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今や日本の音楽史に燦然と輝く名盤として語り継がれるジャックスのファースト・スタジオ・アルバム『ジャックスの世界』が〈Life Goes On Records〉より再発!早川義夫を中心に水野春夫、谷野ひとし、木田高介により1968年9月10日に発売された本作は、早川義夫が心の内面を歌った今までに無かった日本のロックバンドの革新的なスタイルを打ち出し、後の音楽シーンに大きな影響を与えている。レコード発売前にメンバーの脱退もありオリジナルメンバーによるジャックスの唯一のスタジオ・アルバム。どこまでもサイケデリックな「マリアンヌ」、ロマンチックな「時計をとめて」、非常に暗く内省的で緊張に満ちた「からっぽの世界」、世代を超えて語られる傑作「ラヴ・ジェネレーション」など数々の名曲を聴くことができる。バンドのサウンドもファズギター、トレモロ、リバーブなどのエフェクトが独自の世界観を見事に作り出し、さらには後に西岡たかしを中心としたアシッドフォークバンド『溶け出したガラス箱』にも参加している異才・木田高介によるフルートとビブラフォンがさらに異次元に導いてくれる。
12月上旬再入荷。〈Captured Tracks〉最大級の売れっ子!『Salad Days』などの名盤と並ぶ、この人の入門盤として是非!カナダ出身の現行インディ・ポップのカルト・アイコンであり、Makeout Videotapeでの活動やセキトオシゲオの”ザ・ワード II”のサンプリング、細野さんとの大人気スプリット・シングル『Honey Moon』などでも知られるMac Demarco。2012年に発表した名作『Rock And Roll Night Club』がアナログ・リリース。まるで、Deerhunterの『Microcastle』のカセット・デモを聴いているような、サイケデリックで中毒的なインディ・ポップの珠玉の傑作盤!
裸のラリーズ──水谷孝、その言葉たち。
オリジナル・メンバー中村趫の写真作品と、日・英・仏、3言語による「裸のラリーズの詩」定本。哲学者・市田良彦・編集解説。鈴木創士・寄稿。
「イビスキュスの花」
1969年録音/完全未発表音源(20分19秒)収録CD付
The Last One〈Poésies : Les Rallizes Dénudés〉裸のラリーズ詩集
著者: 水谷孝
写真: 中村趫
著者・編者: 市田良彦
造本装幀: 宇治晶
ISBN: 978-4-909856-01-2
発売 / SLOGAN
発行 / The Last One Musique
定価: ¥9,000 + 税
248ページ
箱入り
CD付
寸法: 22.3 x 22 x 4 cm
水谷孝(1948-2019)
1967年、ロックバンド、裸のラリーズを京都にて結成。1970年の秋から東京へ拠点を移し、ライヴを中心に活動。1991年、3枚のオリジナル・アルバム『’67-’69 Studio et Live』、『Mizutani / Les Rallizes Dénudés』、『’77 Live』を同時リリース。
写真: 中村趫(きょう)
1949年生まれ。裸のラリーズの結成時メンバーで、数年を除き70年代を通じて同バンドに在籍(中村武志名義)してセカンドギターを担当。1980年代以降は写真家(中村趫名義)として活動。1987年に最初の個展「仮面の肖像」を開催して以来、女性や関節人形をモチーフに独特の耽美的写真作品を発表してきたが、2001年9.11を契機に自己世界の解体を通して新たなる覚醒の地平を目指す。主な個展に「LABYRINTHE」(ゴダント/神戸/1991年)、「沈黙の劇場」(美蕾樹 / 渋谷 / 1997年)、「メランコリアの楽園」(パラボリカ・ビス / 浅草橋 / 2011年)、「辺縁の森へ」(アスタルテ書房 / 京都 / 2018年)、「幻の50年」(マロニエ / 京都 / 2021年)などの他、グループ展や出版物への掲載など多数。
編集・解説: 市田良彦
1957年生まれ、神戸大学名誉教授。著書に、『ルイ・アルチュセール──行方不明者の哲学』(岩波新書)、『存在論的政治──反乱・主体化・階級闘争』(航思社)、『革命論──マルチチュードの政治哲学序説』『アルチュセール ある連結の哲学』『闘争の思考』(以上,平凡社)、『ランシエール新〈音楽の哲学〉』(白水社)など。訳書に、ルイ・アルチュセール『終わりなき不安夢──夢話1941─1967(附:二人で行われた一つの殺人)』(書肆心水)、『哲学においてマルクス主義者であること』(航思社)、『政治と歴史──エコール・ノルマル講義1955─1972』(共訳,平凡社)、『アルチュセール哲学・政治著作集』全2巻(共訳,藤原書店)など。
それとも無関心とアノニマスな悪意がスクランブルする立体交差からの不明瞭なレポート?
伝説的なサイケデリックロックバンドWhite Heaven及びThe Stars解散後、近年は石原洋 with Friendsとして活動していた石原洋が満を持してソロアルバムを完成させました。
ゆらゆら帝国やOgre You Assholeのサウンドプロデューサーとしても知られる石原ですが、ソロ名義での自身の作品は実に23年ぶりとなります。
都市の雑踏の奥から微かに聴こえてくる演奏と歌は、アンビエントでもアヴァンギャルドでも、所謂メロウでもない、いまだかつて聴いたことのない官能的な音楽であり、
音楽(石原)と世界との距離の取り方を示した極めてコンセプチュアルかつ革新的な作品です。
参加ミュージシャンは、White Heaven, The Starsで長年石原と共に活動してきた栗原ミチオを始め、北田智裕と山本達久、エンジニアも務める元White Heavenメンバーの中村宗一郎。
今年度最高峰のベッドルーム・ソウル・アルバム???!! ドナルド・フェイゲンのカバーからさっそく溶けます....インストゥルメンタル・ヒップホップからネオ・サイケデリア、ネオ・ソウル、ジャズまでを〈Stones Throw〉のトレードマークといえる”土臭さと洗練”のもとへ落とし込む大人気ベッドルームミュージック作家、DJ Harrisonによる数々のカヴァー楽曲を満載した24年最新アルバム『Shades Of Yesterday』が堂々アナログ・リリース!ヴァージニア州リッチモンドの自身のホームスタジオ〈Jellowstone〉で数年を費やして制作された作品。セルフプロデュース作品となった本作ではほぼ全ての楽器の演奏を彼自身が担当し、一部楽曲では自身の歌声も披露。Stevie Wonder、Ohio Players、Steely DanのDonald Fagenなどの名曲が遊び心たっぷりに生まれ変わっており、Peanut Butter Wolfのゲスト・ヴォーカルによるThe Beatlesの"Tomorrow Never Knows"のヴァージョンも収録した極上のベッドルームR&B/ファンク作品に仕上げられています。クラシカルなUSヴィンテージ・ソウル・ファンの心も掴む事間違いなし!
El Michels AffairやBacao Rhythmといった人気アクトが揃う〈Big Crown Records〉から2019年に発表されていた、カリフォルニア州リアルト出身の3人組バンド、”Brainstory”の傑作デビュー・アルバム。”ジャズ”という自身らのルーツを明確に打ち出しつつ、ヒップホップから70年代のファンク、60年代のソウル、そして、南カリフォルニアでの生活というものをサイケデリックで独創的な感覚の中へと取り入れ、人として/バンドとしてのあり方を探った全10曲の旅!