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Dubkasm - Transformed In Dub (CD)
Dubkasm - Transformed In Dub (CD)SUFFERAHS CHOICE
¥2,564

ブリストルのルーツ、ダブ・デュオDubkasmが、2009年作『Transform I』を自ら徹底的にダブワイズした公式ダブ・アルバム『Transformed In Dub』。深く沈むサブベース、余白を活かした空間処理、メロディカやナイヤビンギ的要素が点描のように浮かぶ、スピリチュアルでミニマルなダブ作品。ブリストルの重低音文化とルーツ・レゲエの精神性が融合し、オリジナルの骨格を保ちながらも、より深い瞑想へと沈み込むような音世界を構築している。リミックス集も作られた名盤を、ダブの職人自身が、夜の静寂の中でただミキシング・コンソールと向き合い、フェーダーを絞り、スプリングリバーブを飛ばして、音の余白だけで精神の深淵を覗き込んだような、孤高のミニマリズム。

Dubkasm - Transform I - Remixed (CD)
Dubkasm - Transform I - Remixed (CD)SUFFERAHS CHOICE
¥2,564

ブリストルのルーツ、ダブ・ユニットDubkasmの2009年作『Transform I』を、同地のベース・ミュージック勢が総参加で再構築したリミックス・アルバム。Pinch、Peverelist、RSD、Appleblim & Gatekeeper、Gemmy、Guidoなど、当時のブリストル・ダブステップ、ベース・シーンを象徴するアーティストが集結。Pinchの4つ打ちを取り入れた硬質でストイックなダンス仕様、RSDのラガ色の強いトリッピーな低音処理、Peverelistのミニマルで妖しい反復性、Appleblim & Gatekeeperの深い残響と空間性など、ルーツ・レゲエの精神性と先鋭的な低音処理が交差するハイブリッドなサウンドを展開。原曲のスピリチュアルなムードを残しつつ、ダンスフロア仕様の重低音、ミニマルな反復、深い空間処理など、リミキサーごとの個性が鮮烈に刻まれている当時のブリストル・ダブステップ、ベース・ミュージック・シーンの狂気的なまでの充実度と、ルーツ・ダブの精神性が高次元で融合した一枚。

Sir Richard Bishop - Hillbilly Erotica (CD)Sir Richard Bishop - Hillbilly Erotica (CD)
Sir Richard Bishop - Hillbilly Erotica (CD)Drag City
¥2,321

Sun City Girlsのギタリストとして知られるSir Richard Bishopが、前作『Hillbilly Ragas』に続いて提示する最新作『Hillbilly Erotica』。 John Faheyが名付けたアメリカン・プリミティヴの系譜に連なりながら、より野性的で土着的なアメリカ音楽の影を探る、独自の再解釈を施した作品で、アコースティック・ギター1本、オーバーダブなし、ほぼ全曲が即興という極端なシンプルさの中で、文化の断片を縫い合わせるように音を紡いでいく。ヒルビリー、ブルースの素朴な語法を下敷きにしながら、ラーが、中東旋法、独自の野性的なフレーズが入り混じる。本人が語るように、夜の森から抜け出して朝の光が差すような瞬間がある一方で、その光の裏にはすぐ闇が潜んでいる。静けさと緊張が同居する、官能的なギターの風景。

LEENALCHI - Here Comes That Crow (CD)LEENALCHI - Here Comes That Crow (CD)
LEENALCHI - Here Comes That Crow (CD)Luaka Bop
¥3,373

韓国の語り歌パンソリの語り口を、太いベースラインとミニマルなグルーヴに重ねる独自のスタイルで世界的に注目を集めるLEENALCHIの魅力を6曲に凝縮した国際版タイトル『Here Comes That Crow』。パンソリ的な語り歌がベースの反復と絡み合いながらリズムそのものを形づくる構造を中心に、声のレイヤーが跳ねるように重なり、ミニマルなのに躍動的なポップ感が際立つ。電子音と生音が混ざり合い、未来的サイケ・ポップの質感の「Bird」やタイトル曲「Here Comes That Crow」、 低域の反復がじわじわと広がり、声の層が増えていく構造が心地よい長尺トラック「Ultimate Prescription」などを収録した、語り歌とベースグルーヴという革新的スタイルを世界向けに再提示する韓国ポップの新しい形。

Jasmine Myra - Where Light Settles (CD)Jasmine Myra - Where Light Settles (CD)
Jasmine Myra - Where Light Settles (CD)Gondwana Records
¥2,935

イングランド・リーズを拠点とする女性サックス奏者/作曲家/バンド・リーダーであり、北イングランドのジャズ・シーンでも有数の若手として期待されるJasmine Myraによる最新作『Where Light Settles』。前作『Horizons』『Rising』で高く評価されたチェンバー・スピリチュアル・ジャズ路線をさらに発展させた、大編成アンサンブルによるシネマティックなジャズ作品。ストリングス、ハープ、ヴィブラフォン、フルート、ギターなど13人編成のアンサンブルを一室で同時録音することで、空気感まで含めた豊かな響きを獲得。痛みと希望、影と光といった 二面性をテーマに、静けさの中からゆっくりと光が差し込むような構成で、ストリングスの柔らかな揺らぎ、ハープのきらめき、ヴィブラフォンの透明感が重なり、映画のワンシーンのように情景が立ち上がる。Myraのアルトサックスは前面に出すぎず、アンサンブルの中で語り手のように静かに佇む。自然の光や風景を思わせる、Gondwana新世代を象徴する穏やかで美しいチェンバー・ジャズ。

Cocanha - Flame Folclòre (CD)
Cocanha - Flame Folclòre (CD)Les Disques Bongo Joe
¥2,789

フランス南部、オクシタニア地方を拠点に活動する女性デュオCocanha による、声とタンバリンを中心にしたミニマルな編成で、オクシタン語のフォークロアを、懐古ではなく、今を生きる表現として再構築したアルバム『Flame Folclòre』。複数声部のポリフォニーが渦を巻き、弦付きタンバリンの深いパルスが身体を揺らす。反復の中で徐々に熱を帯びていく構造は、伝統音楽でありながらミニマルで身体的なトランス感のあるサウンド。プロデュースにはRosalíaやLee Ranaldoを手がけるRaül Refreeが参加し、声の近さや打楽器の生々しさを際立たせた緊張感のある音像を作り上げている。古い旋律と新しいテキストを組み合わせ、フォークロアを組み直す、現行フォークの最前線。

Sun Ra - Somewhere Over The Rainbow (2CD)Sun Ra - Somewhere Over The Rainbow (2CD)
Sun Ra - Somewhere Over The Rainbow (2CD)STRUT
¥3,227

1970年代後半、Sun Ra and His Arkestraはアメリカ中西部を中心に精力的なツアーを行い、そのステージは、ジャズの歴史、宇宙的な意思、儀式性が渾然一体となった、他に類を見ないライブ体験として語り継がれている。本作『Somewhere Over The Rainbow』は、1977年インディアナ州ブルーミントンでの公演を収めたライブ盤で、その当時の達成と多層的な音楽性をそのまま封じ込めている。「Take The “A” Train」「Gone With The Wind」などのスタンダード曲が収録されているが、それらは原曲の枠を軽々と飛び越え、スウィング、フリージャズ、アフロフューチャリズム、コズミック・ブルースがひとつの流れの中で連続する変容の音楽へと姿を変える。とりわけタイトル曲「Over The Rainbow」は、穏やかなメロディを保ちながらも、電子オルガンやミニムーグの宇宙的響きも相まって、別の次元に接続されたスタンダードとでも言うべき独特の世界。Marshall Allen、Danny Ray Thompson、Michael Rayら主要メンバーが参加した編成は、多層的な渦を形成し、ステージ全体が儀式のような熱気に包まれていく。スタンダード曲の再解釈とコズミック・ジャズが同じステージで呼吸する、歴史と未来が同時に鳴っている瞬間を鮮明に感じられる一枚。

Merzbow - Paulownia (CD)Merzbow - Paulownia (CD)
Merzbow - Paulownia (CD)Sun and Moon Records
¥2,175

徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbowによる『Paulownia』がルーマニアの〈Sun & Moon Records〉からリリース。強烈な電子音の操作と、彼が長年抱き続けている自然現象への心酔が融合した、2曲の長大なコンポポジション。Merzbowらしい高密度ノイズの壁が立ち上がりながらも、内部には微細な粒子の動きが絶えず渦巻き、物質的でありながら瞑想的。自然物のイメージがデジタルノイズの中に溶け込んでいるかのような、素材感と電子処理の融合が特に鮮烈な一枚。

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