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V.A. - Malcolm Catto Presents: Quatermass Sound Lab (LP)
V.A. - Malcolm Catto Presents: Quatermass Sound Lab (LP)Strut
¥4,752

The Heliocentricsのブレインにして現代最高峰のアナログ音響職人Malcolm Cattoが、イースト・ロンドンに構える地下スタジオ「Quatermass Sound Lab」のアーカイヴを初めて開帳。過去20年にわたり数々の先鋭的アクトを生み出してきたスタジオの未発表音源や別ミックスを多数網羅した圧巻のコレクション。真空管プリアンプとヴィンテージ機材を駆使した生々しいアナログ音響のもと、ポストパンクからフレンチ・ラップ、アフロビート、深遠なサイケデリアやジャズまでが縦横無尽に交差。ヘヴィで力強いドラム・グルーヴと歪んだ電子音響、無国籍なヴィジョンが溶け合い、ジャンルの境界を打ち破るタイムレスなサウンドを描き出している。ディープでアヴァンギャルドなヴィンテージ音響の金字塔的音源集。

Darryl Jenifer - The Weather Channel (CD)Darryl Jenifer - The Weather Channel (CD)
Darryl Jenifer - The Weather Channel (CD)Org Music
¥1,964

Jack DeJohnette、John Medeski、Karl Berger、Lenny White、Ben Perowskyなど、ジャズ界の重鎮が多数参加。ハードコア史に名を刻むBad Brainsの共同創設者で、ベーシスト、Darryl Jeniferによる最新インストゥルメンタル作品 『The Weather Channel』。2010年のソロ作『In Search of Black Judas』以来となる、十数年ぶりのソロ名義アルバム。ジャズの即興性と、Darryl Jeniferが持つパンク、ダブの精神性を軸にした深いグルーヴと多層的な音像がアルバム全体を貫いている。Bad Brainsのエネルギーをそのまま持ち込むのではなく、スピリットを抽出し、ジャズの言語で再翻訳したようなアプローチで、空間処理の効いたダブ、鍵盤が描くサイケデリックな感覚、デジョネットらが生み出すしなやかなリズム、それらが重なり合い、ジャズ、フュージョン、ダブ、サイケ、パンクが交差する探求的なサウンド。Bad Brainsの名曲『Sacred Love』『Re-Ignition』の再構築版を含む意欲作。 

Reverend Baron - From Anywhere (Powder Blue Vinyl LP)Reverend Baron - From Anywhere (Powder Blue Vinyl LP)
Reverend Baron - From Anywhere (Powder Blue Vinyl LP)Karma Chief Records
¥3,849

うっすらと漂う愛、幾重にも重なったノスタルジアが極上のムードを生み出す一枚!プロ・スケーターとしても活動し、マルチ奏者、エンジニア、プロデューサーとしても音楽的にその才能を発揮してきたDanny Garciaによるソロ・プロジェクト、Reverend Baronのアルバムが、〈Karma Chief Records〉よりアナログ・リリース。ベッドルーム・ソウルからサーフ・ロック、ローファイ、サイケデリック、フォーク・ミュージックまでもアコースティック風味にブレンドした珠玉の音盤に仕上がっています!

Khruangbin - The Universe Smiles Upon You ii (White Vinyl 2LP)Khruangbin - The Universe Smiles Upon You ii (White Vinyl 2LP)
Khruangbin - The Universe Smiles Upon You ii (White Vinyl 2LP)Dead Oceans
¥4,666

11月中旬再入荷。ボノボに見いだされ、無名の新人ながら彼が監修したコンピレーション『Late Night Tales』に楽曲が収録されるや、そのスウィートでメロウなサウンドが一躍話題となった、今や世界的な人気を誇るインストゥルメンタル・バンド、クルアンビン。彼らの2015年のデビュー作を10年越しに再構築した『The Universe Smiles Upon You ii』。オリジナルと同じテキサスの納屋(バーン)で、同じ日付に録音され、「もし10年前に戻れるなら、自分たちに何を伝えるか?」という問いに対する音楽的回答として制作されたもので、セミ・インストゥルメンタルで穏やかにサイケデリックなグルーヴはそのままに、より洗練された演奏と録音技術が活かされている。オリジナルの「無限のグルーヴ」と「地平線に広がるリフ」という美学を保ちつつ、成熟した音の余白と深みが加わっており、クルアンビンらしいエキゾチックなムードと、時を経た感情のニュアンスが交錯する、静かで豊かな再解釈。

Marco Benevento - Glera (CS)Marco Benevento - Glera (CS)
Marco Benevento - Glera (CS)Big Crown Records
¥1,785

鍵盤奏者/プロデューサーMarco Beneventoによる、ジャズを軸にしながら、イタリア映画音楽、レゲエのローエンド、サイケポップ、ドリームポップまでを軽やかに横断するシネマティック・ジャズアルバム『Glera』が〈Big Crown Records〉より登場。3年にわたり書き溜めた個人的なスケッチを発展させた作品で、スタジオを楽器として扱うというプロデューサー的視点がより明確に結実しており、曲ごとに異なる場面が立ち上がる映画的構成が魅力的。ホーン、ハープ、環境音、声の断片が緻密にレイヤーされ、音の質感そのものが物語を運んでいく。祝祭感と哀愁が交互に押し寄せる情緒の振れ幅、ジャズの即興性とソウル/レゲエの重心の低いグルーヴの共存。Beneventoのキャリアの中でも最もカラフルで、ジャズ、ソウル、ビートミュージック、サイケの境界を越えて楽しめる注目作。

Brainstory - Buck (LP)Brainstory - Buck (LP)
Brainstory - Buck (LP)Big Crown Records
¥3,245

11月中旬再入荷。El Michels AffairやBacao Rhythmといった人気アクトが揃う〈Big Crown Records〉から2019年に発表されていた、カリフォルニア州リアルト出身の3人組バンド、”Brainstory”の傑作デビュー・アルバム。”ジャズ”という自身らのルーツを明確に打ち出しつつ、ヒップホップから70年代のファンク、60年代のソウル、そして、南カリフォルニアでの生活というものをサイケデリックで独創的な感覚の中へと取り入れ、人として/バンドとしてのあり方を探った全10曲の旅!

El Michels Affair - Yeti Season (LP)
El Michels Affair - Yeti Season (LP)Big Crown Records
¥3,346
NYC拠点のインストゥルメンタル・ファンク/ソウル・バンド、El Michels Affairが2021年に人気レーベル〈Big Crown Records〉より発表したフル・アルバム『Yeti Season』をストック。MAの専売特許と言うべきシネマティックなスタイルのインストゥルメンタル・ソウル・ミュージックとそれに期待する全てを余すところなく詰め込んだ傑作!
幾何学模様 Kikagaku Moyo - House in the Tall Grass (LP)幾何学模様 Kikagaku Moyo - House in the Tall Grass (LP)
幾何学模様 Kikagaku Moyo - House in the Tall Grass (LP)Guruguru Brain
¥5,293

11月中旬再入荷。幾何学模様によるサイケデリック・ロックの美学が最も繊細かつ深遠に結実した作品である2016年リリースのアルバム『House in the Tall Grass』がめでたくリプレス。東京出身ながら世界を舞台に活動する彼らは、本作をポルトガル・リスボンで録音し、ジャズやファンク、クラウトロック、フォークなど多様な音楽的要素を織り交ぜながら、異文化的な音響融合を実現。本作においてシタールの煌めき、浮遊するギター、柔らかなヴォーカルを織り交ぜながら、自然と精神性が交錯する音の旅を描いている。※入荷時よりスリーブ上部に若干ダメージございます、予めご了承くださいませ。

Tengger - Sky (LP)Tengger - Sky (LP)
Tengger - Sky (LP)Guruguru Brain
¥5,214

SXSW、KEXP、グラストンベリーなど世界各地のフェスや実験音楽シーンで評価を集めてきた、韓国出身のIttaと日本出身のMarqidoによるデュオTenggerによる、空を中心とした日々変化する環境との対話から生まれたアルバム『Sky』。シンセは光を含んだ柔らかいトーンでゆっくり層を重ね、地平線の向こうまで伸びるような持続音が空間を支える。Ittaの声は歌というより風の流れのようで、電子音の中に淡い人の気配を残す。旅先で収録されたフィールドレコーディングも織り込まれており、抽象的な電子音のレイヤーの中に、実際の風景の気配が静かに息づき、アルバム全体がひとつの環境として連続するように構成されている。サイケデリック、アンビエント、ニューエイジを横断する、空と環境への静かな感応を電子音で描いた淡い音響世界。

OM - Conference of the Birds (CD)OM - Conference of the Birds (CD)
OM - Conference of the Birds (CD)Drag City
¥2,433

カルト的な人気を誇るドゥーム・ロック・バンドSleepの元メンバーAl CisnerosとChris HakiusからなるデュオOMが、2006年に発表したセカンド・アルバム『Conference of the Birds』。各面に約15分超の大曲を1曲ずつ配したダイナミックな構成を持ち、前作のへヴィネスを踏襲しつつも、より呪術的な世界観へと踏み込んでいる。ベースとドラムという極限まで削ぎ落とされた最小限の編成から、マントラのように繰り返される低音リフと静かな単音唱法、そして繊細なドラミングが独特の重圧感と緊張感を創出。エチオピア音楽やクラウトロックの要素を内包したメディテーティヴなアプローチから、重厚なフィードバックとともに解き放たれるヘヴィなうねりまで、ミニマルな展開の中に深い精神性を宿したヘヴィ・サイケデリック、ドローンの名盤。

OM - Conference of the Birds (LP)OM - Conference of the Birds (LP)
OM - Conference of the Birds (LP)Drag City
¥3,615

カルト的な人気を誇るドゥーム・ロック・バンドSleepの元メンバーAl CisnerosとChris HakiusからなるデュオOMが、2006年に発表したセカンド・アルバム『Conference of the Birds』。各面に約15分超の大曲を1曲ずつ配したダイナミックな構成を持ち、前作のへヴィネスを踏襲しつつも、より呪術的な世界観へと踏み込んでいる。ベースとドラムという極限まで削ぎ落とされた最小限の編成から、マントラのように繰り返される低音リフと静かな単音唱法、そして繊細なドラミングが独特の重圧感と緊張感を創出。エチオピア音楽やクラウトロックの要素を内包したメディテーティヴなアプローチから、重厚なフィードバックとともに解き放たれるヘヴィなうねりまで、ミニマルな展開の中に深い精神性を宿したヘヴィ・サイケデリック、ドローンの名盤。

OM - God is Good (CS)OM - God is Good (CS)
OM - God is Good (CS)Drag City
¥2,169

GrailsのEmil Amosを新ドラマーに迎え、プロデューサーにSteve Albiniを起用したOMによる、タンブーラやフルートを演奏するゲスト陣を交え、従来のミニマルな重低音世界をより東洋的かつ瞑想的な領域へと拡張させた、2009年発表の『God is Good』。ラーガを思わせるインド音楽的なドローンやタブラ調のリズム、聖歌のような単音唱法から、突如として解き放たれる圧巻の超重量重低音リフまで、静寂と激動が交錯する音響空間を展開。Steve Albini特有のリアルな録音が生むクリアな緊張感のもと、中東〜アジアン・サイケデリアとへヴィ・ドゥームの衝動が高次元で融合した神秘的な作品。

OM - God is Good (LP)OM - God is Good (LP)
OM - God is Good (LP)Drag City
¥3,816

GrailsのEmil Amosを新ドラマーに迎え、プロデューサーにSteve Albiniを起用したOMによる、タンブーラやフルートを演奏するゲスト陣を交え、従来のミニマルな重低音世界をより東洋的かつ瞑想的な領域へと拡張させた、2009年発表の『God is Good』。ラーガを思わせるインド音楽的なドローンやタブラ調のリズム、聖歌のような単音唱法から、突如として解き放たれる圧巻の超重量重低音リフまで、静寂と激動が交錯する音響空間を展開。Steve Albini特有のリアルな録音が生むクリアな緊張感のもと、中東〜アジアン・サイケデリアとへヴィ・ドゥームの衝動が高次元で融合した神秘的な作品。

Bitchin Bajas - Isle Peaks (12")Bitchin Bajas - Isle Peaks (12")
Bitchin Bajas - Isle Peaks (12")Drag City
¥3,463

シカゴを拠点に活動するサイケデリック・エレクトロニクス・トリオBitchin Bajasによる、『Inland See』のセッション音源を出発点に、カリンバのサンプルやオートハープ、EWIなどを加え再構築したミニ・アルバム『Isle Peaks』。モジュラー・シンセの緻密なシークエンスと有機的な生楽器の質感が交錯し、教会音楽のような静謐なドローンから高揚感あふれる電子ビートまでを鮮やかに横断。温かみのあるアナログ音像とミニマルな躍動感が絶妙に溶け合い、ダンスと夢想を行き来する極上のアストラル・サイケデリア。

Aerial M - Post-Global Music (LP)
Aerial M - Post-Global Music (LP)DRAG CITY
¥3,256

Slintのギタリストとしてお馴染み。TortoiseやWill Oldhamにも関わったアメリカのオルタナティヴ・ロック・シーンの伝説のひとりであり、現在はGang of Fourに参加しているDavid PajoがAerial M名義で1999年に〈Domino〉からリリースしたアルバム『Post Global Music』がアナログ・リイシュー。Tortoiseの創設メンバーとしても知られるシカゴのロック・シーンのパイオニア、Bundy K. BrownにTied & Tickled Trio、U.N.K.L.E.といった豪華面々が参加。〈Drag City〉からの97年のシングル作品『M Is...』収録曲である”Wedding Song No. 3”の音素材を利用して、単なる”リミックス”ではなく完全にリメイクされた内容となっています。

V.A. - Hard Philippines (LP)
V.A. - Hard Philippines (LP)Akenat
¥3,869

スペインの発掘系レーベル〈Akenaton Records〉が手がける、70年代フィリピン・ロックのコンピレーション『Hard Philippines』。1971〜1978年に録音されたPinoy Rock黄金期の音源をまとめた本作は、ハードロック、グラム、アシッド、ヘヴィブルースの濃い部分だけ を抽出した強烈な一枚。フィリピン・ロックの象徴Juan De La Cruz Bandをはじめ、Maria Cafra、Sampaguita、Anak Bayan、Joey Smithなど、当時のシーンを牽引したレジェンドたちを収録。英米ロックの影響を受けつつも、メロディやリズムにはフィリピン特有の土着性があり、似ているのにどこか違う独特のグルーヴが魅力。70年代Pinoy Rockの熱量をそのまま封じ込めた、アジア・ハードロック発掘盤の中でも特に熱量高めの一枚。

V.A. - Cambodian Nuggets (LP)
V.A. - Cambodian Nuggets (LP)Akenaton Records
¥3,786

1975年にクメール・ルージュが権力を握り、大虐殺を行う以前のカンボジアに存在していた輝かしい音楽シーンを総括したカンボジア産ガレージ/サイケデリック・ロックの金字塔的編集盤!大虐殺を生き残った幻のレコード・コレクション。伝統的なクメール音楽からフレンチ、ラテン、そして、ロックンロール、R&B、サーフ・ロック、サイケ、ソウルなどといった西洋の音楽の要素のミクスチャーとも言えるアジアでも類を見ない音楽シーンを築いていたポル・ポト以前のカンボジアの軌跡を記録した大変貴重なコンピレーション・アルバム。

Gabor Szabo - Jazz Raga (LP)
Gabor Szabo - Jazz Raga (LP)Vampisoul
¥4,568

ハンガリー出身のギタリストGabor Szaboが1967年に〈Impulse〉から発表した異色作『Jazz Raga』。ジャズ・ギターとシタールを同時に操り、ジャズ、インド音楽、サイケデリアを融合した、60年代カウンターカルチャーを象徴する一枚。ドラムにはBernard “Pretty” Purdieが参加し、ラテン、R&Bのグルーヴまで注入。Rolling Stonesの「Paint It Black」や「Summertime」などの名曲を、ラーガ風のモード感と催眠的なギターで大胆に再構築している。オリジナル曲では、東洋思想への憧れが色濃く反映され、シタールのドローンとジャズの即興が交差する東洋的モンド・サイケ・ジャズの世界が広がる。ジャズの名門 〈Impulse〉が最も実験的だった時期の産物であり、Szaboの個性が自由に解き放たれた作品。

Money Chicha - Onda Esoterica (LP)Money Chicha - Onda Esoterica (LP)
Money Chicha - Onda Esoterica (LP)VAMPISOUL
¥3,689

グラミー賞も受賞したラテン楽団=グルーポ・ファンタズマとブラウンアウトのメンバーで構成されるバンド、マニー・チーチャ(Money Chicha)の3枚目フルアルバムが到着! ニューオーリンズのマリニー・スタジオでレコーディングされたこのアルバムは、エキゾチックなテクスチャー、ヴィンテージ・オルガンのうねり...。彼らの特徴ともいえるサイケデリック・クンビア~アマゾニカ・サウンドをさらに深めた傑作だ。

テキサスのラジオ局KUTXはこう評する。「マニー・チーチャを聴くと、LSDを摂取し、テキーラを数杯飲み干し、飛行機に乗って1960年代のペルーへ飛んでいるような気分になる…脳を再構築し、魂を目覚めさせ、かつて訪れたことのない場所へと連れて行ってくれるような音楽だ」

そこに南テキサス特有の威勢の良さ、強烈なラテン・ファンクの香りが加わった本作『Onda Esotérica』はバンド史上最も冒険的なサウンドに仕上がった。なかでもアフロサウンドによる早すぎたエキゾクンビア「Cumbia Arabe」のカバーは秀逸。儀式と啓示が等しく融合した万華鏡のようなサウンドは、他のエキゾサイケ~クンビア・リバイバル・バンドとは一線を画す出来栄えと言えるだろう。

Gal Costa - Gal Costa (1969) (LP)Gal Costa - Gal Costa (1969) (LP)
Gal Costa - Gal Costa (1969) (LP)Vampisoul
¥4,568

トロピカリア黄金期の中心にいたGal Costaが、1969年にリリースした歴史的名盤『Gal Costa』。Caetano Veloso、Gilberto Gil、Jorge Benらが楽曲提供し、アレンジはトロピカリアの頭脳Rogério Dupratが担当。ロック、サイケデリア、サンバ、ボサノヴァが大胆に混ざり合う、ブラジル音楽史でも最も革新的な1枚。ロックのエッジとトロピカリア特有のカラフルなアレンジが混ざり合い、当時のブラジルの混沌と創造性をそのまま音にしたような鮮烈なサウンドが魅力的。Galのヴォーカルは時に挑発的で、時に官能的に自由奔放に暴れまわる。MPB、トロピカリアのクラシックとしてはもちろん、サイケ、ワールド、ロックのリスナーにもアピールできる普遍的な名盤。

V.A. - Iranian Nuggets (LP)
V.A. - Iranian Nuggets (LP)Akenaton Records
¥3,869

1978年のイスラム革命前夜、現代へと語り継がれる、革命前のイラン音楽における黄金期である1960年代から70年代のイランにおけるロックンロール、ガレージ、サイケデリック、ポップスシーンを捉えたコンピレーション『Iranian Nuggets』。GoogooshやKourosh Yaghmaeiといったスターから、The RebelsやThe Golden Ringなどの貴重なバンド、マニアックな隠れた名義まで厳選13曲を収録し、各アーティストの解説とともに当時の熱気をパッケージ。ファズの効いたアッパーなガレージ・ギターやチープなオルガン、キャッチーなビートに乗せて、ペルシャ音楽特有のエキゾチックで哀愁を帯びた旋律や情感あふれるヴォーカルが鮮やかに交差。西洋のロックやポップスへの憧憬と自国の音楽的ルーツが融合した唯一無二の生々しいサウンドを収録した刺激的な一枚。

Marcos Valle - Vento Sul (LP)Marcos Valle - Vento Sul (LP)
Marcos Valle - Vento Sul (LP)Vampisoul
¥4,521

ブラジル音楽界の重鎮Marcos Valleが1972年に残した、キャリア屈指の重要作にして名盤『Vento Sul』が180g重量盤で復刻。ボサノヴァから洗練されたMPBへと進化してきた彼が、自らの音楽的境界線を押し広げ、大胆な自己再発明を果たした転換点となる一枚で、ボサノヴァ譲りの美しいメロディセンスを核に置きつつ、サイケデリック・ロックやプログレッシヴ・ロックの実験性、ジャズの自由度が高次元で交錯する緻密かつ神秘的なサウンドを展開。オーガニックでありながらどこか浮遊感のあるトリップ感があり、サイケ・フォークやレフトフィールドなMPBとしても楽しめる音楽的魅力が凝縮された一枚。

Les Rallizes Dénudés (裸のラリーズ) - Disque 4 - ‘76 Studio et Live - (LP)Les Rallizes Dénudés (裸のラリーズ) - Disque 4 - ‘76 Studio et Live - (LP)
Les Rallizes Dénudés (裸のラリーズ) - Disque 4 - ‘76 Studio et Live - (LP)The Last One Musique / Tuff Beats
¥5,720

1991年にリリースされたオリジナル・アルバム3タイトル(『’67-’69 STUDIO et LIVE』『MIZUTANI / Les Rallizes Dénudés』『’77 LIVE』)の制作時、水谷孝は並行してもう1つのアルバムのための作業を進めていた。
ユーマチック、オープンリール、DATなど、様々な媒体で準備された素材には、いずれも『Disque 4』や『Record No.4』といった表記を含め「4」という数字が書き込まれ、それらが「4番目のアルバム」のためのものであることを示している。さらには、そういった素材をアナログ盤の形(A・B面に分けて20数分程度ずつの長さ)にまとめようとしていた痕跡も確認できた。
複数のソースからスタジオでの演奏をメインに集められた各曲は、1976年の録音で統一されているらしいことも判明。これは、かつて水谷自身が「リリースされた3枚のアルバムの他にもう1枚、『’77 LIVE』と同じメンバーで録音したスタジオ音源から成るアルバムが存在する」事実を仄めかしていた、という証言と一致する。
しかし、90年代初頭、アナログ・レコードからコンパクト・ディスクへと体制が切り換わったばかりの状況下では、アナログ盤による発売が極めて実現困難であったことは想像に難くない。そのまま「第4のアルバム」は、幻の作品となってしまった。
本作は、水谷が4番目のアルバムのために選りすぐった素材から、「イビスキュスの花 或いは 満ち足りた死」(※『拾得 Jittoku ’76』に収録)を除いた楽曲を再構成。水谷の残したマスターを基に、オリジナルに近いテープも発掘して使用し、再び久保田麻琴のプロダクション作業とマスタリングによって作り上げられた。
ライヴでは音量・演奏時間ともに膨大なヴォリュームで知られる裸のラリーズの音楽だが、この作品はスタジオ・レコーディング音源を中心に1枚のアナログ・レコードというサイズにまとめられたことで、アグレッシヴなノイズの洪水というイメージを超え、その芯にある「抒情性」が鮮明に浮かび上がっている。そして、それもまた現在、世界中のファンを惹きつけているラリーズの魅力であることは、あらためて言うまでもないだろう。

[参加メンバー]
 水谷孝:ヴォーカル/ギター
 中村武志:サイド・ギター
 楢崎裕史:ベース
 三巻敏朗:ドラムス

⚫︎湯浅学によるライナーノーツ付き

Korlakang - Samong Sai (7")
Korlakang - Samong Sai (7")Guruguru Brain
¥4,177

バンコク西岸、トンブリーから現れた新鋭4人組Korlakangによる、〈Guruguru Brain〉からのデビュー・ダブルサイダー 7インチ。タイ伝統音楽の旋律美と、70年代サイケデリックの質感を現行エスノ・グルーヴとして再構築した一枚。A面「Samong Sai」は、タイ民謡特有の哀愁を帯びたメロディがゆったり漂い、アナログ・シンセの淡い残響とギターの柔らかな揺れが重なるサイケ民謡調。B面「Jackfruits」は一転して軽やかで、リズミカルなタイ・サイケ、エスノ・グルーヴ。乾いたギターのカッティングと跳ねるパーカッションが心地よく、伝統旋律の骨格を保ちながら、ダンス寄りのグルーブとトロピカルな色彩が際立つトラック。

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