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Soshi Takeda - Secret Communication (LP+DL)Soshi Takeda - Secret Communication (LP+DL)
Soshi Takeda - Secret Communication (LP+DL)100% Silk
¥3,842

八王子の〈道程Records〉のレーベル部門や〈Constellation Tatsu〉からも極めて優れたニューエイジ/アンビエント・ダンス作品を送り出していた東京の要注目なDJ/プロデューサー、Soshi Takeda。〈Pitchfork〉でも紹介され、記録的なヒットを飛ばした〈100% Silk〉からのカセット作品『Floating Mountains』のアナログ化に併せ、その待望の続編となる6曲入りの作品『Secret Communication』が登場!「戦争が勃発した。一方で、子供が生まれた。悲しい瞬間も美しい瞬間もあった」と語るTakeda氏が、2022年から2023年にかけて、彼の自宅スタジオで80年代や90年代のハードウェアを用いて録音した、幻想と感情、意図とインスピレーションが一体となった、色鮮やかな美しいトラック群を収録。豊かなアンビエンスを引きつれたシンセ・パッドの波、軽快に跳ねるベース、ユーフォリックなテンポ感と共に巡る、珠玉のチルアウト・ダンス・サウンドが展開された一枚。新たな地平を思い描く、ヴィジョニストとしての眼差しが込められた今年度国産バレアリック/ドリーム・ハウスの傑作です。

Soshi Takeda - Floating Mountains (LP+DL)
Soshi Takeda - Floating Mountains (LP+DL)100% Silk
¥3,842

〈Pitchfork〉でも紹介された事も記憶に新しい〈100% Silk〉からの傑作カセット作品が待望のアナログ化!八王子の〈道程Records〉のレーベル部門や〈Constellation Tatsu〉からも極めて優れたニューエイジ/アンビエント・ダンス作品を送り出していた東京の要注目なDJ/プロデューサー、Soshi Takedaによる21年の人気作『Floating Mountains』が初のレコード・フォーマットで登場!1980年代中期のアイコニックな中国の風景写真集からインスピレーションを得た作品。1990年代のハードウェア・シンセサイザーとサンプラーを使用し、パンデミック直下の2020年から2021年の冬から春にかけての8ヶ月間で自宅スタジオで録音された6曲を収録。コズミックな漂流感や水晶のようなエレトクロニカ・サウンドが実に優美で珠玉なドリーム・テクノ/バレアリック・ハウス大名作!

Charles.A.D - West Pontoon Bridge (CS+DL)Charles.A.D - West Pontoon Bridge (CS+DL)
Charles.A.D - West Pontoon Bridge (CS+DL)100% Silk
¥2,111

普段は農家として働きながら、ディープ・ハウス・プロデューサーとしての活動も展開している千葉県船橋市在住のHiroyuki Tanakaによるソロ・プロジェクトCharles A.D.による最新カセット作品が〈100% Silk〉から登場。2017年にオーストリアの〈Dream Raw Recordings〉よりデビューして以来、東京のアンビエント・レーベル〈梅レコード〉や〈AvantRoots〉などから作品をリリース。ライブ・ハードウェアを用いたダブ・テクノやアシッド・テクノの作曲を静かに育んできた彼が、5年間にわたるスタジオでの探求を経て構想&録音したアルバム。『West Pontoon Bridge』という表題は、川の河口でボートの上に板を渡した仮設の橋に由来する日本の名所から取られたものであり、同じく即興的かつパノラマ的に展開されていく幻想的で優美なダンス・ミュージック。夕暮れの木々、苔むした滝、海霧に包まれた隠れた寺院といったグラデーションの風景を想起させる、ナイトスケープとチルアウトな雰囲気によく馴染むドリーム/アンビエント・ハウス美盤!

Brast Burn - Debon (LP)
Brast Burn - Debon (LP)Life Goes On Records
¥3,269

FaustやCanのファンにも!Nurse With Woundの79年のデビュー・アルバムのジャケットに掲載された伝説的ショッピング・カタログこと”Nurse With Wound List”掲載でもお馴染みの国産カルト・サイケ大名盤!日本版クラウトロックの秘宝=Karuna Khyalの変名とされるBrast Burnが〈Voice Records〉から1975年に発表した唯一の録音作品『Debon』がアナログ復刻!ダモ鈴木を彷彿とさせるヴォーカル、オーケストレーションされたファズギター、様々なテープサウンド、反響するパーカッションによる、47分間に及ぶ超現実的体験。文字通り麻薬のようであり、ブルージーかつトライバル、催眠的でフリーフォームな破格のサイケデリック・レコード。

猪俣猛とサウンドリミテッド Takesi Inomata & Sound Limited - Innocent Canon (LP)猪俣猛とサウンドリミテッド Takesi Inomata & Sound Limited - Innocent Canon (LP)
猪俣猛とサウンドリミテッド Takesi Inomata & Sound Limited - Innocent Canon (LP)Cinedelic
¥5,179
ファンキーなジャズとサイケデリックな影響が混ざり合い、奇妙極まりないサウンドを創造した、知る人ぞ知る日本のアンダーグラウンド・アルバム!日本のグルーヴのパイオニア、猪俣猛による1971年のアルバム『Innocent Canon』がイタリアの名門〈Cinedelic Records〉よりアナログ・リイシュー!パワフルなドラミング、重厚なジャズ・ヒューム、妄執的なオルガン/ギター・ライン、そして光り輝くナレーション・・・・60年代初期のファンキー・バンド・ジャズと、ジャズ・ロック時代のトリップ的なモードが融合した破格の一枚。
H.Takahashi - Escapism (LP+DL)H.Takahashi - Escapism (LP+DL)
H.Takahashi - Escapism (LP+DL)Not Not Fun Records
¥3,684

2010年国産アンビエント/サウンドスケープの傑作がアナログ再発!アンビエントや環境音楽に特化した東京の名店〈Kankyo Records〉店主であり、自身も吉村弘などの日本の80年代のアンビエントのパイオニアに触発された珠玉の作品群を送り出してきたH.Takahashi氏が2018年に〈Not Not Fun〉からカセットリリースしたアルバム『Escapism』がボーナストラック2曲を追加収録して待望のアナログ化!「日々感じている現実への不満」をインスピレーションに作り上げられた作品であり、静かで多彩たタッチと共に、色付きのガラスの螺旋の中に幻想と至福のスペクトルを誘い出します。

尾島由郎 Yoshio Ojima - Club (Clear Vinyl LP)尾島由郎 Yoshio Ojima - Club (Clear Vinyl LP)
尾島由郎 Yoshio Ojima - Club (Clear Vinyl LP)We Release Whatever The Fuck We Want
¥5,115

12月中旬入荷予定。ヴァイナル・オンリー/デジタル無しとのことです。〈DD.Records〉や〈Vanity Records〉ファンにも推薦したい日本の初期DIYエレクトロニクスの遺産。芦川聡や広瀬豊、高田みどりといった日本の環境音楽/アンビエントのパイオニアによる歴史的名作から、『Patlabor 2: The Movie』に『Ghost In The Shell』、『Tokyo Fist』といったサントラ作品、イタリアン・ライブラリー/サントラ物まで、数々の秘宝を掘り起こしてきたスイスの一大名門レーベル〈WRWTFWW Records〉から特大物件!吉村弘『Pier & Loft』や濱瀬元彦『樹木の音階』、芝野さつき『Rendez-vous』といった傑作のプロデュースから、〈青山スパイラル〉(ワコールアートセンター)、〈東京オペラシティ ガレリア〉、〈キャナルシティ博多〉といった各種集客施設の館内音楽の制作なども手掛けている日本のアンビエント・ミュージックのレジェンドの一人、尾島由郎。自身の主宰していたレーベル〈複製技術工房〉から限定50部で83年に発表していた幻のカセット作品『Club』が、尾島氏本人をスーパーヴァイザーに据える形での完全公式再発が実現!これまで一度もレコードではリリースされることの無かった、世界中のコレクターが探し求め続けた伝説の逸品が待望のアナログ化。アヴァンギャルドなエレクトロニカ的サウンドからプロト・テクノ、メカ・アンビエント、耳に心地よく響く、タイムレスで美しいスタイリッシュな実験音楽を収めた、時代を超越したコレクション。オリジナルマスター音源からの復刻。まさに日本のエレクトロニカのルーツと言えるマスターピース的内容です。

少女隊 Shohjo-Tai & Red Bus St Project - Escape (12")
少女隊 Shohjo-Tai & Red Bus St Project - Escape (12")Thank You
¥4,556

ベルリンの名レコード店〈Sound Metaphors〉傘下のレーベルであり、先日は香港の女性歌手Priscilla Chanによる亜物キラー盤を掘り起こしていた〈THANK YOU〉からは、日本の3人組女性アイドル・グループ、少女隊が1984年に発表した12インチ・シングル作品『Escape』をアナログ再発!Red Bus St Projectなるバック・グループと共に制作した3曲入りEP!都倉俊一が作曲を手掛けた和物エレクトロ・ブギー/ニューウェイヴ・ファンクきってのバンガー"Forever”、亜蘭知子『浮遊空間』などのプロデュースでも知られる西村麻聡(F.O.E, FENCE OF DEFENSE)による、少女隊のボーカルガン無視の型破りなエレクトロ・ディスコ”Electric City”など、鮮烈なダンス・トラックが満載!

Takehisa Kosugi + Akio Suzuki - New Sense of Hearing (LP)Takehisa Kosugi + Akio Suzuki - New Sense of Hearing (LP)
Takehisa Kosugi + Akio Suzuki - New Sense of Hearing (LP)Blank Forms Editions
¥3,819
グループ音楽、タージマハル旅行団等の活動でも知られる日本が誇るサウンドアート巨匠でありフルクサスの命脈にも連なる小杉武久(1938-2018)。1980年に〈ALM Records〉でプレスした希少作品『New Sense Of Hearing』が〈Blank Forms〉から史上初のリイシュー。1979年4月2日、鈴木昭男と共に東京・エオリアンホールにて録音したオリジナル・テープから恩田晃がマスタリングを行い高品質で再発。
頭士奈生樹 Naoki Zushi - IV (2LP)頭士奈生樹 Naoki Zushi - IV (2LP)
頭士奈生樹 Naoki Zushi - IV (2LP)World Of Echo
¥5,783

「音楽で表現したいのは”神秘感”なのかもしれない。」今年度最重要物件!非常階段のオリジナル・メンバーであり、ハレルヤズやIdiot O’Clockでも活躍、現行ジャパニーズ・サイケ最高峰「渚にて」にも参加。戸張大輔や麓健一らと並び、昨今急速に再評価進む鬼才ギタリストこと頭士奈生樹。〈Sad Disco〉で再発させて頂いた98年の幻のセカンド・ソロ・アルバム『現象化する発光素』に続いて、2018年に渚にての〈オルグ・レコード〉からCDオンリーで発売されるも昨今入手困難となっていたキャリア中でも隠れた大傑作『IV』が奇跡の初アナログ化!版元は、Tara Clerkin Trioなどの作品で当店おなじみのロンドン拠点〈World Of Echo〉であり、同レーベルが始動させた頭士氏のリイシュー・シリーズの第一弾となる作品。大人気曲「結合の神秘」の様な、青々とした初夏の風景を彷彿とさせるエヴァーグリーンなサイケ・フォーク/ドリーム・ポップ・サウンドから幕を開けつつも、大胆にもRobert Fripp風のミニマル・ギター・サウンドへと移り変わり、やがてヘヴィなドローン/ノイズのシューゲイジングへと押し上げられていく実にプログレッシヴな展開の「鏡 - Mirror」、銀色の糸状のギター・メロディーを循環的なコードパターンの周りに織り交ぜる、毒々しくも叙情的なサイケデリック・ナンバー「夜想曲 - Nocturne」、割礼や宮沢正一にも似た、寂寞のフォーク・ソング「神隠し - Spirit Away」、〈ECM〉作品にも通じる静けさとミニマリズムとサイケデリアが出会う長大なイントロから、やがて神秘的なラストの歌唱に繋がるクロージング・トラック「花が咲きますように - May a Flower Bloom」まで、頭士氏の孤高の音世界が遺憾無く発揮された、キャリア中でも屈指の隠れた名盤。この機会にアナログで是非。

Passepartout Duo and Inoyama Land -  Radio Yugawara (Transparent Red Vinyl LP)Passepartout Duo and Inoyama Land -  Radio Yugawara (Transparent Red Vinyl LP)
Passepartout Duo and Inoyama Land - Radio Yugawara (Transparent Red Vinyl LP)Tonal Union
¥6,490

■日本限定Transparent Red Vinyl 今作『レディオ・ユガワラ』は2023年にイノヤマランド 井上誠の故郷である湯河原でレコーディングされました。パスパルトゥー・デュオが到着するとホール には4つのテーブルの輪が用意されていました。テーブルには、ハンドベル、グロッケンシュピール、木琴、リコーダー、メロディカ、ハーモニカなど子供用の楽器が丁寧に並べられていたのです。テーブルの周りには様々なベルやウィンドチャイムが吊るされた棚があり、この環境の中でそれぞれの演奏者 は自分の電子楽器をセットアップしました。1「電子楽器のみ」、「アコースティックのみ」、「両方のミックス」、2「お互いのデュオ」のメンバーを交代して演 奏する「4通りのデュエット」、3「制約なしに自由に演奏」の3つのセッションに時間が分けられ3時間以上の音源を制作。期待感の高まるオープニング ”Strange Clouds”ではシンセサイザーのベッドとクロマプレーン(パスパルトゥー・デュオが設計したタッチレス・インターフェイスと無限のオーガニック・サ ウンドを特徴とする手製のアナログ楽器)を使って作られた緑豊かな風景を描くサウンドで、アルバム11曲の下地となっています。「このアルバムはある 場所から発信されるものであると同時に周囲の環境と互いを調和する存在です。このような刹那的な瞬間の音楽は能動的な創造というよりも、すでにそこにある何かを発見することなのです。」

HAPPY - Ancient Moods Mahollova Mind (LP)HAPPY - Ancient Moods Mahollova Mind (LP)
HAPPY - Ancient Moods Mahollova Mind (LP)Think! Records
¥4,500

1月8日発売。時代のうねりが極まる近年、人々に必要なのは心の探究
心の安穏を探し求めればやがて「まほろば」にたどり着き
音の起源、根源を見つめれば太古の記憶や脈動が浮かび上がる
音はいつ生まれ、どのように人の心に繋がってきたのだろう
感情の原始へ思い馳せ、その先に見えたまほろばの心がそこにあった。

HAPPYの5年ぶり3枚目のニューアルバム『Ancient Moods Mahollova Mind』は、パンデミック期間中に作り上げられたメンバーの自宅スタジオで、ほとんどの楽曲が録音されている。タイトルの通り古代へ感じる魅力や心の探求をテーマにしており、まだ聞いたことのない音楽を探求するHAPPYらしく異国の雰囲気漂う新しいサウンドに仕上がった。普段使用している楽器に加えて大正琴、ライアーハープ、バンスリ、コンガやジャンベなど様々な楽器をメンバー自ら演奏し、これまでのキャッチーなアプローチは継承しつつ、前回までの作品から表現の幅が拡大。マスタリングには Wooden Shjips や Drugdealer などを手掛けた Timothy Stollenwerk を起用しており、響きの深さと奥行きは以前に比べて増している。

【HAPPY プロフィール】 京都府綾部市出身、2012年から都内を中心に活動中の Alec(gt/vo) Ric(key/vo) Chew(gt) Syu(ba) Bob(dr/vo) からなる5人組。音楽スタイルはルーツ志向でありながらロック、サイケデリック、エキゾチカ、ニューエイジ、ダンスミュージック、インプロヴィゼーションなどを独自の色彩で 万華鏡のように融合したもので、ライブパフォーマンスではorihasamado(sax/perc)を迎えた6人編成で主に活動している。ゲリラ出演した全感覚祭での3時間に渡るロングセット、UKから来日したDJ Donna Leakeとのジャムセッションや、国内外の音楽マニアの間で今最も注目が集まっているイベントFruezinho、りんご音楽祭や富士山で行われたearthといった様々な話題のイベントに出演。ライブハウスやフェス、レイヴ等の会場や時間帯によってバンドの音楽性を軸に幅広いセットで活動。その場の空気や流れに合わせて演奏する即興音楽の精神を取り入れたパフォーマンスを展開し、音楽的な実験と探究を続けている。

Saicobab - Nrtya (Opaque Grey Vinyl LP)Saicobab - Nrtya (Opaque Grey Vinyl LP)
Saicobab - Nrtya (Opaque Grey Vinyl LP)Thrill Jockey
¥4,620

唯一無比なNEW HIGH WAVEをのりこなすSAICOBAB(サイコバブ)今作アルバムタイトル「NRTYA」は「DANCE」 のサンスクリット語。ラーガ(旋律)とターラ(拍子)をイマジナリー(虚)な領域まで広げたクォータニスチック(四元論的)なダンス・ミュージック!

YoshimiO _ Vocalization
HAMA _ Req
YOSHIDADAIKITI _ Electric Sitar, Electric Bass Sitar, Electric Bass Tanpura
Resonant String Speaker
*All handmade instruments by YOSHIDADAIKITI
TATEKAWA YO2RO _ Drums

Music by SAICOBAB
Recorded in 2020-2021, Engineerd by KABAMIX
Mixed by YoshimiO & KABAMIX in 2022
Mastered by Sarah Register @SR Mastering,NYC
Art works by OOIDO SYOUJOU + YoshimiO, Design by QOTAROO
Photo by HOMMA TAKASHI

1. Nrtyaman6:18
2. Social This Dance 6:24
3. Nachin Machine 7:14
4. Amayoru Moon Dance 6:33
5. Nachle Naatu Honey 7:05
6. Death Nap The Dance 6:09
7. Dancing Fish In The Rain 6:18

OOIOO -  nijimusi (Color Vinyl 2LP)
OOIOO - nijimusi (Color Vinyl 2LP)Thrill Jockey
¥6,035

鳴ること自体に理由を持たず、生まれたとたん空気に滲んで消えてゆく匂いのような音の去来。
無調の音節が持つ言語以前の言葉の意味。生命が持つ脈動の渦の不思議…。
新しい発見が、実は初めからそこにあったものの再確認であるように、
OOIOOが当たり前に音を鳴らした、人類未聴の音世界が完成しました。

OOIOOの6年ぶりとなる新作は、原点回帰の4人編成のバンドへと立ち返り、これまでに彼女達が作り上げてきた独自の表現方法を全面的にフィーチャーした、OOIOO以外何者でもない音楽となりました。この音楽が、ギターx2、ベース、ドラムという実にオーソドックスな編成で織り成されているという事実に多くの人は驚かされることでしょう。本作では、シンプルに「音が鳴るもの」として素直に正対した楽器の用い方を通し、よりプリミティヴで原則的な音との関わり方が実践されています。ドラムが空気をたっぷりと揺らす様子を顕微鏡のように捉えながら、真空パックのように濃密な低音や自由な電子音が、あたかも昔からそこに在ったかのように配置されている様は、アンサンブルという音楽的枠組みを超え、生命ある生物のように不可分な「こういう、ひとつのもの」として提示されています。本作は音楽でありながら、手触りや匂い、雰囲気や気配を強く喚起する作品です。もしも音楽が聴覚と時間の芸術表現だとしたら、本作はもはや音楽から逸脱し始めているのかもしれません。それでも今、この音を鳴らす。それは動物の鳴き声のように固有の音を鳴らすOOIOOという生命体が、今ここに生きている証です。同時代に生きるものだけが確認できる今のOOIOOを、一緒に体験してみてください。

織川一 Hajime Orikawa - 穂遊 Suiyu (CS+DL)織川一 Hajime Orikawa - 穂遊 Suiyu (CS+DL)
織川一 Hajime Orikawa - 穂遊 Suiyu (CS+DL)造園計画
¥2,200

東京の先鋭的ポスト・パンク・デュオ「帯化」の主宰する、卓越した審美眼に溢れる昨今要注目のインディペンデント・レーベルであり、毎度素晴らしい装丁でフィジカル作品を送り出してきた〈造園計画〉からは、今年度の国産ニューエイジ/アンビエントとして大変秀逸な内容のカセットが堂々アナウンス! 郊外の貧しい植栽から、あるいは国道沿いのマンションの一室から紡がれる、郊外都市のためのニューエイジ。千葉、鎌取出身の音楽家、織川一による第一音源集『穂遊/Suiyu』。

自宅の一室での宅録と環境音で構成されたという、ローファイでありながら神学的な響きを含むA面から、オートハープ、エレピ、ムーグシンセ、オルガン、テナーサックスなどのあらゆる楽器によって柔らかく塗り重ねられた音響と、野を駆け回る野ウサギのように自由な歌声が美しく溶け合う、15分を越える表題曲『穂遊/Suiyu』に向かって、郊外都市の憂鬱は穏やかに浮遊していく。

Popol Vuhなどのスピチュアルなジャーマンサイケの系譜と<Leaving Records>などのニューエイジリバイバルの系譜を引きながらも、プライベートな余白をそなえたニューエイジアルバム。カセット版には、『穂遊/Suiyu』のDLコードにあわせて、アウトトラック集『一向自適/Ikkojiteki』のDLコードが付属。

帯化 - 御池塘自治 (LP+DL)帯化 - 御池塘自治 (LP+DL)
帯化 - 御池塘自治 (LP+DL)造園計画
¥4,400

12月11日発売予定。二人組ロックバンド、帯化が2023年にリリースした3rd Album『御池塘自治/On Chitou Jichi』がレコード化。民謡的な歌唱とクラウトロック的な反復が、環境音を引き連れながら渦を巻く。フォースワールドリバイバル以降の音像と、その根本に刻まれている泥臭い身体感覚が交差し、懐かしさは新しさに、新しさは懐かしさに互いの似姿を見つけることになるだろう。ロックバンドという、本邦では既に当たり前になった表現形態に残存する、舶来品的な違和感を探り直しながら、その隙間に改めて「翻訳」の余地を、アレンジの余地を流し込む。
本作には、ポスター仕様の特大歌詞カード、帯化主催の自主レーベルである造園計画に所属するダブテクノの新鋭、揚による帯化“行楽日和”の破壊的リミックス音源のDLコードが付属。

【アーティストバイオ】
東京を拠点にする二人組ロックバンド、帯化。2019年3月に『末梢変異体/群島理論』を自主レーベル造園計画からリリースし活動を開始。2020年には、Klan Aileenの澁谷との協働で制作された1stアルバム『擬似縁側型ステルス』、多摩川中流にてアコースティックギター、メタルパーカッションなどを持ち込み自主録音された2ndアルバム『河原結社』を立て続きにリリース。2023年にはおよそ2年かけて制作された3rdアルバム『御池塘自治』をリリース。
ブルーシートと麻紐で緊縛されたカセット、河原で拾った石、水引と熨斗(のし)がかけられたカセットを販売するなど、「物を売る」ことに独特の比重を置きながら活動を続ける。

【レーベルバイオ】
国内のあらゆるシーンから断絶した地点に、ひと掴みのアティテュードを造庭するインディペンデント・レーベル、造園計画。エクスペリメンタル、宅録、即興、ポストパンク、ニューエイジなど、あらゆるジャンルを横断しているようで、初めからそんなものとは無縁なそれぞれの「実感」だけをその拠り所とする。これまでに、帯化、大山田大山脈、野流、揚の作品のリリースを手がけている。

toru yamanaka & teiji furuhashi / Dumb Type Theater 睡眠の計画 - Plan For Sleep (LP+DL)
toru yamanaka & teiji furuhashi / Dumb Type Theater 睡眠の計画 - Plan For Sleep (LP+DL)conatala
¥3,800

11月下旬入荷予定。1984年に結成され、現在も京都を拠点に第一線で活動するマルチメディア・パフォーマンス・アート・グループ、ダムタイプ (DUMB TYPE)。最初期ダムタイプシアター時代の公演のために、音楽家・山中透とグループの中心人物であった故・古橋悌二が製作したカセットブック作品「庭園の黄昏 - Every Dog Has His Day(1985年録音)」と「睡眠の計画 - Plan For Sleep (1986年録音)」の2タイトルが、初めてレコードとして同時リリースされます。

ダムタイプ創立当初、山中は主に音楽制作を担当し、古橋はその楽曲を舞台演出に落とし込む役割を果たしていました。2人の共同制作は、ダムタイプ以前に組んでいたORGやR-STILLに始まり、その時期に志向していたNEW WAVEやプログレッシヴ・ロックに加えて、ミニマル・ミュージックや前衛パフォーマンスを融合させたローリー・アンダーソン、メレディス・モンク、ロバート・ウィルソンらからの影響を受けています。さらに、当時の先鋭的なサンプリング・ミュージックやハウス・ミュージックを大胆に取り入れた独創的なアプローチは、ダムタイプのサウンドの礎となり、日本のミニマル〜アンビエント・ミュージックとパフォーマンス・アートの重要な接点として歴史に刻まれるべきものです。

「庭園の黄昏(1985年)」と同時に制作されていた本作「睡眠の計画(1986年)」の公演では、山中がサウンド・オペレーションを担当することになりました。電子オルガンの音色と印象的なピアノやサックスのフレーズがシンコペーションしながら疾走するミニマル・ナンバーで始まり、次に、機械の駆動音のようなけたたましいインダストリアル・ビートの上を様々なサウンドソースの断片が漂います。また、タイプライターのタイピング音をリズムに変えたナンバーもあり、当時はまだ新しかったサンプリング・ミュージックからインスピレーションを受けた様々な試みを展開し、パフォーマンスの身体性と見事に結びついています。

加えて映画音楽からも多大な影響を受けている山中らしい、メランコリックな旋律から世俗的なジャズなどの様々な情景を喚起させる色彩豊かなメロディが加わり、ポストモダン時代の世界中のパフォーマンス・アートのなかでも他に類を見ない、完全に独創的で洗練された世界観を構築しています。

toru yamanaka & teiji furuhashi / Dumb Type Theater 庭園の黄昏 - Every Dog Has His Day (LP+DL)
toru yamanaka & teiji furuhashi / Dumb Type Theater 庭園の黄昏 - Every Dog Has His Day (LP+DL)conatala
¥3,800

11月下旬入荷予定。1984年に結成され、現在も京都を拠点に第一線で活動するマルチメディア・パフォーマンス・アート・グループ、ダムタイプ (DUMB TYPE)。最初期ダムタイプシアター時代の公演のために、音楽家・山中透とグループの中心人物であった故・古橋悌二が製作したカセットブック作品「庭園の黄昏 - Every Dog Has His Day(1985年録音)」と「睡眠の計画 - Plan For Sleep (1986年録音)」の2タイトルが、初めてレコードとして同時リリースされます。

ダムタイプ創立当初、山中は主に音楽制作を担当し、古橋はその楽曲を舞台演出に落とし込む役割を果たしていました。2人の共同制作は、ダムタイプ以前に組んでいたORGやR-STILLに始まり、その時期に志向していたNEW WAVEやプログレッシヴ・ロックに加えて、ミニマル・ミュージックや前衛パフォーマンスを融合させたローリー・アンダーソン、メレディス・モンク、ロバート・ウィルソンらからの影響を受けています。さらに、当時の先鋭的なサンプリング・ミュージックやハウス・ミュージックを大胆に取り入れた独創的なアプローチは、ダムタイプのサウンドの礎となり、日本のミニマル〜アンビエント・ミュージックとパフォーマンス・アートの重要な接点として歴史に刻まれるべきものです。

本作「庭園の黄昏(1985年)」は、山中と古橋の共同制作によるダムタイプのサウンド・アイデンティティを決定づけた音楽作品となります。ピアノやシンセサイザーの反復される印象的なフレーズが重なり合うミニマルな楽曲や、さまざまな具体音のサンプリングをビートに変換した急進的なアプローチ、緻密に施されたエフェクトによって全体を霧のように覆う心地よいアンビエンス、さらにワルツやシャッフルのリズムなど、過去の音楽への敬愛とテクノロジーが融合した初期ダムタイプの象徴的なサウンドが、ここで見事に確立されています。多彩な表情を持つ楽曲たちは、駆動するノイズ、電子音、電話の話中音などの四方に飛び交うシグナルをトリガーに、浮かんでは消え、また立ち昇り、移り変わる景色を描き出しています。

Mariko Katsuragi - Aoyama Nights (12")Mariko Katsuragi - Aoyama Nights (12")
Mariko Katsuragi - Aoyama Nights (12")Memme Vaev
¥3,104

1986年に残されながらも長年お蔵入りになっていた知られざるジャパニーズ・ジャズ・ファンク(という設定の??)の傑作『Seaside Highway 』が掘り起こされた事で話題を呼んだ、キーボード奏者の葛木マリコとギタリスト兼編曲家/プロデューサーの長谷川ジョーが率いる”City Heights”が残した幻のブギー/シティポップの傑作『Aoyama Nights』が約40年越しの奇跡のアナログ・リリース。1982年から1986年にかけて集まった秋葉原と神田の繁華街出身の若いスタジオ・ミュージシャンたち。アジアの都会的でありながら孤独な広がりにインスピレーションを受けたシティ・ポップ作品をコンセプトに制作されながら、その後の突然の解散により日の目を見ることの無かったとの事。80年代初頭の東京の音楽の坩堝から、ジャズ、ファンク、ブギーの独特のブレンドと、当時の日本の最高級の電子楽器のローカルのタッチを盛り込んだオブスキュア・シティ・ポップの知られざる傑作!

川井憲次 - Ghost In The Shell (Original Soundtrack) (LP)
川井憲次 - Ghost In The Shell (Original Soundtrack) (LP)We Release Whatever The Fuck We Want
¥4,435

2024年度リプレスです!史上最高のアニメ映画と海外でも評されている、まごう事なきジャパニーズ・アニメーション史上に残る不朽の名作「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」のオリジナル・サウンドトラックが、WRWTFWWより初公式ヴァイナル・リイシュー。フォークロアな古代のハーモニーやパーカッションが、フューチャリスティックなシンセサイザーと不思議なほど融合しており、メインテーマ「メイキング・オブ・サイボーグ」では、ブルガリア民謡のハーモニーに続き、古代の日本語で結婚式の歌を合唱させ、時代を超越した比類のないサウンドトラックのスタンダードを作り上げた。

福居良 - Scenery (LP)
福居良 - Scenery (LP)We Release Jazz
¥4,435

北海道が生んだ名ピアニスト、福居良。その瑞々しく繊細なプレイは多くのリスナーを魅了し、ファースト・アルバムである本作『Scenery』は世界的にも高く評価されるようになった。22 歳でピアノを始めた福居が本作を録音したのは28 歳のとき。若き日のひたむきな演奏が聴く者の感情を心地良く揺さ振ってくる。闊歩するように大らかにスウィングする「It Could Happen To You」、爽快で歓びに満ちた「Early Summer」、晩秋の夜気を含んだような「Scenery」。福居の資質に溶け込んだ、スケールの大きさと機微を兼ね備えた“北海道的情感”が心地良い。萌える緑、眩い清流、澄明な空、音もなく落ちる雪・・・。ここには、福居良が紡いだ美しき風景=シーナリィが永遠に息づいている。

Steve Hiett - Girls In The Grass (LP)
Steve Hiett - Girls In The Grass (LP)Be With Records
¥5,342

2024年リプレス!あまりにも異様な透明感と浮遊感を孕んだAOR/ライト・メロウの傑作として、未だに大きな支持を受けている唯一作「渚にて…」でも有名なSteve Hiettが、ファッション・フォトグラファーとして過ごしていたパリで録音していた未発表テープ音源が初となるレコード化です!70年ワイト島フェスティヴァルでのJIMI HENDRIXのファイナル・パフォーマンスや、ビーチ・ボーイズ、ドアーズ、マイルス・デイヴィスの撮影も手がける有名フォトグラファー、スティーヴ・ハイエット。先日リリースされた「渚にて…」の再発に併せてリリースされた秘蔵音源。浜辺で奏でるドルッティ・コラムとでも言った風情で、途轍もなくブリージン&メロウ、底知れずムーディな味わいが抜群。未発表だった作品とはとても思えない、磨かれたサウンドとコンセプチュアルなアルバム構成で、すこぶる良いです!AOR裏の名盤。

Takayuki Shiraishi - Photon (2LP)Takayuki Shiraishi - Photon (2LP)
Takayuki Shiraishi - Photon (2LP)Camisole Records
¥5,731
BGM名義では、阿木譲主宰の大阪の伝説的レーベル〈Vanity Records〉から若干17歳にして作品を発表。脱線的ノーウェイヴ・ダブ・ユニット、Tristan Discoや、MLDなどのプロジェクトでも活動し、日本のアンダーグラウンド・シーンを牽引したパイオニア、白石隆之。〈Transonic〉や〈Sublime Records〉などと並ぶ90年代ジャパニーズ・テクノの名門にして、2020年には杉本卓也のユニット”Web”の未発表音源が掘り起こされるなど、再度注目を浴びている福岡の先駆的レーベル、稲岡健主宰の〈Syzygy Records〉から発表した激レアなCD作品『Photon』が史上初ヴァイナル・リイシュー!版元はやはりTristan DiscoやMLD名義での作品も掘り起こしている〈Camisole Records〉。Planetoidの名で〈Apollo〉からEPをリリースした後、1997年に発表した本名名義のファースト・アルバム『Photon』。1987年から1996年の間に録音された楽曲たちを収録。スペクタルなダンスと余韻、ドリーミーな呪文、陶酔に捧げられた太陽の儀式を巡る旅。心と体を意識させることを決して忘れない実験的テクノ。仏鬼才Krikor Kouchianによるリマスタリング仕様。
マライア Mariah - うたかたの日々 (2LP)マライア Mariah - うたかたの日々 (2LP)
マライア Mariah - うたかたの日々 (2LP)Everland Music
¥5,989
2024年リプレス!オリジナルは高騰を極める大人気作。清水靖晃「案山子」を手にされた方も是非。シンセ・ポップ/ニューウェイヴで今も不動の人気を誇る、同氏参加の実験音楽集団、本邦のマライアの名作ラストアルバムが2LP再発。日本コロムビアからの公式リマスタリング音源、帯、60×60cmサイズのポスター付属。

近年、再評価著しい先鋭的サクソフォニストな清水靖晃、数々のアニメ・サントラからスピッツまで手がける笹路正徳、そして、渡辺モリオ、山木秀夫といった70-80年代の日本の音楽シーンを代表する豪華メンバーが集った名バンド、”マライア”。各々のミュージシャンによるプロデュース/サポート業もさることながら彼ら自身によるその音楽も圧倒的。
シンセ・ポップとジャズ、プログレ、ニューエイジまでもが溶け合う万華鏡のような音世界。「和レアリック」の鑑とも言うべき、トロピカル&レフトフィールドな異形の音楽観で世界各地からそのオリジナル盤がウォントされ、万越えの高額で取引され続けています。無限の引き出しをも感じさせる様な越境的な音楽性が軸にあるからこそ、実験的なサウンドをここまでポップに落とし込めるのでしょう。ジャパグレ文脈で残した81年名作「アウシュビッツ・ドリーム」とはまた別の軸で恐ろしい次元に到達した傑作。

ニューエイジ・リバイバルでも再評価の進む名エンジニア、オノ・セイゲンの手による録音&ミックス。Basic Channel創設の独・Dubplates and Masteringにてマスタリング。『ガロ』誌や『宝島』などで連載した漫画家・イラストレーターの奥平イラ氏が自身が手がけたオリジナル・アートワークを新装。YMOにも関わった吉田美奈子の夫で、そのプロダクションも手掛ける(故)生田朗がリリックを担当。言わずもがな、最高過ぎます。

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