Electronic / Experimental

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N Kramer & Magnus Bang Olsen - Pastoral Blend (LP)N Kramer & Magnus Bang Olsen - Pastoral Blend (LP)
N Kramer & Magnus Bang Olsen - Pastoral Blend (LP)Music From Memory
¥5,594

8月中旬再入荷。ドイツ・ベルリンを拠点とするプロデューサー N Kramer と The Zenmenn のペダル・スティール奏者 Magnus Bang Olsen によるコラボレーション・アルバム『Pastoral Blend』。本作では、Olsen のペダル・スティールによる柔らかなフレーズがKramer の手でループ、反転され、幾重にもレイヤーを重ねられることで、アンビエント・アメリカーナ的な温もりと抽象的なエレクトロニクスが溶け合った独自の風景が立ち上がる。心地いい柔らかさとFennesz、Alva Noto を思わせる粒立ちのある質感が同居した、アナログ楽器の奥深い親密さとデジタルのきらめくような音の質感やテクスチャーの繊細なバランス感が印象的で、アルバムは風景や記憶を想起させる牧歌的なイメージを喚起しつつ、それを現代的なアンビエントのレンズを通して描き出しているかのよう。現実に根ざしながらも、時間を超えて漂うような静謐で深い音世界は、馴染みがあるようで新しく、アコースティックと電子音の狭間に広がる新たな表現を提示する一枚。

Al Wootton - CRUX (12")Al Wootton - CRUX (12")
Al Wootton - CRUX (12")Sähkö Recordings
¥2,997

イングランドはケントを拠点に活動するDJ/プロデューサー Al Wootton の新作『Crux』が、フィンランドの名門〈Sähkö Recordings〉から登場。ダブ的な音響処理、変則的なリズムやポリリズム、複雑なレイヤーやテクスチャの重ね合わせ、サイケデリックな電子音を交錯させ、より探究的な領域へ踏み込んだ意欲作。本作ではリズムの肉体的な強度と、深く没入的なテクスチャーの緻密なバランスが絶妙で、複雑に編み込まれたパーカッションはフィジカルを揺らしながら、空間全体を包み込むような残響や音響処理が聴き手を内面的な旅へと誘う。反復の中に潜む微細な変化や揺らぎは、サイケデリックな陶酔感とストイックな探求を同時に呼び起こし、聴きこむほどに細部の豊かさが立ち現れてくる。ダンス・ミュージックでありながら、音響芸術としての奥行きを感じさせる作品であり、Al Wootton が築いてきた独自のリズム探究を新たな段階へと導く一枚となっている。

Concepción Huerta - El Sol de los Muertos (LP)Concepción Huerta - El Sol de los Muertos (LP)
Concepción Huerta - El Sol de los Muertos (LP)Umor Rex
¥5,646

Concepción Huertaによる、サブハーモニクス構造とテープ操作を駆使して制作された、彼女にとって最も鋭く、激しく、そして息を呑むような作品『El Sol de los Muertos』が〈Umor Rex〉より登場!全体がドローンやミュジーク・コンクレートを基盤に、聴覚から強烈な映像を喚起するような音のテクスチャが貫かれている。リズムやメロディの快楽とは無縁で、むしろ「痛み」や「記憶」「暴力」の物語を音に変える、ポスト・コロニアル的サウンド・ナラティブとも言うべき一枚で、音のかたちをした歴史的・政治的マニフェストとして聴くことができる。ラテンアメリカ左派思想の象徴的存在エドゥアルド・ガレアーノや、メキシコのサパティスタ、パラグアイやアルゼンチンのグアラニー族など、先住民の抵抗運動に共鳴する音による黙示録的作品。

Iancu Dumitrescu - Libelocus-(alpha), Libelocus-(beta), Libelocus-(gamma) (CD)Iancu Dumitrescu - Libelocus-(alpha), Libelocus-(beta), Libelocus-(gamma) (CD)
Iancu Dumitrescu - Libelocus-(alpha), Libelocus-(beta), Libelocus-(gamma) (CD)Art into Life
¥2,700

滅多にコンサート録音を残さなかった同国ルーマニア出身の指揮者セルジュ・チェリビダッケに師事、氏から学んだ現象学と指揮法を自身の作風に取り入れ、スペクトル音楽の潮流を牽引する一人と称されながらも、一般のスペクトル楽派とは明らかに一線を画す爆音および摩擦が木霊する強靭な楽曲を残してきた作曲家・指揮者・音楽学者イアンク・ドゥミトレスク。1976年に創設したハイペリオン・アンサンブルを率い国内外で多くのコンサートを展開、90年にはアナ=マリア・アヴラムと共に自主レーベルEdition Modernを立ち上げ、長年に渡り30タイトル以上もの録音を発表してきたが、昨今の音源出版はほぼ停止状態にあった。

本作は、2016年にロンドンで披露された3部構成からなる”Libelocus”のコンサートを音源化した久々の出版物であり、異彩のスペクトラリストによる爆音アンサンブルから電子音楽まで、一連の作風をライブの流れありのままに纏めたものである。また個人名義による新録を収録したLP音源としては実に37年振りの作品となる。 

マスタリングはGiuseppe Ielasiが担当。

Harry Van Essen, Fred Gales - Sounds Of Egiali - Amorgos (CD)Harry Van Essen, Fred Gales - Sounds Of Egiali - Amorgos (CD)
Harry Van Essen, Fred Gales - Sounds Of Egiali - Amorgos (CD)Art into Life
¥2,400

民族音楽学や人類学、宗教、歴史を専門に研究、人間の文化的な多様性、またその重要性を記録し独自の発信を行なってきたオランダの出版社Sound Reporters。ここより1988年にカセットフォーマットにてリリースされた、エーゲ海キクラデス諸島の一つであるギリシャ領”アモルゴス島"のフィールドレコーディング。数年間現地に居住していた画家Harry Van Essenがサウンドスケープを収集、Sound Reportersの創設者であり民族音楽学者のFred Galesがミックスを担当した共同作品。島の北東部に位置する港”エギアリ”近辺のサウンドをスケッチ的に結合、前半部では海の音と大衆音楽が交互に流れ、詩の朗読、漁船の音、ボードゲームを楽しむ人々、祝宴の会場と、人々の生活に根差した音風景が展開。村を通り抜け山へ登る後半部では人々の日常風景に加え、コオロギの鳴き声、ミツバチの羽音、放牧された大量のヤギが奏でるカウベルなど、島本来の素朴な環境が現れる。

リマスタリングはGiuseppe Ielasiが担当。

Aphex Twin - Selected Ambient Works Volume II (Expanded Edition) (3CD)Aphex Twin - Selected Ambient Works Volume II (Expanded Edition) (3CD)
Aphex Twin - Selected Ambient Works Volume II (Expanded Edition) (3CD)Warp
¥3,960

(高音質UHQCD仕様)音楽史に残るアンビエントの大名盤『Selected Ambient Works Volume II』30周年記念新装盤がスタンダード・パッケージ・エディション3CDで登場!

エイフェックス・ツインことリチャード・D・ジェイムスが、1994年に若干22歳で発表した音楽史に残るアンビエントの大名盤『Selected Ambient Works Volume II』。エイフェックス・ツインにとっては〈WARP〉移籍後第一弾アルバムでもあるこの記念碑的作品は、2025年リリースから30周年を迎え、新装エクスパンデッド・エディションでリリースされた。
初回生産限定の3枚組CDボックスセットが間もなく完売することを受け、今回はより手に取りやすいスタンダード・パッケージ・エディションCDがリリース。このスタンダード・パッケージ・エディションでも、「#19」「th1 [evnslower]」「Rhubarb Orc. 19.53 Rev」が追加音源として収録される。

※UHQCD(Ultimate High Quality CD) = CD規格に準拠しており、既存のプレーヤーで再生可能です。

<3CD Tracklist>
CD01 - 1. #1
CD01 - 2. #2
CD01 - 3. #3
CD01 - 4. #4
CD01 - 5. #5
CD01 - 6. #6
CD01 - 7. #7
CD01 - 8. #8
CD01 - 9. #9

CD02 - 1. #10
CD02 - 2. #11
CD02 - 3. #12
CD02 - 4. Blue Calx
CD02 - 5. #14
CD02 - 6. #15
CD02 - 7. #16
CD02 - 8. #17
CD02 - 9. #18
CD02 - 10. #19

CD03 - 1. #20
CD03 - 2. #21
CD03 - 3. #22
CD03 - 4. #23
CD03 - 5. #24
CD03 - 6. #25
CD03 - 7. th1 [evnslower]
CD03 - 8. Rhubarb Orc. 19.53 Rev

Brunhild Ferrari, Eiko Ishibashi, Jim O’Rourke - L’oreille Voleuse (LP)Brunhild Ferrari, Eiko Ishibashi, Jim O’Rourke - L’oreille Voleuse (LP)
Brunhild Ferrari, Eiko Ishibashi, Jim O’Rourke - L’oreille Voleuse (LP)Persistence of Sound
¥5,579

石橋英子&ジム・オルーク参加、記憶と環境音を再構築する実験音響/フィールドレコーディング作品。
ピエール・シェフェールとともに音と映像の関係性を探求してきたブルンヒルド・フェラーリによる作品。本作は、日常の中で無意識に捉えられた音の断片や記憶を再構成したミックステープ的アプローチによって制作され、磁気テープに記録された“耳の記憶”を呼び起こすようなサウンドが展開される。そこに石橋英子とジム・オルークが演奏で参加し、繊細かつ即興的な響きが作品に新たな層を与えている。実験音楽、ラジオアート、フィールドレコーディングの要素が交錯する本作は、個人的な記憶と音響芸術が静かに交差するユニークな試み。長年ルック・フェラーリと活動を共にし、その遺産を継承してきた彼女ならではの視点が反映された、時間と記憶をめぐる音のコラージュ作品である。

Leo Takami - Next Door (LP+DL)Leo Takami - Next Door (LP+DL)
Leo Takami - Next Door (LP+DL)Unseen Worlds
¥3,496
記憶の朧げなシネマであり、実際には起こらなかったかもしれない大切な記憶のサウンドトラック。ニューエイジ・リバイバルを牽引したモダン・クラシカル/ポスト・ミニマル系大名門〈Unseen Worlds〉から最新作が登場!ジャズやクラシック、雅楽、アンビエントなどにインスパイアされた孤高の音楽を編み出す東京の作曲家/ギタリストのLeo Takamiによる3年ぶりの最新作『Next Door』がアナウンス。ゴッホの美術展に着想を得たというアンビエント・ジャズ・ギター作品であり、巧みなジャズ・ギター、プログレッシヴ・ロックのファンタジア、そして、日本の環境音楽までもが溶け合う一枚!Pat Methenyや濱瀬元彦などのファンにもレコメンドしたい傑作盤です。
Klaus Johann Grobe - Io tu il loro (LP)Klaus Johann Grobe - Io tu il loro (LP)
Klaus Johann Grobe - Io tu il loro (LP)Trouble In Mind Records
¥3,124
Daniel BachmannとSevi Landoltからなるスイスのネオサイケデリック/ダンス・ポップ・ユニット、Klaus Johann Grobe。最後の長編作品『Du bist so symmetrisch』(2018年)から早6年、シカゴを拠点とする〈Trouble In Mind Records〉から4枚目となるアルバム『Io tu il loro』をアナログ・リリース。 2014年のデビュー作『Im Sinne der Zeit』が作られたのと同じ、スイスの人里離れた渓谷の端にある山小屋で二週間かけて書かれた音源を収録。クラウトロックやインディ・ロック、ソフトロック、ディスコといった要素を軽やかに取り入れた、NEU!風のオプティミズムが香るユーフォリックで思慮深いメロウ・サイケデリアを展開しています。
Rosenau & Sanborn - Two (LP)Rosenau & Sanborn - Two (LP)
Rosenau & Sanborn - Two (LP)Psychic Hotline
¥3,497

Chris RosenauとNick Sanbornが長年の友情と即興の瞬間をそのまま結晶させたエレクトロ・アコースティック作品『Two』。Sylvan Essoの森の中のスタジオBetty’sで録音された本作には、森の空気や環境音までもが自然に入り込みながらギターの倍音と電子音の揺らぎが柔らかく溶け合う独特の開放感が漂う。ふたりが同じ空間で呼吸を合わせながら音を紡いでいくことで、構築よりも生まれる瞬間の楽しさ、美しさが前面に出ており、フォークの温度とエレクトロニカの透明感が静かに交差する。前作『Bluebird』の延長線にありながら、より深く、より自由で、ふたりだけの対話がそのまま音になったような、穏やかで親密な一枚。

Bon Iver - i,i (LP)Bon Iver - i,i (LP)
Bon Iver - i,i (LP)Jagjaguwar
¥4,959

キャリア中最も広がりのある、楽しくて寛容なアルバム。ボン・イヴェールの痕跡は常にメインストリームを越えて広がる。米国のインディ・ミュージック・シーンを代表するフォーク・ロック・バンド、Bon Iverが2019年に大名門〈Jagjaguwar〉から発表した4枚目のアルバム『i,i』が待望のリプレス!Moses SumneyやBruce Hornsby、Wye OakのJenn Wasner、Brooklyn Youth Chorusまで幅広いゲストを迎え、その探究心を最大限に発揮したアートポップの一大金字塔的アルバム。

Bon Iver - 22, A Million (LP)Bon Iver - 22, A Million (LP)
Bon Iver - 22, A Million (LP)Jagjaguwar
¥4,959

大名門〈Jagjaguwar〉のカタログ300番目を飾った世紀の傑作!ラブレターでもあり、宗教のように自己理解を探求してきた20年間の終焉の地。そして、おそらくその理解を決して見つけることができないという内なる決意。米国のインディ・ミュージック・シーンを代表するフォーク・ロック・バンド、Bon Iverが2016年に〈Jagjaguwar〉から発表した3枚目のスタジオ・アルバムにして世紀のヒット作『22, A Million』がリプレス!ウィスコンシン州オークレアにあるリードメンバーのJustin Vernonのスタジオ〈April Base〉で録音されたアルバムである本作は、カニエ・ウェストと共にした以前の仕事からインスパイアされ、電子音楽とヒップホップの楽曲制作の要素を組み込んだ、より実験的な内容となっています。2011年の『Bon Iver, Bon Iver』が物理的空間に根ざした生息地を築いたとすれば、『22, A Million』は場所への執着を手放すことを目指したと言えるでしょう。

Jeremy Dower & Tetrphnm - Personal Computer Music, 1997-2022 (LP)Jeremy Dower & Tetrphnm - Personal Computer Music, 1997-2022 (LP)
Jeremy Dower & Tetrphnm - Personal Computer Music, 1997-2022 (LP)Chapter Music
¥3,758

7月下旬再入荷。メルボルンの電子音楽家 Jeremy Dower が四半世紀にわたって制作してきた未発表曲をまとめたコンピレーション『Personal Computer Music, 1997-2022』。本作は、彼が1990年代に展開したアンビエント・テクノ・プロジェクト Tetrphnm 名義の作品群と、その後自身の名義で録音されたノスタルジックなフェイク・ジャズ的トラックとを二部構成で収録。初期は Monolake や Mouse on Mars などの厳格なドイツ・テクノから影響を受けつつも、安価な90年代のサウンドカードや12ビット・サンプラー、ノイズゲートを駆使し、subtractive compositionと呼ばれる独自の即興的システムを構築。孤立した環境で生み出されたその音楽は、のちにIDMや Microhouseと呼ばれる潮流と並走しながらも、どこにも属さない独自の響きを確立していった。幅広い音楽からの影響を消化した繊細かつパーソナルなな音楽は、2018年には、オーストラリア90年代エレクトロニカを紹介するコンピ『3AM Spares』に Tetrphnm 名義の楽曲が収録されたが、本作はその全貌を掘り下げる初の決定的な一枚となっている。

Don Cherry's New Researches featuring Naná Vasconcelos - Organic Music Theatre: Festival de jazz de Chateauvallon 1972 (2LP)
Don Cherry's New Researches featuring Naná Vasconcelos - Organic Music Theatre: Festival de jazz de Chateauvallon 1972 (2LP)Blank Forms Editions
¥5,296
実験パフォーマンスのプレゼンと保存に力を注ぐキュレーション・プラットフォーム/非営利団体であり、Catherine Christer Hennixや高柳昌行の再発作業でも厚い支持を誇る名門〈Blank Forms〉の最新作品群が一挙入荷。オーネット・コールマンの右腕としてフリー・ジャズの先駆者となり、コルトレーンとのコラボレーションでも注目を集めていたドン・チェリー(1936-1995)とその奥様でスウェーデンのヴィジュアル・アーティスト/デザイナーのモキ・チェリー(1943-2009)。ドンの音楽、モキの芸術、そして、スウェーデンの田舎町Tågarpでの家族の生活を一つの総合的な実体として統合したプロジェクトである『Organic Music Theatre』が奇跡の復刻。1972年に南フランスのシャトーヴァロンで開催された〈Festival de jazz de Chateauvallon〉でのその歴史的な初演を収録したもので、公共テレビで生放送された際に録音されたテープからのマスタリング仕様での復刻となります。ドン・チェリーがジャズ・ミュージシャンとしてのアイデンティティから離れ、後に『Organic Music Society』、『Relativity Suite』、『Brown Rice』、そしてアレハンドロ・ホドロフスキー監督の『The Holy Mountain』のサウンドトラックなどに結実する共同体的で "神秘的 "な時期の始まりを告げるパフォーマンスを記録。この屋外円形劇場での演奏には、Moki Cherry、Christer Bothén、Gérard "Doudou" Gouirand、Naná Vasconcelosといった豪華面々のほか、フランスへの旅に同行したスウェーデン人の友人や、コペンハーゲン・クリスチャニアを拠点とするデンマークの人形劇団Det Lilla Circus(The Little Circus)など、十数人の大人や子どもが参加。まさに圧巻の音世界!
塩見允枝子 / Mieko Shiomi - Requiem For George Maciunas (CD+A4 booklet)塩見允枝子 / Mieko Shiomi - Requiem For George Maciunas (CD+A4 booklet)
塩見允枝子 / Mieko Shiomi - Requiem For George Maciunas (CD+A4 booklet)Art into Life
¥3,000

学生時代に参加した"グループ音楽”での先鋭的な音楽活動、また1964年からはフルクサスへ参加した事でも知られる塩見允枝子氏。1990年に招聘されたヴェネチアのフルクサス・フェスティバルは、その後の氏の活動に大きな変化を与える出来事となり、同年に創始者であるジョージ・マチューナスへの追悼を込め鎮魂曲をカセットフォーマットにて自主出版。
シンセサイザーのチェンバロとオルガンの音色で演奏した自作曲、逆再生した自身の声をテープに記録、その音源を業者に持ち込みヴェネチアの会場で録音した環境音と合成/編集を行ったテープ音楽作品。ラ・モンテ・ヤング、マリアン・ザジーラ、エリック・アンダーセン、ウィレム・ドゥ・リダー、ケン・フリードマンらフルクサスの重要作家らの声も使用、テープの特性を利用しユニークなアイデアと構造を盛り込んだ、氏の音源の中でも特殊な位置付けとなる作品。 

塩見氏が本再発版の為に書き下ろした新たな解説文、会場で撮影された当時の写真資料やスコアを掲載した、A4サイズの全8ページブックレット付き(日本語/英語)。
マスタリングはGiuseppe Ielasiが担当。
※CDフォーマットは作家の意向により、オリジナルカセットのA、Bサイドを繋げ1つの楽曲としている。

Anne Gillis - Eyry] (LP+DL)Anne Gillis - Eyry] (LP+DL)
Anne Gillis - Eyry] (LP+DL)Art into Life
¥3,900

80年代よりプリミティブなシステムにて楽曲制作を継続して来たManon Anne Gillis。自身の声、呼吸、言葉、楽曲を素朴な手法にて繋いだ9thソロアルバム。「私のサウンドはコンセプチュアルなものでは無く、理解するよりも感受しその中へ入り込むことの方がずっと大切である」と語る様に、音を触覚的な感覚で捉えた10作品で構成。語りや歌声を不鮮明な異音や変則的な反復として、またリズムトラックへと落とし込み、新たな内的世界を作り上げている。

マスタリングはMaiko Okimoto氏が担当。LP版はDLコード付き。限定300部。

Mermaid - Dub Forever (LP)
Mermaid - Dub Forever (LP)BEER & RECORDS
¥3,960

6月10日発売予定。前作『DUBMAID』で耳目を集めた東京拠点のプロデューサーMERMAIDが、新作LP『DUB FOREVER』をリリース!
レゲエを軸に電子音のテクスチャーを重ね、自身のロウ・ボイスを織り交ぜながら、さらにクラシックの引用と現代技術を大胆に導入。タイムレスなレゲエ/ダブを志向した全10曲を収録。バッハ「G線上のアリア」(A1)、ゴセック「ガヴォット」(B2)、唱歌「一月一日」(B4)といった時代や地域を越えるモチーフが、ダブの手法によって溶解・再構築され、まるで悠久の時間を漂うかのような音像を生み出しています。
ミニマルでありながら奥行きを感じさせるサウンドデザインと、どこかユーモラスで歪な感覚が同居する本作は、前作をさらに推し進めた実験性と没入感を兼ね備えた一枚。アートワークは鈴木聖、マスタリングは大城真。限定500枚プレス。

SOFT feat. ALCI - Akebono [Dub] (12")
SOFT feat. ALCI - Akebono [Dub] (12")Softribe
¥4,000

伊勢の中山美術館にて日系兄弟ALCIとの驚きの邂逅を経て、即座に意気投合。共演や競演を重ねるなかで一緒に作品を創ろうという流れから誕生した作品。
曲自体は2023年末にリリースしたアルバム「PASSING TONE」の中から「AKEBONO」をALCI自らがチョイス。5拍子という変化球に関わらずジャストミート。
互いの共通の仲間であるBASED ON KYOTOのDAICHIと、朋友J.A.K.A.M.にリミックスを依頼し、それぞれのカラーが存分に織り込まれた世界観を表現してくれました。
「AKEBONO feat. ALCI」オリジナルバージョン、および2曲のリミックス、そしてKNDのリミックスによる「Floating Life - KND DUB」を収録。

TRACKLIST
A1. SOFT feat. ALCI  Akebono - DUB  06:32
A2. SOFT  Floating Life - KND DUB  05:58
B1. SOFT feat. ALCI  Akebono - J.A.K.A.M. RMX  04:00
B2. SOFT feat. ALCI  Akebono - DAICHI RMX  08:29

SML - How You Been (LP)
SML - How You Been (LP)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥4,243

アメリカ西海岸の5人組グループSMLによる実験的ジャズ作品『How You Been』が〈International Anthem〉から登場。メンバーはJosh Johnson(sax, electronics)、Anna Butterss(bass)、Jeremiah Chiu(modular synth, live sampling)、Booker Stardrum(drums, percussion)、Gregory Uhlmann(guitar, effects)という、各々が作曲家やプロデューサーとしても活躍する精鋭たちで、このアルバムは、2024年から2025年にかけて行われたライブ演奏を録音し、それを素材にしてスタジオで再構築したもの。事前の打ち合わせなしに即興で始まった演奏を、後から丁寧に編集・加工することで、ライブの生々しさとスタジオ作品としての完成度を両立させている。前作『Small Medium Large』で見られた、メンバー全員が対等にアイデアを出し合いながら、細部までこだわって音を作り上げるスタイルが、さらに洗練された形で実現している。音楽的には、ジャズを軸にしながらも、アフロビートや電子音楽、ポストロック、アンビエントなどが混ざり合っており、即興演奏の自由さとスタジオ編集の緻密さが融合した、現代ジャズの新しいかたちを提示する作品として、聴くたびに異なる側面が立ち上がるような奥行きのある一枚となっている。

Boards of Canada - The Campfire Headphase (2LP)Boards of Canada - The Campfire Headphase (2LP)
Boards of Canada - The Campfire Headphase (2LP)WARP
¥5,108

郷愁と陽炎が溶け合う、幻想的サウンドスケープ。到達点ともいえる歴史的名作!
2005年発表の3rdアルバム『The Campfire Headphase』は、Boards Of Canadaが持つノスタルジックな世界観を、より有機的かつ叙情的に押し広げた名作。アコースティック・ギターや柔らかなメロディを大胆に取り入れ、これまで以上に温かく、幻想的な音像を描き出した。代表曲「Dayvan Cowboy」をはじめ、夕暮れの景色を思わせるような美しいサウンドは、アンビエント、フォーク、エレクトロニカを横断しながら独自の存在感を放つ。

Loraine James - Detached From The Rest Of You (LP)Loraine James - Detached From The Rest Of You (LP)
Loraine James - Detached From The Rest Of You (LP)Hyperdub
¥5,579

ジャズ、エレクトロニカ、ベース・ミュージック、アンビエントなど、さまざまな音楽的影響を現代の感性で表現した作品で高い評価を得てきたロンドンのプロデューサー、Loraine James。内なる葛藤と変化への渇望を原動力に制作された最新作『Detached From The Rest Of You』は2025年にシンガーAnysia Kymと手がけたEP『Clandestine』での制作経験を経て、よりポップなアプローチと、インストゥルメンタルを洗練された楽曲構造へ落とし込む手法を獲得し、その経験を制作に落とし込むことで完成した。

クラブ志向のサウンドや曲折的な展開から一歩進み、より明確で凝縮されたソング・フォームへとシフトしている。

プロダクションは極限まで削ぎ落とされ、Aoki takamasaやRyoji Ikeda、2000年代初頭のClicks & Cutsに着想を得たクリックやグリッチの音響空間が広がる。ミニマルな鍵盤の和音と余白を巧みに活かし、音とヴォーカルのあいだに生まれる空間が、これまでで最も自信に満ちたダイレクトな作品へと結実した。

客演には、Sydney Spann(“In a Rut”)、Alan Sparhawk(Low/“Peak Again”)、Miho Hatori(Cibo Matto/“Flatline”)、Anysia Kym(“Score”)、Tirzah(“Habits and Patterns”)が参加。さらに旧知のラッパーLe3 bLACKが、Fyn Dobsonのジャズ色豊かなドラムを従えた“Ending Us All”で再び鋭いリリックを響かせている。

Fire-Toolz - Lavender Networks (Lavender Marble Vinyl LP)Fire-Toolz - Lavender Networks (Lavender Marble Vinyl LP)
Fire-Toolz - Lavender Networks (Lavender Marble Vinyl LP)WARP
¥4,715

ブレインダンス、ジャズ・フュージョン、アンビエント、グラインド、ヴェイパーウェイヴ、エクストリーム・メタルに至るまでジャンルを横断し、静謐さと過激さを対比させた作風で注目を集めるシカゴ拠点の実験音楽家Fire-ToolzことAngel Marcloidが〈Warp〉と契約、最新作『Lavender Networks』を発売!

『Lavender Networks』は、Nu Ageの先駆者Fire-Toolzにとって〈Warp Records〉からのデビュー作となる。メリーランド生まれ、シカゴを拠点とする彼女は、他アーティストのプロデュースやエンジニアリングも手がけており、Pitchfork Best New Musicにも選出されて話題となったNo Joyの最新作『Bug Land』にも関わっている。

本作には、Zola Jesus、Brothertiger、Nailah Hunter、Lipsticism、Jennifer Holm、Sling Beamが参加。夢の論理、涙の中の笑い、そして不条理を通じた感情の真実をテーマに、光ファイバーの速度で駆け抜けるサイバネティックな旅が描かれている。

Patrick Stas - If Paul K.'s Life Was a Movie, This Would Be the Soundtrack of His Death (LP)Patrick Stas - If Paul K.'s Life Was a Movie, This Would Be the Soundtrack of His Death (LP)
Patrick Stas - If Paul K.'s Life Was a Movie, This Would Be the Soundtrack of His Death (LP)STROOM.tv
¥3,456
ベルギー版〈Music From Memory〉的な立ち位置で頭角を現して早数年、今や現行リイシュー・レーベル屈指のカルト聖地と化している大変ユニークな再発レーベル〈Stroom〉から最新物件!Paul KやGheneral Thî Et Les Fourmisと共に活動し、テープ・レーベル〈Home Produkt〉の代表も務めた80年代シンセポップの重要人物Patrick Stas (1954-2020)のキャリアを網羅したコレクション的コンピレーション・アルバムである本作は非常にレアなカセットや未発表のデモ音源から厳選された楽曲を収録しており、初期の彼のバンドGeneral Thî et les fourmisによる陰鬱なポストパンク・ゴスから、Albert Et Guidoとしてのウェイヴなオルガン・ダブ、Paul Kという別名でのソロキンクまで、スタズの様々なスタイルを綴ったものとなっています。
Carlos Giffoni - Pendulum (CD)
Carlos Giffoni - Pendulum (CD)Room40
¥2,347

ベネズエラ出身でニューヨークを拠点に活動し、ノイズ、電子音響シーンで長年存在感を放ってきたCarlos Giffoniによる、Greg Kelley、Mabe Fratti、Zola Jesus、Ben Chasny、Lea Bertucci、Iggor Cavaleraら豪華アーティストをコラボレーターに迎えた最新作『Pendulum』。Giffoniはこれまでノイズ寄りの作風で知られてきたが、本作では 柔らかな音色や女性ボーカルを積極的に導入し、アコースティック楽器のの響きも活かしながらより開かれた音響表現へと踏み出している。オープニングの「Pendulum」では、Greg Kelleyの管楽器が豊かな倍音を描き、電子音の揺らぎと重なり合う。「Dermis」ではMabe Frattiのチェロが深い陰影を与え、「Beam」ではZola Jesusの声に幽玄な光が差し込む。「Dos」ではLea Bertucciのサックス、クラリネットの響きが点描のように配置される。それぞれのゲストの個性がGiffoni の電子処理と自然に溶け合い、ノイズ、アンビエント、ポストクラシカルにまたがる多層的な音像をつくり上げている。

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