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弊店でもコンピレーション・アルバムが大ヒット。当初は50〜60年代に活動していたとされながらそうじゃなかったりと、その多くが謎に包まれているイスラエル出身ベルリン拠点の詩人/ロカビリー・アーティストであり、44歳でこの世を去った夭逝のアウトサイダー・ミュージシャン、Charlie Megira (1972-2016?)。44年という短い生涯の間に50年代のトラッシュ・ロックとサーフ・トレモロ、リヴァーヴの効いたゴスを混ぜ合わせた強烈な音楽を作り上げ、15年で7枚のアルバムを録音したメギラが2013年から2015年にかけて録音したアルバム『Teenage』が〈Numero〉からリイシュー。自身のバック・デュオのBeth She’an Valley Hillbilliesと共に残した破格のアウトサイダー・ガレージ・サイケ/ギター・アルバム!
12月上旬再入荷。言わずと知れたスロウコアの大名盤!これは是非聞いておくがいい。自国のソウル、ゴスペル、ファンクにとどまらず、ニューエイジ・ミュージック始祖ヤソスや日本からは原マスミまで、世界各地のオブスキュアなサウンドを掘り起こしてきた米国の大名門〈Numero〉からは、1998年に〈Up Records〉からリリースされたDusterのデビュー・スタジオ・アルバム『Stratosphere』が25周年を記念してアニヴァーサリー・リイシュー。スロウコアの第一波の頂点にたつ一枚であり、子宮の中で聞くべき!暗い空間と閉じた瞼のための音楽にして、パンクの鋸歯状のエッジを持つアンビエント・ミュージック。
自国のソウル、ゴスペル、ファンクにとどまらず、ニューエイジ・ミュージック始祖ヤソスや日本からは原マスミまで、世界各地のオブスキュアなサウンドを掘り起こしてきた米国の大名門〈Numero〉から新物件!ポスト・ハードコア、スローコア、ジャズ・ロックという、ありそうでなかったジャンルの交差点にぶつかりながらも、地元ボストンで十数年間、比類ないレコーディングを制作してきた名バンド、Karateによる20年ぶりの新録を収めたアルバム。Wes Montgomeryへのオマージュ、Fugaziのダブプレート・パーティの狂熱、Lynottのリリシズムまでもが35分間の優雅な音楽世界の中で渦を巻く、新しい10の物語を収めた要注意作品!
11月下旬再入荷。(11月上旬分は完売しました)自国のソウル、ゴスペル、ファンクにとどまらず、ニューエイジ・ミュージック始祖ヤソスや日本からは原マスミまで、世界各地のオブスキュアなサウンドを掘り起こしてきた米国の大名門〈Numero〉から新物件!2016年にリリースされた、知られざる自主盤カントリー・ロックを紐解いた画期的一枚『Cosmic American Music』の続編として、同レーベルの人気シリーズ『Wayfaring Strangers』から最新弾が登場です。コンピレーションに定評のあるここの作品としてもまた捻くれた内容。60年代後半の西海岸フォーク・ロックに根ざしながら、ヒッピー時代の政治的な争いが漂白された郊外で残された、「イーグルスの飛躍」と称されるトゥワンギーなファルセットを満載した激ヤバな編集盤!オールドスタイルなゲートフォールド・チップオン・ジャケット仕様。
ジャズとポップスの革命の目撃者であり、ソングライターの殿堂にその地位を築きながらも何十年もの間知られてこなかった米国のシンガーソングライター、ミュージシャン、作詞家のMargo Guryan (1937-2021)の貴重音源をコンパイルした画期的編集盤が〈Numero〉から登場。1968年のバロック・ポップの傑作『Take a Picture』や貴重なデモ音源や未発表録音、最近バイラルに広まった"Why Do I Cry"など、キャリア全体を網羅した一枚。32ページに及ぶ豪華ブックレットが付属。
11月下旬再入荷。バンクーバーのプロデューサー、Dylan Khotin-FooteによるKhotinが、2018年にバンドキャンプでリリースし、即完売だったカセット作品がGhostly Internationalよりヴァイナル再発!浸れるし眠れる前作の底知れない深さをよりチルアウトに磨き上げ、スピリチュアル&自然派な音世界の躍動感そのままに、アートワーク通りのローファイな手触りへと見事に落とし込んだ深遠なるアンビエント・サウンド。白昼の窓辺に夢見心地の幻想郷を演出するような奥深い音世界が広がり、ただただ黄泉と現実の境目へと沈んでいくような、言葉では語り切れない美しさを孕んだ傑作。ニューエイジ~アンビエント、バレアリック好きから全音楽好きに大推薦です。
Perfume GeniusやJay Som、Julie Byrneも参加!LAを拠点に活動するマルチ奏者であり、以前はポスト・パンク・バンドのMoaningではベーシストとして活動していたPascal Stevensonによるプロジェクト、Fashion Club。セルフ・プロデュースによる2枚目のアルバム『A Love You Cannot Shake』が〈Felte〉から登場。スティーブンソンの性転換や禁酒という人生の出来事から形作られた作品であり、これらの体験や個人的な試練、苦難を取り巻く彼女の流動的な感情の分析とも言える内容。穏やかなポップ、グリッチなインダストリアル、壮大なクラシック音楽の中間のどこかに位置するスロットル・バラード”Faith”、ガレージ風の陽気なテクノの推進力に溢れる”Ghost”、アンセミックなハートランドロックのエレクトロニックな解釈”One Day”など数々の名曲を収録。
日本の幽霊話のジャンルの1つである怪談。その怪談の持つ闇の中の美しさや「Lost Japanese Mood」(失われた日本のムード)と称する雰囲気を、精巧な作曲構成に落とし込んだ冥丁の1stアルバム『怪談』(2018年)は、Pitchforkの「Best Experimental Albums of 2018」への選出をはじめ、Bandcamp、The Wireなど様々な海外メディアから賞賛され、世界のアンビエント〜エクスペリメンタルシーンに冥丁の名を確立し、その後リリースされる『小町』『古風Ⅰ』&『古風Ⅱ』などの「Lost Japanese Mood」を主題にしたシリーズの最初のアルバムであり、冥丁独自の音世界と卓越した音楽性を示した重要作。
日本各地に伝わる伝説や幽霊話に独自の解釈を加えて文学作品に昇華させた小泉八雲の名作『怪談』は、本作の方向性に大きなインスピレーションを与えており、「漣(さざなみ)」「骨董」「障子」「筵 (むしろ)」などの楽曲は、小泉八雲作品へのオマージュと言える。また、漫画家・水木しげるからも影響を受けており、「塔婆 」や「地蔵」は水木氏の漫画『ゲゲゲの鬼太郎』へのオマージュとして制作された。
このように、日本の重要な芸術から影響を受けた本作には、明らかな不気味な要素だけではなく、ユーモア、情緒、そして哀愁も、まるで霧で濡れた苔のように視覚的に表現されている。さらに、ローファイ・ヒップホップの新しい波に興味を持った冥丁はその要素を再編して絶妙に織り混ぜ、繊細なバランスで怪談の持つ和の雰囲気を構築した。
本5周年記念盤は、オリジナルリリース元のEvening Chantsと、『古風』シリーズをリリースしているKITCHEN. LABELという2つのシンガポールのレーベルによる共同リリースとして、ボーナストラック2曲を追加、カラーヴァイナル(スモークヘイズ)。マスタリングはテイラー・デュプリーが担当。
LA拠点のスーダン系アメリカ人クィア・シンガー/俳優にして、Mykki BlancoやLe1f、Kilo Kishといった面々からの影響を語るDua Salehによる待望のフルレングス・アルバムが名門〈Ghostly International〉から満を持して登場!serpentwithfeetやSid Sriramもゲスト参加。内面と世界全体を探求し、愛の持つスピリチュアルなパワー、回復力、喜びを表現した、想像力と実体験が同等に融合したSalehならではのステートメント・レコード。近年のモードである生物的なサウンド・テクスチャーを生かしながら、歌やアンビエンスの美しさを全面に押し出したオルタナティヴ/アンビエントR&Bとして完成度の高い作品。微睡んだヴォーカルが作り込まれた上モノやビートと交錯し、蠢くような美を形成しています。
〈Transrecords〉創設者であり、『フールズメイト』の創刊者、そして、Canis LupusやYBO²等といった名グループでの活動も知られる、故・北村昌士と、元・新月のギター、津田治彦らが結成した”PHONOGENIX”が1984年に残した、最初にして最後のコラボ・アルバム『ポスト モダン ミュージックへの序章』が〈Ship To Shore〉から史上初のアナログ再発。DX7やMc-4、カシオトーン、TR-808等を用いて演奏された作品!高田みどりらのMkwaju Ensembleを思わせるような、繊細なミニマリズムが息をする極上のエスノ・フュージョン”Variation II”や、精神世界の内部へと迫っていくコスミッシェな大曲”The Final Autumn In Asia…Psychic Document For 1982”等の展開も大変秀逸なジャパニーズ・ニューエイジ/アンビエント傑作!
全曲未発表の蔵出し音源!!!「ブルースとフォーク、土臭さと伝統、不確かさとためらい・・・しかし錆びた苛性、Lou Reedの精神に満ちており、それは啓示である。」1965年5月11日に録音され、今まで陽の目を見ることのなかった初期のデモ音源を収めた一枚が、故・Lou Reedの生誕80周年を祝し、〈Light in the Attic〉とLaurie Andersonの共同によリ始動した〈Lou Reed Archive Series〉の第一弾リリースとして満を辞して登場。
後にバンドメイトとなるJohn Caleが参加した『Words & Music, May 1965』は、”Heroin”や”I'm Waiting for the Man”、”Pale Blue Eyes”など、後にReedが録音した歴史的楽曲を、最も初期に近い形で完全に収録。また、その創作過程や初期の影響について、さらなる洞察を与える未発表の楽曲もいくつか収録されています。
この未発表曲集は、若き日のLou Reedが、後にバンドメンバーとなるジョン・ケイルの協力を得てテープに録音し、50年近く未開封のまま残っていたものであり、民謡の伝統に根ざしたこれらの曲を検証していく中で、パンクからアート・ロックまで、現代のアメリカ音楽の発展に彼の影響が続いていることが浮き彫りとしています。真のタイムカプセルと言えるこれらの録音は、ヴェルヴェッツへの種となる初期の知られざる録音の数々を記念するだけでなく、この人物の20世紀のアメリカのポピュラー音楽における貢献の大きさを物語る決定盤!
グラミー賞にノミネートされたエンジニアであるJohn Baldwinの手によりオリジナル・マスターテープから新規リマスタリング。ジャーナリスト/作家のGreil Marcusによるライナーノーツと〈Lou Reed Archive〉を管理するDon Flemingによる詳細なアーカイブ・ノーツが収録されています。
大きな優しさと、メロディ、不協和音が共存する、アノーニ・アンド・ザ・ジョンソンズによる最新アルバム!!
イギリス生まれ、ニューヨーク在住のアーティストであるアノーニが、アノーニ・アンド・ザ・ジョンソンズ名義の最新アルバム『My Back Was A Bridge For You To Cross』を〈Rough Trade〉よりリリース。2016年の傑作『HOPELESSNESS』以来となる本作は、創作過程は痛みを伴うものでありながら、インスピレーションにあふれ、喜びと親しみを感じさせるものであり、彼女が見るままの世界に対する、新たな反応と解釈だったと説明している。
「マーヴィン・ゲイの『What's Going On』のことをよく考えていた。あれは私の中でとても重要な指標だった。アルバムの中には、50年以上前にポピュラー音楽で初めて提起された地球や環境への懸念に対して、今現在の感覚で答えている曲もある。」とアノーニは本作について話す。
2022年、アノーニは、ソウル・ミュージックに対する彼の感受性に注目して、ジミー・ホガース(エイミー・ワインハウス、ダフィー、ティナ・ターナー)と仕事を開始した。これまでのジョンソンズ名義のアルバムにおいて、作曲とプロデュースを自身で手掛けてきたアノーニにとって、このようなコラボレーションは初めてのことだった。ノートいっぱいに書き留めた歌詞のアイデアを持ち込んだアノーニは、ホガースのギターと自身のピアノに合わせて一連のデモ音源を作成した。その後、ホガースは、レオ・アブラハムズ、クリス・ヴァタラロ、サム・ディクソン、そしてストリングスアレンジャーのロブ・ムースを含むスタジオ・バンドを結成し、アルバムのレコーディングが行われた。ホガースの直感的なギターが、アメリカン・ソウル、ブリティッシュ・フォーク、実験音楽の要素に触れながら、10曲にわたってリスナーを先導していく。そこには大きな優しさと、メロディ、不協和音が共存している。
幅広いテーマを形にすることにより、今の世界の状態を表現している。アノーニは、パーソナルなレンズを通して、愛する人を失うこと、不平等、疎外感、受け入れること、残酷さ、環境破壊、アブラハムの宗教(*聖書の預言者アブラハムの神を受け継ぐと称するユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三宗教)がもたらす壊滅的な状況、未来的フェミニズム、そして、私たちの考え方、精神性、社会構造、自然との関係を、まだ変えられるかもしれないという意図といった様々なテーマを取り上げている。
最終入荷です。Carole King、William Onyeaborなど、幅広いソングライターの影響を受けているというジャズ・ヴォーカリスト、ピアニストのPale Jayによる最新アルバムにして初のフルレングス『Bewilderment』(当惑や混乱といった感情を意味するとのこと)が当店おなじみの〈Colemine〉のサブレーベル〈Karma Chief Records〉よりアナログ・リリース。長年にわたる避け合いとコミュニケーション不全によって徐々に崩壊していく家族の姿を、魂を込めて描いたコンセプト・アルバム!自身のサウンドのトレードマークであるダスティー・ソウル、スロウ・ディスコ、アフロビートまでもがシームレスにブレンドされ、Raven Bushによるストリング・アレンジがビートの効いた作品にさらなるマジックを与えた大変素晴らしい内容となっています。
「ポップ・アンビエントの発明者」と呼ばれるドイツ出身のアンビエント作家/DJ、Markus Guentnerが、長年所属しているアンビエント系名門レーベル〈A Strangely Isolated Place〉へ帰還し、『Theia』『Empire』『Extropy』の三部作に続く最新作『Kontrapunkt』をアナログ・リリース。〈Affin〉レーベル主宰者のJoachim SpiethやKaren Vogt、Pepo Galán、Arovane、Benoît Pioulard、Abul Mogard、Hollie Kenniff (HeliosのKeith Kenniffの奥さん!!)といった、現行アンビエント/エクスペリメンタル・シーンを代表する実に豪華な面々とコラボレーションした8つのインスピレーション溢れる楽曲を収めた超大作!これまでの〈ASIP〉からのリリースで一貫してきた強いコンセプト性に対し、彼の制作アプローチにおける文字通りの転換点と言える作品であり、対比を表すものとなっています。インスピレーション溢れるパートナーたちとの音楽的対話によって織りなされる、今年度のアンビエント/ドローン作品でも傑出した内容の一枚!
版元完売、最終入荷です。傑出したアンビエント作品群で知られる名門〈A Strangely Isolated Place〉からは、アンビエント・ジャングル/ドラムンベースの名手Illuviaの3枚目のフルレングス・アルバム『Earth Prism』が2LPアナログ・リリース。2021年の『Iridescence Of Clouds』での成層圏の高みから焦点を移し、地球上の生命の意味とスペクトルについて考察した卓越的なアンビエント・エレクトロニック作品に仕上がっています!限定400部。
アナトリアン・サイケデリア、ブラジリアン・トロピカリア、60年代ヨーロピアン・ポップ、アメリカン・ジャズなどを融合させた見事な現代音楽で聴衆を魅了してきた、ロンドンを拠点に活動する男女デュオ、Kit Sebastian(Kit MartinとMerve Erdem)。彼らのユニークなサウンドは、世界各地の影響が織り込まれたタペストリーであり、ヴィンテージのシンセから流れる熱情を帯びた哀愁は、バイーアのビーチからイスタンブール、そしてパリの街角まで、サイケデリックに広がっていく。そんな彼らの最新アルバム『New Internationale』が、Flying Lotusのレーベル〈Brainfeeder〉からリリースされる!『New Internationale』の10曲は、彼らが旅先で見つけては集めて行った様々な楽器の音を元に書き上げられたもの。サンプルは一切使わず、トルコのクラリネットを始め、サントゥール、ウード、ガンサ、バラライカ、チターなどなど、多彩な楽器を活用し、過去と現在の交わりを想起させるボーダーレスな世界を遊び心たっぷりに表現している。Khruangbin、Altin Gun、Broadcast、Goat、Os Mutantes、Cortex、Serge Gainsbourgなどが好きな方にお勧めしたい一枚!
アゼルバイジャンやマルティニークの知られざる音楽世界からスイスの地下シーン、フランスで変異した電化ライまで、古今東西の音楽秘境を紹介する名門レーベル〈Bongo Joe〉からは、2017年にデビューを果たしたドイツ発のアナトリアン・サイケ・ポップ歌謡集団、Derya Yıldırım & Grup Şimşekが、2021年と22年にそれぞれ発表した2部作の傑作アルバムがセットになって待望の再登場!〈Catapulte Records〉との共同リリース。トルコの民謡をベースにした音楽「ハルク」(Halk)の弦楽器バーラマの女性奏者Derya Yıldırımと、それぞれドイツ、フランス、イタリア、イギリス出身の男女4人のクインテットGrup Şimşekによる人気作が再結集!「Dost」はトルコ語で「友」を意味し、同志、兄弟、姉妹、そしてそれ以上の存在を指します。このまさにアルバムは友情を信じる人々、つまり「Dost」を信じる人々への呼びかけといえるもの。歌詞や写真が掲載されたインサート付きのゴールド箔押しの特別仕様!特に『Dost 1』は長い間完売していたので、この機会をお見逃しなく!
オリジナルは20万円近くの高値を付けた事もある鬼レア盤!Robert Pollardの残した最も奇妙であり、最も危険、そして、最も啓発的なレコードが再登場!アメリカを代表する名インディ・ロック・バンド、Guided by Voicesが1996年にファンクラブ限定で発表した限定盤LP作品『Tonics & Twisted Chasers』が、数々の前衛音楽やアンダーグラウンドミュージックを掘り起こしてきた名発掘レーベルこと〈Superior Viaduct〉より待望のアナログ・リイシュー!長年、ファンの間でも神話的な地位を獲得していたミステリアスな作品!原始的なドラムマシンやエフェクト、最小限の楽器編成、そして彼らのDIY精神と共に、 オハイオ州デイトン北部の地下室で生み出された神話的なポップの傑作。息つく間もなく不気味なピアノの嘆きを吐露する"158 Years of Beautiful Sex"や、中西部の夏の夕暮れのようなアコースティックな子守唄"Look It's Basebal"、モノクロのポスト・ロック"Maxwell Jump"といった楽曲が、Pollardによるコラージュ・スタイルのビジュアル・アートのように展開されていく素晴らしい一作となっています。
アフロ・レアグルーヴ入門に最適!数々の名コンピの編纂でも知られる名門発掘レーベル〈Strut〉が、2001年に初めて発表した画期的編集盤であり、ナイジェリアの豊穣な音楽シーンを紐解いた歴史的なショーケース『Nigeria 70』の決定版ヴァイナルが二十五周年記念版で登場!アフロビートの帝王Fela Kutiや、同国のポピュラー音楽"ジュジュ"伝説King Sunny Ade、アフロ・ファンク/サイケの金字塔として君臨するThe Funkeesに至るまで、70年代のナイジェリアのラゴス・シーンのアフロ・ファンクやアフロ・ジャズのタイムレスの魅力を後世へと伝え続けるマスターピース!
南カリフォルニアのシューゲイザー・バンド、Cold Gawdが、圧倒的なダウナーの至福を詰め込んだ2作目にして最高傑作の『I’ll Drown On This Earth』を携えて〈Dais Records〉に帰還!オープニング曲「Gorgeous」の反抗的な叫びから始まるこのアルバムは、歪みとドリームポップが完璧に融合し、うっとりするようなノイズの壁に包まれたひび割れたラブソングに仕上がっています。