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Indie / Alternative

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Kim Gordon - PLAY ME (White Vinyl+Obi)Kim Gordon - PLAY ME (White Vinyl+Obi)
Kim Gordon - PLAY ME (White Vinyl+Obi)Matador Records
¥5,186

3月13日発売予定。(数量限定/日本語帯付き/解説書封入/ホワイト・ヴァイナル)音楽史を紐解く際において欠かすことのできない説明不要のアイコン、キム・ゴードンが、3作目のソロ・アルバム『PLAY ME』を〈Matador Records〉からリリース。
2019年に発表されたキム・ゴードンのソロ・デビューアルバム『No Home Record』は、彼女がいまなお最前線のサウンド感覚を保ち続けていることを証明する作品だった。アヴァン・ラップやフットワークを取り込み、音によるコンセプチュアル・アートとして再構築されたその作品は、彼女の現在地を鮮やかに示していた。続く2024年の2作目『The Collective』は、さらに重厚で、より大胆な一作となり、持ち物リストと怒りのラップを融合させたインダストリアルな轟音が支配する「BYE BYE」を筆頭に、2部門でグラミー賞ノミネートを果たした。間髪入れずに届けられた『PLAY ME』では、彼女ならではのやり方で、億万長者階級がもたらした「巻き添え被害」が処理されていく。民主主義の解体、テクノロジーや専門家がすべてを決める社会がたどり着く息苦しい管理体制や、AIによって「心地いい雰囲気」だけが量産され、文化が均されていく感覚−−そこでは、ブラックユーモアが現代社会の不条理を語り出す。しかし、その視線がしばしば外側へ向けられているにもかかわらず『PLAY ME』は本質的には内省的なアルバムでもある。高まった感情の振幅がフィジカルなジャムの中で脈打ち、断定的なメッセージを拒みながら、問い続ける姿勢そのものを原動力として、常に完成形にとどまることなく、変化し続けている。
『PLAY ME』は研ぎ澄まされ、即効性のある作品であり、キム・ゴードンのサウンド・パレットを、よりメロディックなビートや、クラウトロック特有の機械的な推進力へと拡張している。ロサンゼルスのプロデューサー、ジャスティン・ライセン(チャーリー xcx、スカイ・フェレイラ、イヴ・トゥモア)との継続的なコラボレーションについて、キム・ゴードンはこう語る。「曲は短くしたかった。とにかくスピーディーに作りたかった。よりフォーカスされていて、たぶん前作よりも自信に満ちている。私はいつもリズムを起点に曲を作るタイプだし、今回は前作以上にビート重視の作品にしたいと思っていた。ジャスティンは私の声や歌詞を本当によく理解していて、私のやり方も分かっている。その感覚が、このアルバムではさらに強く表れていると思う」。『PLAY ME』に通底する、現実が際限なく掘り下げられていくようなコラージュ感覚、ピッチシフトされたヴォーカル、不穏な不協和音のレイヤーのなかにあっても、彼女の楽曲は、私たちを気晴らしによって思考停止へと追い込もうとする世界に、はっきりと注意を向け続けている。「正直に言うと、いちばん影響を受けたのはニュースだった」と彼女は語る。「いま私たちは、ある種の“ポスト帝国”的な時代にいて、人があっさり消えてしまうような世界にいる」。これは『PLAY ME』収録曲のひとつのタイトルとも呼応する発言だ。

Godspeed You! Black Emperor  - NO TITLE AS OF 13 FEBRUARY 2024 28,340 DEAD (2LP)Godspeed You! Black Emperor  - NO TITLE AS OF 13 FEBRUARY 2024 28,340 DEAD (2LP)
Godspeed You! Black Emperor - NO TITLE AS OF 13 FEBRUARY 2024 28,340 DEAD (2LP)Constellation
¥4,996

world's end girlfriendの昨年作に惹かれた方にも!!!戦争犯罪、見て見ないふり、深い愛と嘆き。イスラエルとパレスチナの紛争を明確に示唆した、今年度最重要クラスの大傑作!ケベック・モントリオールで結成されたポスト・ロック・シーンを代表する屈指のバンド、Godspeed You Black Emperor!による8枚目となる”タイトル無し”の最新スタジオ・アルバムが〈Constellation〉から重量盤2枚組LPで登場!

Godspeed You! Black Emperor - Lift Your Skinny Fists Like Antennas To Heaven (2LP)
Godspeed You! Black Emperor - Lift Your Skinny Fists Like Antennas To Heaven (2LP)Constellation
¥4,195

3月上旬再入荷(2月下旬分は完売しました)。未体験の方はこの機会に是非。言わずと知れた実験的なポスト・ロックの世界的大名作!ケベック・モントリオールで結成されたカナダのポスト・ロックを代表する屈指のバンド、Godspeed You Black Emperor!による2000年名作『Lift Your Skinny Fists Like Antennas to Heaven』のアナログ・リイシュー盤。風刺的、政治的、あるいは私的なメッセージの込められたサンプル素材と、メランコリックで破滅的なアトモスフィア、エピックなサウンドが溶け合う破格のインストゥルメンタル・ポスト・ロック/シューゲイズ大名作!

Godspeed You! Black Emperor - Yanqui U.X.O. (2LP)
Godspeed You! Black Emperor - Yanqui U.X.O. (2LP)Constellation
¥4,195
言わずと知れた大名盤が再発!カナダを代表する世紀のポスト・ロック・バンド"Godspeed You! Black Emperor"が、2002年に名門インディ・レーベル〈Constellation〉より発表した3枚目のスタジオ・アルバム『Yanqui U.X.O.』がアナログ・リイシュー。2001年末にシカゴの〈Electrical Audio〉にてSteve Albiniの手によってレコーディングされた作品であり、チェンバー・ミュージックやドローン、ノイズ・ロックなどを折衷したアトモスフェリックで陰鬱なインストゥルメンタル・ポスト・ロックの大名作!
Godspeed You! Black Emperor - Asunder, Sweet and Other Distress (LP)
Godspeed You! Black Emperor - Asunder, Sweet and Other Distress (LP)Constellation
¥3,667

ケベック・モントリオールで結成されたカナダのポスト・ロックを代表する屈指のバンド、Godspeed You Black Emperor!による2015年名作『Asunder, Sweet And Other Distress』のアナログ・リイシュー盤が〈Constellation〉から登場。轟音なユニゾン・リフ、ノイズ/ドローン、揺れ動く倍音、ギターとストリングスの対位法による、インストゥルメンタル・ポスト・ロックの大名作!180g重量盤

Sleaford Mods - The Demise of Planet X (CS)Sleaford Mods - The Demise of Planet X (CS)
Sleaford Mods - The Demise of Planet X (CS)ROUGH TRADE
¥2,200

(数量限定/ネオングリーン・マーブル・ヴァイナル/Indie Exclusive)社会に対する不満や怒りを、DIYなパンク・サウンドとメッセージ性の強い歌詞と共に表現するスリーフォード・モッズが、アルバム『The Demise of Planet X』を〈Rough Trade Records〉よりリリース。
アンドリュー・フェーンとジェイソン・ウィリアムソンによるこれまでで最もスケールが大きく野心的な作品である本作には、俳優グウェンドリン・クリスティー(『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』『ゲーム・オブ・スローンズ』)が初となる音楽作品への参加及び出演を果たし、さらにはライフ・ウィズアウト・ビルディングスの元フロント・ウーマン、スー・トンプキンスという稀少なゲスト参加に加え、〈4AD〉に所属するオルダス・ハーディング、ソウル・シンガーのリアム・ベイリー、そしてグライムMCのスノーウィーとのコラボレーションを収録。後者2人はどちらもバンドの地元ノッティンガム出身である。
「The Good Life」は、社会的な崩壊と個人的な崩壊が入り混じった感覚を描いている。アンドリュー・フェーンよる切迫感のあるビートと魅惑的なメロディに乗せて、ウィリアムソンがマシンガンのような語り口で、音楽シーンに波紋を呼んだ自身の発言の影響を描き出している。ビッグ・スペシャルとグウェンドリン・クリスティーは、その発言によって生まれた混乱の中で揺れる、彼の内なる葛藤と苦悩の声を代弁している。「“The Good Life”は、他のバンドをけなすこと、そしてそれが自分にもたらす喜びと苦しみについて歌っている。自分自身に問いかけているんだ−−なぜ自分はバンドをけなすのか?なぜそんなことをずっと続けているのか?グウェンドリンとビッグ・スペシャルは、俺の心の声を具現化してくれていて、“良い人生(=Good Life)”を楽しむべきなのか、それとも混沌に身を委ねるのかという、内なる葛藤をめぐって議論しているんだ」とウィリアムソンは語る。

『The Demise of Planet X』は、未来を予測することが非常に困難な状態の中で生きる人生、そして集団的トラウマによって形づくられた人生を表している。前作を書いたときは、停滞−−まるで死体のように息をしていない国−−についての作品だった。あれから3年、その死体は戦争とジェノサイド、そしてコロナ禍の長引く心理的影響によって切り裂かれ、SNSはグロテスクで歪んだデジタル操作の場へと変貌した。まるで廃墟の中で生きているような感覚。それは俺たちの集団的な精神に刻み込まれた、多層的でおぞましい異形のようなものだ。世界がクソみたいな状況に落ちていく中で自分を褒めるのもどうかと思うけど、『The Demise of Planet X』には本当に満足している。ただ突きつけるだけの作品じゃなくて、ちゃんとメガネをかけて中身を覗き込むように、じっくり味わう必要があるんだ。
- ジェイソン・ウィリアムソン(Sleaford Mods)

Bad Brains (CS)Bad Brains (CS)
Bad Brains (CS)Org Music
¥1,832

1982年に発表された、ワシントンD.C.の伝説的ハードコア・バンド Bad Brains の衝撃的デビュー・アルバム。シーン全体を揺さぶった金字塔。目も眩むほど速いテンポと鋭いリフで突っ走るハードコア・チューンと、突然テンションを落としてじっくり聴かせるルーツ・レゲエ・ナンバーが共存するのが最大の特徴で、この極端さこそBad Brainsのオリジナリティで、当時のどのパンク・バンドとも違う個性を打ち出している。演奏力の高さも群を抜いていて、HRのソウルフルでアジテーティブなヴォーカル、Dr. Knowの爆発的なギターリフ、Darryl Jeniferのタイトなベース、Earl Hudsonのジャズ畑出身らしい柔軟なドラムが合わさって、とにかく生々しい迫力に溢れている。ハードコア・パンクはもちろん、スラッシュ・メタル、オルタナティヴ、さらにはレゲエやクロスオーバーの領域にまで影響を与えている、まさにハードコアの教科書であり、ブラック・ロックの歴史を変えた一枚。

Duster - Together (CS)Duster - Together (CS)
Duster - Together (CS)Numero Group
¥1,827
「ニヒリズムというより、不条理主義に近い」。インディ・ロック・シーンに多大なる影響を及ぼしてきたカリフォルニア・ベイエリア・サンノゼ出身のスロウコア・バンド、Duster。バンドキャンプを通じてサプライズ・リリースを果たした4枚目のアルバムである『Togerther』が、名門〈Numero Group〉より待望のアナログ・リリース。明瞭さを排除してフィーリングを優先し、ムーディーでダークな仕上がり。ゴシックな意匠に身を包んだヘヴィ・シューゲイズ/スロウコア傑作!
Greg Mendez (LP)
Greg Mendez (LP)Dead Oceans
¥3,457

フィラデルフィア拠点のマルチ楽器奏者/ソングライター、Greg Mendez による3枚目のフルアルバムとなる24年度最新セルフタイトル作品が、USインディ名門〈Dead Oceans〉より到着。記憶という不安定なカメラへとフォーカスした生々しいその歌詞には、時間の重みや恐らく時間を喪失してしまう、ということへの不安などが親密に織り込まれているだけでなく、それらの最も厳しい真実でさえ、ユーモアを称えることが出来ると力強く強調する、崇高なナラティヴが秘められています。そこに規律正しい現実は無くとも、真実を指し示すコラージュを作り上げようと力強く祈りを込めた、珠玉で美しいインディ・ポップ・ソング集。

Mac DeMarco - This Old Dog (LP)
Mac DeMarco - This Old Dog (LP)Captured Tracks
¥3,826
セキトオ・シゲオの "ザ・ワードⅡ"のサンプリングや細野晴臣とのコラボレーションでもおなじみのカルト人気なシンガーソングライターことMac DeMarcoが、インディ大名門〈Captured Tracks〉から2017年に送り出した当時3年ぶりの傑作3rdスタジオ・アルバム『This Old Dog』をストック。ほんのりと麻の香りの漂う、軽やかなサイケデリアを纏った、親しみやすいローファイ・インディ・ポップ・アルバムに仕上がっています。
Mac DeMarco - This Old Dog (CS)Mac DeMarco - This Old Dog (CS)
Mac DeMarco - This Old Dog (CS)Captured Tracks
¥1,864
セキトオ・シゲオの "ザ・ワードⅡ"のサンプリングや細野晴臣とのコラボレーションでもおなじみのカルト人気なシンガーソングライターことMac DeMarcoが、インディ大名門〈Captured Tracks〉から2017年に送り出した当時3年ぶりの傑作3rdスタジオ・アルバム『This Old Dog』をストック。ほんのりと麻の香りの漂う、軽やかなサイケデリアを纏った、親しみやすいローファイ・インディ・ポップ・アルバムに仕上がっています。
Mac DeMarco - Salad Days (LP)
Mac DeMarco - Salad Days (LP)Captured Tracks
¥3,826

3月上旬再入荷(2月下旬分は完売しました)。テン年代インディ・ポップ史を代表すると言い切ってもよい金字塔的傑作です。幅広い音楽好きにレコメンドします!セキトオ・シゲオの "ザ・ワードⅡ"のサンプリングや細野晴臣とのコラボレーションでもおなじみ。カナダ・ブリティッシュ・コロムビア出身、現在ロスアンジェルスを拠点に活動するミュージシャン、Mac DeMarcoが2014年に〈Captured Tracks〉から発表したセカンド・スタジオ・アルバム『Salad Days』をストック。Billboard 200でも30位を獲得した大人気作品。2012年にリリースされたデビュー作『Rock and Roll Night Club』と『2』を引っ提げた大規模なツアーの後、ニューヨークのブルックリン、ベッドフォード・スタイヴェサント地区にある自身のアパートでレコーディングし、23歳の時に作り上げた一枚。YMOにインスパイアされてシンセを大々的に導入。「よりパーソナルなレコード」と位置付けられた作品で、トラックのうち3曲は長年の恋人であったKiera McNallyへと捧げられたもの。フリーメイソンをコンセプトにした人気曲で、セキトオシゲオの"ザ・ワードⅡ"をサンプリングしている"Chamber of Reflection"は本作に収録。坂本慎太郎のファンも必聴なサイケデリック&メロウなベッドルーム/ジャングル・ポップの珠玉の大名盤。一生モノの傑作です!

Mac DeMarco - 2 (CS)
Mac DeMarco - 2 (CS)Captured Tracks
¥1,876
インディ・ポップ史に刻む金字塔的傑作であり、幅広い音楽好きにレコメンド!セキトオ・シゲオの "ザ・ワードⅡ"のサンプリングや細野晴臣とのコラボレーションでもおなじみ。2012年にリリースされたMac DeMarcoのデビュー作『2』がアナログ・リイシュー。ソングライターである彼の歪んだソフトロックへのアプローチと偏愛をより幅広いオーディエンスへと届けた名作。
Godspeed You! Black Emperor - G_d's Pee AT STATE'S END! (LP+10")Godspeed You! Black Emperor - G_d's Pee AT STATE'S END! (LP+10")
Godspeed You! Black Emperor - G_d's Pee AT STATE'S END! (LP+10")Constellation
¥3,891

無政府主義パンクの精神をそのまま表明したタイトル作は、約4年ぶりとなる新作。混乱する世界のこのタイミングに登場する彼らの新作は、ノイズに包まれたオーケストレーション/ドローンをフィールドレコーディングスと半分インプロヴィゼーションのパートを織り交ぜる事で完成させた大作。哀愁のあるフレーズから焼け付くようなノイズサウンドへ高揚し、歪んだクラリオン・サウンドが重なり合っていく。デビューから25年、このバンドの愛すべき側面をすべて抱きかかえ叙情的なサウンドが走り続けます。2020年10月にモントリオールのスタジオThee Mighty Hotel2TangoでJace Lasek(The Besnard Lakes)によってレコーディング/ミックス。Slow Riot For New Zero Kanada」や「Lift Your Skinny Fists Like Antennas To Heaven」などの初期の名盤を彷彿とさせるアートワークが施され、William Schmiechenによるイラストレーションが使用されています。

Godspeed You! Black Emperor - Luciferian Towers (LP)
Godspeed You! Black Emperor - Luciferian Towers (LP)Constellation
¥3,764

ケベック・モントリオールで結成されたカナダのポスト・ロックを代表する屈指のバンド、Godspeed You Black Emperor!による2017年名作『Luciferian Towers』のアナログ・リイシュー盤。チェンバー・ミュージックやドローン、ノイズ・ロックなどを折衷したアトモスフェリックで陰鬱なインストゥルメンタル・ポスト・ロックの大名作!

Homer - Ensatina (CS)Homer - Ensatina (CS)
Homer - Ensatina (CS)Big Crown Records
¥1,577

現在、世界で最も人気のドラマーの1人であり、Clairo、Solange、Adele、Bruno Marsなどの共演も知られるHomer Steinweiss(ex-Holy Hive)によるソロデビュー作であり、ミュージシャンとしてもプロデューサーとしても最前線に立っている事を示す『Ensatina』が〈Big Crown Records〉からアナログ・リリース。現代的なラブソング"Deep Sea"、インスピレーションとメランコリーが並置された"Start Select"、そしてB面のソウルバラードを驚くほど現代的に解釈した”Forever and Ever and Ever and Ever”など珠玉のソウル・ナンバーの数々を収録しています。

YHWH Nailgun - 45 Pounds (LP)YHWH Nailgun - 45 Pounds (LP)
YHWH Nailgun - 45 Pounds (LP)AD 93
¥4,398

ボーカルのZack Borzoneとプロデューサー/ドラマーのSam Pickardを中心にフィラデルフィアで結成され、のちにニューヨークに移ってからJack TobiasとSaguiv Rosenstockが加入した4人組バンドYHWH Nailgunのデビューアルバム『45 Pounds』がロンドンの大名門〈AD 93〉から登場。ポストパンク、ノイズロック、実験音楽を融合させたサウンドが特徴的で、バンド名はヘブライ語の「ヤハウェ」を意味するが、その音楽性はむしろ俗世的で、混沌とした暴力的なサウンドにこそ本質がある。宗教的というよりも、人間的な激情や混乱を表すために、聖書的なイメージや象徴を借用している。Pitchforkが「このデビュー作は、わずか21分で実験音楽とアヴァンギャルドの世界を再構築する」と評したように、圧倒的なテンションで、ギターは軋み、ドラムは暴れ回り、すべての音が過剰で、歪んでいて、それでいて妙に中毒性がある。ロックというフォーマットに内在する衝動や混乱を最大限に引き出した、ある種の"破壊と再構築"の儀式とも言えるとんでもない一枚!

Alpha Maid -  Is this a queue (LP)Alpha Maid -  Is this a queue (LP)
Alpha Maid - Is this a queue (LP)AD 93
¥4,398

ロンドンを拠点に活動するアーティスト、Alpha Maidによる、粒子物理学への関心と社会への苛立ちを背景として、エレクトロニック、ポストパンク、グライム、インディーロックなど多様なジャンルが交錯するオルタナティヴなサウンドが印象的なデビュー・アルバム『Is This a Queue』が〈AD93〉より登場。一見するとキャッチーなメロディラインを持ちながらも、グリッチやノイズ、非線形な音響処理が散りばめられており、予測不可能な展開を見せる。サウンドの構築においては、ドラマーのValentina Magalettiや、ロンドンのシーンで活躍するCoby Sey、Ben Vinceといった豪華なゲストが参加。彼らとのコラボレーションにより、豊かで複雑なテクスチャーが加わっている。DIY精神に満ちたAlpha Maidの感情的なボーカルと、洗練されたプロダクションが融合した、現代のロンドン・アンダーグラウンド・シーンを象徴する意欲作。

MIZ - Sundance Ranch (LP)
MIZ - Sundance Ranch (LP)SPACE SHOWER MUSIC / JET SET
¥4,950

4月中旬発売予定。ウェットでセンチメンタルな質感に富んだ、北海道を舞台に深く穏やかなサウンドに包まれる至福の名作!
MONO NO AWAREの玉置周啓(Vo.)と加藤成順(Gt.)によるアコースティック・ユニットMIZが2022年にリリースした『Sundance Ranch』は、東京から北海道までをキャンピングカーで横断しながら生まれた、全10曲のロードムービー的作品。札幌は芸森スタジオのエコールームにて100%天然のリヴァーブ成分のみでレコーディングされた深みのある音像が、彼らの優しく心地よいサウンドをより一層引き立たせています。さらに今作にはマーティ・ホロベック(Ba)、石若駿(Dr.)も参加。確かな音の広がりを感じる傑作が、多くのリクエストに応える形で待望のアナログ再発!

MIZ - Ninh Binh Brother's Homestay (LP)
MIZ - Ninh Binh Brother's Homestay (LP)SPACE SHOWER MUSIC / JET SET
¥4,950

4月中旬発売予定。抜群のソングライティングと透明感溢れる歌声、アコギ+αの洗練されたアレンジ、そして2人がたたずむ空気感。全てがパーフェクトな傑作アルバム!
MONO NO AWAREの玉置周啓(Vo.)と加藤成順(Gt.)によるアコースティック・ユニットMIZが2020年にリリースした1stアルバム『Ninh Binh Brother's Homestay』。本作は過去に玉置が旅をして昔の日本の情景を感じた地、ベトナムにてレコーディングを敢行。自然がおりなす絶景や、そこに漂う時間の中から立ち昇る現地の空気や匂いをパッケージした、プリミティブで美しいアコースティック・サウンドの全10曲を収録。数多くのリクエストを受け、ついに再販決定!

Diane Birch - Flying On Abraham (LP)Diane Birch - Flying On Abraham (LP)
Diane Birch - Flying On Abraham (LP)Légère Recordings
¥4,881
PrinceやQuestlove、Elvis Costello、Stevie Wonderらの名にも留まった要注目作家!10年間に渡る豊かなキャリアの中で高い評価を得てきたアメリカのシンガーソングライター/ピアニスト、Diane Birchによる最新作『Flying On Abraham』がドイツのインディレーベル〈Légère Recordings〉よりアナログ・リリース。70年代のAMラジオ、ソウル、ジャズ、クラシック・ロック、80~90年代のポップス、R&Bの豊かなタペストリーを織り込んだ、彼女の広大で多様な音楽的ルーツへの心からのオマージュと言える作品に仕上がっています。
GEZAN with Million Wish Collective - i ai e.p. (12")
GEZAN with Million Wish Collective - i ai e.p. (12")GLOCAL RECORDS
¥3,850

2024年3月に公開されたマヒトゥ・ザ・ピーポーの初監督作品『i ai』は、赤い色彩に彩られた異形の青春映画であった。

舞台は兵庫の明石と神戸。主人公となる新米バンドマンのコウ(富田健太郎)と、コウが憧れるヒー兄(森山未來)を中心に、生を死をめぐるストーリー

が展開される。それはマヒトの実体験を土台にしたものでもあり、現実とフィクションが二重写しになりながら、やがてその境界線はじわりじわりと融解し

ていく。共演はさとうほなみ、堀家一希、吹越満、永山瑛太、小泉今日子、K-BOMB、大宮イチなど個性的な面々。写真家の佐内正史による透明感あふれる

映像がこの作品に特別な情感を与えていたことも特筆すべきだろう。

映画のセオリーに囚われることのないその作品には、「壊れゆく社会のなかで他者と関わりながらどのように生きていくことができるのか」という、近年

のGEZANの作品やマヒトの文筆活動にも共通するテーマが投げかけられていた。私たちは決してひとりで生きていくことはできない。だが、他者と生きるこ

ともまた決して楽なことではない。世界の分断が極限まで進んだこの時代を私たちはどのように乗り越えることができるのだろうか?

監督のみならず、脚本や劇中音楽までマヒトが手がけたこの作品のなかで極めて強い印象を残していたのが、「i ai」と題されたメインテーマ曲だった。

GEZANの新曲でもあるこの曲は、ここ数年のGEZANの取り組みの延長上にあるもの。この12インチシングルはその「i ai」を収録しており、初のアナログ

リリースとなる。

柔らかなギターのアルペジオに導かれ、少しずつ熱を帯びていくその楽曲には、静けさと激しさを内包した映画のムードが凝縮されている。言葉にならな

い複数の声を束ねた合唱は、社会からこぼれ落ちた嘆きのようにも、歓喜の叫びのようにも聞こえる。GEZANは総勢15名のコーラス隊Milion Wish

Colectiveとの活動も展開してきたが、ここにはその活動で培われた感覚が活かされている。

また、この曲は9分8秒にわたるゆったりとしたダンストラックと捉えることもできるだろう。南米など各地で生み出されているオーガニックなダンスト

ラックと共通するものがあり、世界各地のグローカルミュージックを扱ってきたGLOCAL RECORDSから、それも12インチシングルというDJフレンドリー

な形でリリースされることにも意義がある。

B面にはGEZANとの縁も深いCOMPUMAによるリミックスを収録。アフリカ的なパーカッションで始まり、途中では親指ピアノなどを挟みつつ、ふたた

び印象的なあの合唱へと戻る。めまぐるしく起承転結が入れ替わる、18分18秒のショート・ムーヴィー。そんなドラマチックなリミックスである。

カッティング&マスタリングを手がけたのはDJとしても活動するTOREI。アートワークを手がけたのは東京在住のヴィジュアルアーティスト/グラフィッ

ク・デザイナー、jvnpey。彼らの愛情あふれる仕事ぶりもこの12インチを特別なものにしている。

「分断」という言葉の対義語をAIに問うてみると、「統合」「連結」「統一」「団結」「融和」という言葉が次々に表示された。どの言葉もどこか白々しく、

こそばゆいが、「i ai」という楽曲に鳴り響く蜃気楼のような合唱は、「分断」の対義語となる新しい言葉を探り当てようとしているようにも思える。映画

『i ai』では「エンドロールが終わった後も共に生きよう」というメッセージが投げかけられていたが、この12インチからは「音が止まったあとも共に生き

よう」というメッセージが浮かび上がってくるのである。

文・大石始(文筆家)

Mong Tong 夢東 - Tao Fire 道火 (LP)
Mong Tong 夢東 - Tao Fire 道火 (LP)Guruguru Brain
¥5,269
台湾を代表する現行サイケデリック・バンドにして、〈WV Sorcerer Productions〉や〈Future Proof 面向異日〉などからも作品を送り出してきたMong Tongによる最新アルバム『道火 Tao Fire』が幾何学模様のGo & Tomoが主催する東アジアのサイケデリック・ミュージックの一大集積地的名門レーベル〈Guruguru Brain〉よりアナログ・リリース。前作『Indies 印』のアイデアを引き継ぎつつも、インドネシアのガムラン音楽、フィン・ギター、タブラ・ドラム、そして、台湾の西索米などのよりローカルな要素も取り入れた東洋的エクスペリメンタル・サイケの怪盤!Soushi Mizunoの手により〈Studio Mass〉にてマスタリング。
幾何学模様 - クモヨ島 (LP)
幾何学模様 - クモヨ島 (LP)Guruguru Brain
¥5,589

まるで70年代からタイムスリップしてきたような風貌の5人組、幾何学模様。
これまで10年に渡って海外を中心に活動し、クルアンビンやキング・ギザード&ザ・リザード・ウィザードといった現在のインディーシーンの先頭を走るアーティストたちとも親交が深く、世界各国でソールドアウト公演を連発、先日にはフジロック2022への出演も発表され話題となっている。
そんな彼らが前作『Masana Temples』からおよそ4年ぶりの新作『クモヨ島 (Kumoyo Island)』を自身のレーベル〈Guruguru Brain〉からリリース。
レコーディングは、彼らが活動初期に使っていた浅草橋のツバメスタジオにて行こなわれた。ロックダウンやパンデミックによるツアー活動停止の間の拠点としてアムステルダムを選んでいた彼らは、下町もしくは故郷の町の古い繁華街に帰ってきたことで、自由な感覚が再燃したのを感じたという。東京に滞在していたおよそ1ヶ月半の間、これまでストックしていたアイデアの断片を洗い出し、それらをスタジオで構築することにより本作を完成させたのだ。
まるで60年代のプログレッシヴロックのような壮大なオープニングから一転、「モ、ナ~カ、ナカナカノ」と語感の心地よさにフォーカスしたようなユニークな歌詞を耳元でささやく冒頭曲「Monaka」や、クルアンビンを彷彿とさせるワウギターが、コロコロ転がるリズムの上で軽やかに舞う「Dancing Blue」。
ジェットコースターに乗って時空を駆け抜けていくような前半と、ビートルズの「Tomorrow Never Knows」を思わせるサイケデリックな後半、その落差が圧巻の「Cardboard Pile」や、擦り切れたテープを再生しているようなローファイチューン「Gomugomu」、ボーズ・オブ・カナダへ愛が炸裂したかのような「Daydream Soda」、変拍子とギターリフの絡みが麻薬的にループする「Field of Tiger Lilies」など、曲ごとに全く異なるアプローチをしていながらどの曲も幾何学模様としか言いようのない、強烈なオリジナリティを放っている。
美しいアンビエントソング「Maison Silk Road」の余韻とともに、アルバムは幕を閉じる。
『クモヨ島』と名付けられた本作『Kumoyo Island』は、帰国の途に着く彼らが上空から垣間見た、雲越しの島国、日本の姿にインスパイアされて付けたのだろうか。真意のほどは直接本人たちに確かめる他ないが、世界中どこにいても「オルタナティブ」であることを貫いてきた彼らにしか到達し得ない地平が、ここには広がっている。

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