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Sydney Spann - Sending Up A Spiral Of (LP)Recital
¥4,632
廃盤。2021年に〈Reading Group〉からデビューしていたニューヨーク拠点のミュージシャン/サウンド・アーティスト、Sydney Spannによる初のアナログ・リリース盤『Sending Up A Spiral Of』が、Sean McCann主催の大名門レーベルこと〈Recital〉より到着。家族制度やケアワークを題材とした作品。〈Recital〉作品に通底するインディメートで夜行的な雰囲気のもとで幻想的に織りなしていく珠玉のドリーム・アンビエント・フォーク傑作!16ページのカラーブックレットが付属。180g重量盤仕様。限定200部。
Suzanne Langille, Andrew Burnes, David Daniell, and Loren Connors - Let the Darkness Fall (LP)Recital
¥4,148
Sean McCann主催の名レーベル〈Recital〉からの最新物件が到着!Taylor Deupreeによるリマスタリング仕様。Suzanne Langille & Loren Connorsによる膨大なディスコグラフィーの忘れ去られたコーナーにして、1999年に〈Secretly Canadian〉からCDオンリーでリリースされていた作品『Let the Darkness Fall』の初のアナログ・ヴァージョンが出版。この度、実に25年ぶり初のリイシュー!98年6月のニューヨーク・ブルックリンにあるローレンとスザンヌのリビングルームにあるタスカムで録音されていた音源を収録した作品。まるで、プライベートな交霊会の放映のよう。こちら側ではないどこか異界の声まで大いに紛れ込んだ、珠玉のアシッド・フォーク・アルバム!限定350部。
Echt! - Sink-Along (LP)Sdban Ultra
¥3,964
イタリア、フランス、ベルギーと様々な国籍のメンバーが集うベルギー・ブリュッセル拠点のフューチャー・ジャズ・バンドであり、Gilles Petersonにも絶賛された要注目アクト、Echt!が2年ぶりとなる最新アルバム『Sink-Along』を〈Sdban Ultra〉からリリース。トラップからベース・ミュージック、ヒップホップなどからの多様なインスピレーションを取り込み、まるで、Jonwayne、DJ Rashad、J Dilla、Ivy Lab、Tsuruda、Aphex Twinによる夢のドッキング・ライブが頭をよぎる、比類のないコズミック・ジャズ・サウンドを生み出しています。
Valentina Magaletti & Yves Chaudouët - Batterie Fragile (LP)unjenesaisquoi
¥3,964
昨今の実験音楽界隈を大いに賑わせているイタリア出身の前衛的パーカッション奏者であり、Holy TongueやTomagaでの活動も著名なValentina Magalettiと、以前にも同氏とコラボレーションしていたフランスの美術家のYves Chaudouëtによる2度目となる共作アルバム『Batterie Fragile』が、フランスのレーベル〈unjenesaisquoi〉よりアナログ・リリース。Yves Chaudouët考案によるオブジェが駆使されたサイケデリックな音響彫刻/フリー・ミュージックを両面に収録した圧巻の内容!限定600部。
Comité Hypnotisé - Danza Del Piri-Piri (LP)cortizona
¥3,964
近年の〈Stroom.tv〉のリリース群の屈折具合いにも引けを取らないベルギー実験音楽界隈屈指のカルト・レーベルこと〈cortizona〉からの最新物件が到着!Cosmic PigsやSister Poo Poo、Evil Superstarsなどを始め、無数の音楽グループで活動を展開してきた同国のギタリスト、シンガー、プロデューサーのTim VanhamelによるプロジェクトComité Hypnotiséによる3枚目のアルバム『Danza Del Piri-piri』がアナログ・リリース。70年代のオールドスクールのシタールのヴァイブとジッターバグのグルーヴを通過したコズミック&サイケデリックな浮遊感に溢れるインスト・アヴァン・ポップ怪作。Gert Van Hoofによるマスタリング&〈Dubplates & Mastering〉でのカッティング仕様。
Panbers - Indonesian City Sound: Panbers Psychedelic Rock and Funk, 1971-1974 (LP)Elevation Records
¥3,971
インドネシアでも最初期に結成されたジャカルタ出身のロック・グループであるPanbersが〈Mesra Dimita Records〉で過ごした時期に残した最も豊饒だったハードロック/サイケデリック・トラックを集めた決定版的コンピレーション・アルバム『Indonesian City Sound: Panbers Psychedelic Rock and Funk, 1971-1974』がアナログ・リリース。インドネシアから生まれた最も初期の最もヘヴィなロック・サウンドへの入門書として最適の一枚!
Bryozone - Eye Of Delirious (LP)Muscut
¥3,268
ニューエイジ/アンビエント好きにもレコメンド。オデッサ拠点のガールズ・サーフ・ロック・バンド、Chillera のベーシストであるGanna Bryzhataによるプロジェクト、Bryozoneがウクライナのエクスペリメンタル・ミュージック集積地〈Muscut〉よりデビューLP『Eye Of Delirious』を発表。インダストリアル・ダブの要素を巧みに取り込んだファースト・アルバム!神秘的な静けさと深いメランコリーを織り交ぜながら、幻想的にその姿を変貌させていく鎮静的であり瞑想的な電子音響/アンビエントの秀逸作品に仕上がっています。限定300部。
DJ Balduin - Concrete Mimosa (2LP)Kann Records
¥4,677
〈QC Records〉や〈Kompakt〉、そして、彼自身の〈GLYK〉レーベルなどから作品を送り出してきたDJ Balduinによる最新アンビエント・ダンス・ミュージック作品『Concrete Mimosa』が、ドイツ・ライプツィヒレーベル〈Kann Records〉より登場。ダウンテンポ、アンビエント、エクスタシーにインスピレーションを得たハウスカットを中心に、ダンスフロアでもリビングルームでもチルアウトにノスタルジックに響く小さな物語を作り上げています。
Zaumne - Parfum (LP)sferic
¥4,956
HTRK、Malibu、Félicia Atkinsonなどが好きな方にもレコメンドしたいASMR以降のアンビエント・エクスペリメンタル作品!〈Mondoj〉や〈Perfect Aesthetics〉といった実験的レーベルからのリリースも知られるポーランドのアーティスト、Mateusz Olszewskiによるソロ・プロジェクトZaumneの最新アルバム『Parfum』が〈Sferic〉よりアナログ・リリース。YL Hooi、メトロノリ、Patrick Shiroishiといった豪華ゲストもフィーチャーしたトラックも収録。ボードレールの『悪の華』に美しくインスパイアされた、一種の逃避行と官能的な彷徨のエクササイズ的アルバム。Demdike StareのMiles Whittakerによるマスタリング仕様。限定300部。
Yungwebster (LP)sferic
¥4,956
イーサリアルなアンビエント・ラップの珠玉の一枚、大変素晴らしいです!Jake MuirにSpace Afrika、Roméo Poirierなど、水彩でモノクロームな実験的ディープ・テクノ〜アンビエントを中心に大いに絶景を送り出してきた、昨今カルト的な人気を博すマンチェスターの名所〈Sferic〉からは、Travis Scott、Future、Young Thugなどに影響を受けたNYを拠点とするラッパー、Yungwebsterのセルフ・タイトル・デビュー・アルバムがアナログ・リリース。同郷のプロデューサー、Kacie Free & Sonofadmも参加。過去数年間に録音された全8曲を収録。DJ Screwへと敬意を表し、現代のアンビエント実験的なスタイルに対する彼の圧倒的な影響を公言したアンビエント・ラップ傑作!限定300部。
芸能山城組 - Akira Symphonic Suite (2LP)Milan
¥6,486
180g重量盤仕様。音楽は芸能山城組担当、坂本龍一の新作やEnnio Morriconeを始め、主に映画のサウンドトラックに注力する名レーベル、Milanから、今でもアニメ通や映画ファンから人気の高い、大友克洋による漫画原作の名作映画「AKIRA」のサントラが久々のヴァイナル化!
昨今の和物再発物件の中でも特筆すべき案件。レビューなんて読まなくてもネームバリューだけで買ってしまう人は多いんじゃないでしょうか。聞いていてゾクゾクする興奮の連続。ケチャやガムランから、日本のねぶたの掛け声など民族的な要素を取り入れつつ、映画の印象的なシーンのBGMを味付けしていった強烈な一枚。文明批判や八十年代の漫画の全てを詰め込んだ、映画「AKIRA」の生々しく、荒廃の彼方である世界観もこのサントラによって深いものとして彩られていることは間違いありません。リマスター&ゲートフォールド仕様。手放しで大推薦です!
昨今の和物再発物件の中でも特筆すべき案件。レビューなんて読まなくてもネームバリューだけで買ってしまう人は多いんじゃないでしょうか。聞いていてゾクゾクする興奮の連続。ケチャやガムランから、日本のねぶたの掛け声など民族的な要素を取り入れつつ、映画の印象的なシーンのBGMを味付けしていった強烈な一枚。文明批判や八十年代の漫画の全てを詰め込んだ、映画「AKIRA」の生々しく、荒廃の彼方である世界観もこのサントラによって深いものとして彩られていることは間違いありません。リマスター&ゲートフォールド仕様。手放しで大推薦です!
Hi-Phonic Big 15 - Hi-Phonics Hi-Phonics (LP)HMV Record Shop
¥4,180
細野晴臣、坂本龍一、大野雄二、ミッキー吉野、鈴木宏昌という最高の布陣によるオリジナル曲を、超一流のスタジオ・ミュージシャンによる演奏で録音した、スペシャルなアルバム。
トラックリスト:
Side A
1.I Want to Hold Your Hand
2.Strangers in The Night
3.Up Up And Away
4.Those Were The Days
5.Aquarius
6.Bridge Over Troubled Water
7.The Long and Winding Road
8.An Old Fashioned Love Song
9.My Sweet Lord
10.Alone Again
11.It Never Rains in Southern California
12.Yesterday Once More
13.You Are The Sunshine of My Life
14.Hotel California
15.Dancing Queen
Side B
1.First Flash(Composed and Arranged by 鈴木宏昌)
2.Jamaica Ginger(Composed and Arranged by 細野晴臣)
3.Happy To Be in Love Again(Composed and Arranged by ミッキー吉野)
歌:牧ミユキ
4.Dragoon(Composed and Arranged by 坂本龍一)
5.Littl' Duckling(Composed and Arranged by 大野雄二)
スキャット:佐藤奈々子/コーラス:タイム・ファイブ、牧ミユキ
【Musicians】
Side A
Drums: 渡嘉敷祐一
Bass: 岡沢 章
Electric Guitar: 杉本喜代志、直居隆雄
Acoustic Guitar: 吉川忠英
Keyboards: 大原繁仁、ミッキー吉野
Percussion: 穴井忠臣
Alto Sax: Jake H. Concepcion
Tenor & Soprano Sax: 村岡 建
Trumpet: 羽鳥幸次、数原 晋、岸 和義
Trombone: 新井英治、平内保夫、岡田澄男
Chorus: タイム・ファイブ
B1
Drums: 渡嘉敷祐一
Bass: 岡沢 章
Electric Guitar: 杉本喜代志、直居隆雄
Piano: 鈴木宏昌
Percussion: 穴井忠臣
Alto Sax: Jake H. Concepcion
Trumpet & Flugelhorn: 羽鳥幸次
Trombone & Flugelhorn: 新井英治
B2
Drums: 渡嘉敷祐一
Bass, Acoustic Guitar & Steel Drum: 細野晴臣
Electric Guitar: 鈴木 茂
Electric Piano & Synthesizer: 坂本龍一
Acoustic Piano & Synthesizer: 佐藤 博
Percussion: 穴井忠臣
B3
Drums: 渡嘉敷祐一
Bass: 岡沢 章
Electric Guitar: 直居隆雄
Keyboards: ミッキー吉野
Percussion: 穴井忠臣
Trumpet & Flugelhorn: 羽鳥幸次、武田和三、大竹 守
Trombone: 新井英治、岡田澄男
Vocal: 牧ミユキ
B4
Drums: 渡嘉敷祐一
Bass: 岡沢 章
Electric Guitar: 杉本喜代志、渡辺香津美(solo)
Keyboards: 坂本龍一
Percussion: 穴井忠臣
Trombone: 向井滋春
B5
Drums: 渡嘉敷祐一
Bass: 高水健司
Electric Guitar: 直居隆雄
Acoustic Guitar: 杉本喜代志
Piano: 大野雄二
Alto Sax: Jake H. Concepcion
Chorus: タイム・ファイブ、牧ミユキ
Vocal(Scat): 佐藤奈々子
トラックリスト:
Side A
1.I Want to Hold Your Hand
2.Strangers in The Night
3.Up Up And Away
4.Those Were The Days
5.Aquarius
6.Bridge Over Troubled Water
7.The Long and Winding Road
8.An Old Fashioned Love Song
9.My Sweet Lord
10.Alone Again
11.It Never Rains in Southern California
12.Yesterday Once More
13.You Are The Sunshine of My Life
14.Hotel California
15.Dancing Queen
Side B
1.First Flash(Composed and Arranged by 鈴木宏昌)
2.Jamaica Ginger(Composed and Arranged by 細野晴臣)
3.Happy To Be in Love Again(Composed and Arranged by ミッキー吉野)
歌:牧ミユキ
4.Dragoon(Composed and Arranged by 坂本龍一)
5.Littl' Duckling(Composed and Arranged by 大野雄二)
スキャット:佐藤奈々子/コーラス:タイム・ファイブ、牧ミユキ
【Musicians】
Side A
Drums: 渡嘉敷祐一
Bass: 岡沢 章
Electric Guitar: 杉本喜代志、直居隆雄
Acoustic Guitar: 吉川忠英
Keyboards: 大原繁仁、ミッキー吉野
Percussion: 穴井忠臣
Alto Sax: Jake H. Concepcion
Tenor & Soprano Sax: 村岡 建
Trumpet: 羽鳥幸次、数原 晋、岸 和義
Trombone: 新井英治、平内保夫、岡田澄男
Chorus: タイム・ファイブ
B1
Drums: 渡嘉敷祐一
Bass: 岡沢 章
Electric Guitar: 杉本喜代志、直居隆雄
Piano: 鈴木宏昌
Percussion: 穴井忠臣
Alto Sax: Jake H. Concepcion
Trumpet & Flugelhorn: 羽鳥幸次
Trombone & Flugelhorn: 新井英治
B2
Drums: 渡嘉敷祐一
Bass, Acoustic Guitar & Steel Drum: 細野晴臣
Electric Guitar: 鈴木 茂
Electric Piano & Synthesizer: 坂本龍一
Acoustic Piano & Synthesizer: 佐藤 博
Percussion: 穴井忠臣
B3
Drums: 渡嘉敷祐一
Bass: 岡沢 章
Electric Guitar: 直居隆雄
Keyboards: ミッキー吉野
Percussion: 穴井忠臣
Trumpet & Flugelhorn: 羽鳥幸次、武田和三、大竹 守
Trombone: 新井英治、岡田澄男
Vocal: 牧ミユキ
B4
Drums: 渡嘉敷祐一
Bass: 岡沢 章
Electric Guitar: 杉本喜代志、渡辺香津美(solo)
Keyboards: 坂本龍一
Percussion: 穴井忠臣
Trombone: 向井滋春
B5
Drums: 渡嘉敷祐一
Bass: 高水健司
Electric Guitar: 直居隆雄
Acoustic Guitar: 杉本喜代志
Piano: 大野雄二
Alto Sax: Jake H. Concepcion
Chorus: タイム・ファイブ、牧ミユキ
Vocal(Scat): 佐藤奈々子
Public Memory - Elegiac Beat (Custard Yellow Vinyl LP)Felte
¥3,333
ブルックリン拠点のエレクトロニック・プロジェクトERAASでの仕事で最もよく知られるRobert Toherのソロ・プロジェクトであり、名門レーベル〈Felte〉お抱えのPublic Memoryが最新アルバム『Elegiac Beat』をアナログ・リリース。過去7年間、アナログ・シンセサイザー、オーガニックなパーカッションをミックスした電子ビート、ローファイなサウンド・デザイン、硬質なアンビエンスといった独特の音楽性で、固有の不気味でメランコリックな音世界を作り出してきたPublic Memoryの3年ぶりの最新作!
Sufjan Stevens - Enjoy Your Rabbit (2LP)Asthmatic Kitty Records
¥4,452
米国のインディ・シーンを代表するシンガーソングライター、Sufjan Stevensによる2022年度アルバム『Enjoy Your Rabbit』をストック!自身のレーベルである〈Asthmatic Kitty〉からのファースト・アルバム『A Sun Came』でのSSWスタイルから離れ、エレクトロニック・サウンドへと大接近した14曲のカラフルなインストゥルメンタル・コレクションを収録!持ち前のメロディー・センスと電子音を融合させることで、非常に遊び心溢れるエレクトロニック・ミュージックへと仕上げています。
本多信介 Shinsuke Honda - サイレンス (夕映え) = Silence (LP)Studio Mule
¥4,397
名ブログ〈FOND/SOUND〉でも紹介されていた人気作が待望の再発!あがた森魚や吉田美奈子といった名アーティストたちをサポート、旅番組『風まかせ 新・諸国漫遊記』の主題曲も手掛けた和製バレアリック鬼才にして、「はちみつぱい」のギタリストとしても知られる本多信介が1983年に残した幻の傑作『サイレンス (夕映え)』が〈Studio Mule〉から史上初アナログ再発!90年代には『イルカ・ドリーミング』や『トスカーナ ラベンダー畑の黄昏』など、数作のヒーリング作品も残した人物であり、昨今ニューエイジ・リバイバル目線からも再評価の進んでいた重要作家!80年代国産ニューエイジ最後の秘宝の一角にして、ECM系のコンテンポラリー・ジャズも想起させる極上のデビュー・アルバムである本作は、まさにこの時でしか出せなかったであろう、独特の影のある音響によって彩られています。「むこう側」の世界の現実離れした美しさを、これほどまでに自由に叙景した音楽もまた稀有ではないしょうか。手放しで推薦したい一生モノの音盤です!
Otto Willberg - The Leisure Principle (LP)Black Truffle
¥3,947
シドニー出身の実験的音楽家Oren Ambarchiが主宰する豪州前衛系大名門レーベルこと〈Black Truffle〉から最新物件!ロンドンを拠点に活動するベーシスト/サウンド・アーティスト、Otto Willbergの最新ソロ・アルバム『The Leisure Principle』がアナログ・リリース。ロンドン・アンダーグラウンドの中心的存在であるウィルバーグは、フリー・インプロヴィゼーションやLaurie TompkinsやCharles Haywardらとのバンド活動でも知られ、また、フラクチャー・ノーウェーブ・ユニット”Historically Fucked”などで、アコースティック・ベースやエレクトリック・ベースを演奏。拡張奏法のコントラバスから19世紀の砲兵砦の音響の探求に至るまで多岐にわたる活動を繰り広げています。
Helios - Espera (Beryl Color LP)Ghostly International
¥3,333
ボストンを拠点にマジックのような幻想的アンビエント/ポスト・クラシカル傑作の数々を生み出すKeith Kenniffによる名プロジェクト、Heliosによる3年ぶりの最新アルバム『Espera』が名門〈Ghostly International〉よりアナログ・リリース。20年近くGoldmundとして傑出したポスト・クラシカルを発表してきた彼のアンビエント/エレクトロニカ・サイドであるHelios。本作『Espera』はKeith Kenniffによる12枚目のアルバムであり、よりパノラマ的でダイナミックなサウンドを送り出しています。
H Music De-Perception (Henry Kawahara) - 南風 アルファ・ウェイヴ (7")Em Records
¥1,650
ヘンリー川原が90年代初期にプロデュースした希少な《日本語歌もの》 曲をヘンリー川原史上初の7インチでリリース。川原しか作れなかったこのサイバーオカルト電脳異国情緒ヴォーカル・チューンを小室哲哉と坂本龍一に捧げます。
今のアート文脈から無きものとして抹消されるなら我々で存在証明してやるという意気込みだけで展開した企画ながら、世界的にも話が通じることが確認できたヘンリー川原再訪運動 (複数の記事になって取材も受けました)。そんな中、鋭意準備中の続編 『電脳的反抗と絶頂2: その他のヘンリー川原』 (仮題)の景気づけに投与するのが今回のシングルです。※コンピには未収の限定ワンオフ・リリースです。
この「Minami-kaze α Wave(南風 α ウェイヴ)」 は、川原が手がけた希少な日本語ヴォーカル曲であり、1993年にHMD (H Music De-Perception) という名で発表された「南風#3」の未発表ヴァージョンだ (マニアですいません)。 同曲は『電脳的反抗と絶頂』 にも収録したサイバーエキゾ・トラック「南風」をヴォーカル曲用に改編したもので、記録によれば宝達奈巳が歌い、既出版とMIXが微細に異なる未発表ヴァージョン。90年代末のTKファミリーを彷彿とさせるユニット名で、80年代に細野晴臣がプロデュースしたアイドル曲群に真っ向から挑んだような<ポップスもできた川原>を確認できる希少例だ。
=作品仕様=
+ 半透明GREEN VINYL
+ 片面1曲のみ収録
+ 特殊アルミ蒸着紙を使ったペラジャケ付き。見本図版の色目は実物と異なります。ギラギラになります。
今のアート文脈から無きものとして抹消されるなら我々で存在証明してやるという意気込みだけで展開した企画ながら、世界的にも話が通じることが確認できたヘンリー川原再訪運動 (複数の記事になって取材も受けました)。そんな中、鋭意準備中の続編 『電脳的反抗と絶頂2: その他のヘンリー川原』 (仮題)の景気づけに投与するのが今回のシングルです。※コンピには未収の限定ワンオフ・リリースです。
この「Minami-kaze α Wave(南風 α ウェイヴ)」 は、川原が手がけた希少な日本語ヴォーカル曲であり、1993年にHMD (H Music De-Perception) という名で発表された「南風#3」の未発表ヴァージョンだ (マニアですいません)。 同曲は『電脳的反抗と絶頂』 にも収録したサイバーエキゾ・トラック「南風」をヴォーカル曲用に改編したもので、記録によれば宝達奈巳が歌い、既出版とMIXが微細に異なる未発表ヴァージョン。90年代末のTKファミリーを彷彿とさせるユニット名で、80年代に細野晴臣がプロデュースしたアイドル曲群に真っ向から挑んだような<ポップスもできた川原>を確認できる希少例だ。
=作品仕様=
+ 半透明GREEN VINYL
+ 片面1曲のみ収録
+ 特殊アルミ蒸着紙を使ったペラジャケ付き。見本図版の色目は実物と異なります。ギラギラになります。
V.A. - スリン・パークシリの仕事2:特選モーラム集1960s-80s (2LP)Em Records
¥3,850
日本に細野晴臣、ジャマイカにソニア・ポッティンジャーやハーマン・チン・ロイがいるように、タイにはスリン・パークシリがいる。彼がプロデュースした現代モーラム(*)の宝物を詰めた世界初コンピレーション。
Soi48とエムのタイ音楽アーカイブ・シリーズ立ち上げ時から目標(野望)に掲げてきたスリン・パークシリのモーラム作品集で、シリーズ中、最大ボリュームでお届けするタイ・イサーン音楽のある意味、究極的なアルバムです。
パークシリはアンカナーン・クンチャイ「イサーン・ラム・プルーン」で、タイの伝統芸能と西洋ポップスを折衷し、タイ歌謡の方向を変えてしまったゲームチェンジャー的な革命児ですが、彼の生まれ育ったタイ東北地方イサーンの伝統的語り芸、モーラムの発展には人一倍の熱意と創意でとりくみました。 本作はレコードからカセットテープへと媒体が移っていく1970年代から80年代、パークシリが手がけた現代モーラム作品をコンパイルした、タイでいまだ編纂されていない音源集です。この曲群が長らく手付かずだった理由は、彼が独立プロデューサーだったことと、作品のほとんどが7インチ・シングル盤で流通していたことにあります。
1曲単位の制作だったシングル盤時代からカセットテープ時代に入り、フォーマット上の要請で音源をより多く供給する必要がうまれ、多くのプロデューサー達は格式ある難しいモーラムの型を崩し、芸能技術の敷居を下げて対応しました。これが80年代のモーラム・ブームを駆動させましたが、パークシリの流儀は、芸能の型は崩さないかわりにサウンド(オケ、バンド演奏)で革新を追求することにあり、新旧・有名無名のモーラム達を相手に音楽的バリエーションを生み出すことに成功。これはモノ・コードで演奏も楽器も固定され、ワンウェイになりがちな同ジャンルでは驚異的です。
今回、優雅でオーセンティックなものからラディカルな実験作まで、モーラムという伝統音楽をアヌラック・レ・パッタナー(タイ語で「保存と改革」の意)して継承した彼の手腕を聞く22曲をセレクト(デジタル版は18曲のみ)。ほとんどの曲が初再発・初CD化で一部は初レコード化となります。これまでコレクターしか耳にできなかったタイ・イサーン音楽の秘宝がここに開放されます。みなさま長らくお待たせしました。
*注釈
モーラム:東南アジア/ラーオ系の伝統的な語り芸。モーは達人、ラムは声調に抑揚をつけながら語る芸能。つまり「語りの達人」で、その歌手と芸能の両方をさす名称。モーラムは「歌」ではない。
Soi48とエムのタイ音楽アーカイブ・シリーズ立ち上げ時から目標(野望)に掲げてきたスリン・パークシリのモーラム作品集で、シリーズ中、最大ボリュームでお届けするタイ・イサーン音楽のある意味、究極的なアルバムです。
パークシリはアンカナーン・クンチャイ「イサーン・ラム・プルーン」で、タイの伝統芸能と西洋ポップスを折衷し、タイ歌謡の方向を変えてしまったゲームチェンジャー的な革命児ですが、彼の生まれ育ったタイ東北地方イサーンの伝統的語り芸、モーラムの発展には人一倍の熱意と創意でとりくみました。 本作はレコードからカセットテープへと媒体が移っていく1970年代から80年代、パークシリが手がけた現代モーラム作品をコンパイルした、タイでいまだ編纂されていない音源集です。この曲群が長らく手付かずだった理由は、彼が独立プロデューサーだったことと、作品のほとんどが7インチ・シングル盤で流通していたことにあります。
1曲単位の制作だったシングル盤時代からカセットテープ時代に入り、フォーマット上の要請で音源をより多く供給する必要がうまれ、多くのプロデューサー達は格式ある難しいモーラムの型を崩し、芸能技術の敷居を下げて対応しました。これが80年代のモーラム・ブームを駆動させましたが、パークシリの流儀は、芸能の型は崩さないかわりにサウンド(オケ、バンド演奏)で革新を追求することにあり、新旧・有名無名のモーラム達を相手に音楽的バリエーションを生み出すことに成功。これはモノ・コードで演奏も楽器も固定され、ワンウェイになりがちな同ジャンルでは驚異的です。
今回、優雅でオーセンティックなものからラディカルな実験作まで、モーラムという伝統音楽をアヌラック・レ・パッタナー(タイ語で「保存と改革」の意)して継承した彼の手腕を聞く22曲をセレクト(デジタル版は18曲のみ)。ほとんどの曲が初再発・初CD化で一部は初レコード化となります。これまでコレクターしか耳にできなかったタイ・イサーン音楽の秘宝がここに開放されます。みなさま長らくお待たせしました。
*注釈
モーラム:東南アジア/ラーオ系の伝統的な語り芸。モーは達人、ラムは声調に抑揚をつけながら語る芸能。つまり「語りの達人」で、その歌手と芸能の両方をさす名称。モーラムは「歌」ではない。
YPY - Be A Little More Selfish (LP)Em Records
¥2,420
皆さま大変お待たせしました!YPY ニュー・アルバム完成!難しい理屈は今いらない。出発点に再び忠実になったYPY からのフレッシュな音のお便り!
昨年、スタジオ<ICECREAM MUSIC>を稼働、世界が待っているバンド、ゴート(goat)や「GEIST(ガイスト)」「Virginal Variations」といったプロジェクトを抱え、このところ本当に多忙な音楽作家、日野浩志郎のソロ・プロジェクトとしてもはや説明不要のYPY。そんな日野先生もかつては緑色のモヒカンだったという伝説がございますが、その精神が彼の中に生き続けていることを表明したのが本作『Be A Little More Selfish』である。
ヨーロッパのDJに歓迎されそうなYPYらしいハードな曲、新境地アフロでアンビエントなパーカッシブ・チューン、ホームリスニングBGMっぽい曲からイマイチよく分からん曲まで諸テイストが混在するが、YPY最大の魅力である地下ライブ感はそのまま!キラキラ・ネームとキラキラ・サウンドが氾濫する世の中に発せられたYPYの自問自答最新アップデートであり、NAZE(ナゼ)氏によるキラー装丁画と溶け込んだサイコでサイコーな一撃!ライブをやり倒しているのに作品リリースは相変わらず希少なYPYのプレミアムなフル・アルバムでございます♥
作曲・演奏:日野浩志郎
チェロ on "All Wounds":中川裕貴
マスタリング:倉谷拓人(Ruv Bytes)
装丁画: NAZE
12" LP版:Dubplates & Masteringでカッティングしたクオリティー・ラッカー/スタンパー使用。
CD版:見開き紙ジャケット仕様
昨年、スタジオ<ICECREAM MUSIC>を稼働、世界が待っているバンド、ゴート(goat)や「GEIST(ガイスト)」「Virginal Variations」といったプロジェクトを抱え、このところ本当に多忙な音楽作家、日野浩志郎のソロ・プロジェクトとしてもはや説明不要のYPY。そんな日野先生もかつては緑色のモヒカンだったという伝説がございますが、その精神が彼の中に生き続けていることを表明したのが本作『Be A Little More Selfish』である。
ヨーロッパのDJに歓迎されそうなYPYらしいハードな曲、新境地アフロでアンビエントなパーカッシブ・チューン、ホームリスニングBGMっぽい曲からイマイチよく分からん曲まで諸テイストが混在するが、YPY最大の魅力である地下ライブ感はそのまま!キラキラ・ネームとキラキラ・サウンドが氾濫する世の中に発せられたYPYの自問自答最新アップデートであり、NAZE(ナゼ)氏によるキラー装丁画と溶け込んだサイコでサイコーな一撃!ライブをやり倒しているのに作品リリースは相変わらず希少なYPYのプレミアムなフル・アルバムでございます♥
作曲・演奏:日野浩志郎
チェロ on "All Wounds":中川裕貴
マスタリング:倉谷拓人(Ruv Bytes)
装丁画: NAZE
12" LP版:Dubplates & Masteringでカッティングしたクオリティー・ラッカー/スタンパー使用。
CD版:見開き紙ジャケット仕様
7FO - 竜のぬけがら (LP)Em Records
¥2,970
2023年リプレス!Captain Ganja + 細野晴臣 + A.ラッセル!? これが噂の浄土ダブ・ニューエイジ・ベース!あのTapesも惚れ込んだ天然の才、7FOの全曲新録NEWアルバム完成!!!! ほのかに草の香り漂う涅槃用BGMでフワフワ~と白昼夢体験〜。
RVNG、Bokeh Versionsなど先端レーベルからオファーが舞い込み先に海外で注目度急上昇中、日本は置いてけぼり?という声も聞こえますが待ちなさい!我々はこの才能がストーンドして爆発するのをじっと待ち続け、遂に覚醒の時が来た!!!!!!
7FOとこれまでの電子音楽作家との決定的な違いは、アンビエント~ニューエイジなシンセ・エレクトロニクスを天然のエスニックさでダブ~レゲエっぽく処理してしまう、欧米勢にもない感覚を宿している点だ。そのセンスこそが、時代が求める音を生み出し、RVNG的ニューエイジ~電子音楽系、ニュールーツ・リバイバルからエクストリームなベースミュージック、La Monte YoungからEquiknoxxのファンにまで越境し支持される理由だ。喩えるなら、もしYEN~Monad期の細野晴臣が2010sベースシーンに登場したらどうなったか?という、まだまだ謎のポテンシャルを秘める。そんな『竜のぬけがら』の魅力は、かえって何も知らない人に聞かせたほうが真価を真っ直ぐ受けとれる!?あのTapesに「これで俺が音楽作る理由が無くなった……」と言わしめた、7FOのランドマークとなるであろうナチュラルハイ無添加チルアウト決定盤!!(樋口寛人氏による装丁がこの音の視覚化に成功。)
新崎純とナイン・シープス - かじゃでぃ風節 (7")Em Records
¥1,760
誰が言ったか《琉球ペットサウンズ》 。ビーチボーイズ・ファン、アヴァンポップ、アンビエント・リスナーが腰を抜かした衝撃の70sウチナーポップ秘宝を新装リプレス。特殊紙で!
2022年版仕様:
艶消しシルバーのアルミ箔を貼ってエンボスをかけた特殊紙に印刷。 ディスクは琉球の太陽をイメージした半透明カラー盤。
「かじゃでぃ風節」は琉球古典音楽・琉球舞踊を代表する曲で、めでたい祝いの席で演奏される大定番。通常、少人数で三線を伴奏に歌われるものだが、新崎純(あらさきじゅん)というミュージシャンの好奇心から、ビッグバンドで演奏したらどうなるか?と70 年代に実験されたのが本ヴァージョンだ。人間国宝の照喜名朝一をはじめとする演奏家がスタジオに集められ、5 人の三線奏者、4 人の管楽器奏者、ピアノ、エレキギター、エレキベース、パーカッションとドラムの総勢13 人で、なんとリハ無しぶっつけ本番、一度きりの演奏で吹き込まれたまさにミラクル録音。新崎によると和声が無い琉球古典ゆえに編成と編曲には苦心したというが、出てきた音は重厚な荘厳さを漂わせ、更に音楽マニアには琉球音階の『Pet Sounds』に聞こえてしまうというオマケ付き。リリースにあたり当時記録用に録音したカセットテープを発掘できたのはこれもまた奇跡である。このテイクにノックアウトされたヴィジブル・クロークスによるリミックスは、あの世でもこの世でもない<第四世界>の傑作ヴァージョン。
なお、シープス(sheeps)は綴り間違いだが、原題のままにしている(英題では修正)。
Tracks:
Side-A: 新崎純とナイン・シープス「かじゃでぃ風節」(1977)
Side-AA: Visible Cloaks「かじゃでぃ風節 (Visible Cloaks Remix)」(2018)
2022年版仕様:
艶消しシルバーのアルミ箔を貼ってエンボスをかけた特殊紙に印刷。 ディスクは琉球の太陽をイメージした半透明カラー盤。
「かじゃでぃ風節」は琉球古典音楽・琉球舞踊を代表する曲で、めでたい祝いの席で演奏される大定番。通常、少人数で三線を伴奏に歌われるものだが、新崎純(あらさきじゅん)というミュージシャンの好奇心から、ビッグバンドで演奏したらどうなるか?と70 年代に実験されたのが本ヴァージョンだ。人間国宝の照喜名朝一をはじめとする演奏家がスタジオに集められ、5 人の三線奏者、4 人の管楽器奏者、ピアノ、エレキギター、エレキベース、パーカッションとドラムの総勢13 人で、なんとリハ無しぶっつけ本番、一度きりの演奏で吹き込まれたまさにミラクル録音。新崎によると和声が無い琉球古典ゆえに編成と編曲には苦心したというが、出てきた音は重厚な荘厳さを漂わせ、更に音楽マニアには琉球音階の『Pet Sounds』に聞こえてしまうというオマケ付き。リリースにあたり当時記録用に録音したカセットテープを発掘できたのはこれもまた奇跡である。このテイクにノックアウトされたヴィジブル・クロークスによるリミックスは、あの世でもこの世でもない<第四世界>の傑作ヴァージョン。
なお、シープス(sheeps)は綴り間違いだが、原題のままにしている(英題では修正)。
Tracks:
Side-A: 新崎純とナイン・シープス「かじゃでぃ風節」(1977)
Side-AA: Visible Cloaks「かじゃでぃ風節 (Visible Cloaks Remix)」(2018)
田中重雄 - 弓神楽 (LP)Em Records
¥2,750
EMが遂に神の領域へ!これはエチオピアの音楽ではない。マニュエル・ゲッチングの「E2-E4」ではない。スピリチュアル・ジャズではない。これは広島県に伝わる日本最古の神楽(かぐら)である。信じられないかもしれないがこれは事実です。本物の「弓」に張った弦を細い竹で叩くことで生み出される不可思議な音色とビート、ミニマルに刻まれる手拍子(※注)、それと関係を持たず浮遊する笛の音、そして恐るべき求心力で全てをコントロールする「声」。本作は旭日單光章を戴かれた宮司である故・田中重雄宮司がアーカイブの目的で吹き込んだ1991年録音にリマスターを施したものである。また、CD版には、弓神楽のただ一人の後継者、田中律子宮司の唱誦をボーナスに収録した。エンタテイメントと神事の境目を越えるこの無比の音楽を、無形民俗文化財の名目で図書館に死蔵させておくわけにはいかない。俚謡山脈とエム・レコードが最大級の敬意と畏れを込めてお届けする作品です。
※手拍子(てびょうし):鉦(かね)/銅拍子(どうびょうし)/摺鉦(すりがね)とも言われる小型のシンバル。二枚一組で使用する。
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「この神楽は、非常に面白くない神楽です。きらびやかに舞うこともないし、華麗な衣装を纏うこともありません。もしこの神楽について知らなければ、つまらん神楽とおっしゃると思います。しかしこの弓神楽を見ようと思えば、日本中何処を廻ってもここ(上下町)しかありません。非常に貴重な神楽です。大変古い神楽です。そして神楽というものの起源と、目的、意味を多分に含んだ神楽です。」 (平成27年5月24日上下町にて、広島民俗学会会長 三村泰臣氏の解説より)
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「揺輪の上においた弓の弦を打ちながら,祭文をとなえ土公(どくう)神を祭り,五穀豊饒と家内安全を祈る神楽である。
最初の弓初めの簡単な行事と,最後の放ち矢の行事とのほかは,正座して祭文を唱えるもので,他地方で演ぜられる公的な神楽ではなく,招かれた農家で,神官が唱誦する私的な神楽である。
祭文は,「土公祭」祭文を主としてえんえんと唱えられるが,託宣を聞くことを目的としているため,終りにおかぐら祭文を置いている。家内にしつらえた小型の幣(へい)をたてた祭場の棚飾りは古風であり,部屋に吊るす切り飾りも巧妙である。また,弓を用いる点に原始信仰の痕跡をとどめ,祭文の唱えられる調子も古調である。」(広島県教育委員会ウェブサイト「広島県の文化財=弓神楽」の解説より)
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・解説:俚謡山脈、田中律子
・日本語・英語表記
CD版:ボーナス収録/通常ジュエルケース/24pブックレット
※手拍子(てびょうし):鉦(かね)/銅拍子(どうびょうし)/摺鉦(すりがね)とも言われる小型のシンバル。二枚一組で使用する。
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「この神楽は、非常に面白くない神楽です。きらびやかに舞うこともないし、華麗な衣装を纏うこともありません。もしこの神楽について知らなければ、つまらん神楽とおっしゃると思います。しかしこの弓神楽を見ようと思えば、日本中何処を廻ってもここ(上下町)しかありません。非常に貴重な神楽です。大変古い神楽です。そして神楽というものの起源と、目的、意味を多分に含んだ神楽です。」 (平成27年5月24日上下町にて、広島民俗学会会長 三村泰臣氏の解説より)
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「揺輪の上においた弓の弦を打ちながら,祭文をとなえ土公(どくう)神を祭り,五穀豊饒と家内安全を祈る神楽である。
最初の弓初めの簡単な行事と,最後の放ち矢の行事とのほかは,正座して祭文を唱えるもので,他地方で演ぜられる公的な神楽ではなく,招かれた農家で,神官が唱誦する私的な神楽である。
祭文は,「土公祭」祭文を主としてえんえんと唱えられるが,託宣を聞くことを目的としているため,終りにおかぐら祭文を置いている。家内にしつらえた小型の幣(へい)をたてた祭場の棚飾りは古風であり,部屋に吊るす切り飾りも巧妙である。また,弓を用いる点に原始信仰の痕跡をとどめ,祭文の唱えられる調子も古調である。」(広島県教育委員会ウェブサイト「広島県の文化財=弓神楽」の解説より)
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・解説:俚謡山脈、田中律子
・日本語・英語表記
CD版:ボーナス収録/通常ジュエルケース/24pブックレット
Steel An' Skin - Reggae is Here Once Again (LP)Em Records
¥2,420
スティール・パン+ディスコ+ダブ from 1970s
スティール・アン・スキンは、40年代から英/欧で活躍したアフリカン・ハイライフのスター、ジンジャー・ジョンソンのバンド The Afrikan Drummersの一員だったピーター・ブラックマン(トリニダード出身)によって、1970年代初頭のロンドンで結成されたカリビアン系グループ。トリニダード、ガーナ、ジャマイカ等の出身者で構成され、ロンドンに生まれたアフリカン/カリビアンの子供達に、彼らのルーツの文化を教えるワークショップとして活動し、バンドとしても英/ヨーロッパをツアーした。グループ名は彼らの使う楽器(スチール・パンや木製の打楽器など)に由来する。
スティール・アン・スキンは、1972年からジンジャー・ジョンソンのバンドでプレイしていたブラックマンが、西ロンドンにあったジョンソンのクラブ「Iroko Country Club」(*注)の箱バンのミュージシャンや常連の黒人達と結成したバンドだ。スティール・アン・スキンがスタートして間もなく、そのうち数人が20th Century Steel Band(彼らの作品「Heaven & Hell on the Earth」は後にグランドマスター・フラッシュのネタとして世界に広まった)を結成し、アルバム制作のために一時脱退するが、20th Century Steel Bandが解散した1978年、中核メンバーのバブルス(Michael Olivera またの名を Moutalla Mohammed)を含む4人がカムバック。そこでファースト・シングル「Reggae Is Here Once Again」を制作した。
ソカに四つ打ちのディスコ・ビートを取り入れた「Reggae Is…」はスティール・アン・スキンの1stシングルとして1979年発表され、カップリングの「Afro Punk Reggae (Dub)」は大胆なダブ処理を加えたリミックス・ヴァージョンで、スティール・パンのダブ作品として初(?)の試みだった。
*注:ジンジャー・ジョンソンの「Iroko Country Club」は、Average White Band, Osibisa, Fela Kuti, Peter Sellers, Martin Feldman, Ebenezer Obeyなどが出演したイギリスで当時最もホットなアフリカ系クラブで、ロンドンの黒人層に混じって、多くの有名人、芸能人、ロック・ミュージシャンが出入りした伝説的スポット。
スティール・アン・スキンは、40年代から英/欧で活躍したアフリカン・ハイライフのスター、ジンジャー・ジョンソンのバンド The Afrikan Drummersの一員だったピーター・ブラックマン(トリニダード出身)によって、1970年代初頭のロンドンで結成されたカリビアン系グループ。トリニダード、ガーナ、ジャマイカ等の出身者で構成され、ロンドンに生まれたアフリカン/カリビアンの子供達に、彼らのルーツの文化を教えるワークショップとして活動し、バンドとしても英/ヨーロッパをツアーした。グループ名は彼らの使う楽器(スチール・パンや木製の打楽器など)に由来する。
スティール・アン・スキンは、1972年からジンジャー・ジョンソンのバンドでプレイしていたブラックマンが、西ロンドンにあったジョンソンのクラブ「Iroko Country Club」(*注)の箱バンのミュージシャンや常連の黒人達と結成したバンドだ。スティール・アン・スキンがスタートして間もなく、そのうち数人が20th Century Steel Band(彼らの作品「Heaven & Hell on the Earth」は後にグランドマスター・フラッシュのネタとして世界に広まった)を結成し、アルバム制作のために一時脱退するが、20th Century Steel Bandが解散した1978年、中核メンバーのバブルス(Michael Olivera またの名を Moutalla Mohammed)を含む4人がカムバック。そこでファースト・シングル「Reggae Is Here Once Again」を制作した。
ソカに四つ打ちのディスコ・ビートを取り入れた「Reggae Is…」はスティール・アン・スキンの1stシングルとして1979年発表され、カップリングの「Afro Punk Reggae (Dub)」は大胆なダブ処理を加えたリミックス・ヴァージョンで、スティール・パンのダブ作品として初(?)の試みだった。
*注:ジンジャー・ジョンソンの「Iroko Country Club」は、Average White Band, Osibisa, Fela Kuti, Peter Sellers, Martin Feldman, Ebenezer Obeyなどが出演したイギリスで当時最もホットなアフリカ系クラブで、ロンドンの黒人層に混じって、多くの有名人、芸能人、ロック・ミュージシャンが出入りした伝説的スポット。