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Joe Westerlund - Curiosities from the Shift (2LP)Joe Westerlund - Curiosities from the Shift (2LP)
Joe Westerlund - Curiosities from the Shift (2LP)Psychic Hotline
¥5,132

ジョー・ウェスタールンドのリズムをめぐる果てしない探究心を、自身の実験精神と融合させたソロ作『Curiosities from the Shift』。ここ数年、彼がとりつかれたのは、クラーベ。アフロ・キューバン音楽をはじめ、ジャズやロックにまで広がっていったあの独特のリズム・パターンの柔軟さと普遍性を出発点に、12曲を通じて独自の音世界を編み上げている。ここで鳴っているのは、即興的な衝動と緻密な構築がせめぎ合う音楽で、各曲の背骨には強固なビートがありながら、それを取り巻く音の層は常に変化し、思いがけないテクスチャーやムードを生み出していく。パーカッシブな推進力に導かれながらも、抽象に流れすぎず、むしろ鮮やかなグルーヴが全編を貫いているのが印象的。さらに、ティム・ルティリ、サム・ゲンデル、トレヴァー・ハーゲンら仲間の演奏が加わり、完成度の高い楽曲に即興的な息吹を吹き込むことで、楽曲の奥に潜んでいたリズムの層が鮮やかに立ち上がっている。ビートを基盤にしながらも、そこから広がるのは喜びと憂い、遊び心と瞑想性が混ざり合う多面的な音風景。ウェスタールンドのキャリアを総括しつつ、新たな地平を切り拓いたアルバム。

Mark Ernestus’ Ndagga Rhythm Force - Khadim (CD)
Mark Ernestus’ Ndagga Rhythm Force - Khadim (CD)Ndagga
¥2,798

ダブ・テクノのパイオニアにして、Basic Channel、Rhythm & SoundのMark Ernestusが、セネガルでの長年の現地リサーチとミュージシャンたちとの協働を経て構築してきたプロジェクトNdagga Rhythm Force。西アフリカ・ンバラの精緻なポリリズムとベルリン流ミニマリズム/ダブの深層が交差する、9年ぶりのアルバム『Khadim』が〈Ndagga〉より登場。もともとErnestusは、ジャマイカのリディム感やサウンドシステム・カルチャーの源流をたどる中でセネガルに辿り着き、作品ごとに深化を続けてきたが、今回の『Khadim』ではさらに構成を大胆に削ぎ落とし、ギターを完全に排除し、パーカッション× Prophet-5シンセ×ヴォーカルというミニマルな編成となっている。中心にあるのは、Ernestusが長年愛用してきたProphet-5によるドローン的シンセ、Mbene Diatta Seckによるソウルフルかつスピリチュアルな歌声、そして打楽器奏者Bada Seck&Serigne Mamoune Seckによるしなやかで予測不能なサバール・パーカッション。これらが有機的に絡み合い、リズムで語るストーリーテリングの極致とも言うべき音のタペストリーを織り上げていル。ポスト・レゲエ、アフロ・ミニマル、スーフィー的精神性が一点で交差する、現代アフリカ音楽の極北とも言える内容で、空間性と肉体性、即興と構築の間で、精神と身体を丸ごと包み込む。肉体的なリズムの奥に静かな霊性が宿っていて、聴きながら内と外が同時に揺れるような感覚が素晴らしい!Ernestusの徹底して削ぎ落とすセンスと、セネガルのリズム/声/信仰の力が美しく交差した、ダンス・ミュージックの文脈でも、アフリカ音楽としても、どちら側から見ても誠実で、深い傑作。

Khôra & Mas Aya - Primordial Mind (LP)Khôra & Mas Aya - Primordial Mind (LP)
Khôra & Mas Aya - Primordial Mind (LP)Marionette
¥5,642

フィールド録音と弦楽器、電子音を幽玄に編み上げるトロントの音響作家Khôraと、自身のルーツであるニカラグアの伝統的パーカッションと、瑞々しいフルート、エレクトロニクスを融合させ、現代のスピリチュアル・フォーク・アンビエントを牽引するMas Ayaによる初の共同名義アルバム『Primordial Mind』。モジュラーシンセ、パーカッション、フィールド録音を軸に、自然と精神世界の境界を描くような実験音楽的アンビエントで、鳥の声や風の音、擦過音のようなフィールド録音が、モジュラーの揺らぎや木管・フルートの生音と溶け合い、原初的で有機的なサウンドを形成している。Mas Ayaの太鼓やパーカッションは、皮の振動や空気の圧をそのまま閉じ込めたような生々しさを持ち、そのダイナミズムは、ある種のシャーマニズムや、時空をゆっくりと歪めていくようなリチュアルな感覚を強烈に孕んでいる。その上を冷徹で抽象的なKhôraの電子音が漂い、静けさと、民族音楽的な精神性、身体性が、互いを排斥することなく交互に呼吸を繰り返すよう同時に存在している。唯一無二の精神世界系アンビエント。

Al Wootton - CRUX (12")Al Wootton - CRUX (12")
Al Wootton - CRUX (12")Sähkö Recordings
¥2,997

イングランドはケントを拠点に活動するDJ/プロデューサー Al Wootton の新作『Crux』が、フィンランドの名門〈Sähkö Recordings〉から登場。ダブ的な音響処理、変則的なリズムやポリリズム、複雑なレイヤーやテクスチャの重ね合わせ、サイケデリックな電子音を交錯させ、より探究的な領域へ踏み込んだ意欲作。本作ではリズムの肉体的な強度と、深く没入的なテクスチャーの緻密なバランスが絶妙で、複雑に編み込まれたパーカッションはフィジカルを揺らしながら、空間全体を包み込むような残響や音響処理が聴き手を内面的な旅へと誘う。反復の中に潜む微細な変化や揺らぎは、サイケデリックな陶酔感とストイックな探求を同時に呼び起こし、聴きこむほどに細部の豊かさが立ち現れてくる。ダンス・ミュージックでありながら、音響芸術としての奥行きを感じさせる作品であり、Al Wootton が築いてきた独自のリズム探究を新たな段階へと導く一枚となっている。

Gabrielle Roth & The Mirrors - Selected Works 1985-2005 (2LP)Gabrielle Roth & The Mirrors - Selected Works 1985-2005 (2LP)
Gabrielle Roth & The Mirrors - Selected Works 1985-2005 (2LP)Time Capsule
¥6,144

2021年初回プレスが即プレミア化した待望の再プレス。ヒプノティックで官能的なエスノ・ニューエイジを収録したガブリエル・ロスと彼女のバンド、ザ・ミラーズによる30年の軌跡。

2025年版新プレスでは、新たなラッカーカットによる高音質化を実現し、全4ページの新ライナーノーツを追加収録。ガブリエル・ロスの背景物語、5Rhythmsの思想、そしてロスのパートナーでミラーズのプロデューサーだった故Robert Ansellへの追悼を含むより深い文脈で再構築された決定版。

ババトゥンデ・オラトゥンジ、マイルス・デイヴィス、ファラオ・サンダース、パティ・スミス等のバックを務めた凄腕ミュージシャン達が多数参加し、合計数千枚以上のCDを売り上げているにも関わらず、ガブリエル・ロス&ザ・ミラーズの音楽は彼等のネットワークの外にはあまり知られていない。ダンス・ワークショップのサウンド・トラックとしてライヴの即興演奏から産まれた彼等の音楽はそもそも音楽業界からの賞賛を求める性質では無かったのだ。

実験的心理学からサイケデリック・カウンター・カルチャーを通じてガブエル・ロスは70年代後半に彼女独自で「ファイヴ・リズム」というムーヴメント瞑想の理論を確立。古代シャーマンやギリシア神話の時代から伝わる「エクスタティック・ダンス」の概念とその方法論を現代に蘇らせ、現在は世界50カ国、400人以上の公認講師を持つ国際的なワークショップへと成長させた。ここで使われる音楽はババトゥンデ・オラトゥンジのバンドで長年メンバーを務めたドラマー数名による即興演奏が主体となり、ネイティヴ・アメリカンのシャーマン音楽からアフロ・ブラジリアンのカンドンブレ、ヨルバ信仰に至るまで幅広いルーツ音楽のリズムを下地に、その場で雇われたNYが誇る数々の凄腕音楽家達彼女のダンスからインスピレーションを受けた即興演奏をレコーディングして行った。

「私達のレコーディングではプロデューサーであるガブリエルや私からはそれぞれのミュージシャンに対してこういう風に演奏してくれと指示した事は一度も無かった。」ガブリエル・ロスの夫で元凄腕弁護士だったロバート・アンセルは30年以上の歴史を振り返りこう語る。「たまにガブリエルが”山の上に立ってる時に風が吹いてくる感じ!”と言った抽象的なアイデアを提案する事はあっても実質的な演奏に関して口出しをする事は無かった。だから結果的に私達の音楽は私やガブリエルの音楽的ヴィジョンでは無く参加した全てのミュージシャンによる集合的ヴィジョンなんだ」ダンスという根本的なテーマを元に繰り広げられたレコーディングは出所不明のフュージョンとなり、中東を思わせるメロディがあったり、ディジュリドゥからトーキング・ドラムなどの西アフリカの楽器まで世界中の様々な民族楽器がフィーチャーされ、スピリチュアル・ジャズ、クラウト・ロック、エレクトロニック・アンビエント等、様々なジャンルが万華鏡の様にオーガニックなリズムの上に繰り広げられる。80年代半ば、まだニュー・エイジ音楽がシンセサイザーや自然の環境音だけで成り立っていた当時、彼等のドラムを主体としたアンビエント音楽はどこからも敬遠され、最終的にロバートは自らのレーベルを発足し作品を発表。ガブリエル・ロスのカリスマ性やファイヴ・リズムの普及もあり、民族楽器や打楽器を多様するエスノ・ニューエイジ音楽の先駆けとなった。

彼等の合計66曲に及ぶ広大なカタログの中からコンパイラーであるポル・ヴァルズは「出来る限り彼等の色んな音楽的側面や感情を集めた」という。感情的なものからエソテリック、スピリチュアル、メランコリック、ヒプノティック、ダーク、またはそれらの要素が複雑に絡み合った楽曲群を収録。アートワークはロンドン在住人気女性DJのドナ・リークによる力作。

Oren Ambarchi - Quixotism (10th Anniversary Remaster) (LP)Oren Ambarchi - Quixotism (10th Anniversary Remaster) (LP)
Oren Ambarchi - Quixotism (10th Anniversary Remaster) (LP)Black Truffle
¥5,989

豪州を代表する稀代の実験音楽家、Oren Ambarchiが、2014年に名門〈Editions Mego〉から発表した傑作『Quixotism』の 10周年記念再発盤が、自身の〈Black Truffle〉より登場!ヨーロッパ、日本、オーストラリア、米国から参加した多数のコラボレーターとレコーディングされた長編作品であり、全体を通じて、ケルン拠点の名作家Thomas Brinkmannによる脈動するダブルタイムの電子パーカッションの基盤の上にその音世界が構築。AMMやThe Scratch Orchestraでの活動も知られる伝説的ピアニストJohn Tilbury、マルチ楽器奏者/作編曲家のEyvind Kang、カナダの女性サウンド・アーティスト、Crys Cole、そして、日本からのU-zhaanに、我らがJim O'Rourkeまで、豪華な面々が結集した、鎮静的でありつつも、確かな熱量とスリリングな魅力に溢れる即興ミニマル大作!Joe Taliaによる新規リマスタリング仕様。

Adam Rudolph - Sunrise (LP)Adam Rudolph - Sunrise (LP)
Adam Rudolph - Sunrise (LP)META RECORDS
¥5,385

世界的パーカッショニストAdam Rudolphが新トリオで録音した、アフリカからアジア、中東、現代音響までがひとつに溶け合う境界なき音楽を提示する意欲作。Rudolphのコンゴ、ジャンベ、タリーヤなどの手で叩く太鼓セットや親指ピアノ、フェンダーローズに、Go: Organic Orchestraでも重要な役割を担うピアニストAlexis Marcelo、能管・笛・太鼓・エレクトリック箏を操るKaoru Watanabeが加わり、さらに数曲ではコルネット、法螺貝のStephen Haynesも参加。古代儀式のような原始性と、電子処理による未来的な音響が同時に立ち上がる独特の世界観が魅力的。収録曲はすべてスポンティニアスな共同即興。太鼓の一打、笛の息、金属音の余韻が連鎖し、音が生まれ、変化し、消えていくプロセスそのものがドラマとして立ち上がる。どれにも完全には属さない、Rudolphならではの非イディオム音楽。

Joe Chambers - The Almoravid (LP)
Joe Chambers - The Almoravid (LP)Life Goes On Records
¥3,466

Bobby HutchersonやArchie Sheppとの共演で知られる名ドラマー、ジョー・チェンバースが1971〜73年の録音をまとめて発表したデビュー作『The Almoravid』。重層的なパーカッションとモーダルな展開が織りなすタイトル曲をはじめ、アフロセントリックな世界観が全編を貫く濃密な内容。Woody Shaw、Harold Vick、Cedar Walton、George Cables、Richard Davis、Cecil McBeeら豪華メンバーが参加し、70年代ジャズのエッセンスをそのまま閉じ込めたような内容。特に「Medina」「Jihad」などのスピリチュアルなトラックでは、エレピの揺らぎとベースのうねりが深いトランス感を生み出し、チェンバースのリズム哲学が鮮やかに浮かび上がる。

upsammy & Valentina Magaletti - Seismo (LP)upsammy & Valentina Magaletti - Seismo (LP)
upsammy & Valentina Magaletti - Seismo (LP)PAN
¥4,196

電子音楽家upsamyと打楽器奏者Valentina Magalettiがまさかのコラボ作『Seismo』。美術館の展示のために録音された即興的な打楽器の響きを出発点として、展示室を歩きながら、空間に散らばる微細な振動や残響を多数のマイクで拾い集め、それらを後に電子音響的スケッチへと構成。本作の核にあるのは、電子音とアコースティックの境界を曖昧にする美学で、マレット楽器の柔らかなアタックと、upsammyの精密なデジタル処理が溶け合っている。リズムは一定の形を保たず、断片的なパターンが反復と変調を繰り返しながら、徐々に構造を帯びていく。緊張と静けさが交互に訪れ、音が空間を描き、まるで美術館の展示室を歩き回っているかのような感覚に包まれる。音が持つ物理的な力を鮮烈に描いた現代エクスペリメンタルの最前線。

Crespi Drum Syndicate - Colada Talk (LP)Crespi Drum Syndicate - Colada Talk (LP)
Crespi Drum Syndicate - Colada Talk (LP)Cinnamon Disc
¥5,542

マイアミのアンダーグラウンドから登場したデュオCrespi Drum Syndicateによる、Steve Reich『Six Marimbas』、Moebius & Plank、Ricardo Villalobosらを影響源として、ラテンのリズム文化とアヴァンギャルド電子音楽を融合した、ミュータント・ポリリズムの決定盤とも言えるフルアルバム『Colada Talk』。Buchlaモジュラー、金属パーカッション、日用品の音まで取り込んだ長時間の即興による儀式的スタジオワークによって製作され、スライドホイッスル、バスクラリネット、サックスが飛び交い、まるで 電子音楽の中に突然ジャングルの儀式が現れるような奇妙な生命感がある。クラーベを基盤にした跳ねるビートに、電子音が絡みつく電化打楽器アンサンブルは、常に揺れ、跳ね、ねじれ、身体性とアート作品としての不可解さが同時に存在する、マイアミの湿度とストリート感をそのまま電子音へ変換したようなUSアンダーグラウンドの現在形を示す一枚。

Đ.K. - Realm Of Symbols (12")Đ.K. - Realm Of Symbols (12")
Đ.K. - Realm Of Symbols (12")TRULE
¥3,375

フランス・パリを拠点に活動する、ジャンルの境界を超えた音響探求者であり、クラブと瞑想空間の両方に響く音楽を生み出す稀有な存在Đ.K.ことDang-Khoa Chauによる深遠なダブ・テクノとトライバル・ステッパーズが交錯する実験的クラブ・トラック集『Realm Of Symbols』。これまで〈Antinote〉や〈Good Morning Tapes〉などでアンビエント/ダウンテンポを展開してきたĐ.K.が、本作ではよりフロア志向のパーカッシブなグルーヴへと舵を切り、幽玄な電子音響と東南アジア的な打楽器のニュアンスを融合。Al Woottonの〈Trule〉レーベルらしい、ミニマルでありながら肉体的な強度を持つサウンドは、MuslimgauzeやShackleton、Raimeらの系譜に連なるもので、クラブでもヘッドフォンでも深い没入を誘う。ダークでスモーキーな音像、ポリリズムと空間性が交錯する現代ダブ・テクノの最前線を提示する、Đ.K.の新たなフェーズを象徴する一枚。

Martin Brandlmayr -  Interstitial Spaces (LP+DL)Martin Brandlmayr -  Interstitial Spaces (LP+DL)
Martin Brandlmayr - Interstitial Spaces (LP+DL)Faitiche
¥5,897

オーストリアのバンドRadianの中心人物である打楽器奏者、音楽家Martin Brandlmayrによるソロアルバム『Interstitial Spaces』。本作では彼の特徴である緻密で非定型なリズム、グリッチ・ノイズ、そして静謐な音響デザインが融合。自身の演奏に加え、フィールド録音やテレビ広告、演奏準備のざわめきなど、何気ない音を精密に編集し、聴覚の感度を研ぎ澄ます。その音響構成は、音楽と非音楽の境界を曖昧にしながら、聴く者に聴くことそのものへの意識を促し、何も起きていないように見える瞬間に潜むドラマを、音の配置と沈黙の間で巧みに描き出している。打楽器奏者としての精密なタイム感と、サウンドアーティストとしての空間的な感性が交錯することで、聴覚的な映画ともいうべきリスニング体験をもたらしている。現代音楽、サウンドアート、映画音響の要素が交錯する、静けさの中に深いドラマを秘めた作品。

Adam Golebiewski/Dave Brown - Dogs Light (LP)
Adam Golebiewski/Dave Brown - Dogs Light (LP)Instant Classic
¥3,300

日野浩志郎と中川裕貴によるユニットKAKUHANとのコラボでも知られるポーランドの即興打楽器奏者Adam Golebiewskiと、メルボルン実験音楽シーンの重鎮Dave Brownによるデュオ作。ドラムとギターというシンプルな編成ながら、ノイズ、アンビエント、フリー・インプロヴィゼーションが溶け合う抽象的なサウンド。Golebiewskiのパーカッションは打撃よりも質感を重視し、擦過音や金属的なノイズが空間をざらつかせる一方でBrownのバリトン、テナーギターは旋律を避け、低い唸りや倍音の揺らぎを生み出す。ふたりの音が絡み合うことで、存在しない映画のサウンドトラックのような暗い光の世界が立ち上がる。

Moon On The Water - Moon On The Water (LP)
Moon On The Water - Moon On The Water (LP)Black Sweat Records
¥3,998

イタリア産カルト音響派ジャズ/ニューエイジのMoon On The Waterの傑作が[Black Sweat]からCD/LPで史上初の再発リリース!Italian Instabile OrchestraやD.O.M. Alia Orchestraでも知られるジャズ・ドラマーのTiziano TononiやスイスのPierre Favreと、David Searcyら欧州ジャズ・シーンの中堅たちが結成した隠れ名バンドの名作がリイシュー!待ってましたっ、遂に来ました!底知れずドープな一作です。日本の環境音楽のミニマリズムや「静けさ」、エドガー・ヴァレーズやリゲティの現代音楽が融合したかのような、伊地下/実験音楽シーンの金字塔とも言える一枚です!

Makaya McCraven - Off the Record (2LP+Obi)Makaya McCraven - Off the Record (2LP+Obi)
Makaya McCraven - Off the Record (2LP+Obi)XL RECORDINGS
¥5,658

(数量限定/日本語帯付き)現代ジャズを代表するドラマー、コンポーザー、プロデューサーのマカヤ・マクレイヴン。〈International Anthem〉からの諸作、ギル・スコット・ヘロンやブルーノート作品の再構築盤などで一躍名を挙げる、現代ジャズを代表するドラマー、コンポーザー、プロデューサーの彼が、4枚のEPをまとめた作品『Off the Record』を、〈XL Recordings〉〈International Anthem〉〈Nonesuch〉よりリリース。純粋な即興演奏の瞬間、ライヴでのパフォーマンス中に録音された音源が収録され、空間や観客の存在までもが音に反映されている。互いに独立しながらも有機的につながり合う4枚のEP『Techno Logic』『The People’s Mixtape』『Hidden Out!』『PopUp Shop』で構成されている。
本作は、GRAMMY が「マクレイヴン史上もっとも野心的な作品」と評した2022年の傑作『In These Times』以来の作品であり、マカヤが2015年のデビュー作『In the Moment』で確立し、その後の『Highly Rare』(2017年)、『Where We Come From』(2018年)、『Universal Beings』(2018年)で深めてきた “オーガニック・ビート・ミュージック”の真髄があらためて表現されている。マカヤは彼のライブ音源をシカゴの自宅スタジオで、編集・オーバーダブ・ポストプロダクションを重ねることで、彼独自のサウンド世界へと再構築している。そんな4つのEPまとめた『Off the Record』は、単なる音源集ではなく、創造性と共同性に満ちた、“その場にいた”からこそ生まれた音楽の瞬間を祝福するドキュメント作品でもある。

今の時代、人はスマートフォンやヴァーチャルな世界で容易につながれるようになった。だがその一方で、何が本物で、何が偽物なのか、その境界線はどんどん曖昧になってきている。本当に大切なのは、実際に“そこに居た”ということ。その現場に身を置き、音を体で受け止めたという体験に、勝るものはない。
−マカヤ・マクレイヴン

以下各EPに関して:

『Techno Logic  (feat. Theon Cross & Ben LaMar Gay)』
ベン・ラマー・ゲイとセオン・クロスが参加。2017年のロンドン、2024年のベルリン、そして2025年のニューヨークでのライヴ録音から構成されており、この3人の間に築かれてきた約8年間にわたる音楽的な信頼関係が刻まれている。彼らの最初の出会いは、Worldwide FMのかつてのロンドン北部スタジオでのセッションだった。

『The People's Mixtape』
2025年1月にブルックリンのPublic Recordsで行われたライヴ録音を土台としている。この公演は、マカヤが自身の代表作『In the Moment』の10周年を記念して開催したものであり、同作のセッションを通じて確立した即興言語に、意図的に立ち返る試みでもあった。この特別な夜にマカヤと共演したのは、ベーシストのユニウス・ポールとトランペット奏者のマーキス・ヒル。いずれも『In the Moment』において重要な役割を果たした演奏者たちだ。さらに、『Universal Beings』(2017年)のセッション以来の常連コラボレーターであるヴィブラフォン奏者のジョエル・ロス、そしてマカヤにとって初共演となるアンビエント・ジャズ・プロジェクト、SMLの共同リーダーであり、〈International Anthem〉所属のシンセ奏者、ジェレミア・チウも加わった。

『Hidden Out!』
2017年6月にマカヤがシカゴのThe Hideoutで行ったレジデンシー企画での録音を基に構成されている。この期間、彼は毎週入れ替わりのメンバーとともに即興演奏を行っており、参加者にはユニウス・ポールに加え、トータスのメンバーであり、〈International Anthem〉のレーベルメイトでもあるギタリスト/作曲家のジェフ・パーカー、さらに同じくSMLの共同リーダーでありグラミー賞受賞歴を持つアルトサックス奏者/プロデューサーのジョシュ・ジョンソンが名を連ねている。

『PopUp Shop』
2015年にマカヤがロサンゼルスのDel Monte Speakeasyで初めてパフォーマンスを行った際の録音を基に制作された。このとき彼は、シカゴのDJ/キュレーターであるキング・ヒッポと、サンフランシスコ発の前衛的な音楽プラットフォーム、Grown Kids Radioが企画したイベント「RAWS:LA」に出演し、ギタリストのジェフ・パーカー、ヴィブラフォン奏者のジャステファン、ベーシストのベンジャミン・J・シェパードと即興セッションを行っている。 

Assiko Golden Band de Grand Yoff - Magg Tekki (LP)
Assiko Golden Band de Grand Yoff - Magg Tekki (LP)Mississippi Records
¥3,368

セネガルの首都ダカールのナイトライフ・シーンを引き裂く広大なドラム集団Assiko Golden Band de Grand Yoffのファースト・アルバム『Magg Tekki』が〈Mississippi Records〉よりアナログで登場!彼らは20年間、実に3世代にも渡り、結婚式、秘密裏のパーティー、政治集会などで徹夜ジャムを演奏。そのライヴ映像は携帯電話を通じてネット上で拡散されていながらも、今回初めての録音!〈Sahel Sounds〉から作品を送り出していたWau Wau Collectifのメンバーでセネガル人の詩人Djiby Lyも参加。14種類のパーカッシヴな楽器にホーン、管楽器、バラフォン、時折アコーディオンが加わり、スピリチュアルかつ高揚したポリリズムとフェラ・クティのオーケストラ、トニー・アレンのグルーヴが融合した画期的な一枚に仕上げられています。

Braen, Raskovich - Alle Sorgenti Delle Civiltá Vol. 3 (Blue Vinyl LP)Braen, Raskovich - Alle Sorgenti Delle Civiltá Vol. 3 (Blue Vinyl LP)
Braen, Raskovich - Alle Sorgenti Delle Civiltá Vol. 3 (Blue Vinyl LP)Musica Per Immagini
¥5,657

イタリアン・ライブラリー界の巨匠、Alessandro AlessandroniとGiuliano Sorginiによる、民族志向ライブラリー三部作の最終章として1971年に発表された『Alle Sorgenti Delle Civiltà Vol. 3』が、〈Musica Per Immagini〉から再発。アフリカ/オーストラリア/ニュージーランドを題材に、架空の民族儀式を描くようなトライバルなパーカッション、素朴な木管、乾いた質感のサウンドが連なり、70年代イタリアン・ライブラリー特有のサイケデリックな空気が漂う。短い楽曲が連続しながら、ミニマルな反復とドキュメンタリー音楽的な質感が交錯する、架空の民族誌映画を観るかのような作品。

Yorgos Stavridis -  Solo Percussion (LP)Yorgos Stavridis -  Solo Percussion (LP)
Yorgos Stavridis - Solo Percussion (LP)Heat Crimes
¥6,145

アテネ拠点のパーカッショニスト、サウンドアーティスト Yorgos Stavridisによる、〈Heat Crimes〉からのデビュー作『Solo Percussion』。従来の打楽器アルバムという枠を大きく逸脱し、膜・金属・拾得物・枝・猫のおもちゃ・ポッピングキャンディまで、あらゆる物体を音源として扱うラディカルな作品。 全編がワンテイクの即興演奏で構成され、マイクやスピーカーまでも楽器として扱うことで、フィードバックや空間の反応そのものが演奏に組み込まれていく。金属のきしみ、膜の震え、低周波の圧力、物体同士の摩擦。音の発生源が可視化されるような触覚的サウンドが、録音空間を立体的に揺らす。ミニマルでありながら予測不能な展開は、エレクトロアコースティック、ミュージック・コンクレート、モダン・クラシカルの文脈とも響き合い、打楽器と物体のアニミズムとも言うべき独自の世界を作り上げている。

Henri Guédon - Karma (LP)
Henri Guédon - Karma (LP)Outre National Records
¥4,349
80年代以降の先進的なサウンドの早すぎた先取り。激ヤバです!!!! フランスの海外県マルティニークが生んだ伝説的な芸術家Henri Guédon。音楽家にして画家、そして、彫刻家という様々な顔を持ち、現代カリブ海/アンティル音楽の主要な人物の一人として名を馳せた彼が75年にパリの小さなレーベルであった〈La Voix Du Globe〉へと残したセカンド・アルバム『karma』が〈Outre National Records〉からアナログ・リイシュー!1960年代後半以降、カリブ音楽を真に新しく、進歩的な領域へと導いた偉才による説得力あふれる揺るぎないステートメントであり、現在では入手がほぼ不可能となっていた作品。アフリカ、ラテン、西インド諸島の音楽スタイルを取り入れ、強烈なルーツ・パーカッションにコズミックな・シンセサイザーが渦を巻く極めて斬新かつハイブリッドな一枚!マルティニークやグアドループの深遠なエスノ・フォーク・ミュージックとスピリチュアル・ジャズのヴァイブスまでもがミックス。同時期の西欧の前衛音楽やクラウトロックなどと比しても非常に先駆的な作品内容で、ニューウェイヴやポスト・パンク以降のセンスさえも先取りし、知らず知らず、二歩も三歩も未来を見据えてしまった驚異の一枚。〈Bongo Joe〉の電化ライのコンピ『Maghreb K7 Club: Synth Rai, Chaoui & Staifi 1985-1997』が好きな人にもリーチしそうな怪盤!限定プレス。
V.A. - Sound Surrounding On Sado (LP+DL)V.A. - Sound Surrounding On Sado (LP+DL)
V.A. - Sound Surrounding On Sado (LP+DL)Experimental Rooms
¥4,180

佐渡島の住環境に暮らす作家10組によって紡がれていくオブスキュアなサウンド・ドキュメンタリー。

現在も数多くの能舞台が各集落に残り、海山に囲まれた豊かな自然とともに能楽や鬼太鼓が今も生活に息付く佐渡島。今作は島の文化や風土を暮らしの背景に持ちながらも新たな創造の息吹を感じさせる、2025年に現存する佐渡島の音楽と人々を記録するために制作されたコンピレーション・アルバム。伝統を超え新たな地平を切り拓く太鼓芸能集団・鼓童の重要人物である「住吉佑太」と「前田順康」によるそれぞれのソロ、佐渡に自生する孟宗竹から竹太鼓を自作し独自のグルーヴを創出するグループ「サドラム」、ポップスから前衛まで多才な作曲センスを魅せる音楽家・佐藤望による「プランタール」、佐渡でレストラン<ラ・パゴッド>を営み食とアートの融合を試みるシェフ/美術家「ジル・スタッサール」、世界中の試し書きをアート作品へと昇華させる美術家であり能を題材としたアンビエント・ミックスを制作する「シャルル・ムンカ」、さどの島銀河芸術祭を先導しつつ自らも先鋭的な現代美術家として活動する「吉田盛之」、独創的な視点と美学を持った絵画や実験音楽の制作を行う「青木孝太」、90年代より音楽活動を開始し近年はラップトップを用いた新たな作曲の可能性を拡げる「福西みゆき」、ウクレレ奏者のユカとジョン・ゾーン主宰のTzadikからのリリースでも知られるベース奏者シャニール・エズラ・ブルーメンクランツによるユニット「ザ・フグ・プラン?」と総勢10組がここに大集結。更にジャケット写真には佐渡在住の写真家/僧侶である「梶井照陰」が撮影した踊る佐渡の海波を捉えた「NAMI」を起用し、ライナーノーツには美術批評家でありさどの島銀河芸術祭アドバイザーを務めている「椹木野衣」が執筆するなど、作品を構成するもの全てが佐渡ならではの人々によって制作された、佐渡の<現在>をも示す渾身の1枚。

+ 初版限定300部
+ ライナーノーツ:椹木野衣
+ カバー写真:梶井照陰

【トラックリスト】
A1 Sadrum - Kagero
A2 Yuta Sumiyoshi - Singing
A3 plantar - Subtle Whisper
A4 Gilles Stassart & La Pagode - Golden Galette
A5 Charles Munka - Holloways
B1 Morito Yoshida - Denpa
B2 Kota Aoki - Kyou
B3 Miyuki Fukunishi - From The Northwest
B4 the fugu plan? - YOSHITAYA
B5 Masayasu Maeda - 37.813, 138.270

ケンタタクユウタタク KENTATAKU YUTATAKU - Goja (CS+DL)ケンタタクユウタタク KENTATAKU YUTATAKU - Goja (CS+DL)
ケンタタクユウタタク KENTATAKU YUTATAKU - Goja (CS+DL)0on
¥1,500

佐渡をルーツに活動を展開する打楽器集団”鼓童”の運営するレーベルである〈0on ぜろおん-0音〉からは、”鼓童”の一員である打楽器奏者の中込健太と住吉佑太からなるユニット、ケンタタクユウタタクの自作打楽器も含めたパフォーマンスを収めた4thアルバムとなるカセット作品が登場。タイトルの「Goja(ごじゃ)」は、方言で「めちゃくちゃ」「でたらめ」という意味。
和太鼓、ドラム、ピアノ、マリンバ、アコーディオン、リズムマシーン、エフェクター、木片、たらい、鍋、インパクトドライバー、充電器など…
楽器、非楽器、自作楽器、すべての垣根を越えて、取り留めもなく自由な音楽性を詰め込んだ最新作。
全8曲収録。ダウンロードコードあり。

ケンタタクユウタタク - 零音 (CS+DL)ケンタタクユウタタク - 零音 (CS+DL)
ケンタタクユウタタク - 零音 (CS+DL)0on
¥1,500

これまた凄いものが、絶対にお見逃しなく。佐渡をルーツに活動を展開する打楽器集団”鼓童”の運営するレーベルである〈0on ぜろおん-0音〉からは、”鼓童”の一員である打楽器奏者の中込健太と住吉佑太からなるユニット、ケンタタクユウタタクの自作打楽器によるパフォーマンスを収めた3rdアルバムとなるカセット作品が登場。

楽器を使わない多人数アンサンブル作品や、物音系コラージュ作品、即興演奏など全4曲を収録。ケンタタクユウタタクの、また新しいサウンドが詰め込まれた意欲作。
200本限定。ダウンロードコードあり。

Don Cherry - Tibet (LP)
Don Cherry - Tibet (LP)Picc-A-Dilly
¥2,843

ドン・チェリーが民族音楽に挑んだ 1973年名盤。トランペットを持ったジャケットですが本人はトランペットは使用しておらず、ピアノ、歌、ガムラン、ハルモニウム、パーカッションを本職を忘れて演奏しまくっているレアな内容。トライバルなパーカッション、瞑想的なチベタンベル、ミニマルなアフリカンピアノ等々エスニックでサイケデリックな内容が凄い。

滞空時間 Taikuh Jikang - 鳥 (2LP)
滞空時間 Taikuh Jikang - 鳥 (2LP)microAction Recordings
¥6,600

南洋の呪術的音楽「ガムラン」を現代的な文脈で捉え直し、新たな音楽の地平を切り開く唯一無二の 音楽ユニット・滞空時間。
2024年に新メンバー角銅真実、ゲストミュージシャン嶺川貴子を迎え 滞空時間史上最強メンバーで発表した5th AlbumのLPがリリースが決定。(2枚組重量盤プレス)
ジャンルや カテゴリー、国や土地から自由に羽ばたく「鳥」たちがコンセプト。
カッティングエンジニアに 武沢茂(日本コロムビア)、サウンドエンジニアに内田直之を迎えた最高傑作。
前作4th Album「Majo」より3曲追加。

「ようこそ 可愛いお嬢さん さあよく聞きな ボクの唄 この森いっぱい震わせて 命の不思議を教えてあげる」
「新たな鳥の神話集」より

Member:
川村亘平斎 (Gamelan,vo,per)
HAMA (Gamelan,per)
GO ARAI (Violin)
さとうじゅんこ (Voice) 
AYA (Bass)
トンチ (Steelpan) 
鈴木雄大 (Trumpet) 
あだち麗三郎 (Sax,per) 
角銅真実 (Gamelan,per,vo)

guest: 嶺川貴子 (Key,vo)

滞空時間 TAIKUH JIKANG
稀代の影絵師/音楽家・川村亘平斎が、南洋の呪術的音楽「ガムラン」を 現代的な文脈で捉え直し、新たな音楽の地平を切り開く唯一無二の楽団。
「架空の島の民謡」をコンセプトに、ガムランやスティールパンが響き合うエキゾチックなサウンドと、現代的な影絵が融合したパフォーマンスは、日本のみならず世界中から熱い支持を受けている。
2年連続 FujiRockFestival(2024/2025)に出演するなど、常に変化し続ける彼等のお祭り騒ぎは、ますます目が離せない。
現在までに5枚のアルバムとライブDVDを1枚発表。
https://www.taikuhjikang.info/

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