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宮浦清 - Still Life (22:54 Saturday) - In The Mood Of Love - (LP)宮浦清 - Still Life (22:54 Saturday) - In The Mood Of Love - (LP)
宮浦清 - Still Life (22:54 Saturday) - In The Mood Of Love - (LP)Sad Disco
¥4,400

シティ・ポップ~バレアリック~ニューエイジといった近年のリバイバル以降の
音楽視点からも密かに注目集まる幻の傑作。
江口寿史関連の知る人ぞ知る91年サウンド・トラック盤が初アナログ化!

イラストとサウンドのおしゃれなコラボレーションタイム。日本を代表するお馴染みの人気漫画家/イラストレーター、江口寿史がイラストレーションを手掛けていた事もある、NTV系ネットの5分番組『スティル・ライフ』のオリジナル・サウンドトラック作品がSad Discoよりリイシュー!

11月20日発売予定。江口氏によるスタイリッシュで魅惑的な少女のイラストと、音楽家/サックス奏者の宮浦清がサウンド・プロデュースした音楽が鮮やかに溶け合うテレビ番組『スティル・ライフ』。本作は、それぞれ、江口寿史ときたがわ翔がイラストを手がけている3枚のサウンドトラックCD盤のうち、最も入手困難となっている第2弾に当たる一枚。

和レアリック~レフトフィールド以降の感性にもビビっと来る事間違い無しな、過小評価された国産アンビエント・ハウスの名曲「OFFSHORE DANCE」、昼下がりの午後に涼風を連れてくる、晴れやかなバレアリック・ボッサ「IF YOU MISS A GOOD DREAM(忘れかけたGOOD DREAM)」、箱庭サイズのYMOを堪能出来るユーフォリックなテクノ・ポップ/フュージョン「FEEL TOGETHER」、宮浦和美歌唱の『スティル・ライフ』テーマ曲「After the Rain」での追憶のジャズ・ヴォーカルまで、ラテン・フィーリングを纏ったハイセンスでモダンな良曲がズラリと並ぶ、素晴らしく夢見心地な内容の傑作!

織川一 Hajime Orikawa - 穂遊 Suiyu (CS+DL)織川一 Hajime Orikawa - 穂遊 Suiyu (CS+DL)
織川一 Hajime Orikawa - 穂遊 Suiyu (CS+DL)造園計画
¥2,200

10月16日発売。郊外の貧しい植栽から、あるいは国道沿いのマンションの一室から紡がれる、郊外都市のためのニューエイジ。千葉、鎌取出身の音楽家、織川一による第一音源集『穂遊/Suiyu』。

自宅の一室での宅録と環境音で構成されたという、ローファイでありながら神学的な響きを含むA面から、オートハープ、エレピ、ムーグシンセ、オルガン、テナーサックスなどのあらゆる楽器によって柔らかく塗り重ねられた音響と、野を駆け回る野ウサギのように自由な歌声が美しく溶け合う、15分を越える表題曲『穂遊/Suiyu』に向かって、郊外都市の憂鬱は穏やかに浮遊していく。

Popol Vuhなどのスピチュアルなジャーマンサイケの系譜と<Leaving Records>などのニューエイジリバイバルの系譜を引きながらも、プライベートな余白をそなえたニューエイジアルバム。カセット版には、『穂遊/Suiyu』のDLコードにあわせて、アウトトラック集『一向自適/Ikkojiteki』のDLコードが付属。

Joe Yamanaka & The Wailers - Reggae Vibration (LP)
Joe Yamanaka & The Wailers - Reggae Vibration (LP)JAMDUNG
¥4,323

ジャップ・ロックの伝説、Flower Travellin’ Bandでもヴォーカルとしてサイケデリック・ロックを演奏、カリブ海出身の米陸軍兵士の父親の血を引く役者、ボクサーであり慈善家、映画『人間の証明』主題歌でも知られるジョー山中が、ボブ・マーリー亡き後のザ・ウェイラーズと組んでジャマイカ録音した和レゲエの伝説的名盤『Reggae Vibration』が〈JAMDUNG〉よりアナログ再発。1982年 4月14日から4月30日にかけて、ジャマイカのキングストン、ホープRD 56番地にある〈Tuff Gong Studio〉にて録音およびリミックスされた作品。プロデュースはナンとFar East Family Bandの伊藤詳!レゲエ・アルバムとして大変優れた内容です!60x30cm見開きポスター付属。

Ken Ishii - Reference To Difference (Remastered 30th Anniversary Edition) (LP)Ken Ishii - Reference To Difference (Remastered 30th Anniversary Edition) (LP)
Ken Ishii - Reference To Difference (Remastered 30th Anniversary Edition) (LP)Musicmine/ Sublime Records
¥4,176

9月下旬再入荷。〈Musicmine〉と、同社が設立したジャパニーズ・テクノ名門レーベル〈Sublime Records〉の設立30年を記念して、テクノ界の最も注目すべきアーティストの頂点に君臨しているといっても過言ではないレジェンド、Ken Ishiiの94年のアルバム『Reference to Difference』がアナログ再発!アーティスト個人にとって、そして、日本のエレクトロニック・ミュージック全般にとってゲームチェンジャーとなった作品でありながら過小評価されていた、〈Transonic〉復活の今、再発見されるに相応しい逸品。リマスタリング仕様での初となるアナログ・プレス。豪華ライナーノーツが付属。

横田進 Susumu Yokota - Acid Mt. Fuji (Remastered 30th Anniversary Edition) (3LP)横田進 Susumu Yokota - Acid Mt. Fuji (Remastered 30th Anniversary Edition) (3LP)
横田進 Susumu Yokota - Acid Mt. Fuji (Remastered 30th Anniversary Edition) (3LP)Musicmine/ Sublime Records
¥6,751

未体験の方はこの機会にぜひ!「音楽の捉え方を完全に変えてしまう魅惑的な日本のアンビエントテクノの傑作」(Electronic Beats)〈Syzygy Records〉や〈Transonic〉〈Frogman〉などと並ぶ日本の最初期の伝説的なテクノ・ミュージック・レーベルこと〈Sublime Records〉から発表された"SUSUMU YOKOTA"名義としてのデビュー・アルバム『Acid Mt FUJI』が30周年エディションとして3LPアナログ・リイシュー!2016年に国内でCD再発された際に初めて収録された未発表曲もこの度LP音源化!今は亡き日本のエレクトロニック・ミュージックのパイオニアによるジャパニーズ・アシッド/アンビエント・テクノの古典的大名作。日本のテクノを紐解いた画期的コンピ『Japan Vibration』の編纂でも注目を浴びるAlex From Tokyoによる貴重なドキュメントを収めた豪華ライナーノーツが付属。最新のマスタリング&カッティング仕様。

頭士奈生樹 Naoki Zushi - IV (2LP)頭士奈生樹 Naoki Zushi - IV (2LP)
頭士奈生樹 Naoki Zushi - IV (2LP)World Of Echo
¥5,783

10月下旬入荷予定。「音楽で表現したいのは”神秘感”なのかもしれない。」今年度最重要物件!非常階段のオリジナル・メンバーであり、ハレルヤズやIdiot O’Clockでも活躍、現行ジャパニーズ・サイケ最高峰「渚にて」にも参加。戸張大輔や麓健一らと並び、昨今急速に再評価進む鬼才ギタリストこと頭士奈生樹。〈Sad Disco〉で再発させて頂いた98年の幻のセカンド・ソロ・アルバム『現象化する発光素』に続いて、2018年に渚にての〈オルグ・レコード〉からCDオンリーで発売されるも昨今入手困難となっていたキャリア中でも隠れた大傑作『IV』が奇跡の初アナログ化!版元は、Tara Clerkin Trioなどの作品で当店おなじみのロンドン拠点〈World Of Echo〉であり、同レーベルが始動させた頭士氏のリイシュー・シリーズの第一弾となる作品。大人気曲「結合の神秘」の様な、青々とした初夏の風景を彷彿とさせるエヴァーグリーンなサイケ・フォーク/ドリーム・ポップ・サウンドから幕を開けつつも、大胆にもRobert Fripp風のミニマル・ギター・サウンドへと移り変わり、やがてヘヴィなドローン/ノイズのシューゲイジングへと押し上げられていく実にプログレッシヴな展開の「鏡 - Mirror」、銀色の糸状のギター・メロディーを循環的なコードパターンの周りに織り交ぜる、毒々しくも叙情的なサイケデリック・ナンバー「夜想曲 - Nocturne」、割礼や宮沢正一にも似た、寂寞のフォーク・ソング「神隠し - Spirit Away」、〈ECM〉作品にも通じる静けさとミニマリズムとサイケデリアが出会う長大なイントロから、やがて神秘的なラストの歌唱に繋がるクロージング・トラック「花が咲きますように - May a Flower Bloom」まで、頭士氏の孤高の音世界が遺憾無く発揮された、キャリア中でも屈指の隠れた名盤。この機会にアナログで是非。

Brast Burn - Debon (LP)
Brast Burn - Debon (LP)Life Goes On Records
¥3,269

FaustやCanのファンにも!Nurse With Woundの79年のデビュー・アルバムのジャケットに掲載された伝説的ショッピング・カタログこと”Nurse With Wound List”掲載でもお馴染みの国産カルト・サイケ大名盤!日本版クラウトロックの秘宝=Karuna Khyalの変名とされるBrast Burnが〈Voice Records〉から1975年に発表した唯一の録音作品『Debon』がアナログ復刻!ダモ鈴木を彷彿とさせるヴォーカル、オーケストレーションされたファズギター、様々なテープサウンド、反響するパーカッションによる、47分間に及ぶ超現実的体験。文字通り麻薬のようであり、ブルージーかつトライバル、催眠的でフリーフォームな破格のサイケデリック・レコード。

佐藤允彦 Masahiko Satoh - Holography
佐藤允彦 Masahiko Satoh - HolographyEndless Happiness
¥3,964

日本のフリー・ジャズ/アヴァンギャルド音楽の重要人物にして、作曲家、編曲家としても知られるピアニスト、佐藤允彦による希少なアルバムであり、1970年に〈日本コロムビア〉より発売された作品『Holography』が待望のアナログ再発!1941年東京生まれ。オリヴィエ・メシアンと高橋悠治から最も早く影響を受けつつ、ピアニストとして、1950年代後半から1960年代前半にかけて、日本、ヨーロッパ、アメリカのさまざまなジャズコンボで演奏。ジャズのソリスト、編曲家、フリー・プレイヤーとして、あるいは当時のより過激な日本のロックLPのオルガン奏者として、あらゆる道を見事に切り開いていった、まさに「日本版Wolfgang Dauner」と呼べる偉才。本作の両面には、非常に自由なピアノが収められており、実に驚くべき感性を示していると同時に、当時のアヴァンギャルドとの繋がりを反映した自由な瞬間が、後のプロジェクトにも通じる形で、佐藤自身の宇宙的創造感覚と織り交ぜられたものとなっています。

Ai Aso - Lone (CD)
Ai Aso - Lone (CD)Ideologic Organ
¥2,384
まさに2010年代の邦楽でも屈指の名盤にして金字塔!2000年頃からソロ・シンガーとして活動を開始。東京のサイケデリック・アンダーグラウンドの聖地〈P.S.F. Records〉にも作品を残す朝生愛がStephen O'Malley主宰の〈Ideologic Organ〉から送り出した2014年の大人気作品『Lone』が2024年度リプレス。独特の儚さや憂いを帯びた催眠的な雰囲気があまりにも魅力的な白昼夢的サイケデリック・フォークの大傑作!
坂本龍一 - CODA (LP)
坂本龍一 - CODA (LP)Wewantsounds
¥6,600

10月11日発売予定。1983年リリースのセルフ・カバー・アルバムがアナログ正規復刻!オノセイゲンによる最新デジタル・リマスター、井上嗣也による初発売時のジャケット、インナースリーヴ等を可能な限り復刻したファン必携アイテム。

本作は、1983年12月にリリースされた坂本自身が出演した映画『戦場のメリークリスマス』のサウンドトラックをピアノで演奏したピアノ・バージョン・アルバムとして『Avec Piano』というタイトルで思索社から発売されていたカセットブックに、レコード化に際し”Japan”と”Coda”の2曲を追加収録してLPとしてリリースされたものです。シンセや生楽器を駆使したオリジナルの音色を見事にピアノ曲に編曲した、聴きごたえのある1枚です。代表曲として数限りなくステージで演奏し録音も重ねられたテーマ曲"Merry Christmas Mr. Lawrence"を収録。Andy Betaによるライナーノーツが付属。

猪俣猛とサウンドリミテッド Takesi Inomata & Sound Limited - Innocent Canon (LP)猪俣猛とサウンドリミテッド Takesi Inomata & Sound Limited - Innocent Canon (LP)
猪俣猛とサウンドリミテッド Takesi Inomata & Sound Limited - Innocent Canon (LP)Cinedelic
¥4,989
ファンキーなジャズとサイケデリックな影響が混ざり合い、奇妙極まりないサウンドを創造した、知る人ぞ知る日本のアンダーグラウンド・アルバム!日本のグルーヴのパイオニア、猪俣猛による1971年のアルバム『Innocent Canon』がイタリアの名門〈Cinedelic Records〉よりアナログ・リイシュー!パワフルなドラミング、重厚なジャズ・ヒューム、妄執的なオルガン/ギター・ライン、そして光り輝くナレーション・・・・60年代初期のファンキー・バンド・ジャズと、ジャズ・ロック時代のトリップ的なモードが融合した破格の一枚。
細野晴臣・鈴木茂・山下達郎 - Pacific (LP)
細野晴臣・鈴木茂・山下達郎 - Pacific (LP)Victory
¥3,196

近年世界中から人気高まるジャパン・ミュージックですが、名盤ヴァイナル再発来ました!! 細野晴臣、鈴木茂、山下達郎をはじめとする日本のトップサウンドクリエイターが、南太平洋での休日アイランド・ミュージックをイメージに制作した1978年発表のトロピカルな名作。マーティン・デニー譲りのエキゾチカと、黎明期の電子楽器を用いた、ジャパン・エキゾ・フュージョン。坂本龍一、林立夫、高橋幸宏等、豪華メンバー参加。YMOヴァージョンの元となる「コズミック・サーフィン」等も収録。お見逃し無く!!!

V.A. - Sixties Japanese Garage-Psych Sampler (LP)
V.A. - Sixties Japanese Garage-Psych Sampler (LP)COSMIC ROCK
¥3,086

The Golden Cups、Outcast、The Tempters、Beavers、The Bunnys、The Spidersら 本邦の伝説的バンドの数々をピックアップ。いわゆる "グループ・サウンズ"ムーブメントを調査した60年代後半の日本のガレージ/サイケデリック・ロックを特集したコンピレーション・アルバム『Sixties Japanese Garage-Psych Sampler』が〈Cosmic Rock〉からアナログ・リイシュー!後にフラワー・トラベリン・バンド、スピード・グルー&シンキ、裸のラリーズ、フード・ブレインといった伝説的バンドで活躍するミュージシャンたちによる初期の録音が収録されています。

Motohiko Hamase 濱瀬元彦 - ♯Notes Of Forestry 樹木の音階 (LP)
Motohiko Hamase 濱瀬元彦 - ♯Notes Of Forestry 樹木の音階 (LP)We Release Whatever The Fuck We Want
¥3,998

9月下旬再入荷。既に90年代から海外からも評価が高く、ミニマル・ミュージック、ポスト・ミニマルの新しい提示であり、ライヒ影響下の禅庭園とも評された、濱瀬元彦による和製ミニマル・アンビエントの傑作、1988年のCD作品「樹木の音階」が〈WRWTFWW Records〉から世界流通盤としてヴァイナル再発。
衣料品メーカーのワコールが85年に青山にオープンさせた複合文化施設「スパイラル」によるレーベル〈Newsic〉に残されたオリジナルは現在高値で取引される一品。濱瀬氏は、「インタリヨ」や「レミニッセンス」といったニューエイジ/アンビエントの名作の再評価で一躍注目されていますが、ジャコ・パストリアスが来日した際にも会いたいと指名された、日本最高峰のジャズ・ベーシストであり、清水靖晃や菊地成孔といった名ミュージシャンとも活動、そして、稀代の音楽理論家してフレットレスベースの新しい演奏スタイルを確立した人物。日本におけるエリック・サティ研究の第一任者として知られ、吉村弘とも関わりの深い柴野さつき(ピアノ)、名パーカッショニスト、山口恭範氏(パーカッション)を迎えた編成。空想的なサウンドスケープのなかで、しなやかに揺れる海洋性のエレクトロニクスやライヒ譲りのクリスタルなミニマリズム、ジャズのエッセンスが呼吸をする、どこまでもエヴァーグリーンな音風景。今なお衰えを知らない美しさにただ呑まれるばかりのマスターピース的大傑作。

Akio Suzuki - Zeitstudie (LP+DL)
Akio Suzuki - Zeitstudie (LP+DL)Room40
¥3,784

底知れず深い音の清流を織り上げ続ける、世界的な評価も非常に高い日本のサウンド・アーティスト、鈴木昭男。ベルリンの実験系レーベル〈Edition Giannozzo Berlin〉(Rolf Julius, Alvin Curran, 小杉武久, Christina Kubisch)から84年にリリースされていた幻のカセット作品「Zeitstudie」の初アナログ・リイシュー。2本の金属シリンダーの間に張られた螺旋状のコードの音響伝達によって反響を生み出す楽器であり、70年代に開発された「アナラポス」と75年に製作したグラス・ハーモニカなどを用い、〈Galerie Giannozzo〉オーナーのRolf Langebertelsが企画したベルリン工科大学でのパフォーマンスの様子を収録。贅肉の全てを削ぎ落とし磨き抜いた様な、鈴木氏の芸術言語がかつてない境地へと達していた恐るべき瞬間を捉えた奇跡のスケッチ。めっちゃくちゃ凄まじいです!

猪俣猛とサウンド・リミテッド - New Rock In Europe (LP)
猪俣猛とサウンド・リミテッド - New Rock In Europe (LP)ユニバーサルミュージック
¥4,620

“秘宝”とも称されるサウンド・リミテッドのサード・アルバム。この艶。この深み。猪俣猛が手掛けるジャズ・ロックは新たな次元へと突入した。

1969年の暮れに結成されたサウンド・リミテッドは、猪俣猛の意気込みを反映するかのように1970年に入って立て続けに3枚のアルバムを録音する。その3作目に当たるのが『New Rock In Europe』である。ビートルズやドノヴァン、またニノ・ロータなどヨーロッパのミュージシャンの曲を中心に構成された本作。水谷公生の揺らめくギターに魅了される「Something」やタイトなグルーヴがエキサイティングな「Barabajagal」など聴きどころは多いが、同グループのレパートリーである猪俣のオリジナル「Mustache」の再演が嬉しい。『Sounds Of Sound L.T.D.』と『Sensational Jazz Vol. 1/2』に続く3度目の録音となるが、ここでのヴァージョンはアルバム全体の雰囲気を濃縮したかのように艶やかでサイケデリック。猪俣の手掛けるジャズ・ロックが新たな次元へと突入したことを知らしめる記念碑的作品である。
text by 尾川雄介 (UNIVERSOUNDS / DEEP JAZZ REALITY)

トラックリスト:
Side A
1. Something
2. Time For Us
3. London Bridge Is Falling Down
4. Mustache

Side B
1. Barabajagal
2. Hurdy Gurdy Man
3. Greensleeves
4. Goodbye

V.A. - Sensational Jazz '70 Vol.1/2 (2LP)
V.A. - Sensational Jazz '70 Vol.1/2 (2LP)日本コロムビア株式会社
¥5,940

ハード・バップの煩悶、ジャズ・ロックの台頭、フリー・ジャズの顕在化。日本のジャズの混沌と絶頂を捉えた、決定的なライヴ録音。

1970年前後の日本のジャズ・シーンは最高に面白い。ハード・バップの煩悶、ジャズ・ロックの台頭、フリー・ジャズの顕在化。新たな音楽や価値観が次々と生まれ混沌を極め、気鋭のミュージシャンがメーターを振り切る速度で走り抜けた。その姿と熱気を封じ込めたライヴ音源として名高いのが本作『Sensational Jazz ’70 Vol. 1/2』だ。1970年4月30日の渋谷公会堂。稲垣次郎、猪俣猛、石川晶というジャズ・ロック三銃士が揃い踏み、高木元輝や沖至といったフリー・ジャズ・ミュージシャンが遂に表舞台に立ち、宮間利之や日野皓正といった本流を支えるミュージシャンが“その先”へと足を踏み出す。最凶のジャズ・ロック・ライヴ音源とも言われるサウンド・リミテッド「Mustache」を筆頭に、煙が立ち昇るような熱い演奏が並ぶ。
text by 尾川雄介 (UNIVERSOUNDS / DEEP JAZZ REALITY)

トラックリスト:
Side A
1. TWILIGHT IN NEMU / 宮間利之とニューハード+日野皓正
2. MOOD / 沖至トリオ

Side B
1. TOKO / 日野皓正クインテット+ジョージ大塚
2. FOUR UNITS / 高木元輝トリオ

Side C
1. BLUE SOUL / 石川晶とカウント・バッファローズ
2. MIRA / 鈴木弘セクステット

Side D
1. SCORE / 稲垣次郎とソウル・メディア
2. MUSTACHE / 猪俣猛とサウンド・リミテッド

鈴木昭男 - Analapos (CD+Book)鈴木昭男 - Analapos (CD+Book)
鈴木昭男 - Analapos (CD+Book)Room40
¥3,457

底知れず深い音の清流を織り上げ続ける、世界的な評価も非常に高い日本のサウンド・アーティスト、鈴木昭男。Lawrence English主宰の名音響レーベル、[ROOM40]より、その記念碑的デビュー作「Analopos」が40周年を記念し、リマスタリング仕様で待望の公式再発!オリジナルはコジマ録音の自主盤ブランド、吉沢元治や佐藤聰明、East Bionic Symphonia等々、数々の現代音楽/アヴァン・ジャズの遺産の数々が残された[ALM Records]から80年に200枚限定でリリース、某マーケットプレイスでは16万以上で取引されていたこともある鬼レア盤。1979年に名古屋アメリカ・センターで行われたパフォーマンスをレコーディングした作品で、ヴォイスからターンテーブル、ガラス・ハーモニカ、そして、自身でデザインした創作楽器「アナロポス」を用いた一連の即興作品を2曲収録。数多くの現代作家を招聘した南画廊の画廊主、志水楠男氏に捧げられた一作でもあります。コラボレーターでもある名サウンド・アーティスト、Aki Ondaを聞き手に迎えた鈴木氏の長編インタビューや同作のヒストリーを掲載したブック(28P)も付属。限定盤。音楽の深遠へとそのまま連なる表題曲”Analapos”で是非撃沈してください。

Ryoji Ikeda - Ryoji Ikeda EP (12")
Ryoji Ikeda - Ryoji Ikeda EP (12")Sähkö Recordings
¥3,194
エレメントを極限まで削ぎ落とした詩的なアートを生み出す巨匠であり、故Mika VainioやAlva Notoとのコラボレーションでもおなじみのサウンド・アーティスト、パリと京都を拠点に活動する池田亮司(Ryoji Ikeda)の初期楽曲をコンパイルした12インチ・シングルがフィンランド実験音楽の聖地〈Sahko Recordings〉からリリース。1995年にリリースされたソロ・デビュー作「1000 Fragments」に収録されている”Luxus 1-3”と、1998年の「Time and Space」に収録の”Space (Altered Version)”の2曲を初レコード化。池田氏の最も重要な初期作品を収めたものと言えるでしょう。この一枚のために”Space”は自身の手で新たにミックス。〈Dubplates & Mastering〉でのヴァイナル・カット。これは電子音楽好きのみならず、全ての音楽好きに浴びて欲しいエッセンスの様な作品。
高田みどり - Cutting Branches For A Temporary Shelter (LP)高田みどり - Cutting Branches For A Temporary Shelter (LP)
高田みどり - Cutting Branches For A Temporary Shelter (LP)We Release Whatever The Fuck We Want
¥4,441

この人の作品の新たな入門盤といっても過言ではないでしょう国産ミニマル/アンビエント金字塔的傑作『鏡の向こう側』でもお馴染み、もはや説明不要、初期の久石譲プロデュース仕事でも知られるMkwaju Ensembleにも参加、近年のニューエイジ・リバイバルを通じて吉村弘や芦川聡らと並ぶ不動の人気を獲得した作曲家、打楽器奏者である高田みどり(1951-)。自身の『鏡の向こう側』を掘り起こし、世界的人気作品へと押し上げた縁深いレーベルである〈WRWTFWW Records〉より、実に23年ぶりとなる最新ソロ・アルバムをリリース。

ベルリン・ラジオ・シンフォニーのソリストとしてデビュー後、1980年代に入りアフリカやアジア各国を巡り伝統音楽の探求を開始。ガーナ、ブルキナファソ、セネガル、韓国、等の音楽家とセッションを重ね(日本では佐藤允彦や演出家である鈴木忠志とも)、音と人体との一貫性というインデグラルなコンセプトを基に、アフリカの動的な音楽性とアジアの静的なスピリットを統合し、精神性を伴った独自の音楽性を確立。

本作は、スイスの〈ジュネーブ民族学博物館〉に所蔵されている楽器を使用し、ジンバブエのショナ族の伝統的なムビラ音楽を代表する伝統的な作品である「Nhemamusasa」を演奏したライブ録音のアルバム。高田氏の作品は、『百億年の交響詩』や『Tree Of Life』といった比較的アヴァンギャルドな色彩の強い作品が目立ちますが、本作は、『鏡の向こう側』の2020年代ヴァージョンといった風情のコンテンポラリー/ミニマルの凄まじい傑作!自身のアフリカ音楽とミニマリズムへの探究心と多文化的ヴィジョンの集大成ともいうべきマスターピースに仕上がっています。こりゃ絶対持っとけ!

佐藤聰明 - Mandala Trilogy +1 (2LP)
佐藤聰明 - Mandala Trilogy +1 (2LP)We Release Whatever The Fuck We Want
¥5,214

これまた凄いのが出ましたーーーーー!!!孤高の瞑想的ハーモニクスと無限大のアンビエンス・・・日本の現代音楽史に名を残す名匠こと佐藤聰明が残した伝説的作品であり、華厳経=アヴァタンサカ・スートラからのインスピレーションを詰め込んだ傑作「曼荼羅」三部作が、高田みどりや芦川聡などの再発でも大注目を浴びたスイスの名門発掘レーベル〈WRWTFWW Records〉からアナログ・リイシュー!〈ALM Records〉から82年にリリースされた激レアなアルバム「MANDARA/SUMERU」から”MANDARA”、86年にNHKから委嘱されて制作した”MANTRA”、90年にヴィクトリア大学ウェリントン校リルバーン・スタジオにて録音された”TANTRA”という3つの楽曲を収録。いずれも制作年次は異なりますが、佐藤氏自身のヴォーカルを音素材として使用しています。ボーナス・トラックとして、ハープ奏者の篠座木彩子の委嘱作品である”MAI”(04年11月11日に東京・紀尾井ホールにて録音)を収録しています。限定600部。これは日本の現代音楽ファン必携の一枚!

Takashi Kokubo & Andrea Esperti - Music For A Cosmic Garden (2LP)
Takashi Kokubo & Andrea Esperti - Music For A Cosmic Garden (2LP)We Release Whatever The Fuck We Want
¥5,473
緊急地震速報の音や渋谷駅前のハチ公ファミリーの時報音楽などでもお馴染み、日本のアンビエント/環境音楽レジェンドにして、近年世界的な再評価の最中にあった小久保隆とイタリア・プーリア出身/スイス拠点のトロンボーン奏者、作曲家Andrea Esperti (Esperti Project) による最新コラボレーション・アルバム『Music For A Cosmic Garden』が高田みどりなどの再発でも知られるスイスの名門〈WRWTFWW Records〉よりアナログ・リリース。人の心にやさしく響く、癒しの音楽をプロデュースしてきた日本の環境音楽家、小久保隆。 自作のバイノーラル・マイク「サイバーフォニック」を用いて世界各国の「自然の音風景」を録音し、その立体的な自然の音を作品に取り入れています。〈Studio Ion〉の創設者であり、人気の高い『Ion』シリーズを含む20枚以上のアルバムをリリース。 彼のトラック「A Dream Sails Out to Sea, Scene 3」は、〈Light in the Attic〉のグラミー賞にノミネートされた環境音楽コンピレーションの『Kankyō Ongaku』でも紹介されています。環境音楽、アンビエント、宇宙への逃避、瞑想的な雰囲気を愛するすべてのリスナーにレコメンドしたい一枚!
高田みどり - You Who Are Leaving To Nirvana (LP)高田みどり - You Who Are Leaving To Nirvana (LP)
高田みどり - You Who Are Leaving To Nirvana (LP)We Release Whatever The Fuck We Want
¥4,441

この人の作品の新たな入門盤といっても過言ではないでしょう。今年度最高クラスの一枚!国産ミニマル/アンビエント金字塔的傑作『鏡の向こう側』でもお馴染み、もはや説明不要、初期の久石譲プロデュース仕事でも知られるMkwaju Ensembleにも参加、近年のニューエイジ・リバイバルを通じて吉村弘や芦川聡らと並ぶ不動の人気を獲得した作曲家、打楽器奏者である高田みどり(1951-)。自身の『鏡の向こう側』を掘り起こし、世界的人気作品へと押し上げた縁深いレーベルである〈WRWTFWW Records〉より、実に23年ぶりとなる最新ソロ・アルバムをリリース。

ベルリン・ラジオ・シンフォニーのソリストとしてデビュー後、1980年代に入りアフリカやアジア各国を巡り伝統音楽の探求を開始。ガーナ、ブルキナファソ、セネガル、韓国、等の音楽家とセッションを重ね(日本では佐藤允彦や演出家である鈴木忠志とも)、音と人体との一貫性というインデグラルなコンセプトを基に、アフリカの動的な音楽性とアジアの静的なスピリットを統合し、精神性を伴った独自の音楽性を確立。

2019年にロンドンの〈The Premises Studio〉と東京で録音。高田氏の監修した高野山真言宗の僧侶らによる般若心経や声明、御詠歌などの詠唱と、自身のパーカッションやマリンバによる音楽がコラボレーションを果たした、次元そのものが違うほどに凄まじいディープ瞑想ドローン大傑作!スイスの〈ジュネーブ民族学博物館〉に原盤が所蔵されているこの仏教唱歌の聖典へと新たな命を吹き込んだ破格のアルバムとなっています。今年度に発表されたサウンドアートものとしてはまさに随一の出来。アルバム・ジャケットには、彫刻家・舟越桂によるアートワークが起用。これはあらゆる音楽好きへ問答無用でMUST!!!!!!!!!!!!!!!!

高田みどり - 鏡の向こう側 (LP)
高田みどり - 鏡の向こう側 (LP)We Release Whatever The Fuck We Want
¥3,482

9月下旬再入荷。Meditationsベストセラー!日本アンビエント~ニューエイジ/ミニマル・ニュージックの最後の秘宝的アルバムとして海外で絶大な人気を誇る、作曲家・打楽器奏者である高田みどり(1951-)の1983年超傑作入手困難盤が、スイスのWRWTFWWとNYのPalto Flatsの共同リリースにより公式ライセンス完全復刻に成功!!! ベルリン・ラジオ・シンフォニーのソリストとしてデビュー後、1980年代に入りアフリカやアジア各国を巡り伝統音楽の探求を開始。ガーナ、ブルキナファソ、セネガル、韓国、等の音楽家とセッションを重ね(日本では佐藤允彦や演出家である鈴木忠志とも)、音と人体との一貫性というインデグラルなコンセプトを基に、アフリカの動的な音楽性とアジアの静的なスピリットを統合し、精神性を伴った独自の音楽性を確立。東洋的で霧がかかった幻想的アンビエンスに、Steve Reichを彷彿させるマリンバを用いたミニマル作や、和太鼓とアフリカ打楽器を混ぜ合わせたかのようなシャーマニックで霊的なパーカッション作まで、全てが唯一無二な内容。本人がアンビエントや実験音楽にも精通しているせいか、欧米圏で山ほどあるようなニューエイジ的作品とは全く異なる気骨のある作品で何度となく聴き込める傑作です。

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