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現代の即興~コンテンポラリー・ミュージックに於ける尖端的なレーベルである〈Another Timbre〉との密接な協力関係でも知られる95年結成のアンサンブルであり、John CageやJulius Eastman作品など、コンテンポラリーな作品の演奏を中心に約50枚に及ぶアルバムを発表してきたApartment House。その創設者としても知られるチェロ奏者/作曲家にして、実験系老舗〈Sub Rosa〉やロンドンの名ヴェニューこと〈Cafe Oto〉のレーベル〈Takuroku〉からも作品を発表しているAnton Lukoszeviezeによる最新アルバム『Le Jardin Des Plantes』が、ロンドン地下シーンを長年に渡り牽引する名所〈The Trilogy Tapes〉より限定カセット・リリース。チェロとエレクトロニクスに捧げられた長編楽曲4部構成のアルバム。瞑想的なモダン・クラシカル/ドローンを中心に据えつつ、鈍く歪むフィードバック・ノイズによる静かな熱を帯びた終盤のドローンゲイズ的展開でのカタルシスは実に迫るものがあります。名匠Stephan Mathieuによるマスタリング仕様というお墨付きの内容。

今年度ベスト・ニューエイジの一角!昨年にSofie Birchとのコラボ傑作を残していたポーランド人ヴォーカリスト/サウンド・アーティスト、Antonina Nowackaによる3枚目のソロ・アルバムとなる最新作『Sylphine Soporifera』が、〈Orange Milk〉系人脈とも関わりの深いワルシャワのエクスペリメンタル系レーベル〈Mondoj〉からアナログ・リリース。本作の表題は、ペルーのパラカス砂漠の非現実的な風景とイギリスのアウター・ヘブリディーズの木のない丘からインスピレーションを得た、架空の種族と彼らが住む土地の名前で、ルドルフ・シュタイナーの著作から来ているとの事。ベールの向こう側から聞こえる様な、忘れ難く異質であり、魅惑的な自身のヴォーカルに、神秘的なニューエイジ・サウンドが添えられた、超越的な美しさを誇る逸品!
バイーア出身の伝説的デュオ Antonio Carlos & Jocafi が、Adrian Younge と Ali Shaheed Muhammad(A Tribe Called Quest)と共に制作した最新作『JID026』。バイーア特有のリズム感とメロディと、〈Jazz Is Dead〉特有のアナログでソウルフルな質感が自然に溶け合い、サンバ、MPB、ファンク、ジャズが呼吸するように行き来する。ロサンゼルスでの直感的なセッションを軸にした録音は、生演奏の揺らぎや余白をそのまま封じ込め、50年以上のキャリアを持つ二人のメロディセンスと、Adrian Younge のシネマティックなアレンジ、Ali Shaheed Muhammad のヒップホップ的グルーヴが有機的に絡み合う。70年代ブラジル音楽の温度感と、現代LAのブラックミュージック美学が共存する一枚。
Antonio Infantino e i Tarantolati di Tricarico による、南イタリア・バジリカータ地方に根づく伝統儀礼や民間信仰を、現代へと蘇らせたアルバム『Follie Del Divino Spirito Santo』。Infantino は詩人・音楽家・文化研究者として知られ、本作では古い農村文化に残るトランス的な儀礼音楽を掘り起こし、ロックや実験音楽の感覚と結びつけて独自の民俗アヴァンギャルドを築いた。タランテラの反復するビート、素朴で力強いパーカッション、呪術的な集団の掛け声、祈りにも似た詠唱が渦を巻き、祝祭と陶酔のあいだを行き来するような音世界が広がる。電気的な加工や派手なアレンジはほとんどなく、むしろ土の匂いがするような生々しい音の質感が前面に出ているのが印象的。伝統音楽の再現ではなく、土地の精神性そのものを汲み取り、再構成するようなアプローチで、宗教的な熱気、共同体のエネルギー、そして「神聖な狂気」というタイトルが示すテーマが一貫して流れている。民俗音楽・実験音楽・スピリチュアルなリズム文化の交点に立つ作品。

Antonio Infantino e i Tarantolati di Tricarico による、南イタリア・バジリカータ地方に根づく伝統儀礼や民間信仰を、現代へと蘇らせたアルバム『Follie Del Divino Spirito Santo』。Infantino は詩人・音楽家・文化研究者として知られ、本作では古い農村文化に残るトランス的な儀礼音楽を掘り起こし、ロックや実験音楽の感覚と結びつけて独自の民俗アヴァンギャルドを築いた。タランテラの反復するビート、素朴で力強いパーカッション、呪術的な集団の掛け声、祈りにも似た詠唱が渦を巻き、祝祭と陶酔のあいだを行き来するような音世界が広がる。電気的な加工や派手なアレンジはほとんどなく、むしろ土の匂いがするような生々しい音の質感が前面に出ているのが印象的。伝統音楽の再現ではなく、土地の精神性そのものを汲み取り、再構成するようなアプローチで、宗教的な熱気、共同体のエネルギー、そして「神聖な狂気」というタイトルが示すテーマが一貫して流れている。民俗音楽・実験音楽・スピリチュアルなリズム文化の交点に立つ作品。

〈Die Schachtel〉や〈Soave〉〈Archeo Recordings〉といった名門並んで自国の地下音楽を掘り起こしてきたイタリアを代表する前衛的レーベル〈Black Sweat〉からの最新物件が登場!南イタリアの音楽の伝統の熱心な信望者であり、1960年代後半、ビートニクの世界と土着の音楽を結びつけた詩人にして歌手のAntonio Infantino。1975年にローマのレーベル〈Folkstudio〉より発表していたアルバム『I Tarantolati』が史上初のアナログ再発!毒蜘蛛タランチュラに噛まれると発症するとされる精神病「タランティスモ」という神秘的な現象を研究テーマとしてきた彼が、イタリア南部バジリカータ州の伝統的なレパートリーをひねり、再発明し作り上げた、全く新しいオリジナルの歌集。農民世界特有の、白熱した強迫的で催眠的なリズムで、毒蜘蛛に噛まれた時に誘発されるトランス状態を描き出しつつ、深く普遍的な人間の音でもあり、ディランのフォーク革命や北アフリカの熱狂的な打楽器演奏からもヒントを得たものとなっています。

〈Die Schachtel〉や〈Soave〉〈Archeo Recordings〉といった名門並んで自国の地下音楽を掘り起こしてきたイタリアを代表する前衛的レーベル〈Black Sweat〉からの最新物件が登場!南イタリアの音楽の伝統の熱心な信望者であり、1960年代後半、ビートニクの世界と土着の音楽を結びつけた詩人にして歌手のAntonio Infantino。1975年にローマのレーベル〈Folkstudio〉より発表していたアルバム『I Tarantolati』が史上初のアナログ再発!毒蜘蛛タランチュラに噛まれると発症するとされる精神病「タランティスモ」という神秘的な現象を研究テーマとしてきた彼が、イタリア南部バジリカータ州の伝統的なレパートリーをひねり、再発明し作り上げた、全く新しいオリジナルの歌集。農民世界特有の、白熱した強迫的で催眠的なリズムで、毒蜘蛛に噛まれた時に誘発されるトランス状態を描き出しつつ、深く普遍的な人間の音でもあり、ディランのフォーク革命や北アフリカの熱狂的な打楽器演奏からもヒントを得たものとなっています。
ジョージアの新鋭 Anushka Chkheidze と、ドイツ実験音楽のベテラン Robert Lippok が共作した、思考が静かに流れ、形を変え、また沈んでいく、その内側の動きを電子音で描いた作品『Uncontrollable Thoughts』。Chkheidze の透明感あるシンセや淡いメロディの影が、感情の粒子のように浮かび上がり、Lippok のミニマルなパルスや緻密な音響処理が、構造を精密に刻む。音は決して大きく語らず、むしろ内側へ沈む方向へと導かれ、静けさの中に微かな緊張が走る独特の空気が全編を包む。アンビエントの柔らかさと、エレクトロニカの構造美が自然に溶け合い、音の粒子がゆっくりと漂いながら、聴く者の内面に静かに触れてくる。

ジョージアの新鋭 Anushka Chkheidze と、ドイツ実験音楽のベテラン Robert Lippok が共作した、思考が静かに流れ、形を変え、また沈んでいく、その内側の動きを電子音で描いた作品『Uncontrollable Thoughts』。Chkheidze の透明感あるシンセや淡いメロディの影が、感情の粒子のように浮かび上がり、Lippok のミニマルなパルスや緻密な音響処理が、構造を精密に刻む。音は決して大きく語らず、むしろ内側へ沈む方向へと導かれ、静けさの中に微かな緊張が走る独特の空気が全編を包む。アンビエントの柔らかさと、エレクトロニカの構造美が自然に溶け合い、音の粒子がゆっくりと漂いながら、聴く者の内面に静かに触れてくる。
〈Ostinato Records〉からの名コンピ『Synthesizing the Silk Roads』を手掛け、中央アジアの音響考古学者として異彩を放つウズベキスタンのプロデューサーAnvar Kalandarovによる、1980〜90年代の中央アジアに存在した知られざるシンセポップやディスコ、電子音響実験を編み上げたミックステープ『Central Asian Synthesizers』。ソビエト後期の近代化の波とシルクロードのオリエンタルな伝統美学が交錯し、ウズベク・ディスコやタジク・シンセポップのチープかつエキゾチックな旋律が脈打つ独特の音世界。希少なアナログ盤や個人所有のプライベート・アーカイブから掘り起こされた怪しくも煌びやかな音源群が、未知なるレトロフューチャーな近未来像を浮かび上がらせる極上ミックステープ!
ウズベキスタン・タシュケント拠点の音楽考古学者/ディガー/プロデューサー、Anvar Kalandarovによる新作ミックス『Digging Central Asia』が〈Death Is Not The End〉より登場!ウズベク・ディスコ、タジク・フォークトロニカ、ウイグル・ロック、タタール・ジャズなどを一挙に紹介した前作『Synthesizing the Silk Roads』。今回はさらにその路線を深掘りした続編的ミックスで、1970〜90年代のシルクロード沿いを横断するような土着感とトリップ感が同居するハイブリッドなサイケデリック音源が満載。自身のレーベル〈Maqom Soul Records〉から発掘したレア音源を中心に構成されているもののクレジットは非公開で、それもまたミックステープらしい謎めいた魅力を増している。ローカルでしか聴けなかった中央アジアの知られざる音の宝庫に触れられる一本で、ローカルと宇宙的な広がりが溶け合うユニークな聴き心地が魅力的。
ウズベキスタン・タシュケント拠点の音楽考古学者/ディガー/プロデューサー、Anvar Kalandarovによる新作ミックス『Digging Central Asia』が〈Death Is Not The End〉より登場!ウズベク・ディスコ、タジク・フォークトロニカ、ウイグル・ロック、タタール・ジャズなどを一挙に紹介した前作『Synthesizing the Silk Roads』。今回はさらにその路線を深掘りした続編的ミックスで、1970〜90年代のシルクロード沿いを横断するような土着感とトリップ感が同居するハイブリッドなサイケデリック音源が満載。自身のレーベル〈Maqom Soul Records〉から発掘したレア音源を中心に構成されているもののクレジットは非公開で、それもまたミックステープらしい謎めいた魅力を増している。ローカルでしか聴けなかった中央アジアの知られざる音の宝庫に触れられる内容で、ローカルと宇宙的な広がりが溶け合うユニークな聴き心地が魅力的。

大推薦!Anyことアナスタシア・パテリスによる新作『MEGA MERCY』が〈sferic〉より登場。クレタ島でのスクワット生活と教会のスピーカーから鳴った深夜のギリシャ正教の説教から着想を得たという、非常に個人的でユニークな作風で、ビートテープやフィールド録音の断片、粗野なサンプルが雑然と組み合わされながらも、どこか禅的な静けさや慈しみが感じられる構成になっている。ハープの音が精神的な軸として通底していて、そこにティルザやアストリッド・ソンネ、ナラ・シネフロあたりに通じる雰囲気が漂う。全体を通して、都市の喧騒から離れたスローで曖昧な時間感覚が支配していて、どの曲も明確な展開を持たず、湿った夜のような、浮遊する感覚が続く。焼けた地中海の風景と内省的な音の断片が織りなす、いびつで美しい幻視の記録。

青木孝允とツジコ・ノリコによるオリジナルは2005年リリースのコラボ・アルバム『28』。3年以上にわたる遠隔制作を経て完成した東京とパリをつなぐ音の往復書簡のような本作は、甘美な浮遊感のある日本語ボーカルと繊細なエレクトロニクス、ファンキーなビートが有機的に融合し、BjörkやMatmosを彷彿とさせる実験性とポップ感の絶妙なバランスの音響世界を展開。歌と電子音が対話するような構成で、親密さと距離感が同居する。クラシックなエレクトロニカの質感と、揺らぎのあるテクスチャーが心地よい、静かで夢見心地なアートポップの逸品。時代を経て聴くたびに新しい表情を見せる、繊細で私的な相思相愛の名コラボレーション。

(数量限定/日本語帯付き/解説書封入)1990年から1994年の間に制作され楽曲をまとめ、1995年にリリースされた移籍後2枚目となるアルバム。初期のアンビエントやIDM、ハードコア・テクノを踏襲しながら、アシッドやノイズ、“ドリルンベース”とも形容される破綻したビートを搭載するなどエイフェックス・ツイン二面性や多様性を網羅する一枚。強烈なインダストリアル・ダウンテンポが炸裂したシングル「Ventolin」や、「Xtal」と並べて語られる名曲「Alberto Balsalm」を含む全12曲を収録。180g重量盤。

エレクトロニック・ミュージック、ダンス・ミュージック雑誌ジョッキー・スラットの創刊者が新たに立ち上げた年2回刊行のエレクトロニック・ミュージック・マガジン、ディスコ・ポーゴのトリビュート・シリーズ第一弾DAFT PUNKに続く第二弾はなんとAPHEX TWIN!90年代の雑誌ジョッキー・スラットを通じて、リチャード・D・ジェイムスと30年以上にわたって長年の関係を築いてきたディスコ・ポーゴの関係者によるリチャード・D・ジェームスの数十年にわたるキャリアを探るべく、インタビュー、エッセイ、特集が豊富な図録と共に250ページにわたって掲載!なかでも音楽写真家たちによる初期からのリチャードの写真が素晴らしい。ハードカバー仕立て。

エイフェックス・ツインが2023年にリリースしたEP作品『Blackbox Life Recorder 21f / In a Room7 F760』の輸入盤12インチ・スタンダードエディションがリリース。

(数量限定/日本語帯付き/解説書封入)2016年に発表された本作は、1980年代の幻のヴィンテージ機材〈Cheetah MS800〉をメインに使用して制作された、エイフェックス・ツインらしい実験精神に満ちた一枚。レトロな音色を下敷きにしながら、重厚なベースラインと独特に歪んだ電子音がうねりを生み出し、聴く者をじわじわと深みに引き込む。無機質でありながら妙にユーモラス、そしてクセになる奇妙な質感は、エイフェックス・ツインならではの音響魔術。ヴィンテージ機材への愛情と未来的サウンドの融合が生んだ、特異なクラシック。

Aphex Twinが90年代初頭に残した重要トラックを纏めた決定版的コンピレーション・アルバム『Classics』がアナログ再発。初期のEP作品からの楽曲を収録した本作は、ハードコアなアシッド・テクノと実験的感覚が同居する初期衝動を鮮烈に伝える内容であり、その入門に最適の一枚です!フロアを直撃する攻撃的なビートと、歪みの中に潜むユーモアや奇妙な情感。クラブツールとしての即効性を超え、後年のアンビエント作品やIDM的探求へと繋がる萌芽が確かに刻まれたものとなっています。無骨なレイヴの熱狂と孤独なリスニング体験が交差する、Aphex Twinの始原風景とも言うべき一枚。

(数量限定/日本語帯付き/解説書封入)復活作『Syro』の発表以降、EP作品2枚のリリースやAFX名義の再起動作など完全復活を遂げたエイフェックス・ツインによる2018年リリース作。リード曲「T69 Collapse」は錯乱寸前のような超高速ビートと鮮烈なメロディが炸裂し、ビジュアル・アーティスト、ウィアードコアによる幻覚的な映像とともに世界を震撼させた。全編にわたり音響の複雑さとリズムの緻密さはかつてない領域に達しており、混沌と官能、暴力性と美しさが紙一重で同居する。エイフェックス・ツインが“現在進行形の鬼才”であることを証明し、IDMの未来をさらに切り拓いた決定的作品!
これは未体験の方は是非!まさに金字塔です。1997年に大名門〈Warp〉より発表、今も多くの聴衆を魅了し続けている、鬼才Aphex Twinの名作『Come to Daddy』。アグレッシブにして複雑、混沌としてユーモラスなドリルンベース/IDM史上に残る歴史的な大傑作!
