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Low End Activist -  Municipal Dreams (Remixes) (12")
Low End Activist - Municipal Dreams (Remixes) (12")Sneaker Social Club
¥3,058

Patrick Conway、Park Endなどの名義でも知られるUKのプロデューサーLarry AndersonによるLow End Activist名義による2024年アルバム『Municipal Dreams』のリミックス盤。Actressによる抽象的でディープなミニマルな解釈、Demdike Stareによるインダストリアルな重厚ビート他、Andy Martin、Shelley Parker、自身によるリミックスの5トラックを収録。UKエレクトロニックの重要人物が参加した前衛ダンスミュージック最前線。

Vel -  Cuddle Protocol (LP)Vel -  Cuddle Protocol (LP)
Vel - Cuddle Protocol (LP)Purr
¥5,191

テクノ・シーンで知られるフランスのアーティスト Vel による初のアンビエント・アルバム『Cuddle Protocol』。デジタル社会における「親密さのパラドックス」をテーマに、ASMR的な微細音、低音のうねり、柔らかなシンセのレイヤーで構成された短い断片的な楽曲を重ねる。タイトル通り「抱擁のプロトコル」として、親密さや感情の揺らぎを繊細な音響で描いた作品。短い楽曲の連なりが瞑想的な流れを生み、現代的なアンビエントの新しい形を提示する意欲作。

GAZZI - Waves of Time (LP)GAZZI - Waves of Time (LP)
GAZZI - Waves of Time (LP)Glossy Mistakes
¥4,398

スペイン・アンダルシア出身の新鋭プロデューサー GAZZI による『Waves of Time』。アンビエント、ニューエイジのミニマルな要素を現代的な感覚で再構築したような作品で、ピアノを基調としたテクスチャーに、柔らかな間と静寂を重ねる。すべてが儚く感じられる音像は、過ぎ去る時間をテーマにしたような余韻を残すパーソナルで内省的な響き。儚く静謐な余白の中に、ふっと希望が立ち上るよう。

V.A. - Going back to sleep... (LP)V.A. - Going back to sleep... (LP)
V.A. - Going back to sleep... (LP)A Colourful Storm
¥4,662

〈A Colourful Storm〉より、インディ・ポップ、フォーク、ドリームポップを中心に、DIY的な親密さと温かさを持つ楽曲を集めたコンピレーション『Going Back to Sleep...』が到着。Carla dal Forno「Veselka City Lights」やRat Columns「Fruit and Nuts」をはじめ、オーストラリアやヨーロッパのインディ・シーンで注目されるアーティストによる、自宅録音や小さなスペースでの制作を感じさせる、親密さにあふれた音楽たち。風に吹かれるような儚さや、夜更けに寄り添うような静けさが漂う、愛すべきコンピレーション。

Shapednoise - Absurd Matter 2 (LP)Shapednoise - Absurd Matter 2 (LP)
Shapednoise - Absurd Matter 2 (LP)WEIGHT LOOMING
¥4,794

イタリア出身でベルリンを拠点に活動するプロデューサー Shapednoise による強烈なサウンドに、多彩なゲストを迎えたコラボレーション作『Absurd Matter 2』。荒々しいインダストリアル・ノイズにラップやビートを重ねることで、破壊的かつ革新的な音像を構築。NYのアンダーグラウンド・ヒップホップ・デュオArmand Hammer、ラッパーFatboi Sharif、ICECOLDBISHOP、電子音楽家Loraine James & Moor Mother、ケニアのクラブ・プロデューサーSlikback、モジュラー・シンセ奏者Kaitlyn Aurelia Smithという音楽性の異なる様々なコラボレーターによる多彩な音楽要素も魅力的な一枚。

Simon Popp - Trio (LP)Simon Popp - Trio (LP)
Simon Popp - Trio (LP)Squama Recordings
¥4,979

ドイツ・ミュンヘンのパーカッショニスト Simon Popp による打楽器アンサンブル作品『Trio』。3人のドラマーによるインプロヴィゼーションを軸にした作品で、伝統的なドラムセットに加え、ゴングやシンギングボウル、寺院の鐘など多彩な打楽器を用い、リズムの根源的な力を探求。金継ぎをモチーフに、不完全さや継ぎ目を隠さず称える美学をコンセプトに、ピエゾ増幅やエコー、ディレイ、サチュレーションなど各種エフェクトを活用し、音響的な深みも加え、聴きごたえのある作品になっている。

Đ.K. - Realm Of Symbols (12")Đ.K. - Realm Of Symbols (12")
Đ.K. - Realm Of Symbols (12")TRULE
¥3,158

フランス・パリを拠点に活動する、ジャンルの境界を超えた音響探求者であり、クラブと瞑想空間の両方に響く音楽を生み出す稀有な存在Đ.K.ことDang-Khoa Chauによる深遠なダブ・テクノとトライバル・ステッパーズが交錯する実験的クラブ・トラック集『Realm Of Symbols』。これまで〈Antinote〉や〈Good Morning Tapes〉などでアンビエント/ダウンテンポを展開してきたĐ.K.が、本作ではよりフロア志向のパーカッシブなグルーヴへと舵を切り、幽玄な電子音響と東南アジア的な打楽器のニュアンスを融合。Al Woottonの〈Trule〉レーベルらしい、ミニマルでありながら肉体的な強度を持つサウンドは、MuslimgauzeやShackleton、Raimeらの系譜に連なるもので、クラブでもヘッドフォンでも深い没入を誘う。ダークでスモーキーな音像、ポリリズムと空間性が交錯する現代ダブ・テクノの最前線を提示する、Đ.K.の新たなフェーズを象徴する一枚。

Susumu Yokota - Magic Thread (Skintone Edition) (CD)Susumu Yokota - Magic Thread (Skintone Edition) (CD)
Susumu Yokota - Magic Thread (Skintone Edition) (CD)Lo Recordings
¥2,689

日本の伝説的な電子音楽家、Susumu Yokotaが自身のレーベル「Skintone」を立ち上げて最初にリリースした、1998年発表の繊細かつ深遠なアルバム『Magic Thread』。ミニマル・テクノの構造を利用しながらも、ビートを推進力としてではなく、雰囲気のための足場として使用しているのが特徴的で、ゴーストリーなドラムループが漂う「Circular」は、深夜の都会の静寂に響く幽玄なハウス・ミュージックを思わせ、また「Reflux」の工場ベルトのようなビートは、音響的なテクスチャと混ざり合い、都市の広大さや静けさを感じさせる。音響設計は一見シンプルでありながら、フィールド・レコーディングやタムタムやプリペアードピアノなどアコースティックな音色が抽象的なリズムパターンに繊細に織り込まれており、本作は、彼がそれまで追求していたディープ・ハウスやテクノの躍動感と、後に確立する内省的なアンビエントの世界観とを繋ぐ「Magic Thread(魔法の糸)」というべき作品となっている。

Susumu Yokota - Magic Thread (Skintone Edition) (Gold Vinyl 2LP)Susumu Yokota - Magic Thread (Skintone Edition) (Gold Vinyl 2LP)
Susumu Yokota - Magic Thread (Skintone Edition) (Gold Vinyl 2LP)Lo Recordings
¥6,989

日本の伝説的な電子音楽家、Susumu Yokotaが自身のレーベル「Skintone」を立ち上げて最初にリリースした、1998年発表の繊細かつ深遠なアルバム『Magic Thread』。ミニマル・テクノの構造を利用しながらも、ビートを推進力としてではなく、雰囲気のための足場として使用しているのが特徴的で、ゴーストリーなドラムループが漂う「Circular」は、深夜の都会の静寂に響く幽玄なハウス・ミュージックを思わせ、また「Reflux」の工場ベルトのようなビートは、音響的なテクスチャと混ざり合い、都市の広大さや静けさを感じさせる。音響設計は一見シンプルでありながら、フィールド・レコーディングやタムタムやプリペアードピアノなどアコースティックな音色が抽象的なリズムパターンに繊細に織り込まれており、本作は、彼がそれまで追求していたディープ・ハウスやテクノの躍動感と、後に確立する内省的なアンビエントの世界観とを繋ぐ「Magic Thread(魔法の糸)」というべき作品となっている。

越智義朗 - Natural Sonic (LP)越智義朗 - Natural Sonic (LP)
越智義朗 - Natural Sonic (LP)We Release Whatever The Fuck We Want
¥5,721

流木を叩く、水面を叩く、地球のすべてが彼の楽器になる
1990年、日本環境音楽をリードするレーベル『NEWSIC』より
希代のパーカッショニストが発表した作品が初LPレコード化

越智さんのNatural Sonicを聴くと神宮前に当時あったSt.GIGA(衛星音楽放送局)のスタジオへ通った頃を思い出す。
そこではこのアルバムが連日密かに流されていたのだった。
そして30年余の月日を経て、東京で生まれた「地球の調べ」はようやく世界に放たれる。
― 尾島由郎(作曲家/音楽プロデューサー)

1984~90年まで手掛けた、三宅一生コレクションの作曲とパフォーマンスで脚光を浴び、TV、ラジオの楽曲制作、GONTITIをはじめとするアーティストのライヴ参加、ワークショップの展開など、多岐に渡るフィールドで活躍するパーカッショニスト、越智義朗。
旅をしながら太鼓を叩き、出会った自然物を叩いて集めた色とりどりの生きた音色たち。それがコンピュータ・サウンドと優しく溶け合って、心地よい共鳴を繰り返す。
魔法のように効く、音とリズムのマッサージ。
『NEWSIC』レーベル屈指の人気タイトルが、『濱瀬元彦-樹木の音階』に続き、待望のアナログ・レコード・プレス!

・For fans of New-age, Ambient & World music

Side A
1.Dawning
2.Balasong
3.Woods From The Sea
4.Madal Sonic
5.Anywhere

Side B
6.Beatsonic
7.Madal Sonic #2
8.Ear Dreamin'
9.Urban Kogili
10.Beat The Water

Petre Inspirescu -  Traces of the wind (2LP)Petre Inspirescu -  Traces of the wind (2LP)
Petre Inspirescu - Traces of the wind (2LP)TON TON
¥5,984

ルーマニアのミニマル・テクノ、アンビエントの重要人物で、ダンスミュージックと現代音楽の境界を曖昧にする独自のスタイルで知られるPetre Inspirescuによる、ソロ名義としては5作目となるアルバム『Traces of the wind』。本作は、彼がこれまで追求してきたミニマリズムと現代クラシック音楽の融合を極めて洗練された形で提示しており、一般的なダンスミュージックとは一線を画し、音列技法など高度な作曲方式を取り入れた長編の4曲で構成されている。ダンスフロアから距離を置き、リスナーの内面とじっくり向き合うような、瞑想的かつ構造的な美しさが宿るのが印象的。調律されたオルガンや木管楽器の響き、繊細なエレクトロニクスを駆使し、優美で催眠的な音響世界を描き出している。音像が静かに広がっていくような浮遊感を与える、極上のエレクトロニカ作品。

Ayane Shino - RIVER THE TIMBRE OF GUITAR #2 REI HARAKAMI (Transparent Blue Curacao Vinyl LP)
Ayane Shino - RIVER THE TIMBRE OF GUITAR #2 REI HARAKAMI (Transparent Blue Curacao Vinyl LP)Musicmine/ Sublime RecordsS
¥4,989

絶品です!クラシック・ギタリスト、志野文音による注目のシリーズ『The Timbre of Guitar』の第2弾は、あのレイ・ハラカミの楽曲群を繊細かつ親密なギターの響きで再構築した珠玉のトリビュート作品!こちらも高い評価を得た、Susumu Yokota『Sakura』のカバー作に続く本作は、彼女が紡ぐクラシカルな旋律を通じて、バレアリックやラテン音楽の内包する晴れやかで暖かな空気感を落とし込みながら、ハラカミ楽曲の本質に静かに触れつつ、温度を失わずにその「浮遊感」や「湿度」ら「親密さ」といったものを写し出すことに成功しています。

Arp - Drifts (LP)Arp - Drifts (LP)
Arp - Drifts (LP)Modern Obscure Music
¥5,191

ニューヨーク拠点の音楽家 Arp こと Alexis Georgopoulos による現代音楽的な抽象性、研ぎ澄まされてた電子音響にアコースティックな響きが美しい作品『Drifts』。ピアノ、ハープ、チェロなどの有機的な響きと、モジュラー・シンセや電子処理を組み合わせた透明感ある音像で、即興的な揺らぎと、彫刻のように緻密な構成が共存。渡邊琢磨やPatrick Belagaも参加しており、静けさと余白の中に深い情緒を描く充実作。

工藤煉山 Lenzan Kudo - Noneness (2CD)
工藤煉山 Lenzan Kudo - Noneness (2CD)Landscape Art Production
¥4,400

坂本龍一とのコラボレーション、「Jiko (時光)」(2020年)でも知られる尺八奏者、工藤煉山による禅心を背景にした伝統本曲の再解釈と即興演奏のうち、長尺のものを収めた作品。神奈川県箱根で収録され、自然音や残響を取り込みながら、尺八の呼吸と空間を最大限に活かした音作り。アルバムタイトル「Noneness」は「無」「空」を意味し、個人的な精神修養と自然との対話の痕跡が刻まれている。クレジットには坂本龍一や鎌倉は円覚寺管長、横田南嶺への謝辞が記されており、また横田南嶺によるコメントも付記されている。エスノ、ジャズ、アンビエントの境界を越え、精神的・文化的な広がりを持つ作品。

工藤煉山 Lenzan Kudo - IS-BE (CD)
工藤煉山 Lenzan Kudo - IS-BE (CD)Landscape Art Production
¥2,200

坂本龍一とのコラボレーション、「Jiko (時光)」(2020年)でも知られる尺八奏者、工藤煉山による禅心を背景にした、短編的な楽曲群を収めた作品。長尺のものが収められた『Noneness』に対して本作収録の各曲は2〜5分程度で、短い中に強い集中力と精神性を込めている。尺八の呼吸音や倍音を活かしつつ、アンビエント的な空間処理を加え、尺八の本来持つ音世界に根ざしながら、現代的な響きも感じられる。クレジットには坂本龍一、原摩利彦、宮崎紗子、国際禅カンファレンス「Zen2.0」への謝辞が記されており、音楽と禅、環境活動、哲学的探求へと結びつく、広がりを持つ作品。

Tanzmuzik - Sinsekai (2025 Remaster Edition) (2LP)
Tanzmuzik - Sinsekai (2025 Remaster Edition) (2LP)SUBLIME
¥4,985

関西を拠点に活動し、日本のテクノ黎明期を支えた山本アキヲと佐脇興英による日本のテクノ/アンビエント/IDMユニット Tanzmuzik の1994年の名盤『Sinsekai』。YMO的なリリカルさと欧米テクノのミックスによる独自の音楽性を持ち、柔らかく幻想的なサウンドスケープがアルバム全体を包み込んでいる。1994年のリリース当時から「日本テクノの嚆矢」とされ、幻の名盤として語り継がれてきた作品が、リマスターによって音質を現代的にアップデートし、さらにシングルやコンピ収録曲を追加して待望の再発!

岡田拓郎 - Konoma (LP)岡田拓郎 - Konoma (LP)
岡田拓郎 - Konoma (LP)Temporal Drift
¥5,500

長年にわたり、岡田拓郎は静かな問いを抱き続けてきた。
「日本人の音楽家として、アフリカ系アメリカ人の音楽を単に借用することなくどう敬意を払えるのか?」
――その探求が新作アルバム『Konoma』を形作った。

東京を拠点に活動するギタリスト/プロデューサー/バンドリーダーである岡田は、幼少期からこの葛藤の中で生きてきた。ブルース、ジャズ、ファンクのレコードに惹かれ育ちながらも、そこに刻まれた歴史の重みに直面し、また日本人として日本に生まれ育った自分自身の起源、そしてそれらの音楽との接点について考えを巡らせていた。そんな彼に道を示したのが、アーティスト・シースター・ゲイツ(Theaster Gates) の展示で知った「アフロ民藝」だった。

ゲイツは、ブラック・アートの美学と日本の民藝運動を結びつけ、いずれも“抵抗”の精神に根ざした文化であることを示した。「Black is Beautiful」という言葉が人種差別への抵抗を象徴したように、民藝運動もまた、産業化によって消えゆく日常の美を守るために生まれた。この2つの精神の共鳴が、岡田にとっての『Konoma』の羅針盤となった。本作は文化と時間の境界を越えて鳴り響く余韻に耳を澄ませた作品である。

『Konoma』には、6曲のオリジナルと2曲のカヴァーが収録されている。
どの曲も、この“対話”の中で形づくられた。優雅でゆったりとした「Portrait of Yanagi」は、まるでぼんやりとした記憶の中にある、別の時代のスタンダードのように漂い、短くも濃密な「Galaxy」では、後期サン・ラのエレクトリック・オルガン実験、初期フライング・ロータスのビートテープの分裂的推進力、そしてトリップホップの影のような空気感を想起させる。カバーの選曲も、岡田の思想と対話を鮮明に映す。

ヤン・ガルバレクの「Nefertite」は、1970年代ECMを象徴する冷ややかな美をまとい、ヨーロッパの音楽家たちがジャズの中で自らのアイデンティティを探していた時代を再構築する。一方、鈴木宏昌の「Love」は1970年代日本ジャズ・シーンの電気的な熱気を呼び起こす。当時ミュージシャンたちはサイケデリック、ファンク、フォークを融合させ、独特の"ローカルな方言"を生み出した。両者を通じて『Konoma』は、借りた形式を新たな表現へと“ねじ曲げてきた”アーティストたちの系譜に連なっていく。
ISC Hi-Fi SelectsとTemporal Driftの共同リリースによる本作『Konoma』で、岡田拓郎はこれまでで最もパーソナルかつ広がりのある表現を提示した。
それは、つながり、影響、そして文化を超えて生き続ける美についての瞑想。

Lord Shepherd - Evidence For Real (LP)Lord Shepherd - Evidence For Real (LP)
Lord Shepherd - Evidence For Real (LP)Frederiksberg Records
¥5,117

ネブラスカ州オマハ出身のドラマー兼作曲家であるAmbonisye Lord Shepherdが1981年に自主制作した、ソウルとジャズが深く融合したスピリチュアルなアルバム『Evidence For Real』。長らく幻とされてきた名盤が、〈Frederiksberg Records〉により40年以上の時を経て初の公式リイシュー!母の死をきっかけに始まった精神的な旅路を音楽に昇華した、深いパーソナルな物語性を持つアルバムで、ネブラスカ州オマハの黒人コミュニティ24th & Lake地区で育った彼は、音楽を通じて癒しと高次の意識への到達を目指し、ハリウッドやハーモサビーチのスタジオで親しい仲間たちと深夜のセッションを重ねた。ベースのEssiet Essiet、キーボードのRené Van Helsdingen、サックスのReginald Alexanderら実力派ミュージシャンが参加し、ジャズ・ファンクやソウル・ジャズ、語りかけるようなヴォーカルと即興演奏が交錯する豊かな音楽世界が展開されている。個人の物語と普遍的な探求が交差する音楽的ドキュメントであり、静かな輝きを放つ、スピリチュアル・ジャズの隠れた名作。

Goldie -  Timeless (30th Anniversary Edition) (2LP)
Goldie - Timeless (30th Anniversary Edition) (2LP)London Records
¥6,512

〈Metalheadz〉の創設者Goldieによる、ドラムンベースというジャンルそのものを形作った伝説的デビュー作『Timeless (30th Anniversary Edition)』が30周年を記念してリマスター&1995年以来のダブルLP仕様で再発。Diane Charlemagneによるソウルフルなヴォーカル、重厚なベースラインと繊細なストリングスが交錯する代表曲「Inner City Life」、クラブトラックでありながら交響曲のような流れを持ち、聴き手を没入させる約20分に及ぶ壮大な組曲「Timeless」など、ブレイクビーツにアンビエント、ソウル、ダブの要素を取り入れ、当時のクラブ・ミュージックを芸術作品として昇華させたアルバムと評される名作。

K-LONE - sorry i thought you were someone else (2LP)K-LONE - sorry i thought you were someone else (2LP)
K-LONE - sorry i thought you were someone else (2LP)Incienso
¥5,456

レーベル〈Wisdom Teeth〉を主宰するUKのプロデューサー K-LONE による、父の死をきっかけに制作され、喪失と内省をテーマにしたキャリア史上最もパーソナルな作品『sorry i thought you were someone else』。柔らかいシンセと繊細なテクスチャー、フューチャー・ガラージ的なグルーヴとミニマルなクリック感、穏やかで催眠的なアンビエンスが全体を包み込む。どこか祈りのような静けさと、心の奥に温かさを残すサウンドは、これまでのクラブ寄りの作品から一歩踏み込み、よりパーソナルで内省的な方向へキャリアの転機ともなる一枚。聴くものを優しく包み込む心地よく漂う時間。

Conic Rose - Live in Berlin (LP)Conic Rose - Live in Berlin (LP)
Conic Rose - Live in Berlin (LP)Conic Rose
¥4,662

ジャイルズ・ピーターソンらのサポートを受け注目を集めた、ドイツ・ベルリンを拠点に活動するインストゥルメンタル・バンド Conic Rose がベルリンのKantine Berghainで一夜に収録したライブ・アルバム『Live in Berlin』。現代的なジャズを基盤に、ポストロック的なギターやシンセ、Lo-Fi/ビート感覚を取り入れたサウンドで、前のめりのアクティブな瞬間と、陽だまりのようにゆったりと進む時間が同居するライブ感が魅力的。代表曲「Young Man」「Honeylake」など、スタジオ録音曲をライブで育て上げた成果を示す内容で、現代ジャズの新しい形を示す作品。

Wally Badarou - Simple Things (LP)
Wally Badarou - Simple Things (LP)Be With Records
¥5,851

フランス系ベナン人のシンセサイザー奏者、作曲家 Wally Badarou によるアルバム『Simple Things』が〈Be With Records〉から登場。2001年に録音されたトラックをベースに、2025年にオーバーダブや編集を施して完成させたもので、明るく柔らかなシンセ・サウンドが全体を包み込む。これまでインストゥルメンタル中心だったBadarouが、自身の歌声を重ね、ソウルフルな人間味を加えている。ソウル、ファンク、バレアリック、ダウンテンポの要素を併せ持つ洗練されたサウンドは、Compass Point All Stars の一員としてGrace Jones、Level 42、Talking Headsなどの数々の名盤に参加してきた彼のキャリアを総括するような内容。

Katie Schecter - Empress (Translucent Red Vinyl LP)
Katie Schecter - Empress (Translucent Red Vinyl LP)Soul Step Records
¥3,768

ニューヨーク出身でナッシュビルを拠点に活動するシンガーソングライター Katie Schecter によるアルバム『Empress』。インディ・ロックの骨格にソウルフルなヴォーカルとファンク的グルーヴを融合。深く内省的でありながら、ポップな煌めきも感じさせるもので、NYの都会的な洗練とナッシュビルの南部的な温かみを併せ持つ独自の音楽性を確立している。プロデュースは Cage The Elephant のNick Bockrathが担当し、Leon Michels や Homer Steinweiss など著名なセッション・ミュージシャンが参加。現代インディ・シーンにおける注目作!

Gregory Corso -  DIE ON ME (Clear Vinyl LP)Gregory Corso -  DIE ON ME (Clear Vinyl LP)
Gregory Corso - DIE ON ME (Clear Vinyl LP)Shimmy-Disc
¥3,644

1月9日発売。Allen GinsbergやJack Kerouacと並ぶビート詩人の一人であるグレゴリー・コルソの最後の声の記録を収めた歴史的アルバム『Die On Me』。2002年にCDで発表されていたものをリマスターし、〈Shimmy-Disc〉からクリア・ヴァイナル仕様で登場。1959年から2001年にかけての録音が収められており、コルソが自作詩を朗読し、人生や芸術について語る親密な記録で、詩の朗読とともに、友人たちとの会話を通じて彼の人間的な側面が浮かび上がる。Allen Ginsberg、Marianne Faithfull、Studs Terkelらビート世代の重要人物たちもゲスト参加。ビート世代の文化的遺産として、文学・音楽両面で大きな意味を持つ作品。

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