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〈12k〉、〈Important Records〉、〈LAAPS〉などからのリリースでも知られる東京拠点の作家Akhira Sanoによる、電子音、ノイズ、フィールドレコーディングが繊細に溶け合い、静けさの奥に潜む影の気配を描き出すようなエレクトロ・アコースティック作品『Shadow’s Praise』。点描のように現れては消える乾いた音の粒子、深い呼吸のように膨らむドローン、埃をまとったようなテクスチャーが、まるで古い記憶を手探りで辿るように立ち上がってくる。フランスのアート・レーベル〈IIKKI〉のコンセプトに則り、写真家David Nissenのモノクロ写真との対話として制作された本作は、抽象的でありながら情緒的な余韻を残し、音とイメージが静かに交差する独特の世界を築いている。6つの楽曲はどれも、時間の流れがゆっくりとほどけていくようでAkhira Sanoの音響美学が深く息づく一枚となっている。

〈12k〉、〈Important Records〉、〈IIKKI〉などからのリリースでも知られる東京拠点の作家Akhira Sanoによる最新作『D‑R』。微細な電子音、さらさらとしたノイズ、雨音のように柔らかく揺れるシンセ、そしてフィールドレコーディングの淡い気配が溶け合い、静謐で抽象的な音響空間を描き出す。「Demande」と「Réponse」という対になる4曲で構成され、ガラスのように硬質な質感と、ぼやけたテクスチャーが重なり合う長尺の音の流れが、聴く者を深い集中へと誘う。電子音と具体音を繊細に編み込むSanoの美学が最も純度高く結晶した一枚。

日本の現代環境音楽の牙城〈Kankyo Records〉にもモダン・アンビエントの結晶的作品を残す実験音響作家──Yama Yuki主宰のもと、Marginal ConsortやEast Bionic Symphoniaでの活動も知られる前衛音楽家、多田正美や前衛劇団〈パパ・タラフマラ〉で音楽を指揮した環境音楽の名手・菅谷昌弘といった作家の貴重なカセットフォーマットの新譜まで手掛けてきた、現行国内最高峰の音響系カセット・レーベル〈ato.archives〉のタイトルが一挙到着! 今回はなんと、Sun Arawの〈Sun Ark Records〉や前衛/実験音楽老舗〈Important Records〉のカセット部門〈Cassauna〉、Taylor Deupree主宰の音響系聖地〈12k〉を始め、世界各地の名レーベルを練り歩き、ニューエイジ・リバイバル以降の国産モダン・アンビエントの名品の数々を残す東京の電子音楽家/ペインターのAkhira Sanoによる最新カセット作品! 電子音の粒子や微細なノイズ、淡いメロディの断片がゆっくりと浮かんでは消えていく、静謐で内省的なアンビエント作品で、デジタルの冷たさと有機的な温度が同居する音のレイヤーは、深夜の静けさや記憶の残響を思わせ、聴くほどに細部の美しさが立ち上がる逸品。

〈12k〉〈LAAPS〉〈IIKKI〉〈The Trilogy Tapes〉 などからのリリースで知られ、東京を拠点に、サウンド/ドローイング/インスタレーション/映像を横断するアーティストAkhira Sanoによるグロッケンシュピールとフィールドレコーディングのみで生み出されたミニマル・アンビエント傑作『To Material Past』がUKの〈SWIMS〉より50本限定のカセットとして登場。グロッケンシュピールの透明な響きと、環境音の柔らかなテクスチャが溶け合い、時間の流れをゆっくりとほどくような音世界が広がっている。静けさの中に微細な変化が漂う、白昼夢のような作品。

サウンド・アート界の巨匠、鈴木昭男が超絶エコー空間と共に創り上げたサイト・スペシフィック音響作品。
1960年代より「聴く」ことを主体に置き、自らをエコー人間とも称して響きの場を求め、これまでに洞窟、トンネル、宮殿、石油タンクなど数々のエコー空間を訪れてきたサウンド・アートの先駆的存在=鈴木昭男。そんな巨匠が新潟・新発田市内の山奥に位置する内の倉ダム堤体内の残響40秒の異世界に導かれ、無観客レコーディングを敢行した記録が今作である。石、竹、スポンジ、手鏡、櫛、段ボール、ガラス瓶、そして自身の声。日常的に扱うオブジェクトや身体はたちまち「音器」と化し、叩く、転がす、擦る、回す、吹く、引っ張るなど、様々な作法によって演奏行為が行われ、電気的な増幅を一切持たない巨大なコンクリート空間の自然反射による特異なリバーブ効果とともにアコースティックな音響作品が立ち上がっていく。その様はミクロにもマクロにも変容し、私たち聴衆者に無限の宇宙をも想起させてくれる。
初版限定300部
+ コメント:鈴木昭男
+ ライナーノーツ:水沢勉
+ カバー写真:吉原悠博(吉原写真館)
【トラックリスト】
A1. キッコキキリキ / Kikkokikiriki
A2. ボコロボンボコ / Bokorobonboko
A3. キュルキュッツ / Kyurukyuttsu
A4. ヒャリヒャリウ / Hyarihyariu
A5. グルンメチュル / Gurunmechuru
B1. ジャルジルャジ / Jarujiruyaji
B2. コンロココンロ / Konrokokonro
B3. オーホッホーオ / Ōhohhōo

底知れないほどに深い音の清流を織り上げ続ける、世界的な評価も非常に高い日本のサウンド・アート先駆者、鈴木昭男。Lawrence English主宰の名音響レーベル、〈ROOM40〉より、1994年にベルリンで録音されたアルバム『Stone』が30周年を記念し、待望の公式再発。1941年に平壌で生まれた鈴木氏による最初の作品は1963年に名古屋駅でバケツいっぱいの無作為な物体を階段から投げ落とししたものであり、その後、「投げる」と「追う」というプロセスを探求してきた同氏。本作には、その「投げて追う」という実践を記録した"Hinabi"という楽曲も収録されています。オリジナル録音からのリマスタリング仕様。長年のコラボレーターとして知られるDavid Toopのエッセイも収録。
底知れず深い音の清流を織り上げ続ける、世界的な評価も非常に高い日本のサウンド・アーティスト、鈴木昭男。ベルリンの実験系レーベル〈Edition Giannozzo Berlin〉(Rolf Julius, Alvin Curran, 小杉武久, Christina Kubisch)から84年にリリースされていた幻のカセット作品「Zeitstudie」の初アナログ・リイシュー。2本の金属シリンダーの間に張られた螺旋状のコードの音響伝達によって反響を生み出す楽器であり、70年代に開発された「アナラポス」と75年に製作したグラス・ハーモニカなどを用い、〈Galerie Giannozzo〉オーナーのRolf Langebertelsが企画したベルリン工科大学でのパフォーマンスの様子を収録。贅肉の全てを削ぎ落とし磨き抜いた様な、鈴木氏の芸術言語がかつてない境地へと達していた恐るべき瞬間を捉えた奇跡のスケッチ。めっちゃくちゃ凄まじいです!

ベルギー発のアヴァンロック/実験音楽グループで、活動初期から ロック、ジャズ、電子音楽、バルカン音楽、ミニマルミュージックなど多様なジャンルを融合し、既存の形式を解体する美学を持っていたAksak Maboul。本作は、Aksak Maboulの結成以前、1969年から1977年にかけて録音され、長らく未発表のまま眠っていた音源をまとめたアーカイブ作品。Marc Hollanderによって編集・アセンブルされた本作には、フリー・ロックの即興性、電子音の抽象的な実験、映画音楽のためのスケッチ、未完成の断片など、多様なアイデアがそのままの形で封じ込められている。Aksak Maboulの後の作品に通じるジャンル越境の萌芽が随所に見え、粗削りな録音、自由奔放な構成、アイデア優先のスケッチが連続し、完成されたアルバムというより、創作ノートや実験室の記録を覗き込むような生々しさが漂う。Aksak Maboulの音楽的源流をたどる貴重なアーカイブであり、同時に70年代ヨーロッパ実験音楽の自由さと混沌をそのまま伝えてくれる一枚。
内容はヴェロニクによる愛らしく親しみやすい歌とアクサク・マブール特有の遊び心と毒気のある楽曲が調和した、ポップス、アフリカ音楽、中東音楽、ダブ、ジャズ&フランス・シャンソン等が混在するアヴァン・ポップ。

マーク・オランデル率いるベルギーのチェンバー・ロック・バンド、アクサク・マブールの1977年発表のデビュー作。エリック・サティやZNR等に通じる、アコースティック楽器とエレクトロニクスが不思議に融合する摩訶不思議な空間。今、チェンバー界の古典として歴史に残る名盤。

マーク・オランデル率いるベルギーのチェンバー・ロック・バンド、アクサク・マブールの1980年発表のセカンド・アルバム。前作「偏頭痛のための11のダンス療法」で確立したスタイルをバンド編成で更に洗練させた、最高傑作の呼び声高い作品。チェンバー・ロック界の歴史的名盤。

63分、15曲からなる連続した組曲、
実験的オーディオ劇とも言えるトータルな作品です。
このアルバムを貫く糸はヴェロニク・ヴァンサンのテキストで、
一連の登場人物が話し、歌うモノローグやダイアログを通して
展開する謎めいた哲学的で詩的な物語。
作曲、編曲はマルク・オランデル。
アクサク・マブール独自のスタイルで様々なサブジャンルを内包する作風。
BBC、the RTF、the RAI などの創造的なワークショップから生まれた実験的なラジオ劇、とりわけ話し言葉、楽器や電子音楽、歌、音の研究を組み合わせた
ドイツのHörspiels (ラジオドラマ)へのオマージュを込めた作品でもある。
大衆音楽にインスパイアされた要素を盛り込みつつ、
歌、台詞ースポークン・ダイアログを取り入れた
20世紀前半に冒険的な作曲家たちの舞台作品の控えめな引用も散見される。
当時の作曲家たちは作品を説明する際、
幻想的オペラ、ミーモドラマ、ジングシュピール
といったことばで作品を説明したという。
Alig Fodder ( Family Fodder)、Blaine L. Reininger (Tuxedomoon)、
Audrey Ginestet & Benjamin Glibert (Aquaserge), Lætitia Sadier (Stereolab) といった
過去~現在までアクサク・マブールの歴史に深く関わるミュージシャンたちが多数
「声」の出演をしているアルバムでもある。
映画『アキラ』と日本の風景からインスパイアされたコズミックワールド、即完売したLPの再プレス盤が登場です
フランスのマルチインストゥルメンタリストであるパスカル・ビドーは、ガムランとゴングをエレクトロニカとジャズに融合させたアーティストで、彼ががインドネシアを訪れた際に伝統的なガムランとゴングの音楽に没頭したことが発端で制作された作品です。テーマ、モチーフ、メロディーの多くはガムランで使われる重要な調律法の一つである「スレンドロ」音階が使われ、シンプルなサックス のライン、シンセ、ブラス、ストリングスが徐々に変化して独特のコズミックな世界観を作り上げています。アルバムの中心である’Neo Tokyo’は大友克洋監督の「AKIRA」からインスピレーションを受けたもので広大な未来 の大都市を舞台にした目 まぐるしい芸術作品を想起させます。一方”Yurikamome”はビドーが日本への憧れを抱き日本の 風景や都市をドライブしているYoutubeのビデオを見てインスピレーションを受けた想像上のサウンドトラック。今作には Daniel Brandtを始めBrandt Brauer Frick(ドラムス/電子パーカッション)、Florian Juncker(トロンボーン)、Ruth Velten(サックス)が参加。




Holy TongueやTruleの活動で知られるAl Woottonが、メルボルンのElectronic Sound Studioで掘り当てたヴィンテージ・ドラムマシンの宝庫。その貴重な音色たちをサンプリングして組み上げた、タイトル通りのアルバム『Rhythm Archives 』が登場!80年代ジャンク、ライブラリー・ミュージック、ダブの残響、そしてHoly Tongueで鍛えたリズム感覚。無駄を削ぎ落とした構成で、古びたマシンたちの素朴なビートが主役になる。『March』のビートは、湿った段ボールを叩いたようなチープさが逆にクセになるし、『Slow Rock』ではCR-78とねじれた声ネタが、映画『Liquid Sky』の退廃的な空気を思わせる。150bpmで走る『Shuffle』にはフットワークの影がちらつくけれど、そこにあるのは模倣ではなく、ずれたリズムの再発見と言える。ドラムマシンへの偏愛とダブの流儀が貫かれた、朽ちたリズムの向こうに新しい風景を描き出す一枚。

イングランドはケントを拠点に活動するDJ/プロデューサー Al Wootton の新作『Crux』が、フィンランドの名門〈Sähkö Recordings〉から登場。ダブ的な音響処理、変則的なリズムやポリリズム、複雑なレイヤーやテクスチャの重ね合わせ、サイケデリックな電子音を交錯させ、より探究的な領域へ踏み込んだ意欲作。本作ではリズムの肉体的な強度と、深く没入的なテクスチャーの緻密なバランスが絶妙で、複雑に編み込まれたパーカッションはフィジカルを揺らしながら、空間全体を包み込むような残響や音響処理が聴き手を内面的な旅へと誘う。反復の中に潜む微細な変化や揺らぎは、サイケデリックな陶酔感とストイックな探求を同時に呼び起こし、聴きこむほどに細部の豊かさが立ち現れてくる。ダンス・ミュージックでありながら、音響芸術としての奥行きを感じさせる作品であり、Al Wootton が築いてきた独自のリズム探究を新たな段階へと導く一枚となっている。

今作でもUKガレージやダブから影響を受けた、音数を絞ったパーカッシブ・テクノは健在!アタック強めのキックに空間のスキマで雰囲気、グルーヴを魅せるストイック・ダブビート計4曲!!
ロンドンとマンチェスターを拠点に活動するスポークンワード・アーティストにして詩人、哲学者、サックス奏者Alabaster DePlumeによる最新アルバム『A Blade Because A Blade Is Whole』がシカゴ拠点の現代ジャズ大名門レーベル〈International Anthem〉から登場!デプルームのこれまでの作品は、集団セッション、即興、編集から生み出されたものだったが、本作は、デプルーム自身が作曲、編曲、プロデュースを手がけてお理、そこから、マシー・スチュワート(ストリングス)、ドナ・トンプソン(バッキング・ヴォーカル)、モモコ・ギル(ストリングス&バッキング・ヴォーカル)ら奏者や共同編曲者に楽曲を提供し、彼が長年関わってきた集団芸術スペース、トータル・リフレッシュメント・センターでセッションを行った。人々は癒しを必要としている。しかし、なぜ、そして癒しとはどういうことなのだろうか?という問いかけを通じて生まれた『自分の価値を探して:刃のプロローグ』という70ページに及ぶ詩が歌詞の半分以上を占める本作は思索的で瞑想的で、全体が自分の感情と向き合うような重苦しい吐息のようであるが、同時に長い間水中に潜っていた後、水面にたどり着いたときのような感覚を覚える。なんとも深みのある作品。
