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Kesarbai KerkarやBegum Akhtarなどの伝説的歌手たちに影響を与えたとされている、20世紀初頭に活躍したインド古典音楽の偉大な女性声楽家のひとりであるZohrabai Agrewali(1868年頃〜1913年)。非常に貴重な彼女の代表的な録音を集めたコンピレーション・アルバム『Zohra Bai Of Agra』が入荷できました!Zohrabai Agrewaliはアグラ・ガラナの代表的な存在として知られ、古典声楽の中でもとりわけカヤールを得意としたが、本盤にはカヤール、トゥムリ、ガザルなど、多彩なジャンルが収録されている。100年以上前の南アジアの空気がそのままパッケージされているような音質と、採算ではなくパッションによって運営されているというムンバイ拠点の〈Tara Disc Record〉レーベル・オーナーの北インド音楽への深い愛情を感じさせる選曲が堪能できる珠玉の一枚!!

DON CARLOSコンパイルによる1980年代後半から1990年代初頭のイタロ・ハウスが最盛期だった時期の作品を集めた2枚組コンピレーション『Echoes Of Italy Vol.2 - Early 90's House Vibes - The Birds Of Paradise』が〈JUNGLE FANTASY〉より登場!!本作はイタロ・ハウスの黄金時代を象徴するような、グルーヴ感溢れるビートに加え、時にエモーショナルでロマンチックなメロディーが絡みついている。そのサウンドは、80年代後半から90年代初頭のクラブ文化とともに成長したこのジャンルならではの、情熱的でありながらもどこか切ない雰囲気を漂わせている。また、このアルバムはただの「ダンスミュージック」にとどまらず、イタリアという場所の文化的背景を色濃く反映している点が特徴的で、音楽は、地元のクラブシーンやディスコに通い詰めた若者たちの、夢と自由を追い求める精神から生まれており、その情熱がアルバム全体に流れている。単なるダンスビートだけでなく、情緒やメロディ、リズムの細部にまでこだわっており、リスニングにも耐えうる趣ある作品!

レーベル45周年を記念した豪華ボックスセット
極めて貴重な7インチとブックレットを収録して
世界に1000個の超限定仕様でリリース決定!!!
世界で最も影響力のあるインディ・レーベル〈Rough Trade〉の物語は、1970年代後半、ロンドン西部に位置するレコード・ショップのバックヤードから始まった。
革新的なアーティストたちの作品を継続的にリリースし、音楽シーンに多大なる影響を与え続けてきた〈Rough Trade〉は、1977年の初リリース以来、パルプ、アミル・アンド・ザ・スニッファーズ、ジョックストラップ、アノーニ、ディーン・ブラント、スリーフォード・モッズ...など、多彩なアーティストを擁しながら最前線の作品を発表し続けている。
そして今回、レーベルの45周年を記念して共同マネージング・ディレクターであるジャネット・リーとジェフ・トラヴィスが、自ら厳選したボックス・セットをリリースする。付属するブックレットには、レーベル・ファンとして知られるドン・レッツや、実際にレコーディングに関わったエルヴィス・コステロなど、錚々たる著名人によるコメントが掲載され、当時を代表するフォトグラファーたちと協力した貴重なアーカイブ写真も収録されている。さらに、ジャネット・リーとジェフ・トラヴィスによる独占ロングインタビューが行われ、2人が愛情を持って選曲した各シングルへの想いや、当時の音楽シーン事情、レーベルの創設秘話などが語られている。
世界限定1,000セットでシリアルナンバー入り。うち500セットは〈Rough Trade〉のウェブストアで販売されるという超限定のボックスセットは、本作 vol.1 とは全く別のアーティストをフューチャーした vol.2 も発売予定。ヒット曲から隠れた名曲まで網羅して、コレクター心をくすぐる要素満載の充実した内容で、往年の〈Rough Trade〉ファンはもちろん、新規のファンにも絶好のガイド・ブックとなる宝箱。
【Track List】
Augustus Pablo/RT002(1978)
A. Pablo Meets Mr Bassie
B. Mr Bassie Special!
Stiff Little Fingers/RT004(1978)
A. Alternative Ulster
B. 78 Revolutions A Minute (78RPM)
Subway Sect/RT007(1978)
A. Ambition
B. Different Story
Swell Maps/RT010(1978)
A. Read About Seymour
B. Ripped & Torn and Black Velvet
The Raincoats/RT013(1979)
A. Fairytale In The Supermarket
B. In Love & Adventures Close To Home
Cabaret Voltaire/RT018(1979)
A. Nag Nag Nag
B. Is That Me (Finding Someone At The Door Again?)
The Pop Group/RT023(1979)
A. We Are All Prostitutes
B. Amnesty International Report On British Army Torture Of Irish Prisoners
Young Marble Giants/RT043(1980)
A1. Final Day
A2. Radio Silents
B. Cakewalking

『Sky Girl』やイライヤラージャの80年代タミル映画音楽コンピで知られるディガー、ジュリアン・デシェリーが〈Good Morning Tapes〉にふたたび登場。今回は舞台を北インドに移し、ヒンドゥスターニー古典、宗教歌、民謡などをベースにした90年代〜2000年代の映画音楽を、ダウンテンポ、トリップホップ、アンビエント的な視点から再構築したミックスとなっている。『Warmth in Cool』と題されたこのミックスは、FMシンセ、シタール、メロディアスなヴォーカル、バレアリックなビートがゆったりと交わる、夢見心地のサウンドスケープで、Ganavyaが描くアリス・コルトレーン風スピリチュアル・ジャズの新世代解釈にも通じるムードを感じさせる。ロマンティックな映画の挿入歌やニューエイジ的なシンセの間奏が、心の深いところまで静かに染み込む、まさに精神的な没入のためのミックステープ。
DIYソウルの金字塔として知られるGeorge Smallwoodによる傑作曲の数々が収録された〈Numero Group〉からの特大盤!シンセを交えたモダン・ソウル〜スウィート〜ファンクが柔らかく交差し、タイトルの通り生き延びることへの切実な祈りが滲む。宅録ソウルの極みであり、メッセージとグルーヴが共鳴する一枚。Syl JohnsonやShuggie Otisに通じる、知られざるソウル職人による珠玉の私的録音作品。
自国のソウルやゴスペル、ファンクのみならず、ニューエイジ・ミュージック始祖Iasosや原マスミ、プロト・ヴェイパーウェイヴまで掘り起こし、マニアを唸らせ続けてきた大名門レーベル〈Numero〉からは、名コンピ『Eccentric Funk』や『Eccentric Disco』といった"Eccentric"シリーズの次回作『Eccentric Deep Soul』がアナログリリース。Little TonyやThelma Jones、Thelma Jones、Joey Gilmoreといったアクトたちによるディープ・ソウル・ナンバーを全13曲収録しています。

アーバン・メロウ/シティ・ポップ・フィーリング抜群!ミシシッピ川とミズーリ川の合流地点にある地下スタジオで活動していたHoward Neal率いるレーベル〈Shoestring〉に残された知られざる作品群が〈Numero Group〉の『Eccentric Soul』シリーズから奇跡のコンピレーション化。The James Family、Jimmie Green、Pete & Cheez、Carletta Sueといったアーティストたちによる宇宙的な中西部ディスコの未知なる名曲が満載。チップオンスリーヴ仕様。エッセイと豪華写真も収録。
自国のソウルやゴスペル、ファンクを始め、世界各地のマニアックなグルーヴを掘り起こし、マニアを唸らせ続けてきた大名門レーベル〈Numero〉からは、米国ヴァージニア州ノーフォークのレコーディング・スタジオ/レーベルであり、知る人ぞ知るレア_ソウルの聖地〈Shiptown Records〉にて1965年から1977年にかけて録音された最も魅力溢れる25曲をコンパイルした意欲的なコンピレーション・アルバムが登場。Ida Sands, The Soul Duo, The Anglos, Dream Team, The Grooms, Positive Soundsといった面々による貴重な楽曲の数々を一挙収録した内容となっています!
1964年にジャマイカのローカル・レーベルである〈Soulsville Center〉からひっそりとリリースされていた幻のコンピレーション『Fly Flying Ska』が、イタリアを拠点とし、主に1960年代から1980年代にかけてのレアなジャマイカ音楽のリイシューを手掛ける〈Kids Of Yesterday〉より待望のリイシュー!!本作は、スカ黄金期を象徴するアーティストたちが一堂に会した貴重な音源集で、中心を担うのは、Prince Buster。彼の未発表曲を含む5曲が収録されており、彼の独創的なプロダクションとグルーヴが存分に味わえる。加えて、The Maytals、Don Drummond、Roland Alphonso、The Skatalites、Millie Small & Roy Panton、Owen Grayら、名実ともにジャマイカ音楽史を彩った名手たちが名を連ねる豪華な内容となっている。
1970年代後半にルーツレゲエからダンスホールへの移行を促した重要人物Nkrumah Jah Thomasが自身のレーベル「Midnight Rock」の40周年を記念して2021年に制作した傑作コンピレーション『Midnight Rock's Secret Tapes LP』が〈Radiation Roots〉よりめでたくリイシュー!Jah Thomasは2000年代以降も精力的に活動し、Channel OneのRoots Radicsの曲をリメイクしたり、King Jammy'sやBlack Scorpio、Mixing Labなどのスタジオで新しい作品を制作している。本作では過去のテープから未発表の10曲を発掘し、オリジナルボーカルや新たなゲストを迎えた作品を作り直した。ルーツ・メッセンジャーのルチアーノやダンスホールの大御所スーパーキャット、甘い歌声のコートニー・メロディ、そしてJah Thomas本人も参加。さらに、ピンチャーズとジョジー・ウェールズのコラボ曲や、ブジュ・バントンが共同プロデュースしたトニー・カーティス、ゴースト、ミッチの曲も収録。ダンスホール好きにはたまらない豪華な顔ぶれが揃っている。


1950〜1965年の南アフリカで生まれたズールー・ギター音楽の多彩で美しいルーツを掘り起こした貴重なコンピレーション『Zulu Guitar's Pioneering Tricksters』が〈Matsuli Music〉より登場。希少な78回転盤に刻まれていた音源を最新技術で丁寧に修復しており、失われかけていた歴史の一端が、かつてないほど鮮明な音で蘇っている。収録曲は、アパルトヘイト体制下における移民労働者たちの生活と精神の断片を映し出すもので、ハワイアン、カントリー&ウェスタン、初期のムバカンガなど、多様な音楽様式を自在に取り込みつつ、自らの文化的な語りをそこに織り込んでいるのが特徴。ノスタルジアと未来への希求、喪失とユーモアが混ざり合うこの音楽は、まさに「ズールー・ギター」の定義を拡張する、知られざる音楽的遺産。土着のサウンドと異国的影響が織りなす、民俗音楽、戦後アフリカ音楽、ギターを再文脈化する非常に貴重で価値ある録音の数々。今はなき、古き良きアフリカの手触りがたまらない一枚。

スザンヌ・ランジルの音楽的遺産を讃える、豪華アーティスト32組によるトリビュート・アルバムが、アートと音楽の境界を自由に行き来する〈Feeding Tube Records〉よりCD2枚組で登場!ローレン・コナーズとのコラボで知られるランジルの歌は、ブルースとアートソングの融合、そして彼女特有の深みのある歌詞で長年にわたり多くのファンを魅了してきた。本作『The Suzanne Langille Songbook』では、ランジルの代表的な楽曲群を、多彩なアーティストたちが独自の解釈で再構築。喪失や憧れ、自然への愛をテーマにした深遠な歌詞と、引き潮のように、聴く者を静かに、しかし確実に引き込んでいくと言われるメロディが、蘇る。詩的で繊細な言葉が心に残り、どこか懐かしくも新しい、スザンヌ・ランジルの世界に浸れる一枚!!

実験パフォーマンスのプレゼンと保存に力を注ぐキュレーション・プラットフォーム/非営利団体であり、Catherine Christer Hennixや高柳昌行の再発作業でも厚い支持を誇る名門〈Blank Forms〉の最新作品群が一挙入荷。70年代のアーカイブ録音から既に3作をここが発掘してきたスウェーデンの音楽家であり、La Monte YoungやPandit Pran Nathに出会ったことからミニマル道を追求し、のちのHenry Flyntとのコラボレーション作品で知られる女性作曲家、哲学者、詩人、数学者にしてヴィジュアル・アーティストのCatherine Christer Hennix。その未発表曲を記録した継続的なシリーズの第三弾が〈Empty Editions〉との共同リリース作品として登場。1974年の2月に録音。Catherine Christer Hennix(朗読、打楽器、エレクトロニクス)、Hans Isgren(弓状の銅鑼)という編成で、シュトックハウゼンの代表的な作品であり、68年5月にパリで書かれた15のテキスト作品を集めた『Aus den Sieben Tagen』から『Unbegrenzt』(ドイツ語で「無制限」の意)を披露した際の記録となっています。シュトックハウゼンの作曲法である「モーメント・フォーミング」を洗練されたミニマルな手法で表現した作品!Stephan Mathieuによるマスタリング。
民族音楽老舗Ocora発、68年の出版から今なお愛され続ける大名盤!67年録音、中央アフリカはブルンジ共和国のフィールドレコーディングもの。グナワにも似た弦楽器のブンブン来る怪しげな響き、イヌイットのような独特の唱法など、日本にいてはお目にかかれない素晴らしい録音ばかり。


初期南アジア映画音楽に光を当てたコンピレーション第2弾『Stars from Another Sky Pt. 2』が大名所〈Death Is Not the End〉より登場。本作にはBodega PopことGary Sullivanが、ニューヨーク〜ニュージャージーの移民街のCDやレコードショップを歩き回って集めた、インド映画黎明期の名曲たちが詰まっており、Pt. 2は、パキスタンの伝説的スター、ヌール・ジャハーンを筆頭に、K.L. サイガルやアショク・クマールといった面々による、ヴィンテージ音源を収録。傷のついたテープの質感とともに蘇る声たちは、単なるノスタルジアにとどまらず、移民の軌跡や映画文化の変遷、そして歌そのものが持つ魔力を静かに語りかけてくる。古典的な'60〜'70年代のボリウッドに親しんだ耳にも新鮮に響く、南アジア映画音楽の源流に触れる一本。
初期南アジア映画音楽に光を当てたコンピレーション『Stars from Another Sky Pt. 1』が大名所〈Death Is Not the End〉より登場。本作にはBodega PopことGary Sullivanが、ニューヨーク〜ニュージャージーの移民街のCDやレコードショップを歩き回って集めた、1930年代インド映画界の名曲たちが詰まっており、K.L.サイガル、Govindrao Tembe、Pankaj Mullickといった当時のスターたちによる、情感たっぷりのちょっと古めかしくて温かみのある録音がずらり。当時最大のスターがK.L.サイガルで、彼の素朴で訓練されていない歌声は、後にインド音楽の象徴となるラタ・マンゲシュカルにも深く影響を与えた。本作はそんなサイガルの楽曲で始まり、彼の楽曲で終わる。古典的な'60〜'70年代のボリウッドに親しんだ耳にも新鮮に響く、南アジア映画音楽の源流に触れる一本。
かつて、ポーランドの鉄のカーテンの向こう側に広がっていた地下シーン、ダーク・ウェイヴに光を当てた貴重なコンピレーション『Dark Wave From Poland 1982–1989』。オリジナルはフィラデルフィアのパンク・アーカイヴ・レーベル〈World Gone Mad〉より2018年にリリースされていたが、今回〈Death Is Not The End〉からめでたく再発。陰鬱なマイナーコードに彩られたポストパンク/ニューウェイヴのレアトラックを20曲収録しており、1980年代、体制下でありながらも独自のアンダーグラウンド文化を花開かせたポーランドの豊かな土壌を証明する一枚。冷たいシンセ、退廃的なギター、内省的で時に鋭いボーカル。当時の空気を封じ込めたような緊張感に満ちたセレクションからは、無国籍的でいて明確に時代と場所を感じさせる、東欧ダークウェイヴの真髄を感じられる。
世界各地の骨董音楽を掘り起こす一大名所〈Death Is Not The End〉からブルックリンとクイーンズのロシア系コミュニティで見つけたCDから編まれた、20世紀初頭のロシア録音集が登場!帝政ロシアが激動の時代を迎えた20世紀初頭、文化が大きく揺れるなかで生まれた音楽には、音楽ホールで歌われた軽妙な風刺歌や、シベリア流刑地に送られた人々の嘆きがにじむバラッドなど、多層的な感情のレイヤーが刻まれている。それは単なる娯楽以上に、街角や居酒屋、家庭や牢獄で共有された生の記憶として、当時の文化に深く根ざしたものだった。この音源群は、2000年代〜2010年代にかけて、フォレストヒルズやブライトンビーチ、グレイブセンドといった地域のロシア系移民が営むメディア店で発見されたもので、数ある移民コミュニティの中でも、こうした古い録音のコンピレーションを継続的に扱っていたのはロシア系と、中国、エジプト、ギリシャ、トルコ系くらいだったという。移民の自らの喪失感や不安と重ね合わせられる「共鳴する過去」に、時代も土地も越えて触れられる貴重な記録。
