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Satomimagae - Hanazono (LP+DL)Satomimagae - Hanazono (LP+DL)
Satomimagae - Hanazono (LP+DL)Rvng Intl.
¥2,376

畠山地平の主催するレーベルWhite Paddy Mountainからも作品を発表していた孤高のエクスペリメンタル・フォークシンガー、Satomimagaeの4thアルバムHanazonoが、なんと名門<RVNG Intl.>からヴァイナル・リリース!

Grouperを引き合いに出して語られることも多いどこか冷めたような歌声の弾き語りをベースにしながら、様々なエフェクトやフィールドレコーディングされた生活音などを重ね合わせる彼女のスタイルは、ホームビデオ風のミュージックビデオの雰囲気も相まって、日常のふとした瞬間が永遠に引き伸ばされるような、空想的な白昼夢のような独特の浮遊感を生み出しています。また、本作ではURAWA Hideki(ミキシング / プロデュース担当)によるエレキギターが加わることによって、彼女の内観的な感受性がより鮮明に引き立てられており、聞き応え十分の内容となっています。

Satomimagae:
東京を中心に活動しているアーティスト。ギター、声、ノイズで繊細な曲を紡ぎ、有機的と機械的、個人的と環境的、暖かさと冷たさの間を行き来する変化に富んだフォークを創造している。彼女の音楽的ルーツは中学生の時にギターを始めたことから始まる。父親がアメリカからテープやCDに入れて持ち帰った古いデルタ・ブルースの影響もあり、10代の頃にはソング・ライティングの実験をするようになる。その後PCを導入したことで、より多くの要素を加えた曲を作ることができるようになり、彼女の孤独な作業はアンサンブルへの愛に後押しされるようにななった。大学で分子生物学を専攻していた時にバンドでベースを弾いていたことから、様々な音の中にいることへの情熱と生き物や自然への情熱が交錯し、それが彼女の音の世界を育んでいったのである。この間、アンビエント音楽、電子音楽、テクノなどの実験的でヴォーカルのない音楽に没頭するようになり、聴き方の幅が広がっていった。サンプラーを手に入れ、日本のクラブやカフェでのソロライブを始めた。苗字と名字を融合させた「サトミマガエ」は、彼女の独特のフォークトロニックな考察を伝える公式キャラクターとなった。初期のアンビエント・フォーク・シンセサイザーを集めたファースト・アルバム『awa』(2012年)は、ローファイ/DIYのセルフ・レコーディング技術を駆使した作品である。2枚目のアルバム『Koko』(2014年)では、彼女は控えめでライヴ感のあるパフォーマンスと、フォークの伝統に馴染んだ温かく牧歌的なエネルギーの冷却を追求した。続いて、『Kemri』(2017)では、より豊かな和音とリズムで伝えられる人間的な感覚に触発されて、この効果をバランスよく調整している。彼女の2作品をリリースしたレーベル、White Paddy Mountainとそのディレクター畠山地平の影響を受けて、スタジオ環境の中でよりコンセプチュアルな方向に進むことができたが、彼女の作曲やレコーディングのプロセスは、自分で作ったものであることに変わりはない。そしてNYの最先鋭レーベル、RVNG Intl.へ移籍してのリリースとなる『Hanazono』では、URAWA Hidekiのエレクトリック・ギターとバード・コールが加わったことで、子供のような魅力を持つSatomiの微細なヴィジョンが融合している。Satomiの妹であり、アルバムやウェブサイトのすべての作品を担ってきたNatsumiの直感的なビジュアルが、温かみのあるものとクールなもの、手作りと機械で作られたものが混ざり合うというSatomiの夢を、彼女の別世界への窓のように機能する木版画で見事に表現している。

Phew - New Decade (LP+DL)Phew - New Decade (LP+DL)
Phew - New Decade (LP+DL)Mute
¥3,537
限定クリア・ヴァイナル仕様。アート・パンク・バンドとして注目を集めたアーント・サリー、コニー・プランクのスタジオで、CANのホルガー・シューカイとヤキ・リーベツァイトと共に制作されたソロ・デビュー・アルバム等、どれほど長い時間が経とうとも、Phewは、我々を甘やかすつもりはない。

「感傷的なものは排除したかった」と語る、約30年ぶりに《MUTE》から発売されるアルバム『ニュー・ディケイド』は、世界の、自己陶酔する偽物たちへの彼女からの断固たる反撃なのだ。「今の状況を考えると、私はラッキーだったのかもしれません。昨年は特に、生きているだけでもある意味、幸運という状況でしたから。ミュージシャンやアーティストとして、自分の気持ちを率直に語ることができるのは、このような状況下においてはある種の特権であり、それを濫用してはいけないと感じました」

これは、近年のPhew にとっての行動指針となっており、その特徴的なヴォーカルと、熱を帯びたドローン・シンセサイザーや、脆性なドラムマシーンなどを融合させた多数のソロ作品を制作してきた。パンデミックが起こるかなり前から、彼女は自宅で孤立して制作の仕事をすることには慣れており、近隣の住民の迷惑にならないように、声を抑えてもいた。『ニュー・ディケイド』では、ますますその雰囲気が濃くなっており、それは過去18ヶ月にわたり、ツアー活動を休止していた影響でもあるという。この荒涼とした、憑りつかれたようなアルバムは、ひび割れた、ダブ色の強いエレクトロニクスを背景に、英語と日本語で唱えられる空虚な言葉や、言葉にならない悲鳴やうめき声で構成されている。

タイトルの『ニュー・ディケイド』これは、かつては希望やダイナミズム(活力)を意味する言葉だったが、2020年代の幕開けに発表された新聞や雑誌の記事の多くは、今後どれだけ状況が悪化するかを予想したものばかりだった。「30年前には、“ニュー”という言葉は、進歩や物事がよくなることの同義語でした」と、80年代のバブル期の日本が熱狂した拡大主義を思い出して、Phewがいう。「今はもう、そんな事は信じていません」そして、このアルバムを通して、時間の認識についての、緩いコンセプトが流れているのだという。「80年代、そして90年代までは、物事が過去から現在、未来へという流れで進行していましたが、特に21世紀が始まって以来、その流れが変わってしまったと感じます。個人的には、現在から連なる未来というものが、見えなくなってしまいました」このことは、現在の彼女の作品の、身の置き所の無い性質に反映されている。Phew は、多くのアナログ・シンセのリヴァイヴァリストたちのように意図的にレトロにしているわけでもなく、最新のトレンドに追いつこうと、時間を無駄にしたりもしない。 Phewの音楽は、独自の周波数に共鳴する、時を超越した音楽なのだ。
山本邦山 / 今井裕 - 悪魔が来りて笛を吹く (CD)
山本邦山 / 今井裕 - 悪魔が来りて笛を吹く (CD)Mr.Bongo Recordings
¥1,958

DJにも人気の激ヤバ和モノOST名盤が、またしても<Mr.Bongo>から再発!!
音楽は人間国宝としても知られる尺八奏者、山本邦山と元サディステック・ミカ・バンドのキーボードプレーヤー今井裕が、タッグを組み制作され、伝統的な日本の尺八と当時先端のディスコやフュージョンの要素などを取り入れ独創的でメロウなグルーヴを生み出しています。その中でも特にタイトでファンキーなドラムブレイクが印象的な「金田一耕助西に行く」は至極!!!! 1979年当時のジャケットデザインを完全再現!!(CD版に帯は付属しません)

「父はこれ以上の屈辱に耐えていくことができない。ああ、悪魔が来りて笛を吹く」謎の遺書を残して失踪する椿英輔子爵。以後、椿邸では、悪魔の吹くフルートの音とともに、次々と怪奇な殺人事件が発生する・・・。この怪しげで引き込まれていく世界観・・・ミステリー作家の巨匠、横溝正史の金田一耕助シリーズ最高傑作「悪魔が来りて笛を吹く」のオリジナルサウンドトラック。

Chari Chari - Suburban Ethnology Vol 1 (12")
Chari Chari - Suburban Ethnology Vol 1 (12")Groovement Organic Series
¥2,042
先日のリミックス作品も当店大人気を博した大ベテランがまたしてもニュー・タイトルをドロップ!25年以上に渡りDJ/プロデューサーとして活動を続けているKaoru Inoue。完売した最新アルバムに続き、民族の伝統からインスパイアされたという、最新EPをポルトガルの名レーベル〈Groovement〉のニューエイジ系部門〈Organic Series〉からアナログ・リリース。古代の音、儀式、そして、ヒーリング・ミュージックの力に対する自身の愛を探求した作品となっており、東京で制作された全5曲を収録。やはり、「あちら」の音、現実と空想、異次元、彼岸までもシームレスに行き交う異能に満ち溢れたサウンドトラック。
村岡実 - Bamboo (LP)
村岡実 - Bamboo (LP)Mr.Bongo Recordings
¥3,663
数ある和ジャズ作品の中でも最も高い人気を誇る傑作の一つ!DJ ShadowやDJ Krush、Cut Chemistといったスターたちさえも探し回った一大名盤!原盤は常に高額という超絶人気の国産レア・グルーヴ、尺八奏者"村岡実”(1924-2014)によって日本の尺八の音楽と西洋のジャズやファンクの核融合を実現させた70年発表の歴史的金字塔がなんとMr.Bongoからヴァイナルで正規リイシュー!世界中のDJを魅了してやまない和太鼓によるブレイク「陰と陽」も強烈、、、尺八リサイタル"恐山"でも知られる尺八界の巨星、村岡実。琵琶や和太鼓も参加するジャズ~ファンクなバックバンドの演奏を尺八でもって軽々と導き、プログレッシヴな響きさえも持ち、ある種宇宙的な空間さえも生み出してしまう絶好の日本グルーヴの数々。1曲目の”Take Five”カバーからしてただ者ではないオーラで明らかに他の奏者には生み出せない間と空気があり、この時代とこの力でしか生み出しようが無い名演です。痺れます。これは間違いなく快挙な再発名仕事。前回の仏Superflyからの再発盤も既に高騰している中嬉しい再発です。ゲイトフォールド・スリーブ仕様。
沢井忠夫 / 沢井一恵 / 山本邦山 - Jazz Rock 琴 / 日本の民謡 (LP)
沢井忠夫 / 沢井一恵 / 山本邦山 - Jazz Rock 琴 / 日本の民謡 (LP)Mr.Bongo Recordings
¥3,498
日本古来の民謡をジャズ・ロックへと落とし込んだ奇跡的名作!沢井箏曲院の創始者としても知られる日本の箏曲家、作曲家、沢井忠夫、自身の妻でもある箏曲家の沢井一恵、人間国宝としても知られる尺八のレジェンド、山本邦山、ジャズ・ドラマーの猪俣猛、ジャズ・ピアニストの前田憲男という超意欲的な編成で73年に〈RCA〉から発表された民謡の常識を覆す大傑作が〈Mr. Bongo〉から堂々再発!! またしても上半期最重要再発タイトルが到来です!「花笠踊り」や「そうらん節」、「貝殻節」といった日本の民謡が前田憲男によって大胆にもジャズ・ロックへとアレンジ。一度聞いたら忘れられない尺八の印象的な旋律をホーン・セクションやパーカッションなども交えた煌びやかなバンド・サウンドが下支えし、前人未到の境地へと突入した驚愕の一枚。時折挿入される男衆の掛け声も明朗、そして、生き生きとメロディアスに炸裂した琴や尺八の快活な表情にもビックリ。山本邦山&菊地雅章の「銀界」と並び、日本の雅楽とジャズの融合という画期的アイデアを提示した一大金字塔。これは是非爆音で浴びて下さい!
NTsKi - Orca オルカ (CD)
NTsKi - Orca オルカ (CD)Em Records
¥2,530
京都を拠点に活動するアーティスト/ミュージシャン、NTsKi(エヌ・ティー・エス・ケー・アイ)が、そのキャリアの<始点>として提示するファースト・アルバム。Le MakeupとDoveとの共作「On Divination in Sleep feat. Dove」のTakaoによるリミックスは本CD盤のみの収録。NTsKiの最初期の姿が聞ける「H S K」、初ライブ時からのオープニング・チューンでありファンにはおなじみのヴォーカル多重録音曲「Orca」、自主盤7インチでリリースし注目されるきっかけとなったアーバンR&B風の「1992」、敬愛するコシ・ミハルの80sチューン「パラレリズム」のカバーなど変化に富む。本アルバムのため、illicit Tsuboiが過半のミキシングを行い、マスタリングはREM SoundのRick Essigが担当。装丁はOrange MilkのKeith Rankinが行った。米Orange Milkとエム・レコードのダブルネームでリリース。
Ryuichi Sakamoto - Minamata (Original Motion Picture Soundtrack) (2LP)
Ryuichi Sakamoto - Minamata (Original Motion Picture Soundtrack) (2LP)Milan
¥5,984

限定カラーヴァイナル仕様、180g重量盤。アンドルー・レヴィタス監督の2021年映画『MINAMATA」のために、巨星・坂本龍一が作曲したサウンドトラックがアナログ・リリース!世界的な写真家集団”マグナム”の一員としても知られる、アメリカのフォト・ジャーナリストであるユージン・スミスが撮影した港町・水俣の公害の物語に寄り添うような、壮大でありアトモスフェリックかつ静かなオーケストラ・サウンドをフィーチャーしたアルバムとなっています。レヴィタス監督自身によるライナーノーツ、12インチのフォト・インサートなどが付属したファン必携の一枚!

Chari Chari - Mystic Revelation of Suburbanity (CD)
Chari Chari - Mystic Revelation of Suburbanity (CD)Seeds and Ground
¥2,420
大推薦。Kuniyuki、Bartosz Kruczynski、Knopha、Yoshiharu Takedaら、豪華面々によるremixも収録。昨年に引き続き今年もニュー・アルバムが到着です!25年以上に渡りDJ/プロデューサーとして活動を続けているKaoru Inoueによる自主レーベル"Seeds And Ground"の復活作品となった、Chari Chari名義としては18年ぶりとなるアルバム「We hear the last decades dreaming」(SAGCD035)からのリミックスEPシリーズ(アナログ盤でのリリース3種)に、さらに未発表曲を加えた新アルバムが早くも登場。

魅惑のリミキサー陣は、国内勢より、海外での活躍が際立つ北(札幌)の至宝=Kuniyuki、同じく海外のDJギグ現場を自力で切り開いていったヴェテラン・ハウスDJ=Chida、活動歴も長く、近年のアンダーグラウンド・シーンで大活躍中のDJ/プロデューサー=Mamazu(Hole & Holland)、自主制作アルバム「Aspiration」が静かな話題を呼び、昨年Disk Unionからのヴァイナル化を果たした音楽家=Yoshiharu Takeda、そしてKaoru Inoue本人によるセルフ・リワークも2トラック収録。

またポーランドはワルシャワ拠点でEarth Trax名義でのレイヴ・リヴァイバルな音作りが話題を呼び、本名でもドイツのディガー系人気レーベル"Growing Bin"より秀逸なNew Age的アルバムを2作リリースしているBartosz Kruczyńskiと、中国は廈門拠点で彼の地のアンダーグラウンド人気DJであり、既リリースの2枚のアナログEPが瞬殺ソールド・アウトとなった大注目のKnophaら海外勢による珠玉のリワークも収録。

アルバム全体としてオリジナル盤に匹敵するトータル性を持つ、エキゾティックでディープな作品に仕上がった。
金延幸子 - み空 (LP)
金延幸子 - み空 (LP)LIGHT IN THE ATTIC
¥2,974

日本の音楽史に刻む歴史的金字塔!細野晴臣プロデュース!古きに思いを寄せるシアトルの名レーベル、Light In The Atticからは、日本のシンガーソングライターの草分け的存在/日本産アシッド・フォークの開祖の1人としても知られる金延幸子の72年伝説の大名作「み空」が公式再発!

日本の音楽の頂点の1つと言っても過言ではない至高の一枚!昨年には「45年目のみ空」と題した公演も行われたばかり、90年代にCDリイシューされ、小沢健二などを中心に渋谷系シーンからも再評価を浴び、00年代にはスペインのGuerssenやオーストラリアのChapter Musicもいった海外レーベルからも再発、今や音楽好きが避けては通れない作品となりました。深く心へと刻まれるその音楽はとても繊細なようでありながら、限りなく力強い輝きへと満ち、今も愛される本当の名盤で在り続けます。日本の風土へとブリティッシュ・フォークの幻想が舞い降りたのかの如し表題曲「み空」(A1)の煌めきに始まり、何となく肩の荷が降りるような「時にまかせて」(A4)が爽やかに通り過ぎ、シングル・ヴァージョンでは大瀧詠一の初プロデュースとなった「空はふきげん」(A5)の言葉にならない美しさへとただ涙。掛け値無しにアコースティックな躍動感へと満ち溢れた珠玉の名曲のオンパレード。細野晴臣、鈴木茂、林立夫がサポートと恐ろしい布陣であり、さらに金延幸子は制作当時24歳というのもトンデモない事実です。オリジナル・アナログ・マスター・テープからのリマスタリング仕様。貴重写真の数々や英訳歌詞、新規インタビューが掲載されたブックレット(12ページ)と帯が付属。RTIでの高品質ヴァイナル・プレス。日本に生まれた音楽好きなら1度は聴いておきたい1枚です。未体験の方は絶対にお見逃し無く!

灰野敬二 - わたしだけ? (LP+DL)灰野敬二 - わたしだけ? (LP+DL)
灰野敬二 - わたしだけ? (LP+DL)Black Editions
¥4,132

我らが漆黒の伝道師、灰野敬二が81年にPinakotheca(Tom RecchionやJohn Duncanも在籍)から発表した不朽の大名盤「わたしだけ?」が史上初のヴァイナルリイシュー!

リイシュー版のCDですら高値を付けるなど再発を待ち望んだ人も多いのではないでしょうか。まさしくジャパニーズ・アンダーグラウンドを代表する世紀の一枚。即興で紡ぎ出される言繰り、漆黒に咆哮するギター、暗闇の中で爆発するノイズの絶叫、全てが完璧な調和と崩壊の上で成り立っている世界最高峰のアウトサイダー・アートにして、一瞬の気の緩みさえ、存在できない絶妙な緊張がフィールドを支配した究極のサイケデリック・ノイズ・アヴァンギャルド。約30分に渡るノイズ・インプロヴィゼーション、ラスト曲の"捧げる"は灰野敬二の根底を限りなく放出した極上の大曲です。ジャケットには金銀をソレゾレ表裏に使用し、Elysian MastersにてDave Cooleyがリマスタリング、Bernie Grundman MasteringのChris Bellmanがカッティング、Record Technology Inc.での高品質プレスと文句の無いプレス仕様に仕上がっています。ダウンロード・コードには同時期のライブ音源を収録。

ヘンリー川原 - 電脳的反抗と絶頂: エッセンシャル・ヘンリー川原 (3CD)
ヘンリー川原 - 電脳的反抗と絶頂: エッセンシャル・ヘンリー川原 (3CD)Em Records
¥3,850
90年代の本邦サイバーオカルトとメディアアートの地下水脈で暗躍した音楽家、ヘンリー川原の異形な作品群を追った初のアーカイブ・リリース。企画から10余年の封印を解き、今ここにヘンリー川原を問う!

90年代前半におびただしい数の作品を発表した後、表舞台から姿を消したこのアウトサイダー作家を、メディアアートで活動を共にした沖啓介の寄稿と、その作品を果敢に送り出した八幡書店の社主かつ本邦オカルト界のフィクサー、武田崇元のインタビューを交えて検証する(作品解説は江村幸紀)。今のアート文脈から無きものとして存在を抹消されるのなら、われわれがその記録を残すのみだ。

生前、ヘンリー川原が選んでいた収録曲は、挑発的で実験色強いものから、東南アジア音楽を用いたもの、サイバー感が充満したアンビエント、スピリチュアルなピアノ曲など多岐にわたるが、そこには精神世界とテクノロジーが怪しく交錯したカウンターとしてのオカルト精神が見え隠れする。本コンピレーション収録ほぼ全曲が既発版とヴァージョンが仔細に異なる作家のフェイバリット版および未発表曲で、VINYL版はLP2枚組、CD版はCDのみボーナスディスク2枚を付けた3枚組となる。これまで知る由もなかった、本邦サイバー・オカルトと初期デジタル・メディアアートをミクストしたヘンリー川原の真相(深層)に迫る!

=作品仕様=
+ CD 3枚組(マルチケース/36P ブック封入/特殊アルミ紙使用)
+ 解説:沖啓介(寄稿)、武田崇元(インタビュー)、江村幸紀
+ 日本語・英語掲載
+ 装丁デザイン: 2yang

「まるで2021年のコロナ禍の世に放たれるべく秘蔵されていたかのような、ポストパンデミックな”音泉"が世紀を跨ぎ遂に御開帳!!!!!!! いま、人類にとって必要不可欠なのは、変異株にも効くワクチンの接種と、故・ヘンリー川原の源泉を両耳から魂に直接かけ流す行為だ!!!!!!!」 — 宇川直宏(DOMMUNE)
坂本慎太郎 x VIDEOTAPEMUSIC - バンコクの夜 (12")
坂本慎太郎 x VIDEOTAPEMUSIC - バンコクの夜 (12")Em Records
¥1,980
「映画館に観客を取り戻す」を旗頭に活動する映画製作集団、空族(くぞく)待望の最新劇映画『バンコクナイツ』へのトリビュートとして放たれる最強の2作品。両作ともエム・レコードのタイ音楽アーカイブ・シリーズの音源をサンプリング使用する条件で制作され、リリースはヴァイナル12インチのみ。夢と現(うつつ)が交錯し、タイ~バンコク~イサーンとは何なのかを音で貴方に問いかける。

「悲しみのない世界 (You Ishihara Mix) 」のMV制作をきっかけに交流が始まった坂本慎太郎とVIDEOTAPEMUSICの初の連名単独リリース。坂本とVIDEOTAPEMUSICの世界観が溶け込んで2017年邦楽ポップスのターゲットになりえる音楽に昇華した。A面「夢で見た町」はファンにはおなじみの中村楓子をヴォーカルにフィーチャーし、中盤からダブ接続するレゲエのディスコ・ミックスのような体裁の麻薬的長尺曲。B面には「バンコクの夜」「ディスコ・バンコク」と題したエキゾでエレクトロなインスト・チューン、そして「夢で見た町」のインスト・ヴァージョンを入れた全4曲入りEP。装丁:坂本慎太郎。
Phew / John Duncan / Kondo Tatsuo - Backfire Of Joy (LP)
Phew / John Duncan / Kondo Tatsuo - Backfire Of Joy (LP)Black Truffle
¥2,945
知られざる秘蔵音源が待望のアナログ・リリース・・・・Aunt SallyやMost等での活動も通し、ジャパニーズ・アンダーグラウンドに四十年にも渡って君臨してきた女傑、Phew、50年にも及ぶ命脈を誇る西海岸発の実験界隈”LAFMS”一派のひとりJohn Duncan、日本の作曲家Kondo Tatsuoの3組が残した幻の未発表録音がOren Ambarchi主宰の豪州実験シーンの聖地〈Black Truffle〉から現代へと再提示!ジョン・ダンカンが初来日した際に行われた演奏で、東京の法政大学にて1982年にコンサート録音されていたという大変貴重な音源。古くから雑誌やテープ、レコードのトレードが行われているなど、古くからLAFMSと関わりの深い日本のアンダーグラウンド・シーンですが、その初対面を果たすこととなった際に残されていたこのトリオとしては唯一の演奏。アーカイブ写真と自身らによる書き下ろしライナーノーツが付属。
山本邦山+シャープス&フラッツ - Beautiful Bamboo-Flute (LP)
山本邦山+シャープス&フラッツ - Beautiful Bamboo-Flute (LP)Mr.Bongo Recordings
¥3,491
オリジナルはナンと10万近くで取引されていたこともある超絶鬼レア盤!"人間国宝"としても知られ、菊地雅章との共作「銀界」も大変名高い、日本が世界へと誇る尺八奏者、山本邦山が(1937-2014)が原信夫とシャープス&フラッツと共に71年に発表した大傑作が名門MR.BONGOより初の公式LP復刻!Dorothy Ashby「Chess / Cadet」とも比較される傑作!1951年結成、二次世界大戦後の日本に於いてジャズの発展に一躍買った名グループ、シャープ&フラッツとの共作。これまでも幾度となく共作してきただけあって、そのコンビネーションはバッチリです!邦山ならではの尺八 meets ジャズ。邦山の他のどのアルバムよりもさらにアップビートに、鮮やかにスウィングするジャズ・ファンクの金字塔。この機会を絶対にお見逃し無く!
広瀬豊 - Soundscape 2: Nova + 4 (2LP)
広瀬豊 - Soundscape 2: Nova + 4 (2LP)We Release Whatever The Fuck We Want
¥3,894
約50分に及ぶ4つの未発音源も追加収録!吉村弘、高田みどり、イノヤマランドにも並ぶ国産ニューエイジ/アンビエント最大級の再発案件が到来です!日本が誇る孤高のアンビエント作家、広瀬豊がそのカタログ2としてMisawa Homeレーベルに残した1986年の唯一作が、高田みどり、Colored Music、Normal Brainと日本の音楽秘境も発掘してきたスイス発の最重要再発レーベル、We Release Whatever The Fuck We Want から拡張版となって初となる公式CD/ヴァイナル・リイシュー!元々は、1986年から1988年にかけて、ミサワホームのプレハブ住宅のための『Soundscape』シリーズの一環としてリリースされるも、昨今のニューエイジ再評価の流れで一気に高騰・入手困難と化していた一大傑作!静謐なミニマリズムが呼吸をし、水や虫、鳥などの声のフィールド・レコーディングやまばらなベルの音、ピアノ、シンセサイザーなどが用いられ、大自然の原風景をも思い起こすような神秘的なアンビエント・サウンドを描き出した伝説の一枚。母体回帰のような類い稀なる美しさを秘めた作品です。本人によると「いわば、音楽というよりは、音の彫刻」であるという、インスタレーション用に製作された50分に及ぶ当時の未発表音源も追加収録。デラックス・ゲートフォールド・スリーヴ仕様。本人によるライナーノーツが日本語&英語で記載されています。これが数年前まではレコ屋やリサイクルショップで投げ売りされていたと言うんだからとんでもないことです。
Juu & G. Jee - ニュー・ルークトゥン (LP)
Juu & G. Jee - ニュー・ルークトゥン (LP)Em Records
¥2,530
鎮座DOPENESS、スティルイチミヤ(Young-G, MMM、田我流、Mr. 麿、Big Ben)参加!

まだアメリカが知らないHIPHOPの最新形はここにある。88risingと真逆な方向からアジア・ローカルをレペゼンし、それ故にグローバルに通用する全くフレッシュな音楽を作り上げてしまうタイの異能、Juu。オートチューンを手にいれたキャプテン・ビーフハートか?水牛に乗ったドレイクか?1stフル・アルバム『ニュー・ルークトゥン』がいよいよドロップ!

Juu(ジュウ)とは何者か?魅力的なアクトが次々登場するタイのHIPHOPシーン。その中でもOGとしてリスペクトされるJuuだが、タイ国外からその存在をキャッチするのは困難を極める。タイ語で歌いフィジカルはゼロ、Youtubeにしか存在しなかったその痕跡をOMK(One Mekong)が辿って接触に成功。2017年、遂に彼を招聘して初来日ライブを敢行しその異形な音楽性と人物像が明らかとなる。太すぎるベースと細かく刻まれたハイハットのグルーヴはTRAP以降のそれだが、自在に伸縮するフロウ、英語・タイ語・日本語・甲州弁を織り交ぜるぶっ飛んだ言語感覚、そして豊穣なタイ音楽クラシックからの引用(あとファニーな人柄も)そのどれもが当世に溢れるTRAPコピーキャットと全く別次元にいることを示していた。

本作はこの異才とOMKの面々が意気投合し、stillichimiya/OMKのYoung-Gのリードで共同制作を始め、およそ2年がかりで完成したJuu初のフル・アルバムとなる作品だ。大半のトラックがYoung-Gの手になるもので、このサウンドがまたOMKのアティテュードを反映した野心にみなぎっている。チンやカウベルやケーン、ピンといったタイの楽器を随所に取り入れつつ、しかし決してエキゾチックな味付けに使っていない。タイに元々あるビートやグルーヴを注入するため、それらを必然として取り込んでいるのだ。そしてメロウな曲で滲み出るのはルークトゥンとも日本の演歌とも通じるフロウ(歌心)。それらがJuuのバックグラウンドであるHIPHOPやレゲエを介してなんとも言えない「新しい歌謡感」を生み出している。

タイトルの『ニュー・ルークトゥン』が示す通り、本作は死滅しかけていたタイの歌謡ジャンル、ルークトゥン(*1)を最先端HIPHOPでパッタナー(*2)したものだ。このルークトゥンという音楽は、HIPHOP同様に過去のクラシックを何度も引用(サンプリング)し蘇らせる。そしてこれもHIPHOP同様に歌詞(リリック)が非常に重要な音楽でもある。このルークトゥンとHIPHOPに共通するマナーを完全に矛盾なく消化しきったのが本作の特徴だ。Juuが制作の過程で「これはニュー・ルークトゥンだ」とYoung-Gに言ったことから付いた本作のタイトルだが、これは必然というべきネーミングだろう。本作は「最新のHIPHOP」であるし「最新のルークトゥン」でもあるのだ。タイHIPHOP界最高の”マスター・ポエット”としてリスペクトされるJuuの詩の世界は、翻訳に難航を極めた完全対訳を是非チェックしてほしい。
オザワとバビロン・バンド / くふきと乙津理風 - 田舎に帰れ c/w 田舎はいいね (12")
オザワとバビロン・バンド / くふきと乙津理風 - 田舎に帰れ c/w 田舎はいいね (12")Em Records
¥1,944
「映画館に観客を取り戻す」を旗頭に活動する映画製作集団、空族(くぞく)の最新作『バンコクナイツ』へのトリビュート。リリースはヴァイナル12インチのみ。タイ~バンコク~イサーンとは、桃源郷とは何なのかを音で貴方に問いかける。

第四弾は映画界も激震!? まさかのオザワ&バビロン・バンドが登場!くふき&乙津理風との強烈な対バンで送るルークトゥン名曲「田舎はいいね」競作カヴァー12インチ!シリーズ最大の問題作!?!

そうです、あのオザワ(*)です!『バンコクナイツ』にてタニヤ街でポン引きする姿を最後に消息を絶った元自衛隊員オザワが、その後日本に潜伏し仲間とセッションしていたとは誰が知ろうか?一味が選んだのが『バンコクナイツ』でブレイクした70sルークトゥン名曲「田舎はいいね」の改題カヴァー「田舎に帰れ」だ。歌詞が重要なルークトゥンの精神を見事日本語に落とし込んだ空族・相澤監督の作詞で、録音ミックスを『バンコクナイツ』音響係でもある山崎巌(バビロンバンド)が行い、この一味どもがとんでもない日本語ルークトゥンを作ってしまった!ありえないオザワ(富田監督)熱唱+シンちゃん等の劇中台詞挿入で空族ファンは悶絶必至だが、stillichimiyaファンには嬉しいYoung-Gの冒頭スクラッチ、更にトリッピーサイケに展開する後半のDEEPダブMIXと圧巻の内容!

カップリングは、イギリスでのデビューも果たした特異なシンセサイザー・カルテット、くふきが詩吟女子のカリスマ、乙津理風(おつ・りふう)をヴォーカルにフィーチャーし、日本語方言を交えた歌謡に和太鼓も入れてビキビキにプレイした変態エレクトロな新民謡ヴァージョン。ワールドミュージック・ファンにも大スイセンのこちらも怪作!!!!!!!!!!!!
Noahlewis' Mahlon Taits - Gift From Noahlewis' Mahlon Taits (LP)
Noahlewis' Mahlon Taits - Gift From Noahlewis' Mahlon Taits (LP)Em Records
¥2,750
2000年代の激震の10年を過ごした生え抜きメンバー達、6人になった新編成でこれまでと全く違うヘヴィーな音を聞かせる意欲作。これはもう「あの」ノアルイズぢゃない!一切の飾りなし、全てざっくりアナログ一発録音による、ラリッたガレージ・ブルース、アコーディオン/ミュージカル・ソウ・ファンク、ジョー・ミークのカヴァーから、果てはサッチモ、シナトラも取り上げたスタンダードの妙なる歌唱ヴァージョンまで!!3曲のオリジナル・ソングを含む全8 曲の貴方への特別な贈り物。スタジオにいるかのような生々しい音でご堪能あれ。
Takao - Stealth (CD)
Takao - Stealth (CD)Em Records
¥1,980
Orange Milk/Noumenal Loom〜ニューエイジ・リバイバル以降のアンビエント観を大きく更新する驚異の一枚!濱瀬元彦、武満徹、新津章夫、ヤン富田、Sean McCann等に影響を受けたという邦人作家、Takaoが今年6月にバンドキャンプから自主リリースし、周辺作家を巻き込み話題を呼んでいた作品「Stealth」のフィジカル版がEM Recordsから登場!
一年半をかけて仕上げたという本作、13曲で33分という異例の短さながら、あっという間に壮大な時の移ろいへと飲み込まれるばかり。ポスト・インターネット〜ニューエイジ・リバイバル以降を見据える卓越したアンビエント観と、現行エクスペリメンタル・シーンのスタンダードを一歩も二歩も先回るスタイリッシュなサウンドで魅せる孤高の音風景には感服!影響を受けた前者のほか、吉村弘から高田みどり、Nuno Canavarroや細野晴臣などといった先達の培養してきた、時代を越えた環境音楽観をさらに次のステージへと推し進めるべく投げ込まれた大きな一石とも言うべき作品でしょう。そしてそれを邦人作家が成し遂げたという点から見ても、これは矢張り見逃せないリリース。マスタリングはRuv Bytesこと倉谷拓人が担当。Takao自身が湘南で撮影したというアートワークにも深く引き込まれます。
Bank - True Tempo (LP)
Bank - True Tempo (LP)Em Records
¥2,640
心の中の本当のテンポはどんな感じ?
『Light Wave』に続くエムのJ-Indie popは、時代の空気と関係のないHYPEなポップスを追求する5人組、バンクのNEWアルバム。ミックス/マスタリングはあの神田朋樹!

バンクは、90年代初頭のアングラ・シーン:東京ネオアコ~初期クラブ・ミュージック~Crue-L(瀧見憲司主宰)周辺で活動してきた正に「渋谷系」の当事者、ブリッジ、ラブ・タンバリンズ、アーチという伝説的バンドを経たミュージシャン等によって2006年に結成。中核は中村大(gtr, voc)と鈴木望(drums)。奇をてらうことなく「良い音楽を良い演奏で」をモットーにしているが、彼らの消し去れない素地であるニューウェーブ~ポストパンク~ネオアコ、フェイク・ジャズ~ファンカラティーナと、中村のどうしようもない80s好きが自然に出てしまい、新旧区別の付かない音になってしまっている(何故か全員デュランデュラン好き)。

無機的な中村のソングライティングを支えるのは、AORをバックグラウンドに持つリズムの柱であるベースの平見文生(ex. ラブ・タンバリンズ)とノン・グルーヴのYMO的ドラミングが持ち味の鈴木であり、このミスマッチで生まれる奇妙に心地よい都市的グルーヴ感も魅力だ。ミックス/マスタリングは90年代からの盟友である神田朋樹(天才!)。今回はバンク初のヴァイナル版もリリースします!
境石投げ踊り保存会 - 境石投げ踊り (LP)
境石投げ踊り保存会 - 境石投げ踊り (LP)Em Records
¥2,750

日本全土に無数にある「盆踊り」、俚謡山脈 x エム・レコードが考えるその最深部且つ理想形のひとつがコレだ。ジャーマン・ロックを思わせる跳ねない太鼓と鉦のハンマー・ビート、圧倒的な音量で一斉に吹き鳴らされる笛、それらが徹底して反復するミニマル・ダンス・ミュージックの極地!そのあまりにもストイックで鋭角的な音像は、電気を使わずに奏でられる「農村のインダストリアル・ミュージック」「畑の中のリッチー・ホウティン」とでも呼びたくなる。これが埼玉県北部に今も残る「境石投げ踊り」だ。当地ではこの古い形を残す唄と踊りを観光化することなく、盆の営みとして現在に至るまで続けている。

今回我々は昭和58年に埼玉県民俗文化センターが制作したレコード『埼玉の盆踊り』に収められた同曲をリマスターし、更に平成29年現在の保存会による最新ヴァージョンをSUGAI KENのレコーディング/ミキシングで収録した。石仏も思わず踊り出す、日本のダンス・クラシックを皆さまの耳でお確かめください。装丁は『弓神楽』に引き続き高木紳介(Soi48)。

V.A.(葛西おしゃらく保存会 他) - おしゃらく (LP)
V.A.(葛西おしゃらく保存会 他) - おしゃらく (LP)Em Records
¥2,750
な、な、な、なんじゃこりゃーーーー!今度は東京!これぞ、江戸っ子の粋!「木崎音頭」や「かじゃでぃ風節」の衝撃も覚めやらぬ中、またしてもEMが日本のオブスキュアな民謡の再評価へと一石を投じる強烈なリリースをドロップ!俚謡山脈監修の民謡シリーズ第四弾は芸能「おしゃらく」のレジェンド録音が堂々のリリースですよっ!

“まるでロック・バンドというものを全く知らない国の人間が、初めて手にしたエレキ・ギターとドラム・セットでその土地の民謡を完璧に演奏してしまっているようなサウンド。それが我々がここに紹介する「おしゃらく」である。”、”東京にも民謡ってあるの?と問われたら答えたい「東京こそ唄の宝庫だ!」と”

今回、日本一根性のあるレーベルであり、世界各地に熱狂的なファンを持つEM Recordsからは、東京の江戸川区および隣接する千葉の浦安に残されていた「おしゃらく」という芸能のレジェンド級の録音が登場!東京オリンピック以降、急速に失われた古き良き「東京」、はっぴいえんどが見立てた「風街」とは別の、農漁村や船頭たちが生きていた時代の東京を呼び起こす強烈な録音。おしゃらくとは、”念仏講で歌い踊られていた念仏踊りを起源とし、そこに遊芸人である瞽女や飴屋の唄、江戸のはやり唄などを取り込みつつ高度に発展を遂げた「民謡と民俗芸能のハイブリッド」とでも言うべきもの”。レーベルインフォによると、この芸能は、茨城から千葉、埼玉、神奈川まで分布しており、「万作踊り」や「小念仏」などの名称でも知られているそうです。おしゃらくはその中でも最も複雑かつ洗練された芸能。深い伝統の息衝いた、威容とも言うべき達者な三味線と、タイのモーラムにも引けを取らない節回しを聴かせる唄、踊り手を鼓舞するように快調なビートを刻む鉦と太鼓。芸達者中の芸達者による、言葉による形容では追いつかない猛烈極まりない土着民謡の数々へと酔いしれてください!弊店でもおなじみ、SUGAI KENによるデジタル変換。大・大・大推薦!!!
エマーソン北村 - 田舎はいいね (12")
エマーソン北村 - 田舎はいいね (12")Em Records
¥1,980
『バンコクナイツ』のテーマソングともなった劇中歌、ルーンペット・レームシンの「田舎はいいね」(サントラCDに収録)。こいつのインストものが聞けたら最高だ!と夢想した我々の頭に真っ先に浮かんだのはみんな大好きエマーソン北村!この70sタイ・ファンク系ルークトゥン・クラシック「田舎はいいね」をエマソロ十八番のシンセ&リズムボックスで過剰にピコピコ・カヴァーし、インストとダブの2ヴァージョンに料理して頂きました!

もうひとつの目玉は、松竹谷清/トマトス版で有名な70s ディスコヒット「ロック・ユア・ベイビー」のイメージを一掃する、mmm(ミーマイモー)をヴォーカルにフィーチャーしたキラーなほんわか夢心地ヴァージョン。そして嬉しいもう1曲はアンカナーン・クンチャイの1stアルバム収録曲をベース・ミュージックに解釈し再構成したDOPEなインスト・チューン、その名も「ラムプルーン サラッブ・コーンサワン Bassline」で、タイ音楽マニア、テクノ、ダブステップ、トラップ・ファンにもプッシュのPUREダンス・カット。こういうのを待っていた最強に楽しい4曲入り12インチ!(装丁:高木紳介/ Soi48)

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