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石橋英子 Eiko Ishibashi - For McCoy (LP)
石橋英子 Eiko Ishibashi - For McCoy (LP)Black Truffle
¥4,346

〈Unseen Worlds〉やKara-Lis Coverdale、Visible Cloaks、Joseph Shabasonから第四世界/ニューエイジ/アンビエント系リスナーにもレコメンドしたい一枚です!星野源、突然段ボール、Ogre You Asshole、坂本慎太郎、Jim O'Rourkeなどなど、もはやアンダーグラウンド/コンテンポラリーな音楽の枠を超え、名だたるアーティストをサポートしてきた日本が誇る名SSWこと石橋英子。アメリカの刑事/法廷ドラマ『ロー&オーダー』のキャラクターであるJack McCoy(演じたのは俳優Sam Waterston)へと捧げる最新アルバムが、オーレン・アンバーチ主将率いる豪州の実験/前衛音楽の聖地こと〈Black Truffle〉から登場!!!!!! ミュージック・コンクレートのテクニックから〈ECM〉を感じさせるコンテンポラリーかつ静謐なジャズの美学、滋養豊かなシンセサイザーのレイヤー、そして、ポップスから得たヒントまでもが彼女の自宅スタジオで混ぜ合わされた没入度MAXの天上なモダン・クラシカル・アンビエント/インプロヴィゼーション作!ジム・オルーク氏がミックスを担当。

Eiko Ishibashi / Jim O'Rourke - Lifetime of a Flower (LP)Eiko Ishibashi / Jim O'Rourke - Lifetime of a Flower (LP)
Eiko Ishibashi / Jim O'Rourke - Lifetime of a Flower (LP)Week-End Records
¥5,796
ドイツ・ケルンのフェスティバル〈Week-End Fest〉が始動させた要注目のレーベル〈Week-End Records〉からは、Julius Eastman『Stay On It』に続く形で待望の最新物件が登場。星野源に、突然段ボール、Ogre You Asshole、坂本慎太郎などなど、アンダーグラウンド/コンテンポラリーな音楽の枠を超え、名だたるアーティストをサポートしてきた日本が誇る名SSWこと石橋英子と我らがジム・オルークによるコラボ・アルバム『Lifetime of a Flower』。エキシヴィジョン『Flowers in 20th and 21st Century Art』のためにパラメータを設定しながらも、そのプロセス自体を制御不能に成長させるという画期的インスタレーション『Lifetime of a Flower』を収録した一枚!メロディーやリズム、日常生活のノイズ、そして連想や記憶、期待といった、謎めいた洗練されたサウンドが重なり合う、サイケデリックなエレクトロアコースティック作品。限定500部。
Marshall Allen - New Dawn (LP)Marshall Allen - New Dawn (LP)
Marshall Allen - New Dawn (LP)WEEK-END RECORDS
¥5,796

1958年以来のサン・ラー・アーケストラのメンバーであり、1995年からはバンドのリーダーを務めるマーシャル・アレンは今年で御歳100歳を迎え、ナンと初のソロ・デビュー・アルバム『New Dawn』をリリース!!伝説のジャズ・ミュージシャン、ドン・チェリーの継娘である比類なきネネ・チェリー、80年代からサン・ラーの研究所でアレンとも共同生活を送っていたアーケストラのサックス奏者ノエル・スコットをはじめアーケストラを支えてきたベテランたち、フィラデルフィアの綺羅星のようなジャズ・スターたちに支えられて制作された本作は、ジャズの伝統を横断し、スピリチュアリティを深く掘り下げるというサン・ラーの哲学と彼の土星の教えから大きな影響を受けながらも、アレンが彼自身の声として、スウィングし、未来に向かって反射し、止まる気配を見せないことを告げている。彼の伝説的なキャリアに終止符を打つのではなく、新たな始まりを告げるかのよう。全体を通してリラックスしながら仲間との演奏を楽しんでいるような、豊かで温かなハートウォーミングな雰囲気が心地いいですね。

The Orb - COW / Chill Out World! (LP+DL)The Orb - COW / Chill Out World! (LP+DL)
The Orb - COW / Chill Out World! (LP+DL)Kompakt
¥4,488

ピンク・フロイド、KLFへの至高のアンサー…
ジ・オーブのキャリア史上最もアンビエントな傑作!
キャリア通算16作目となる2016年の名作が、2025年リプレス。

Yui Onodera - Kiso Three Rivers (LP+DL)
Yui Onodera - Kiso Three Rivers (LP+DL)Field Records
¥4,346

Yui Onoderaによる〈Field Records〉からの『Waterworks』三部作、日本とオランダの水工学の関係をテーマにしたシリーズの最終章が登場。今回は、岐阜の木曽・長良・揖斐の三川がテーマで、かつて名古屋を悩ませた洪水を防ぐため、19世紀末にオランダの技師ヨハネス・デ・リイケが河川の分離工事を行った歴史に着想を得て制作された。ASMR的なフィールド録音、浮遊感のあるシンセ、伝統楽器の響きが織りまざる、湿度を帯びたサウンドスケープを構築。緻密な空間設計により、「水」と「土地」の歴史を、音の余白と静寂の中で感じさせる。A面は精密な音の風景、B面は持続と沈潜を伴う瞑想的構成が特長的で、環境音と電子音楽が交差する、美しい“水の音楽”ドキュメント。

Celer - Perfectly Beneath Us (LP)Celer - Perfectly Beneath Us (LP)
Celer - Perfectly Beneath Us (LP)Field Records
¥4,346

東京拠点のアメリカ人アーティストWill LongによるアンビエントプロジェクトCelerの膨大なカタログの中から『Perfectly Beneath Us』が〈Field Records〉より再発。元々2012年にCD-Rでリリースされていた本作は、Stephan Mathieuがリマスターを担当し、今回初めてのアナログ盤として登場!Celerは2005年にカリフォルニアでWill LongとDanielle Baquetの共同プロジェクトとしてスタート。Baquetが2009年に亡くなるまで、二人で数多くの作品を自主リリースしていたが、その後もLongはCelerを続け、純粋なアンビエント音楽の探求を深めていった。『Perfectly Beneath Us』は、その中期の作品として、ゆったりとした動きと繊細な表現が特徴的な4つのピースを収めており、Celerの世界に触れるための理想的な入口となる。じっくりと聴くことで深く響く一方、ただ流し聴きするだけでも心地よく響く一枚。

ENSEMBLE NIST-NAH - Spilla (LP+DL)
ENSEMBLE NIST-NAH - Spilla (LP+DL)Black Truffle
¥4,876

オーストラリア出身の名パーカッショニストWill Guthrieによって2019年に結成。フランスのナントを拠点に活動する極めて実験的な打楽器グループであり、ヨーロッパ各地のツアーを通じて高い評価を得ているEnsemble Nist-Nahによるセカンドアルバム『Spilla』が〈Black Truffle〉から登場!欧州版ガムラン・アンサンブルを意図したものではなく、ジャワのガムランの楽器と様々な他の打楽器を組み合わせて、東南アジア各地の音楽からフリージャズ、現代のヒップホップまで、あらゆるものから影響を受けた独自の音楽を演奏するハイブリッドなパーカッション・アンサンブル。本作では、ガムラン、ドラムキット、木/金属製の打楽器、撥弦楽器に捧げられたエキサイティングな48分間の音楽を収録し、彼らが志向してきた独自の音楽性がさらに深化したものとなっています。

Sombat Simla - Master Of Bamboo Mouth Organ - Isan, Thailand (LP)
Sombat Simla - Master Of Bamboo Mouth Organ - Isan, Thailand (LP)Black Truffle
¥4,686
灰野敬二やジムオルークとの共演でも名高いOren Ambarchi主宰の豪州実験音楽の一大聖地こと〈Black Truffle〉から最新物件。日本のサウンド・アーティスト、フィールド・レコーディング作家、研究者である森永泰弘がタイのケーン奏者巨匠Sombat Simlaを記録した作品が初のアナログ・リリース。ラオスで特に有名であり、東アジアと東南アジア全域で見られる古代の竹製口琴「ケーン」の現存する最も偉大な奏者の一人としてタイで知られているSombat Simlaの卓越した名人芸を余すところなく捉えた凄まじい内容の一枚!Steve ReichやCharlemagne Palestineなどのミニマル/前衛的作品が好きな方にもリーチする独特な世界観が広がっています。
Amelia Cuni - Mumbai 04.02.1996 (2LP)
Amelia Cuni - Mumbai 04.02.1996 (2LP)Black Truffle
¥5,974

これはお見逃しなく!まさに、音楽が国や文化の境界を越えることができるということを示す感動的な証言ともいうべき一枚。Oren Ambarchi主催のもと数々の前衛的な作品群を送り出してきた豪州の大聖地である〈Black Truffle〉から要注目物件!ミラノ出身であり長年ベルリンに在住、10年以上インドへと滞在し、北インドの古典的な声楽スタイルであるドゥルパドの巨匠たちに師事してきた名手であり、現代のドゥルパドの偉大なる解釈者ことAmelia Cuniによる、合計一時間半以上に渡る3つの魅力的な長編ラーガを収めたアルバム「Mumbai 04.02.1996」が登場。ムンバイのヴィシュヴェーシュヴァライヤ・ホールでのコンサートを記録した作品であり、オーストラリアのファッション写真家のRobyn Beecheが撮影したクーニの素晴らしい豪華フォトをフィーチャーした筆舌に尽くし難い美しさを秘めた歴史的ドキュメント!

Pianeti Sintetici - Space Opera (LP)
Pianeti Sintetici - Space Opera (LP)Astral Industries
¥3,979

まさにDeathprod meets Tod Dockstader!大人気ディープ・テクノ・ユニット、Primal Codeの1/2としても知られるイタリア人エレクトロニック・ミュージック・プロデューサー、Davide Perroneによるプロジェクト”Pianeti Sintetici”(「合成惑星」) が、現代のダブ・テクノ/アンビエントの頂点に佇む聖地〈Astral Industries〉から『Space Opera』と題したアルバムをアナログ・リリース。音を通して語られる未来の合成世界の創造をテーマとした2部構成の作品となった本作は、果てのない宇宙探査の旅の様子を物語る、銀河間の雰囲気を織り込んだ壮大な音のタペストリー的な内容のスペース/ダーク・アンビエント盤に仕上げられています。

Wolfgang Voigt - Rückverzauberung im Tunnel (LP)
Wolfgang Voigt - Rückverzauberung im Tunnel (LP)Astral Industries
¥4,967

〈Kompakt〉創設者であり、GasやMike Inkでの活動でも知られるドイツのケルンを拠点とする伝説的な電子音楽家Wolfgang Voigtが2010年から続けてきた、ドイツ語で「再魔術化」を意味する、一連の抽象的で実験的なアンビエント/ドローン・シリーズ、Rückverzauberungの最新作。〈Astral Industries〉からリリースされた本作は、厚いドローンの層と低域のうねりが交錯し、崩れかけたトンネルを進むような圧迫感と没入感を生み出している。調性は常に揺らぎ、不協和音や歪みが美しさと緊張感を際立たせ、層状に配置された脈打つ低周波がリスナーの身体感覚を直接揺さぶる。心地よさを超えて知覚そのものを試すような強度を備えた、Voigt流のアンビエント/ドローン美学の到達点ともいえる作品。

Marco Shuttle - Sonidos y Modulaciones de la Selva (LP)
Marco Shuttle - Sonidos y Modulaciones de la Selva (LP)Astral Industries
¥4,642

イタリアのサウンドアーティストMarco Shuttleが、〈Astral Industries〉から新作『Sonidos y Modulaciones de la Selva』をリリース。アマゾン熱帯雨林の壮大な美しさと、その破壊が進む現実を音で表現した本作は、コロンビアのTupana Arü Ü自然保護区で録音されたフィールドレコーディングをもとに制作。ほとんど印象派的な筆致ともいえる最小限の音で豊かな音響空間を生み出し、自然と電子音が融合する独特なサウンドスケープを構築している。音が生き物のように変化し、混沌の中に隠された意識や生命のつながりが浮かび上がる。単なる音の記録を超えた“音の民族誌”とも言える本作を通じて、Marco Shuttleはアマゾンの圧倒的な美しさとその危機に対するメッセージを届けている。奇しくも同じイタリアの作家であるWalter Maioli, Fred Gales, Pit Piccinelliらによる『Amazonia 6891』を思い出さずにはおれない、Marco Shuttleが描くアマゾンの音の世界という趣きの一枚。なお、アマゾンの森林破壊や先住民の権利問題にも触れ、本作の収益の一部は環境保護団体Amazon Watchに寄付される。

Ear to Ear - Live Recordings (2LP)
Ear to Ear - Live Recordings (2LP)Astral Industries
¥5,321
ニューエイジ・リバイバル以降のダブ/アンビエント聖地〈Astral Industries〉から最新物件が到着!レーベルの常連であるSamuel van Dijk (Multicast Dynamics)とウクライナのアーティスト、Yevgen Chebotarenkoによるデュオ、Ear to Earによる、豊かな音のディテールと喚起的なジェスチャーに満ちたデビュー・アルバム『AI​-​36: Live Recordings』がアナログで登場!一連のライブ・レコーディング・セッションから生まれた4部構成のアルバムであり、サウンドスケープ・ミュージックの著しくダークな領域を探求した凄まじい内容の一枚!オーガニックな音のテクスチャーと実験的な緊迫感を巧みに融合させたフィルレコ/ダークアンビエント破格の傑作。
Toki Fuko - Spirit Medicine (LP)
Toki Fuko - Spirit Medicine (LP)Astral Industries
¥3,979

ディープで催眠的なテクノ・サウンドを描いてきたロシア拠点のサウンド・デザイナー/ミュージシャンのToki Fukoが、自身のサウンドのさらなる発展を披露した最新作にして長編作品『Spirit Medicine』が、ダブテクノ/アンビエントの一大聖地〈ASTRAL INDUSTRIES〉から待望のアナログ・リリース。活気に満ちた有機的なサウンドスケープと、リミナルな音の考古学を巡る2部構成の作品であり、意識の領域への幻想的でありながら人間中心の冒険といえる意欲作!

Sa Pa - Atmospheric Fragments (LP)
Sa Pa - Atmospheric Fragments (LP)Astral Industries
¥3,979
180g重量盤仕様。『風物詩』や『In A Landscape』といった実験的テクノの大傑作でも知られるベルリン拠点のサウンド・アーティスト、Sa Paの最新アルバム『Atmospheric Fragments』が大名門〈Astral Industries〉からアナログ・リリース。当初は、2020年に行われた展覧会の一環として、10本の実験的な短編映画に付属するサウンドトラックとして意図されたもので、最終的に2021年にデジタル・ショールームとしてオンラインでプレミア公開され、ライブ演奏及び録音されたサウンドスケープ物の傑作盤!
Son of Chi & Arthur Flink - The Fifth World Recordings (LP)
Son of Chi & Arthur Flink - The Fifth World Recordings (LP)Astral Industries
¥3,979
オランダからの第四世界への回答ともいうべき伝説的アンビエント・コレクティヴ"Chi"を率いた伝説的ミュージシャン、J.Derwort (1952-2019)の死後、残されたそのメンバーHanyo van Oosteromの手によりさらなるステージへと推し進められることとなった要注目プロジェクト”Son of Chi”と長年の共同制作者である Arthur Flinkによるアルバム『The Fifth World Recordings』が大名門〈Astral Industries〉からアナログ・リリース。 2021年に亡くなった故ジョン・ハッセルへのトリビュートであり、Chi プロジェクトの源流にまで遡る深い脈々と連なる、ハッセルの「第四世界」音楽のコンセプトとアメリカ先住民の古代ホピ族の伝統からインスピレーションとリファレンスを得たディープ・アンビエント作品に仕上がっています。180g重量盤。
Dialog (2LP)
Dialog (2LP)Astral Industries
¥4,642
180g重量盤仕様。すべてを呑み込んでいく圧倒的なヴィジョン!ニューエイジ・リバイバル以降のダブ/アンビエント聖地〈Astral Industries〉からは、〈Delsin〉や〈Denovali Records〉などからのリリースも知られるオランダの名プロデューサー、Samuel van DijkとRasmus Hedlundによる最新コラボ・ユニット”Dialog”によるデビュー・アルバムがアナログ・リリース。同レーベルからは、Multicast Dynamicsとしても素晴らしい一枚を残したSamuel van Dijkらによる注目の作品が登場。永遠に成長し、収縮する、一種の形而上学的なプロセスとして存在する、宇宙的な電子音の洪水の様な極上Dubient作品!!!
Mystic AM - Cardamom & Laudanum (2LP)
Mystic AM - Cardamom & Laudanum (2LP)Astral Industries
¥4,642
180g重量盤仕様。これも一つの小宇宙。深遠で美で極上です。ダブ・アンビエント覇者、DeepchordのRod Modellと〈Astral Industries〉レーベル創設者のArio Farahaniによる新しいプロジェクト、Mystic AMによるデビュー・アルバムがアナログ・リリース。「没入型の架空のサウンドトラック」として企画されたという作品であり、イランの古いレコードの膨大なコレクションを素材にした瞑想的なDUBIENT/NEW AGEアルバム!
LF58 - Live at Brancaleone (3LP)LF58 - Live at Brancaleone (3LP)
LF58 - Live at Brancaleone (3LP)Astral Industries
¥5,321
まさに音の大聖堂!Donate Dozzyとの名ユニット”Voices From The Lake”でも知られるイタリアの鬼才電子音響/テクノ、NeelことGiuseppe Tillieciと、その相方を務めてきたFilippo Scorcucchiによるアンビエント・プロジェクト、LF58による待望のデビュー・アルバムが、DeepchordやWolfgang Voigt、Heavenly Music Corporationなど数々の名アクトを抱える現行ダブ/アンビエントの一大聖地的名門レーベル〈Astral Industries〉から2021年されていた帰還不能のディープな特大3LP。個々の認識さえも拡張させるメディテーティヴなディープ・テクノ/アンビエント・サウンドが深い水底でどこまでも耽美に連なっていく極上の一幕。
Multicast Dynamics & Sid Hille - Metamorphosis (LP)
Multicast Dynamics & Sid Hille - Metamorphosis (LP)Astral Industries
¥3,648
180G重量盤仕様。映像喚起的にして途轍も無く力強い電子音楽作品を届けてきた名手から今年もニュー・タイトルが到着!現行アンビエント~エクスペリメンタル、エレクトロニカの要所〈Denovali Records〉からの数々の作品でも知られるオランダのアンビエント作家、Samuel van Dijkによるプロジェクト、Multicast Dynamics。ダブ・テクノ/アンビエントの一大聖地として不動の人気を誇る名門〈Astral Industries〉より、ドイツ出身/フィンランド拠点のジャズ・ミュージシャン/作曲家のSid Hilleとのコラボによる最新作が登場。2019年3月2日にヘルシンキのTempeliaukio教会で録音されたライブ・パフォーマンスをもとに編集された作品であり、寒々としたツンドラのなかで、甘く儚いリリシズムの瞬間と出会う、枯淡として深遠なるアンビエントの記録。
Les Rallizes Dénudés (裸のラリーズ) - 拾得 Jittoku ’76 (CD)
Les Rallizes Dénudés (裸のラリーズ) - 拾得 Jittoku ’76 (CD)The Last One Musique / Tuff Beats
¥3,300

裸のラリーズは1976年当時、水谷孝(Vo/G)と、結成時のメンバーでもあった中村武志(G)に加え、頭脳警察やだててんりゅうに参加してきたヒロシこと楢崎裕史(Ba)、吉祥寺のライブハウス「OZ」の元スタッフでOZバンドのメンバーでもあったサミーこと三巻敏朗(Dr)という編成になった。
「この時期のラリーズは最高潮だった」という見解を示すラリーズ研究家は少なくない。
事実、76年には間章氏の主導により、英ヴァージン・レコードとの契約を見据えたレコーディングを行なう一方、75年にオープンしたばかりの渋谷の屋根裏にて、月1回に近いペースで精力的なライヴ活動を展開。
前年に続き、石川県で開催された野外フェスティバル「第3回夕焼け祭り」(8/3~4)にも参加している。その際、北陸への遠征に合わせてブッキングされたのが、7月29・30日に京都「拾得」で実現した二夜連続公演だった。
1973年に開業した「拾得」は、酒蔵を改装した独特の作りで知られ、京都を代表するライヴハウスの老舗。
以前からラリーズは京都公演を行なっていたが、彼らにとって地元とも言える古都でのライヴには、常に多くの熱狂的なファンが駆けつけたという。
このたび発見されたテープは、7月30日の拾得での音源で、マランツのラジカセの内蔵マイクによって録音されたもの。
残念ながら最後に演奏された「The Last One」の途中で切れてしまっているが、この音源に秘められたポテンシャルに気付いたプロデューサーの久保田麻琴は、再びその手腕をふるい、生々しいダイナミズムを甦らせ、アルバムへとまとめ上げた。
「京都でのラリーズは何かが違う、音が違う」と関係者が証言する通り、このテープからは、拾得の空間で鳴り響いたとは信じがたい、巨大なスケールのサウンドが聴こえてくる。
中村の堅実なサポート・プレイとともに、荒々しいグルーヴを生むヒロシのベース、激しく叩きまくるサミーのドラムが瑞々しいエネルギーを迸らせ、それらに呼応するかのように水谷のギターも、いつも以上にエモーショナルな表情を見せる。
『’77 LIVE』にも収録された「氷の炎」および「Enter the Mirror」を比較すれば、その差異に多くの者が驚くだろう。
拾得から8ヶ月後、水谷/中村/ヒロシ/サミーという同じラインナップの演奏である『’77 LIVE』では、奇跡的な"OVER LEVEL"現象によって孤高の音像が捉えられたが、それとは大きく異なるものの、『拾得 ’76』にもまた、この瞬間のラリーズでしか現出しえなかった唯一無二の音像が記録されている。
セットリストが『'77 LIVE』とは大幅に変わっていることも、新鮮な印象を呼び起こす。「夢は今日も」「カーニバル」「お前の眼に夜を見た」の3曲が初めての作品化。
「造花の原野」はアップテンポでアグレッシヴなヴァージョンで、さらに「イビスキュスの花」も『The Last One〈Poésies : Les Rallizes Dénudés〉裸のラリーズ詩集』に付属したものとは全く違うハード&ヘヴィな曲になっており、これらも実質的に初公開と言っていい。
バンドの核にあったプリミティヴなエネルギーがダイレクトに記録された本作『拾得’76』は、<『’77 LIVE』と対に置かれるべきアルバム>なのかもしれない。

●アナログ・レコードにはボーナス・トラック(ギターソロ)を収録。
●76年当時、ラリーズのスタッフを務め、拾得公演にも同行していた"脇"氏がライナーノーツを寄稿。
●この公演でサイド・ギターを担当した中村武志(現在はフォトグラファー中村趫として活動)が、2025年の拾得を再訪して撮影した写真をアートワークに使用。 

■収録楽曲:
Side A
1. 夢は今日も / Dream Again Today
2. 造花の原野_1976 / Wilderness of False Flowers_1976
3. 白い目覚め / White Awakening
4. Guitar Solo 1(ボーナス・トラック *Vinyl Only)

Side B
1. カーニバル / Carnival
2. 氷の炎 / Flame of Ice

Side C
1. Guitar Solo 2(ボーナス・トラック *Vinyl Only)
2, 夜、暗殺者の夜 / The Night, Assassin’s Night
3. お前の眼に夜を見た / Saw the Night in Your Eyes

Side D
1. イビスキュスの花 或いは満ち足りた死 / Hibiscus Flower otherwise Dying Satisfied
2.  Enter the Mirror

前田憲男 - 映画「3000キロの罠」オリジナル・サウンドトラック (LP)前田憲男 - 映画「3000キロの罠」オリジナル・サウンドトラック (LP)
前田憲男 - 映画「3000キロの罠」オリジナル・サウンドトラック (LP)ビクターエンタテインメント株式会社
¥4,950

いまだかつて、これほどまでにスリリングで美しいサウンドトラックがあっただろうか。名匠・前田憲男が手掛けた、シネジャズの最高峰。

1971年に公開された映画『3000キロの罠』。田宮二郎製作/主演、福田純監督による本作は、「鹿児島から北海道へ、日本を縦に裂いて突っ走るスポーツカー」のキャッチフレーズ通り、全編で三菱ギャランGTOが駆けるサスペンス・アクション。アメリカン・ニューシネマの傑作『バニシング・ポイント』と比較されることも多いロードムービーである。音楽を手掛けたのは名匠・前田憲男。華麗にコーナリングするピアノ、颯爽と駆け抜けるヴィブラフォン、力強く疾駆するベース、ギアを上げてゆくドラム。躍動と静寂、執念と欲望、歓喜と悲哀。スリリングな演奏と美しい旋律が、映画の魅力を最大限に引き出す。サウンドトラックとしてはもちろん、1971年当時の“日本のジャズ”としても尋常ならざるクオリティである。これほどの演奏。正確なパーソネルが判明していないのが残念だが、かねてから猪俣猛率いるサウンド・リミテッド(もしくはザ・サード)の関連が囁かれている。
text by 尾川雄介 (UNIVERSOUNDS / DEEP JAZZ REALITY)

トラックリスト:
Side A
1. ハイウェイの影~第一の疑惑
2. 待っていた女~第一の罠
3. ハイウェイの影~メイン・テーマ
4. 謎の女~罠!?
5. 待っていた女~メイン・テーマ
6. ハイウェイの影~罠への挑戦

Side B
1. 幸薄の女~奈美子の追憶
2. 謎の女~メイン・テーマ
3. ハイウェイの影~敵を求めて
4. 幸薄の女~メイン・テーマ
5. 待っていた女~ヴァリエーション
6. ハイウェイの影~悲しい結末

作曲・編曲・指揮:前田憲男

大貫妙子 - Sunshower (Clear Purple Vinyl LP)大貫妙子 - Sunshower (Clear Purple Vinyl LP)
大貫妙子 - Sunshower (Clear Purple Vinyl LP)日本クラウン
¥4,400

77年リリースの大貫妙子の2NDアルバム。参加ミュージシャンも坂本龍一、今井裕、大村憲司、松木恒秀、後藤利、CRIS PARKER(STUFFのDr.)、斎藤ノブ、山下達郎、細野晴臣、
渡辺香津美、清水靖晃、向井滋春、鈴木茂、村上秀一、林立夫、松任谷正隆 etc,と最強の布陣。

STEVIE WONDERに影響を受けて作られた『都会』は大貫妙子の代名詞的な大名曲としても知られ、その当時の時代風刺的な意味合いを多く含んだ歌詞の内容も面白い。

Incl.『SUMMER CONNECTION』 『くすりをたくさん』 『何もいらない』 『都会』 『誰のために』 etc,収録!!

トラックリスト:
Side A
1.Summer Connection
2.くすりをたくさん
3.何もいらない
4.都会
5.からっぽの椅子

Side B
1.Law Of Nature
2.誰のために
3.Silent Screamer
4.Sargasso Sea
5.振子の山羊

Merzbow - Untitled Nov 1989 (CS)Merzbow - Untitled Nov 1989 (CS)
Merzbow - Untitled Nov 1989 (CS)Gift Tapes
¥1,276

徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbow。PanabriteやPulse Emitterも作品を残す米国のドローン系名門〈Gift Tapes〉から2010年にリリースした激レアなカセット作品『Untitled Nov 1989』をデッドストック入荷!1989年11月に録音、2010年2月にオリジナルの4トラック・カセット・マスターテープからミックスされた初期音源!1989年に制作されたカバーアートを起用。限定200部。

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