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オーストラリア出身の名パーカッショニストWill Guthrieによって2019年に結成。フランスのナントを拠点に活動する極めて実験的な打楽器グループであり、ヨーロッパ各地のツアーを通じて高い評価を得ているEnsemble Nist-Nahによるセカンドアルバム『Spilla』が〈Black Truffle〉から登場!欧州版ガムラン・アンサンブルを意図したものではなく、ジャワのガムランの楽器と様々な他の打楽器を組み合わせて、東南アジア各地の音楽からフリージャズ、現代のヒップホップまで、あらゆるものから影響を受けた独自の音楽を演奏するハイブリッドなパーカッション・アンサンブル。本作では、ガムラン、ドラムキット、木/金属製の打楽器、撥弦楽器に捧げられたエキサイティングな48分間の音楽を収録し、彼らが志向してきた独自の音楽性がさらに深化したものとなっています。
豪州を代表する稀代の実験音楽家、Oren Ambarchiが、2014年に名門〈Editions Mego〉から発表した傑作『Quixotism』の 10周年記念再発盤が、自身の〈Black Truffle〉より登場!ヨーロッパ、日本、オーストラリア、米国から参加した多数のコラボレーターとレコーディングされた長編作品であり、全体を通じて、ケルン拠点の名作家Thomas Brinkmannによる脈動するダブルタイムの電子パーカッションの基盤の上にその音世界が構築。AMMやThe Scratch Orchestraでの活動も知られる伝説的ピアニストJohn Tilbury、マルチ楽器奏者/作編曲家のEyvind Kang、カナダの女性サウンド・アーティスト、Crys Cole、そして、日本からのU-zhaanに、我らがJim O'Rourkeまで、豪華な面々が結集した、鎮静的でありつつも、確かな熱量とスリリングな魅力に溢れる即興ミニマル大作!Joe Taliaによる新規リマスタリング仕様。

灰野敬二やジム・オルークのコラボレーターとしてもお馴染みの実験音楽家、Oren Ambarchiが主催する豪州の前衛音楽の一大聖地こと〈Black Truffle〉からはヒンドゥスターニー音楽の最新物件が登場。ルドラ・ヴィーナの巨匠Ustad Zia Mohiuddin Dagarによる未だかつて無く美しいパフォーマンスを収めたアルバム『Vrindavan 1982』がアナウンス。ダガールは、ヒンドゥスターニー宮廷音楽の伝統に対する深く瞑想的なアプローチで有名な音楽家ダガー家の19代目の子孫に当たる人物。1982年に北インドの都市ブリンダーヴァンで開催されたフェスティバル〈Druhpad Samaroh festival〉にて録音された貴重な音源を収録しています。

2026年リプレスです(3rdエディション)!これはすごいですよ! 66年はNYCと79年はドイツでのアーケストラ公演をはじめとする膨大な未公開写真、ディスコグラフィー、クレジット、人物、レーベルのインデックスやジャケット、膨大な参加者によるエッセイ (Salah RagabやChris Cutlerの名前も!) を収録したSun Raの大辞典!! 94年の初版から20年経ったいま、豊富な資料を追加した改訂版。304ページのハードカバー仕様。
これはお見逃しなく!まさに、音楽が国や文化の境界を越えることができるということを示す感動的な証言ともいうべき一枚。Oren Ambarchi主催のもと数々の前衛的な作品群を送り出してきた豪州の大聖地である〈Black Truffle〉から要注目物件!ミラノ出身であり長年ベルリンに在住、10年以上インドへと滞在し、北インドの古典的な声楽スタイルであるドゥルパドの巨匠たちに師事してきた名手であり、現代のドゥルパドの偉大なる解釈者ことAmelia Cuniによる、合計一時間半以上に渡る3つの魅力的な長編ラーガを収めたアルバム「Mumbai 04.02.1996」が登場。ムンバイのヴィシュヴェーシュヴァライヤ・ホールでのコンサートを記録した作品であり、オーストラリアのファッション写真家のRobyn Beecheが撮影したクーニの素晴らしい豪華フォトをフィーチャーした筆舌に尽くし難い美しさを秘めた歴史的ドキュメント!
オーストラリア・メルボルンのシンガー・ソングライター Ruth Parker による、ギター、ウクレレ、アコーディオン、ブズーキ、チェロ、マンドリンなど多彩なアコースティック楽器を取り入れたアレンジに、彼女の繊細で親密な歌声が重なるアルバム『Otherwise Occupied』。静かな余白を大切にしたサウンドは、インディ・フォークやシンガー・ソングライターの系譜に位置づけられる一方で、豊かな質感とメロウな響きによってドリーム・フォーク的な側面も感じさせ、聴き手に内省や感情の微細な動きを追体験させるように響く。派手さよりも細部のニュアンスに耳を傾けることで、しみじみとした深みとやさしい気持ちに包まれる一枚。
当時エチオピア、現エリトリアのアスマラ出身のギタリストで、1970年代初頭に当地のリュート型伝統弦楽器kirarをアンプを通して増幅、重ねてエレキギターを導入することで、伝統音楽へ電化サウンドを導入し、エリトリア音楽のモダン化を決定的に進めたTewolde Redda。〈Philips〉〈Amha〉〈Yared〉といったレーベルから発表されたシングル群に刻まれたその革新的な試みを、重要な10曲でまとめたアーカイブ作『Eritrea’s Guitar Pioneer』。エリトリア初のホーンセクション導入曲や、伝統歌の大胆な再構築、米軍基地Kagnew Stationのラジオ放送から受けたアメリカ音楽の影響など、当時の音楽的変化をそのまま記録している。電化kirarの乾いた音色とエレキギターの太いトーンが重なり、土着性と電気的な刺激が同時に立ち上がる独特の音像。ホーンが加わることで力強い表情が生まれ、手拍子のビートが終盤で倍速になる構造が祝祭的な高揚を生む。深く厚みのあるTewoldeの声は、愛や哀愁を語る歌詞を重心のある語りとして響かせ、伝統とモダンが交差する瞬間を鮮やかに描き出す。未公開写真、歌詞翻訳、詳細ライナーノーツを備えた充実の仕様。
ポートランドのクンビア・コレクティヴOrquestra Pacífico Tropicalによる、曇天のオレゴン海岸での制作合宿から生まれた、伝統的クンビアと米国北西部のサイケが交差する最新作『EL PODER』。キャビンのリビングで録られたセッションの空気感がそのまま残り、11名編成の厚いアンサンブルが、祝祭と陰影の両方を抱えた独特の音像をつくり出している。乾いたパーカッションと、ホーンやギターは湿り気のあるサイケデリックなトーンで反復の輪郭を彩る。メロディは明るさを保ちながら、背景にはどこか影が差し込み、陽気さと静かな緊張が同時に存在する二重構造がアルバム全体に漂っている。伝統的クンビアを軸にしつつ、サルサ、ラテン・サイケ、実験的アンサンブルへと広がる、現代クンビアの最前線。
1970年代後半、Bengt Olssonがアメリカ南部で録音したブルースのフィールド録音をまとめた、ブルースの原初的な魅力を鮮やかに伝えるアーカイブ作第二弾
『Wouldn't Be Ready To Go』。収録曲の約80%が未発表という驚くべき内容で、〈Mississippi Records〉が長年続けてきたフィールド録音再発の中でも特に貴重な録音が集められている。ざらついたギター、揺れるテンポ、生活音が混じる声など、フィールド録音ならではの生々しさが前面に出ており、ロッキンな勢いを持つ演奏から、祈りのように静かな歌まで幅広く、ブルースの多様性と奥行きがむき出しの形で提示される。スタジオ録音では得られない現場の強度があり、荒削りでありながら深い情感を伴う音像が魅力。未発表音源の発掘としても、ブルースのリアルを体感できる作品としても価値が高く、当時のローカルブルースの、その場で鳴った音を丁寧に届ける作品として存在感が際立つ一枚。

Roman Norfleet率いる流動的でオープンなプロジェクトBe Present Art Groupと、Roman Norfleet、Harlan Silverman、Kennedy VeletteによるMeditationsでも大人気のポートランドの偉大なるブラックミュージック最高の実践者The Cosmic Tones Research Trioによる三部作のカセット作品『The Spiritual-Sonic Research Series』。2022年から2023年にかけて行われたセッションを収録し、ジャズ、スピリチュアル・ミュージック、フリー・インプロヴィゼーションを横断しながら、Pharoah Sanders、Alice Coltrane、Sun Ra という三人のスピリチュアル・ジャズ巨匠の音楽的・精神的遺産に捧げたトリビュート。2022年9月24日、ファラオ・サンダースが逝去したその日に、ポートランドのThe Lumber Roomで録音、事前に用意していた曲を捨て、ニュースを受けた直後に新しい演奏を構築した即興的セッションを記録したカセット1。アリス・コルトレーンの教えと音楽に捧げられたセレモニー的作品で、アリスの弟子であるRadha Botofasinaの声も収録され、霊的教えと音楽的実践が交差するカセット2。Mississippi Recordsで録音されたThe Cosmic Tones Research Trioによる演奏で、サン・ラーの『Cosmic Tones for Mental Therapy』を参照軸としながら、ディジュリドゥ、チェロ、フルートなど異種楽器を交え、音響療法的かつサイケデリックな実験セッションを収録したカセット3と、充実の内容。三部作を通じて、単なる追悼や再解釈にとどまらない、音楽を媒介とした精神性の継承と共同体的な実践としての姿勢が感じられ、録音の場もコンサートホールではなく、ギャラリーや植物園、レコードショップといった開かれた空間であり、そこに居合わせた人々の呼吸や反応までもが音の一部として刻まれている。そうしたドキュメント性も、このシリーズを特別なものにしており、ここで響く音は過去の遺産であると同時に、未来へと開かれており、現代におけるスピリチュアル・ジャズを提示している。

神奈川出身、東京を拠点に活動する音響作家iu takahashiによる、フランスの〈LAAPS〉からの2作目となるフルアルバム『Ipsum』。吉村弘や芦川聡らに代表される1980年代日本の環境音楽の精神を受け継ぎ、聴き手の無意識や日常の景色にそっと寄り添うサウンドを探求したもので、シンガーとしての背景を感じさせる繊細で澄んだ声の断片、アナログ/デジタル・シンセサイザーの静かな持続音、そして微細な環境音が優しく融和。余計な装飾を削ぎ落とした透明感あふれる音響テクスチャーが、澄み渡る空間の空気のように、柔らかくグラデーションを描いていく。空間の気配と美しく調和する余白の美学が惜しみなく注ぎ込まれたジャパニーズ・アンビエント。

神奈川出身、東京を拠点に活動する音響作家iu takahashiによる、フランスの〈LAAPS〉からの2作目となるフルアルバム『Ipsum』。吉村弘や芦川聡らに代表される1980年代日本の環境音楽の精神を受け継ぎ、聴き手の無意識や日常の景色にそっと寄り添うサウンドを探求したもので、シンガーとしての背景を感じさせる繊細で澄んだ声の断片、アナログ/デジタル・シンセサイザーの静かな持続音、そして微細な環境音が優しく融和。余計な装飾を削ぎ落とした透明感あふれる音響テクスチャーが、澄み渡る空間の空気のように、柔らかくグラデーションを描いていく。空間の気配と美しく調和する余白の美学が惜しみなく注ぎ込まれたジャパニーズ・アンビエント。

1960年代半ばから1970年代にかけ、ジャマイカやバルバドス、トリニダードなど西インド諸島からカナダの最大都市トトロントへと移住したミュージシャンたちによって形成された、北のマイクロ・ジャマイカコミュニティの秘蔵音源を、名門〈Light In The Attic〉がコンパイルした『Jamaica to Toronto: Soul, Funk & Reggae 1967-1974』。Jackie MittooやWayne McGhieら才能豊かなカリブの音楽家たちが集結し、レゲエやスカ、ロックステディの血脈をベースにしながら、北米直系のヘヴィーなファンクや濃密なソウル・ミュージックをダイナミックに融合。生々しく喉を鳴らすソウル・ヴォーカル、鋭く刺さるホーン・セクション、ディープなルーツ・インストゥルメンタルが交錯し、この地域特有の熱気あふれるハイブリッド・グルーヴを作り上げている。単なるレゲエの枠組みに収まらない、知られざるレア・グルーヴの宝庫であり、移民たちが故郷を思って紡いだストーリーが息づく味わい深い一枚!
デトロイトの重鎮Stephen Hitchellによる主要プロジェクトIntrusionの名曲『A Gentle Embrace』が、PoleことStefan Betkeによるリマスターを施され12インチで再発!デトロイト・ダブ・テクノの真髄を極限まで削ぎ落とし、余白を贅沢に活かした静謐な音響美学が冴え渡るサウンドで、かつてcv313やVariant名義でも解体・再構築されてきたディープ・テクノの逸品が、ロンドンとベルリンの名エンジニア陣の手を経て最上のクオリティで鮮やかに蘇る。広大な空間へと滲み出していく残響ダブ・エコーや透明感溢れるアンビエント・テクスチャー、そして深海をゆったりと漂うような重厚なベースラインと音響パッドが、どこまでも催眠的な音の流れを作り出している。緩やかに移ろいゆくミニマルなリズムと、静かな力強さをたたえた極太のローエンドが意識をどこまでも深く沈み込ませる一枚。
デトロイトの重鎮Stephen Hitchellによる変名cv313が2015年に残した名作EP『Fading Lights』が、PoleことStefan Betkeによる極上のリマスターを施され12インチで再発!オリジナル・テープマスターの魂を完璧に保持しつつ音響を磨き上げており、MaurizioやMike Huckabyの系譜を直系で継ぎつつ、ホームリスニングの枠を超えてフロアを直接揺さぶる肉厚で強靭なキックと地鳴りのようなサブベースを投下。その深いボトムエンドの上で、揺らめくメタリックなコードや立ち昇る音響エフェクト、幽玄な音粒子が細密に交錯し、ヒプノティックで神聖さすら感じさせるミニマル・ダブ空間を構築している。アナログならではの温かみとモジュレーションが生み出すリフレインが、意識を優しく解きほぐす至高のサウンドデザイン。
今日のポップ・ミュージックを作るアーティストにとって、消費しやすい定型の自己像に落ち着くか、気まぐれなアルゴリズムに大きく迎合するかが求められる。しかし、〈Young〉が契約した最新アーティストのひとりである Murex は、優れたソングライターとして、その制約に自らの流儀で挑み、道を切り開いてきた。
大胆なハーモニクスの転調、グリッチ・エレクトロニカ、狂騒的なオーケストラ・シーケンスを通じて、Murex は、自身の潜在意識の境界を塗り替えていく。ストーリーテリングと北欧フォークロアの精神に深く根ざした本作は、崩れゆく自己感覚へと向き合う旅路が描かれている。Murex が自らをほどきながら、創造的・感情的な解放へと手を伸ばしていく軌跡が、幽玄で不規則なアヴァン・ポップを背景に展開していく。
アルバムタイトル『Inventio』はバッハのインベンションに由来している。そのバロック的な精神は全編を貫いており、その歌声やサウンドはビョークやエリザベス・フレイザーを彷彿とさせる内容に仕上がっている。

ベルギー・リエージュを拠点に活動するfrançois vankaによる、東ベルギーの自然保護区や森との境界線、川の谷間を巡る散策の中で採集された音の断片を凝縮し、自然物から作り上げた自作楽器やフィールドレコーディングを用いて紡ぎ出された静謐な音響日記のようなデビュー作『quelques endroits』。セイヨウニワトコから削り出したチャイムやカタツムリの殻、フランス海岸の貝殻などを用いたハンドメイド楽器の素朴な不規則音と、霜のように繊細な音色、静かに漂うピアノとループが美しく交錯。風や水のせせらぎ、鳥たちの羽ばたきといった森のささやきに澄んだ響きが優しく溶け合い、作り手と聴き手の境目をやわらかく曖昧にしていくオーガニック・アンビエント空間を創出している。あらかじめ決められた構造を持たず、時間の流れから切り取られた自然の美しさと内省的な響きが調和した繊細な音像が静かに寄り添う好内容作!


アヴァン・ポップ・バンドの新鋭carolineのヴァイオリニストMagdalena McLeanと、The UmlautsのAnnabelle Mödlingerによるロンドンの新鋭デュオCurbside Lambsearのデビュー作品『Put Rings On All My Fingers To Weigh Down My Hands』。ウィーンでの出会いからロンドンの先鋭的実験シーンで再開したふたりが、自身の所属バンドとは異なる新たなサウンドを探求、加工されたギターとうねるドラム、電子音響やDAWでの実験的手法を高度に融合させ、ポストロック、スローコア、ノイズ、フォークロアなプログレを自在に解体・再構築。DomeやDisco Inferno、Bark Psychosisといった英国地下実験音響の不屈の系譜を感じさせつつも、クールでアンニュイな歌声がTirzahらにも通じる現代的で優美な感性を添えている。歪みやノイズの濁りをあえて隠さず、多幸感と切なさを交錯させる最前線のサウンド!
オリジナルは1980年リリースの、Prince Mohammedによるディージェイ・クラシック『Inna Him Head』。名匠Joe Gibbsがアレンジとプロデュースを手掛け、Sly & Robbieという最強のリズム・セクションを擁して制作。Sly & Robbieによるヘヴィかつ鋭いドラムと地の底を這うヘヴィウェイトなベースラインが強靭なビートを刻み、その上でPrince Mohammedの独特で味わい深いヴォーカルとトースティングが躍動。Joe Gibbsならではの緻密な音響処理とヴィンテージなダブの残響が交錯し、ルーツ・レゲエのディープな魅力を余すことなく引き出している。80年代初頭のルーツ/ダンスホール創成期の熱量と、ディープなダブ音響が見事に融合した不朽の名作。
トリップホップ黄金期を支えた巨匠Howie B.と、ロンドンを拠点に世界的な評価を得る現代美術家、佐和ひらきによるオーディオ・ヴィジュアル・コラボ作品『3 Sticks』が12インチで登場!鈴木大拙の禅思想にインスピレーションを受け、ロンドンのKonk Studiosにてライヴ録音された、音楽と現代美術の境界を行く先鋭的セッション。木と木が叩き合わされる素朴で原初的な打撃音を始点に、有機的なパーカッションやディープなドローン、緻密な電子音響が多層的に交錯。多幸感あふれるグルーヴィーな展開から不協和音を孕んだ省察的な質感を経て、混沌としたディストピア的なフィナーレへと変容していくダイナミックなストーリーテリングには耳を惹きつけられる。ライヴ録音ならではの臨場感と、Howie B.特有の深く重厚な音響感覚、そして映像作品と深く響き合うコンテンポラリーなアート性が高次元で融合した、音と映像による禅問答。

Sneaker Social Clubを主宰し英独のベースシーンを牽引するLow End Activistと、カナダ/フィリピンを拠点にカルト的な人気を誇る音響コラージュ・ユニットSeekersInternationalによるコラボ作品『in Muzikon』。SeekersInternationalが得意とするサイケデリックに歪んだ抽象的ダンスホール〜デジダブの音響コラージュと、Low End Activistが得意とする精緻でソリッドな低音が緻密に融合。VHS時代のサウンドトラックやライヴ・サウンドシステムのダスティなテープ音源、初期グライムの感覚を解体・再構築しながら、緻密なフルートやMCサンプル、うねるサブベースが交錯する現代的なベース・ミュージックを構築している。ヴィンテージなダンスホールの粗い質感と、現代クラブ・オーディオのハイファイな重低音が交錯するレフトフィールド・ベース・ミュージックの最前線!
ロンドンの異彩Flora Yin-Wongと、ワルシャワ、ベルリンを拠点にジャズやインダストリアルを横断するサックス奏者Jerzy Mączyńskiによるコラボ作『The Double』が〈Accidental Meetings〉より10インチで登場!インドネシアからポーランドまで届く口承の魔物、民間伝承を題材に織り上げられた先鋭的エレクトロアコースティック作品。サックスの不穏な息遣いや旋律に、シターやハープ、ケメンチェといった弦楽器の荒々しく切迫した響き、そしてゲスト参加のLaila SakiniやAga Ujmaらによる神秘的なヴォイスやスポークン・ワードが重層的に交錯。風から生まれる魔物や深い森に潜む気配を描き出すかのように、伝統楽器の生々しい残響と現代的な音響処理がせめぎ合い、妖しくも冷ややかなアヴァン・フォークロア空間を構築している。異教的なフォークロアの暗香と、実験音響の緊張感が結晶化した先鋭的な一枚。
