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Aziz and Friends - Waves of Peace (2LP)Morning Trip
¥5,283
オリジナルは、1982年に自主カセット・リリース、翌年にはニューエイジ/宇宙音楽系レーベル〈Soundings Of The Planet〉からも発表されるもいずれのカセット版も今や超入手困難な激レア作品と化している、Aziz and Friendsの唯一作『Waves of Peace』が、〈Telephone Explosion〉のニューエイジ発掘部門〈Morning Trip〉から史上初のアナログ再発。カリフォルニアの美しい海辺の町、サンタクルーズで作られた作品とのことで、同地の自然をインスピレーションに、地元のミュージシャンと共にスタジオで生演奏・録音され、インストゥルメンタル・ミュージックと自然界の音を組み合わせて生み出された極上かつオブスキュアなリラクゼーション・アルバム。
William Eaton - Music By William Eaton (LP)Morning Trip
¥3,778
John Fahey~Harry Partch、Laraajiのファンにも!弦楽器の世界的なデザイナー/ビルダーとしても知られる米国のウィリアム・イートンによって、1978年に1000枚限定で自主プレスされたファースト・アルバムにして、本邦の名門〈EM Records〉からCD化も為されている大傑作が初となるヴァイナル・リイシュー!
グラミー賞ノミネートでも知られるネイティブ・アメリカンのフルート奏者、Robert Carlos Nakaiとのコラボも知られる同氏。本作には、タイトルや情報が記載されておらず、ジャケットの隅に小さく「ウィリアム・イートンの音楽」と書かれているのみで、すべて自作の弦楽器によるほぼ即興の演奏を18篇収録。卓越した自然観を土台に、ジョン・フェイヒーら〈Takoma〉ファミリーの音楽から、ブライアン・イーノのアンビエント、北米大陸の原始のフォークロアが美しく溶け合った珠玉の一枚。
グラミー賞ノミネートでも知られるネイティブ・アメリカンのフルート奏者、Robert Carlos Nakaiとのコラボも知られる同氏。本作には、タイトルや情報が記載されておらず、ジャケットの隅に小さく「ウィリアム・イートンの音楽」と書かれているのみで、すべて自作の弦楽器によるほぼ即興の演奏を18篇収録。卓越した自然観を土台に、ジョン・フェイヒーら〈Takoma〉ファミリーの音楽から、ブライアン・イーノのアンビエント、北米大陸の原始のフォークロアが美しく溶け合った珠玉の一枚。
Karate - The Bed Is In the Ocean (CS)Numero Group
¥1,751
某〈Pitchfork〉では22年度ナンと8.6の激高得点を獲得。オブスキュアな目線から再評価進むエモ/ポスト・ロック名作!自国のソウル、ゴスペル、ファンクにとどまらず、ニューエイジ・ミュージック始祖ヤソスや日本からは原マスミまで、世界各地のオブスキュアなサウンドを掘り起こしてきた米国の大名門〈Numero〉からは、ボストンの4人組バンド、Karateが残した3枚目のフル・アルバム『The Bed Is In The Ocean』が22年度カセット再発。余韻の残るギターの音、印象主義的な詩情を一行ずつ紡いでいくような、静かなリズムに沿ったベースラインのクッション、句読点を打つスネアのまばらなスナップ。1998年初頭、マサチューセッツ州ノーウッドにある〈Salad Days Studios〉で録音され、ロンドンの伝説的な〈Abbey Road Studios〉でマスタリングが行われた現在大変入手困難となっているアルバムです!
あがた森魚 - サブマリン / エアプレイン (7")Bridge
¥2,145
あがた森魚、1980年の事件的名作かつ世界的重要作『乗物図鑑』より「サブマリン」「エアプレイン」をシングル・カット!【7インチ・アナログ完全限定】
A面はジョイ・ディヴィジョン的な名曲「サブマリン」、B面は稲垣足穂の肉声をコラージュ編集しイントロに使った「エアプレイン」。42年目に初シングル化。
SIDE A
サブマリン
SIDE B
エアプレイン
A面はジョイ・ディヴィジョン的な名曲「サブマリン」、B面は稲垣足穂の肉声をコラージュ編集しイントロに使った「エアプレイン」。42年目に初シングル化。
SIDE A
サブマリン
SIDE B
エアプレイン

Tito Chicoma Y Su Orquesta - Cumbias y Boogaloos (LP)VAMPISOUL
¥3,373
ペルーのトランペット奏者Tito Chicomaが1968年に同国の大手レーベル〈MAG〉から発表していたメガレア盤『Cumbias y Boogaloos』が初アナログ・リイシュー。クンビアとブーガルーという当時流行していた2つのリズムにフォーカスした作品であり、遥か彼方ニューヨークで発展した熱帯音楽ファンをも魅了する〈Discos Mag〉カタログならではのダンスフロア向け楽曲が満載な極上トロピカル・ミュージック・アルバム!

Los Speakers - En el maravilloso mundo de Ingeson (LP)Munster Records
¥3,373
オリジナル盤は8万円越えの値段を付けたこともあるメガレア盤!〈Shadoks〉も以前掘り起こしていた一枚。コロンビアのロックのパイオニア、Los Speakersが「イェイェ」や「ゴーゴー」との親和性を捨て、1968年に録音したラスト・アルバム『En El Maravilloso Mundo De Ingeson』が〈Munster Records〉から初アナログ・リイシュー。元々は、自身らのレーベル〈Producciones Kris〉からのセルフ・リリースされた作品で、今やほとんど入手不可能!南米から生まれたサイケのLPの中で最も華麗にして狂気じみたカルト・レコード。

Art Of Primitive Sound (W. Maioli, P. Meyer, L. Maioli) - Strumenti Musicali Della Preistoria: Il Paleolitico (CD)Black Sweat Records
¥2,596
異端的民俗芸能集団AktualaやFuturo Anticoなどを始め、近年オブスキュア~ニューエイジ視点からリバイバルされてきた欧州の前衛音楽大国ことイタリアの地下音楽史を代表する名だたる音楽集団に参加したWalter Maioli。彼の関与してきたグループの中でも最重要の部類に入る”Art Of Primitive Sound”が、1993年にリリースした唯一作『Musical Instruments From Prehistory - The Paleolithic』が〈Black Sweat〉より史上初のアナログ・リイシュー。オリジナルは同国の名アンビエント作家Alio Dieが主宰した名レーベル〈Hic Sunt Leones〉よりCDオンリーで発表されていた作品であり、今回初LP化。古代の人間と自然の関係の謎を解明すべく、様々な地理的、気候的、植物的環境の音の風景を調査した成果を収めた、空想民俗音楽の古典的傑作!

Futuro Antico - Dai Primitivi All'Elettronica (LP)Black Sweat Records
¥3,076
イタリアのニューエイジ/ワールド系レーベルBlack Sweatより、同国80年の知られざる超越ラーガ・エレクトロニクス・ニューエイジがヴァイナル・リプレス!
イタリアx2とブルキナファソx1によるトリオ編成で発表していたLP作品。タンブーラがグルグルと舞い、ピアノとシンセが漆黒の宇宙へ誘い、フルートが妖しく揺れてカリンバやボンゴが体を高揚させるカルトな傑作です。電子音楽~ワールドミュージック好きまで大推薦です。
イタリアx2とブルキナファソx1によるトリオ編成で発表していたLP作品。タンブーラがグルグルと舞い、ピアノとシンセが漆黒の宇宙へ誘い、フルートが妖しく揺れてカリンバやボンゴが体を高揚させるカルトな傑作です。電子音楽~ワールドミュージック好きまで大推薦です。

Amaia Zubiria - Pascal Gaigne - Egun Argi Hartan (LP)Elkar
¥3,181
180g重量盤仕様。バスクのフォーク・プログレの伝説Haizeaの女性ヴォーカリストであり、フォークやバスク音楽全般の歴史の中でも最も優れた美しい声の持ち主の一人であるAmaia ZubiriaとギタリストのPascal Gaigneによる1985年のフォーク・アルバム『Egun Argi Hartan』が史上初のヴァイナル・リイシュー。Pascal Gaigneのシンセサイザーによる電子音と、フリー・インプロヴィゼーションの名手=Michel Donedaのサックス、アンダイエ出身のサウンド・エンジニア、Jean Phocasによって美しくトリートメントされた洗練されたサウンドが導く、前衛的な音楽と伝統的な音楽の、あり得ないほど美しい融合です!天上なアンビエント・ジャズ/アンビエント歌謡、”Itxasoan Laino Dago”を聴くためだけでも買う価値があります。
João de Bruço / R.H. Jackson - Caracol (LP)Discos Nada
¥3,337
オリジナルは2万近くで取引される稀少盤!Hans-Joachim Roedelius(Cluster、Harmonia)とのコラボレーションも知られ、〈Music From Memory〉のブラジル産電子音楽ニューエイジ・コンピ「Outro Tempo」でも紹介されていたサンパウロ出身の特殊打楽器奏者/パフォーマーのJoão De Bruçóとギタリスト/ベーシストのR.H. Jacksonが1989年に自主リリースしていた幻のブラジル地下エクスペリメンタル・ミニマル作品が奇跡の史上初アナログ・リイシュー!ナンとニューエイジ・リバイバル後半戦を下支えしてきた名ブログ〈Paradise Is a Frequency〉も紹介していた傑作が再来です。インダストリアルな音響感覚から民族音楽までもが絶妙なポップ・センスの中でみごとにごちゃまぜ。まさに”Rimarimba meets NY NO WAVE”とでも言った様な風情の空想民俗〜オブスキュア・ミニマル・ポップ。一推しです!
After Dinner - Paradise Of Replica (LP)Aguirre Records
¥3,897
Magma、Art Zoyd、Stereolab、Deerhoofのミッシング・リンクのような、プログレッシヴにして遊び心溢れる国産アヴァンギャルド・ロックの大名作!元祖音響系女子とも呼ばれたHacoを中心に1981年に神戸で結成された伝説的バンド、After Dinnerが1989年に発表した3枚目のアルバム『Paradise Of Replica』が〈Aguirre Records〉からアナログ・リイシュー。映画のようなスペクタクルのミニチュアと言うべきゴージャスで魅惑的な前衛的アート・ポップ作品!〈Dubplates & Mastering〉でのカッティング仕様。

Hydroplane (LP)Efficient Space
¥3,572
同レーベルの傑作コンピ『Sky Girl』が好きな方にもオススメ。オーストラリアのインディ・ポップ・ヒーロー、The Cat’s Miaowの後身であるメルボルンのカルト・インディ・トリオなHydroplaneが1997年にCDオンリーで発表したファースト・アルバムがSteve HiettやWilson Tannerの再発などでも知られる名門〈Efficient Space〉より史上初のアナログ化。同年の7インチ・シングル作品『We Crossed The Atlantic』はJohn Peelの支持を受けるもヒットには繋がらなかったオーストラリアのカルトなインディ・ポップ・バンドが残した知られざる傑作にして、幻想と虚無の合間を行き交うドローン・ロック/ドリーム・ポップのマスターピース!彼岸の地で邂逅したGrouper + Neil Young『Deadman』 + Mauizio Bianchiのドッキング・ライブを思わせる、虚脱感と天上なサウンドが同居した驚愕の一枚!

Dickie Landry - Solos (2LP+DL)Unseen Worlds
¥4,793
The Philip Glass Ensembleにも参加したルイジアナ出身のサックス奏者であり、Talking HeadsやLaurie Anderson、Les McCannらの作品でもその演奏を披露しているニューヨークのロフトやアート・シーンの重要な存在Dickie Landry。グラスとランドリーの運営した伝説的なレーベル〈Chatham Square Productions〉から1973年に発表した希少作品『Solos』が、ポスト・ミニマルの聖地〈Unseen Worlds〉から史上初のアナログ・リイシュー。1972年2月19日、ルイジアナ育ちのミュージシャンたちが、ソーホーのウエストブロードウェイにある〈Leo Castelli Gallery〉へと集い、行った完全な即興コンサートの様子を収録しており、コルトレーン、コールマン、アルバート・アイラーやその同胞の創造物からゆるやかにインスピレーションを受けた集団即興と騒々しいバックビートが織りなす破格の演奏を堪能できます。昨今再評価著しいAllan BrafmanやJon Smith、Rusty Gilder、Richard Peckらも参加。Stephan Mathieuの手によるオリジナル・マスターテープからのリマスタリング仕様。当時の貴重写真と新規ライナーノーツが付属したゲートフォールド2LP。DLコードには30分にも及ぶボーナス音源が追加収録。
吐痙唾舐汰伽藍沙箱 - 溶け出したガラス箱 (LP)Life Goes On Records
¥2,398
ジャパニーズ・アシッド・フォークの金字塔的大傑作!ジュリアン・コープの『ジャップロックサンプラー』のトップ50ランクインでもおなじみ”溶け出したガラス箱”が〈URC〉から発表した70年唯一作。西岡たかし(五つの赤い風船)、斉藤哲夫(ジャックス)、木田高介(ジャックス)によるスタジオ・オンリーのプロジェクトであり、加藤和彦や細野晴臣、竹田和夫といった豪華ゲストが参加したアルバム。まさに本邦のサイケデリック・ルネッサンスを先導したカルト・レコードであり、エレキギターのリードが心に突き刺さる、スタジオ・トリックを駆使した本格的なリゼルグ・トリップ。
Gabber Modus Operandi - PUXXXIMAXXX (LP)Danse Noire
¥4,298
スイスととチベットの血を引くディコンストラクテッド・クラブ/ポスト・クラブ女傑Aïsha Deviらが運営する同ジャンルの一大聖地であり、El Mahdy Jr.にJ.G. Biberkopf、bod [包家巷]、Yikiiなどツワモノ揃いな名門レーベル〈Danse Noire〉。ここから2021年にリリースされ、当店でも紹介したインドネシア・バリ島拠点のカルト人気なエクスペリメンタル・ユニット”Gabber Modus Operandi”の18年ファースト・アルバム『PUXXXIMAXXX』の激レア化していたアナログ盤がリプレス!デビュー・アルバムのリリース後は上海の聖地〈SVBKVLT〉からもフォローアップEP『HOXXXYA』を発表、〈CTM〉や〈Nyege Nyege〉といった各所の大人気フェスティバルにも進出し人気を高めていた要注目ユニットである彼ら。ブレイクコアからガバ、ガムラン音楽にレイヴ・ミュージックまでも呑み込んで築き上げた独自のサウンドを余すところなくパッケージした世紀の怪作!
Scone Cash Players - Blast Furnace! (Flamingo Pink Vinyl LP)Colemine Records
¥3,658
マイアミのオルガン・ファンク・バンド、Scone Cash Playersが2018年にリリースし、レア化していたアルバム『Blast Furnace!』が〈Colemine Records〉より2022年度アナログ・リイシュー。60's Psychedelicへの愛溢れる、土臭く幻惑的なハモンド・オルガン・サウンドをたっぷりと堪能できる良作に仕上がっています!

Ekkehard Ehlers - Plays (2LP+DL)KEPLAR
¥5,631
昨今エレクトロニカ/音響系を中心にゼロ年代電子音楽の再評価を推し進めているベルリンの名所〈Keplar〉から新着物件!ドイツ・フランクフルト生まれ、ベルリン拠点の実験的電子音楽家であり、90年代後半には、〈Mille Plateaux/Force Inc.〉にも勤務してそのサブ・レーベル〈Ritornell〉を運営。〈Staalplaat〉や〈En/Of〉、〈Staubgold〉などから傑出した作品を送り出してきたEkkehard Ehlers。2001年から2002年にかけて発表した『Plays』シリーズをコンパイルしたCD作品が、新装アートワーク仕様で初のアナログ再発!プロデューサーとして参加したStephan Mathieu(B2)の楽曲も収録。Anka Hirsch(チェロ)、Joseph Suchy(ギター)がゲスト参加。Robert Johnson、John Cassavetes、Albert Ayler、Cornelius Cardew、Hubert Fichteといった先人たちへの敬意を表した、幻想的なグリッチ・アンビエント/エレクトロアコースティックの傑作。Rashad Beckerの手により〈Lupo〉にてマスタリング。ゲートフォールド・スリーヴ仕様。限定500部。

Carlos Franzetti - Grafitti (LP)Jazz Room Records
¥3,575
オリジナルは4万円もの高値を記録したこともある激レア盤!Astor Piazzollaとの仕事やグラミー賞受賞でも知られるアルゼンチン・ブエノスアイレス出身の作曲家、キーボーディスト、編曲家、指揮者のCarlos Franzettiが1977年に米国の〈Guinness Records〉から発表した作品『Grafitti』が〈Jazz Room Records〉より待望のアナログ再発。ニューヨークのジャズ・シーンでブレイクを果たそうと奮闘していた時期に録音したジャズ風味のラテン・ファンク・ソウル・アルバム。Ray Mantilla(パーカッション)、Victor Venegas(ベース)、Tito Puente OrchestraのDick Meza(フルート、ソプラノ・サックス)といった一流のメンバーと共にカルロスは全てのキーボードを演奏し、ナンバーを書き下ろし、全てのアレンジメントを担当しています。アメリカではすぐに忘れ去られてしまった作品ながら、ロンドンの初期のジャズ・ダンス・シーンのDJたちに取り上げられ、必携のカットとなった"Cocoa Funk"は〈Soul Jazz Records〉の代表的な再発シリーズ〈London Jazz Classics〉でもピックされています。

Eric Schumacher, Andrea Clavadetscher - Greguar, Echos Aus Dem Record-Valley (LP)Tonal Oceans
¥3,061
オーストリア・ウィーンの〈The University of Applied Arts Vienna〉で行われたワークショップで録音された、脆くも失われたイルビエントのようなオーストリアの奇妙な作品の実にタイムリーなリイシュー。同国のミュージシャン、Eric SchimacherとAndrea Clavadetscherの2人が自主リリースし、現在2万円越えの高値をつけたこともあるなど大変希少な一枚となっている1997年の唯一作『Greguar, Echos Aus Dem Record-Valley』が〈Tonal Oceans〉より2022年度アナログ復刻。1997年に「Greguar」ワークショップの一環として制作され、〈Institute of Contemporary Art〉によってプロデュースされたものであり、当時は、限定300部のプライベート・プレス盤として発売されたものでした。DJ SpookyやDJ Olive、Leila、Reqといった名前を思い起こさせる埃っぽくも自由奔放なミニマル・トリップホップ/イルビエントのグルーバーともいうべき一枚!
Svitlana Nianio & Oleksandr Yurchenko - Znayesh Yak? Rozkazhy (LP)Night School
¥3,251
限定300部(小冊子付属)クリアヴァイナル仕様。大人気再発盤がリプレス。この機会を絶対にお見逃しなく。浮世と冥土の境界も曖昧と化すほどの不可思議が連続する真に奇跡的であり驚異的な録音。あのHow To Dress Wellのミックスでも取り上げられているウクライナのネオ・フォーク系シンガー、Svitlana Nianio、そして、Oleksandr Yurchenkoという、共にウクライナの地下音楽シーンにて、ソ連時代からと実に長きにわたって活動してきた2人のベテラン作家が95年にリリースした、限定100部のオリジナルは入手不可能にも近い激レア・カセットがリマスタリング仕様でアナログ・リイシュー。ソ連崩壊の混乱で廃墟となったと思われるキエフの公園にて95年の5月に録音された作品で、Tom James Scottのデザインのもと〈Skire〉と〈Night School〉の共同で復刻されたもの。カシオのキーボードと、ハンマー・ダルシマー、パーカッション、そして、Nianioによるソプラノ・ボーカルをこの上なく耽美かつ可憐にミックス。東欧的なエキゾティシズムの夢の具現化もしくはそれ以上の何かですらある、イマジナリーでイーサリアルな異能ばかりが香る極上のネオ・フォーク盤。A2の最後で突如始まるシャウトからA3の流れには背筋が凍るようですらあり、ミキシング面も大きいのでしょうが、B2の冒頭は何度聴いても気が触れそうになります。人生で何度出会えるかという次元の異能、霊能にただただ気圧される恐るべき傑作。
Ike Quebec - Bossa Nova Soul Samba (Clear LP)Sowing Records
¥2,856
ジャズとブラジル音楽の実りある融合にIke Quebecが最も貢献した作品とも称される1962年の傑作ラテン・ジャズ・アルバムであり、翌年1月に亡くなる前の最後の録音となった〈Blue Note〉の激レアな作品『Bossa Nova Soul Samba』が〈Sowing Records〉から22年度アナログ再発。ケベックのテナー・サックスの暖かい音色と、Kenny Burrell(ギター)、Wendell Marshall(ベース)、Willie Bobo(ドラムス)、Garvin Masseaux(チェケレ)の軽くて優しいグルーヴが支配する美しいスタジオ・セッション!限定500部。
Johnny Clarke - Can't Get Enough (LP)Lantern Rec.
¥3,686
1982年にイギリスのレーベルArts & Craftsからリリースされたオリジナルは2万円超えでも取引される、ジャマイカ人シンガー、Johnny Clarkeの残したルーツ・レゲエの傑作『Can't Get Enough』が完全リマスタリング、公式ライセンスで史上初アナログ・リイシュー。Channel Oneのセッション・グループとしてもおなじみのRoots Radicsがバックを務め、ClarkeとStafford Douglas(別名Mafia Tone)がアレンジを担当した伝説的な録音。
Sad Lovers And Giants - Epic Garden Music (White Vinyl LP)Radiation Reissues
¥3,147
イングランドで1980年に結成されたロック・バンドであり、ポスト・パンクとサイケデリア、アトモスフェリックなキーボード・ワークがブレンドされた孤高のサウンドを生み出した、プロト・ドリーム・ポップの伝説的存在ことSad Lovers And Giants。1982年に自身らのレーベル〈Midnight Music〉から発表したデビュー・スタジオ・アルバム『Epic Garden Music』が〈Radiation Reissues〉よりアナログ・リイシュー。Nick RalphとSteve Burgessによるプロデュースのもと、1981年に〈Spaceward Studios〉で録音された、可憐でポップなネオ・サイケデリアの珠玉の名作!
Shinichi Omata - 僕・猫・プラタナス / Boku・Neko・Platanus (Expanded Edition) (2LP)chOOn!!
¥6,765
日本のシンセサイザー音楽の珍品にして、失われたテクノ・ポップ・クラシック!カルト的レーベル〈Air Record〉(とうじ魔とうじ『移動式女子高生』は国産リチュアル・アンビエントの名作!)に作品を残すニューウェイヴ/シンセ・ポップ・バンド、Deaのメンバーでもあった小俣慎一が、東京・高円寺のインド雑貨店〈元祖仲屋むげん堂〉から84年に発表した幻のカセット作品『僕・猫・プラタナス』。これまでアナログでリリースされることのなかった本作が、これまでもイタリア地下最深部の名アクトBi NostalgiaやGiedrius Kuprevičius (Argo)を掘り起こしたエディンバラの目利きレーベル〈chOOn!!〉(以前私もMIX提供しました!!)よりアートワークを新装して史上初のアナログ再発。もしも、清水靖晃がホソノの〈Non-Standard〉にテクノポップを残していたとしたら?、なifさえ叶えるような破格のサウンド。オリジナルのカセットには収録されていない50分以上の未発表曲を追加収録した時代を超越して卓越したセンスを感じさせるレフトフィールドなシンセ・ポップ/ミュータント・ファンク集!Josh Bonatiの手により〈Bonati Mastering〉での高品質リマスタリング&180g重量盤仕様。アーティスト自身によるライナーノーツが付属。
