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昨年大いに騒がれたテナー・サックスの巨人ファラオ・サンダースの大名盤『Pharoah』の正規復刻発売から8か月が経ち、LUAKA BOPがさらに大きく動き出す!なんと『Pharoah』から「Harvest Time」「Love Will Find a Way」の未発表ラジオ・エディットを7インチカットし日本限定としてRSDでリリースが決定! この盤は今後貴重な高価盤になること間違いなし!RSD商品の大注目作品です!!!
『A Rainbow in Curved Air』 『in C』などの代表作で知られる巨匠Terry Riley(テリー・ライリー)は現在日本在住。 2020年初春来日直後、まだ移住を決める前の山梨県小淵沢での録音をまとめ、2023年10月にCDでリリースした作品集を初回生産限定盤にてアナログ化!LP(8曲収録)+非売品 BONUS 7-inch(2曲収録)を封入した2枚組というスペシャルな仕様。
JAZZスタンダード・カバー(6曲)とオリジナル楽曲(4曲)で構成され、緻密かつ繊細なピアノとサイケなシンセサイザーの幅広いサウンドで彩られた本作は、「即興演奏家」としての彼の本質を鮮明に記録した作品集に。 若き日のパリ滞在時代にJAZZスタンダードに親しみ、今回のカバー作品に繋がっているとのこと。流麗なピアノタッチによるカバー曲に加えて、パッションが爆発した「Pasha Rag(パシャ・ラグ )」など聴きどころ満載の名盤誕生!(現在のところ、音源の配信予定はございません。)
昨年2023年10月には〈さいたま国際芸術祭2023〉のオープニング公演に出演。同10月に京都・東本願寺 能舞台で開催されたCorneliusら参加のイ ベント〈AMBIENT KYOTO〉の一環として、普段は一般非公開である能舞台での立体音響ライブに2DAYS出演。11月には東京・紀尾井町 紀尾井ホールにて、テリー・ライリーを人生の師と仰ぐ久石譲氏の現代音楽作曲家としてのライフワーク〈MUSIC FUTURE〉の10周年の特別ゲストとして久石 譲氏との共演を果たしています。
88歳と思えぬ、精力的なライブ出演をおこなっている伝説のアーティストの限定アナログ盤リリース!大きな話題となること必至!!
■Terry Lirey(テリー・ライリー)Profile
作曲家・音楽家。1935年6月24日、カリフォルニア生まれの88歳。昔も今も、そして未来も、常に新しく、独創性に溢れる音楽を作り続ける音楽界の大巨匠。初期の名盤『in C』(1964年)はミニマル・ミュージックの金字塔として輝き続け、『A Rainbow in Curved Air』(1969 年)はサイケデリックを代表する不朽の名盤となり、その後登場するアンビエント・ミュージックにも大きな影響を与えている。また、レイヴ・パーティーの原型となった「All-Night Concert」の開催、インド音楽から影響を受けた彼の作品はサンプリング/ループの原型となってクラブ・カルチャーにまで影響を及ぼすなど、1960年代から行なってきた革新的な音楽活動は、ジャンルを超え、今なお世界の音楽シーンの礎であり、未来を照らす光となっている。 横尾忠則、久石譲、ジム・ジャームッシュ等、大ファンを公言している表現者は数多い。2020 年より山梨県在住。 鎌倉で月一度、ラーガ教室「Kirana East」も行っている。
エキゾチックな世界観をジャズにもたらしたマルチ・リード奏者ユセフ・ラティーフの、1966年収録の未発表ライヴ音源集! (日本語ライナーノーツ付き)
ジャズと東洋音楽を融合させ、ジョン・コルトレーンやファラオ・サンダースなど、当時の最高のミュージシャンに多大な影響を与えたマルチ・インストゥルメンタリスト、ユセフ・ラティーフの未発表ライヴ音源。
1966年2月にロンドンの老舗ジャズ・クラブ、ロニー・スコッツにて、自身のレギュラー・トリオであるリック・レアード(ベース)、ビル・エイデン(ドラム)、スタン・トレイシー(ピアノ)という輝かしい面々のローカル・バンドとライヴを行なった。ラティーフいわく、これまで共演した中でも彼ら3人は最も優れたミュージシャンだという。
この時のパフォーマンスは後世の人々に残すべく、ロニー・スコットの要望によりレス・トムキンスが彼が所有するテープレコーダーに保存。当時ミュージシャンたちは、自分たちの演奏が録音されていることを知らなかった。それはスコットがそのほうがミュージシャンたちが彼らのベストを尽くすことができ、最も自然な演奏を捉えることが出来ると信じていたからだ。そしてその結果、美しくのびのびとした素晴らしい演奏の記録が残されることとなったのである。
ラティーフの際立つ個性の最大の要因は、管楽器や打楽器の常ならぬ用い方や、欧州以外の音楽形態への関心の高さにある。それ以上に即興ミュージシャンとしての力量ははるかに重要であり、また彼は「練習と研究は信頼できる。特に作曲に関しては研究だ。練習する中で自分を律する必要に気づき、やがてそれが自然になっていく」と、常に努力を怠ることをしなかった。そして2013年に93歳でこの世を去るまで、数々の人気アーティストの作品に参加した。
クラシック音楽から音楽を学び始めた氏が、非西洋音楽や即興ジャズ、世界中の民族音楽やポップスへと惹かれていったそのリサーチの過程を存分に味わえる一枚!Seth GrahamやKara-Lis Coverdaleといった現行のアーティストの感性にも連なる幻想ニューエイジ大曲"Banteay Srey"、"Sonali"、ジョン・ハッセルの第四世界の目覚めを感じる霊性トライバル・アンビエント"Woo Lae Oak"、一種のグリッチ的なミニマル・ループが独特の余韻を残していく"Mae Yao"といった、アンビエント~ニューエイジ・リスナーにも大推薦の長曲四篇を収録。肩肘張らずにゆったり聴ける味わい深い一作ですよ。