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Juana Molina、Liquid Liquid、Arto Lindsayのファンにもレコメンド!ボリビアのマルチ奏者Ibelisse Guardia Ferraguttiとプエルトリコのジャズ・パーカッショニストFrank Rosalyという結婚と芸術の両方においてパートナーであるタッグがシカゴを代表する現代ジャズの一大聖地として最早説明不要の大名門こと〈International Anthem〉からコラボ・アルバム『MESTIZX』をCDリリース。ボリビア、ブラジル、プエルトリコというそれぞれの祖先のルーツの音に飛び込み、脱植民地化と儀式と抗議の反抗的な力をテーマとしたコンセプチュアルな一枚。植民地時代前後のラテンアメいかのラテンのリズム・パターンとスウィングを、アヴァンギャルドなジャズやアート・パンク、シカゴ・ポスト・ロック、ホンバ、クンビア、ミニマル、エレクトロニカ、フォークといった非常に多様な音楽や要素と衝突させ、完全にオリジナルでありながら紛れもなく普遍的なサウンドサウンドへと落とし込んでいます。
極彩色でコズミック&トライバルな破格の傑作!シカゴの現代ジャズの聖地〈International Anthem〉からは、2022年7月に39歳という若さでのその死が世界中に衝撃を与えるわずか一カ月前に仕上げに取り組んでいたという、トランペット奏者兼作曲家のJaimie Branchによる遺作となる最終アルバムが到着!ネブラスカ州オハマのアートセンター〈Bemis Center for Contemporary Arts〉での滞在中に作曲し、彼女の主力アンサンブルであるFly or Dieと共に録音。ジェイミーにとってこのアルバムが彼女らしく、瑞々しく、壮大で、生命力に満ちたものになることを望んでいたという通り、間近に迫った死という悲劇を微塵も感じさせない力強さに満ち溢れた、Sun Raの様に卓越的でありスピリチュアルな煌めきに満ちた一枚として提示されたものとなっています!素晴らしいの一言です。
アメリカの前衛的ミュージシャン、SSW、ヴィジュアル・アーティストであるDiamanda Galásが、2017 年にシカゴの〈Thalia Hall〉とシアトルの〈Neptune Theatre〉で行わった公演から厳選した録音を収録したコンサート作品『Diamanda Galas in Concert』を発表。レンベーティカ、ソウル、ランチェーラ、カントリー、フリージャズなどの様々な領域を横断。ピアノと彼女の並外れた声の表現力のすべてを注ぎ込み、時間、伝統、様式の慣習という心地よい古色をはぎ取り、歌の生きた心である生々しい人間の感情を露わにして表現した強烈なライブ・アルバム!見捨てられ、追放され、堕落した人々のための歌に、ハードボイルドなラブソングまで素晴らしい内容です!
フィンランド・ヘルシンキに君臨する我らがコズミック・ソウルの恒星間航行者ことJimi Tenorが、Cold Diamond & Minkと共に録音したセッションを収めた2024年度最新アルバム『Is There Love In Outer Space?』が〈Timmion Records〉よりアナログ・リリース。シンセ・ノイズが満載な本作には、ローファイなスペース・ファンクからシネマティックなサウンドスケープまで幅広いものに仕上げられています。
御年85歳のミニマリスト大御所であり、作曲家のみならず、映像作家/写真家と多方面で活躍するNYアヴァンギャルド・シーンの真の柱、Phill Niblock。初期の作品のいくつかを初めて取り上げたコンピレーション作品『Boston III/Tenor/Index』が〈Alga Marghen〉からCDリリース。これまで未発表だった「Index」(1969)、「Tenor」及び「Boston III」(いずれも 1972 年) の3曲を収録した、作曲家としてのNiblockの出発点を発見するに相応しい一枚。「Tenor」(1972) では、その後数十年にわたって作曲家が発展させることになる微分音、倍音、およびドローンの美学に向けたNiblockの音楽的思考の最初の進化を記録しています。