。溶解する現代建築の如く異形のサウンドスケープを遺憾なく発揮したアヴァンギャルド・エレクトロニクス大作。今聴いても全く古びる感触がありません。DJのネタからニューエイジ~アンビエント・ドローン好きの方まで幅広くお薦めです。ゲートフォールド仕様&ブックレット&DLコード限定のトラックも付属。
Pitaの生前に〈Editions Mego〉が〈INA-GRM〉と共に立ち上げた先鋭レーベルであり、現在は〈Shelter Press〉がその運営を引き継いでいる〈Portraits GRM〉より最新スプリット・アルバムが登場。実験的レーベル〈Archaic Vaults〉主催者で、〈PAN〉の傑作アンビエント・コンピ『MONO NO AWARE』への参加や〈Modern Love〉からの傑作ソロ・アルバムでも知られるロンドン出身の中国系マレーシア人プロデューサー、Flora Yin-Wongと、〈IRCAM〉で音楽アシスタントを務め、MAX / MSPのプログラムを開発しただけでなく、〈Room40〉や〈12k〉からも作品をリリースしているパリ在住のサウンド・デザイナーSebastien Rouxによる作品をそれぞれ収録。
アンダーグラウンド・アートの分野で最も輝かしい新進気鋭のスターの一人であり、〈PC Music〉や〈NTS Radio〉とも定期的にコラボレーションしてきたノースカロライナ州ダーハム出身のDJ/プロデューサー、GRRLと、グラミー賞ノミネートでも知られるエレクトロニック・ポップ・デュオ、Sylvan EssoのNick Sanborn (Made of Oak)によるコラボレーション作品『Hardcore』が、Sylvan Essoの面々が主宰する〈Psychic Hotline〉より登場!ノースカロライナの地下室での DJ セット中に初めて火がついた相性バツグンのデュオによる2022年のEP『Inertia』に続くコラボ新作。お互いのクラブ・カルチャーへの深い愛情を溶け合わせ、心を揺さぶるハイエナジーなダンス・ミュージックを作り上げています。
「たとえば、みんな車のなかで聴いたり家で聴いたりすると思うけれど、より良い音でより良いテクスチャーでその音を体験できる時代がいまはある。それがニューエイジだと、私は思っているよ。」Brian Enoや細野晴臣とのコラボレーションでも知られるニューエイジ・ミュージックを代表する偉才、Laraajiの1978年デビュー作品『Celestial Vibration』からの選りすぐりの楽曲と当時のスタジオセッション6曲を収録した編集盤が〈Numero Group〉からアナログ・リリース。発見と驚きに満ちた『Glimpses of Infinity』は、ニューエイジで最も伝説的なアーティストの奇跡の年代記。完売した2023年の4xLPボックスセットの凝縮版となります。ニューエイジ・リバイバルにひらかれた全ての音楽好きの方へと手放しでレコメンドしたい一枚です!