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ブラジルを代表するシンガーソングライターであり、ブラジリアン・ソウルの帝王でもあるJorge Benの73年リリース10枚目のアルバム『10 Anos Depois』が<FUTURE SHOCK>より再発。彼のキャリアにおける最初の10年間の人気曲をメドレーとして再録音したコレクション!多くのアーティストにカヴァーされている名曲「Chove Chuva」でアルバムは始まり、「MAS QUE NADA」「ZAZUEIRA」「TAJ MAHAL」「PAIS TROPICAL」「FIO MARAVILHA」などおなじみの曲が、アップデート・バージョンとして収録されている。これらの曲はJorge Benの手によって再録音され、メドレー仕立てで完璧に繋ぎ合わされておりナイスなブラジリアングルーヴにどっぷり浸れて最高!
ブラジル・リオ生まれ、2002年生まれの新世代プロデューサーDJ Ramon Sucessoが、世界的ブレイクのきっかけとなった『Sexta dos Crias』の続編となる『Sexta dos Crias 2.0』をリリース。本作はバイレ・ファンキのエネルギーをさらに過激に推し進めた全2曲、34 分の長尺ミックス作品。A 面「Rompendo o Espaço-Tempo」、B 面「Distorcendo o Universo」は、どちらも16分超のシームレスな展開で、断片化したサンプル、歪んだボーカル、Tresillo系のビートが衝突し続ける、まさに未来志向・低レイテンシーのサウンド。TikTokでのバイラル感覚とクラブの身体性が一点で衝突する、バイレ・ファンキの最前線。マスタリングはDubplates & MasteringのKassian Troyerが担当。バイレ・ファンキ、ベース・ミュージックの可能性を拡張し続ける異才の重要作。

トロピカリア黄金期の中心にいたGal Costaが、1969年にリリースした歴史的名盤『Gal Costa』。Caetano Veloso、Gilberto Gil、Jorge Benらが楽曲提供し、アレンジはトロピカリアの頭脳Rogério Dupratが担当。ロック、サイケデリア、サンバ、ボサノヴァが大胆に混ざり合う、ブラジル音楽史でも最も革新的な1枚。ロックのエッジとトロピカリア特有のカラフルなアレンジが混ざり合い、当時のブラジルの混沌と創造性をそのまま音にしたような鮮烈なサウンドが魅力的。Galのヴォーカルは時に挑発的で、時に官能的に自由奔放に暴れまわる。MPB、トロピカリアのクラシックとしてはもちろん、サイケ、ワールド、ロックのリスナーにもアピールできる普遍的な名盤。

ブラジル出身の名ギタリストFabiano Do Nascimentoと、トロンボーン奏者Vittor Santos率いる16人編成オーケストラによるアルバム『Vila』。リオのスタジオで録音された本作は、Fabianoの指弾きによる繊細なフレーズと、オーケストラの豊かな響きが溶け合うシネマティックなブラジリアン・ジャズ。Fabianoのギターは常に語り手として中心にあり、オーケストラと対話するように旋律を紡いでいく。サンバ・ジャズ、ショーロ、ボサノヴァの伝統を軸にしながら、スケール感と情景を想像させるようなムードに満ちた、現代ブラジル音楽の洗練と、伝統の深みが見事に融合した上質な一枚。
Nara Leão、Edu Lobo、Tamba Trioというブラジルのボサノヴァを代表する面々が大々的にコラボレーションし、1965年に〈Philips Brazil〉からリリースしたアルバム『5 Na Bossa』がアナログ再発!サンパウロの〈Paramount Theater〉でライブ録音された伝説的なセット!Nara の柔らかな声、Edu の激しいギター・プレイ、Tambaのスウィングするボーカルが融合した魔法のようなアルバム。"Reza"や"Zambi"などのクラシック曲をフィーチャーした、ラテン・ジャズの伝統を愛するファン必携の一枚。

エルメート・パスコアルのバックバンドも務めていた、ブラジルのアヴァンギャルド・ジャズ〜フュージョン・グループ、Grupo Umが1977年に残した、実験精神とリズムの狂気が渦巻くデビュー作『Nineteen Seventy Seven』。MPBやサンバの文脈とはまったく異なる、フリージャズ、電子音楽の萌芽、ミニマル・ミュージック、ブラジル固有のポリリズムが混ざり合ったブラジルのアンダーグラウンドを象徴するアルバムで、軍事政権下の抑圧と、そこから生まれる反骨精神とサンパウロのアートシーンの混沌が生んだ、狂気と知性が同居する実験的ジャズの名盤。サンバやボサノヴァとはまったく違う、もうひとつのブラジル音楽。

Dieter Schnebelに師事したブラジルの現代音楽家であり、1980年代後半からベルリンで活動、同郷のSilvia Ocougneとともに、90年代のArnold DreyblattのOrchestra of Excited Stringsで演奏していたChico Melloと、アルト・サックス奏者Helinho Brandãoによる1984年のセルフ・タイトル作品が、Oren Ambarchi主宰の豪州の前衛レーベル〈Black Truffle〉よりアナログ・リイシュー。〈Edition Wandelweiser〉の初期の、かなり異例のリリース『musica brasileira de(s)composta』にて、MPBの名曲の急進的で陽気な解体をプロデュースしていたChico Melloが、渡欧前に残した唯一の録音作。ソロ・サックスの即興演奏から、ミニマリズム、アコースティック・サウンド・アート、そしてEdu LoboやMilton Nascimentoを彷彿とさせる哀愁漂うメロディックな感性を結びつける、緻密にレイヤーされたアンサンブル作品まで多岐にわたる全6曲を収録。
Xavisphone によるブラジル音楽の温度感と実験的エレクトロニクスが独自に溶け合ったユニークなアルバム『balança e paixão』。本作では、lo-fi エレクトロニクスの質感、どこかサンバやMPBの影を感じさせる柔らかなリズムに、ざらついた電子音やシンプルなドラムマシンが寄り添い、部屋の中でひっそりと紡がれたような親密さを生み出している。素朴で近い距離感のボーカル、温かいシンセ、日常の風景がにじむような録音の手触り。ミニマルで実験的な構造でありながら、メロディはどこか切なく、自然と心と身体が揺れるような軽やかさを持つ。ブラジルの空気を抽象化したような、穏やかで、心に余韻の残る、日常の隙間にそっと寄り添うような作品。
アフロ・ブラジル文化、特にカンドンブレの音楽的要素をポピュラー音楽に取り入れたことで知られるブラジル・バイーア州出身のヴォーカル・トリオ Os Tincoãs。彼らの精神性と音楽性が最も美しく結晶した1975年リリースの名盤『O Africanto dos Tincoãs』本作では、カンドンブレの詠唱や伝統的なパーカッションが静かに脈打ち、三声のハーモニーが祈りのように空間を満たしていく。宗教音楽の厳かさと、ブラジル音楽の温かさが自然に溶け合い、アフリカの記憶が現代へと息づくような深いスピリチュアル性を帯びている。バイーアの海風、土の匂い、儀式の静けさ、そのすべてが音の中に息づいており、派手さはないのに、聴くほどに心の奥へ染み込んでくる唯一無二のアフロ・ブラジル音楽の金字塔。
ブラジルのボサノヴァ歌手、ギタリスト、作曲家であり、ボサノヴァムーブメントの一員として名声を上げたEdu Loboが、1973年に発表したセルフ・タイトル・アルバムが〈Audio Clarity〉よりアナログ・リイシュー。ジャズの影響を受けた一般的なメインストリームのボサノヴァ・サウンドになりつつあったものを超えて、ポスト・ボサノヴァ・サウンドの頂点を示した重要作品!
ナンとArthur Verocaiがアレンジを担当(!!)ブラジルのトロピカリア・ムーブメントの代表格であり、サンバ・ロックとして知られるユニークなサウンドを開拓したボサノヴァの巨匠シンガーソングライター、Jorge Benの1971年のアルバムのリイシュー盤。
ブラジルのスーパースター、Milton Nascimentoと同年に制作したアルバム『Clube da Esquina』を彷彿とさせるLô Borgesの1972年のセルフ・タイトル・ソロ・デビュー作が〈Audio Clarity〉より2023年度アナログ・リイシュー。ナシメントに与えたその影響の強さを物語る、質感豊かで夢の様な一枚!時に切迫感があり、そして、奇妙であり、ナシメントとの作品を聴いた後にボルヘスに期待するような幻想的で複雑なギター演奏に満ちたサイケデリック・ブラジリアンな珠玉の傑作に仕上げられています。
A Bolhaが1971年にリリースした激レア、ブラジリアン・サイケ・7インチシングルが〈Ancient Grease Records〉よりまさかの再発。『Sem Nada』は、バンドが最もヘヴィでトリッピーな時期に制作された代表作で、サイケデリックなギターリフと幻想的な展開が、ブラジル産プログレ/サイケの魅力を凝縮している。ブラジル国内でも入手困難な幻の一枚が現代に!

(数量限定/日本語帯付/対訳解説書封入)1988年に設立され、デヴィッド・バーンがいち音楽ファンとして「自分の好きなものを友達に紹介したい。」という本質的な衝動から始動、国もジャンルも飛び越えて世界の様々な音楽を紹介してきたレーベル〈Luaka Bop〉。
近年ではフローティング・ポインツと故ファラオ・サンダースの共作の発売でも大きな話題を呼ぶなど、常に刺激的なリリースを続けてきた〈Luaka Bop〉より、レーベル1作目として1989年に発売された名作『Brazil Classics 1 - Beleza Tropical』が日本語帯付きLPで発売決定。
本作はデヴィッドのお気に入りであるブラジル・アーティストの楽曲を集め、自身でコンパイルしてリリースされた。60年代ブラジルのトロピカリズム世代(カエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジル、ミルトン・ナシメント、ジョルジ・ベン...など)の錚々たるアーティストの音源を網羅し、ライナーノーツではデヴィッド・バーンに加え、アート・リンゼイがコメントを残している。新装・日本語帯付で発売となる本作では、オリジナルライナーノーツの対訳付。ブラジル音楽の入門編にして永遠に色褪せない傑作コンピ!!

シカゴを拠点に活動するギタリストのMatt Goldと、トランペット奏者・プロデューサーのWill Millerの二人によるコラボ作『Horizon』が〈INTERNATIONAL ANTHEM〉より登場!穏やかな湖畔の午後のような、陽光に包まれた美しく深い音世界を描き出すような音楽で、60〜70年代のブラジル音楽への共通の愛情を出発点に、アコースティックギターを中心に据えたセッションから始まり、やがてシンセや弦、管楽器を交えた豊かなオーケストレーションへと拡張していく。柔らかくも緻密に編み上げられたサウンドは、アンビエント、ジャズ、クラシカル、フォークが自然に溶け合い、叙情と実験精神が絶妙なバランスで共存している。沈黙や静寂を音楽に取り込むように音の余韻や間を大事にして、感情を繊細に伝える感性、温かく開けた音の中に、儚さや距離感が滲んでいるようなメランコリア。ブラジル音楽を「素材」ではなく「精神性」として捉え、現代のシカゴの音響感覚で翻訳し直したような作品で、ブラジル音楽への地続きのオマージュであり、静かで深い共鳴が感じられる。夕暮れの水面に差し込む光がゆらめく、一瞬のきらめきを留めようとするような美しくも儚い音楽。2
これは一度浴びましょう。Behold!! ブラジル音楽が誇る大巨匠、カエターノ・ヴェローゾ。69年にオリジナル・リリースされた通称「ホワイト・アルバム」こと「イレーネ」、ソロ名義では2枚目となるスタジオ・アルバム。軍事政権の政権批判を行なったとして理由も明らかにされないままに逮捕・拘置されてしまったヴェローゾと盟友のジルベルト・ジル。イギリス・ロンドンへと亡命する直前に残し、自身のメッセージとして世界へと発信することとなった記念碑的アルバム。異様に陰鬱なムードの中で孤高のトロピカリア&サイケデリアを余すところなく炸裂させたマスターピース!限定500部クリア・ヴァイナル仕様。

Fleet Foxes、David Byrne、坂本慎太郎といった面々との仕事も知られる、グラミー賞にノミネートされたブラジル・サンパウロのマルチ奏者であり、ロック・トリオ”O Terno”の一員ことTim Bernardeによる古典的なサンバの流儀とロック的な気迫を架橋するシングル『Prudência / Praga』。もともとマリア・ベターニアとアライーデ・コスタのために書かれた楽曲を、今回は自らの声と解釈で再提示している。「Prudência」はカエターノ・ヴェローゾが「発掘されたクラシック」と評した曲。ベルナルデスのヴァージョンは70年代のTVセッション風に、飾りを削ぎ落としたライヴ感とむき出しの感情を響かせている。一方「Praga」はエラスモ・カルロスと共作し、コスタのアルバムに収められたキャバレー・サンバ。今回の録音ではトゥリパ、マリア・ベラルド、ルイーザ・リアンらをコーラスに迎え、打楽器も交えて妖しい魅力を放っている。現代ブラジル音楽の古典再解釈とアンダーグラウンド的な衝動の境目にある充実のシングル!

ブラジル・サンパウロ郊外ディアデマから登場したDJ Kによる、ファヴェーラのリアルを突きつける最新作『Rádio Libertadora』が〈Nyege Nyege Tapes〉より登場。17歳からFL Studioで制作を始め、わずか数年でブラジリアン・ファンキの枠組みを塗り替えたDJ K。独自に生み出したBruxaria(魔術)と呼ばれるスタイルは、暗く、ノイジーで、サイケデリック。前作『Pânico no Submundo』でその片鱗を見せたが、本作ではさらに過激で、政治的な鋭さを増している。アルバム冒頭、1969年の軍事独裁時代に共産ゲリラ指導者カルロス・マリゲーラが地下ラジオで放送した反体制スピーチをサンプリングし、「軍事独裁に死を!」と高らかに宣言。MC Renatinho Falcãoを迎えたそのトラックでは、金属質なノイズ、爆音ベース、歪んだディストーションが入り乱れ、ファヴェーラを「見えない戦争」の戦場として描き出す。90年代ブラジルのプロテスト・ラップに通じる闘争のスピリットと、腐食した電子音の荒野。『Rádio Libertadora』は単なるアルバムではなく、サンパウロの地下から鳴らされるマニフェストとも言うべき一枚。
ジョアン・ジルベルトの最も重要な作品としても挙げられる1960年の大名作セカンド・アルバム『O amor, O Sorriso e a flor(愛と微笑みと花)』がアナログ・リイシュー。アメリカにボサノヴァを広めることとなった記念碑的な作品であり、トム・ジョビンの名曲を含む素晴らしい楽曲の数々を収録したブラジル音楽の全歴史を語る上で欠かせない一枚。限定300部クリア・ヴァイナル仕様。

リオデジャネイロ出身の多弦ギター奏者、Fabiano do Nascimentoによるアルバム『Solstice Concert』が〈Leaving Records〉からアナログ・リリース。母国ブラジルの伝統的なイディオム(サンバ、ショーロなど)と、ジャズ、ポップス、エレクトロニック・ミュージックといった現代的で実験的な要素を融合させたマルチ・ストリング・ギタリストであり、ソングライターであるFabiano do Nascimento。ブラジルという枠をこえ、アンビエント的な感性も併せ持つ異才ギタリストが、盟友サム・ゲンデルをはじめとするLAのミュージシャン達と行ったライブを収めた本作は、もともとリリースの予定はなく、録音されていることは観客はおろかバンドにも知らされていなかった。そのことがいい方向に働いたのか、メンバーたちも一期一会の瞬間を存分に楽しんでいる雰囲気で、会場の一体感と興奮していく空気までも捉えたような生々しいライブ・レコーディングとなっている。

リオデジャネイロ出身の多弦ギター奏者、Fabiano do Nascimentoによるアルバム『Solstice Concert』が〈Leaving Records〉からアナログ・リリース。母国ブラジルの伝統的なイディオム(サンバ、ショーロなど)と、ジャズ、ポップス、エレクトロニック・ミュージックといった現代的で実験的な要素を融合させたマルチ・ストリング・ギタリストであり、ソングライターであるFabiano do Nascimento。ブラジルという枠をこえ、アンビエント的な感性も併せ持つ異才ギタリストが、盟友サム・ゲンデルをはじめとするLAのミュージシャン達と行ったライブを収めた本作は、もともとリリースの予定はなく、録音されていることは観客はおろかバンドにも知らされていなかった。そのことがいい方向に働いたのか、メンバーたちも一期一会の瞬間を存分に楽しんでいる雰囲気で、会場の一体感と興奮していく空気までも捉えたような生々しいライブ・レコーディングとなっている。
ブラジリアン・ソウルの帝王ジョルジ・ベンの、1974年作『A Tabua De Esmeralda』が <SURVIVAL RESEARCH>より再発!ギターを中心にしたアコースティックな質感とピースフルなコーラスが印象的なサウンドだが、素朴なだけで終わらないところにソングライティングの良さとジョルジ・ベンの持つ特別な魅力が際立つ一枚。時折聞こえてくるダブ処理など、レゲエからの影響もあり、興味深い。ボジョアン・ジルベルトとはまた違う次元でギターとヴォーカルのコンビネーションを極めたような凄みがある名盤!
