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MF DOOM - Operation: Doomsday (CS)MF DOOM - Operation: Doomsday (CS)
MF DOOM - Operation: Doomsday (CS)Rhymesayers Entertainment
¥2,884

カセット版!謎めいたメタルマスクの下に、アンダーグラウンドの伝説となる器量を隠し持つヒーロー。MF DOOMの正式なデビュー作にして、後にアンダーグラウンドラップの最も偉大な声となる謎の人物を再登場させた『Operation: Doomsday』がアナログ再発!DOOMの悲劇的な過去、個人的な興味、大胆な創造性を合一した歴史的傑作。巧みなライムや驚くべきスキームは、風景の中で際立ち、アニメのテーマソング、80年代のソウル、ラップのクラシックなど、彼が触れてきたあらゆるサウンドは、真新しくシュールなものに再解釈されています。どんな困難にも負けず、自分に賭す力を証明するカルト傑作。

C418 - Minecraft: Alpha + Beta (2CS)C418 - Minecraft: Alpha + Beta (2CS)
C418 - Minecraft: Alpha + Beta (2CS)Ghostly International
¥3,551

ドイツのミュージシャン/作曲家のDaniel Rosenfeldが変名C418で残した、世界的人気ゲーム『Minecraft』の初期サウンドトラック『Volume Alpha』と『Volume Beta』を、2本組カセットとしてまとめたアーカイブ作品。エリック・サティやブライアン・イーノとも比較される繊細なピアノとまばらなアンビエントモチーフによる穏やかで幻想的なサウンドスケープが恍惚もののAlpha、よりダークで内省的な側面もクローズアップされた魅惑のアンビエント/エレクトロニック・ミュージックが収められたBeta。グリーンとレッドのカラーシェルを採用した装丁も相まって、2作を並べて聴くことで、Minecraftの光と影が立体的に浮かび上がるコレクター仕様。

Fatboi Sharif & Child Actor - Crayola Circles (CS)Fatboi Sharif & Child Actor - Crayola Circles (CS)
Fatboi Sharif & Child Actor - Crayola Circles (CS)Backwoodz Studioz/Rhymesayers Entertainment
¥2,519

異形の語り口で知られるFatboi Sharifと、掴みどころのない、漂うようなサウンドメイキングのChild Actorが初タッグを組んだ、ラップという形式を越えて心理の迷宮を描くようなアルバムが〈Backwoodz Studioz/Rhymesayers Entertainment〉から登場。Sharifのラップはリズムよりも声の質感や比喩の連鎖に重心があり、寓話・悪夢・断片的な記憶が混ざり合う独特の語り。Child Actorのプロダクションは硬質なビートではなく、アンビエント、インダストリアル、シネマティックな要素が溶け合う水面のように揺れ続ける音像で、Sharifの声を包み込みながら、曲ごとに異なる心理空間を描き出す。2026年アンダーグラウンド・ヒップホップの最前線。

Wu-Tang Clan - Enter The Wu-Tang (CS)
Wu-Tang Clan - Enter The Wu-Tang (CS)Sony Music Labels
¥2,200

1990年代初頭ニューヨークはスタテン・アイランドから飛び出した驚異のMC集団=ウータン・クラン。1993年発売の衝撃のデビュー・アルバム『燃えよウータン』(原題_Enter The Wu-Tang Clan (36 Chambers)のサンプリングを多用したプロダクション、カンフーの精神性やアイディア、忠誠心、そして真正性に根ざしたウータンの哲学はリリース後瞬く間に話題となり、1990年代ヒップホップの黄金時代を切り拓いた。1997年に『Wu-tang forever』を発売し全世界で600万枚以上のセールスをあげるラップ・アルバムとしては驚異的な記録を打ち立て、ウータン・クランとして不動の地位を築き、その後もソロ活動やコラボレーション作品を通じて、彼らは世代を超えてヒップホップはもちろん、ファッションやカルチャーへも多大な影響を与え続けている。
そんな彼らの最後の来日公演を記念して、衝撃のデビュー・アルバム『燃えよウータン』がカセットで復刻_「Wu-Tang Forever」の精神のもと、彼らのレガシーがカセットで
蘇る。

Salamanda - Music To Watch Seeds Grow By 008: Salamanda (Basil)  (CS)Salamanda - Music To Watch Seeds Grow By 008: Salamanda (Basil)  (CS)
Salamanda - Music To Watch Seeds Grow By 008: Salamanda (Basil) (CS)Music to Watch Seeds Grow By
¥2,964

韓国・ソウルを拠点に活動するデュオSalamandaが、植物にまつわる大人気シリーズMusic To Watch Seeds Grow Byに登場。第8弾となる本作は窓辺のバジルの一日を描いた、ミニマルで親密なアンビエント。水滴の落ちる音、時計の針のような反復、植物のゆっくりとした脈動を思わせるビート。Salamanda特有の柔らかい電子音と、生活の延長にあるような小さな音の粒子が重なり、光合成や吸水のスピードに同期したような、独自のタイムレスな感覚が光る。Salamandaの二人が実際に自宅で育てているバジルから着想を得たという背景もあってか、バジルの周囲で起こる小さな出来事を音で描写しつつ、「バジルは自分が食べられる運命を知っているのか?」という哲学的な問いも作品の奥に潜み、穏やかで可愛らしいだけでなく、どこかファンタジーと深い思索が同居する奥深い魅力も併せ持っている。単なるBGMとしてのアンビエントではない、つい忘れてしまう、植物という隣人との静かな対話ともいうべき一本。今回も種、付いてます。

Marylou - AMX008 (CS)Marylou - AMX008 (CS)
Marylou - AMX008 (CS)Accidental Meetings
¥3,351

ベルリン拠点のフランス人DJ Marylouが、ブリストルの〈Accidental Meetings〉のミックスシリーズAMXに登場。本作は、ポリリズム、ポリスタイルのシリーズ屈指の越境型ミックスで、未来的クラブサウンドからヴィンテージ・ブレイクコア、フォーク、ダブ、スポークンワード、民族音楽的フィールド録音まで、本来交わらないはずの音が、Marylouの感性でひとつの流れとして再構築される。緊張と緩和、混沌と秩序が絶妙に配置され、音の迷宮を進むような感覚が続く。レーベルの自由で根源的なミックス企画という理念を鮮烈に体現した一本。

Carlos Giffoni & Thurston Moore - IGUANA (CS)Carlos Giffoni & Thurston Moore - IGUANA (CS)
Carlos Giffoni & Thurston Moore - IGUANA (CS)iDEAL Recordings
¥3,184

No Fun Fest創設者として知られる電子音楽家Carlos Giffoniと、Sonic YouthのギタリストThurston Mooreが再びタッグを組んだ、ギターとオシレーターが生き物のようにうねる即興ノイズ・ドキュメント『IGUANA』が〈iDEAL Recordings〉から100本限定で登場。Mooreはギターをドラムスティックやドライバーで叩き、擦って演奏し、Giffoniはオシレーターとエレクトロニクスで暴れる波形をぶつけていく、肉体性と電子的暴力が交差する強烈なセッションが展開される。20年以上にわたり共振してきた二人の関係性が、もっとも生々しい形で刻まれた一作。

Abby Sundborn - Holding Pattern (CS)Abby Sundborn - Holding Pattern (CS)
Abby Sundborn - Holding Pattern (CS)A Colourful Storm
¥2,829

メルボルンの作曲家であり即興演奏家のAbby Sundbornによる、チェロと声だけで構成された2025年にベルギーでのパフォーマンスを収録したライブ・カセット。クラシック教育を受けながら、DIYアンダーグラウンドで磨かれた直感的なアプローチが特徴の彼女。本作では、チェロの弓のノイズ、息づかい、空間の揺れといった微細な要素がそのまま音楽として立ち上がる。特にハイライトとなる「Shed」では、声とチェロが反復しながら少しずつ変化し、祈りのような、儀式のような没入に至る。感情は抑制されているのに、どこか切実で人間的。The NecksのTony BuckやHTRKのJonnineらとの共演歴を持つ彼女の、最もパーソナルな側面が刻まれた作品は、音が生まれる瞬間そのものを聴かせるような、現代実験音楽の小さな傑作。

Khruangbin & Leon Bridges - Texas Moon (CS)Khruangbin & Leon Bridges - Texas Moon (CS)
Khruangbin & Leon Bridges - Texas Moon (CS)Dead Oceans
¥1,896

テキサス出身の3人組バンドKhruangbinと、同じくテキサスのソウルシンガーLeon Bridgesが再びタッグを組んだコラボ作『Texas Moon』。前作『Texas Sun』が昼のロードトリップを描いた作品だったのに対し、本作はその対になる夜の物語をテーマにしたスロウで親密な作品。静かな祈りのようなムードにゆるやかなグルーヴ、甘くとろけるようなデュエットやゴスペル的深みまで、全5曲が夜の温度と静けさをまとっている。Khruangbin特有の多国籍サイケ・ファンクと、Leon Bridgesのスモーキーな歌声が溶け合い、月明かりの下で聴くためのソウルとも言える仕上がり。ゆっくりとした時間に寄り添う一本。

Ural Thomas - Natural (TAPE)
Ural Thomas - Natural (TAPE)the stusser music
¥1,795

60年代ソウルの黄金期を知る最後のシンガーであり、80代で再び脚光を浴びた伝説、Ural Thomasの正体不明のカセットテープのデッドストックが入荷できました!

Green-House - Hinterlands (CS)Green-House - Hinterlands (CS)
Green-House - Hinterlands (CS)Ghostly International
¥1,965

ロサンゼルス拠点のアーティスト Olive Ardizoni によるプロジェクト Green-House の、自然と人間のあいだに広がる境界の風景を音で描き出すようなアンビエント作品『Hinterlands』。柔らかなシンセのレイヤー、風や水の気配を思わせるフィールドレコーディング、そしてミニマルで有機的なフレーズが溶け合い、耳を澄ませば、静かな自然界の呼吸がゆっくりと広がっていく。「Hinterlands(辺境)」というタイトルの通り、電子音と自然音がほどよく混ざり合う様は、どこか現実と非現実のあいだにいるよう。植物音楽や環境音楽の系譜に連なりながらも、Green-House ならではの温かさと優しいユーモアが息づく一本。

Funkadelic - Free Your Mind and Your Ass Will Follow.. (CS)Funkadelic - Free Your Mind and Your Ass Will Follow.. (CS)
Funkadelic - Free Your Mind and Your Ass Will Follow.. (CS)Org Music
¥1,892

Funkadelicの2ndアルバムで、デビュー作からわずか数か月後に発表された、ロック、ファンク、サイケデリアを融合し始めた初期の重要作。10分超の表題曲を筆頭に、フィードバック・ギター、エフェクトまみれのヴォーカル、空間を歪ませるオルガンが渦巻く、サイケデリック・ファンクの極北と呼べる内。LSDを用いたマラソン・セッションで制作されたという逸話が有名で、混沌と恍惚が同居するそのサウンドは、Eddie Hazelのロック的なギターと、ファンクのグルーヴがせめぎ合う、初期P-Funkならではの衝撃的なもの。サイケデリック・ロック、ファンク、P-Funkのルーツを辿るうえで欠かせない、歴史的マスターピース。

Chihei Hatakeyama - Unconsciousness Silence (CS+DL)Chihei Hatakeyama - Unconsciousness Silence (CS+DL)
Chihei Hatakeyama - Unconsciousness Silence (CS+DL)Constellation Tatsu
¥1,697

日本のサウンドアーティスト、Chihei Hatakeyamaによる2026年作。ギターを中心にした柔らかなドローンがゆっくりと重なり、時間の輪郭が淡くなっていくような音の世界を描いている。全6曲・約43分、どのトラックも大きな起伏を持たず、微細な揺らぎと質感の変化が少しずつ広がっていく構成。深い霧の中で光がにじむようなサウンドスケープは、彼の作品に通底する静けさの美学をより純度高く示しており、特に11分を超える最終曲では、ほとんど動かないようでいて、耳を澄ますほどに細やかな変化が浮かび上がる。ギターの残響が空間に溶け、耳を澄ますことで、日常の風景が一篇の詩へと変わるような、音の余白と質感を丁寧に扱った作品。

Anita Tatlow - everything in watercolour (CS+DL)Anita Tatlow - everything in watercolour (CS+DL)
Anita Tatlow - everything in watercolour (CS+DL)Constellation Tatsu
¥1,697

香港を拠点に活動し、Salt of the SoundやNarrow Skiesでも知られるヴォーカリスト/ソングライターAnita Tatlowによる、繊細で音の中に自然と引き込まれるアンビエント作品。柔らかなヴォーカル・レイヤーと穏やかなシンセを中心に、ドリーミーなサウンドを構築している。全編を通して、声は歌というよりも空間に溶けるテクスチャとして扱われ、淡い水彩画のように音が滲み、重なり、消えていく。1〜3分台の小品が連なる構成は、夜の静けさや季節の移ろいを切り取った短編詩集のようでもあり、深い内省へと誘う。透明感と、ピアノや繊細な電子音、ヴォーカル・ループが織り成す静かなアンサンブルによる、ポスト・クラシカル的な静かな情緒が自然に溶け合った、静かな時間に寄り添う作品。

helllhound - Here In The Valley (CS+DL)helllhound - Here In The Valley (CS+DL)
helllhound - Here In The Valley (CS+DL)Constellation Tatsu
¥1,697

Nailah HunterとCadmar Fitzhughによるデュオhelllhoundのデビュー作『Here In The Valley』。妊娠から出産へと向かう時期に制作された、きわめてパーソナルで静謐なアンビエント・フォーク作品で、ロサンゼルスからシエラ・ナショナル・フォレストの山間部へ移住した生活環境の変化も重なり、自然の気配、身体の変容、内面の揺らぎがそのまま音として刻まれている。ハープやアコースティックギターの透明な響き、柔らかく重なる歌声、控えめなエレクトロニクスが、森の空気や水の流れを思わせる穏やかな音像をつくり出す。楽曲はどれもミニマルで、祈りのような静けさを湛えながら、母性・再生・自己回帰といったテーマをゆっくりと浮かび上がらせる。アンビエントの広がりとフォークの親密さが自然に溶け合い、まるで谷間に宿る小さな神話を聴いているかのような印象の一作。

V.A. - Ephemeral & Fleeting - Modular Music of Japan (CS+DL)V.A. - Ephemeral & Fleeting - Modular Music of Japan (CS+DL)
V.A. - Ephemeral & Fleeting - Modular Music of Japan (CS+DL)ato.archives
¥2,000

東京拠点のサウンド・アート系俊英レーベル〈ato.archives〉より、台湾のモジュラー・シンセ・シーンを横断的に捉えたコンピの続編として、日本編が登場。儚く、移ろうモジュラー特有の瞬間性をテーマに、Yu Ogu、Chihei Hatakeyama、HATAKEN、Straytoneなど、国内外で評価の高いアーティストが参加。ケーブルをつなぎ、ノブを回し、偶然と意図のあいだで生まれる音の変化をそのまま記録するというコンセプトのもと、アンビエント、ドローン、実験音響が多層的に展開される。柔らかいパルスが揺れるミニマルなトラックから、粒立ちの細かい電子音が漂うサウンドスケープ、あるいはノイジーなモジュレーションが渦を巻く曲まで、アーティストごとに音の哲学が異なるのが魅力的。日本のモジュラー文化の成熟と多様性をそのまま封じ込めた一本。

harikuyamaku - AMBIENTAL - Music For Oriental Hotel Okinawa Resort & Spa (CS+DL)harikuyamaku - AMBIENTAL - Music For Oriental Hotel Okinawa Resort & Spa (CS+DL)
harikuyamaku - AMBIENTAL - Music For Oriental Hotel Okinawa Resort & Spa (CS+DL)ato.archives
¥2,000

〈Kankyo Records〉にもモダン・アンビエントの結晶的作品を残す実験音響作家──Yama Yuki主宰のもと、Marginal ConsortやEast Bionic Symphoniaでの活動も知られる前衛音楽家、多田正美や前衛劇団〈パパ・タラフマラ〉で音楽を指揮した環境音楽の名手・菅谷昌弘といった作家の貴重なカセットフォーマットの新譜まで手掛けてきた、現行国内最高峰の音響系カセット・レーベル〈ato.archives〉のタイトルが一挙到着!本作は、アンビエント、ダブ、エレクトロニカ、民族音楽的要素を独自に融合したサウンドで知られる沖縄を拠点に活動する音楽家/プロデューサーharikuyamakuが沖縄のリゾートホテルのために制作した、土地の空気感と静けさをそのまま音にしたようなアンビエント作品。沖縄の自然、海風、湿度、光の移ろいといった環境そのものを音響的に抽象化し、さざ波のような揺らぎ、南国の湿度を思わせる柔らかなシンセ、遠くで響くようなパーカッションの残響など、沖縄という土地の空気を音響的に捉えつつ、リゾート空間に溶け込むよう音の余白や静けさを活かした秀作。

Remy Solar - Heavy Terrain (CS)Remy Solar - Heavy Terrain (CS)
Remy Solar - Heavy Terrain (CS)Siren Selector
¥3,078

UKダブの新鋭Remy Solarによる初の長編ソロ作品『Heavy Terrain』。彼が長年携わってきたサウンドシステム文化の延長線上にありながら、より実験的で内省的な方向へ踏み込んだ意欲作。Lee “Scratch” Perry、Augustus Pablo、The Disciples、Digital Mystikzらからの影響を土台に、ダブの深い残響と電子音の探求を融合させた前衛ダブで、世界各地のリズムや音を吸収した音のロードムービー。タイトル通り、砂漠、都市、夜の湿度、霧の高地など、曲ごとに異なる土地が音で描かれ、聴き手は重く、深く、変化し続けるサウンドを旅することになる。湿度を帯びた重低音、硬質でストイックなドラム、ドローンの持続音、きらめく電子音が有機的に絡み合う。静かな熱と緊張感があり、心地よさと不穏さが同時に押し寄せる、伝統的なダブの精神を継ぎつつ、現代的な音響実験へと踏み出した一枚。

Truus de Groot presents Plus Instruments - Unnoticed (CS)Truus de Groot presents Plus Instruments - Unnoticed (CS)
Truus de Groot presents Plus Instruments - Unnoticed (CS)Ransom Note Records
¥2,867

1978年のアイントホーフェンでの始動以来、ノーウェーブ、パンク、アナログ・エレクトロニクスを横断してきた50年近いキャリアを持つオランダ地下音楽の伝説Truus de Grootが、長年続けてきた実験的電子音楽プロジェクトPlus Instrumentsによる『Unnoticed』。金属的なシンセの脈動、ざらついたアナログ質感、削ぎ落とされたビートが生む硬質なミニマリズムで、80年代NYノーウェーブの精神をそのまま電子音へ移植したような、衝動と構築が同居するサウンドで、ドライで切り裂くような声が、機械的な反復の上を走り、工業地帯の夜景のような冷たさと湿度を帯びた世界を描き出す。DIY精神を貫きながら、今もなお前線で音を更新し続けるアーティストの現在形が刻まれている。鋭くも官能的な電子音の迷宮。

ELUCID & Sebb Bash - I Guess U Had To Be There (CS)ELUCID & Sebb Bash - I Guess U Had To Be There (CS)
ELUCID & Sebb Bash - I Guess U Had To Be There (CS)Backwoodz Studioz/Rhymesayers Entertainment
¥2,519

billy woods とのデュオArmand Hammerで知られるNYCアンダーグラウンドのラッパー ELUCID と、スイスのプロデューサー Sebb Bash がタッグを組んだコラボアルバム『I Guess U Had To Be There』が〈Backwoodz Studioz/Rhymesayers Entertainment〉よりリリース!ざらついた質感のビートは、1980年代末のブームバップの影を残しながらも、ジャズやサイケデリア、スピリチュアルなムードが混ざり合い、過去の音にも未来の音にも聴こえる時間軸がねじれたような独特の空気をまとっている。その上を ELUCID の声は呪術的な低音で響き、精神世界、歴史、個人神話を行き来する抽象的なリリックが、音の隙間に深く沈み込んでいく。ELUCID の精神世界と Sebb Bash の異形ビートが完全に融合した、二人の職人が頂点で交わった時にだけ生まれる作品。billy woods、Shabaka Hutchings、Estee Nack、Breeze Brewin などアンダーグラウンドからジャズの重要人物も参加。

Grady Steele - Nausea (CS)Grady Steele - Nausea (CS)
Grady Steele - Nausea (CS)FELT
¥3,184

Formant Soundsystemの共同創設者としてロンドン、パリの前衛クラブシーンを支えてきたGrady Steeleによる、夕暮れの窓越しの光が照らし出す、言葉にならない心の揺れをテーマにした、ビートレスのアンビエント作品『Nausea』。I〜VIIの7つの楽章で構成され、霞んだパッド、遠くで鳴るギター、微細なノイズ、そしてフィールド録音が静かに重なり合う。明確なビートは存在しないのに、音の呼吸や揺れがリズムに似た役割を果たし、身体ではなく心の速度で進むようなニュアンスがある。序盤の静謐なアンビエンスから、終盤に向かってノイズが増し、内省からざわめき、そして小さなカタルシスへと向かう構成は、短編映画のような物語性を帯びている。美学を感じる、親密で感傷的な一本

須田誠舟 SUDA Seishu -  Shiroyama / 城山 (CS)須田誠舟 SUDA Seishu -  Shiroyama / 城山 (CS)
須田誠舟 SUDA Seishu - Shiroyama / 城山 (CS)ato.archives
¥2,000

須田誠舟(1947-)は東京都出身の薩摩琵琶・平家琵琶奏者。薩摩琵琶を辻靖剛に、平家琵琶を金田一春彦に師事。1970年に琵琶楽コンクールで優勝。その後、約半世紀以上、琵琶界の一線を走ってきた。

琵琶は奈良時代ごろ日本に伝わったという長い歴史を持つ楽器で、起源はイランといわれる(リュートやウードと同源)。雅楽琵琶、平家琵琶など、いくつもの種類、流派があるが、今回の録音は薩摩琵琶という種類の琵琶。戦国時代の薩摩(現在の鹿児島県)の武将で島津家中興の祖、島津忠良が盲僧の淵脇寿長院に命じて作曲させたのがそのはじまりといわれるから、その頃から数えると500年程の歴史がある。薩摩の武士階級の音楽として発展してきた。その為、質実剛健を主とし、豪放さ、自由闊達さを特色とする。

V.A. - Leave Earth (CS)
V.A. - Leave Earth (CS)Death Is Not The End
¥3,135

1950〜60年代初頭のジャマイカ音楽の原風景を掘り起こす、〈Death Is Not The End〉によるカセット限定、デジタル非公開の秘蔵音源コンピレーション。スカやロックステディ以前の、ジャマイカ音楽が生まれつつある瞬間の空気をそのまま閉じ込めたような作品で、ジャマイカン・ドゥーワップの甘さ、メントの素朴さ、ナイヤビンギのスピリチュアルなリズム。これらが混ざり合った、柔らかくて古風な音の世界。ノスタルジックでメロウ、そしてどこかスピリチュアルな響きが魅力的な一本。

Iivana Mišukka - Iivana Mišukka & Arja Kas (CS)Iivana Mišukka - Iivana Mišukka & Arja Kas (CS)
Iivana Mišukka - Iivana Mišukka & Arja Kas (CS)Death Is Not The End
¥3,135

フィンランドはカレリア地方のカンテレ奏者Iivana Mišukka(1861–1919)が、1916〜17年にワックスシリンダーへ残した貴重なフィールド録音をもとに、現代のカンテレ奏者Arja Kastinenが再構築した歴史的アーカイブ作品。古い蝋管録音のノイズや揺れをそのまま生かしつつ、Kastinenが丹念に採譜し、当時の奏法を忠実に再現した新録を重ねることで、100年前の音と現在の音が同じ空間で響き合う。収録されるのは、ポルカ、ワルツ、マアニトゥスなどの舞曲、さらには教会の鐘の音の模倣演奏など、伝統的なルノ歌から新しい舞曲へという当時のカレリアにおける音楽文化の変容を象徴する内容。1〜3分台の小品が並び、素朴でありながら神秘的なカンテレの響きが、森の奥に残る古い歌の記憶を呼び起こすように広がっていく。時間の層が折り重なるような幽玄のサウンドで失われかけたカレリアの音楽文化を現代に蘇らせる価値ある一作。

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