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ウズベキスタン・タシュケント拠点の音楽考古学者/ディガー/プロデューサー、Anvar Kalandarovによる新作ミックス『Digging Central Asia』が〈Death Is Not The End〉より登場!ウズベク・ディスコ、タジク・フォークトロニカ、ウイグル・ロック、タタール・ジャズなどを一挙に紹介した前作『Synthesizing the Silk Roads』。今回はさらにその路線を深掘りした続編的ミックスで、1970〜90年代のシルクロード沿いを横断するような土着感とトリップ感が同居するハイブリッドなサイケデリック音源が満載。自身のレーベル〈Maqom Soul Records〉から発掘したレア音源を中心に構成されているもののクレジットは非公開で、それもまたミックステープらしい謎めいた魅力を増している。ローカルでしか聴けなかった中央アジアの知られざる音の宝庫に触れられる内容で、ローカルと宇宙的な広がりが溶け合うユニークな聴き心地が魅力的。

日本の伝説的アーティスト、Susumu Yokotaの音楽的探求の軌跡を年代を超えて記録した、極めて個人的な作品集『Image 1983-1998』。本作は、彼の音楽キャリアにおける二つの異なる時期に制作された短い楽曲で構成されており、前半のトラックは1983年から84年にかけての、ギターやオルガンを用いたローファイなテープ実験の時代のものが収録、ポストパンクやゴーストリー・ポップの断片が垣間見える。続く後半のトラックは、これらの初期作品に触発され1997年から98年に作曲されたもので、後のアンビエントの傑作『Sakura』へと繋がる、より洗練された電子音響とメロディと抽象性が両立する作品が収録されている。音楽的自伝ともいうべき内容で、初期の脆いギターの音色と、後年の穏やかなシンセサイザーのモチーフが、アルバム全体を通して「記憶と予感」という共通のムードで結びついており、両時代が並行して存在するような不思議な感覚を覚える。彼がテクノの制作で多忙を極める中で、初期の実験への回帰と感情的なミニマリズムを追求した、音のスクラップブックあるいはデザインボードとも呼べる、アーティストの核心に迫る貴重なドキュメント。

化学研究者としてのキャリアを健康問題で断念した後、シンセサイザーを中心に独自の電子音楽を制作し続けたウクライナ系ベネズエラ人作曲家Oksana Linde。膨大な録音を残したたものの長らく未発表のままだった彼女の、1986〜94年に自宅スタジオで製作された音源をまとめたアーカイヴ作品『Travesías』。アナログシンセの柔らかな揺らぎ、呼吸するようなオシレーター、ゆっくりと開閉するフィルターが重なり、瞑想的で内省的な音の風景が広がる。曲は一般的な展開を持たず、生物学的プロセスや地質学的変化のようにゆっくりと形を変える。「Luciérnagas en los manglares(マングローブのホタル)」、「Kerepakupai Vena(エンジェルフォール)」など、自然やスピリチュアルな世界観が音の質感にも反映され、静謐さと神秘性が同居するその音楽は、環境音楽、ニューエイジ、コズミック・アンビエントの要素が溶け合い、まるで内なる宇宙を旅するよう。Suzanne Cianiや冨田勲 に通じる繊細さと、南米の実験音楽らしい自由さが同居するのも魅力的。彼女自身に備わった自然なスピリチュアリティが発露した、パーソナルで独自の音世界。

ペルー電子音楽の始まりを初めて体系的にまとめた決定的アーカイヴ『Tránsitos Sónicos』。César Bolaños、Edgar Valcárcel、Enrique Pinillaら、南米前衛を牽引した作曲家たちの1964〜84年の重要作を収録し、これまで断片的に語られてきたペルー電子音楽史を一望できる内容。初期の作品は、アルゼンチンのInstituto Di TellaやColumbia-Princeton Electronic Music Centerなど、当時の最先端スタジオで制作された硬質で抽象的なテープ音楽。その後1970年代後半に進むにつれ、民族楽器や環境音を電子処理と融合させた、ペルー独自の音響世界へと発展していく。電子音の構造美と、ケーナ、打楽器、鳥の声、環境音などアンデスの音文化が交差する音響詩ともいうべき独特のサウンドは、南米実験音楽の豊かさを改めて感じさせてくれる。ペルーの音楽史に眠っていた革新的な作品群を、現代の耳で再発見できる貴重なコンピレーション。
その名も「シンガポール・ナゲッツ」・・・・60年代から70年代初頭にかけてアジアでも世界でさえも最も活気に満ちた面白い音楽シーンの一つであったシンガポールのガールズ・ガレージ・サウンドを特集した意欲的なコンピレーション・アルバムが登場です!古くより東西貿易の要所として知られるシンガポール、戦後の音楽シーンで活躍したソロ・シンガーからバック・バンド・ミュージシャン、バンド・リーダーまで、現地マレー系のみならず、イギリス人から華僑、アラブ人、印僑などの文化がハイブリッドに入り組んだシンガポールの女性たちによるナイーブ・ポップからファズド・アウト・ガレージがふんだんに収録されたカラフルで画期的なローカル・サウンド・ショーケース!
タイ、台湾、マレーシア、シンガポール、香港、インドネシア、韓国など東アジア〜東南アジアのアジアン・ファンク/サイケ/ディスコ・マッドネスを余すところなくコンパイルした、エキゾティックな宝石だらけの超弩級編集盤『Asian Disco』でも知られる〈Aberrant Records〉の傑作コンピ『Taiwan Disco』がリプレス。70年代から80年代初頭に及ぶ壮大なボリュームで贈る決定版的ラインナップ!その副題も『Disco Divas, Funky Queens And Glam Ladies From Taiwan In The 70s And Early 80s』というもの。どの収録曲も入手は困難を極める骨董品ばかり。これはお見逃しなく!
Ocora名盤再発!仏教伝来以前からといわれるチベットの古来の宗教、ボン教に伝わる儀礼のための音楽の実況録音盤。1983年初出アルバムの再発売。
01 Chant dedicated to the protective divinity Midü 守護神ミドゥのための聖詠
02 - 13 Nag-zhig’s propitiatory ceremony (nag-zhig bskang-ba) ナグ=ジグ鎮魂(贖罪)祭
14 Tea Offerings (ja-mchod)
供茶
15 Drum-beating in Praise of Shenrab (gshen-rab mchod-rgna) シェンラブを讃える太鼓
録音:1981年3月、1983年4月 チベットでの儀礼の実況録音
フランスの民族音楽名門レーベルOCORAからタントラ(悟りを実現させるための実践)の場であったギュト寺院の聲明の録音が待望の再プレス!!
何十万というチベット人が亡命を余儀なくされた出来事が起こる前の1970年代初頭、ギュト寺院の僧侶約100名がインドに亡命しました。本来、外の世界に出すものではないと思われる聲明ですが、その伝統が消されるのではないかという危機感からか、彼らはその後、外国での客演、録音を数多く行うようになりました。この録音はその最初期である1975年のパリで行われたライブ録音です。
鐘の音や禁欲的なチベットホルンの音、打鳴らされる太鼓、人間とは思えない野太い低音と宇宙的なものを感じさせる倍音が重層的に響くさまは、一聴するとあまりにも厳しい音世界ですが、深く瞑想するように聴き入っていくと、次第にあらゆる余分なものが消失してゆき、やがてそれは一つの調和として立ち現われ、一種のトランス状態に至るとんでもない内容!没入の強度と深度が違います!!
各地の伝統録音をきく方や、音楽を探求するかたにはもちろん聴いていただきたいですが、ダーク・アンビント/ドローン、インダストリアルなどがお好きなかたにも、ぜひ一度きいてみていただきたいと思います。日本語解説付
Disc 1
「秘密集会」ないし「秘密の単一」タントラ/ 文殊菩薩の忿怒の現れたるヤマーンタカの儀式における灌頂の抜粋/ 奉献の儀式、ラプネーの抜粋
Disc 2
大黒天/黄金の献酒/吉祥の祈り
イタロ・ディスコ、シンセ・ポップのレジェンド、Fred Venturaがキュレーションした最新コンピレーション『Italia Synthetica 2025』。Rimini Metafisica、TenGrams、Sandiego、Mono Han、Deep Fieldなど、現行イタリア電子音楽シーンを牽引するアーティストによる未発表音源のみを収録した、まさに今のイタリア・シンセ・サウンドを切り取った一枚。80’sイタロの遺伝子を受け継ぎながら、エレクトロ、シンセ・ポップ、EBM、ニューウェイヴが自然に交差するサウンドで、冷たさと温度感が同居するシンセの質感、タイトなビート、都会的なメロディが全編を貫き、懐かしさと未来感が同時に立ち上がる。ダークでミニマルなトラックから、メロディアスでポップなシンセ・チューンまで、イタリア電子音楽の多様性を一望できる、イタロ・ディスコの流れを汲みつつ、2025年の空気をまとったフレッシュなコンピレーション。

1950年代ニューヨークで活動しながら、当時はほとんど知られることのなかったシンガーソングライターConnie Converse。彼女が1954年に漫画家Gene Deitchの自宅キッチンで録音した音源をまとめ、失われた天才の発掘として2009年にリリースされた『How Sad, How Lovely』が未発表音源を含むエクスパンデッド・エディションとしてボーナス7インチ付属で再発!ギター一本と声だけの極めてミニマルな構成にも関わらず、ベッドルーム・フォークの先駆けのような親密さと静けさがあり、時代を超えて届くような、淡々とした語り口が心に刺さる。自由・孤独・逃避・愛をテーマにしながら、どこかユーモラスで皮肉も効いた歌詞世界、キッチン録音のざらついた粗さが逆に生々しく、先駆性と孤独の美しさが宿る。Converseはその後30年以上消息不明となり、消えたシンガーソングライターの存在を世界に知らしめた深い余韻を残すアーカイヴ。
70〜90年代にイタリアで放送された日本アニメの主題歌を集めた公式コンピレーション『Goldrake Generation』シリーズ第1弾。『UFOロボ グレンダイザー(Goldrake)』を中心に、『グレートマジンガー』『トライダーG7』『ヤッターマン』など、当時の子どもたちを熱狂させたイタリア語版アニメ主題歌を13曲収録。70〜80年代のイタリアでは、日本のアニメが爆発的な人気を誇り、現地のミュージシャンが独自の解釈でファンキーでプログレッシブな主題歌を数多く制作。本作はその黄金期を象徴するイタリア版アニソンのオリジナル音源を最新リマスターで蘇らせたもので、シンセやギターの派手な音作り、厚みのあるコーラス、ヒロイックなメロディが当時の空気を鮮やかに呼び戻す。ロボットアニメ特有の高揚感と、イタリアン・ポップのドラマ性が融合したサウンドが楽しい一枚。
アウトサイダー風味抜群のボコーダーによるプロト・ハウス・サウンド。エレクトロニック・ミュージックの先駆者と言うべき偉人、Bruce Haack!未発表音源の数々を含む、ブルース・ハークの貴重な音源をコンパイル。本作は、彼のビジネスパートナー、Ted Pandelによって発見された213ものリール・テープに収録されていた未発表音源の編集盤で、1960年代から1970年代にかけて活躍した氏の素朴でポップなシンセ・サウンドやボコーダーなどによる時代を越えたミステリアスさを届ける奇妙で愛らしいトラックの数々を収録したユニークな一枚。電子サイケからモンド、ライブラリー・ミュージック辺りのキーワードに引っかかる方も必携ですよ!

東京拠点のサウンド・アート系俊英レーベル〈ato.archives〉より、台湾のモジュラー・シンセ・シーンを横断的に捉えた注目のコンピレーション・カセットが登場。台湾のモジュラー作家であるRyan J Raffaによるキュレーションのもと、台湾各地の実験電子音楽家たちによる音響の地層がここに結晶。パルス、断片、残響、倍音。風景の縁をなぞるように鳴らされる音たちは、都市と自然、身体と記憶の境界を静かに揺さぶるかのよう。過剰な演出を避けた構成からは、東アジア的な時間感覚と詩的ミニマリズムが滲み出しています。まさに電子音とともに編まれる地誌的なサウンド・ドキュメント。世界と交信する回路の中で生まれた、静謐で現地的なエレクトロニクスの記録集であり、必聴です。

20世紀アラブ音楽を語るうえで欠かせない巨匠Farid El Atrache。シリア生まれ、レバノンで活動し、歌手・作曲家・俳優、そしてウードの名手として数百曲を残した彼の1930〜40年代の初期録音をまとめたコンピレーション『The Early Years』。「Eel Youm Dah Youm Eltekana」「Gamil Gamal」「Wayak Wayak」など全8曲はいずれも黄金期アラブ歌謡の原型ともいえる名演で、深く伸びる歌声としなやかなウードの旋律が、シンプルな編成の中で鮮烈に響く。初期録音ならではの親密な空気感があり、旋律の美しさと声のニュアンスがそのまま立ち上がる。アラブ古典歌謡、ウード音楽、ヴィンテージ録音の魅力を凝縮したような一枚で、Farid El Atracheの原点に触れられる貴重なアルバム。

スイスの大名門〈WRWTFWW Records〉が手がける、アンビエント、ミニマル、実験音楽のコンピレーション・シリーズ第2弾『Art Form 2』。日本アンビエント、ニューエイジ、ミニマル、実験音楽、バレアリックなど、レーベルが大切にする静けさと質感を軸にした選曲で、80年代〜90年代の環境音楽の精神を現代的にアップデートしたような内容。シンセの柔らかなレイヤー、透明感のあるピアノ、風景の断片のようなフィールド録音、穏やかなドローンなど、参加アーティストそれぞれが独自のアプローチで音の空間を描き出している。曲ごとに異なる質感を持ちながら、アルバム全体としては深い静寂と統一感が漂っており、生活に寄り添いながらも静けさの中に豊かな色彩があり、耳を澄ませば深い音響世界が広がる。

スイスの大名門〈WRWTFWW Records〉が手がける、アンビエント、ミニマル、実験音楽のコンピレーション・シリーズ第1弾『Art Form I』。日本アンビエント、ニューエイジ、ミニマル、実験音楽、バレアリックなど、レーベルが大切にする静けさと質感を軸にした選曲で、ピアノ、シンセ、フィールドレコーディング、ドローン、アコースティック楽器など、それぞれのアーティストが独自の音響空間を構築。曲ごとに風景が変わるような、コンピレーションならではの楽しさと、全体として漂う深い静寂と統一感が魅力的。第2弾と比べて、オーガニックな透明感と余白の美しさが際立っており、静かで、深く、心を整える一枚。

エチオピア音楽の黄金期を記録した名シリーズ「Ethiopian Hit Parade」の中でも特に評価の高い第2巻が、〈Heavenly Sweetness〉により世界初の正規リイシュー。〈Amha Records〉が1972〜73年にリリースしたシングル音源をまとめたコンピレーションで、Mulatu Astatke、Alemayehu Eshete、Teshome Mitikuなど、エチオピア音楽史を代表する名手が一堂に会する豪華な内容。エチオ・ジャズ、ソウル、ファンク、伝統音楽が自然に溶け合う70年代アディス・アベバの熱気そのもので、ホーンのうねり、独特のスケール感、ブルージーな歌声が絡み合い、哀愁と高揚が同居する。録音を含めた粗さも魅力で、現代の洗練された音楽にはない生々しさが、当時の街の空気をそのまま伝えてくれる。黄金期の輝きを凝縮した歴史的コンピレーション。
『Acid Mt. Fuji』『Zen』など、90年代に独自の美学を確立した横田進。その黄金期に録音されながら未発表のまま眠っていたDAT音源を復元したアーカイブ作品が、〈Transmigration〉から2LPで登場。Ray Castleに贈られたテープが偶然の再会によって発掘され、没後10年という節目にようやく世に出た奇跡のリリース。収録された8曲は、湿度を帯びたアシッドライン、幽玄なアンビエンス、スピリチュアルな浮遊感が交差し、当時の彼が持っていた柔らかいサイケデリアが鮮やかに蘇る。A面のダウンテンポ寄りアシッドから、B面の浮遊感、C面の儀式的なグルーヴ、D面の宇宙的な余韻まで、名義を横断していた時期ならではの多層的な世界観が広がる。90年代の横田進の核心を捉えた、電子音楽史的にも重要な発掘盤。

限定'VIDEO GAME'カラーヴァイナル・エディション。『サルゲッチュ』のドラムンベースが満載の超オイシイ一枚が登場!1990年代から2000年代初頭にかけて自身のレーベル〈Far East Recording〉からリリースされた作品をHuneeのキュレーションでまとめた『Sounds From The Far East』を〈Rush Hour〉よりリリースし、再び脚光を浴びることになった、ジャパニーズ・ディープ・ハウス・レジェンド、寺田創一。そのスタイリッシュで風雅なハウス・ミュージック・プロダクションで世界的によく知られているだけでなく、ビデオゲーム・サウンドトラック制作も数多く手掛ける同氏による、プレイステーション用ゲーム『Ape Escape』(サルゲッチュ)のサウンドトラックからの6曲を集めたコンピレーションEP作品『Apes In The Net』が、自身の〈Far East Recording〉より堂々アナウンス!自身の制作してきたハウス・トラックとは一線を画すドラムンベースやジャングルに傾倒した内容であり、アトモスフェリック・ドラムンベースやブレイクコアがアンダーグラウンド・シーンを飛び越えて興隆する20年代の今の空気にもフィットした一枚。

インディ・ロック・シーンに多大なる影響を及ぼしてきたカリフォルニア・ベイエリア・サンノゼ出身のスロウコア・バンド、Duster。半世紀にわたる自宅での4トラック録音から生まれた未発表音源の数々を収録したファン垂涎のコンピレーション・アルバム『Remote Echoes』が〈Numero Group〉からアナウンス。中古市場でも人気のデモ作品『Christmas Dust』と『On The Dodge』を録音していた時期に残した貴重楽曲の数々を全14曲収録。ファジーなギター、安物のシンセサイザー、かすれたパーカッション、ハスキーなヴォーカルが織り成すDuster独特のブレンドは、チルウェイヴ、マンブルコア、コアコアを先取りしており、スラッカーの悪癖であるタバコ、コーヒー、マリファナの三位一体をエレガントに表現した一枚としてこの上ない内容です。

自国のソウル、ゴスペル、ファンクにとどまらず、ニューエイジ・ミュージック始祖ヤソスや日本からは原マスミまで、世界各地のオブスキュアなサウンドにグルーヴを掘り起こしてきた米国の大名門〈Numero Group〉から要注目物件!フェミニン・ソウル&ファンクを愛好する全ての人にとっての必需品となるコンピレーション・アルバム『Beehive Breaks』がアナログ・リリース。〈Numero〉のチャプター全体から15曲の官能的なシングルを集めた一枚であり、Sandy GayeやMarva Whitney、Betty Wrightといった面々による、未発表曲含む珠玉の楽曲が満載!!!!

名門〈Numero〉がまたしても類を見ないマイナーな名仕事!ハイウェイ12号線の後背地でのみ起こり得るソウル ミュージックのもう一つの歴史。1959年にJim Kirchsteinがウィスコンシン州の片田舎で、記録されていない音楽の才能を捉えるために設立したインディペンデント・レーベルであり、当初はレコード店の一角にあった小さな録音スタジオだった〈Cuca Records〉の60年代のR&Bジェムを満載した『Eccentric Soul: The Cuca Label』がアナウンス。初期のリリースの成功を受けて、急速にその活動を拡大していった同レーベルには、ウィスコンシン州のドリフトレスエリアの丘陵地帯という辺鄙な場所にあったにも関わらず、ウィスコンシン州やミシガン州、シカゴ地域から様々なアーティストやパフォーマーが集まるように。辺境の地であることと、この地域の文化的多様性が相まって、流行の音楽とは一線を画したユニークなカタログが出来上がることに。また、カーチスタインが録音したカントリー・ミュージックたちは、「アウトサイダー・カントリー」と呼ばれる一際奇妙なサウンドとしても愛されています。

アルジェリア出身の名歌手Lili Bonicheが1958〜60年に残した録音をまとめた、ユダヤ・アラブ音楽の黄金期を凝縮したコンピレーション。収録曲は「Ana El Owerka」「Ma Bine Eih」「Guitarra」「Inchallah Terbah」「Bambino」「Alger Alger」など、アルジェの街角の空気をそのまま閉じ込めたような名唱揃い。アラブ旋法のメロディに、ベルベルのリズム、フレンチ・シャンソンの叙情性が自然に溶け合い、Bonicheの柔らかく艶のある声が地中海世界の多文化性を鮮やかに描き出す。後のchaâbiやraïの発展にもつながるタンゴやジャズの要素をアラブ音楽と融合させた独自のスタイルも垣間見え、北アフリカの伝統音楽に都会的な洗練を加えた、アルジェの夜を思わせる洒脱なムードに満ちている。豪奢なストリングスと素朴な民謡的グルーヴが同居し、時代と文化を越えて響くユダヤ・アラブ歌謡の宝物。
2026年リプレス!名カセット・レーベル〈birdFrind〉主宰、人力エクスペリメンタル・テクノ・バンドgoatやYPY、Kakuhanなどでの活動も知られる日野浩志郎が創設、コンテンポラリー、電子音楽にフォーカスした好リリースを展開する新レーベル〈NAKID〉より最新物件!グリッチ・ミニマル~ガレージ・レイヴ・テクノにプリミティヴな実験像まで、エクスペリメンタルの地平を拡大してきた稀代の音楽家Mark Fellと、Oren Ambarchiや非常階段のJunkoとも共作している仏在住のパーカッショニストWill Guthrieのコラボ・アルバム2枚がセットになってCD化!インドネシアのガムランや南インドのカルナータカ音楽、ポリリズムなどからのインスピレーションを存分に湛えた異生物的エクスペリメンタル・サウンドを収録した『Infoldings』。前作で追求したガムランや南インド音楽からの影響をさらに深化させ、鋭く複雑なリズムと非常に奇妙なテクスチャーで織りなすミュータントなパーカッション・サウンドを展開した『Diffractions』サイド共に秀逸です。Mark Fellによるフォトグラフィーをフィーチャー。Vladislav DelayことSasu Ripattiがミックス、Rashad Beckerによるマスタリングという夢の布陣!
