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イタリアの前衛音楽からノーウェイヴ、ハードコア・パンク、LAFMSに至るまで、世界各地のオブスキュアな音楽を掘り起こしてきた名門〈Superior Viaduct〉の新譜部門的サブライン〈W.25TH〉から新物件。以前、インディーズ・バンド、Violent Changeで共に活動していたMatt Bleyle & Sterling Mackinnonの新プロジェクト、Cuneiform Tabsが登場!ユーフォリアと暗黒の合間を漂い、ネオ・アメリカーナからアシッド・フォーク、ドローン、コラージュ、エクスペリメンタルの間を縫う、涅槃のバロック&サイケデリアを展開した、ローファイ・ポップとDIY実験による驚異的なデビュー作。

ヴェイパー全盛期の中毒的で過激なサウンドのいい所どりの破格の傑作が9年ぶりに入荷!特濃のローファイ・サイケデリアが詰まった10年代中盤ヴェイパー周辺の隠れた傑作!〈Beer On The Rug〉や〈Business Casual〉からも作品を送り出していたオンタリオ州ハミルトン拠点の実験的作家であり、ヴェイパーウェイヴからシンセ・ポップ、グリッチ、ビットポップ、デジタル・フュージョン、ヒプナゴジック・ポップなどを横断し、極めてカルトで多彩なディスコグラフィを築き上げてきたGraham Kartnaが、ヴェイパーの一大聖地〈Beer On The Rug〉から2015年にCDRでリリースしていた傑作『Ideation Deluxe』(当時当店にも入荷しました!!)が自主カセット再発!全盛期の〈BOTR〉から送り出されていたデジタル・フュージョン/ビットポップのカルト傑作が待望の再来!パレードの始まりを祝う様に続々と顔を覗かせる個性的で奇妙なサンプル素材に効果音、そして、この人ならではの自由で豊かなシンセ・サウンドが、楽しげに、皮肉たっぷりに跳ねては踊りまくり。初期のJerry PaperやEyelinerなどが好きな方にもオススメ。限定150部。
モータウンからジミ・ヘンドリックス、ベルベット・アンダーグラウンドを繋ぐ、「韓国ロックの父」による重要な軌跡を収めた一枚!1970年から1975年の韓国ロックにとって、極めて重要な人物であるShin Joong Hyunのキャリアを網羅したアンソロジーであり、ギタリスト、ソングライター、プロデューサー、アレンジャーとして、心を揺さぶる実験的なポップ、アシッド・フォーク、サイケ・ファンク・ジャムが満載された内容となっています。

〈577〉レーベルのボスにして自身もドラマーであるFederico Ughiが、The Mars VoltaでもプレイしていたキーボーディストのLeo Genoveseとコントラバス奏者Brandon Lopezという豪華ゲストを起用した5年ぶりとなる最新アルバム『Infinite Cosmos Calling You You You (Vol. 1)』をアナログ・リリース。Sun Raの音楽と哲学にインスパイアされた、境界を曖昧にさせるアコースティックとエレクトリックの即興アルバムであり、アヴァンギャルド・ジャズからオルタナティヴ・ロック、ノイズ・ロック、エクスペリメンタルまでが渾然一体となったアブストラクト極まりない逸品!シリーズ作との事で今後の展開もますます楽しみです。
ライブ・アルバムの比喩を弄びながら、これまでにないほどカルテットの活気に満ちたエネルギーを捉えたレコーディングのコレクション。〈Ehse Records〉や〈Northern Spy〉といった各地の名門レーベルから秀逸な作品を送り出す実験的バンドHorse Lords。現行エクスペリメンタル・シーンを牽引するブルックリンの名門〈Rvng Intl.〉から最新ライブ・アルバムを発表。過去6年間に行われた様々なライブ・パフォーマンスを再編曲したものとなっており、2020年の地元ボルチモアでのライブや、2018年の〈Moers Festival〉でのパフォーマンスなどから構成される、ライブ・ショーの熱狂と激しさを備えた挑発的で完全なジャムを堪能できる一枚となっています。


Ennio MorriconeやGianfranco Pernaiachiに作曲を学んだイタリアのギタリスト、Bruno Battisti D'Amarioが残したライブラリー・ミュージックの最も先進的な例の一つである知られざる74年の傑作アルバム『Chitarre Folk』が〈Wiseraven〉からアナログ・リイシュー。John FaheyやRobbie Basho の空想の音風景を想起させる、優美なサイケ・フォークの旋律が詰め込まれた幻想的な逸品!限定500部。
10月上旬再入荷。1980年代のマリ共和国のトップオーケストラの一つであった、Zani Diabaté率いるSuper Djata Bandが1982年に送り出した大傑作『Volume 2』が〈Numero Group〉からアナログ再発!ワスル族の狩猟音楽、グリオの讃美歌、セヌフォ族の田園舞踏、フーラ族とマンディンゴ族の伝統的なレパートリーと西洋のサイケデリック音楽、ブルース、アフロビートを融合させた画期的な一枚であり、Diabatéを神話的な西アフリカのギタリストの殿堂へと送り出したマスターピースと呼べる作品です。
“秘宝”とも称されるサウンド・リミテッドのサード・アルバム。この艶。この深み。猪俣猛が手掛けるジャズ・ロックは新たな次元へと突入した。
1969年の暮れに結成されたサウンド・リミテッドは、猪俣猛の意気込みを反映するかのように1970年に入って立て続けに3枚のアルバムを録音する。その3作目に当たるのが『New Rock In Europe』である。ビートルズやドノヴァン、またニノ・ロータなどヨーロッパのミュージシャンの曲を中心に構成された本作。水谷公生の揺らめくギターに魅了される「Something」やタイトなグルーヴがエキサイティングな「Barabajagal」など聴きどころは多いが、同グループのレパートリーである猪俣のオリジナル「Mustache」の再演が嬉しい。『Sounds Of Sound L.T.D.』と『Sensational Jazz Vol. 1/2』に続く3度目の録音となるが、ここでのヴァージョンはアルバム全体の雰囲気を濃縮したかのように艶やかでサイケデリック。猪俣の手掛けるジャズ・ロックが新たな次元へと突入したことを知らしめる記念碑的作品である。
text by 尾川雄介 (UNIVERSOUNDS / DEEP JAZZ REALITY)
トラックリスト:
Side A
1. Something
2. Time For Us
3. London Bridge Is Falling Down
4. Mustache
Side B
1. Barabajagal
2. Hurdy Gurdy Man
3. Greensleeves
4. Goodbye

民族音楽とエレクトロニクスを融合した第四世界アンビエントへ、Jon Hassellへのオランダからの回答ともいえる傑出した作品群を残している、80年代からの長きに渡る活動でも知られている名サウンド・アーティスト、Michel Banabila。演劇やバレエ、テレビ番組の作曲家としても活動し高い評価を得ているだけでなく、カナダ版〈Music From Memory〉こと〈Seance Centre〉からは、オブスキュア、ニューエイジ目線からコンピレーションも組まれていたこの人の2024年最新アルバム『Unspeakable Visions』がベルギーのカルト的名門〈Knekelhuis〉から登場。架空の言語で詠唱する架空のキャラクターによる、言語の壁を越えた魅惑的な精神を帯びた、異世界からの声を中心として形作られたアルバムであり、クラウトロックのスピリッツを継承しながら、初期電子音楽とモダニズム的なエレクトロニクスの両方で新たな実験的スタイルを探求したものとなっています。
ロックンロールやパンク・ロックの伝統を継承しながらもそれらを否定するような湿地帯的で原始的、かつモダンな都会的サウンドを備えたオーストラリア・パース拠点の伝説的なパンク・バンドであるThe Scientists。豪州のポスト・パンク/ガレージ・レジェンドによる、ネオ・グランジ、スワンプロック、ノイズパンクを麻薬中毒の精神病の大釜で溶かした1985年傑作!悪い雰囲気、習慣、息遣いが、どこにも通じない高速道路でぶつかり合う全10曲を収録。

オリジナルは数万で取引される超難関盤!刀根康尚、塩見允枝子らと日本初の集団即興といわれるグループ音楽を結成した小杉武久、そして同じくフルクサスの一員であった長谷川時夫、永井清治、果ては吉村弘までもが参加したと言われる、戦後音楽史に燦然と輝く実験音楽アンサンブル、タージマハル旅行団の記念碑的ファースト・アルバムが、大名門Superior Viaduct傘下États-Unisから堂々ヴァイナル・リイシュー!半世紀以上にわたり、日本のアンダーグラウンドで最もユニークで永続的な人物の一人であった小杉武久の偉業の一つ。本作では、エレクトリック・バイオリンやコントラバス、サントゥール、ビブラフォン、ハーモニカ、ラジオ・オシレーター、鉄板といった数々の楽器や音素材を混ぜ合わせ、まるで、チベット密教の声明と東アジアの混沌としたフォークロア、西洋の現代音楽を合一させたかのような異形な音空間を構築。これは日本に生まれた音楽好きなら何としても一度は体感しておきたいコーナーストーン的大傑作。限定900部、ポスター付属。
クラウト・サイケデリアの宇宙音楽(コスミッシェ・ムジーク)の地平を代表するHans-Joachim RoedeliusとDieter Moebiusによる先駆的なドイツ人デュオにして1970年代初頭に結成されたCluster。1974年に〈Brain Records〉からリリースされたサード・フル・アルバム『Zuckerzeit』が名門〈Superior Viaduct〉よりアナログ・リイシュー。ベルリンからフォルストの田園地帯に引っ越した後に録音されたアルバムであり、Neu! とのコラボレーションの後に生まれた作品。Clusterの研ぎ澄まされた初期の作品から、よりリズミカルでポップ志向のサウンドへの移行を示す重要作となっています。
Spacemen 3が1988年に送り出したその3枚目のアルバムにして、彼らのキャリアの中でも最も自由かつ自信に満ちた時期に録音された傑作である『Playing With Fire』が大名門レーベル〈Superior Viaduct〉よりアナログ・リイシュー。悪名高いニューヨークのカルト・シンセ・パンク・バンドにちなんで名付けられた"Suicide"や魅惑的な"How Does It Feel?"などの壮大なエントリーを満喫できる、Spacemen 3の天頂とも言うべき、至福のサイケデリアに包まれた超超超グレートなアルバム!

版元完売。話題作を漸く確保出来ました。絶対にお見逃しなく!日本のサイケデリック・アンダーグラウンドを長年に渡って牽引する漆黒の伝道師、灰野敬二が2004年にフランスの実験的レーベル〈Les Disques Du Soleil Et De L'Acier〉より、”Soft Version”と”Violent Version”という別々のCDとして発売していた貴重作品『Black Blues』が〈Room 40〉より2CDセットで待望の再発!文字通りバイオレントなノイズ・ギターによる壮絶なインプロヴィゼーションが応酬する”Violent”側、最高傑作『魂の純愛』にも匹敵する、官能的で耽美な、灰野敬二の静謐でイーサリアルな側面を捉えた"Soft"側共に極めて素晴らしい内容の作品となっています。6面見開きポスターが付属!

〈577〉レーベルのボスにして自身もドラマーであるFederico Ughiが、The Mars VoltaでもプレイしていたキーボーディストのLeo Genoveseとコントラバス奏者Brandon Lopezという豪華ゲストを起用した5年ぶりとなる最新アルバム『Infinite Cosmos Calling You You You (Vol. 1)』をアナログ・リリース。Sun Raの音楽と哲学にインスパイアされた、境界を曖昧にさせるアコースティックとエレクトリックの即興アルバムであり、アヴァンギャルド・ジャズからオルタナティヴ・ロック、ノイズ・ロック、エクスペリメンタルまでが渾然一体となったアブストラクト極まりない逸品!シリーズ作との事で今後の展開もますます楽しみです。
ソウルからサーフ・ロック、シンフォニック・ポップまで目まぐるしく移り変わる力強く活気に満ちた一枚!1999年に結成されたフィラデルフィア拠点のアメリカのインディ・ロック・バンド、Dr. Dogによる6年ぶりのフルレングスにして、11枚目のスタジオ・アルバムとなるセルフタイトル作品が〈We Buy Gold Records〉からアナログ・リリース。ペンシルバニア州の森にあるベーシストのToby Leamanの叔父の小屋で奏でられたセッションから生まれたエキサイティングで自由なサイケ・ロック・アルバム。
カナダの要注目アート・パンク・バンド、Crack Cloudによる2024年の最新アルバム『Red Mile』が、USインディ名門〈Jagjaguwar〉からアナログ・リリース。主にカリフォルニア州ジョシュア・ツリーの郊外とアルバータ州カルガリーで録音された最新作。グラム・ロックを軸に、ネオ・サイケデリア、ニューウェイヴ、インディ・ロック、アート・ロックを横断したエクレクティックなサウンドと、独特の威風に満ちた雰囲気がマッチした、コンシャスで内省的ながら、力強くユーモアに溢れる傑作アート・パンク・アルバム!

8月下旬再入荷。現代のチェンバー/バロック・ポップの金字塔的存在としてお馴染み、1992年ロンドン発のSean O'Hagan率いるThe High Llamasによる、前作から実に8年ぶりとなった11枚目のスタジオ・アルバム『Hey Panda』が、USインディ名門〈Drag City〉よりアナログ・リリース。Bonnie "Prince" BillyやFryarsといった豪華コラボレーターも参加した久々の最新作!その固有の魅力である陽気な暖かさとメロウネス、サイケデリア、ピースフルな雰囲気が存分に発揮された、ソウルフルで珠玉のアート・ポップ作品!
![Chris Corsano - The Key (Became the Important Thing [and Then Just Faded Away]) (LP)](http://meditations.jp/cdn/shop/files/a4027503411_10_{width}x.jpg?v=1722156156)
Nels ClineやThurston Moore、Okkyung Leeらとのコラボレーションも知られるアメリカの実験的パーカッショニスト、Chris Corsanoによる完全ソロ最新作がUSインディ系名門レーベル〈Drag City〉よりアナログ・リリース。自身がギターとドラムを担当し、即興的にハード・ロックとポスト・パンクの交差地点を探るような、ワイルドでサイケデリックかつ肉体的なインプロ作品に仕上がっています!
