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第1期のニューエイジ黄金時代を捉えた名コンピレーション盤「I Am The Center」でも取り上げられていた、ジャズ・ハープ奏者であるGail Laughtonによる1969年発表の唯一作アルバムが遂にヴァイナル・リイシュー!
多数の映画や、ルーニー・テューンズ作品の楽曲に関わり、 BEAVER & KRAUSE『GANDHARVA』にもクレジット、そしてジャズ・ハーピストとしても素晴らしいキャリアを持つ、USハープ奏者GAIL LAUGHTONの1969年リリース作品がヴァイナル・リイシュー。リドリー・スコットが『ブレードランナー』で使用した ”Pompeii ”をはじめ、ディープなアンビエント / ニューエイジ・ミュージック・フリークからの支持も頷ける、アンビエント的魅力のハープ作品集!!
1990年、日本環境音楽をリードするレーベル『NEWSIC』より
希代のパーカッショニストが発表した作品が初LPレコード化
越智さんのNatural Sonicを聴くと神宮前に当時あったSt.GIGA(衛星音楽放送局)のスタジオへ通った頃を思い出す。
そこではこのアルバムが連日密かに流されていたのだった。
そして30年余の月日を経て、東京で生まれた「地球の調べ」はようやく世界に放たれる。
― 尾島由郎(作曲家/音楽プロデューサー)
1984~90年まで手掛けた、三宅一生コレクションの作曲とパフォーマンスで脚光を浴び、TV、ラジオの楽曲制作、GONTITIをはじめとするアーティストのライヴ参加、ワークショップの展開など、多岐に渡るフィールドで活躍するパーカッショニスト、越智義朗。
旅をしながら太鼓を叩き、出会った自然物を叩いて集めた色とりどりの生きた音色たち。それがコンピュータ・サウンドと優しく溶け合って、心地よい共鳴を繰り返す。
魔法のように効く、音とリズムのマッサージ。
『NEWSIC』レーベル屈指の人気タイトルが、『濱瀬元彦-樹木の音階』に続き、待望のアナログ・レコード・プレス!
・Remastered for vinyl by Kuniyuki Takahashi
・For fans of New-age, Ambient & World music
Side A
1.Dawning
2.Balasong
3.Woods From The Sea
4.Madal Sonic
5.Anywhere
Side B
6.Beatsonic
7.Madal Sonic #2
8.Ear Dreamin'
9.Urban Kogili
10.Beat The Water
※CDと曲順が異なります。
オリジナルは10万円越えで取引されることも多々な鬼レア盤にして、某動画サイトの再生回数は200万を優に超える超人気作!70年代にはタージ・マハル旅行団の公演にもゲスト参加、80年代からは、数多くのミュージアムやテレビ番組、ギャラリー、ファッション・ショー、公共施設、化粧品会社などに至るまでデザインや音響を手がけ、現代日本の都市のサウンド・デザインにも寄与してきた吉村弘。『Green』は吉村自身もフェイバリットに挙げていた音源で、ホーム・スタジオにて1985年から86年の冬にかけてYAMAHAのFMシンセサイザーで録音された作品で、忙しい東京の都会の喧騒とはまるで対照的に、ゆったりとした色調でやさしく広がるエヴァーグリーンなサウンドを披露。どこまでも優しく風雅に響き渡り、人の心へと確かな潤いと彩りをもたらしてくれる極上の一枚(本作の制作の際には、吉村自身もふと眠ってしまったことがあったとのことです。)これはアンビエント~ニューエイジ・ファンならずとも、全音楽好きが一度聴くべきマスターピースです!
今のアート文脈から無きものとして抹消されるなら我々で存在証明してやるという意気込みだけで展開した企画ながら、世界的にも話が通じることが確認できたヘンリー川原再訪運動 (複数の記事になって取材も受けました)。そんな中、鋭意準備中の続編 『電脳的反抗と絶頂2: その他のヘンリー川原』 (仮題)の景気づけに投与するのが今回のシングルです。※コンピには未収の限定ワンオフ・リリースです。
この「Minami-kaze α Wave(南風 α ウェイヴ)」 は、川原が手がけた希少な日本語ヴォーカル曲であり、1993年にHMD (H Music De-Perception) という名で発表された「南風#3」の未発表ヴァージョンだ (マニアですいません)。 同曲は『電脳的反抗と絶頂』 にも収録したサイバーエキゾ・トラック「南風」をヴォーカル曲用に改編したもので、記録によれば宝達奈巳が歌い、既出版とMIXが微細に異なる未発表ヴァージョン。90年代末のTKファミリーを彷彿とさせるユニット名で、80年代に細野晴臣がプロデュースしたアイドル曲群に真っ向から挑んだような<ポップスもできた川原>を確認できる希少例だ。
=作品仕様=
+ 半透明GREEN VINYL
+ 片面1曲のみ収録
+ 特殊アルミ蒸着紙を使ったペラジャケ付き。見本図版の色目は実物と異なります。ギラギラになります。
2022年版仕様:
艶消しシルバーのアルミ箔を貼ってエンボスをかけた特殊紙に印刷。 ディスクは琉球の太陽をイメージした半透明カラー盤。
「かじゃでぃ風節」は琉球古典音楽・琉球舞踊を代表する曲で、めでたい祝いの席で演奏される大定番。通常、少人数で三線を伴奏に歌われるものだが、新崎純(あらさきじゅん)というミュージシャンの好奇心から、ビッグバンドで演奏したらどうなるか?と70 年代に実験されたのが本ヴァージョンだ。人間国宝の照喜名朝一をはじめとする演奏家がスタジオに集められ、5 人の三線奏者、4 人の管楽器奏者、ピアノ、エレキギター、エレキベース、パーカッションとドラムの総勢13 人で、なんとリハ無しぶっつけ本番、一度きりの演奏で吹き込まれたまさにミラクル録音。新崎によると和声が無い琉球古典ゆえに編成と編曲には苦心したというが、出てきた音は重厚な荘厳さを漂わせ、更に音楽マニアには琉球音階の『Pet Sounds』に聞こえてしまうというオマケ付き。リリースにあたり当時記録用に録音したカセットテープを発掘できたのはこれもまた奇跡である。このテイクにノックアウトされたヴィジブル・クロークスによるリミックスは、あの世でもこの世でもない<第四世界>の傑作ヴァージョン。
なお、シープス(sheeps)は綴り間違いだが、原題のままにしている(英題では修正)。
Tracks:
Side-A: 新崎純とナイン・シープス「かじゃでぃ風節」(1977)
Side-AA: Visible Cloaks「かじゃでぃ風節 (Visible Cloaks Remix)」(2018)
版元完売。滋味豊かで深い癒しを与えてくれる歌声とチェロを駆使した深淵なアンビエント〜ドローン・サウンドでFKAツイッグスからザ・シネマティック・オーケストラまで魅了する孤高の才能ルシンダ・チュアが名門〈4AD〉より待望の1stアルバムをリリース!
ほぼ全曲のプロデュースとエンジニアを自ら手がけたという本作は先行リリースされた「Golden」や「Echo」など、アジアをルーツにロンドンで活動する自身のアイデンティティと向き合った葛藤やトラウマをゆっくりと波紋を広げる深い泉のような絶景へと落とし込んだ全10曲を収録。
タイトルの『YIAN』は中国語でツバメ(燕)を意味し、この渡り鳥には言語を超えた内省的な旅路が託されており、静謐で時に妖艶な心地のいい唯一無二の世界観が見事に構築されている。
坂本龍一の盟友・Alva Notoが担当したドイツの映画監督、Marc Wieseによる2022年のドキュメンタリー映画『This Stolen Country of Mine』のサウンドトラックが〈NOTON〉より2LPアナログ・リリース。このドキュメンタリー映画は、外国勢力に直面した国家主権の問題を探求したもので、エクアドルの資源の大部分が中国の投資家に売却されることに反対するエクアドルのレジスタンスとジャーナリストを描いた内容となっています。2022年ドイツドキュメンタリー映画音楽賞受賞作品。全19曲を収録。