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Roha BandやWallias Band、Ibex Bandといった伝説的なアンサンブルの多くでも活躍したエチオピア・アディスアベバ出身の国際的に高名なシンガー、Kuku Sebsibeが1980年代初頭に残した、感動的で宝石のようなエチオ歌謡のポップソングが詰め込まれたセルフタイトルの傑作LPが〈Little Axe Records〉よりアナログ再発!
ポートランド出身のミュージシャン、Brian Mumfordによるソロプロジェクト、Dragging an Ox through Waterが2008年に発表した作品であり、後にYellow SwansのPete Swansonのレーベルである〈Freedom To Spend〉や日本の名インディ・レーベル〈Sweet Dreams Press〉からもCD盤がプレスされた名作!インダストリアルやノイズ、パンクへの偏愛を詰め込んだ、アウトサイダーな雰囲気が全編に漂う、脱線的でアングラなカントリー・ミュージックの傑作!
モロッコ出身の知られざる兄弟3人フォーク/サイケデリック・ロック・トリオ、Les Frères Mégriが1974年に残した激レアなアルバム『Mahmoud Hassan Younès』がアナログ再発!ペンタングルや初期ピンク・フロイドなど、当時の欧米のサイケデリック・ロックに影響を受けつつも、アラビアンな独特の雰囲気を帯びた、当時のアングロスタイルとは一線を画す、トリッピーかつグルーヴィーな中東サイケ・ポップス傑作。
〈Music From Memory〉による一大編集盤で世界にその名を知らしめることになったイタリア・ヴェネツィアの作曲家にして、アンビエント・マエストロのGigi Masin。同国の電子音楽家、Giuseppe Caprioliが2003年に〈Ants〉から出版したCD作品が21年振りに初アナログ化!限定200部クリア・ヴァイナル仕様。

『うる星やつら』のOPテーマを飾った、当時としても斬新なテクノ・ポップの国民的名曲「Dancing Star」でも有名。船橋市出身イギリス在住の日本人作曲家、鍵盤奏者、シンガーソングライターであり、清水靖晃や土方隆行、渡辺モリオといったマライアのメンバーと共に小林泉美 & フライング・ミミ・バンドでも活動した、類稀なる才能に恵まれた伝説的ミュージシャンこと小林”ミミ”泉美。数々の傑出したファンキー/メロウ・グルーヴやエキゾ・ラテン・ポップスのバンガーと言えるナンバーを残してきた彼女のキャリアを1978年から1983年に渡って総括し、珠玉かつ特異な魅力を放つエレクトロ・ブギー/ラテン・ファンクのキラー曲たちをよりすぐった画期的なコンピレーション・アルバム!インサート、ブックレット付属。

Gacha BakradzeやLord Of The Isles、Wordcolourといった実験的な現行作家のリリースのみならず、エレクトロニカ/IDMを再興すべく復刻リリースも積極的に行ってきたスペインの〈Lapsus Records〉から、〈Music From Memory〉『Virtual Dreams』や『Artificial Intelligence』シリーズのファンをうならせる、英国産の伝説的アンビエント・テクノ盤が堂々再発!〈Rising High Records〉から1994年にリリースされたBedouin Ascentのデビューアルバム『Science, Art And Ritual』の30周年記念盤!The Irresistible Force (Mixmaster Morris)、Tanzmuzik、Pete Namlookら伝説的な面々が名を連ねる、Caspar Pound主宰の〈Rising High〉に残された金字塔的傑作。Bedouin AscentことKingsuk Biswasが過去に聴いた音楽への無意識の参照がアルバム全体へと織り込まれた作品。淀んだ水晶のようなメランコリックな質感と、奥地的なトライバル・テクノ・サウンド、深く病んだ、しかしながらノスタルジックでどこか温かなアンビエンスが錯綜する、まさに海馬に捧げられたと言うべき音楽。エレクトロニカ/IDM/アンビエント・テクノだけでなく、プロト・ヴェイパーウェイヴ的な視点からも発見に満ちた今年度最高峰のリイシュー事案です。絶対にお見逃しなく!

現行の先鋭的な電子音楽作品を発表しているのみならず、ゼロ年代エレクトロニカ/IDM作品などの復刻なども手掛けるスペインの先鋭レーベル〈Lapsus〉傘下のアンビエント部門〈Balmat〉から要注目物件!〈Quiet Details〉や〈Serein〉などからの作品や、吉村弘にインスパイアされたアンビエント傑作『Natsukashii』等でも知られる昨今人気の英国の電子音楽家、Luke Sangerによる最新作『Dew Point Harmonics』が到着。ノーフォーク海岸をハイキングしていた際に見かけたという、待宵草の結露と水分の蒸発の光景からヒントを得た、存在の変容の神秘に迫る、珠玉のシンセアンビエント作品。全体的に漂白されたアンビエンスが漂い、ミニマルでソリッドな音響や物音的な電子音が展開する作風ながら、作歌の美意識と相まって無二の情景を描き出しています。

haruka nakamuraとTHE NORTH FACE Sphereのコラボアルバム・ベスト盤「春秋」。待望のアナログ・マスタリングによる12インチLPリリースharuka nakamuraとTHE NORTH FACE Sphereのコラボアルバム・ベスト盤「冬夏」。待望のアナログ・マスタリングによる12インチLPリリース
「春秋」
東京・原宿に2022年オープンしたTHE NORTH FACEの意欲的な新店舗ビル"THE NORTH FACE Sphere"。
そのサウンド・トラックとして 「春夏秋冬・四季に合わせた、それぞれ一枚のアルバムを」とのリクエストを受けharuka nakamuraが作った音楽は「Light years」と冠され、一年をかけて四枚のアルバムを制作するプロジェクトとなった。
LPでは制作時系列の世界観から「春秋」「冬夏」に分かれ、4枚のオリジナルアルバムからセレクトされた2枚のベスト盤になっている。
本作は「春秋」。
第ニ作「少年の日」と、第四作「SUN.Light」のベスト盤である。
(「冬秋」バージョンも同時発売となる。)
配信とカセットテープではすでに発売となっているが、
新たにアナログマスタリングをorbeの田辺玄(studio camel house)が行い、待望のリリースとなる。
蔦屋書店の音楽として、「森」をテーマに作られたharuka nakamura 初のアンビエント・アルバム。懐かしくも、新しく響く音。ジャケット写真は親交の深い写真家・川内倫子。2023年9月にCDアルバムとして発売された本作が、第二作目「青い森II」と共に12インチ・レコードとしてリリース。
2023年9月より、音楽家 haruka nakamuraが蔦屋書店の一部店舗の店内音楽を1年間 担当。
楽曲は全て蔦屋書店プロジェクトのための書き下ろし曲。
本を扱う書店のコン セプトでもある「森」をテーマに、2024年夏までの期間中、4作品のアルバムを制作予定。
ハルカナカムラのキャリアの中では新しいサウンドでありながら、どこか懐かしい独創的なアンビエント・ミュージック。
80年代的なシンセサイザー、遠くに鳴る讃美歌、残響するピアノ、エレクトロニカ、フェンダーローズ、落ち着いたミニマルミュージック的サウンド。
リラックスを求められる現代において、森の中で深呼吸をしているような楽曲たち。
アナログ・マスタリングは、ナカムラ作品のレコードマスタリングで定評のある田辺玄(studio camel house)。
LPの装丁も、川内倫子の写真が表現する森の世界を窓から覗いているようなコンセプチュアルかつ美しいデザインです。
弊店でも毎度瞬殺完売必至の大人気レーベル、濃密な音楽体験をお約束する”Cairo Records”の第二弾コンピレーション。Mississippi recordsがディストリビューションする、このコアな黒人音楽遺産レーベルの最新作は今日までヴァイナルでのリリースも為されてこなかったデモ曲含め、1952年から1976年にかけての著名アーティストから発見することすら困難なオブスキュアな無名アーティストまで超絶ディープなバラッドの数々を収録した、Harry SmithのAnthology Of American Folk Musicのソウル版とも言うべき、鋭い審美眼にて選び抜かれた豪華ソウル・ミュージックの数々を収録。場末の酒場は今日も歌へと酔いしれ、哀歌へと沈み、黄昏の夕日へと焦がれる毎日。遥か遠い日を夢に見る男と女の心打つバラッドの数々に乾杯です!金箔プリント・カバー&ブラック・インナー・スリーヴ仕様。24ページにも渡るフルカラー・ライナーノーツが付属。完全限定盤。
サウンド・アート界の巨匠、鈴木昭男が超絶エコー空間と共に創り上げたサイト・スペシフィック音響作品。
1960年代より「聴く」ことを主体に置き、自らをエコー人間とも称して響きの場を求め、これまでに洞窟、トンネル、宮殿、石油タンクなど数々のエコー空間を訪れてきたサウンド・アートの先駆的存在=鈴木昭男。そんな巨匠が新潟・新発田市内の山奥に位置する内の倉ダム堤体内の残響40秒の異世界に導かれ、無観客レコーディングを敢行した記録が今作である。石、竹、スポンジ、手鏡、櫛、段ボール、ガラス瓶、そして自身の声。日常的に扱うオブジェクトや身体はたちまち「音器」と化し、叩く、転がす、擦る、回す、吹く、引っ張るなど、様々な作法によって演奏行為が行われ、電気的な増幅を一切持たない巨大なコンクリート空間の自然反射による特異なリバーブ効果とともにアコースティックな音響作品が立ち上がっていく。その様はミクロにもマクロにも変容し、私たち聴衆者に無限の宇宙をも想起させてくれる。
初版限定300部
+ コメント:鈴木昭男
+ ライナーノーツ:水沢勉
+ カバー写真:吉原悠博(吉原写真館)
【トラックリスト】
A1. キッコキキリキ / Kikkokikiriki
A2. ボコロボンボコ / Bokorobonboko
A3. キュルキュッツ / Kyurukyuttsu
A4. ヒャリヒャリウ / Hyarihyariu
A5. グルンメチュル / Gurunmechuru
B1. ジャルジルャジ / Jarujiruyaji
B2. コンロココンロ / Konrokokonro
B3. オーホッホーオ / Ōhohhōo

彫刻家、工業製品のデザイナー、そして凄まじく鋭利な持続音を生み出す音響彫刻放出家でもあるエクスペリメンタル界の伝説、Harry Bertoia (1915~1978)。70年代当時、10年以上に渡って、サウンドスカルプチュアを発展させ、最初のインダストリアル・ミュージシャンであったとも説明される彼が1971年に残したコンセプチュアルな2つの録音を収めた作品『Mechanization I & II』が、〈Important Records〉傘下のHarry Bertoia専科〈Sonambient〉よりアナログ・リリース。ベルトイアはしばしば、自分の尖端的で特異なサウンド・スカルプチャーを「産業とのコラボレーションである」と呼んでいましたが、この新たなLP では、ベルトイアは意図的に「機械化された」「機械的な」「工場のような」重厚でリズミカルな音楽を作り上げています。メタリック・インクを使用したフルカラー・スリーヴ仕様。Tom Eatonの手による〈Sounds & Substance〉での高品質マスタリング仕様。
KhruangbinやAltın Gün、YIN YINなどのファンにも!バンドの創設者Rajan Silvaであるインド生まれの父親のレコード・コレクションや、ボリウッド映画のサウンドトラック、父の出身地のポップスやディスコ、インドの古典音楽、Tame Impalaなどの豪州産インディ/サイケデリック・ロック、George HarrisonやMuddy Watersに至るまで、実に多彩な影響のハイブリッド的存在と言える、昨今要注目のサイケデリック・バンド、Glass Beams。彼らの人気作である2枚目のEP作品『Mirage』をストック。2020年の初めに録音。先述したような影響元やマントラを想起させる万華鏡的なヴォーカル・ワークを軸に、宇宙的なDIYエレクトロニクスと、クラウトロック的な要素、ポリリズムが浸透した、プログレッシヴかつ魅惑的な内容の一枚です!
かつてはInga Copeland (Lolina)とのHype Williams名義でも活動。エクスペリメンタル・シーンのカルトアイコンとして君臨してきたDean Bluntと、その作品にも複数参加しているカルト人気な女性フォーク・シンガーJoanne Robertsonの超限定コラボレーション作品がBlunt主宰の〈World Music〉から登場!コペンハーゲン・インディの最重要バンドIceageのフロントマン、Elias Rønnenfeltも参加。Dean Bluntの屈折的な実験精神と、Robertsonの幻想的なボーカルの夢のような邂逅。ローファイ、実験音楽、アンビエント・ミュージックをジャンルにとらわれないスタイルで融合させた、内省的なサウンドスケープが優美なドリーム・ポップ/シューゲイズ・アルバム。

「音楽で表現したいのは”神秘感”なのかもしれない。」今年度最重要物件!非常階段のオリジナル・メンバーであり、ハレルヤズやIdiot O’Clockでも活躍、現行ジャパニーズ・サイケ最高峰「渚にて」にも参加。戸張大輔や麓健一らと並び、昨今急速に再評価進む鬼才ギタリストこと頭士奈生樹。〈Sad Disco〉で再発させて頂いた98年の幻のセカンド・ソロ・アルバム『現象化する発光素』に続いて、2018年に渚にての〈オルグ・レコード〉からCDオンリーで発売されるも昨今入手困難となっていたキャリア中でも隠れた大傑作『IV』が奇跡の初アナログ化!版元は、Tara Clerkin Trioなどの作品で当店おなじみのロンドン拠点〈World Of Echo〉であり、同レーベルが始動させた頭士氏のリイシュー・シリーズの第一弾となる作品。大人気曲「結合の神秘」の様な、青々とした初夏の風景を彷彿とさせるエヴァーグリーンなサイケ・フォーク/ドリーム・ポップ・サウンドから幕を開けつつも、大胆にもRobert Fripp風のミニマル・ギター・サウンドへと移り変わり、やがてヘヴィなドローン/ノイズのシューゲイジングへと押し上げられていく実にプログレッシヴな展開の「鏡 - Mirror」、銀色の糸状のギター・メロディーを循環的なコードパターンの周りに織り交ぜる、毒々しくも叙情的なサイケデリック・ナンバー「夜想曲 - Nocturne」、割礼や宮沢正一にも似た、寂寞のフォーク・ソング「神隠し - Spirit Away」、〈ECM〉作品にも通じる静けさとミニマリズムとサイケデリアが出会う長大なイントロから、やがて神秘的なラストの歌唱に繋がるクロージング・トラック「花が咲きますように - May a Flower Bloom」まで、頭士氏の孤高の音世界が遺憾無く発揮された、キャリア中でも屈指の隠れた名盤。この機会にアナログで是非。

〈Pica Disk〉や〈Prisma Records〉といった実験的レーベルの運営者としても知られる、北欧ノルウェーのエクスペリメンタル/ノイズ・ミュージック・シーンを35年間もの長年にわたって牽引してきたサウンド/ヴィジュアル・アーティストLasse Marhaug。何百枚ものリリースに関わっている中でも意外と珍しい自身の最新ソロ・アルバム『Provoke』が、長年コラボレーションを続けてきた〈Smalltown Supersound〉よりリリース。2021年の『Context』の続編として、故郷であるノルウェー北部の北極圏に戻ってから録音した最初のソロ・レコーディング。DeathprodやThomas Könerなどを想起させるような、荒涼として広大かつ極地的なドローン・サウンドスケープから、金物の響きが異端なシュルレアリスティックなモダン・クラシカル・サウンドまで、北極圏で育った体験から磨き上げられた自身のアプローチや音の美学が詰め込まれています。
ウガンダ系アメリカ人アーティスト、DawunaことIan Mugerwaによるニュー・アルバム『Naya』が、自身の創設した新レーベル〈Sun Royalle〉よりアナログ・リリース。「黒人の解放と西洋における植民地化された少数民族であることの矛盾」をテーマとした作品。前作のデジタル・ソウル路線の延長で、オーガニックかつロービットなサウンドを軸に、R&B、ソウル、ファンク、ヒップホップなどを網羅した実験的な内容となっています。Rashad Beckerによるマスタリング仕様。

米女性実験音楽家重鎮であり先駆者、Pauline OliverosのDeep Listening Bandにも参加したアメリカの前衛的トロンボーン/ディジリドゥー奏者、即興演奏家、作曲家のStuart Dempsterが伝説のアルバム『Deep Listening』が録音されたのと同じ貯水槽で制作し、現代音楽系名門〈New Albion〉から発表した95年のアルバム『Underground Overlays From The Cistern Chapel』が〈Important Records〉から史上初のアナログ再発。力強く深い音色が響き渡るこの2枚組LPは、高い評価を得た『Deep Listening』のコンパニオンとして制作されたものであり、これまで録音された中で最も深いドローン・アルバムのひとつ。9本のトロンボーン、ディジュリドゥ、チベットの鐘が、200万ガロンもの巨大な貯水槽を、心を揺さぶり、癒すような濃密な音の残響で満たしています。
1950年代から1970年代にかけて活躍した「クメール音楽の王」と呼ばれる偉大なる音楽家であり、ポル・ポトの虐殺によって悲しくもこの世を去ったカンボジアの歌手、Sinn Sisamouthの貴重な音源をコンパイルした画期的編集盤が〈Lion Productions〉からアナログ・リリース。数十年が経過した今でも、そのグルーヴィーなサウンドで世界中のリスナーを魅了し続ける、ポル・ポト以前の黄金期のカンボジアのポップ/ロック・シーンを紐解いた素晴らしい一枚!
歴史に埋もれた宝石の原石的な未発音源集!!クリア・グリーン・ヴァイナル仕様で9年ぶりに〈Delmore Recording Society〉より再発。1960年代前半からNYグリニッチ・ヴィレッジで活動し、フォークリヴァイヴァルの時代にステージでも共演のあるボブ・ディランからも後にフェイバリットにあげられるが決して商業的成功をおさめることのなかった孤高の女性シンガーのデビュー前の録音作。1966年、コロラド州サマヴィルにある彼女の山小屋にオープンリールレコーダーを持ち込んで、このような極上の音楽の夕べを録音。彼女とRichard Tuckerがライブのリハーサルをしているときに、Carl Baronが「録音」ボタンを押したのである。その結果、最も生々しい自然な姿が記録され、まるでその場に居合わせたかのような体験ができる、空気ごと閉じ込められた作品。Tim HardinやFred Neil、度々比較されるBillie Holidayのカバー、そしてスタジオアルバムの『In My Own Time』にも収録される「Katie Cruel」の初期バージョンも収録。スタジオ・レコーディングのオリジナルアルバムは1969年の『It's So Hard To Tell Who's Going To Love You The Best』と、1971年の『In My Own Time』の2枚のみで、もちろん素晴らしい内容だが、自宅のキッチンや友人たちと暖炉を囲みながら歌うことが好きだった彼女には、このように肩の力が抜けたリラックスした自然体で歌うことが音楽をやる上で最も重要だったのではないかと思わせる。録音状態は良くないが、そこがまたより大切にしたくなるような優しい気持ちを引き出してくれる。今は確信を持って言える、60年代最高の女性シンガーの1人!!

2021年リマスター・エディション、20Pブックレット付属。US女性ブルースSSW、Karen Daltonの1971年傑作2ndアルバム。伸びやかなギターやヴァイオリンの響きと美しいピアノの演奏が清々しさすら感じさせるポジティブな「Something On Your Mind」、1st「It’s So Hard To Tell Who’s Going To Love You The Best」ゆずりの渋さと人生を悟りきったような平く穏やかな歌声が素晴らしい「When A Man Loves A Woman」、フォークロアテイストの溢れる「Katie Cruel」等々比較的バリエーションに富んだないようですが、どれも素晴らしいの一言。1stの枯れきった渋い演奏と歌声は唯一無二の傑作でしたが、2ndでは独特の枯れたハスキーな歌声がより豊かになっています。アクの強い1stがあまり好みでないという方にもオススメしたいです!
今回のみの特別価格入荷です。2011年に発表されていた、カントリーサイドの音楽であるLuk Thungの埋もれたアンダーグラウンド音源を収録したコンピレーション。
グルーヴィー/ファンキーな音源はFinders Keepersの得意とするところで文句なしの選曲ですが、それだけでなくこのコンピには映画のサントラ音源や地元臭がプンプンするかなりイナタい音源まで搭載!これはもうエスニックとかそういう感覚ではなく、ただただマニアック。タイトルに掲げている通りとにかく「アンダーグラウンド」です。タイ音楽のディープな奥地に是非足を踏み入れてみてください!
激ヤバです。まだこんな音源が眠っていたとは恐るべし、鋼鉄の漢。Pan Sonic時代より尖鋭的な電子音楽の地平を大いに押し広げてきた世紀の鬼才であり2017年4月に棄世したフィンランドの巨人、Mika Vainio。その伝説的名義のひとつ”Ø”が残した傑作音源「Fermionit」と未発表の「Kulmamomentti」リミックス版(Kaukolampi & Jimi Tenor)をコンパイルした12インチ盤。
