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DISQUE 1
1. Enter the Mirror
2. 夜、暗殺者の夜
The Night, Assassin’s Night
3. 氷の炎
Flame of Ice
4. 記憶は遠い
Memory is far away
DISQUE 2
1. 夜より深く
Deeper than the Night
2. 夜の収穫者たち
Reapers of the Night
3. The Last One _1977

『OZ DAYS LIVE』は1973年にLP2枚組のプライベート・プレス盤としてリリースされた。ジャケットとなる茶色の紙袋には、虹色のインクでアルバム名がスタンプされている。東京の郊外にある街、吉祥寺にあった伝説のライブハウス「OZ」の閉店に際して自主制作されたアルバムだった。
吉祥寺駅に近い一画にある建物の小さな2階スペースで営業していた「OZ」。1972年6月から1973年9月まで1年ちょっとの短い期間ではあったが、このDIY精神で運営されたカフェ兼パフォーマンス・スペースは、急成長するこの街で、アンダーグラウンドとカウンターカルチャーが交差する神経中枢のような存在となった。今となるとレアなコレクターズアイテムとなる『OZ DAYS LIVE』のオリジナル盤には、「OZ」でレコーディングされた5つのアーティストがレコードの4面に収録されている。
「OZ」の開店から50年が経過した今『OZ DAYS LIVE '72-'73 Kichijoji The 50th Anniversary Collection』はオリジナル盤を再構成した、新たなCD3枚組としてリリースされる。今年発表された裸のラリーズ『The OZTapes(DRFT03)』の音源が全て含まれ、限定盤12”として発売された『Les Rallizes Dénudés(DRFT04)』の2曲もボーナストラックとして収録。オリジナル盤からの南正人と都落ちの音源は新たにリマスターされ、さらに「OZ」のマネージャー手塚実氏の倉庫で半世紀近くも眠っていたテープに収まっていたアシッド・セブンの40分以上の未発表音源が公開される。数時間のインタビューから構成された100ページとなるオーラル・ヒストリーでは「OZ」のシーンに関わってた人物からの実話を聞くことができる。
『OZ DAYS LIVE』発売当時、手塚は雑誌『新譜ジャーナル』に「レコードという物は精神の栄養剤であって、それぞれ人に色々なシチュエーションを見せて<聞かせて>くれる物だと思う」と語っている。「そしてそれは純粋な意味で<音楽>であってそれ以外の物にはなり得ないと思う」とも。
彼が語ったこの実存的な考察を読み解くのは、簡単ではないかもしれない。しかし、ひとつだけはっきりしていることがある。音楽は時間を超越する。そして『OZ DAYS LIVE』のようなレコードは、時とともに失われるはずの体験に我々を参加させてくれる、ということだ。
Text by Yosuke Kitazawa
■収録楽曲:
Disc 1
-裸のラリーズ (Les Rallizes Dénudés)-
1. OZ Days (1:33)*
2. 僕らの喜びに影がさした (A Shadow on Our Joy) (7:04)*
3. 造花の原野 (Wilderness of False Flowers) (7:36)*
4. 白い目覚め (White Awakening) (3:51)*
5. The Last One_1970 (24:14)*
6. 記憶は遠い (Memory is Far Away) (6:40)*
7. 眩暈 (Vertigo otherwise My Conviction) (11:35)*
Disc 2
-裸のラリーズ (Les Rallizes Dénudés)-
1. The Last One_1970 (ver. 2) (23:26)*
2. 僕らの喜びに影がさした (A Shadow on Our Joy) (ver. 2) (6:34)**
3. 造花の原野 (Wilderness of False Flowers) (ver. 2) (15:49)**
-南正人-
4. 海が見えるあの丘へ (Improvisation) (2:15)#
5. 愛の絆 (5:03)#
6. 夜をくぐり抜けるまで (3:42)#
7. I Shall Be Released (8:00)#
Disc 3
-都落ち-
1. Shake Your Money Maker (2:17)#
2. Kansas City (2:41)#
3. Twist & Shout (4:56)#
-アシッド・セブン-
4. 寿の朝 (7:21)##
5. もう帰らない (5:07)##
6. 風よ吹きまくれ涙は枯れる光の中に (23:00)##
7. 帰らなくちゃ (5:06)#
8. ピエロがやってきた (5:20)#
9. 横浜へおいでよ (6:40)##
10. あの頃、僕は若かった (6:57)#
*『The OZ Tapes(DRFT03)』 収録
**『Les Rallizes Dénudés(DRFT04)』(限定盤12") 収録
#『OZ DAYS LIVE(OZ Records/1973年)』 収録
##未発表音源



謎な部分が多いものの、人類誰しもが聞けば血が騒ぐ原始レベルのパーカッションビート、コーラス、そして飛行機がびゅーんと飛んで来たりと、実験好きもぶっ倒れる変な音響と弄り具合...やばいです。雰囲気からもうやば過ぎます。ブラジル人メンバーらで演奏されているのですが、アフリカンな宴を飛び越え、行き着いた先は完全に宇宙。これまでにも各地から再発が試みられてきましたが、ライセンスをとったものは今回が初とのことです。



未だ謎に満ちた仏/マルセイユの新興レーベル、〈few crackles〉から、フランスのコミューン・フォークの黄金時代を思い起こさせるような、幽玄で狂気すら感じる、底知れぬ美しさを湛えた作品が発表された。「フランス中のスタジオ、草原、小さなアパートメントに集まった友人たちの星雲」とされている ssabaeは、2018年と2021年に同レーベルから登場したbassæの突然変異?と推測されている。ミックスを担当しているPaul Stametsは菌類学者であるというし、サイケデリック・マッシュルームを匂わせるタイトルも頷ける。オープニングの「Tous Les Murs Sont des Portes」がまず素晴らしく、ゆっくりと脳を溶かすマイクロトーン、風景に切り込むサクソフォン、唇の潤いや息づかいが聞こえるような生々しさも有した、童謡めいた儀式的なチャントになっている。徐々に深く潜っていくような、官能的で親密、白昼夢のようなアルバム。
活動創成期の音源ながら、その後の方向性を決定付けるエレクトリックギターのフィードバックが詰まった貴重な音源集。
■収録楽曲:
FACE A
1. Smokin’ Cigarette Blues (Live Version)
2. La Mal Rouge
3. 眩 暈 otherwise My Conviction
Vertigo otherwise My Conviction
FACE B
1. Les Bulles de Savon
Soap Bubbles
2. 記憶は遠い
Memory is far away
3. 鳥の声
Bird calls in the dusk
4. My Conviction (2nd. Version)
5. The Last One _1969 (Live Version)
※同タイトル再発版CDのボーナストラック2曲「Résonance」と「Tobacco Road」は、アナログ盤LPには収録されません。
収録時間の関係で、CDの最後に収録されている「黒い悲しみのロマンセ otherwise Fallin’ Love With」は、アナログ盤LPからはカットされています。
その結果このレコードは、1970年の京都で、水谷孝と久保田麻琴が邂逅し作り上げた、ラリーズの歴史上でも異色の音源だけで構成された内容となりました。
■収録楽曲:
FACE A
1. 記憶は遠い
Memory is far away
2. 朝の光 L’AUBE
Morning Light, L’Aube
3. 断章 Ⅰ
Fragment I
4. 断章 Ⅱ
Fragment II
5. 亀裂
Fissure
FACE B
1. The Last One _1970

"Vinyl only - No Digital !"とのこと。D.K.にAnthony Naples、SaphileaumにSalamandaなど超曲者揃いなフランス拠点の現行エクスペリメンタル界隈きってのカルト・レーベル〈Good Morning Tapes〉。ここから複数作のミックステープやLPを発表している二人組ユニットのFull Circle。先日のオブスキュア・ゴアトランス・ミックステープから早数か月で待望の最新LP作品『From Back There Again』を〈Good Morning Tapes〉からリリース。アンビエント、トランス、イタロ・ディスコの要素やフレーバーを取り入れながら、緩やかなサイケデリック・グルーヴと90年代レイヴのバックルームの中毒的なムードを醸し出した、激ヤバで幻惑的なコスミッシェ/チルアウト・ダンス作。限定600部。


