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稲垣次郎と彼のバンドによる1975年録音のジャズ・ファンク/ディスコ・カバー集『Funky Best』。Stevie Wonder、Kool & The Gang、Ohio Playersなど、当時のソウル/ファンクの名曲を大胆かつ洗練されたアレンジで再構築した作品で、ホーンセクションの力強さとリズム隊のグルーヴが際立ち、原曲の魅力を活かしながらも、ジャズ的な即興性と日本人ならではの繊細な音作りが融合している。演奏陣には、日本のジャズ・ファンク・シーンを牽引した実力派ミュージシャンが揃い、スタジオ・セッションの熱量をそのままパッケージしたような臨場感溢れる一枚。ジャズとファンク、ディスコの境界を越えたジャンル横断的な魅力を持ち、時代を超えて響く稲垣次郎のセンスと演奏力が詰まった作品として、今なお新鮮な輝きを放っている。

イタリアx2とブルキナファソx1によるトリオ編成で発表していたLP作品。タンブーラがグルグルと舞い、ピアノとシンセが漆黒の宇宙へ誘い、フルートが妖しく揺れてカリンバやボンゴが体を高揚させるカルトな傑作です。電子音楽~ワールドミュージック好きまで大推薦です。

Futuro Anticoなるプロジェクトの、オリジナルは1980年発表のカセット作品。瞑想シンセ&妖艶フルートが展開するというもので、穏やかに、激しく、体の芯を突くような響きでこれが良い。Terry RileyとDon Cherryの伝説的なケルンでのライブをも彷彿とさせる名演。


京都を拠点に活動するプロデューサーG Version IIIが、デジダブ、ステッパーズを軸にしながら、日本的な透明感のあるシンセを融合した、新感覚のステッパーズとも言える独自のサウンド『Chapter II』を〈Good Morning Tapes〉からリリース。鋭くタイトなキック、乾いたパーカッション、浮遊するシンセ。「Livin 4」の即効性あるステッパーズ、「Queen G Theme Chapter II」の張りつめた緊張感、「An Idyll」の幽玄なハープシコード風シンセなど、硬質さと幻想性が同居するトラックが並ぶ。80〜90年代初期のUKアンダーグラウンドの霊性を、京都の空気感で再解釈したような京都発・新世代ステッパーズの現在地!限定300枚につきお見逃しなく。

日本、京都拠点に活動するG VERSION IIIによる、サウンドシステムカルチャーに対する深い敬愛から生まれた実験的ステッパー・デジタルダブがRiddim Chango Recordsの9番として登場!昨年Digital Stingレーベルからリリースされたカセットテープ・アルバムが話題を呼んだ関西が誇る才能、G VERSION III。80's、90's UKダブの影響とコズミックなシンセサウンドが絡み合う重厚かつスローな4つ打ちステッパーなトラック1、明らかにフロアバンガーな強烈ステッパーズのB1,B2とサウンドシステムにアジャストするヘヴィーウェイトな作品。
デジタルマスタリングはe-mura (Bim One Production)、ラッカー・カッティングエンジニアには近年メキメキと頭角を表ているSaidera MasteringのRei Taguchiが担当。サウンドシステムの鳴りは安定保証!
パリのアンダーグラウンド・サウンドシステム〈Green Arrow〉が送り出す、Von D & MoresoundsによるユニットGA Posseの強烈なステッパーズ12"『Talk Too Much / Vakarm』。自作サブウーファーを武器に活動するGreen Arrowらしく、クラブや野外の現場で物理的に押してくる低音を前提に作られた、完全現場仕様の一枚。A面「Talk Too Much」は、レイヴの熱気とステッパーズの推進力が交差する攻撃的なトラックで、硬質なキックと鋭いスネア、Von Dの重いベースラインに、Moresoundsのエフェクトが絡み、倉庫系パーティーの空気をそのまま閉じ込めたようなキラー・チューン。B面「Vakarm」は、より深く沈むローエンドが主役のダーク・ステッパーズで、ミニマルな構成ながら、空間の揺らぎや残響の飛び方が絶妙で、深夜のフロアに映えるヘヴィウェイト・ダブ。Green ArrowのDIY精神と音圧至上主義が最もよく表れた一曲。
ハンガリー出身のギタリストGabor Szaboが1967年に〈Impulse〉から発表した異色作『Jazz Raga』。ジャズ・ギターとシタールを同時に操り、ジャズ、インド音楽、サイケデリアを融合した、60年代カウンターカルチャーを象徴する一枚。ドラムにはBernard “Pretty” Purdieが参加し、ラテン、R&Bのグルーヴまで注入。Rolling Stonesの「Paint It Black」や「Summertime」などの名曲を、ラーガ風のモード感と催眠的なギターで大胆に再構築している。オリジナル曲では、東洋思想への憧れが色濃く反映され、シタールのドローンとジャズの即興が交差する東洋的モンド・サイケ・ジャズの世界が広がる。ジャズの名門 〈Impulse〉が最も実験的だった時期の産物であり、Szaboの個性が自由に解き放たれた作品。
11月下旬入荷予定。11月下旬入荷予定。Evan Parker、Alexander von Schlippenbach、Thurston Moore、Alex Zhang Hungtaiらとも共演し、Sunny MurrayやMilford Gravesといったフリー・ジャズの先駆者たちから即興打楽器手法を継承してきたポルトガルのドラマー、Gabriel Ferrandiniが即興演奏の枠組みを超え、打楽器そのものを音響生成の素材として扱ったアヴァンギャルド電子音響。ルネサンス期の作曲家ジェズアルドが残した不協和音的な旋律美から着想を得つつ、ドラムやシンバルの響きをエレクトロニクスで変容させた、激情的でありながら強烈な不協和を孕む彼の半音階的な手法による音響彫刻。James Tenney、Roland Kayn、Andy Stottにも通じる、アコースティックな音と電子音響の境界を溶かしながら、打楽器から未知の音響空間を立ち上げた作品。
24年GG RECORDSからリリースされる日本・オリジナル。今回初のレコード化となります。ブラジル出身のSSW、マルチ・インストゥルメンタリスト。O Terno, Sessa, Luiza Lian, Soyuz, Fuensanta, Bruno Berleなどのサポートを行う。2023年9月にソロ・デビューアルバム『UM』をMatraca Recordsからデジタルのみでリリース。古いヤマハの4トラック・レコーダー・カセットを使用して全曲のギターとヴォーカルを録音し、フルートなどのストリングスを重ねて完成された『UM』は、ブラジル特有の美しいメロディとサウダージ感漂うアルバムとなった。2024年に京都のGG RECORDSからレコード化が決定。レコード化のために再度マスタリングを行いリリース。
オーストラリアの現代音楽シーンを牽引してきたピアニスト、作曲家Gabriella Smartによる最新作『Parasymbiosis』が〈Room40〉から登場。25年以上にわたり即興、作曲、キュレーションを横断して活動してきた彼女が、本作ではエレクトロ・アコースティック作品を深く探究している。中心となる楽器は、ガラス棒とアルミの共鳴構造を持つマイクロトーナルな特殊楽器Electric Cristal。ガラスが震えるような倍音、金属的なきらめき、微細な揺らぎが重なり、音が光の粒子のように空間を漂う。電子処理によってその響きはさらに拡張され、アコースティックとエレクトロニクスの境界が曖昧になっていく。深い低音のうねりと繊細な高域のきらめきが同時に存在し、宇宙的な広がりと地表の微細な振動が共存するかのような音像が自律的に呼吸するように変化していく、深度のあるエレクトロ・アコースティック作品。

2021年初回プレスが即プレミア化した待望の再プレス。ヒプノティックで官能的なエスノ・ニューエイジを収録したガブリエル・ロスと彼女のバンド、ザ・ミラーズによる30年の軌跡。
2025年版新プレスでは、新たなラッカーカットによる高音質化を実現し、全4ページの新ライナーノーツを追加収録。ガブリエル・ロスの背景物語、5Rhythmsの思想、そしてロスのパートナーでミラーズのプロデューサーだった故Robert Ansellへの追悼を含むより深い文脈で再構築された決定版。
ババトゥンデ・オラトゥンジ、マイルス・デイヴィス、ファラオ・サンダース、パティ・スミス等のバックを務めた凄腕ミュージシャン達が多数参加し、合計数千枚以上のCDを売り上げているにも関わらず、ガブリエル・ロス&ザ・ミラーズの音楽は彼等のネットワークの外にはあまり知られていない。ダンス・ワークショップのサウンド・トラックとしてライヴの即興演奏から産まれた彼等の音楽はそもそも音楽業界からの賞賛を求める性質では無かったのだ。
実験的心理学からサイケデリック・カウンター・カルチャーを通じてガブエル・ロスは70年代後半に彼女独自で「ファイヴ・リズム」というムーヴメント瞑想の理論を確立。古代シャーマンやギリシア神話の時代から伝わる「エクスタティック・ダンス」の概念とその方法論を現代に蘇らせ、現在は世界50カ国、400人以上の公認講師を持つ国際的なワークショップへと成長させた。ここで使われる音楽はババトゥンデ・オラトゥンジのバンドで長年メンバーを務めたドラマー数名による即興演奏が主体となり、ネイティヴ・アメリカンのシャーマン音楽からアフロ・ブラジリアンのカンドンブレ、ヨルバ信仰に至るまで幅広いルーツ音楽のリズムを下地に、その場で雇われたNYが誇る数々の凄腕音楽家達彼女のダンスからインスピレーションを受けた即興演奏をレコーディングして行った。
「私達のレコーディングではプロデューサーであるガブリエルや私からはそれぞれのミュージシャンに対してこういう風に演奏してくれと指示した事は一度も無かった。」ガブリエル・ロスの夫で元凄腕弁護士だったロバート・アンセルは30年以上の歴史を振り返りこう語る。「たまにガブリエルが”山の上に立ってる時に風が吹いてくる感じ!”と言った抽象的なアイデアを提案する事はあっても実質的な演奏に関して口出しをする事は無かった。だから結果的に私達の音楽は私やガブリエルの音楽的ヴィジョンでは無く参加した全てのミュージシャンによる集合的ヴィジョンなんだ」ダンスという根本的なテーマを元に繰り広げられたレコーディングは出所不明のフュージョンとなり、中東を思わせるメロディがあったり、ディジュリドゥからトーキング・ドラムなどの西アフリカの楽器まで世界中の様々な民族楽器がフィーチャーされ、スピリチュアル・ジャズ、クラウト・ロック、エレクトロニック・アンビエント等、様々なジャンルが万華鏡の様にオーガニックなリズムの上に繰り広げられる。80年代半ば、まだニュー・エイジ音楽がシンセサイザーや自然の環境音だけで成り立っていた当時、彼等のドラムを主体としたアンビエント音楽はどこからも敬遠され、最終的にロバートは自らのレーベルを発足し作品を発表。ガブリエル・ロスのカリスマ性やファイヴ・リズムの普及もあり、民族楽器や打楽器を多様するエスノ・ニューエイジ音楽の先駆けとなった。
彼等の合計66曲に及ぶ広大なカタログの中からコンパイラーであるポル・ヴァルズは「出来る限り彼等の色んな音楽的側面や感情を集めた」という。感情的なものからエソテリック、スピリチュアル、メランコリック、ヒプノティック、ダーク、またはそれらの要素が複雑に絡み合った楽曲群を収録。アートワークはロンドン在住人気女性DJのドナ・リークによる力作。
第1期のニューエイジ黄金時代を捉えた名コンピレーション盤「I Am The Center」でも取り上げられていた、ジャズ・ハープ奏者であるGail Laughtonによる1969年発表の唯一作アルバムが遂にヴァイナル・リイシュー!
多数の映画や、ルーニー・テューンズ作品の楽曲に関わり、 BEAVER & KRAUSE『GANDHARVA』にもクレジット、そしてジャズ・ハーピストとしても素晴らしいキャリアを持つ、USハープ奏者GAIL LAUGHTONの1969年リリース作品がヴァイナル・リイシュー。リドリー・スコットが『ブレードランナー』で使用した ”Pompeii ”をはじめ、ディープなアンビエント / ニューエイジ・ミュージック・フリークからの支持も頷ける、アンビエント的魅力のハープ作品集!!
複数人が集まり、五・七・五(長句)と七・七(短句)の詩句を交互に詠み連ねる、中世に流行した日本の伝統的な文芸、連歌。ガク・サトウと横川理彦による、連歌から着想を得たコラボレーション作品『Renga』。アンビエント、ジャズ、ブレイクビーツ、エレクトロニカ、環境音楽、テクノ、ライブラリー、ミュージック・コンクレートまで、多様なジャンルが直感的に連なり、ひとつの流れとして展開。各曲は前の曲の質感やモチーフを受け取りながら、新しい方向へと自然に枝分かれしていく。電子音と生音が溶け合う都会的なサウンドは、静謐でありながらシネマティック。夜の街の光や雨上がりの空気を思わせる詩的なムードが漂い、ジャンルを越えた自由な音楽性がアルバム全体を貫いている。
2022年に惜しくもこの世を去ったGal CostaとCaetano Velosoという、二人のブラジリアン・レジェンドがコラボレーションした67年〈Philips〉からのアルバム『Domingo』が〈Audio Clarity〉から2023年度アナログ・リイシュー!チームの作品として紹介されますが、実際には殆どがヴェローゾの作品で、彼がほとんどの曲を作曲、演奏、アレンジを担当し、ガルは数曲でソロ・ヴォーカリストとして参加しており、デュエットも数曲収録。かつてなく優しく瑞々しく歌い、演奏された本作は、当時のポップ・ソングの常識を覆すような、トロピカルなラッピングが施されたアート・ソングに仕上げられています。

トロピカリア黄金期の中心にいたGal Costaが、1969年にリリースした歴史的名盤『Gal Costa』。Caetano Veloso、Gilberto Gil、Jorge Benらが楽曲提供し、アレンジはトロピカリアの頭脳Rogério Dupratが担当。ロック、サイケデリア、サンバ、ボサノヴァが大胆に混ざり合う、ブラジル音楽史でも最も革新的な1枚。ロックのエッジとトロピカリア特有のカラフルなアレンジが混ざり合い、当時のブラジルの混沌と創造性をそのまま音にしたような鮮烈なサウンドが魅力的。Galのヴォーカルは時に挑発的で、時に官能的に自由奔放に暴れまわる。MPB、トロピカリアのクラシックとしてはもちろん、サイケ、ワールド、ロックのリスナーにもアピールできる普遍的な名盤。
実験音楽家 Galecstasy と、オルタナ界のレジェンド Mike Watt が組んだトリオによる、スリリングな即興演奏を収めたアルバム『Wattzotica』。太くうねるベースを軸に、ノイズ、アンビエント、ジャズが自由に交差し、トリオ編成ならではの広い空間と緊張感が生まれている。2018年、Galecstasy が Mike Watt のラジオ番組に出演したことがきっかけで始動した異色のコラボにも関わらず、ミニットメン以降の Watt の精神性と、Galecstasy のアート的アプローチが自然に溶け合い、ポストロックやシカゴ音響派にも通じる有機的なグルーヴが立ち上がる。限定のグリーン・ヴァイナルという希少性も相まって、音楽作品でありながらアートピースとしての存在感も強い一枚になっている。


ニューヨーク生まれ、タミルナードゥ育ちのシンガーであり、マルチインストゥルメンタリストのGanavyaが、待望のアルバム『Daughter of a Temple』をLEITERからリリース。本作は、Ganavyaが自らの音楽的探求の集大成として完成させた作品で、彼女はアルバム制作のために30人以上のアーティストを招待しており、参加アーティストには、ジャズ界の巨星であるesperanza spaldingやVijay Iyer、Shabaka Hutchings、Immanuel Wilkins、そして著名な演出家であるPeter Sellarsなど、さまざまな分野で活躍するアーティストたちが名を連ねている。このアルバムでは、スピリチュアルジャズと南アジアの音楽が融合し、深い精神性と感動を呼び起こす音楽が展開されている。特に、Ganavyaの歌声は、南アジアの伝統的な旋律とジャズの即興性が見事に融合し、唯一無二のサウンドを生み出している。自身の音楽的アイデンティティを感じさせるアルバムとなっており、ジャンルを越えたコラボレーションが生み出す新たなサウンドは、ジャズ、ワールドミュージック、そしてスピリチュアルな音楽の要素が一体となった、非常にユニークで革新的な作品!!

「現代音楽で最も魅力的なボーカリストの一人」と称される南アジアのヴォーカリスト、マルチ奏者、作曲家のGanavyaがShabaka Hutchings主宰の〈Native Rebel Recordings〉から最新スタジオ・アルバム『Like the sky I've been too quiet』をアナログ・リリース。Kofi Flexxx、Floating Points、Carlos Niño、Leafcutter John、そして、マーキュリー賞にノミネートされたベーシストのTom Herbertといった豪華ゲストが集結した一枚。Quincy JonesやWayne Shorter、Esperanza Spaldingなど、ビッグネームと仕事を共にしてきた要注目アーティストによる全13曲は、幽玄な声と溢れんばかりの魅力的なエネルギーに溢れたものとなっています。
