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Pitaの生前に〈Editions Mego〉が〈INA-GRM〉と共に立ち上げた先鋭レーベルであり、現在は〈Shelter Press〉がその運営を引き継いでいる〈Portraits GRM〉より2025年最新スプリット・アルバムが登場。ラジオ・フランスとINA grmの共同委嘱作品であるカナダの作曲家サラ・ダヴァチの「Basse Brevis」とフランソワ・J・ボネの『Banshee』の2曲を収録!サラ・ダヴァチの「Basse Brevis」は、スティーブ・ライヒに捧げられたPrésences 2024フェスティバルで初演されたもので、独自のミニマルなアプローチで、音楽の音律的、空間的、持続的な構成要素の織り成す複雑な関係を細心の注意を払って探求しており、極めて精密で繊細かつ生き生きとした音楽を創り出すことに成功。フランソワ・J・ボネの『Banshee』はインナー・ヘブリディーズ諸島で録音された音源を素材として動物相、植物相、気候の音像を織物のようにしっかりと織り上げている。マスタリングはGiuseppe Ielasiが、スリーブデザインはStephen O’Malley が担当!



ベルギー・リエージュを拠点に活動するfrançois vankaによる、東ベルギーの自然保護区や森との境界線、川の谷間を巡る散策の中で採集された音の断片を凝縮し、自然物から作り上げた自作楽器やフィールドレコーディングを用いて紡ぎ出された静謐な音響日記のようなデビュー作『quelques endroits』。セイヨウニワトコから削り出したチャイムやカタツムリの殻、フランス海岸の貝殻などを用いたハンドメイド楽器の素朴な不規則音と、霜のように繊細な音色、静かに漂うピアノとループが美しく交錯。風や水のせせらぎ、鳥たちの羽ばたきといった森のささやきに澄んだ響きが優しく溶け合い、作り手と聴き手の境目をやわらかく曖昧にしていくオーガニック・アンビエント空間を創出している。あらかじめ決められた構造を持たず、時間の流れから切り取られた自然の美しさと内省的な響きが調和した繊細な音像が静かに寄り添う好内容作!
キリマンジャロ山の南麓の緩やかな丘陵部にあるタンザニアの都市モシで1950年代初頭にFrank Humplick、Thecla Clara、Maria Reginaの3人によって結成されたファミリー・バンド、Frank and His Sisters。東アフリカ各地にファンを得て敢行したツアーや録音でも知られており彼らの超レアなSP盤音源を収録したアルバムが、[Mississippi Records]と[Lucia Records]の共同リリースで登場!John FaheyのフィンガースタイルとThe Carter Family、The Beach Boys、そして、黄金時代のタンザニア音楽が融合を果たしたかのような夢のギター・ミュージック。晴れの日の午後に窓を開けて聴きたい牧歌的な響きです!
ミュータント・ファンク〜エキセントリック・カルト・ニューウェイヴ金字塔!1982年に、ロンドンにてカズコ・ホーキらイギリス在住の日本人を中心に結成された伝説的グループであり、The Smithやジョン・ピールにもその存在を認められたFrank Chickens。オリジナル・リリースから37年もの時を経て、彼らの87年セカンドアルバム『Get Chickenized!』が再発!イギリスのレーベル〈Flying Lecords〉から発売され、いわゆるシンセウェーブ・カウンター・カルチャーに重点を置きながらも、ある種のアバンギャルドな感覚を保ちながら、独自の音楽セを展開した名作!当初の共謀者であるSteve Beresfordや、ロンドンのアンダーグラウンドのもう一人の重要人物、David Toopらによるそのサウンドへの貢献も見逃せません!限定500部。


Fred Wesley & The J.B.'sによる1974年のファンク名盤で、James Brownのプロデュースのもと、政治的メッセージと強烈なグルーヴが融合したレア・グルーヴの金字塔『Damn Right I Am Somebody』。James BrownのバックバンドJ.B.'sのリーダーであるトロンボーン奏者Fred Wesleyを中心に、重厚なホーンセクションとタイトなリズム隊が織りなすサウンドは、ブラック・プライドを高らかに宣言するタイトル曲「Damn Right I'm Somebody」や、Moogシンセの強烈なリフが印象的な「Blow Your Head」など、後のヒップホップにも多大な影響を与えた。税金と社会構造への疑問を投げかける「I'm Payin' Taxes, What Am I Buyin'?」など、社会批判的な視点も含まれ、James Brownが掲げたファンク=メッセージという哲学が色濃く反映された作品。

80年代ダンスホールの甘酸っぱさとストリート感が絶妙に混ざり合ったラヴァーズ寄りダンスホールの隠れ名作Freddie & Dessie『Girls Talk』。シンプルなリズムボックスと軽快なベースラインの上で、Freddie の柔らかい歌声と Dessie のチャーミングなフロウが絡み合い、まるで街角の恋愛トークをそのまま曲にしたような、肩の力が抜けた楽しさが漂う。派手なプロダクションではないけれど、そのローファイな質感が逆に魅力を引き立てていて80sダンスホールの家庭的な温度をしっかり感じられる。小さくて愛らしいジャマイカン・ポップの宝石。

アメリカ・オレゴン州ポートランドで発行されていたDIYペーパーで、コミック、ドローイング、ジョーク、詩、ビジョナリーな落書き、パズルなど、ジャンルを横断する自由すぎる紙媒体として知られている「Free Spirit News」。その約10年間の全号をまとめた 大ボリュームのアートブック『Free Spirit News Anthology 2012–2021』。ローカル・アーティストの作品を中心に構成されており、ポートランドのローカル感、ユーモア、奇妙さ、自由さがそのまま封じ込められている。〈Mississippi Records〉まわりのカルチャーと深くつながる、ポートランドのDIYアートやアンダーグラウンド精神が詰まった一冊。248ページのハードカバー、全14号+関連写真やエフェメラを多数収録。


日本国内限定盤(100枚限定)。スローモーション・ダブの独自路線を確立するフランスのアンビエント、エレクトロ・ダブ・デュオFroid Dubによる、自身の美学をさらに深化させた最新作『Positive And Natural』。全8曲の平均BPMは約85前後と極端にスローモーションながら、808キック、303アシッド・ベース、そしてテープディレイの揺らぎが三位一体となり、静けさの中にドライブ感が宿るミニマル・ダブを構築。タイトル曲「Positive And Natural」のメロディカ的ニュアンスから、「Love」「No Sense」で聴けるうねるアシッド・ダブまで、クラシックなダブの精神と現代エレクトロの質感が自然に溶け合う。音数は極端に少ないのに、テープディレイの揺らぎや微細な残響が空間を満たし、静けさの中に情報量が宿る。トリップホップ/ニューエイジ/DIYダブの流れを感じさせる、温かく漂う質感と実験性が共存する、充実作。

スローモーション・ダブの独自路線を確立するフランスのアンビエント、エレクトロ・ダブ・デュオFroid Dubによる、自身の美学をさらに深化させた最新作『Positive And Natural』。全8曲の平均BPMは約85前後と極端にスローモーションながら、808キック、303アシッド・ベース、そしてテープディレイの揺らぎが三位一体となり、静けさの中にドライブ感が宿るミニマル・ダブを構築。タイトル曲「Positive And Natural」のメロディカ的ニュアンスから、「Love」「No Sense」で聴けるうねるアシッド・ダブまで、クラシックなダブの精神と現代エレクトロの質感が自然に溶け合う。音数は極端に少ないのに、テープディレイの揺らぎや微細な残響が空間を満たし、静けさの中に情報量が宿る。トリップホップ/ニューエイジ/DIYダブの流れを感じさせる、温かく漂う質感と実験性が共存する、充実作。


エンニオ・モリコーネやリズ・オルトラーニのような60年代、70年代のイタリア映画音楽作曲家の映画的テーマから90年代のニューヨークのブーム・バップ・ビート、メルボルン・インストゥルメンツの地元製シンセサイザーにインスパイアされたシンセサイザー・ミュージックまで様々な音楽スタイルに深い愛情と敬意を抱くメルボルンのソウル・ミュージック・コミュニティのメンバーであるDarvid Thor、Henry Jenkins、Hudson Whitlocの3人からなるサンプルライブラリ&プロダクションハウスであるFrollen Music Libraryが制作した最初の15サンプルを集めたベスト・オブ・コンピレーション『001-015』がFrollen Music Library/Colemine Recordsよりリリース!彼らの制作したサンプルはScHoolboy Q、Leon Thomas、Devin Malikなどの作品にフィーチャーされている。

アムステルダムの実験的フォーク集団From 2による、インディロックのフォーマットを借りながら、その内側で静かに構造をねじ曲げていく、フェイクのようで本物、本物のようでフェイクな独特の魅力を持つアルバム『Indie Stock』。柔らかなフォークの質感で始まったかと思えば、ノイジーなギターや奇妙にズレたリズムが突然入り込み、曲が進むほどに別の姿を見せる仕掛けが随所に潜む。ユーモラスで謎めいた楽曲が並び、フォーク、インディロック、実験音楽がゆるやかに混ざり合う。静けさと混沌、親しみやすさと奇妙さが同居するサウンドは、インディロックの枠を愛しつつ、その枠の中で遊び、裏切り、変形させていく。インディロックの新しいかたちを感じさせる注目作。
フロム・スクラッチは、極左音楽家コーネリアス・カーデューに学んだフィル・ダドソンが、スクラッチ・オーケストラのニュージーランド支部として70年代に組織した演奏集団が発展したものだ。彼らは戦闘的な風貌のカスタム楽器で世界的に知られ、坂本龍一も一目おいた打楽器ユニットとなり、2度の来日も果たした。
彼らの真骨頂といえる作品がこの難曲『ガン・ホー1,2,3D』で、演奏者が個別に異なる拍子を叩くホケティングを特徴とし、正確な反復リズムでの究極のポリリズムは圧巻。文字面では機械的で無機質な響きだが、塩化ビニル製チューブから発生する倍音まみれの俗物的な音と人力演奏による僅かな誤差が有機成分となって不思議な恍惚感を生む。
今作では『ガン・ホー1,2,3D』で最も複雑な8,9,10拍子と9,10,11拍子で演奏された1981年のオリジナル録音を筆頭に、国内外の現行3アーティスト:YPY 日野浩志郎率いるゴート(M2)/独の奇才Don't DJ(M3)/鬼の右腕を経て現在D.A.N、トクマル・シューゴ等で活躍する小林うてな(M4)が解釈に挑んだカヴァーの計4作品を収録。全て楽譜を元に演奏しているが4者の解釈はまるで異なり、相当に高度な演奏にもかかわらず反復リズムゆえポップな様相を呈している。
