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カリブ海はグアドループ出身のピアニスト、Patrick Jean-Marieの貴重な未発表音源を収めたアルバムが、セレクター/ディガーであるMambo Chickが主宰する〈Symbole Records〉よりアナログ・リリース。1982年に同地の〈RFO〉で放映された TV ライブ・ショー中にモノラルで録音されたオリジナルのマスター テープから作成された音源を収録。Jean-Marieが指揮し、カドラムの「王」と称されるVELO (Marcel Lollia)の存在感もまた際立ったグアドループ産スピリチュアル・ジャズの歴史的録音。
ハウス・ミュージック界のマイルス・デイヴィス。シカゴ~ディープなハウス界隈の名仕事の数々で知られる大重鎮ことLarry Heard (1960-)によるMr. Fingers名義で24年振りのフルアルバムとなる2018年発表の名作。シカゴ・ディープ・ハウスのクラシックとしてあまりにも先駆的なダンス・サウンドのいつの時代でも普遍的な美しさを放っています。
一家に一枚!長年レア化していた大人気なトリプルパック作品が自身のレーベル〈Alleviated Records〉から待望の公式再発!Mr. Fingersとしても名高いシカゴハウスのレジェンド、Larry Heardによる01年の大傑作『Love's Arrival』の2023年度リプレス盤をストックしました。Brett Dancerが主宰するブルックリンのハウス・レーベル〈Track Mode〉からリリースされていた作品であり、ディープ・ハウスの名作として長年愛されてきた7枚目のスタジオ・アルバム。

ストリートなアシッド感が極彩色に溶け合い、唯一無二のミュータント・ダンスで心躍らせるカリフォルニアのプロデューサー、SFV Acid。その友人という触れ込みで彼の〈SFV Records〉より登場し、現行バレアリックの一大巡礼地〈International Feel〉やベルギーの老舗〈Crammed Discs〉からも傑出した作品を送り出していたLAのチルアウト・ミュージック名手Scott Gilmoreによる激レアな16年の1stカセット作品『Volume 01』が待望のアナログ・リイシュー決定。カセットの発売当時当店でも人気を博した傑作が8年振りに堂々再登場!彼の活動の舞台である、西海岸の自由で晴れやかな空気と麻の香り、様々なベッドルーム/ローファイ・ミュージックや地下インディからの影響、コンテンポラリー・ジャズの要素などが織り込まれた、温かくチルアウトに弾けるアンビエント/バレアリック・ポップ傑作!Mark BarrotやSuzanne Kraft、アンビエントジャズが好きな方も是非!


Ry CooderやVampire Weekend、Moses Sumneyといったビッグネームとのコラボレーションでも知られ、ジャズ・トリオ”Inga”ではリーダーとして活躍、サイケデリック〜アウトサイダー〜メディテーティヴといった多様に評される自由でユニークなサウンドを営んできた第四世界インスパイアなLAの大人気サックス奏者、Sam Gendelの新作アルバム『Live at Union Station』が名門〈LEAVING RECORDS〉より登場!!2019年5月19日、ロサンゼルスのユニオン・ステーションのウェイティング・ホールでの彼のポリサックスエフェクトの初期バージョンを使ったアルトサックスと、スズキのWaraku IIIシンセサイザーによるソロ・パフォーマンスで、アンビエント・ジャズにアヴァンギャルドなひねりを加えたような、ブライアン・イーノとヤン・ガルバレクの出会い、あるいはマーク・ターナー寄りのクールなトーンのジョン・ゾーン。美しくてちょっと不穏な、生演奏とリアルタイムに生成されるアンビエントサウンドの信じられないほど美しい融合!周囲の環境音や観客まで取り込みながら、沈黙すらも構成要素とするかのような動的な瞑想の痕跡と言うべき音像が素晴らしい!!

リオデジャネイロ出身の多弦ギター奏者、Fabiano do Nascimentoによるアルバム『Solstice Concert』が〈Leaving Records〉からアナログ・リリース。母国ブラジルの伝統的なイディオム(サンバ、ショーロなど)と、ジャズ、ポップス、エレクトロニック・ミュージックといった現代的で実験的な要素を融合させたマルチ・ストリング・ギタリストであり、ソングライターであるFabiano do Nascimento。ブラジルという枠をこえ、アンビエント的な感性も併せ持つ異才ギタリストが、盟友サム・ゲンデルをはじめとするLAのミュージシャン達と行ったライブを収めた本作は、もともとリリースの予定はなく、録音されていることは観客はおろかバンドにも知らされていなかった。そのことがいい方向に働いたのか、メンバーたちも一期一会の瞬間を存分に楽しんでいる雰囲気で、会場の一体感と興奮していく空気までも捉えたような生々しいライブ・レコーディングとなっている。

ジャズとファンクを常に、一貫して効果的に融合するような音楽性を持つサンディエゴの9人組インストゥルメンタル・コンボ、The Sure Fire Soul Ensembleのニューアルバム『Gemini』がリリース!2021年末から2024年初頭にかけて、彼らの本拠地であるカリフォルニア州レモン・グローブのザ・キッチンIIでレコーディングされた本作は、ブレイクビーツを多用したファンク・ソウル・ジャズが彼らのサウンドの根幹であることには変わりはないが、KPMミュージックなどのライブラリー・ミュージック・レーベル、トライブやブラック・ジャズ・レコードなどのスピリチュアル寄りのジャズ・レーベル、カル・チャダーやドロシー・アシュビーなどのエキゾチカ寄りのジャズ・アーティストへの接近が感じられる。ファンキーに徹するというこだわりはそのままに、あえて今まで行ったことのないところへ行き、その結果、サウンド全体において内省的なパーティー・ミュージックとも言えるような興味深い新境地を開拓した意欲作!
Atmosphereでの活動で知られる伝説的プロデューサー、Antの最新作が〈Rhymesayers Entertainment〉より登場!待望のCollection of Soundsシリーズ第4弾では、ヒップホップを基盤に時に激しく、時にメロウに響き渡るロックギターが取り入れられており、彼の音楽的探求が新たな高みに到達した一枚となっている、長い経験に裏付けられた多ジャンルを横断したサウンドが織り交ぜられ、ヒップホップの枠を超えた進化を遂げている。孤独でありながら美しい感覚を喚起する「Hearing In Dark Colors」、「Created With a Heavy Brush」や「Just Another Three A.M.」では、自由で奥行きのあるサウンドが広がり、エモーショナルでありながらグルーヴィーな楽曲に惹き込まれる。そしてAntの真骨頂が堪能できるヒップホップ「A Pinch Brighter」、「Prelude Revisited」に帰結する。ヒップホップを基礎としながらも、ロックやエレクトロニカの要素を加えた音楽的な視野の広さを感じさせる一枚!

40年以上に渡って活動を続けるNYロフト・シーン重鎮フリー・ジャズ・ドラマー/作曲家であり、Thurston MooreやLee Ranaldo、Jim O’rourkeなどSonic Youthの面々ともそれぞれコラボレーションしてきたWilliam HookerがDavid S. Ware (tenor saxophone)、Alan Braufman (alto saxophone)らと共に、1977年1月14日にニューヨーク・ジャズ・ミュージアム行ったライヴ録音が半世紀近くの時を経て〈Valley of Search〉より初めてのリリース!!このアルバムは、新たな道を模索したり、バンドリーダーとしてデビューしたりと、それぞれのミュージシャンのキャリアにおいて極めて重要な時期に録音されたもので、ニューヨーク・シティのフリー・ジャズの最も純粋な、ダイナミックで生々しい瞬間が収められている。ジャズ史の重要な一部とも言える不朽の遺産!

当店でも未曾有のヒットを記録した大名作『Ninth Elegy』でも最早お馴染み!日本のチルアウト・ミュージックの代表格ことCalmに「現在もっとも素晴らしい声の持ち主」と言わしめた事もある孤高のヴォーカリストFuminosukeを中心に、1997年に結成された越境的音楽集団Tsuki No Waが、03年に日本の〈Soundscape〉レーベルよりCDリリースした3枚目のアルバムにして、現在入手困難を極める、追憶の影と遠景の眼差しが交錯する、珠玉のアヴァン・フォーク傑作『Moon Beams』が、デラックス・エディション仕様にて奇跡の2LP再発!版元は、ゆらゆら帝国や〈Vanity Records〉作品、向井千惠などを手がけている事でも知られる、日本のアングラ音楽への愛に満ちたニューヨークの名門レーベル〈Mesh-Key〉。現在は取り壊されている、明治時代のバレエスタジオで録音され、大友良英や吉田アミなどの日本のアンダーグラウンドの名士たちのゲスト・パフォーマンスをフィーチャーした、時代を超越した野心的な作品。大人気を博したファースト・アルバム『Ninth Elegy』と比べると、よりダンサブルで抽象的な仕上がりとなった、彼らの作品でも際立って異質な作品。ジャズやラテン、ダブ、フォーク、エレクトロアコースティック、音響系などに至るまで、多様なジャンルや要素を横断した実験的サウンドと、バンドリーダーFuminosukeによる、憑依したような別世界的な歌声と共に、彼らの手でしか織り上げられない、あまりにも幻想的な音のタペストリーを作り上げています。ベーシストの守屋拓之は 日本を代表するサイケデリック・バンド、Ghost のメンバーでもあり、ドラマーの菅沼雄太は坂本慎太郎バンドの長年のメンバーとしても知られています。バンドによる、最新のミックスと、グループの全盛期の未公開写真を使用した、新しいアルバム・アートを起用。Josh Bonatiによるマスタリング&RTIでの高品質プレス仕様。目を引く金箔の文字が入ったフルカラーの2面ゲートフォールド・ジャケットに収納されています。

ロックマガジン編集長、阿木譲氏の率いた関西アンダーグラウンドの牙城にして、国産初期エクスペリメンタル/プロト・テクノの聖地〈Vanity Records〉に残された作品群の中でも、特に際立ったアヴァン世界を提示した男女ユニットTolerance。日本のインダストリアル/ポストパンク史に残る81年の2ndアルバムにしてラスト・アルバムである『Divin』が〈Mesh Key〉から単独アナログ再発!前作『anonym』で見られたピアノやギターなどを用いたフリーフォームな楽器演奏の側面は後退し、リズムマシンとシンセサイザーをメインとした電子音楽へと大きく歩を進めた作風な、日本のインダストリアル/ポストパンク史に残る名作。



フィンランドの現行スウィート・ソウル・ファンにはおなじみ、良質な音楽を発信しつづける”TIMMION”からそのハウスバンドCOLD DIAMOND & MINKと、同じくフィンランド出身の鬼才サックス/フルート奏者JIMI TENORが手を組んだアルバム『July Blue Skies』から『Summer Of Synesthesia』がシングルカットされ7インチで登場!!COLD DIAMOND &MINKのリズムとシンセサイザーの繊細なレイヤー、JIMI TENORの柔らかなリリック。70年代のサウンドトラック風の緊張感と幽玄なソウルの要素にヒプノティックなグルーヴが心地いいですね。

古くはAirport War名義でも活動、ベルリンの電子音楽の牙城〈PAN〉作品でも知られるインディヘナ出身NY拠点のサウンド・アーティスト、James Hoffによる〈Shelter Press〉からの最新アルバム『Shadows Lifted From Invisible Hands』が到着。ホーフがアンビエント・メディアと呼ぶ4つの曲で構成された自伝的レコードであり、各トラックは自身の無意識の聴覚風景、つまり、”イヤーワーム”(特定の楽曲やメロディが頭の中で繰り返し再生される事で、頭の中にこびり付いて離れにくい状態になる現象)と耳鳴りの周波数から抽出されたソースで構成されたグリッチ・アンビエント/エレクトロアコースティック作品。音でも白昼夢でもない”イヤーワーム”(またはスタック・ソング) は、即時性、偏在性、持続性という商業形式としての音楽を象徴しています。B2”Half-After Life”にMarisol Limon Martinezがピアノで参加。名匠Josh Bonatiによるマスタリング仕様。
オリジナルは4万円近い高値も付ける幻の一枚!マンボの創始者Perez Pradoの弟子であり、ラテンダンスミュージックの過渡期である20世紀半ばに重要な役割を果たした人物こと、キューバ生まれのModesto Duranが1960年に〈Raynote Records〉からリリースしたソロ・デビュー・アルバム『Fabulous Rhythms Of Modesto』が〈Numero Group〉からアナログ再発。Mongo Santamaría、Willie Bobo、Juan Chedaといったコンガの名士を集め、アフロ・キューバン、チャチャ、エキゾチック・ジャズのスタイルを融合させた、シネマティックでパーカッシヴなサウンドを聴かせる知られざる大傑作!

〈Numero Group〉からは、Joyce StreetやMona Lunsford、Judy Brackinといった知られざる女性カントリー歌姫に焦点を当てた優れたコンピレーション盤が登場。数十年前にカントリー・ミュージックの著名番組である『グランド・オール・オプリ』に出演しながらもスーパースターの地位を獲得出来なかった候補者や、スターダムを登り詰めていたかもしれない見落とされた/忘れられた才能にフォーカスした大変グレートなショーケース・アルバム!

5月上旬再入荷。アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴで1994年から1997年まで活動したハードコア/ポストハードコア/エモ・バンドClikatat Ikatowiの3枚のアルバム、『Orchestrated And Conducted By...』、『River Of Souls』、そして1993年のデモ音源の初回プレス盤をまとめた3LPセットが名門<NUMERO>よりアナウンス!最も騒々しく野心的な3作品で、サンディエゴの90年代半ばのグラヴィティ・シーンの、ヒリヒリとした空気感が満載!付属の24ページの本は、トニー・レットマンのエッセイと、数十枚の当時の写真やフライヤーが掲載されており、当時の街とシーンの詳細な歴史が実感できる。すべてオリジナルのアナログ・テープからリミックス&リマスター済み。

シカゴを拠点に自国のゴスペル、ソウルのみならず、ニューエイジやキッズ・ミュージック、プロト・ヴェイパーウェイヴまでも掘り起こす当店お馴染みのシカゴの目利き発掘レーベル〈Numero Group〉が贈る名シリーズ〈Eccentric Soul〉の最新弾!テキサス州サン・アントニオの西部シーンから生まれた、1961年から67年に及ぶ知られざるテクスメクスR&Bや初期ロックンロールをコンパイルした、画期的コンピレーション・アルバムが登場!ベア郡のキングメーカー、Abe Epsteinが率いた同地の伝説的レーベルであり、10年間の活動で何百人ものアーティストのキャリアをスタートさせた〈Cobra〉から、アウトサイダー的で神経毒性に溢れる強烈すぎるナンバーを全28曲特集!

いざ、第4の扉へ。自国のソウル、ゴスペル、ファンクにとどまらず、ニューエイジ・ミュージック始祖ヤソスや日本からは原マスミまで、世界各地のオブスキュアなサウンドを掘り起こしてきた米国の大名門であり、コンピに定評のある〈Numero〉から新物件!ニューエイジ・ミュージック始祖の1人IasosやLaraaji、Joanna Brouk、Don Slepian、Master Wilburn Burchetteといったレジェンドが残した傑作曲を一挙特集した、「Private Issue New Age (PINA)」の世界への、新たな入門盤的コンピレーション・アルバム『Bliss Out For Days』が登場!シアトルの〈Light in the Attic〉が手掛けた自主盤ニューエイジ・コンピ金字塔『I Am The Center』と是非セットで聴きたい内容!静かに漂う弦楽器や、くすんだ録音の、しかし美しいピアノがアンビエンスの宇宙として広がる、極上の逸品!オールドスタイルなチップオンジャケット仕様。32ページのブックレットが付属。
USインディ系第名門〈Jagjaguwar〉からのアナログ・リイシュー盤!ライブ人気曲”Freak Scene”収録作品。Dinosaur Jr.が1988年に〈SST Records〉よりリリースした3rdアルバムであり、オルタナ/グランジ・ムーブメントの狼煙を上げた大名作『BUG』をストック!
レア・ソウル発掘において数々の名仕事でマニアをうならせる〈Numero〉の名コンピ『ECCENTRIC SOUL: THE PRIX LABEL 』にも収録されており、当時よりリスナーたちにまさにダイヤモンドの原石だと繰り返し賞賛され7インチカットされていたメロウアコースティック・コーラス・チューンがOpaque Blue Vinyl盤でめでたくリプレス!デレク・シアンフランス監督のインディー・スウィーパー映画『ブルーバレンタイン』でも使用されており、王道のラブソングだがどうしようもなく切なく聴こえてしまう名曲!
