World / Traditional / India
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Wau Wau Collectif - Yaral Sa Doom (LP)Sahel Sounds
¥2,654
なんなんだこれは~~!一推し・・・この上なく美しくワールドにひろがる音響派/コズミックな西アフリカ・セネガルの要注目な音楽集団、Wau Wau Collectif。サハラ砂漠以南の未知の音楽へと切り込む名所〈Sahel Sounds〉からはまたしても想像を超えて凄いものが登場!国境や音楽シーンを超え、西アフリカ各地の伝統、スーフィーの賛美歌、スピリチュアル・ジャズ、ダブのリズムからインスパイアされた、挑戦的かつハイブリッドな空想民俗音楽。今作の中心には「教育」というテーマがあるそうで、現代のセネガルが直面している社会問題や移民問題などを直接取り上げた楽曲を収録。しかしながら、穏やかで実に牧歌的な音楽で、コール&レスポンスするチャントや子供の声、催眠的なパーカッション、コズミックなパッド・シンセ、第四世界風味の異界なサックスまで、どうかしちゃうくらい潤けたサウンドが満載。これは幅広いリスナーに大大大推薦!
Don Cherry - Tibet (LP)Picc-A-Dilly
¥2,027
ドン・チェリーが民族音楽に挑んだ 1973年名盤。トランペットを持ったジャケットですが本人はトランペットは使用しておらず、ピアノ、歌、ガムラン、ハルモニウム、パーカッションを本職 を忘れて演奏しまくっているレアな内容。トライバルなパーカッション、瞑想的なチベタンベル、超ミニマルなアフリカンピアノ等々エスニックでサイケデリックな内容が凄い。ジャズ界では相手にされないような内容ですが、これは滅茶苦茶良いですよ!DJにもお薦め!
Tinariwen - Amassakoul (2LP+DL)Wedge
¥3,614
『The Radio Tisdas Sessions』に続きリリースされた本作『Amassakoul』にリマスターを施し、未発表音源を追加収録し再発!
跳ねるようなリズムと砂漠のわななき、そしてもちろんエレキ・ギターをフィーチャー。4本のギターがうなり、広大な砂漠でグルーヴする。
リフはさらに多様になり、音楽的な成熟が感じられる傑作!
初回盤はインディゴ・ヴァイナル仕様で、24bit WAVダウンロードカードが付属する。
跳ねるようなリズムと砂漠のわななき、そしてもちろんエレキ・ギターをフィーチャー。4本のギターがうなり、広大な砂漠でグルーヴする。
リフはさらに多様になり、音楽的な成熟が感じられる傑作!
初回盤はインディゴ・ヴァイナル仕様で、24bit WAVダウンロードカードが付属する。
Mike Hanapi - Mike Hanapi with Kalama's Quartet (LP)Mississippi Records
¥2,682
ハワイはホノルル出身の名スチール・ギタリスト&ヴォーカリスト、Mike Hanapi (1898-1958)が、自身の率いるKalama's Quartetと共に残した20世紀戦前ハワイ音楽の最高峰のひとつとも言われる傑作音源集が、オリジナルの78回転ディスクからリマスタリング仕様で待望のアナログ・リイシュー!これまで如何なるフォーマットでもほぼ復刻されたことのなかった音源の数々が奇跡的再発。底抜けに美しい透明感と存在感を放つゴージャスなファルセット・ヴォイス、そして、孤独なヨーデルのように豊かなバック隊によるハーモニー・ヴォイス。ラップ・スティール・ギター、ウクレレ、ハープ・ギターなどの純アコースティックな楽器たちが、ボーカルのメロディーの中に優しく織り込まれ、流動的で調和のとれたレイヤーと心に沁みるほど美しいブルー・ノートを生み出しています。これぞ、真に平和で静謐にしてユニークな音楽。リバース・ボード・ジャケット仕様。8ページに及ぶフルサイズ・ブックレットが付属(伝記や貴重写真、ハワイ語/英語による歌詞全文を収録。)
Kiko Kids Jazz - Tanganyika Na Uhuru (LP)Mississippi Records
¥2,476
大変ゴージャスで催眠的なタンザニアン・ダンス・ミュージック。1950年代に結成、国家の独立に向けて爆発的に勢いを増していたタンザニアのギター・バンドのムーブメントの中でも傑出したユニークなサウンドを生み出していた伝説的なグループ、Kiko Kids Jazzの貴重な音源を収録した初のLPアルバムが〈Mississippi〉から登場。当時最も現地で愛されたという革新的なバンドの一つでありながら今回が初のLPリリースとのことで、バンドリーダーのSalim Zahoro(1936-2021)のお墨付きを得て、彼が85歳で亡くなる直前に共同作業を完成させ、1962年と1965年の楽曲をオリジナル・テープとプレスからリマスタリング仕様で収録。ダルエスサラームやナイロビのアコースティック/エレクトリック・ダンス・バンドの刺激的なミュージック・シーンや、タアラブやアラブ音楽の詩的な系統などからインスパイアされた、ファンキーかつ牧歌的なギター・ミュージック・グルーヴが炸裂します。フルサイズのカラー・インサート(8ページ)が付属。〈Mzuri Records〉からの公式ライセンス。大推薦!
A. Kostis - The Jail's a Fine School (LP)Mississippi Records
¥2,476
現代ギリシャの大衆歌曲 (= レベティコ)を歌った30年代の名手、A. Kostisの録音が初のLP媒体として編修盤に! スリや刑務所を始めブラックユーモアが効いた歌詞に、枯れた哀愁ある歌声、神秘的な佇まいでアウトローに一直線。Mississippiが選ぶカルトかつ素晴らしいブルースマンの面々に通じつつ、「うぉっ」というかけ声やギターの扱いも独特に、ギリシャな空気をまとった良い響きの1枚です。SP盤から丁寧にマスターされた全12曲。謎多いギリシャ音楽の探究としても、カントリー/ブルースの延長としても新鮮です。ブックレット付属。
Fusione - Fusione (LP)Black Sweat Records
¥2,856
まさにAktualaやEmbryoの現代版??〈Die Schachtel〉や〈Soave〉などと並び、イタリアの前衛音楽を掘り起こしてきた名門にして、ミラノを拠点に10年以上に渡って活動してきた〈Black Sweat〉からは、メンバーも人数も不明な同地出身のアンサンブルであり、名バンド、Al Doum & The Farydsの分派であるとされるFusioneによるセルフ・タイトルLPがアナログ・リリース。インド古典音楽のフレーバーからスピリチュアル・ジャズ、モーダルなトーン、サイケデリックなインプロヴィゼーション・サウンドまで大いに呑み込んだ、多国籍かつ貪欲なエクスペリメンタル・グルーヴ!限定300部。
Marewrew - Kane Ren Ren (7")CROSSPOINT
¥1,320
OKI DUB AINU BANDの初回プレス分の7インチが発売日に即完売となり、その後に再プレスされ話題になったCROSSPOINTから、OKIプロデュースのMAREWREWの7インチが登場!
日本に残された数少ない部族のひとつであるアイヌの言葉を使いながらも、現代の音楽、特にレゲエ的な音響処理をする事で今現在も世界中で増殖するNEW WORLD MUSICの先端に踊り出る作品に。
どこか怪しく、どこかユーモラスで、それでいて多幸感がある2曲。
300枚世界限定作品。
デザイン提供はロシアの偉大な画家パブリーシンの絵を使用!
現代と過去、そして国境を越えて繋がる新しい作品がまた生れました。
日本に残された数少ない部族のひとつであるアイヌの言葉を使いながらも、現代の音楽、特にレゲエ的な音響処理をする事で今現在も世界中で増殖するNEW WORLD MUSICの先端に踊り出る作品に。
どこか怪しく、どこかユーモラスで、それでいて多幸感がある2曲。
300枚世界限定作品。
デザイン提供はロシアの偉大な画家パブリーシンの絵を使用!
現代と過去、そして国境を越えて繋がる新しい作品がまた生れました。
V.A. - Cambodian Cassette Archives: Khmer Folk and Pop Music Vol. 1 (2LP)SUBLIME FREQUENCIES
¥4,748
廃盤ストック入荷。Sun City GirlsのAlan Bishop所蔵の150本もの膨大なカセットコレクションから厳選された〈SublimeFrequencies〉の名コンピレーション!伝統的なクメール音楽からフレンチ、ラテン、そして、ロックンロール、R&B、サーフ・ロック、サイケ、ソウルなどといった西洋の音楽の要素のミクスチャーとも言えるアジアでも類を見ない音楽シーンを築いていたポル・ポト前後のカンボジアの軌跡を記録した、大変貴重なコンピレーション・アルバム。
Uwalmassa - Malar (LP)Mana
¥3,242
これぞ、ステルス音楽。Raime、Source Direct、Don't DJなどのファンにもレコメンドしたい2022年度強力盤。大名門〈Honest Jon's〉配給のもと、Luc FerrariやNicolas Jaarなど注目度高いリリースを繰り広げてきたロンドンの〈Mana〉からは、インドネシア・ジャカルタ拠点のアート・コレクティヴ、Divisi 62の変名Uwalmassaによる最新アルバムがアナログ・リリース。インドネシアの歴史ある深遠な伝統がグローバルな意識と融合し、近年のクラブ・ミュージックの最も魅力的なトレンドとなってきた中で、またしても良好タイトル。パーカッションとリズムのカデンツを巧みに操り、蛇行するリズムと憑依したパーカッション・サウンドで織りなす電気音響の影絵のようなトライバル・トランス・ミュージック。
V.A. - A Heart In Splinters (More From The CAIFE Label, Quito, 1960-68) (2LP)Honest Jon's Records
¥3,867
早くも第2弾が登場です!今回は女性アーティストがメインとのこと。最早誰からも忘れ去られた、浮世離れしてうっとりとさせられる別世界的室内楽ジャズ!60年代に南米エクアドル・キトで活動していた知られざるスイートスポット的レーベル〈Caife〉に残された魅力的なカタログを専門家によるガイドのもと一挙24曲紹介したコンピレーション・アルバムが〈Honest Jon's〉から登場。空前のオイル・ブームとクンビアなど国外から流入する音楽スタイルに押し流される前、エクアドルのムジカ・ナショナルの黄金時代と呼ばれた時期に残された、土着とメスチーソの伝統が融合した痛々しいまでに美しく幻想的にしてユートピア的な音楽の数々を捉えた傑作コンピ!これはまさしく未知のゾーンです。豪華フルサイズ&フルカラー・ブックレットが付属。
Raja Kirik - Rampokan (White Vinyl 2LP)Nyege Nyege Tapes
¥3,111
1041年、ヒンドゥー/仏教系の短命な王国Kahuripanの時代に登場したとされる馬の舞に関する芸術”Jaranan”。千年以上にもわたって今日まで活発に行われ、様々なバリエーションがあるものの、正義のために戦う馬の集団や騎士のグループが悪魔や盗賊、腐敗した政権と戦う物語形式が一般的であるというJarananの演奏におけるトランスの章、演者が憑依されていくステージからインスピレーションを受け、ジャワ島の文化的抵抗の歴史に後押しされて制作されたRaja Kirik (Yennu Ariendra & J. Mo'ong Santoso Pribadi)によるアルバム。インドネシアの注目レーベル〈Yes No Wave Music〉からリリースされていた作品が〈Nyege Nyege Tapes〉からアナログ・フォーマットでも登場!このステージは、儀式的な行列からダンス、音楽によって構築された古代の意匠を表現しており、ダンサーや観客を、自分の身体の歴史から集合的な記憶〜トラウマまでを含む、潜在意識/状態に結びつけることができる、ある種の周波数を引き起こすものであるとのこと。表題の『Rampokan』という言葉は、ジャワの虎と水牛、犯罪者と槍の集団との戦いを見せる公共の見世物「Rampokan Macan」からとられています。Gabber Modus OperandiやSenyawa辺りのファンにももちろんレコメンドなリチュアル・トランス/インダストリアル絵巻!
NaHawa Doumbia - La Grande Cantatrice Malienne Vol 1 (LP)Awesome Tapes From Africa
¥2,239
アフリカ各地のマニアックすぎるカセット音源の再発でも定評有り、主宰者Bless Brian ShimkovitzはフジロックにもカセットDJ(!)で出演を果たしているAwesome Tapes From Africaからは、マリ共和国南部マスル地方の伝説的シンガーであり、その孤高の乾いた歌声が印象的なNahawa Doumbiaの81年ファースト・アルバムが堂々再発!民族楽器を多用したオーガニックな演奏とアフリカならではのチャント的ボーカル・スタイルが抜群に素晴らしい一枚。Sahel Soundsファンも必携です!
Kink Gong - Zomia Vol. 1 (LP)Discrepant
¥2,418
アジア圏のフィールドレコーディングに取り憑かれた職人、Laurent Jeanneauがその主要名義、Kink Gongとして〈Discrepant〉から発表した21年作をストック。自身の長年のフィールドでもある東南アジアの高地にて録音・記録してきた音楽を独自の解釈で再解釈した作品であり、アメリカの政治学者、人類学者のジェームズ・C・スコットが2009年のその著作『The Art of Not Being Governed, an Anarchist History of Upland South East Asia』で提唱した”ZOMIA”というコンセプトのもと、国家のルールが適用されない半未来的な地域にインスピレーションを得て、独自の神話的サウンドスケープを構築したもの。この破格の音像、『Discrepant』が送り出してきた独自のImaginary Landscape観の一つの集大成と言っても過言ではない凄まじい内容となっています。
Antonio Carlos Jobim - Tide (LP)Elemental
¥2,388
ブラジルの国民的な音楽であるボサノヴァを生み出した同国の音楽界を代表する伝説的モダニスト、Antonio Carlos Jobimの6枚目のスタジオ・アルバムがアナログ復刻。1970年に〈A&M Records〉からリリースされたインストゥルメンタル・ボッサ・ジャズの傑作であり、Creed Taylorがプロデューサーを務め、Rudy Van Gelderがエンジニアリングを担当。偉才Eumir Deodatoによるバンドの指揮とアレンジに加え、Joe Farrell、Hubert Laws、Ron Carterといった米国ジャズ・シーンのサイドメンや、Hermeto Pascoal、Airto Moreira、Joao Palmといったブラジルのスターも多数参加しています。
Antonio Carlos Jobim / Vinicius De Moraes - Orfeu Da Conceição (LP)Sowing Records
¥2,362
ブラジルの偉大なる詩人・作詞家であるVinicius De Moraesが共にボサノヴァを生み出した同国の音楽界を代表するモダニスト、Antonio Carlos Jobimの音楽とともに3幕の舞台劇として発表。劇場初演と同じ1956年に10インチでリリースされた大傑作『Orfeu Da Conceição』がアナログ復刻。彼らの二人の曲作りの関係の序章とも言える作品であり、1956年にリオデジャネイロで初演されたこの劇はのちに名作映画『Orfeu Negro』の原作となることに。ヴォーカリストとしてRoberto Paiva、ギタリストにLuiz Bonfàを起用した、ブラジル音楽ファンにはたまらない一枚!クリア・ヴァイナル仕様。
V.A. - ジャワ島、スンダ族の歌と音楽 (CD)Ocora
¥2,797
ジャワ島西部に住むスンダ族の伝統音楽を現地収録したアルバム。竹で出来たスリンと呼ばれる笛、琴のような撥弦楽器カカピによる器楽 合奏カカピ・スリン、歌うような音色が特徴的な胡弓に似た擦弦楽器レバブ、歌が中心となるテンバン・スンダなど多彩な音楽を収録。有名なバリ島のガムランに似た音使いもありますが、楽器が全く違うため、個性的な興味深い響きを楽しむことが出来ます。
録音: 1972-73年 ジャワ島
1. Beber layar (“Spread the Sails”)
& Kembang bungur (“Flower of the Bungur-tree”)
2. Palwa (a proper name) & Lalayaran (“Sailing Tour”)
3. Rancag: Pancaniti (a proper name), Bayubud (a place name), Mangari (a place name), Liwung (“Worry”)
/ Kawih: Sumarambah (“Heart Full of Memories”)
4. Rancag: Bayubud (a place name), Liwung (“Worry”)
/ Kawih: Bungur (“The Bungur-tree”)
5. Rancag: Panyawang (“Rest in the Open”),
Pamekaran (“Blossom”) / Kawih: Samar-samar (“Blurred Pictures”)
6. Sinyur (a musical structure), Samarangan (“As he pleases”) 7. Rancag: Lor-loran (“Towards the North”), Erang barong / Kawih: Tablo (a musical structure).
録音: 1972-73年 ジャワ島
1. Beber layar (“Spread the Sails”)
& Kembang bungur (“Flower of the Bungur-tree”)
2. Palwa (a proper name) & Lalayaran (“Sailing Tour”)
3. Rancag: Pancaniti (a proper name), Bayubud (a place name), Mangari (a place name), Liwung (“Worry”)
/ Kawih: Sumarambah (“Heart Full of Memories”)
4. Rancag: Bayubud (a place name), Liwung (“Worry”)
/ Kawih: Bungur (“The Bungur-tree”)
5. Rancag: Panyawang (“Rest in the Open”),
Pamekaran (“Blossom”) / Kawih: Samar-samar (“Blurred Pictures”)
6. Sinyur (a musical structure), Samarangan (“As he pleases”) 7. Rancag: Lor-loran (“Towards the North”), Erang barong / Kawih: Tablo (a musical structure).
V.A. - FUTUR ANTÉRIEUR : Bongo Joe 5 Years (2LP)Les Disques Bongo Joe
¥4,259
アゼルバイジャンやマルティニークなどの神秘的な音楽からスイスの地下音楽、フランスの電化ライまで、各地の辺境音楽を掘り起こすだけでなく、Altin GunやDerya Yıldırım & Grup Şimşekなど現代の突出した才能も紹介してきたスイスの名門〈Bongo Joe〉。まさに今全盛期ともいうべきこのレーベルの設立5周年を祝う新曲19曲を収録したショーケース的なコンピレーション・アルバム!コロンビア・ボゴタの先駆的にしてエキセントリックなクンビア集団Meridian Brothers、ジュネーヴのインスト/サイケ注目株ことL'Eclair、誉れ高きアナトリアン・サイケを現代へと伝道するDerya Yildirim & Grup Simsekといった豪華面々による豪華楽曲が満載な一枚!
Nashenas - Life Is A Heavy Burden - Ghazals and Poetry From Afghanistan (CD)Strut / United Sounds Of Asia
¥2,322
ナンとアフガニスタンものがアナログ・リリース!名門〈Strut〉の傘下のもと、タイ・バンコク拠点の名レコード店/レーベル〈Zudrungma Records〉のMaft Saiとその盟友Chris Menist (Awkward Corners)による新プロジェクト、〈United Sounds Of Asia〉が始動!50年代から60年代にかけてアフガニスタンの国営ラジオの〈Radio Kabul〉で放送、後に隣国イランでシングル盤としてリリースされたアフガニスタンの伝説的なガザル歌手Nashenas(a.k.a. Dr. Mohammad Sadiq Fitrat)の楽曲を集めたコンピレーション・アルバムを発表。1951年、16歳の時に〈Radio Kabul〉に放送のアイデアを持ち込んだどころ、同局は同氏の語学力に感心して、常任の仕事を依頼されることに。作家、歌手、音楽家として腕を磨いていき、映画音楽の解釈や有名な詩の音楽化、ダリ語とパシュトー語で歌う自作曲などで評判を高めていきます。冷戦と90年代初頭の内戦下では激動の時代を経験、国内に留まることが危険なほどになり、英国・ロンドンへと亡命し、その後も音楽家としての活動を続けながら、世界各地でコンサートを開催してきました。本作は、全曲カブールの〈Radio Afghanistan〉で生放送用に録音されたものを収録。まさに音楽の世界遺産ともいうべき傑作音源集!!!!
Derek Bailey / Cyro Baptista - Cyro (2LP)Honest Jon's Records
¥3,546
またしても、Honest Jonsがデレク・ベイリー再評価に火を付けます!1982年にニューヨークのトニックにて執り行われたデレク・ベイリーとブラジル出身の名パーカッショニスト、シロ・バプティスタの2人によるデュオ・コンサートの様子を収録した2006年リリースのCDがなんと2LPでヴァイナル・リイシュー!バプティスタの巧妙なポリリズム、流暢なブラジル仕込みの高度で重層的なリズムによるインプロヴィゼーションに乗せて、ベイリーの鋭利なギターが炸裂する異種融合即興体験の大傑作。ちょっとばかしトイフルにも聞こえる遊び心に溢れた演奏は聴き心地抜群です。全く異なる個性を持つ2人の演奏の対比にも注目すべきではないでしょうか。CDには未収録の未発音源も追加収録。
V.A. - スリン・パークシリの仕事2:特選モーラム集1960s-80s (CD)Em Records
¥3,300
日本に細野晴臣、ジャマイカにソニア・ポッティンジャーやハーマン・チン・ロイがいるように、タイにはスリン・パークシリがいる。彼がプロデュースした現代モーラム(*)の宝物を詰めた世界初コンピレーション。
Soi48とエムのタイ音楽アーカイブ・シリーズ立ち上げ時から目標(野望)に掲げてきたスリン・パークシリのモーラム作品集で、シリーズ中、最大ボリュームでお届けするタイ・イサーン音楽のある意味、究極的なアルバムです。
パークシリはアンカナーン・クンチャイ「イサーン・ラム・プルーン」で、タイの伝統芸能と西洋ポップスを折衷し、タイ歌謡の方向を変えてしまったゲームチェンジャー的な革命児ですが、彼の生まれ育ったタイ東北地方イサーンの伝統的語り芸、モーラムの発展には人一倍の熱意と創意でとりくみました。 本作はレコードからカセットテープへと媒体が移っていく1970年代から80年代、パークシリが手がけた現代モーラム作品をコンパイルした、タイでいまだ編纂されていない音源集です。この曲群が長らく手付かずだった理由は、彼が独立プロデューサーだったことと、作品のほとんどが7インチ・シングル盤で流通していたことにあります。
1曲単位の制作だったシングル盤時代からカセットテープ時代に入り、フォーマット上の要請で音源をより多く供給する必要がうまれ、多くのプロデューサー達は格式ある難しいモーラムの型を崩し、芸能技術の敷居を下げて対応しました。これが80年代のモーラム・ブームを駆動させましたが、パークシリの流儀は、芸能の型は崩さないかわりにサウンド(オケ、バンド演奏)で革新を追求することにあり、新旧・有名無名のモーラム達を相手に音楽的バリエーションを生み出すことに成功。これはモノ・コードで演奏も楽器も固定され、ワンウェイになりがちな同ジャンルでは驚異的です。
今回、優雅でオーセンティックなものからラディカルな実験作まで、モーラムという伝統音楽をアヌラック・レ・パッタナー(タイ語で「保存と改革」の意)して継承した彼の手腕を聞く22曲をセレクト(デジタル版は18曲のみ)。ほとんどの曲が初再発・初CD化で一部は初レコード化となります。これまでコレクターしか耳にできなかったタイ・イサーン音楽の秘宝がここに開放されます。みなさま長らくお待たせしました。
*注釈
モーラム:東南アジア/ラーオ系の伝統的な語り芸。モーは達人、ラムは声調に抑揚をつけながら語る芸能。つまり「語りの達人」で、その歌手と芸能の両方をさす名称。モーラムは「歌」ではない。
Soi48とエムのタイ音楽アーカイブ・シリーズ立ち上げ時から目標(野望)に掲げてきたスリン・パークシリのモーラム作品集で、シリーズ中、最大ボリュームでお届けするタイ・イサーン音楽のある意味、究極的なアルバムです。
パークシリはアンカナーン・クンチャイ「イサーン・ラム・プルーン」で、タイの伝統芸能と西洋ポップスを折衷し、タイ歌謡の方向を変えてしまったゲームチェンジャー的な革命児ですが、彼の生まれ育ったタイ東北地方イサーンの伝統的語り芸、モーラムの発展には人一倍の熱意と創意でとりくみました。 本作はレコードからカセットテープへと媒体が移っていく1970年代から80年代、パークシリが手がけた現代モーラム作品をコンパイルした、タイでいまだ編纂されていない音源集です。この曲群が長らく手付かずだった理由は、彼が独立プロデューサーだったことと、作品のほとんどが7インチ・シングル盤で流通していたことにあります。
1曲単位の制作だったシングル盤時代からカセットテープ時代に入り、フォーマット上の要請で音源をより多く供給する必要がうまれ、多くのプロデューサー達は格式ある難しいモーラムの型を崩し、芸能技術の敷居を下げて対応しました。これが80年代のモーラム・ブームを駆動させましたが、パークシリの流儀は、芸能の型は崩さないかわりにサウンド(オケ、バンド演奏)で革新を追求することにあり、新旧・有名無名のモーラム達を相手に音楽的バリエーションを生み出すことに成功。これはモノ・コードで演奏も楽器も固定され、ワンウェイになりがちな同ジャンルでは驚異的です。
今回、優雅でオーセンティックなものからラディカルな実験作まで、モーラムという伝統音楽をアヌラック・レ・パッタナー(タイ語で「保存と改革」の意)して継承した彼の手腕を聞く22曲をセレクト(デジタル版は18曲のみ)。ほとんどの曲が初再発・初CD化で一部は初レコード化となります。これまでコレクターしか耳にできなかったタイ・イサーン音楽の秘宝がここに開放されます。みなさま長らくお待たせしました。
*注釈
モーラム:東南アジア/ラーオ系の伝統的な語り芸。モーは達人、ラムは声調に抑揚をつけながら語る芸能。つまり「語りの達人」で、その歌手と芸能の両方をさす名称。モーラムは「歌」ではない。
Morteza Mahjubi - Selected Improvisations from Golha, Pt. II (CS)Death Is Not The End
¥1,695
若干10歳でデビューを果たした、ペルシャ伝統音楽のピアニストMorteza Mahjubi(1900-1965)。イラン国営ラジオ番組「ゴルハ(ペルシャの歌と詩の花)」で1965年に死去する直前迄放送されていた秘蔵ピアノソロ音源を、各地の骨董音楽を大いに掘り起こす大名門〈Death Is Not The End〉がコンパイル!1956年から1965年にかけてイラン国営放送で放送された演目から選び抜かれたペル第2部を収めたカセット作!3世紀から7世紀には既に整えられていたというペルシャ古典音楽、まるでその歴史の重みを背負ったように美しく、思慮深く奏でられるイラニアン・トーンとイラニアン・メロディ。そして、聴き入れば聴き入るほど底深くへ浸透してくる深淵極まりないピアノの響き。冒頭のトレモロだけでもうその素晴らしさがわかりますが、中盤から後半にかけては更に壮絶です。神秘的なピアノの音色と流麗なメロディが彩る超絶美。西洋のピアノ音楽を聴かれる方にも是非聴いていただきたいです。
V.A. - Wounds of Love: Khmer Oldies, Vol. 2 (CD)Death Is Not The End
¥2,110
戦前のブルースにジャマイカのドゥー=ワップ、日本の戦前の流行歌から海賊ラジオのコマーシャル音源、南米のフォルクローレに至るまで、各地の骨董音楽を大いに掘り起こす大名門〈Death Is Not The End〉からはなんとカンボジアものが到来。60年代初頭、ポルポト以前のカンボジアの音楽シーンを捉えた注目のコンピレーションの第二弾がCD・リリース。同じく世界各地の骨董音楽の博物館こと〈Dust-to-Digital〉から出ていたカンボジア・ロックの編集盤『Don't Think I've Forgotten: Cambodia's Lost Rock and Roll』と比較すると、今作は60年代半ばからベトナム戦争の時代にかけて、米国産サイケやガレージ・ロックを中心としたサウンドが採用される前、60年代初頭の自国産のスロウなロック、ポップス、R&B等の貴重音源を収録したものとなっており、ここのコンピらしく史料的価値の高い逸品。
Muslimgauze - Narcotic (2LP)STAALPLAAT
¥4,514
日夜音楽を通してアラビック/ダブに襲撃を繰り返し続けてきた今は亡き英国の名手ことMuslimgauzeが97年にCDオンリーで発表していた作品である『Narcotic』に、88年作品『Iran』からの2曲を追加収録した編集盤作品がオランダ実験音楽界を代表する老舗な大名門〈Staalplaat〉から登場!トライバルからアンビエント、グリッチ、フィルレコといった要素をラジカルかつ爽快にミックス。ダルブカとタンバリンによる一貫したトライバルなビート、ディストーション、独自の質感を醸すノイズ、ミニマルなジャムを混ぜ合わせ、異国の狂気が滲んだエニグマティックで陶酔感あふれる不気味すぎるサウンドを放つ、規格外のトランス・ミュージック。限定500部。