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Brendon Moeller - Signal (CS+DL)Brendon Moeller - Signal (CS+DL)
Brendon Moeller - Signal (CS+DL)Constellation Tatsu
¥1,587

オークランドを拠点に数々のニューエイジ/アンビエント・カセット作品を送り届けてきたお馴染みの〈Constellation Tatsu〉の最新バッチから、これまた没入的かつ至福で素晴らしいディープ・アンビエント・テクノ・アルバムが登場!南アフリカ生まれ、ニューヨークを拠点とする電子音楽家/パフォーマーであり、以前も素晴らしいチルアウト・アンビエント・ダンス作品を発表していたBrendon Moellerによる最新カセット作品『Signal』が到着。ディープ・テクノとダブから影響されたダークで雰囲気に満ちたトーンを基調とした、渦巻く、有機的で没入感のあるテクスチャーで、このジャンルの限界を再び押し広げるような作品。

Brian d'Souza - Genius Loci (LP)
Brian d'Souza - Genius Loci (LP)A State Of Flo
¥3,567

Auntie Flo名義で〈Mule Musiq〉や〈Multi Culti〉〈Brownswood Recordings〉〈Sofrito〉といった各地の人気レーベルから作品を送り出して来たインド・ゴア出身/ロンドン拠点のサウンド・アーティストBrian d'Souzaによる最新アルバム『Genius Loci』が自身のレーベル〈A State Of Flo〉よりアナログ・リリース。古代ローマの'spirit of place'という概念からインスパイアされ、ヴィンテージのアコーディオンを用いて、オランダのザンダームにある〈Het Hem〉の音響特性を捉えたコンセプチュアルな長編ドローン/ダーク・アンビエントを全4作品収録。Karl Choueiriの手による〈Modular Mind Studio〉での録音&マスタリング仕様。

Brian D'Souza, Or:la - Mycorrhizal Fungi (Scractch'n'Sniff Red Vinyl LP)Brian D'Souza, Or:la - Mycorrhizal Fungi (Scractch'n'Sniff Red Vinyl LP)
Brian D'Souza, Or:la - Mycorrhizal Fungi (Scractch'n'Sniff Red Vinyl LP)A State Of Flo
¥3,567

「きのこ」へと捧げられたアンビエント作品!Auntie Flo名義で〈Mule Musiq〉や〈Multi Culti〉〈Brownswood Recordings〉〈Sofrito〉といった各地の人気レーベルから作品を送り出して来たインド・ゴア出身/ロンドン拠点のサウンド・アーティストBrian d'Souzaと、〈Céad〉レーベルを主宰するアイルランドのDJ/プロデューサーOr:laによるスプリット・アルバム『Mycorrhizal Fungi』がd'Souza主宰レーベル〈A State Of Flo〉よりアナログ・リリース。Or:la側のB面にハープ奏者のRóisín Berkeleyがゲスト参加。収録された2曲は元々〈Glastonbury Festival 2023〉のパビリオンのために委託されたもので、自然界の繋がりが持つユニークな力、特に人間が学ぶべき菌糸ネットワークに対するアーティストのオマージュが込められています。d'Souza側では、4つの異なるキノコ種(オイスター、レイシ、ライオンズ・マン、シイタケ)から電気インパルスを拾い、それを音符に変換した、文字通りキノコの心の中を歩くエコロジカルなサウンドを展開。Or:la側では、凍てつくテクスチャーとハープの美しいグリッサンドが、平和と調和の中に存在するキノコの生息地を形成。近年興隆した植物のためのアンビエントの中でも際立って深遠な響きを伴った素晴らしい逸品です。限定プレス。

Brian Eno - Ambient 4 (On Land) (LP)
Brian Eno - Ambient 4 (On Land) (LP)Virgin EMI Records
¥3,789
1978年より始まったブライアン・イーノによるアンビエントシリーズ最終章として1982年に発表された異色作。
Brian Eno - Discreet Music (LP+DL)
Brian Eno - Discreet Music (LP+DL)Virgin EMI Records
¥3,989
交通事故に遭い入院したことがきっかけでお見舞いに友人が持ってきたハープのレコードを身動きが取れないベッドの上で聴いた。その時ステレオの片方のチャンネルのみで再生され、さらに小音だったため周りの環境音と同時に音楽を聴き、その体験から新しいアイデアが生まれ1975年に自ら設立した〈Obscure label〉からリリースされたのが本作。〈Virgin EMI Records〉から180G重量盤&リマスター仕様で再発リリース。傑作『Another Green World』で、イーノはポップ・ミュージックの構造とサウンドから、より静的なインストゥルメンタル・モデルへと移行し始めました。これはエリック・サティの影響も受けており、『Another Green World』のわずか1ヵ月後に録音された本作は、後にアンビエント・ミュージックとして知られるようになった作品に初めて本格的に取り組んだものである。Robert Frippとのコラボレーションからも強く影響を受けており『No Pussyfooting』(1973年)や『Evening Star』(1975年)と同じ2台のオープンリール式テープレコーダーを使って、イーノはシンプルなパーツを重ね合わせ、決して変化することなく、異なるパーツの追加や減衰によって常に進化していく美しい音楽を生み出しました。また、前出の2作のコラボレーションアルバムではノイズや不協和音の要素がありましたが、ここではすべての音が穏やかで落ち着いたものになっている。後半はパッヘルベルの「カノン」を大胆に解体し、イーノ色に摩訶不思議に再構築されている。環境の中に無意識に溶け込む音楽が世に浸透していくきっかけとなった画期的で影響力のあるアンビエント・ミュージックの歴史的大傑作!!
Brian Eno - Lux (2LP+DL)
Brian Eno - Lux (2LP+DL)WARP
¥3,975

2012年にリリースされた本作は、イーノがアンビエント・ミュージックを追求し始めた『Music for Films』『Music for Airports』『Apollo : Atmospheres and Soundtracks』にも見られるテーマと音のテクスチャーの中で、さらなる可能性を追求しているのがわかる。また、イーノ自身も今作を、『Discreet Music』(75年)『Neroli』(93年)を含む《Music for Thinking》シリーズの最新プロジェクトとして位置づけている。

『LUX』は、イーノ史上最も意欲的な作品の一つだ。75分の作品は12のパートで構成され、もともとは現在イタリアのトリノで行われているサウンド・インスタレーション展【Music for the Great Gallery of the Palace of Venaria】用に制作された音楽から発展したものである。からの作品としては、ジョン・ホプキンスとレオ・アブラハムスと共に制作された『Small Craft on a Milk Sea』、詩人リック・ホランドと制作した『Drums Between The Bells』に続く第三弾作品であり、ブライアン・イーノにとって21世紀初となる世界が待望したアンビエント・アルバムである。

Brian Eno - Music For Films (LP+DL)
Brian Eno - Music For Films (LP+DL)Virgin EMI Records
¥2,897
ご存知アンビエント・ミュージックの名付け親、Brian Enoの7作目。もともとは映画製作者やジャーナリストに配布された音源を再編集した短編作品集。1975年〜78年の期間に製作された音源で、Fred Frith、Phil Collins、John Caleなども参加している。1978年リリースの本作は、アンビエントの原型となった1975年の『Discreet Music 』と、1979年の『Ambient 1: Music for Airports』の間にリリースされたため、アンビエント作品と一緒にされてしまうことが多い。ヴォーカルが入っていないという点でアンビエント・ミュージックと共通する部分があるものの、アルバムの構造上、それとは一線を画すものになっている。イーノによるアンビエント・ミュージックの定義は、曲の長さとその瞑想的な内容に焦点を当てているが、本作に収録されている18曲は非常に短く、4分に達しているのは1曲だけで、半分は2分以下である。しかし後にリリースされる諸作のアイデアが本作から遺憾無く感じられ堪能できるイーノの真骨頂と言える大傑作である!〈Virgin EMI Records〉より180G重量盤&リマスター仕様で再発リリース。
Brian Eno - Top Boy (Score from the Original Series) (CD)
Brian Eno - Top Boy (Score from the Original Series) (CD)BEAT RECORDS / NETFLIX MUSIC
¥2,750
(紙ジャケット仕様/解説書封入/高音質UHQCD仕様) 。『トップボーイ』は、ローナン・ベネットが原作・脚本を手がけたイギリスのテレビ犯罪ドラマシリーズ。ロンドンの貧困地域で生きる若者2人。栄光をつかむためドラッグディーラーとして暮らす生き様を、リアルかつスタイリッシュに描かれている。俳優の他にラッパーとしても活躍するアシュリー・ウォルターズとケイン・ロビンソンが主演を務め、2020年に英国アカデミー賞 (BAFTA) ライジング・スター賞を受賞したマイケル・ウォードや、マーキュリー賞やMOBOアワード、ブリット・アワードの最優秀新人賞の受賞など、UKシーンを代表するアーティスト、リトル・シムズらの出演も話題となった。最初の2シーズンは2011年から2013年にかけて放送され、興味を示したドレイクが共同プロデューサーとして製作に参加する形で2019年にシーズン3、2022年にシーズン4が放送された。

2023年9月7日に最終シーズンの配信がスタートするのに合わせ、ブライアン・イーノが手がけた全5シーズンのサウンドトラックから、選りすぐった楽曲をまとめたアルバム『Top Boy (Score From the Original Series)』がリリースされることが決定しCDとLPが発売される。CDは高音質UHQCD仕様 (全てのCDプレーヤーで再生可能)となっており、解説書が封入される。本作に収録された音源は、2020年にリリースされた『Film Music 1976 - 2020』に収録された2曲以外、すべて初リリース音源となる。

イーノは同シリーズの緊張感漂うテーマ曲を提供し、2011年の放送開始以来、『トップボーイ』のオリジナル・サウンドトラックを手がけている。シーズン1〜3で追加楽曲を提供したマイキー・Jことマイケル・アサンテと共に、作品の重要な要素となるムードと雰囲気を作り出してきた。なお現在『Summerhouse』というタイトルで配信されているシーズン1のサウンドトラックは、2012年に英国アカデミー賞 (BAFTA)にてオリジナル・テレビ音楽賞を受賞している。

イーノは、長年にわたって映画やテレビシリーズのサウンドトラックや楽曲提供を行っており、アンビエント・ミュージックとの深い関わりから、キャリアの初期には実際には存在しない想像上の映画のために音楽を書く手法もとってきた。彼の作曲に対するアプローチは、ニーノ・ロータがフェデリコ・フェリーニ映画のサウンドトラックを手掛けたことにインスパイアされたもので、作曲家がすべてのシーンに合わせて音を作るのではなく、音楽はそれ自体がまず作品として作られ、音楽の上に映像が配置された。

『トップボーイ』では、最初から私は自分の好きなように仕事をする自由を与えられていた。 音楽と雰囲気を作り、映像作家に思うように使ってもらう。私は作品のアイデアをできるだけ吸収し、そこから多くの音楽を作り「ほらどうぞ、好きなように使ってくれ」と伝える。従来のハリウッド的手法でスコアを書いていたら、興奮や危機感を煽ろうとする誘惑に駆られるだろう。でも『トップボーイ』は、劣悪な状況に置かれた子供たちの話なんだ。だから私は、外的世界で彼らに起こっていることだけでなく、子供たちの内的世界も探求した。多くの音楽は意図的に素朴で、ある意味単純なものになっている。メロディーはシンプルで、洗練されていないし、大人っぽくもない。- ブライアン・イーノ

ブライアンが2011年の『トップ・ボーイ』シーズン1に向けて選曲を始めた瞬間から、彼のスコアが番組にとって稀有な贈り物であることを理解していた。ブライアンによるアプローチは、特定のシーンに支配されるのではなく、彼自身がこの作品をどう捉えているかという感覚によって音楽を提供する。したがって、彼の音楽はスクリーンに映し出されるイメージの背景に存在する場所、感情、ムードを支配することができる。ブライアンは、作品への理解と、作品の舞台となっている世界に住む人々への感覚に基づき、5シーズンにわたって選りすぐりの音楽を提供し続け、常に視聴者を筋書きのはるか彼方へと導いてきた。ドゥシェーンやサリー、そしてロンドンの街並みと同様、ブライアンの音楽は『トップボーイ』という作品の核となっている。
- チャールズ・スティール&アラスデア・フリンド (Cowboy Films)

【ブライアン・イーノとサウンドトラック】
ブライアン・イーノは、デヴィッド・リンチ監督『デューン/砂の惑星』の「Prophecy Theme」、ダリオ・アルジェント監督『オペラ座/血の喝采』の「From The Beginning」、マイケル・マン監督『ヒート』の「Late Evening In Jersey」など、映画やテレビ作品の音楽を数多く手がけてきた。実弟のロジャーとダニエル・ラノワとともに、イーノは『Apollo: Atmosphere & Soundtracks』を制作しているが、これは元々、月面着陸を主題にしたアル・レイナートによるドキュメンタリー映画『For All Mankind』用に書かれた作品である。その中でも収録曲「An Ending (Ascent)」はスティーヴン・ソダーバーグ監督の『トラフィック』やダニー・ボイル監督の『28日後…』、そして2012年のロンドン・オリンピック開会式にも登場した曲として記憶されている。また「Deep Blue Day」は映画『トレインスポッティング』でユアン・マクレガー演じる主人公がトイレの中にダイブする伝説的シーンの曲として永遠に語り継がれるだろう。

『グリッターバグ/デレク・ジャーマン 1970 - 1986』と『For All Mankind』以外にも、ピーター・ジャクソン監督の『ラブリーボーン』や、エンリケ・ゴールドマン監督によるブラジルの連続殺人鬼の伝記映画『O Nome da Morte』、スラヴォイ・ジジェク監督によるドキュメンタリー映画『The Pervert's Guide to Cinema』、ゲイリー・ハストウィット監督が手がけたインダストリアル・デザインの巨匠、ディーター・ラムスのドキュメンタリー映画『Rams』のサウンドトラックを手がけている。

TV作品としては、実弟であるロジャーと共にダニー・ボイル監督の『Mr. Wroe’s Virgins』の音楽で英国アカデミー賞 (BAFTA) で最優秀オリジナル・テレビ音楽賞にノミネートされている他、BBC Natural Worldシリーズの『Hammerhead』、フランシス・ベーコンのドキュメンタリー『Arena』、ニール・ゲイマンによるテレビ・シリーズ『Neverwhere』、BBCで放送されたスチュアート・ブランドによる『How Buildings Learn』に楽曲提供を行っている。
Brian Eno - Top Boy (Score from the Original Series) (Crystal Clear Vinyl 2LP)Brian Eno - Top Boy (Score from the Original Series) (Crystal Clear Vinyl 2LP)
Brian Eno - Top Boy (Score from the Original Series) (Crystal Clear Vinyl 2LP)NETFLIX MUSIC
¥8,486
180g重量盤、カラーヴァイナル仕様。『トップボーイ』は、ローナン・ベネットが原作・脚本を手がけたイギリスのテレビ犯罪ドラマシリーズ。ロンドンの貧困地域で生きる若者2人。栄光をつかむためドラッグディーラーとして暮らす生き様を、リアルかつスタイリッシュに描かれている。俳優の他にラッパーとしても活躍するアシュリー・ウォルターズとケイン・ロビンソンが主演を務め、2020年に英国アカデミー賞 (BAFTA) ライジング・スター賞を受賞したマイケル・ウォードや、マーキュリー賞やMOBOアワード、ブリット・アワードの最優秀新人賞の受賞など、UKシーンを代表するアーティスト、リトル・シムズらの出演も話題となった。最初の2シーズンは2011年から2013年にかけて放送され、興味を示したドレイクが共同プロデューサーとして製作に参加する形で2019年にシーズン3、2022年にシーズン4が放送された。

2023年9月7日に最終シーズンの配信がスタートするのに合わせ、ブライアン・イーノが手がけた全5シーズンのサウンドトラックから、選りすぐった楽曲をまとめたアルバム『Top Boy (Score From the Original Series)』がリリースされることが決定しCDとLPが発売される。CDは高音質UHQCD仕様 (全てのCDプレーヤーで再生可能)となっており、解説書が封入される。本作に収録された音源は、2020年にリリースされた『Film Music 1976 - 2020』に収録された2曲以外、すべて初リリース音源となる。

イーノは同シリーズの緊張感漂うテーマ曲を提供し、2011年の放送開始以来、『トップボーイ』のオリジナル・サウンドトラックを手がけている。シーズン1〜3で追加楽曲を提供したマイキー・Jことマイケル・アサンテと共に、作品の重要な要素となるムードと雰囲気を作り出してきた。なお現在『Summerhouse』というタイトルで配信されているシーズン1のサウンドトラックは、2012年に英国アカデミー賞 (BAFTA)にてオリジナル・テレビ音楽賞を受賞している。

イーノは、長年にわたって映画やテレビシリーズのサウンドトラックや楽曲提供を行っており、アンビエント・ミュージックとの深い関わりから、キャリアの初期には実際には存在しない想像上の映画のために音楽を書く手法もとってきた。彼の作曲に対するアプローチは、ニーノ・ロータがフェデリコ・フェリーニ映画のサウンドトラックを手掛けたことにインスパイアされたもので、作曲家がすべてのシーンに合わせて音を作るのではなく、音楽はそれ自体がまず作品として作られ、音楽の上に映像が配置された。

『トップボーイ』では、最初から私は自分の好きなように仕事をする自由を与えられていた。 音楽と雰囲気を作り、映像作家に思うように使ってもらう。私は作品のアイデアをできるだけ吸収し、そこから多くの音楽を作り「ほらどうぞ、好きなように使ってくれ」と伝える。従来のハリウッド的手法でスコアを書いていたら、興奮や危機感を煽ろうとする誘惑に駆られるだろう。でも『トップボーイ』は、劣悪な状況に置かれた子供たちの話なんだ。だから私は、外的世界で彼らに起こっていることだけでなく、子供たちの内的世界も探求した。多くの音楽は意図的に素朴で、ある意味単純なものになっている。メロディーはシンプルで、洗練されていないし、大人っぽくもない。- ブライアン・イーノ

ブライアンが2011年の『トップ・ボーイ』シーズン1に向けて選曲を始めた瞬間から、彼のスコアが番組にとって稀有な贈り物であることを理解していた。ブライアンによるアプローチは、特定のシーンに支配されるのではなく、彼自身がこの作品をどう捉えているかという感覚によって音楽を提供する。したがって、彼の音楽はスクリーンに映し出されるイメージの背景に存在する場所、感情、ムードを支配することができる。ブライアンは、作品への理解と、作品の舞台となっている世界に住む人々への感覚に基づき、5シーズンにわたって選りすぐりの音楽を提供し続け、常に視聴者を筋書きのはるか彼方へと導いてきた。ドゥシェーンやサリー、そしてロンドンの街並みと同様、ブライアンの音楽は『トップボーイ』という作品の核となっている。
- チャールズ・スティール&アラスデア・フリンド (Cowboy Films)

【ブライアン・イーノとサウンドトラック】
ブライアン・イーノは、デヴィッド・リンチ監督『デューン/砂の惑星』の「Prophecy Theme」、ダリオ・アルジェント監督『オペラ座/血の喝采』の「From The Beginning」、マイケル・マン監督『ヒート』の「Late Evening In Jersey」など、映画やテレビ作品の音楽を数多く手がけてきた。実弟のロジャーとダニエル・ラノワとともに、イーノは『Apollo: Atmosphere & Soundtracks』を制作しているが、これは元々、月面着陸を主題にしたアル・レイナートによるドキュメンタリー映画『For All Mankind』用に書かれた作品である。その中でも収録曲「An Ending (Ascent)」はスティーヴン・ソダーバーグ監督の『トラフィック』やダニー・ボイル監督の『28日後…』、そして2012年のロンドン・オリンピック開会式にも登場した曲として記憶されている。また「Deep Blue Day」は映画『トレインスポッティング』でユアン・マクレガー演じる主人公がトイレの中にダイブする伝説的シーンの曲として永遠に語り継がれるだろう。

『グリッターバグ/デレク・ジャーマン 1970 - 1986』と『For All Mankind』以外にも、ピーター・ジャクソン監督の『ラブリーボーン』や、エンリケ・ゴールドマン監督によるブラジルの連続殺人鬼の伝記映画『O Nome da Morte』、スラヴォイ・ジジェク監督によるドキュメンタリー映画『The Pervert's Guide to Cinema』、ゲイリー・ハストウィット監督が手がけたインダストリアル・デザインの巨匠、ディーター・ラムスのドキュメンタリー映画『Rams』のサウンドトラックを手がけている。

TV作品としては、実弟であるロジャーと共にダニー・ボイル監督の『Mr. Wroe’s Virgins』の音楽で英国アカデミー賞 (BAFTA) で最優秀オリジナル・テレビ音楽賞にノミネートされている他、BBC Natural Worldシリーズの『Hammerhead』、フランシス・ベーコンのドキュメンタリー『Arena』、ニール・ゲイマンによるテレビ・シリーズ『Neverwhere』、BBCで放送されたスチュアート・ブランドによる『How Buildings Learn』に楽曲提供を行っている。
Brian Eno, Holger Czukay & J. Peter Schwalm - Sushi, Roti, Reibekuchen (2LP+Obi)Brian Eno, Holger Czukay & J. Peter Schwalm - Sushi, Roti, Reibekuchen (2LP+Obi)
Brian Eno, Holger Czukay & J. Peter Schwalm - Sushi, Roti, Reibekuchen (2LP+Obi)GROENLAND RECORDS
¥4,715

知られざる奇跡的邂逅が蘇る−−今から遡ること四半世紀前の1998年8月27日、ブライアン・イーノ、CANのホルガー・シューカイ、J・ペーター・シュヴァルムが繰り広げたインプロヴィゼーション・ライヴがこのたび、発掘音源『Sushi. Roti. Reibekuchen』としてリリースされる運びとなった。

1990年代といえばブライアン・イーノが「歓迎されないジャズ(Unwelcome Jazz)」と呼んだ「新種の音楽」としての独自のジャズにアプローチしていた時期でもある。その成果は名称を変えて1997年のアルバム『The Drop』にまとめられることになるのだが、翌1998年に彼はまさに自身がアプローチしていたジャズに近しい音楽と運命的な出会いを果たすことになる。それがJ・ペーター・シュヴァルムによるバンド・プロジェクト、スロップ・ショップのデビュー・アルバム『Makrodelia』(1998年)だった。意気投合した両者はコラボレーションを開始し、2000年に伶楽舎とディスクを分担した2枚組『music for 陰陽師』を、2001年にはCANのホルガー・シューカイを含む多数のミュージシャンを交えた『Drawn from Life』を完成させる−−のだが実はそこには前日譚があった。

イーノがシュヴァルムと知り合って間もない頃、3回目に会ったのがこのたびの発掘音源のリハーサルだそうである。そしてそこにはスロップ・ショップのベーシストであるラウル・ウォルトンおよびドラマーであるイェルン・アタイのほか、シュヴァルムが初めて対面する、カンの創設メンバーでありベーシストとしても知られるホルガー・シューカイがいた。イーノとシューカイはすでに『Cluster and Eno』(1977年)および『After The Heat』(1978年)で共同作業していたが、いずれもシューカイが参加したのは1曲のみ、かつベーシストとしての客演だった。しかし発掘音源に収められたイーノおよびシュヴァルムとのセッションでは、シューカイが「ラジオ・ペインティング」と呼ぶような、短波ラジオとテープを用いたサンプリング/コラージュを行っている。ともかく、三者が揃ってライヴを披露するのは初めてのことだった。しかもウォルトン、アタイを含む5人のメンバーが揃って演奏を行う機会はその後ついに訪れなかった。奇跡的な邂逅と言っていいだろう。

ブライアン・イーノが当時ライヴを行うこと自体も珍しかった。だがこの発掘音源の元となった「Sushi! Roti! Reibekuchen!」なるイベントはやや特殊なものだった。食べ物をタイトルに掲げているように、主役は料理人なのである。というのも、ドイツ・ボンの美術展示館で開催されたイーノによるインスタレーション展のオープニング・パーティーとして野外で行われたイベントだったのだが、字義通りパーティーであり、会場では大勢の来場者に料理人たちが食べ物を振る舞っていた。そうした中、用意されたステージでドローンが鳴り始め、そして5人のミュージシャンが即興で演奏を行った。イーノによればこのイベントにおけるパフォーマーは料理人たちであり、自分たちが作っているのはバックグラウンド・ミュージック。つまり音楽のパフォーマンスではなく、バックグラウンド・ミュージック付きの料理のパフォーマンスなのだという。イーノらしいコンセプトだと思うが、しかし、ステージで魅せる音楽は少なくない観衆の耳を釘付けにした。イーノとシュヴァルムが作り出すミニマルでアンビエント/ドローンなサウンドに、ホルガー・シューカイのサンプリング/コラージュが色を添え、そしてラウル・ウォルトンとイェルン・アタイは時に人力ドラムンベースのごとく怒涛のグルーヴを生み出していく。演奏は2セット、計3時間にもおよび、最後は警察に電源を切られて強制終了させられたという逸話さえ残っている。

発掘音源『Sushi. Roti. Reibekuchen』に収められているのは、そのような計3時間のライヴから抜粋された5つのトラックである。「料理のパフォーマンス」に付随するバックグラウンド・ミュージックとして構想されたライヴは、こうして音源化されることで新たに主役の座に躍り出る。そこから聴こえてくるサウンドは、ブライアン・イーノ、ホルガー・シューカイ、J・ペーター・シュヴァルムという三者の一期一会の本格的なインプロヴィゼーションであるとともに、ただ貴重な記録というだけに留まらず、アンビエント経由の「歓迎されないジャズ」に類する音楽が生演奏で収められた作品として、四半世紀経った2024年現在も実に興味深く思えるのである。

Text by 細田成嗣

Brij Bhushan Kabra - Brij Bhushan Kabra (LP)
Brij Bhushan Kabra - Brij Bhushan Kabra (LP)Gramophone Company Of India
¥3,065

1920年代、ハワイアンミュージシャンのタウ・モーによってもたらされたギター。それがインドで予測不能な変化をとげ、奏者は床に座してギターを水平に構え、フィンガーピックスタイルで、スライドバーを用いてラーガを演奏することになってしまいました。さすがインドといったところですが、その第一人者であるブリジ・ブーシャン・カブラの1967年にHis Masters Voiceより発表されたソロ・デビュー作がめでたくリイシューされました!
内容は、ジャケット写真で見られる演奏風景からは想像もつかない本格的な北インド古典音楽で、師アリ・アクバル直系とはっきり分かる、時空が歪むディープでトラディショナルな濃密な演奏。ギターのよく伸びる音色と、楽器としての性能の高さ故かの立体的な音像がたまりません。全曲リマスター済みです、お見逃しなく!

Brij Bhushan Kabra - Lure Of The Desert (LP)
Brij Bhushan Kabra - Lure Of The Desert (LP)Gramophone Company Of India
¥2,398
ギターによるヒンドゥスターニ古典音楽の巨匠ブリジ・ブシャン・カブラの名作!インドにおいてギターは1920年代にハワイの音楽家によってもたらされ、その後ポピュラー音楽や映画音楽など広く愛されていくが、中でもカブラは、スライドギターの古典音楽での可能性に注目しました。アリ・アクバル・カーンに師事し、造詣を深めた彼の音楽は古典音楽的な深みとともに、穏やかで落ち着いたムードと軽やかさがあります。連綿と続く演奏伝統の重さから自由なギターだからこそかもしれません。演奏方法もギターを水平にして膝の上において弾くという型破りなもので、自分の内的な欲求に従って、今までになかったものを生み出す時の魅力があるように思います。インド音楽やギターが好きな方にも、のんびりとリラックスしたい方にもオススメです。新規リマスタリング済み、ワンプレスのみとのことなので、お見逃しなく。こちら、Lure of the Desert(砂漠の誘惑)は、ラジャスタンの民族音楽を探求した作品。催眠的なリズムと、蛇行するギターのラーガは砂漠的トランスの世界。
Brij Bhushan Kabra - Scaling New Horizons with Guitar (LP)
Brij Bhushan Kabra - Scaling New Horizons with Guitar (LP)Gramophone Company Of India
¥2,398
ギターによるヒンドゥスターニ古典音楽の巨匠ブリジ・ブシャン・カブラの名作!インドにおいてギターは1920年代にハワイの音楽家によってもたらされ、その後ポピュラー音楽や映画音楽など広く愛されていくが、中でもカブラは、スライドギターの古典音楽での可能性に注目しました。アリ・アクバル・カーンに師事し、造詣を深めた彼の音楽は古典音楽的な深みとともに、穏やかで落ち着いたムードと軽やかさがあります。連綿と続く演奏伝統の重さから自由なギターだからこそかもしれません。演奏方法もギターを水平にして膝の上において弾くという型破りなもので、自分の内的な欲求に従って、今までになかったものを生み出す時の魅力があるように思います。インド音楽やギターが好きな方にも、のんびりとリラックスしたい方にもオススメです。新規リマスタリング済み、ワンプレスのみとのことなので、お見逃しなく。この『Scaling New Horizons With Guitar』は1976年にリリースされ、カブラの代表作の一つとされています。
Brij Bhushan Kabra / Shivkumar Sharma / Hariprasad Chaurasia - Call of the Valley (LP)
Brij Bhushan Kabra / Shivkumar Sharma / Hariprasad Chaurasia - Call of the Valley (LP)Gramophone Company Of India
¥3,065

サントゥールの生ける伝説シブクマール・シャルマ、インド古典音楽の世界にギターを持ち込んだブリジ・ブーシャン・カブラ、バンスリーの名手ハリプラサド・チャウラシアらが1967年に録音したCall of the Valleyがリイシュー!カシミール地方の羊飼いの1日を、さまざまな時間帯にちなんだラーガで物語るもので、ガチガチの古典というよりはライトクラシックに分類されるものです。しかし、そのライトさはミューザック的なものでは全くなくて、親しみやすくて無邪気な透明さは聴くものを気付かぬうちにより遠くへ、より内なる場所へと連れていく力があるように思えます。サントゥール、ギター、バンスリーそれぞれの音色や音楽的な特性の違いも非常の面白く、聴き飽きることがありません。カブラが最も愛した録音と言われており、インド古典音楽が好きな方だけでなく、全ての音楽好きに届いてほしい内容です。
全曲新たにリマスター済みで、限定プレスになります。

Brij Bhushan Kabra With Zakir Hussain - The Magic Of Music - Guitar & Tabla (LP)
Brij Bhushan Kabra With Zakir Hussain - The Magic Of Music - Guitar & Tabla (LP)Gramophone Company Of India
¥2,398
ギターによるヒンドゥスターニ古典音楽の巨匠ブリジ・ブシャン・カブラの名作!インドにおいてギターは1920年代にハワイの音楽家によってもたらされ、その後ポピュラー音楽や映画音楽など広く愛されていくが、中でもカブラは、スライドギターの古典音楽での可能性に注目しました。アリ・アクバル・カーンに師事し、造詣を深めた彼の音楽は古典音楽的な深みとともに、穏やかで落ち着いたムードと軽やかさがあります。連綿と続く演奏伝統の重さから自由なギターだからこそかもしれません。演奏方法もギターを水平にして膝の上において弾くという型破りなもので、自分の内的な欲求に従って、今までになかったものを生み出す時の魅力があるように思います。インド音楽やギターが好きな方にも、のんびりとリラックスしたい方にもオススメです。新規リマスタリング済み、ワンプレスのみとのことなので、お見逃しなく。こちらは、オリジナル1982年リリースで、世界的に有名なタブラ奏者ザキール・フセインとの共演。
Brijean - Macro (Tangerine Vinyl LP)
Brijean - Macro (Tangerine Vinyl LP)Ghostly International
¥3,182

MitskiやPoolside、Toro y Moiなどのライブバンドでの仕事も知られるパーカッショニスト/シンガーソングライターのBrijean Murphyと、マルチ奏者/プロデューサーのDoug Stuartによるプロジェクトであり、デビュー以来、サイケポップの抽象性とダンスフロアの感性を融合させながら独自の展開を続けてきたBrijeanの最新アルバム『Macro』が〈Ghostly International〉からアナログ・リリース。「美と痛みの世界/最も平凡なことの中にコメディを見つける」というコンセプトが詰め込まれた、マーフィーとスチュアートの共通のストーリーテリング感覚が発揮されたトラック"Euphoric Avenue"、幽玄に漂う"Roxy"、推進力に満ちたポップ・ナンバー"Breathe"といったユーフォリックなアート・ポップが満載された破格の一作!

Broadcast - Distant Call - Collected Demos 2000-2006 (LP)Broadcast - Distant Call - Collected Demos 2000-2006 (LP)
Broadcast - Distant Call - Collected Demos 2000-2006 (LP)WARP
¥4,558
〈WARP RECORDS〉を代表するポップ・サイケデリアであるブロードキャスト。
ステレオラヴの運営するレーベル〈Duophonic〉等、いくつかのレーベルからリリースされたシングルによって注目を集め、99年に多数レーベルからアルバム・リリースのオファーが殺到する中、〈WARP RECORDS〉と契約。当初ステレオラヴやマイ・ブラッディ・バレンタイン等と比較されていた彼等だが、オリジナル・アルバムのリリースを重ねることでその評価を高め、ヨーロッパ、アメリカを中心に確固たる地位を築いた。そんなブロードキャストが、最後のリリースとなる2作品『Spell Blanket - Collected Demos 2006-2009』『Distant Call - Collected Demos 2000-2006』を発売。
惜しまれながらも2011年に他界したボーカルのトリッシュ・キーナンによる4トラック・テープとミニディスクの膨大なアーカイブから集められた曲とスケッチで構成されている『Spell Blanket - Collected Demos 2006-2009』は、ブロードキャストの5枚目のアルバムになるはずだった楽曲群が下地となっており、2005年リリースの『Tender Buttons』後、2006年から2009年にかけて、トリッシュとジェイムズ・カーギルが取り組んだ創作過程を知ることができる作品。
『Distant Call - Collected Demos 2000-2006』は『Spell Blanket - Collected Demos 2006-2009』とは対照的に、『Haha Sound』、『Tender Buttons』、『The Future Crayon』に収録された楽曲の初期のデモ音源を集めたものである。また、トリッシュの死後にジェイムズが発見した2曲「Come Back to Me」「Please Call to Book」も収録されている。この曲は2006年にバンドによって実施された『Let’s Write A Song』プロジェクトーーファンからポストカードに綴った歌詞を募集し、それをもとに楽曲を作ったーーに対するトリッシュのファンへの返答が散りばめられている。
Broadcast - Spell Blanket - Collected Demos 2006-2009 (2LP)Broadcast - Spell Blanket - Collected Demos 2006-2009 (2LP)
Broadcast - Spell Blanket - Collected Demos 2006-2009 (2LP)WARP
¥5,343
〈WARP RECORDS〉を代表するポップ・サイケデリアであるブロードキャスト。
ステレオラヴの運営するレーベル〈Duophonic〉等、いくつかのレーベルからリリースされたシングルによって注目を集め、99年に多数レーベルからアルバム・リリースのオファーが殺到する中、〈WARP RECORDS〉と契約。当初ステレオラヴやマイ・ブラッディ・バレンタイン等と比較されていた彼等だが、オリジナル・アルバムのリリースを重ねることでその評価を高め、ヨーロッパ、アメリカを中心に確固たる地位を築いた。そんなブロードキャストが、最後のリリースとなる2作品『Spell Blanket - Collected Demos 2006-2009』『Distant Call - Collected Demos 2000-2006』を発売。
惜しまれながらも2011年に他界したボーカルのトリッシュ・キーナンによる4トラック・テープとミニディスクの膨大なアーカイブから集められた曲とスケッチで構成されている『Spell Blanket - Collected Demos 2006-2009』は、ブロードキャストの5枚目のアルバムになるはずだった楽曲群が下地となっており、2005年リリースの『Tender Buttons』後、2006年から2009年にかけて、トリッシュとジェイムズ・カーギルが取り組んだ創作過程を知ることができる作品。
『Distant Call - Collected Demos 2000-2006』は『Spell Blanket - Collected Demos 2006-2009』とは対照的に、『Haha Sound』、『Tender Buttons』、『The Future Crayon』に収録された楽曲の初期のデモ音源を集めたものである。また、トリッシュの死後にジェイムズが発見した2曲「Come Back to Me」「Please Call to Book」も収録されている。この曲は2006年にバンドによって実施された『Let’s Write A Song』プロジェクトーーファンからポストカードに綴った歌詞を募集し、それをもとに楽曲を作ったーーに対するトリッシュのファンへの返答が散りばめられている。
Broetzmann / Edwards / Noble - ... The Worse The Better (LP)
Broetzmann / Edwards / Noble - ... The Worse The Better (LP)OTOROKU
¥3,570
〈Otoroku〉のカタログ第一弾にして、テン年代のアヴァン・ジャズを規定する永遠の名作!ドイツのアヴァン・ジャズ・サクソフォニスト偉才、Peter Brötzmannに、John Edwards、Steve Nobleという素晴らしい布陣により、2012年にアナログ・リリースされ、2016年には再プレスもなされた傑作『... The Worse The Better』。版元はロンドンの実験音楽/インプロヴィゼーションの聖地的ライブハウス〈Cafe OTO〉が運営する先鋭的レーベル〈Otoroku〉。2010年1月30日に〈Cafe OTO〉にて録音した最初のセットであり、彼らが演奏を共にしたのもこの時が初めてとのことですが、初めて三者が顔を合わせたとは思えない名演です。〈Dubplates & Mastering〉でのマスタリング仕様。
Brokeback - Field Recordings From the Cook County Water Table (LP)
Brokeback - Field Recordings From the Cook County Water Table (LP)Thrill Jockey
¥3,749
シカゴ音響派の中心グループTortoiseのベーシストDoug McCombsによるソロプロジェクト、Brokebackの1999年作Field Recording From The Cook County Water Tablenの再発盤!Tortoise自体、音楽というより音像を聴いている感覚にさせてくれるグループですが、本作はJohn McEntireプロデュースのもとその方向性をさらに推し進めた内容です。ダブルベースを中心に、コルネットやトライアングル、汽車や鳥の鳴き声のフィールドレコーディングなどが繊細で純粋な感性で注意深く重ねられており、そのまなざしは空間に対する深い敬意と畏敬の念すら感じさせられる素晴らしい内容です。意識が広々と広がっていくようで非常に心地良いです。廃盤デッドストック、お見逃しなく!!
Broken Music: Artists' Recordworks (Book)Broken Music: Artists' Recordworks (Book)
Broken Music: Artists' Recordworks (Book)PRIMARY INFORMATION
¥5,347

現代アート・レコードの歴史的指南書『Broken Music』、1989年ドイツDAADより出版以来プレミアム状態だった一冊が待望の増版。

Vito Acconci, albrecht d., Joseph Beuys, Laurie Anderson, Guillaume Apollinaire, Karel Appel, Antonin Artaud, John Baldessari, Hugo Ball, Harry Bertoia, William S. Burroughs, John Cage, Henri Chopin, Henning Christiansen, William Copley, Philip Corner, Merce Cunningham, Hanne Darboven, Jim Dine, Jean Dubuffet, Marcel Duchamp, Fischli/Weiss, R. Buckminster Fuller, Allen Ginsberg, Philip Glass, Jack Goldstein, Hans Haacke, Richard Hamilton, Bernard Heidsieck, Isidore Isou, Marcel Janco, Allan Kaprow, Martin Kippenberger, Milan Knízák, Christina Kubisch, Laibach, John Lennon, Hermann Nitsch, Claes Oldenburg, Yoko Ono, Dennis Oppenheim, Nam June Paik, Tom Philips, Robert Rauschenberg, The Red Crayola, Jim Rosenquist, Dieter Roth, Gerhard Rühm, Conrad Schnitzler, Kurt Schwitters, selten gehörte Musik, Richard Serra, Robert Smithson, Michael Snow, Jean Tinguely, Yoshi Wada, William Wegman and Lawrence Weiner, 他掲載。200mm × 260mm / 280P 

Brother Ah - Divine Music (5LP)
Brother Ah - Divine Music (5LP)Manufactured Recordings
¥15,917
Laraaji, Alice Coltrane, Terry Riley, Brian Eno, Popul Vuhファンにもマスト盤来ました!!! John Coltrane, Thelonious Monk, Miles Davis等のビッグネームのレコーディングにも参加し、Sun Ra Arkestraでのフレンチ・ホルン奏者としても著名なBrother Ah(Robert Northern)が70年後半から80年代に掛けて録音していた未発表アルバム三作、『The Sea』 (1978), 『Meditation』 (1981), 『Searching』 (1985)が、一挙セットで復刻!!! 70年代以降は東洋と第三世界に傾倒し、アフリカやアジアの楽器、またニューエイジ・ミュージックともリンクするシンセサイザーを導入した展開に、ジャズの構造と精神世界を融合した埋もれた傑作音源。Alice ColtraneやJohn Coltraneよりも更に瞑想的で(本人も恐らく瞑想を実践していたでしょう)、ジャズの即興性において表現しうる宇宙観と精神世界を極限まで表現することに成功した傑作であり、カテゴライズ不能で過小評価されがちですが、今こそ再評価されるべき非常に深遠で瞑想的な音楽。ジャズ~サイケ~ニューエイジまで、幅広く手放しでお薦めなマスト盤です。
Brother Ah - Move Ever Onward (LP)Brother Ah - Move Ever Onward (LP)
Brother Ah - Move Ever Onward (LP)Manufactured Recordings
¥3,981
Sun Ra Arkestraでも活動していたスピリチュアル・ジャズのパイオニア、フレンチ・ホルン/フルート奏者Brother Ah(別名ロバート・ノーザン)の1975年発表のセカンド・アルバム。
アフリカとアジアの影響をしっかりと取り入れ、よりワールドワイドなサウンドへと踏み出したこの8曲の多彩なトラックには、Dara、Aiisha、Kwesi Gilbert Northern、AyidaTengemanaのヴォーカルに加え、カホン等のような南米のパーカッション、アフリカのコラ、シタール、日本の琴やフルート等を用い、Alice Coltraneにも通じるスピリチュアルな内容となっています。
Brother Theotis Taylor (CS+DL)
Brother Theotis Taylor (CS+DL)Mississippi Records
¥1,653
ヴァイナルには未収録の6つの音源を追加収録した限定カセット版。サウスジョージア出身、御歳92歳という老いすらも感じさせない、清々しいほどにパワフルな歌声と重厚なファルセットを聴かせる霊能的シンガー/ピアニスト、Brother Theotis Taylorが自宅で録り溜めた秘蔵録音の数々がカセットで登場!〈Mississippi Records〉や〈Tompkins Square〉監修のコンピでも紹介された知られざる才傑Brother Theotis Taylor。サム・クックやソウル・スターラーズのステージから、ハーレムのアポロ、カーネギーホールにさえも届く熱いソウルを胸に秘め、インスピレーションが舞い降りた瞬間にのみ自宅でDIYなレコーディングを行ってきた彼は、録音前には何日も断食したり、祈りを捧げたり、そこから生まれた奇跡の瞬間の数々はまさに神秘的としか言いようがありません!

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