Electronic / Experimental

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Enno Velthuys - Different Places (LP)
Enno Velthuys - Different Places (LP)Dead Mind Records
¥3,162
こりゃ「あちら」側の音だ。シアトルの大名門〈Light In The Attic〉が編纂した3大ニューエイジ・コンピの一角、欧州版『I Am The Center』こと『The Microcosm: Visionary Music of Continental Europe, 1970-1986』でも紹介されていた蘭のカルトな地下アンビエント作家、シンセサイザー奏者にして、60年代には様々なバンドのギタリストとしても活動、ドローイング作品も残していたという同国の伝説的存在、Enno Velthuys。昨年に引き続き、彼が87年に残した大変希少なカセット作が史上初となるアナログ化!版元は今作もThe HatersやClub Moral、Contagious OrgasmにHermann Nitschなど実に尖った面々を手がけるノイズ/アヴァン系のレーベル〈Dead Mind Records〉。前衛音楽ファンにとっては、De FabriekやKapotte Muziekといった名前が真っ先に思い浮かぶ蘭の地下/前衛音楽シーンの最深部で活動。Radioheadとの共作も知られるチェロ奏者、Oliver Coatesもフェイバリットに挙げる存在ですが、活動当時はカセット作品しか残しておらず、その作品が単独LP化されたのは昨年先行して再発された『A Glimpse Of Light』が初となっていました。そんな彼の楽曲が初めてLP作品に収録されたのは、1970年から86年に及ぶ欧州産ニューエイジ/アンビエントを再評価目線でコンパイルした前述の『The Microsm』となっていますが、VangelisやAsh Ra、Popol Vuhといった著名なアクトから、リバイバル以降に巨大な存在へと飛躍したGigi Masin、Francesco Messinaという面々が並ぶ中で一際異彩を放つ存在でもありました。本作には、当時の地下シーンのカセット・ネットワークに幻滅し、精神状態も悲しいほどに悪化していたという経緯も反映されてか、吉村弘やエリック・サティの陰影が没入感溢れる広々としたコズミック・アンビエンスとミックスされた様な、メランコリックな箱庭の音楽。リマスタリングを手がけるのはジム・オルークとの昨年のコラボ作も当店好評だった同国のベテラン作家Jos Smolders。
Jabu - Sweet Company (LP+DL)
Jabu - Sweet Company (LP+DL)do you have peace?
¥2,783
人気作が待望のリプレス。ブリストル・サウンドを次世代へと継承しアップデートしてきた同地の地下シーンが産んだ奇跡のコレクティヴ〈Young Echo〉の構成員であり、今は亡き大名門〈Blackest Ever Black〉や〈No Corner〉などからのリリースでも知られる同地の名トリオ”Jabu”。自身らが2020年に始動させた要注目レーベル〈do you have peace?〉よりキャリア二作目となるフルレングスLPが登場。前作『Sleep Heavy』が悲哀を淡々と追求したものでありダークで実体のないものだったのに対し、今作『Sweet Company』ではより深くて鎮静的な魂へと昇華、親密でプライヴェートなトリップ・ホップ/ドリーム・ポップの傑作に。まるで、Tricky、Tirzah、King Midas Sound、Junior Boysの夢の共演を見ているかのような、広大にして壮麗な内的風景が続く一枚。
森山ふとし - ゆうたいりだつ ±(プラスマイナス)(LP)
森山ふとし - ゆうたいりだつ ±(プラスマイナス)(LP)Em Records
¥2,860
電子音楽作家/ダクソフォン奏者の森山ふとしは、90年代の終わり、内橋和久のワークショップを介して即興演奏を始め、関西ゼロ世代の象徴となった新世界ブリッジ(2007年閉鎖)でソロ・ステージ・デビュー。 西川文章とのかきつばた、アキビンオオケストラへの参加、栗原ペダル(neco眠る/NEW MANUKE)とオシロスコッティとのユニット、マイクロふとし等で活動し、その後、自身のワークショップも主催。 そんな中、Birdfriendの日野浩志郎のすすめで(←歴史的英断) この初のソロ作品集『ゆうたいりだつ』(2015年)をカセットで発表した。 本版はそれをヴァージョンアップした<永久保存版>だ。

即興演奏を出自とする森山だが、本作に即興的なものは皆無で、むしろ構築された作品性の高さが際立つ。実は、彼が『ゆうたいりだつ』で目指したのは<オーケストラ>を取り入れた音楽で、しかもこれはブリッジ人脈の音楽に結びつきそうにないユニークな死角、そこからの跳躍であった。ひとり彼はパソコンのソフトウェア音源を使って、約一年かけて本作をものにした。

「にこエレクトロ」「 タイムリミット」は国内外で評価される森山的宅録オーケストラの典型で、アルバムの中心には表題作「ゆうたいりだつ」や「やっかいな記憶」という長尺の2曲が据えてある。また、新たに差し替え追加した4曲が妙なオーケストラ感を補充する。挑発的な混淆にイメージされてきた関西ゼロ世代の暴力的な個性の中あって終始控えめな森山だったが、その内には<関西ゼロ世代に生まれたもっとも微妙な〔変〕>と言えるような作家性を秘めており、それが本作の摩耗しない作品強度につながっている。

=作品仕様=
+ 通常ジュエルケース、帯付き
+ 装丁デザイン:木村銀次

TRACKS:
1. イントロ B * [1:00]
2. にこエレクトロ [4:49]
3. クエスチョン [2:10]
4. きっかけ * [2:16]
5. ゆうたいりだつ [7:44]
6. タイムリミット [1:43]
7. やっかいな記憶 [10:00]
8. タコパーセントOK( ゆうたいりだつMIX)* [3:47]
9. くろ * [2:48]

* 未発表・新曲
Akie / Lil Mofo (CS+DL)Akie / Lil Mofo (CS+DL)
Akie / Lil Mofo (CS+DL)do you have peace?
¥1,678
既に版元完売。〈The Trilogy Tapes〉主将ことWill Bankheadもサポート。ブリストル最尖鋭な重要コレクティヴ〈Young Echo〉の構成員して、今は亡き名所〈Blackest Ever Black〉や〈No Corner〉への在籍でも知られる同地の名トリオ”Jabu”が2020年に始動させた新鋭レーベルの〈do you have peace?〉より注目物件が到着。大阪の名店〈Newtone Records〉ではスタッフとしても勤務してきたのみならず、要注目の若手DJとしても活躍の場を広げるAkie、〈NTS〉や〈LYL Radio〉でもホストを務めた東京出身のDJ/セレクターLil Mofoという2者によるキラー・ミックステープ!AサイドにはAkie、BサイドにLil Mofoのミックスをそれぞれ搭載。底なしにディープにしてストイック、しかし、どこかオプティミスティックな味わいも感じさせてくれる稀有な音像。〈do you have peace?〉が醸す、夜の音楽の深淵な美学が余すところなくパッケージされた、枠に収まることを知らないダンス・ミュージックの姿。圧巻の終盤はまさにカタルシスと言うべきでしょう。
David Goren - Brooklyn Pirates: Neighbourhoods in the Sky, 2014-2021 (CS)David Goren - Brooklyn Pirates: Neighbourhoods in the Sky, 2014-2021 (CS)
David Goren - Brooklyn Pirates: Neighbourhoods in the Sky, 2014-2021 (CS)Death Is Not The End
¥1,695
ブルースやゴスペル、ジャマイカのドゥーワップから日本の戦前の流行歌に至るまで、各地の骨董音源を掘り起こす当店おなじみの〈Death Is Not The End〉からまたしても強力物件が到来。ニューヨーク州ブルックリンを拠点に活動するラジオ・プロデューサー、オーディオ・アーキビストのDavid Gorenが、2014年からロックダウン中の2021年に及ぶまでの同地の海賊ラジオ・コミュニティを調査した成果を収めた画期的な作品がカセット・リリース。グレナダの選挙ニュース、ハイチの葬儀広告、ジャマイカのパテ屋とスピリチュアル・ヒーラーの広告、正教会の海賊放送などなど、ブルックリン海賊ラジオ・サウンドマップ (BPRSM)を通じて同氏が捉えたカットアップ音源の数々を収録。2010年代半ばから2021年初頭までの期間をカバーしたB面は、コロナ・ウイルスの大流行、ジョージ・フロイド、アメリカ選挙など、2020年代初頭の世界的な崩壊の危機に対するブルックリン海賊ラジオの大変ユニークかつ超ローカルな反応までもがパッケージ。世界的なロックダウンと政治の全面的崩壊の時代に、DIYコミュニティ放送の価値、そして意義を示す、社会史の重要文書としても重要な労作!『London Pirate Radio Adverts 1984​-​1993』の2部作で海賊ラジオに魅了された方はこちらも是非!
Daniel Bachman - Axacan (2LP+DL)Daniel Bachman - Axacan (2LP+DL)
Daniel Bachman - Axacan (2LP+DL)Three Lobed Recordings
¥3,648
2021年度最重要クラスの激ヤバ音源を漸くストック。心から”マスト”と言いたい一作。Bardo PondからMV & EE、Mary Lattimore、Sun City Girlsなどなど数々の名アクトを送り出してきたUSサイケ/ドローンな名門レーベルこと〈Three Lobed Recordings〉からは、フィンガースタイルのギタリストとして、〈Tompkins Square〉や〈Feeding Tube〉〈Bathetic〉など数々の名所に傑出したアメリカン・プリミティヴ・フォーク作品を残すDaniel Bachmanの最新作が登場。2020年にヴァージニア州の各所で録音された4枚目のフル・アルバムであり、〈Three Lobed Recordings〉20周年記念シリーズの一環として発売。これまでJohn FaheyやJack Roseといったアメリカン・プリミティヴのギタリスト達と親和性の高い作品を発表してきたこの人ながら、本作では、実に内省的で前衛的な作風へと深化。Pierre SchaefferやEdgard Varèseといったミュージック・コンクレート作家を思い起こさせる前衛的な一作に仕上がっています。アコースティック・ギターやハーモニウムの演奏を、様々なロケーションや催し、自然現象、そして、教会の鐘や蛙に鳥の鳴き声、ラジオ放送などから得られた素材へと織り込んだコンセプチュアルなコラージュ作品。ウェスタン・アメリカンの果てしなく広大にして深淵な「自然」を見つめる眼差しは、やはりフォーク・ギタリストならではのもの。朽ち果てた音、パンデミックの無人の都心部に咲く朽ち果て錆び付いた音塊の如し、不穏な静寂に佇む「異」ともいうべき大傑作!自身の写真が封入されたフルカラー・ゲートフォールド・ジャケット仕様。〈Aquarium Drunkard〉のTyler Wilcoxによるエッセイが掲載の帯が付属。
Sonic Youth - In/Out/In (LP+DL)
Sonic Youth - In/Out/In (LP+DL)Three Lobed Recordings
¥3,178
既に版元完売のアナログ盤。Bardo PondからMV & EE、Mary Lattimore、Sun City Girlsなどなど数々の名アクトを送り出してきたUSサイケ/ドローンな名門レーベルこと〈Three Lobed Recordings〉からSonic Youthの貴重音源集が登場。いちバンドという領域を超えた一つのシーンや鉱脈ともいうべきインディ/アンダーグラウンド・ミュージックの化身として君臨してきた彼ら。その活動の最後の10年に当たる2000年から2010年にかけて制作されていた未発表音源を収めたアルバム。ネオ・サイケ/スペース・ロックの一つの到達点ともいうべき名曲であり、我らがジム・オルークも参加した時期に書き下ろされた”In & Out”を始めとした全5曲を収録。お見逃しなく!
Jamael Dean - Primordial Waters (2LP)
Jamael Dean - Primordial Waters (2LP)Stones Throw
¥4,167
Kamasi WashingtonやThundercat、Carlos Niñoとも仕事を共にする若干22歳の天才的ジャズ・ピアニストであり、自身の祖父である伝説的ソウル・ジャズ・ドラマーDonald Deanを始め、Sun RaやAlice Coltrane、Herbie Hancockなどから影響を受けているという要注目の若手Jamael Dean。待望の公式デビュー作がやはり大名門〈Stones Throw〉から満を持して登場!現在は、音楽集団のThe Afronautsを率い、ブラック・ジャズの伝説的存在こと”Pan Afrikan People's Arkestra”にも参加。自身らのグループによるジャズの演奏と、それらを素材としてサンプリングしたビートを用い、自身の変名”Jasik”名義で制作したヒップホップ全10曲という2部構成のアルバムとなっており、〈Leaving Records〉にも在籍するブルックリンの女性シンガーででありJamael Deanとも幾度となくコラボしてきた盟友Sharada ShashidharとMekala “Mickey” Sessionが参加。その表題は、西アフリカの民族集団であるヨルバ人の創世記に由来しています。両サイド共に豊穣、極上です!
Chris Watson & Georgia Rodgers - Notes From The Forest Floor/Line Of Parts (LP)
Chris Watson & Georgia Rodgers - Notes From The Forest Floor/Line Of Parts (LP)SN Variations
¥2,853
版元でも既に在庫僅かにつきお見逃しなく。渡邊琢磨やRichard Skelton、Lucy Railtonといった面々も参与する英国の要注目レーベル〈SN Variations〉。Cabaret Voltaire, The Hafler Trioとしても活動していた、英BBCの音響技師、絶景のフィールドレコーディング作品を次々に生み出す名職人Chris Watsonと女性実験作家のGeorgia Rodgersが発表した20年度スプリットLP、遅ればせながらストックしました!フィールド・レコーディングを用いた作曲において、異なるが相互に補完し合う新しい形を提示した作品となっており、どちらもマルチチャンネルのインスタレーションとして発表されたものをステレオ・バージョンとしてアナログ・リリース。ジャチント・シェルシの作品へと捧げられた2015年7月のイヴニング・イベントの一環として初演、コスタリカのラセルバ熱帯雨林保護区で録音されたChris Watsonの”Notes From The Forest Floor”。2019年にHuddersfield Contemporary Music Festivalで初演され、ケアンゴームズ山地と北ロンドンで録音された”Line Of Parts”の2曲を各サイドにそれぞれ秀逸。内容はお墨付きの仕上がりで、激ヤバです!クリア・ヴァイナル仕様。限定250部。
Shuttle358 - Chessa (2LP+DL)
Shuttle358 - Chessa (2LP+DL)KEPLAR
¥4,469
ミニマルなアンビエント/グリッチを軸に、〈Mille Plateaux〉や〈12k〉といった名門から卓越した作品群を送り出してきたDan Abramsによる大人気プロジェクトことShuttle358。2004年に〈12k〉からCDオンリーでリリースしていた傑作が初のアナログ・リイシュー!版元は、Matthias NeuefeindのもとVladislav DelayやGiuseppe Ielasi、Arovaneといった数々の名手による傑作を昨今再発してきたドイツの名所〈Keplar〉。珠玉のミニマリズムと郷愁がエレクトロニカの普遍にしてタイムレスな憧憬の中で溶け合う極上のアンビエント・ミュージック。まさに一つの永遠です。未発表トラック3曲をD面に追加収録。Stephan Mathieuの手によるマスタリング、〈Loop-o〉でのカッティングと盤質も万全。限定500部。
Futuro Antico - Futuro Antico (LP)Futuro Antico - Futuro Antico (LP)
Futuro Antico - Futuro Antico (LP)Black Sweat Records
¥2,825
イタリアのニューエイジ/ワールド系レーベルBlack Sweatより、同国80年の知られざる電子音楽が再発。
Futuro Anticoなるプロジェクトの、オリジナルは1980年発表のカセット作品。瞑想シンセ&妖艶フルートが展開するというもので、穏やかに、激しく、体の芯を突くような響きでこれが良い。Terry RileyとDon Cherryの伝説的なケルンでのライブをも彷彿とさせる名演。
志人 sibitt - 心眼銀河 殻桶 Instrumental (CD)志人 sibitt - 心眼銀河 殻桶 Instrumental (CD)
志人 sibitt - 心眼銀河 殻桶 Instrumental (CD)TempleATS
¥2,500
まさにこの人ならではとしか言いようのないその境地をさらにアップデートした大傑作。名ヒップホップ・クルー、降神の一員として、なのるなもないと共に活動。ポエトリーの枠を超え、日本のアンダーグラウンドの片隅で孤高の音楽を紡ぎ続ける稀有な音楽家であり、”ヒップホップ”という器でしかその男を受け止めることができなかった仙境の作家、志人。2021年に発表された志人セルフプロデュース長編アルバム"心眼銀河-SHINGANGINGA-"のインストゥルメンタル版。

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80年代から90年代の YAMAHA=山葉 のシンセサイザーやシーケンサー/リズムマシンで作り上げられた懐かしい未来のサウンド。

こちらは自主盤のInstrumental音源です。  ジャケットも手作りでデザインに穿孔が開けられている仕様となっております。


-今作はYAMAHA=山葉のシンセサイザー(1986~93年頃までの)とYAMAHA=山葉のシーケンサー/リズムマシン(94`s)で作曲しました。
なぜこの山葉の音に行き着いたのかは、また話せる機会があれば話そうと思います。
全曲サンプリングなしで(人の音源の要素を使うという意味において)自らの心眼銀河を頼りに降ってきた詩-UTA-、昇ってゆく音、言永らえてゆく語り を掌で繭玉を愛でる様に紡ぎました。
全て私にとってはじめての体験でありました。  — 志人

収録内容:

01 雪融 instrumental

02 玄  instrumental

03 時無種殻 instrumental

04 破 letter人傘 instrumental

05 蝶道 instrumental

06 木霊山彦 instrumental

07 土裸虹 黯燈 泥飴 instrumental

08 詠阿環空因河 instrumental

09 夢遊趨 instrumental

10 投込広告裏紙詩   instrumental

11 言葉ハ輪 羽 環 波 何処カ空殻 何 ラ 来? instrumental

12 初見 instrumental

13 流星郡ガ 河 降 沸点 ッテ 伝 來 ク 流 ル instrumental
収録時間:約 74分
Muslimgauze - Narcotic (2LP)
Muslimgauze - Narcotic (2LP)STAALPLAAT
¥4,514
日夜音楽を通してアラビック/ダブに襲撃を繰り返し続けてきた今は亡き英国の名手ことMuslimgauzeが97年にCDオンリーで発表していた作品である『Narcotic』に、88年作品『Iran』からの2曲を追加収録した編集盤作品がオランダ実験音楽界を代表する老舗な大名門〈Staalplaat〉から登場!トライバルからアンビエント、グリッチ、フィルレコといった要素をラジカルかつ爽快にミックス。ダルブカとタンバリンによる一貫したトライバルなビート、ディストーション、独自の質感を醸すノイズ、ミニマルなジャムを混ぜ合わせ、異国の狂気が滲んだエニグマティックで陶酔感あふれる不気味すぎるサウンドを放つ、規格外のトランス・ミュージック。限定500部。
A.T.R.O.X. - Water Tales (LP)
A.T.R.O.X. - Water Tales (LP)Spittle Records / Oltrelanebbiailmare
¥3,095

ニューエイジ・リバイバルのみならず、近年アンダーグラウンドの深遠にて巻き起こってきたイタリア前衛/ミニマルの再評価でも密かに脚光を浴びていた前衛音楽グループであるThe Doubling Ridersやニューウェイヴ・バンドLa Pattonaにも組した伊地下シーンの重要作家Francesco Paladino & Pier Luigi Andreoni。彼らが活動初期に率いていた同国の80年代初頭のポスト・パンク/ニューウェイヴ・シーンの伝説的なバンドであり、2011年には2CDコンピも組まれたA.T.R.O.X.の84年2nd『Water Tales』。2015年発表の〈Spittle Records〉からの再発盤をストック!Roger Enoとの共作も知られるマルチ奏者/作曲家ことPier Luigi Andreoni、そして、現在も活動を続けるその盟友なFrancesco Paladino。共に2010年代中盤以降大いに読み直しの進んだイタリアの地下音楽シーンで多大な貢献を行ってきた名作家な2者による活動の起点となった重要なバンドが残したミニマル/エクスペリメンタル/シンセ・ポップの傑作。ファースト・アルバムと比して、イーノやデヴィッド・バーン、ノイ!、ファウストなどからの影響をより強く感じさせる、魅力的な豊かなフレーズやリズムに満ちた作品となっています。

Atsuko Hatano & Midori Hirano - Water Ladder (LP)
Atsuko Hatano & Midori Hirano - Water Ladder (LP)Alien Transistor
¥3,463
World's End Girlfriend、折坂悠太、yumbo、Kid Fresinoまで引っ張りだこの弦楽奏者、波多野敦子と、〈Dauw〉や〈Sonic Pieces〉などからのリリースも知られるベルリン拠点の日本人アンビエント/サウンド・アーティスト、Midori Hiranoによる初のコラボ・アルバムが登場。うなりに渦巻き、ヒスノイズの音に満ちた夏の終わりの逢う魔が時の空気のなか、漆黒な意匠へと身を包んだエクスペリメンタルなモダン・クラシカル/ドローンが鳴り響く極上の一作!限定400部。
渡邊琢磨 Takuma Watanabe - Delay x Takuma (12")渡邊琢磨 Takuma Watanabe - Delay x Takuma (12")
渡邊琢磨 Takuma Watanabe - Delay x Takuma (12")Constructive
¥1,980

Chris WatsonやRichard Skelton、Lucy Railtonといった面々も参与する英国の要注目レーベル〈SN Variations〉が新設したオフシュート〈Constructive〉から今年度超重要タイトルが到来。先日発表した最新アルバムが今年度ベスト級に強力だったばかりですがまたしても繰り出してきました。数々の映画音楽制作を始め、相対性理論やUA、David Sylvianといったビッグネームとのコラボでも知られる日本人作曲家、渡邊琢磨による今年度傑作『Last Afternoon』収録音源に、Vladislav DelayことDelayによるデコンストラクションを施した大変意欲的な12インチ・シングルがリリース。これは言うことありません!ずば抜けて良い内容で、まったく文句なし。静謐にして物憂げなアンビエンスをバックに、激エグな音塊がこれでもかと降り注ぎます。デザインを手掛けたのは、石橋英子やMerzbow、Kevin Drummまで数々の名手が在籍しているイタリアの現行エクスペリメンタル/実験電子音響の新たな聖地〈SUPERPANG〉でも昨今おなじみのJoe Gilmore。そして、マスタリングはJoe Talia!限定500部。

Emily A. Sprague - Hill, Flower, Fog (LP+DL)
Emily A. Sprague - Hill, Flower, Fog (LP+DL)Rvng Intl.
¥2,522
ふと、吉村弘の「ソフト・ウエイヴ / オルゴールの音楽」が過ぎりました。Frankie CosmosやMitskiなどの作品も抱える優良インディ・レーベル〈Double Double Whammy〉お抱えのローファイ / インディ・バンド、Floristの一員としても知られるLAのシンセシスト、ソングライター、サウンド・デザイナーのEmily A. Sprague。20年秋に本邦の〈PLANCHA〉からリリースしたCD盤が〈RVNG〉からアナログ化。過去のカセット作も高値で取引されているこの人ですが、今作もさすがの出来、この上なく天上な美しさ!そよ風が通り抜け、枯れ葉が舞い散り、ゆるやかな変化を帯びながら、コスミッシェ・アンビエントな小宇宙へと。ジャケットのイメージ通り、Shizen Oriented Ambient (SOA)とでもいったところでしょうか。さらには、アンビエント/電子音響な名作家、Taylor Deupreeの手により〈12K Mastering〉にてマスタリングと盤質も万全。
Benoit B - Kismet (LP)
Benoit B - Kismet (LP)Natural Selections
¥2,889
80年代の日本の電子音楽やゴッホにインスパイアされたリバイバル・ニューエイジ傑作『Japonaiserie』で一躍注目を浴び、その後も名門〈Into The Light〉や〈Unthank〉〈Wisdom Teeth〉といったレーベルから良好なリリースを繰り広げるフランス出身のプロデューサー、Benoit Bによる最新作がアナログ・リリース。リリース元は当店でも以前紹介していたDeep NalströmやMårbleといったバレアリック再興以後なニューエイジ作品を繰り出していた〈Natural Selections〉で、実に同レーベル3年ぶりのタイトルとなります。ここのレーベル・カラーらしい極彩色の第四世界な空気とレフトフィールドなダンス観を大いに発揮、イマジナリーで豊穣な桃源郷景色を描き出す天上なニューエイジ/アンビエント・エレクトロニック・アルバム!限定プレス。
Tobias. - Hall ov Fame
Tobias. - Hall ov FameConcentric Records
¥3,629
Max Loderbauer (Sun Electric, Vilod)とのNSIやRicardo VillalobosらとのOdd Machineといったユニットでも大活躍。自身の〈Non Standard Studios〉でのマスタリングやプロデュース業も知られるジャーマン・テクノの名プロデューサー、Tobias Freundによる最新アルバムが〈Concentric Records〉から登場。自身の頭の中で思い描いた映画からインスピレーションを得た作品であり、それぞれが架空のショート・フィルムのワンシーンを表現した8編の実験的なエレクトロニクスを収録したアルバム。実にサスペンスフルかつ緊張感あふれる雰囲気を味わえる強力な一作!インサート付属。180gr重要盤仕様。限定プレス。
Deaf Center - Pale Ravine (2LP+DL)
Deaf Center - Pale Ravine (2LP+DL)Miasmah Recordings
¥4,131
言わずと知れたモダン・クラシカル/ダーク・アンビエント大名盤!Erik Skodvin & Otto A. Totlandという北欧ノルウェイの名作家ふたりによる名ユニット、Deaf Centerによる2005年〈Type〉からの傑作『Pale Ravine』が待望のアナログ復刻!05年当時盤のアナログ・オリジナルも2016年の〈Miasmah〉からのリプレスLP盤も共に高騰・入手困難と化している中で大人気ファースト・アルバムが嬉しい再発!古い無声映画にインスパイアされた作品であり、スカンジナビアらしい神聖な空気や険しい自然の風趣、漆黒のアトモスフェリックな意匠の中へと古ぼけたサンプルやフィルレコ素材が織り交ぜられた極上のアンビエント・ミュージック。未発表音源を追加収録した2022年ダブル・パックでのリリースとなります。限定300部。
Francis Plagne - The Refrain (LP)
Francis Plagne - The Refrain (LP)Black Truffle
¥3,332
〈Black Truffle〉や〈Penultimate Press〉といった名門にも在籍。Andrew ChalkやCrys Coleといった名作家たちともコラボレーションしてきた豪州・メルボルンの実験作家、Francis Plagneによる最新作が、Oren Ambarchi率いる豪州前衛音楽の一大聖地〈Black Truffle〉からアナログ・リリース。2012年から2020年にかけて録音された素材を用いて制作、2020年に完成を見た一作であり、シンセにギター、プラスチック製のサックス、メロディカ、パーカッションといった様々な楽器から、椅子の軋む音などの家庭音、ペットポトル、声、Crys Coleのカシオの演奏といった多様なフィルレコが見事にミックス。内省的なソロピースのような、ゆったりとした広がりのあるテープ作品へと仕上がっています。
BGM - Back Ground Music (LP)
BGM - Back Ground Music (LP)Studio Mule
¥3,443
国産エレクトロニック・ミュージックの生き神こと白石隆之氏によるニューウェイヴ・プロジェクト”BGM”が、現在大きな再評価を浴びる、阿木譲氏が運営した関西アンダーグラウンドの伝説的実験レーベル”Vanity Records”より1980年に発表した伝説のアルバム「Back Ground Music」がStudio Muleから史上初のLP復刻。
白石隆之が高校生(実に17歳)の時に制作した画期的デビュー作にして、国産エレクトロニック・ミュージック/ニューウェイヴの金字塔的と言っても過言ではない一枚!ノーウェイヴからインダストリアル、ダブ、クラウト・ロック、フリー・ファンクまでも横断し、壊れたポップ・センスと奇跡的なグルーヴ感を発揮した大傑作。Kuniyuki Takahashi = 高橋邦幸氏によるオリジナル・テープからのリマスタリング。
Company - Epiphanies VII-XIII (3LP)
Company - Epiphanies VII-XIII (3LP)Honest Jon's Records
¥3,911
"Incus"復刻シリーズが大好調、またまた早くも重要音源が登場です!Fred Frith、Keith Tippett、Ursula Oppensら参加!フリー・インプロヴィゼーションの伝説的ギタリスト、Derek Baileyによって60年代後半に設立された英国発の世紀の即興音楽集団”COMPANY”の秘蔵録音が、ナンと3LPのボリュームでHonest Jon’sから堂々リリース!まさに歴史的瞬間を見事に切り取った世紀の録音……完璧なストラクチャーです。ギター、ヴァイオリン、ダブル・ベース、フルート、サックスなどを交えた編成で、淡々と互いの絶妙な着地点を探り合う、最高に息のあったパフォーマンスの数々を披露。漆黒の中で絶え間なく連なり合い、時には咆哮し、異形の音空間を練り上げていく怒涛の世界観。3LPの特大ボリュームながらも全く飽きさせない、集団即興の妙がここに。
David Behrman - ViewFinder / Hide & Seek (LP)
David Behrman - ViewFinder / Hide & Seek (LP)Black Truffle
¥2,968
昨年末にこの世を去った偉才、Jon Gibsonにとっては遺作に当たる作品か。モダン・クラシカル/ミニマル・ドローン/ニューエイジ・ファンにも推薦!ベルギー時代にはHenri Pousseurに師事、ライブパフォーマンスやインスタレーションに使用される「メモリ」を備えたマイクロコンピュータを駆使した演奏でも知られ、Robert AshleyやGordon Mumma、Alvin Lucierとも並ぶ、戦後アメリカの実験音楽の重要な地位を占める孤高の電子音楽家であり、オーストリア・ザルツブルク出身の誉れ高きレジェンド、David Behrman。1989年から2020年にかけて、故・Jon GibsonとWerner Durandとともに録音してきたコラボ最新作品がオーレン・アンバーチ率いる豪州前衛音楽の牙城〈Black Truffle〉から登場。2種類の実演を収録した”Unforeseen Events”は、作曲とソプラノ・サックスを担当したWerner Durandによって1989年・ベルリンでの演奏と、Jon Gibsonのソプラノによる1999年のニューヨーク版が収録。B面には、2002年に発表したインスタレーション作品の”ViewFinder”をベースに制作した遠隔コラボレーション作品であり、実験音楽界の伝説的人物の生命力を強く示す重要なリリース。David Behrman & Werner Durandによるライナーノーツが付属。マスタリングを手がけるのはやはり名手Joe Taliaと万全です!

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