Electronic / Experimental
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ロンドンを拠点とするの名DJであり、キュレーター、レーベル主催者でもあるGilles Petersonによる、シカゴの革新的レーベルInternational Anthemへの深い愛とリスペクトを込めたコンピレーションが登場。スピリチュアル・ジャズ、エクスペリメンタル、ソウルフルで未来志向のビート・ミュージックなど、ジャンルを越えながらも一貫して「今の表現」であることを貫くInternational Anthemのサウンドから、Petersonは自身の番組(BBC 6 Music、Worldwide FMなど)でのオンエアを振り返り、特に印象的だった楽曲たちをセレクト。このアルバムは、International Anthemの設立11周年(IA11)企画の一環として制作されたもので、レーベルの過去10年の軌跡をたどりつつ、次の10年へのヴィジョンも込められている。Makaya McCraven、Angel Bat Dawid、Ben LaMar Gayといったレーベルを象徴するアーティストたちの代表曲に加え、未発表のライブ音源も収録。都市とスピリチュアリティ、混沌と希望が交差する、シカゴ・アンダーグラウンドの空気感がそのままパッケージされたような作品となっている。


Puto Titoとして知られるPT Musikによる、バチーダの荒々しさと、メロディの切なさを併せ持つアルバム『Consumação』。2019年のデビュー作『Carregando A Vida Atrás Das Costas』では、骨格だけで勝負するようなラフで鮮やかなバチーダを展開していた彼だが、2021年の7インチ『Não Sou Perfito』で名前を変え、より豊かでロマンティックなハーモニーへと進化。本作ではその流れがさらに深化し、アーティストとしての成熟と自信がはっきりと刻まれている。壊れた関係、孤独、人生の困難といったテーマを中心に据え、甘く切ないフックと、しなやかに揺れるバチーダのリズムによって身体と心の両方に直接語りかけてくる。90年代R&B、ソウルの影響も感じさせ、全てがメランコリックで、センチメンタル。〈Príncipe〉の現在を象徴する一枚。
実験音楽家 Galecstasy と、オルタナ界のレジェンド Mike Watt が組んだトリオによる、スリリングな即興演奏を収めたアルバム『Wattzotica』。太くうねるベースを軸に、ノイズ、アンビエント、ジャズが自由に交差し、トリオ編成ならではの広い空間と緊張感が生まれている。2018年、Galecstasy が Mike Watt のラジオ番組に出演したことがきっかけで始動した異色のコラボにも関わらず、ミニットメン以降の Watt の精神性と、Galecstasy のアート的アプローチが自然に溶け合い、ポストロックやシカゴ音響派にも通じる有機的なグルーヴが立ち上がる。限定のグリーン・ヴァイナルという希少性も相まって、音楽作品でありながらアートピースとしての存在感も強い一枚になっている。

11月上旬入荷予定。前衛電子音響〈Editions Mego〉の創立30周年を記念し、音響ミニマリズムの巨頭Thomas Brinkmannが届ける過激な実験『GETGETGET』。タイトルの通り、2021年に早世した主宰者Peter Rehberg(PITA)の金字塔『Get』3部作を参照し、ベルリンでの周年ライヴを皮切りにRehbergの残した音素材と自らのロジックを幻覚的に融合・変容させたコンセプチュアルなもの。LP両面に渡り展開される2つの長尺トラックは、機械とその操作者の気配が溶け合うダークで歪んだ抽象音響。思想家ギュンター・アンダースの「ネガティヴ・ミュージック」、不在による作曲の概念に触発されたサウンドは、無音を単なる余白ではなくひとつの音響シグナルとして構造化し、ノイズの連続体の中に鮮烈な明滅を描き出す。PITAの過激な精神を立ち昇らせる、Mego30周年相応しい美しい音響。

11月上旬入荷予定。Jan Jelinek主宰の名門〈Faitiche〉より、チェリストでありサウンドアーティストのTopu Lyoが東京のアパートで録音した極上のソロ・デビュー作『quiet scenes from tokyo』。長年のエレクトロニクス体験を経てセットアップを極限まで削ぎ落とし、アコースティック・チェロ1本とRoland RE-301 Space Echoのテープ・ディレイ、そして目の前を走る高速道路の交通ノイズを即興的に取り込んだ16編の音響ミニチュア集!緩やかなポルタメントやフィルターのような電子エフェクトをアコースティックの特殊奏法で再現し、フィードバック・ドローンからMoondogを思わせる軽快なピチカート、ミクロな音粒子が漂う微細なテクスチャーまで多彩な表情を提示。夕方5時の「夕焼小焼」や街のサウンドスケープが交通騒音とともに静かなアンビエンスを構築し、余白を活かしたスケッチのような親密さと現代電子音響の先鋭性が美しく共存するエレクトロアコースティック名盤!

10月中旬入荷予定。黒人思想の系譜を音響へと翻訳するサウンドアーティストLamin Fofanaによる2LP『Corps Perdu』。エメ・セザールが1950年に発表した同名詩集やW・E・B・デュボイスらの文献にインスピレーションを得て、パリやニューヨーク等で行われた読書、リスニングセッションを経て構想された本作は、文学的思考と音響表現を極めてパーソナルかつ前衛的な次元で結晶させた力作。緻密なプロセッシングを施された手触り感のあるメロディや、風・砂・ノイズなどのフィールド・レコーディングがレイヤーをなす音像は、液体のように変容する思考のよう。鍵盤の深い残響と不連続なリズム、逆再生される旋律が多層的な時間を交錯させ、詩情と批評性を同時にたたえた重厚なドローン、エレクトロニクスへと昇華。言葉と音覚の地層を深く掘り下げる、探求的な前衛音響作品必聴盤。
メンフィス出身の異才Wilbert Gavin MaysによるプロジェクトCities Avivが、自身のレーベルを離れ名門〈Black Truffleから〉アルバム『Even Colder Spring』をリリース。10年以上にわたりヒップホップの既成概念を解体してきた彼が、過激なループ処理と変幻自在の語り口、そしてダンテやアンリ・ベルクソンの思想までを散りばめたリリックを交錯させ、極めて個人的で不可解な音響世界を立ち上げた全16曲の意欲作。数秒で途切れるトラックや唐突なフィールド・レコーディング、歪んだノイズの層が予測不能な展開を描くなか、技巧的なラップと意図的にハーモニーから浮遊させた歌唱が不穏な美しさを醸し出す。従来の閉塞感に留まらず、プライベートプレス調のニューエイジなきらめきやClusterを彷彿とさせるクラウトロックの遊び心、ローファイIDMが混交し、ラストは、いくつものサンプリング・ループが幾重にも重なり合ってモヤのように漂う、恍惚とした歪みの雲の中へと消えていく。アンダーグラウンド・ヒップホップと前衛音響のはざま。

スウェーデンの80年代アフロ・フュージョン金字塔『Trancedance』で知られる伝説的多楽器奏者Christer Bothénと、Oren Ambarchi、Johan Berthling、Andreas Werliinの3人からなるGhostedのメンバーがタッグを組んだ強力なドリーム・クァルテット作品『Serpentine』。スウェーデンの森の中に建つスタジオにて録音された本作は、長年共演を重ねてきた名手たちならではの密密な対話と、即興的な即応性から生まれた濃密なアンサンブルを刻み込んでいる。重厚なアップライト・ベースのオスティナートと微細に変容し続けるドラムスがヒプノティックなグルーヴを紡ぎ出し、そこにレスリー・キャビネットを通したギターがオルガンのような残響と複雑なポリリズムを重ねていく。深遠なリズムの循環のなかで両者のフレーズが交わり、Bothénの低音ベース・クラリネットや、50年の探求を誇る西アフリカの竪琴ドンソ・ンゴニのモーダルな旋律が静かに響く。初期ECMの澄み渡る叙情美から、初期Amon Düül IIを彷彿とさせる生々しいフリーフォーム・サイケデリアまでを一気に駆け抜ける、ジャズ、アヴァンギャルド、サイケの境界を鮮やかに解体してみせるかのような好内容。

Little Simzのベーシストとしても異彩を放つアフロ・ラテン・エレクトロニック・プロデューサー、DJ、Marla Ketherが名門〈Strut Records〉よりリリースする待望のセカンドEP『Luso』。リスボンとブラジリアを行き来しながら制作された本作は、ロックダウン期を経て「ミュージシャンが集うスタジオでの生演奏のエネルギー」に立ち返り、多様なコミュニティとの対話から生まれた躍動感あふれる充実の一枚。生々しく打ち鳴らされるパーカッションとうねるベースラインに、洗練されたエレクトロニクスと多彩な客演陣の歌声が鮮やかに交錯。ブラジルの音楽伝統からブロークンビート、アフロ・ポルトガルのバティーダ、アフロビート、さらにはサンバ・ハウスやジャズの色彩までを自在に織り上げた、多国籍なグローバル・ベース・ミュージックを展開する。UKアンダーグラウンドの鋭い感覚とアフロ・ブラジリアンの豊かな熱量が調和した、強烈な身体性とポジティヴな開放感でに溢れる12インチ。

ジュネーヴの冬の夜、クリス・コーエンのライヴの帰り道に産声を上げた新コレクティブ、viragezeroのセルフタイトル・デビュー作。Citron Citron、元L’Éclair、Magic & Nakedのメンバーらが集い、ジャーマン・ロック、コズミック・ミュージックの漂流した感覚を現代的な視座で再解釈したもので、ゾエ・ショレマが数年かけて目覚めぎわに書き留めた夢の断片を詩に据え、現実の輪郭がゆるやかに歪んでいくような感覚を鮮やかに描き出している。90年代トリップホップやアブストラクト・ヒップホップを思わせる重厚なリズムに、少し神経質なシンセサイザー、霞んだギター、移ろいゆく電子音のテクスチャが密密に絡み合う。ドリーム・ポップ、IDM、ソングライティングの境界を自在に行き来しながら、緊張感を高めつつも決して爆発しきらない宙吊」のアンサンブルを展開。都市の孤独や静かな焦燥感を抱えつつ、漂流し消え去ることへの憧憬を滲ませた、夜のグラデーションが美しく揺らめく一枚。

コーンウォールを拠点に、ミュージシャン、映像作家、パフォーマーが交差するサイケデリック・コレクティヴ、Blind Yeoによる、ロックダウン期の孤立から生まれた共同制作の精神をそのまま音へと昇華したデビュー・アルバム『The Lemoine Point』。録音は廃飛行場で行われ、ライブ録音を基盤にした生々しいアンサンブルが特徴で、ドラム、ギター、シンセ、チェロ、ベースが儀式的なエネルギーを生み出し、演奏者同士の反応が曲の構造そのものを形づくる。荒々しさの上に、後から加えられた繊細なテクスチャーやストリングスが柔らかな層を作り、野性と親密さが同時に存在する独特の音像が生まれている。儀式的なエネルギー、繊細な質感、物語的断片が一点に収束した、現代的で開かれたコレクティヴ・ミュージックの新たな形。
東洋エキゾ・レゲエ~ミニマル~チンドンまで横断するスーパー・オブスキュアな80'sジャパニーズ・レフトフィールド・ポップ!!
エキセントリックな作曲家、サックス奏者、清水靖晃が'82年に発表したソロ名義での6thアルバム!!翌年、マライア名義でリリースする『うたかたの日々』前夜とも言えるエキゾチックでエクスペリメンタルな和製ニューウェイヴの名作です。
笹 路正徳(Key)、土方隆行(G)、山木秀夫(Ds)、渡辺モリオ(B)というマライア・メンバーのほか、スペクトラムの兼崎順一(Tp)などが参加。エキゾ・ニューウェーヴ・ポップ「睡蓮」、トロピカルでダビーな「案山子」、エクスペリメンタル・ミニマル「このように詠めり」、極上のバレアリック・メロ ウ・グルーヴ「海の上から」、チンドン屋でおなじみの唱歌「美しき天然」カヴァーなど、ミニマルやダブといったアプローチをベースにしながらも、カエルや セミの擬似鳴き声、チンドン屋、ラジオ・ノイズのコラージュなど、日本の夏を想わせるサウンドとグルーヴを盛り込んだ全8曲を収録。
これぞ、超えられぬ壁。アンビエント・ミュージックの創始者Brian Enoと、独電子音楽の伝説的ユニットClusterという巨星たちが初めてコラボレーションし〈Sky Records〉から発表した77年の歴史的名作の〈Bureau B〉盤。ドイツで制作された最初のアンビエント・レコードにして、このジャンルの決定的な作品!“Ho Renomo” (A1)にHolger Czukay、”One” (B4)にAsmus Tietchens、Okko Bekkerがゲスト参加。Conny Plankがエンジニアを担当。大傑作!
まさに一生物。迷わず浴びてください!ヨーロッパ圏の電子音楽創成期から活動を続けてきた、ベルギー電子音楽の大重鎮であり、西ドイツ放送局電子音楽スタジオ(WDR)に早くから関わっていたHenri Pousseur (1929-2009)。昨今は、〈Alga Marghen〉や〈Sub Rosa〉などからの復刻でも少しずつ再評価の進む彼のディスコグラフィの中でも最重要の音源集というべき『Paysages Planetaires』の3CDボックス!これまで発表されてきた中では、電子音楽作品があまり多くはなかったなかでも、かなり貴重なエスノ・ミュージック・コンクレート/エレクトロアコースティック作品が収録された大傑作盤!仏の小説家/詩人であるMichel Butorのテキストを起用したものとなっています。全60ページにも及ぶ豪華ブックレットが付属。

30年以上にわたる活動の中で、ピアニスト・平野剛は日本のエクストリームなアンダーグラウンド・シーンにおいて、静かに人々を惹きつける音の世界を紡いできた異彩を放つ存在です。1990年代に頭角を現し、伝説的レコード店モダーンミュージックが運営していたPSF Recordsからの3枚のアルバムや自主リリース盤などを残しています。
その作品に共通するのは、技術的な完成度を追求するというよりも、その場に立ち上がる即興性と詩性を大切にしたものです。日常のささやかな瞬間に、儚い美しさを差し込むような音楽といえます。
『The Habit』は、2020年10月5日にPianola Recordsのアップライト・ピアノを使用して行われた公開録音を軸に、1980年代後半からカセットMTRに録りためられていた、シンセサイザーを用いた素描のような小品群を織り交ぜて構成されています。
ピアノ、ピアニカ、ウィンドチャイム、パーカッションといった最小限の楽器編成と控えめな音色によって、繊細な旋律が静かに、そしてゆっくりと紡がれていく。広がりのあるピアノの響きは、周囲の音と穏やかに交わりながら漂う。楽器の音だけを提示するのではなく、その場の空気や日常に潜む些細な気配までも丁寧に取り込み、「不完全さ」を生きた表現へと昇華している。
自然体から立ち上がる衝動をすくい上げる飾らない表現と、独自の感覚で環境を取り込む姿勢は、平野剛の変わらぬ美学です。『The Habit』には、長い年月と音に満ちた日々の重なりから育まれた、親密で旋律的な響きが静かに息づいている。

10月16日発売予定。(日本語帯付き/解説書封入)ビビオことスティーヴン・ウィルキンソンとドリアン・コンセプトことオリヴァー・ジョンソンが、初のコラボレーション・アルバム『Answers』を〈Warp Records〉よりリリース。
2009年に初めて出会って以来、15年以上にわたり、ライブや共通の興味、そして音楽やアイデアの継続的な交換を通じてクリエイティブな関係を築いてきた二人。『Answers』では、これまで続いてきた対話が、完全なコラボレーション作品として結実している。
その根底にあるのは、「前に進むために過去を振り返る」という発想だ。ウィーン、ウルヴァーハンプトン、そしてウェールズの田園地帯を拠点に、二人はメールやWhatsApp、共有フォルダを介して楽曲や映像、アイデアを交換。相手から送られてきたものに対して、それぞれが反応を返すという方法で、聴き、変化させ、応答するという直感的なプロセスを通して音楽を発展させていった。
このコラボレーションのきっかけとなったのは、ウィルキンソンがドリアン・コンセプトによる2022年の映像作品「Let It All Go」を観たことだった。これを機にウィルキンソンからジョンソンへオーディオ・ビジュアル作品での共同制作を持ちかけ、そこから、ビビオとしてドリアン・コンセプトの2025年作品『Miniatures』にギターで参加している。
この制作プロセスは、アルバムを彩るビジュアル作品にも展開した。ウィルキンソンとジョンソンは、5本の映像作品を共同制作。アナログおよび初期デジタルのビデオカメラ、VHS-C、MiniDV、VJ機材、ビデオ・ミキサー、さらに改造を施したアナログ・ビデオ機器などを駆使し、経年した機材が生み出すグリッチや不完全さ、予期せぬ映像の乱れやアーティファクトを積極的に取り入れた。二人の身の回りで撮影された映像は、加工やレイヤーを重ねるための素材となり、自然の風景や日常の何気ない瞬間が、アナログとデジタル双方のプロセスを通じて、新たな映像表現へと姿を変えている。

2026年リプレス!Matthew Herbertとの共作も大人気なロンドンを拠点に活動するプロデューサー、ソングライター、マルチインストゥルメンタリストであるMomoko Gillの待望のデビュー・ソロ・アルバム『Momoko』。ジャズ、ソウル、エレクトロニカ、実験音楽が交差するサウンドで、 Matthew Herbertとの共同制作や、Shabaka Hutchingsらを迎えた50人規模の壮大な合唱を取り入れるなど、多彩なコラボレーションが光る。自らドラム、キーボード、ボーカルを手掛ける彼女の音楽は、既存の枠に囚われないブロークン・ビート/ニュー・ジャズ的なスタイルを持ち、また、彼女の声は語りと歌の間を漂いながら、母との関係やアイデンティティの探求といった個人的な感情やテーマを、自身の日本・アメリカ・イギリスにまたがる経験を反映した音楽的言語で、内省的でありながら普遍的な物語へと昇華している。フィールドレコーディングや環境音も取り入れた、ジャンルを超えた表現と、詩的で繊細な構成が特徴の、妥協のないデビュー作品。
全ニューエイジ~アンビエント~バレアリック・ファン必聴のマスターピース。〈Athens Of The North〉や〈Jazzman〉〈Strut〉といった世界各地の名門レーベルからの作品も知られるイギリスの人気ジャズ・キーボーディストGreg Foatと、近年のニューエイジ・リバイバルでの世界的な再評価を一身に受けたベネチア出身のバレアリック/アンビエントの貴公子Gigi Masinの2人による、23年の〈Strut〉からの傑作コラボ・アルバム『Dolphin』を漸くストック。2021年から22年にかけて遠隔で録音され、互いに作曲した楽曲をオンラインで徐々に発展させながら、装飾を施す様に形作られた一枚。最終的な録音セッションは、ワイト島の壮大なChale Abbey Studios で敢行。Moses Boyd(ドラム)、Tom Herbert(ベース)、Siobhan Cosgrove(フルート、クラリネット)といったゲストが幾つかの楽曲に参加。内省的で哀愁漂うバレアリック・ジャズ『Viento Calido』や、22年に悲しくもこの世を去ったGigi Masinの妻へと捧げられた美しいアンビエント曲『Sabena』など、珠玉のナンバーがずらりと並びます。〈Cosmic Audio〉のMark Ashfieldによってマスタリング仕様。

銀ジャケ仕様で正規再発。1978年7月17日の夜に、アーケストラが『Saturday Night Live』に出演した後、Bob Banksの〈Blank Tapes〉で一晩かけて録音された、Sun Raのカタログの中でも特異な作品で、同時期のフュージョンから影響を受けたと思われる、謎めいた響きと妖しげなホーンを聞かせるカルトな作品!

イタリアの電子音楽家Caterina Barbieriと、ノルウェーのサックス奏者Bendik Giskeによる初の共同名義作『At Source』。Barbieriのモジュラー・シンセと、Giskeの身体そのものを楽器化するかのような拡張サックス奏法が純粋な対話として記録されたミニマルなアンビエント作品。ふたりの関係は2019年の共演から始まり、ICA Milanoでのレジデンシーやライブを経て深化。Barbieriの幾何学的なアルペジオと、Giskeの息づかい、キー音、摩擦音まで含む生々しいサックスが音が生まれる瞬間を探るように交差する。宇宙的スケールと親密な身体性が同居するサウンドスケープは、Barbieriの近年の作品群とも、Giskeのソロ作とも異なる第三の領域を切り開く充実作。

イタリアの電子音楽家Caterina Barbieriと、ノルウェーのサックス奏者Bendik Giskeによる初の共同名義作『At Source』。Barbieriのモジュラー・シンセと、Giskeの身体そのものを楽器化するかのような拡張サックス奏法が純粋な対話として記録されたミニマルなアンビエント作品。ふたりの関係は2019年の共演から始まり、ICA Milanoでのレジデンシーやライブを経て深化。Barbieriの幾何学的なアルペジオと、Giskeの息づかい、キー音、摩擦音まで含む生々しいサックスが音が生まれる瞬間を探るように交差する。宇宙的スケールと親密な身体性が同居するサウンドスケープは、Barbieriの近年の作品群とも、Giskeのソロ作とも異なる第三の領域を切り開く充実作。

