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Katsuya Nonaka - いきをつなぐ| Connecting Iki (CS+DL)Katsuya Nonaka - いきをつなぐ| Connecting Iki (CS+DL)
Katsuya Nonaka - いきをつなぐ| Connecting Iki (CS+DL)ato.archives
¥2,000

〈Kankyo Records〉にもモダン・アンビエントの結晶的作品を残す実験音響作家──Yama Yuki主宰のもと、Marginal ConsortやEast Bionic Symphoniaでの活動も知られる前衛音楽家、多田正美や前衛劇団〈パパ・タラフマラ〉で音楽を指揮した環境音楽の名手・菅谷昌弘といった作家の貴重なカセットフォーマットの新譜まで手掛けてきた、現行国内最高峰の音響系カセット・レーベル〈ato.archives〉のタイトルが一挙到着!本作は、尺八奏者であると同時に有機米農家でもあり、自然との関わりをそのまま演奏の根幹に置くKatsuya Nonakaによる純粋な尺八作品。収録曲をすべて古典本曲で構成、使用した尺八はすべて自身が制作した地無し尺八で、竹の自然な形を生かした豊かな倍音と個性ある響きが、曲ごとに異なる表情と深い余韻を生み出している。

Mother tongue (LP)
Mother tongue (LP)Makkum Records
¥4,764

国籍も背景も異なるMola Sylla(声/伝統弦楽器)、Oscar Jan Hoogland(クラヴィコード)、Frank Rosaly(ドラム)という異色のトリオによる、伝統と実験の境界を越えて作り上げたジャンル不定形のインプロヴィゼーション作品『Mother Tongue』。セネガルのグリオ音楽、アムステルダムの実験的インプロ、シカゴ系フリージャズのドラミング、ノイズ的なアプローチが衝突しながらも有機的に融合。牧歌的な声と弦、クラヴィコードの奇妙な響き、フリージャズ的ドラムが絡み合い、世界のどこにもない新しい民族音楽のような響きは、緊張感がありながらもどこか祝祭的。

V.A. - MALI. The art of griots of Kela, 1978-2019 (LP)
V.A. - MALI. The art of griots of Kela, 1978-2019 (LP)MEG-AIMP
¥4,222

マリ共和国、バマコを南西に約100km、ニジェール川左岸に位置し、Diabaté家を中心とした大規模コミュニティで知られるケラ村に受け継がれてきたグリオの音楽を、1978年と2019年という40年以上の時をまたいで記録したアーカイブ作品『MALI. The art of griots of Kela, 1978–2019』。ジュネーヴ民族学博物館が手がけるMEG‑AIMPシリーズの一枚で、前半は、スイスの音楽家Vincent Zanetti による2019年録音。後半は、フランスの人類学者 Bernard Mondetによる1978年録音。どちらもケラ村のグリオのコミュニティで現地収録され、声、語り、コラ、バラフォンが織りなす口承文化の核心がそのまま刻み込まれている。コラの透明な弦の響き、バラフォンの軽やかな木の音色は、ニジェール川沿いの風景や村の空気をそのまま閉じ込めたようで、西アフリカの口承文化の豊かさと、その継承の力を静かに伝える貴重なドキュメント。

Max Cilla - La Flute Des Mornes Volume 1 (LP)Max Cilla - La Flute Des Mornes Volume 1 (LP)
Max Cilla - La Flute Des Mornes Volume 1 (LP)Les Disques Bongo Joe
¥4,571

Meditationsベストセラー、2026年リプレスです!Don Cherryにも匹敵する、マルティニーク島の崇高な神秘的音楽。コロンブスが「世界で最も美しい場所」と称賛したことでも知られる、カリブ海に浮かぶマルティニーク島の霊的バンブーフルート奏者Max Cillaの1981年作レア盤がヴァイナル再発。インドの伝統的製法に則って自作したバンブーフルートの生命感溢れる霊的な演奏に、キューバ音楽やラテンのリズム、現地のローカルなパーカッション、極めてジャズに近い構成ながらもスピリチュアル・ジャズの霊性とも異なるもので、石笛等にも通じる自然界の神秘と自然崇拝に根ざした深い密林的霊気漂うアフロ・カリビアンミュージックの大傑作。

Salamat Ali Khan - Metamusik Festival Berlin ‘74 (LP+DL)
Salamat Ali Khan - Metamusik Festival Berlin ‘74 (LP+DL)Black Truffle
¥5,054

インド古典音楽の名匠たちのアーカイブ音源を手がけてきた〈Black Truffle〉から、パキスタンの伝説的声楽家サラマット・アリ・カーンの未発表ライブ音源が初リリース!Agitation Freeのミヒャエル・ホーニッヒが録音を手掛けた1974年のベルリンのMetaMusikフェスティバルでのコンサートが収録されている。サラマット・アリ・カーンは北インドのパンジャーブ出身で、インド・パキスタン分離独立後に家族と共にラホールへ移住、幼少期から注目された声楽の天才で、ヒンドゥスターニー音楽の即興性豊かな声楽スタイル「カヤール」の名手として知られる。この公演では、伝統的なインドの撥弦楽器スワルマンダルの代わりに、特別に調律したアルプス地方のツィターを自ら弾きながら歌い、伴奏にはシャウカット・フセイン・カーン(タブラ)とフセイン・バクス・カーン(ハルモニウム)が参加している。通常、インド古典音楽ではタンプーラの持続音が基盤になるが、今回はそれがなく、代わりにカーン自身がツィターを使って繊細に音の支えを作っている。そのことが音楽に浮遊感や空白を与えており、より精神的で、詩的な深みある内容となっている。また、演奏時の美しいモノクロ写真と、ドイツの音楽学者ペーター・パンケによるエッセイも収録されており、演奏後にサラマット・アリ・カーン本人がふるまった絶品の手料理についてのエピソードなども綴られているなど、音楽の精神性と人間味がにじむ内容となっていて興味深い。

Weirs - Diamond Grove (LP)Weirs - Diamond Grove (LP)
Weirs - Diamond Grove (LP)Dear Life Records
¥3,098

ヴァージニア州、メヘリン川沿いに残る18世紀の酪農農場。2023年9月、この場所にノースカロライナ周辺の音楽仲間9人が集まり、家の居間と食堂を即席スタジオに仕立てて録音したアルバム『Diamond Grove』。Weirsは固定したメンバーを持たず、オールドタイム音楽とDIYノイズを自由に横断する共同体的な集団で、ここではSluiceやMagic Tuber Stringbandの面々を含む編成で、夜が更けるまで古い歌や旋律に取り組んでいる。彼らは、忘れ去られそうな古い楽曲を収集し、Guided by VoicesのようなインディーロックからJean Ritchieのようなフォークまで、幅広い影響を融合させており、その音楽は伝統を保存するのではなく、伝統をどう生かすかを問い直すもので、古い賛美歌をMIDI化してiPhoneスピーカー越しに鳴らし直したり、ゴスペルを納屋の残響ごと封じ込めたりと、音の場そのものを演奏と同等の要素として扱っている。その結果、古い旋律は再現されると言うよりも、今この瞬間にふっと立ち上がって、リスナーの前に姿を現すのように響く。本作は、農場の古い建物、土地の記憶、夜の虫の声までが音楽の一部になっており、トラッド/フォークの純粋性を疑いながら、それでも歌の命脈をつなぎ、今日の耳にどう届きうるかを模索している。その本質はフォーク・リヴァイヴァルよりもむしろミュジーク・コンクレートやローファイ実験音楽の感覚に近いもので、アウトサイダー・フォークの系譜にありつつ、地域性と現代感覚を交差させたユニークな一枚。

V.A. -  Elders of the Begena: The Harp of David in Ethiopia (2LP)V.A. -  Elders of the Begena: The Harp of David in Ethiopia (2LP)
V.A. - Elders of the Begena: The Harp of David in Ethiopia (2LP)Death Is Not The End
¥6,436

エチオピア正教の伝統に深く結びついた巨大な竪琴で、ダビデの竪琴とも呼ばれる神聖な楽器ベゲナ。その伝統を受け継ぐ複数の名手による演奏を収めたコンピレーション作品『Elders of the Begena: The Harp of David in Ethiopia』。同じく〈Death Is Not The End〉からリリースされている『The World Is But a Place of Survival』が幅広いベゲナの演奏者を収録しているのと比べ、本作は少人数の長老的奏者に焦点を当てた構成で、より伝統の深部に焦点を当てた静謐で重厚、瞑想的な演奏が中心となっている。扱うテーマも、キリストの受難、聖母マリア賛歌、祈りなど、より宗教儀礼に近い内容が多く、また、録音も1999年と2008年にアディスアベバで行われたもので、録音者も録音時期も異なり音質・空気感・演奏スタイルに違いが出ている。音楽というよりも祈りの場に立ち会うような、長年にわたり継承されてきた奥深い精神世界の核心をおさめた貴重な記録。

V.A. -  Elders of the Begena: The Harp of David in Ethiopia (CS)V.A. -  Elders of the Begena: The Harp of David in Ethiopia (CS)
V.A. - Elders of the Begena: The Harp of David in Ethiopia (CS)Death Is Not The End
¥2,979

エチオピア正教の伝統に深く結びついた巨大な竪琴で、ダビデの竪琴とも呼ばれる神聖な楽器ベゲナ。その伝統を受け継ぐ複数の名手による演奏を収めたコンピレーション作品『Elders of the Begena: The Harp of David in Ethiopia』。同じく〈Death Is Not The End〉からリリースされている『The World Is But a Place of Survival』が幅広いベゲナの演奏者を収録しているのと比べ、本作は少人数の長老的奏者に焦点を当てた構成で、より伝統の深部に焦点を当てた静謐で重厚、瞑想的な演奏が中心となっている。扱うテーマも、キリストの受難、聖母マリア賛歌、祈りなど、より宗教儀礼に近い内容が多く、また、録音も1999年と2008年にアディスアベバで行われたもので、録音者も録音時期も異なり音質・空気感・演奏スタイルに違いが出ている。音楽というよりも祈りの場に立ち会うような、長年にわたり継承されてきた奥深い精神世界の核心をおさめた貴重な記録。

V.A. - The World Is But a Place of Survival: Begena Songs from Ethiopia (CS)V.A. - The World Is But a Place of Survival: Begena Songs from Ethiopia (CS)
V.A. - The World Is But a Place of Survival: Begena Songs from Ethiopia (CS)Death Is Not The End
¥2,979

静寂と祈りの音。エチオピアの伝統的な宗教音楽である、アムハラ族の典礼歌唱と大型の堅琴ベゲナによる深い霊性を湛えた音楽を集めたコンピレーション『The World Is But a Place of Survival』。ベゲナは、ダビデの竪琴とも呼ばれる10本の弦を持つ大型の弦楽器で、神への祈りや信仰、死、救済といったテーマを静かに語るような音楽に用いられる。このアルバムでは、Alemu Aga、Sosena Gebre Eyesus、Tafese Tesfaye、Yetemwork Mulat、Abiy Seyoum、Akalu Yossefらによる演奏が収録されており、ウィスパーボイスと低音のベゲナが交錯する、静謐で瞑想的な音世界が展開される。本録音はベゲナ音楽を本格的に記録した数少ない音源のひとつであり、まるで教会の奥で密やかに歌われる祈りのような響きが、聴く者の心に深く染み入る一枚。2002〜2005年に民族音楽学者Stéphanie Weisserによってアディスアベバで録音、スイスのVDE-Galloのライセンスのもと、〈Death Is Not The End〉より再構成、再発。

Japanese Traditional Music: Songs of People at Work and Play - Kokusai Bunka Shinkokai 1941 (CD)
Japanese Traditional Music: Songs of People at Work and Play - Kokusai Bunka Shinkokai 1941 (CD)WORLD ARBITER
¥2,876

1941〜42年頃、国際文化振興会が制作したSP盤シリーズの一部で、戦前の日本で録音された伝統音楽の記録。当時制作された78回転盤は60枚に及ぶ大規模なセットだったが、戦争やその後の散逸で現存するものはごくわずかとなっており、本シリーズは、その失われかけた記録を修復する試みであり、日本の伝統音楽の真髄を伝える重要な歴史資料でもある。本作に収められたのは民謡で、田植え歌や機織り歌、マグロやニシン漁の歌、そして子どもたちの唄まで、匿名の歌い手による24曲が並ぶ。宮廷の雅楽や声明、能、歌舞伎、琵琶法師の叙事詩といった正統の音楽に比べても、農民や漁民の声にこそ凄まじい力が宿っている。いまでは失われてしまった日本の土着の音楽の力を体感できる一枚。

Katokye -  Obuhangwa bwa Banyankore na Bahororo (LP)Katokye -  Obuhangwa bwa Banyankore na Bahororo (LP)
Katokye - Obuhangwa bwa Banyankore na Bahororo (LP)Nyege Nyege Tapes
¥4,869

ウガンダの首都カンパラを拠点とし、現代アフリカのリアルを全世界に発信する気鋭のレーベル〈Nyege Nyege Tapes〉より、西ウガンダのバニャンコレ族とバホロロ族に伝わる、長く長く続く牧畜文化に根ざした独特の歌唱スタイルを鮮やかに掘り下げた録音が到着。幼少期に家を飛び出し、地域の伝統歌に身を投じてきたKatokyeは、牧場を渡り歩きながら何十年もかけて自らの表現を磨き上げてきた。今や60歳を目前に、彼は地元で最も優れた伝統歌手のひとりとされている。アルバムの中心を成すのはekyeshongoroというスタイルで、Katokyeは短い詩句を即興で紡ぎ、彼の土地や人々、そして大切にされてきた牛たちへの思いを断片的に伝えていく。この歌唱は複数の歌い手が重なり合い、10分を超える長い瞑想のような流れとなり、聴く者を引き込む独特の空気を生み出す。歌の節目ごとに全員が一斉に音程を上げていき次第に熱を帯びる様は、まるで川の流れがうつろうかのよう。歌の中には牛の鳴き声を思わせる息遣いが散りばめられ、牛がこの地域の美意識や家族の絆にいかに深く結びついているかが感じられる。彼の地ならではの、現代を生きる伝統的音世界。

Chaka Chawasarira - Useza (LP)Chaka Chawasarira - Useza (LP)
Chaka Chawasarira - Useza (LP)Nyege Nyege Tapes
¥4,572

ジンバブウェの伝説的音楽家セクル・チャカ・チャワサリラが半世紀以上にわたって追求してきた伝統楽器ムビラ・マテペの深遠な響きを記録した作品『Useza』がウガンダの首都カンパラを拠点とする〈nyege nyege tapes〉より登場!ムビラ・マテペは親指と人差し指で演奏される複雑なポリリズムを生み出す大型のラメラフォンの一種で、霊と交信する儀式で用いられてきた。西洋楽器のバンドの中でも確固たるポジションを得ているムビラ・ザヴァジム等と違い、その伝統を継承するものは非常に少なくなっており、チャワサリラは今や10人もいないとされるマスター奏者のひとり。これだけのまとまったマテペの録音はそれだけでも貴重なものと言える。本作『Useza』では、彼自身が複数のマテペ演奏を重ね録りすることで、かつて音楽学者アンドリュー・トレーシーが“カレイドフォニー(万華鏡的音響)”と呼んだ幻覚的な音の構造を展開している。夜中に一人で録音されたこの音楽は、メロディとリズムが溶けあって絡み合うジンバブウェ伝統音楽の構造と相まって、まるで現地のセレモニーの中にいるかのような浮遊感と奥行きがある。齢80を越えるチャワサリラの集大成であり、同時にこの文化を未来へ手渡すための貴重な記録でもある一枚!

V.A - Athos: Echos from the Holy Mountain (CD)V.A - Athos: Echos from the Holy Mountain (CD)
V.A - Athos: Echos from the Holy Mountain (CD)FLEE
¥2,358

ギリシャ正教の聖地アトス山に伝わる典礼音楽のフィールド録音と、それにインスパイアされた現代の楽曲を収めたコンピレーションCD『Athos: Echoes from the Holy Mountain』。前半は現代のアーティストがアトス山の聖歌の神秘的なエッセンスを、ダブや実験的サウンドも交え、電子音楽やアンビエントに昇華。後半は1960年代から今日までの修道院でのオリジナル録音を収録。祈りと瞑想に用いられるビザンチン聖歌の荘厳で静謐な響きがそのまま伝わる。現代の音楽と聖歌を並置することで、むしろ聖歌により深く触れることができるような重要な一枚。

Malombo -  Sangoma (LP)Malombo -  Sangoma (LP)
Malombo - Sangoma (LP)Matsuli Music
¥6,587

南アフリカのギタリスト、ヴォーカリストPhilip Tabane率いる、南アフリカの伝統音楽とジャズを融合させたMalomboの代表作である『Sangoma』。が1978年以来となる初のヴァイナル・リイシュー!Malomboは1960年代にプレトリア近郊のマメロディで結成され、アパルトヘイト下の南アフリカで文化的抵抗とアイデンティティの表明でもあった点で、The Malombo Jazz Makersと音楽的、文化的、人的にルーツを共通とするが、Bahula & RankuによるMalombo Jazz Makersがパーカッションやリズムに重点を置き、よりアフロ・ジャズ的な方向を志向したのに対して、Tabaneは母親が「sangoma(トラディショナル・ヒーラー)」であったことを背景に、スピリチュアルな要素を強く反映させた。ギターは単なる伴奏ではなく、呪術的な旋律を紡ぐ中心的存在で、フルートやパーカッションが絡み合う。声も祈りや呪文のような響きを持っており、ギターを媒介に音楽をスピリチュアルな次元へと昇華させた、アフリカ音楽史において特異で重要な位置を占める一枚。

Weirs - Diamond Grove (CD)Weirs - Diamond Grove (CD)
Weirs - Diamond Grove (CD)Dear Life Records
¥1,832

ヴァージニア州、メヘリン川沿いに残る18世紀の酪農農場。2023年9月、この場所にノースカロライナ周辺の音楽仲間9人が集まり、家の居間と食堂を即席スタジオに仕立てて録音したアルバム『Diamond Grove』。Weirsは固定したメンバーを持たず、オールドタイム音楽とDIYノイズを自由に横断する共同体的な集団で、ここではSluiceやMagic Tuber Stringbandの面々を含む編成で、夜が更けるまで古い歌や旋律に取り組んでいる。彼らは、忘れ去られそうな古い楽曲を収集し、Guided by VoicesのようなインディーロックからJean Ritchieのようなフォークまで、幅広い影響を融合させており、その音楽は伝統を保存するのではなく、伝統をどう生かすかを問い直すもので、古い賛美歌をMIDI化してiPhoneスピーカー越しに鳴らし直したり、ゴスペルを納屋の残響ごと封じ込めたりと、音の場そのものを演奏と同等の要素として扱っている。その結果、古い旋律は再現されると言うよりも、今この瞬間にふっと立ち上がって、リスナーの前に姿を現すのように響く。本作は、農場の古い建物、土地の記憶、夜の虫の声までが音楽の一部になっており、トラッド/フォークの純粋性を疑いながら、それでも歌の命脈をつなぎ、今日の耳にどう届きうるかを模索している。その本質はフォーク・リヴァイヴァルよりもむしろミュジーク・コンクレートやローファイ実験音楽の感覚に近いもので、アウトサイダー・フォークの系譜にありつつ、地域性と現代感覚を交差させたユニークな一枚。

Bizimungu Dieudonne - Inzovu Y'Imirindi (LP)Bizimungu Dieudonne - Inzovu Y'Imirindi (LP)
Bizimungu Dieudonne - Inzovu Y'Imirindi (LP)Mississippi Records
¥3,398

11月下旬再入荷。1980年代後半、ルワンダの歌手 ビジムング・ディウドネが妻の アグネス・ウンビビジ、家族や友人からなるバンドとともに発表した自主制作カセット『Inzovu Y'Imirindi』が〈Mississippi Records〉よりヴァイナル・リイシュー!エレクトリック・ギターを用いて、細やかなリフ、うねるようなベースライン、コール&レスポンスのヴォーカルを基盤に、伝統的なルワンダの賛歌を再構築した催眠的でトランシーな音楽性は、当時の東アフリカ音楽シーンにおいて孤高の存在感を放っていたという。歌詞は自然の美しさや古代の神々を称えるものから、分断された国の統合を訴えるものまで幅広く、後者は1994年のルワンダ虐殺を不気味に予兆するかのようで、悲劇的にも、ディウドネとアグネスを含むグループのメンバーはその虐殺で命を落とし、その音楽は長らく忘れ去られてしまう。2018年、音楽研究者 マシュー・ラヴォワ によって再び注目され、調査が進められた結果、2022年に、当時8歳で両親を失った娘 ノエラ をキガリで発見。奇跡的に彼女が所蔵していたマスター音源のCDから、本作が復活することに。今回のリイシューでは、丁寧なリマスタリングと高品質なヴァイナル・プレスによって、失われかけたルワンダ音楽史の一章を蘇らせるとともに、家族と国の悲劇を乗り越え、新たな世代へと届ける貴重な証言とも言うべき一枚となっている。

Pygmées Aka - Musiques Et Chants Polyphoniques De La Sylve (CD)
Pygmées Aka - Musiques Et Chants Polyphoniques De La Sylve (CD)VDE/Gallo
¥2,469

仏〈Ocora〉にも比肩しうる広範かつディープな世界各地の伝統音楽のカタログを持つスイスのローザンヌ近郊に拠点を置く、長い歴史を持つレーベル〈VDE/Gallo〉より、中央アフリカ共和国に暮らすアカ・ピグミー(Aka Pygmies)による伝統音楽を収録した、Patrick Kersaléによる1992年現地録音作。アルバムはアカ族の伝統的なポリフォニーを中心に構成、楽器には弓奏楽器、ハープ、打楽器が使用されている。狩猟、祝祭、子守唄など、生活と儀式に根ざした楽曲が収録されている中でも、圧巻は「Grande fête de divertissement」(大きな祝祭)と題されたトラックで、34分にわたる長編ポリフォニーでアカ族の音楽文化の深さを体感できる。音楽的にも人類学的にも非常に価値の高い民族音楽研究・フィールド録音の名盤。

Elshan Mansurov - Azerbaïdjan: Le Kamantcha d'Elshan Mansurov (CD)
Elshan Mansurov - Azerbaïdjan: Le Kamantcha d'Elshan Mansurov (CD)VDE/Gallo
¥2,469

仏〈Ocora〉にも比肩しうる広範かつディープな世界各地の伝統音楽のカタログを持つスイスのローザンヌ近郊に拠点を置く、長い歴史を持つレーベル〈VDE/Gallo〉より、アゼルバイジャンの伝統弦楽器カマンチャの名手、エルシャン・マンスロフによる演奏を収録した、古典音楽「ムガーム」の深い精神性と即興性を体感できるアルバム。カマンチャはスパイク・フィドルの一種で、絹弦の柔らかな音色と豊かな表現力を持ち、マンスロフの演奏は情感に満ちた旋律と緻密な技巧が融合している。打楽器奏者カムラン・カリモフとの共演によって、旋律とリズムが対話しているようで、躍動感がありながらも瞑想的な音世界が聴く者をアゼルバイジャンの音楽的風景へと誘う。悠久の時を伝える息の長い旋律、録音から伝わってくる静寂の深さが印象的。

V.A. - Éthiopie: Les chants de bagana (CD)
V.A. - Éthiopie: Les chants de bagana (CD)VDE/Gallo
¥2,469

仏〈Ocora〉にも比肩しうる広範かつディープな世界各地の伝統音楽のカタログを持つスイスのローザンヌ近郊に拠点を置く、長い歴史を持つレーベル〈VDE/Gallo〉より、エチオピアの伝統的な宗教音楽である、アムハラ族の典礼歌唱と大型の堅琴ベゲナによる深い霊性を湛えた音楽を集めたコンピレーション。〈Death Is Not The End〉からのヴァイナル・リイシューでも知られる貴重な音源のCD盤。ベゲナは、ダビデの竪琴とも呼ばれる10本の弦を持つ大型の弦楽器で、神への祈りや信仰、死、救済といったテーマを静かに語るような音楽に用いられる。このアルバムでは、Alemu Aga、Sosena Gebre Eyesus、Tafese Tesfaye、Yetemwork Mulat、Abiy Seyoum、Akalu Yossefらによる演奏が収録されており、ウィスパーボイスと低音のベゲナが交錯する、静謐で瞑想的な音世界が展開される。本録音はベゲナ音楽を本格的に記録した数少ない音源のひとつであり、まるで教会の奥で密やかに歌われる祈りのような響きが、聴く者の心に深く染み入る一枚。

V.A. - Niger - Musique des Touaregs, Vol. 1: Azawagh (CD)
V.A. - Niger - Musique des Touaregs, Vol. 1: Azawagh (CD)VDE/Gallo
¥2,469

仏〈Ocora〉にも比肩しうる広範かつディープな世界各地の伝統音楽のカタログを持つスイスのローザンヌ近郊に拠点を置く、長い歴史を持つレーベル〈VDE/Gallo〉より、ニジェール北部アザワグ地方に暮らすトゥアレグ族の音楽文化を記録したフィールド録音作品。遊牧民としての生活に根ざした音楽は、一弦フィドル、アンザドやフルート、打楽器などの素朴で力強い楽器によって奏でられ、女性たちの合唱や詩の朗唱、子どもたちの歌声が交錯することで、共同体の多様な声が響き合う。旋律は反復的で呪術的な雰囲気を持ち、ハンドクラップや声と鮮やかなレイヤーを形成する。録音を包み込むような静寂の深さが印象的。風や動物の声などの環境音も含まれた録音も相まって、聴く者はまるで現地に立ち会っているかのような錯覚を覚える、トゥアレグ族の精神世界と音の美学を体感できる貴重な記録。

Tsar Teh-yun - Chine: L'art du guqin (2CD)
Tsar Teh-yun - Chine: L'art du guqin (2CD)VDE/Gallo
¥2,993

仏〈Ocora〉にも比肩しうる広範かつディープな世界各地の伝統音楽のカタログを持つスイスのローザンヌ近郊に拠点を置く、長い歴史を持つレーベル〈VDE/Gallo〉より、20世紀中国を代表する古琴奏者・蔡徳允(Tsar Teh-yun)の演奏を収録した2枚組アルバム。蔡徳允の演奏は、技巧よりも精神性と余韻を重視しており、「陽春」「瀟湘水雲」「平沙落雁」など、中国古典音楽の名曲が、絹弦の柔らかな音色と静謐な間合いで奏でられる。中国古琴音楽は儒教・道教・禅の思想と結びつき、瞑想的で哲学的な響きを持っているが、本録音は1956年から1989年にかけて録音された貴重な音源で、特に古琴の芸術性と精神性を深く感じられる内容となっている。静けさの中に豊かな情感を秘めた珠玉の音楽。

Teruhisa Fukuda - Japan: Musical Offering of a Shakuhachi Master (CD)
Teruhisa Fukuda - Japan: Musical Offering of a Shakuhachi Master (CD)VDE/Gallo
¥2,469

仏〈Ocora〉にも比肩しうる広範かつディープな世界各地の伝統音楽のカタログを持つスイスのローザンヌ近郊に拠点を置く、長い歴史を持つレーベル〈VDE/Gallo〉より、尺八奏者・福田輝久による禅宗の伝統に根ざしたソロ演奏を収録したアルバム。 虚無僧の修行音楽として知られる普化宗の古典曲を中心に、息遣いや間が際立つ静謐な音世界が展開、「虚鈴」「三谷」「鹿の遠音」など、侘び寂びの美学を体現する楽曲が並ぶ。尺八一本による音の少なさが逆に空間を満たし、聴く者の内面に静かに語りかける。本格的な録音が一般に流通することがあまりない日本の伝統音楽の中で、仏〈Ocora〉からもアルバムをリリースする定評ある奏者によるまとまった録音は大変貴重なもの。

Ono Gagaku Kaï - Japon: Le Gagaku (CD)
Ono Gagaku Kaï - Japon: Le Gagaku (CD)VDE/Gallo
¥2,469

仏〈Ocora〉にも比肩しうる広範かつディープな世界各地の伝統音楽のカタログを持つスイスのローザンヌ近郊に拠点を置く、長い歴史を持つレーベル〈VDE/Gallo〉より、日本の宮廷音楽「雅楽」の伝統的な演目を収録したアルバムで、「越天楽」や「蘇志摩」など、古代から伝わる管弦・舞楽の楽曲が収められており、笙・篳篥・龍笛などの雅楽器が響く。演奏は1887年に東京・小野照崎神社の宮司・小野良道によって創設された、仏〈Ocora〉からもアルバムをリリースする日本最古の民間雅楽団体のひとつ、Ono Gagaku Kaï(小野雅楽会)によるもの。本格的な録音が一般に流通することがあまりない雅楽の中で、民間団体でありながら、135年以上にわたって雅楽の伝統を守り続けている稀有な存在による荘厳で静謐な音世界が、日本古来の美意識を垣間見せてくれる貴重な録音。

V.A. - Viêtnam: Musiques et chants des Jörai (CD)
V.A. - Viêtnam: Musiques et chants des Jörai (CD)VDE/Gallo
¥2,469

仏〈Ocora〉にも比肩しうる広範かつディープな世界各地の伝統音楽のカタログを持つスイスのローザンヌ近郊に拠点を置く、長い歴史を持つレーベル〈VDE/Gallo〉より、ベトナム中部高原に暮らすジョライ族の伝統音楽と儀式歌を収録したフィールド録音作品。共同体の精霊への捧げ物、葬儀、祝祭、家屋の新築儀礼など、生活に根ざした音楽が多彩な楽器とともに記録されており、竹製の木琴、口共鳴フィドル、二弦・十一弦の棍棒型ツィターなど、独自の楽器による演奏が民族の精神文化を鮮やかに伝える。楽器の音色は素朴ながらも力強く、祝祭の高揚感は、天然のミニマル・ミュージックのよう。ベトナムの音楽的多様性と精神性を体感できる、貴重な記録となっている。

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