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DJ Anderson do Paraíso - Queridão (LP)DJ Anderson do Paraíso - Queridão (LP)
DJ Anderson do Paraíso - Queridão (LP)Nyege Nyege Tapes
¥2,675 ¥4,597

ブラジル・ベロオリゾンテのファンク・シーンに革新をもたらしたプロデューサー、Anderson do Paraísoのアルバム『Queridão』が、ウガンダの首都カンパラを拠点とする〈nyege nyege tapes〉より登場!彼は、ダウナーでミニマルな「ベロオリゾンテファンク」の中核的存在で、2010年代半ば、ベロオリゾンテの路上パーティ「Baile do Serrão」に通うようになったことで作風が大きく変化し、リオのファンクをベースにしながらも、スローでリバーブが効いたビートや不穏な空気感を取り入れた独自のサウンドを確立した。本作の楽曲ではクラシカルな要素(ピアノ、バイオリン、ソプラノコーラス、ティンパニなど)と電子音(トラップのハイハットやロボット音)を融合しており、特に「Blogueira Que Virou Puta」や「Chama as Sua Colegas」では、静けさや緊張感を使って官能と恐怖が交錯するようなムードを演出している。この幽玄で実験的なファンクはTikTokやストリーミングでも注目され、ジャンルの新たな可能性を切り開いている。

Akira Umeda - Akira Umeda (1988-2018) (2LP)
Akira Umeda - Akira Umeda (1988-2018) (2LP)Lugar Alto
¥5,247
個人的にもカタログ全作品購入しているブラジル・サンパウロ拠点のオブスキュア系発掘レーベル〈Lugar Alto〉からは、知られざるブラジルの日系人歴史学者にして、陶芸家、写真家、ヴィジュアル・アーティスト、製図家、グラフィック・デザイナーなど無数の肩書きを持つミュージシャン、Akira Umedaが1988年から2018年の間に録音した42もの音源をミックスした作品集がアナログ・リリース。サンパウロ州サン・ジョゼ・ドス・カンポスにある梅田の自宅に保管されていたカセットテープからの音源をコンパイル。歌ものからアンビエント・ミュージック、フィールド・レコーディングからイタズラ電話まで、驚くべきほどの幅を持つその創作活動を記録した作品となっています。
Elis Regina - O Bem Do Amor (Clear Vinyl LP)
Elis Regina - O Bem Do Amor (Clear Vinyl LP)SOWING RECORDS
¥3,123

史上最高のブラジル音楽家のひとり、エリス・レジーナ。1963年、まだ20歳にもなっていなかった彼女がコロンビア・レコードからリリースした4枚目のアルバム『O Bem Do Amor』が〈Sowing Records〉よりクリアーヴァイナル仕様で再発!アストル・シルヴァによる洗練されたジャズ・アレンジと、魅力的なロマンティック・ソングと躍動的なサンバをベースにしたレパートリーの中で、エリス・レジーナのフレッシュでしなやかな歌声が輝く名盤。後にブラジル音楽史の頂点を極めるレジーナの初期のすばらしい作品!

Fabiano do Nascimento - Solstice Concert (CS)Fabiano do Nascimento - Solstice Concert (CS)
Fabiano do Nascimento - Solstice Concert (CS)Leaving Records
¥2,556

リオデジャネイロ出身の多弦ギター奏者、Fabiano do Nascimentoによるアルバム『Solstice Concert』が〈Leaving Records〉からアナログ・リリース。母国ブラジルの伝統的なイディオム(サンバ、ショーロなど)と、ジャズ、ポップス、エレクトロニック・ミュージックといった現代的で実験的な要素を融合させたマルチ・ストリング・ギタリストであり、ソングライターであるFabiano do Nascimento。ブラジルという枠をこえ、アンビエント的な感性も併せ持つ異才ギタリストが、盟友サム・ゲンデルをはじめとするLAのミュージシャン達と行ったライブを収めた本作は、もともとリリースの予定はなく、録音されていることは観客はおろかバンドにも知らされていなかった。そのことがいい方向に働いたのか、メンバーたちも一期一会の瞬間を存分に楽しんでいる雰囲気で、会場の一体感と興奮していく空気までも捉えたような生々しいライブ・レコーディングとなっている。

Fabiano do Nascimento - Solstice Concert (LP)Fabiano do Nascimento - Solstice Concert (LP)
Fabiano do Nascimento - Solstice Concert (LP)Leaving Records
¥3,978

リオデジャネイロ出身の多弦ギター奏者、Fabiano do Nascimentoによるアルバム『Solstice Concert』が〈Leaving Records〉からアナログ・リリース。母国ブラジルの伝統的なイディオム(サンバ、ショーロなど)と、ジャズ、ポップス、エレクトロニック・ミュージックといった現代的で実験的な要素を融合させたマルチ・ストリング・ギタリストであり、ソングライターであるFabiano do Nascimento。ブラジルという枠をこえ、アンビエント的な感性も併せ持つ異才ギタリストが、盟友サム・ゲンデルをはじめとするLAのミュージシャン達と行ったライブを収めた本作は、もともとリリースの予定はなく、録音されていることは観客はおろかバンドにも知らされていなかった。そのことがいい方向に働いたのか、メンバーたちも一期一会の瞬間を存分に楽しんでいる雰囲気で、会場の一体感と興奮していく空気までも捉えたような生々しいライブ・レコーディングとなっている。

Jorge Ben - A Tabua De Esmeralda (LP)
Jorge Ben - A Tabua De Esmeralda (LP)SURVIVAL RESEARCH
¥3,068

ブラジリアン・ソウルの帝王ジョルジ・ベンの、1974年作『A Tabua De Esmeralda』が <SURVIVAL RESEARCH>より再発!ギターを中心にしたアコースティックな質感とピースフルなコーラスが印象的なサウンドだが、素朴なだけで終わらないところにソングライティングの良さとジョルジ・ベンの持つ特別な魅力が際立つ一枚。時折聞こえてくるダブ処理など、レゲエからの影響もあり、興味深い。ボジョアン・ジルベルトとはまた違う次元でギターとヴォーカルのコンビネーションを極めたような凄みがある名盤!

Moacir Santos - Saudade (LP)
Moacir Santos - Saudade (LP)ENDLESS HAPPINESS
¥3,964

Baden PowellやBola Seteといった偉人のもとで学んだブラジル人作曲家、マルチ奏者、音楽教育者であり、Moacir Santosが、1965年に録音したアルバム『Coisas』がアナログ再発!Nara LeãoやSérgio Mendesとの仕事でも知られるレジェンド!大規模なアンサンブルによるジャズ・アレンジ、説得力のあるソング・ライティング、アフロ・ブラジリアンのリズムが見事に融合した、現代ブラジル音楽の偉大な成果と言えるアルバム。

Chico Mello / Helinho Brandão (LP)Chico Mello / Helinho Brandão (LP)
Chico Mello / Helinho Brandão (LP)Black Truffle
¥4,563

Dieter Schnebelに師事したブラジルの現代音楽家であり、1980年代後半からベルリンで活動、同郷のSilvia Ocougneとともに、90年代のArnold DreyblattのOrchestra of Excited Stringsで演奏していたChico Melloと、アルト・サックス奏者Helinho Brandãoによる1984年のセルフ・タイトル作品が、Oren Ambarchi主宰の豪州の前衛レーベル〈Black Truffle〉よりアナログ・リイシュー。〈Edition Wandelweiser〉の初期の、かなり異例のリリース『musica brasileira de(s)composta』にて、MPBの名曲の急進的で陽気な解体をプロデュースしていたChico Melloが、渡欧前に残した唯一の録音作。ソロ・サックスの即興演奏から、ミニマリズム、アコースティック・サウンド・アート、そしてEdu LoboやMilton Nascimentoを彷彿とさせる哀愁漂うメロディックな感性を結びつける、緻密にレイヤーされたアンサンブル作品まで多岐にわたる全6曲を収録。

Joao Gilberto - Warm World Of Joao Gilberto (Clear Vinyl)
Joao Gilberto - Warm World Of Joao Gilberto (Clear Vinyl)Sowing Records
¥2,972

ボサノヴァの代名詞と言えるブラジルの歌手、詩人、ギタリストことジョアン・ジルベルトが1959年に発表した大傑作1stアルバムのUS盤The Warm World Of João Gilberto』がクリア・ヴァイナル仕様でアナログ・リイシュー。新たな時代の到来を告げた、ボサノヴァの最初期の作品として広く認知されている世紀のマスターピース。同ジャンルの入門にも是非。

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Gabriel da Rosa -  Cafuné / Sort Of (7")
Gabriel da Rosa - Cafuné / Sort Of (7")Stones Throw
¥872 ¥2,651

João Gilberto, Azymuth, Arthur Verocaiなどのファンにも是非!Stones Throwから初のブラジル出身アーティスト: ゲイブリエル・ダ・ローサ(Gabriel da Rosa)、ブラジルの伝統的なボサノバやサンバ音楽に現代的なエッジを加えたデビューアルバム"É o que a casa oferece”(2022)に続く、新たなシングル2曲 “"Cafuné b/w Sort Of" が7インチでリリース。

Gabriel da Rosa - É o que a casa oferece (LP)Gabriel da Rosa - É o que a casa oferece (LP)
Gabriel da Rosa - É o que a casa oferece (LP)Stones Throw
¥4,456

Stones Throwから初のブラジル出身アーティスト: ゲイブリエル・ダ・ローザ(Gabriel da Rosa)、ブラジルの伝統的なボサノバやサンバ音楽に現代的なエッジを加えたデビューアルバム"É o que a casa oferece"をリリース!近年レアグルーヴ的観点から再評価が進むブラジルの伝説的バンド、アジムス(Azymuth)のドラマー: アイヴァン・コンチ (Ivan Conti)が参加。セウ・ジョルジ(Seu Jorge)やロドリゴ・アマランテ(Rodrigo Amarante)など国際的活躍が記憶に新しいアーティストの名コラボレーター: ペドロ・ドム(Pedro Dom)も共同プロデュースで参加。さらにエンジニアはビースティ・ボーイズ(Beastie Boys)の作品でも知られるレジェンド: マリオ・C(Mario C)が担当。

Nelson Angelo - Nelson Angelo E Joyce (LP)
Nelson Angelo - Nelson Angelo E Joyce (LP)Life Goes On Records
¥2,865

ブラジルを代表する歌姫であるジョイスが、当時の夫であったネルソン・アンジェロと共に残した72年録音作『Nelson Angelo E Joyce』がアナログ・リイシュー!シンプルかつ洗練された仕上がりとなったこのアルバムでは、ジョイスの優しい声とアンジェロのメランコリックなマントラ風の旋律を探求していくような、親密で暖かな雰囲気に満ちた素晴らしい世界観を表現。特に2人の情熱的な掛け合いのようなヴォーカルと反復されるサンバのリズム、ブリージンなアコースティックギターの響きの三位一体が心地好いバレアリック・サンバ"Tiro cruzado"が大変キラーな仕上がりです。

JORGE BEN – 10 Anos Depois (LP)
JORGE BEN – 10 Anos Depois (LP)FUTURE SHOCK
¥3,846

ブラジルを代表するシンガーソングライターであり、ブラジリアン・ソウルの帝王でもあるJorge Benの73年リリース10枚目のアルバム『10 Anos Depois』が<FUTURE SHOCK>より再発。彼のキャリアにおける最初の10年間の人気曲をメドレーとして再録音したコレクション!多くのアーティストにカヴァーされている名曲「Chove Chuva」でアルバムは始まり、「MAS QUE NADA」「ZAZUEIRA」「TAJ MAHAL」「PAIS TROPICAL」「FIO MARAVILHA」などおなじみの曲が、アップデート・バージョンとして収録されている。これらの曲はJorge Benの手によって再録音され、メドレー仕立てで完璧に繋ぎ合わされておりナイスなブラジリアングルーヴにどっぷり浸れて最高!

Luiza Lian - 7 Estrelas | quem arrancou o céu? (LP)Luiza Lian - 7 Estrelas | quem arrancou o céu? (LP)
Luiza Lian - 7 Estrelas | quem arrancou o céu? (LP)ZZK Records
¥3,564

ブエノスアイレスの地下パーティから生まれ、2008年に設立。10年以上にわたってラテンアメリカ音楽の最前線に立ち、古典的なリズムやフォークロアの伝統に未来的な(そして、しばしばエレクトリックな)スピンをかけるアーティストたちのための空間を切り拓いてきた要所〈ZZK Records〉からサンパウロのアーティスト、Luiza Lianの2023年作『7 Estrelas | quem arrancou o céu?』(7つの星、空を引き裂いたのは誰?)が待望のアナログ・リリース!!前作『Azul Moderno』が精神浄化を誘うものであったのに対し、今作は人間が持つダークサイドと対峙するようで、ノイズや電子音を重ねるだけでなく、声も自在に歪ませることでヴォーカルを拡張し、テクスチャー、フィルター、断片化されたビートが瞬間ごとに現れては消える、錯乱した要素の組み合わさった巨大な抽象的な映像のような内容。ソーシャル・メディアの使用によって私たちがいかに人生を歪めているかについて深く考えるとき、このアルバムは、意図的に誇張された歪みはこの人工的な状況をほとんど戯画的な方法で再現していると言えるかもしれない。ブラジル現地のインディー系音楽を扱う批評サイトでは、アナ・フランゴ・エレトリコ『Me Chama de Gato que Eu Sou Sua』などと並び、'23を代表する作品として評価の高い一枚!

Caetano Veloso - Tropicalia (Pink Heavy Vinyl Edition)
Caetano Veloso - Tropicalia (Pink Heavy Vinyl Edition)LILITH
¥3,675

カエターノ・ヴェローゾをトロピカリアの代表的存在とした画期的なアルバム!自由を訴える讃歌として人気を集めた大ヒット曲であり、コカコーラとゲリラ集団、爆弾、ブリジット・バルドーのイメージを日常の一部として並列した"Alegria, Algeria"も収録。運動全体のアンセムとなった偉大なナンバー"Tropicalia"も勿論収録。

Jorge Ben - Tropical (LP)
Jorge Ben - Tropical (LP)Klimt Records
¥3,214

1970年代半ばまでには既にクラシックなサンバサウンドに画期的なスピンの数々を加え、時代を決定づけるヒットとなった楽曲たちを生み出したブラジルの偉大なソングライターの一人であるJorge Ben。当時模索していたディスコやファンクの影響を受けた、新しいアフロ・サンバ・スタイルのもとで作り上げた1977年のアルバムであり、他の作品群とは対照的な官能的な仕上がり逸品!

Gabriel Milliet - UM (LP)
Gabriel Milliet - UM (LP)GG RECORDS
¥4,500

24年GG RECORDSからリリースされる日本・オリジナル。今回初のレコード化となります。ブラジル出身のSSW、マルチ・インストゥルメンタリスト。O Terno, Sessa, Luiza Lian, Soyuz, Fuensanta, Bruno Berleなどのサポートを行う。2023年9月にソロ・デビューアルバム『UM』をMatraca Recordsからデジタルのみでリリース。古いヤマハの4トラック・レコーダー・カセットを使用して全曲のギターとヴォーカルを録音し、フルートなどのストリングスを重ねて完成された『UM』は、ブラジル特有の美しいメロディとサウダージ感漂うアルバムとなった。2024年に京都のGG RECORDSからレコード化が決定。レコード化のために再度マスタリングを行いリリース。

小林泉美 IZUMI "Mimi" KOBAYASHI - Choice Cuts 1978-1983 (LP)小林泉美 IZUMI "Mimi" KOBAYASHI - Choice Cuts 1978-1983 (LP)
小林泉美 IZUMI "Mimi" KOBAYASHI - Choice Cuts 1978-1983 (LP)Time Capsule
¥4,973

『うる星やつら』のOPテーマを飾った、当時としても斬新なテクノ・ポップの国民的名曲「Dancing Star」でも有名。船橋市出身イギリス在住の日本人作曲家、鍵盤奏者、シンガーソングライターであり、清水靖晃や土方隆行、渡辺モリオといったマライアのメンバーと共に小林泉美 & フライング・ミミ・バンドでも活動した、類稀なる才能に恵まれた伝説的ミュージシャンこと小林”ミミ”泉美。数々の傑出したファンキー/メロウ・グルーヴやエキゾ・ラテン・ポップスのバンガーと言えるナンバーを残してきた彼女のキャリアを1978年から1983年に渡って総括し、珠玉かつ特異な魅力を放つエレクトロ・ブギー/ラテン・ファンクのキラー曲たちをよりすぐった画期的なコンピレーション・アルバム!インサート、ブックレット付属。

小林泉美 IZUMI "Mimi" KOBAYASHI - Coconuts High (LP)
小林泉美 IZUMI "Mimi" KOBAYASHI - Coconuts High (LP)ユニバーサルミュージック
¥4,400

Flying Mimi Bandを率いての活動の後、高中正義バンドでのキーボードや、アニメ『うる星やつら』の音楽などで注目を浴びた小林泉美が、1981年に発表したファンキーでトロピカルなソロ・デビュー作をLPで復刻!

O Terno - <atrás/além> (Blue Vinyl 2LP)
O Terno - (Blue Vinyl 2LP)Psychic Hotline
¥4,671
ブラジルのインディ・バンド、O Ternoが2019年に〈Selo RISCO〉からリリースしていた4枚目のスタジオ・アルバム『<atrás/além>』が〈Psychic Hotline〉より再発アナログ・リリース。高い評価を得た2016年リリースの『Melhor do Que Parece』に続くこのアルバムには、バンドの新たな道を示す12曲の未発表曲と音楽的実験を収録。Tim BernardesやBiel Basile、Guilherme d'Almeidaによって結成されたトリオのサウンドをより豊穣なものとするオーケストラ・アレンジが満載な本作には、Devendra Banhartや坂本慎太郎も特別参加した内容となっています。
Rogê - Curyman II (Earl of Lemon Wave LP)
Rogê - Curyman II (Earl of Lemon Wave LP)Diamond West Records
¥4,913

Seu Jorge、Arthur Verocai、Arlindo Cruzといった伝説的な音楽家たちにインスパイアされ、自も仕事を共にしている、ラテン・グラミー賞にノミネートされたブラジルの現代の最高峰のアーティストのRogê。ムジカ・ポプラール・ブラジレイラ(MPB)の復興において重要な人物であり、20年以上にわたる豊かなキャリアを持ち、7枚のソロアルバムをリリースしている彼が昨年〈Diamond West Records〉からリリースした、米国デビューアルバム『Curyman』の続編『Curyman II』が登場。メランコリックでどこか覚めた、しかし、サウダージに満ちた美しい楽曲が、透き通りつつもエロスを漂わせるRogêのヴォーカルと、鮮やかにかき鳴らされるギターに彩られています。彼の作品には単なる陽気さやユーフォリアでは片付けられない悲しみの気配が常に流れていますが、その美しさが存分に発揮された名作です。

Antoino Carlos Jobim - Jobim (LP)
Antoino Carlos Jobim - Jobim (LP)Endless Happiness
¥4,163

Antoino Carlos Jobimが1972年12月にニューヨークで録音した8枚目のスタジオアルバム。ジョビンのアルバムの中では比較的知られていない作品ながら、彼の最高傑作ともいわれる催眠的でキラーな"Aguas de Março"を収録。微睡みとサウダージ、パッションと美しさの音楽としてこれ以上の作品を見つけるのは中々困難でしょう。緩やかに進行する安息と鎮静が、ブラジル音楽特有の鮮やかで美しい旋律と和声に沿って進行する、この音楽をぜひ浴びて頂きたいです。

Caetano Veloso - Araçá Azul (LP)
Caetano Veloso - Araçá Azul (LP)LILITH
¥3,654

ブラジル音楽が誇る大巨匠、カエターノ・ヴェローゾ。自身のキャリアの中でも際立って実験的なサウンドを披露した73年作にして5枚目となったスタジオ・アルバム「アラサー・アズール」がアナログ・リイシュー!ビザールなジャケット写真のイメージ以上に屈折した実験性が新鮮すぎるプラジリアンなトロピカリアとサイケデリックに漂白された傑作アルバム。限定クリア・ヴァイナル。

Céu - Novela (LP)
Céu - Novela (LP)Urban Jungle Records / Modulor
¥4,500

オリジナル・アルバムとしては5年ぶりとなる新作『Novela』がアナログ・リリース。トロピカリアの流れを汲み、ヒップ・ホップ、ソウル、レゲエなどを取り入れた鮮やかなアブストラクト・ボサ・ノヴァ・サウンド!!

Céuのほか、Jazz Is Deadの創設者の1人であるAdrian Youngeと、ブラジルの伝説的8人組ミクスチャー・ヒップホップ・バンドNação ZumbiのドラマーPupilloのプロデュースのもとロサンゼルスのLinear Labs Studioで録音された今作。アメリカの女性ラッパーLadyBug Mecca、フレンチ・セネガリーゼ・シンガーanaiis、Adrian Young率いるサイケデリック・ソウル・バンドVenice DawnのメンバーLoren Oden、Thee Sacred Soulsにヴォーカルで参加しているJensine Benitez、フランスのキーボード奏者・プロデューサーのHervé Salters (General Elektriks)、そしてブラジルの国宝Marcos Valleが参加。グラミー賞ワールド・ミュージック部門にノミネートされ、世界の名高いフェスティバルで観客を魅了し続けているCéuの5年ぶりの意欲作です。

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