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版元完売。〈Nous'klaer Audio〉や〈Dekmantel〉、〈PAN〉、〈Whities〉などからの先鋭的な音楽作品で高い人気を誇る、オランダ・アムステルダム拠点のアンビエント・テクノ/エレクトロニック・プロデューサーUpsammy。同地の新興レーベル〈topo2〉より発表した最新アルバム『Strange Meridians』をストック。まるで細菌世界のようなミクロのサウンドスケープ作品。繊細で愛らしくも、憂いを秘めた鎮静的なエレクトロニカ/アンビエント・サウンドが珠玉です。Isabel Schröerの手による〈Scape Mastering〉での高品質マスタリング仕様。限定300部。

全ニューエイジ/アンビエント・ファンに捧げます。制作当時、若干20代前半にしてこの洗練された世界観!オリジナルは1982年にテストプレス盤のみが75年から79年まで活動していたファンジン〈Atem Magazine〉傘下のインディ・レーベル〈Atem〉より発表。Univers Zero、Art Zoyd、This Heat、Present、Aqsak MaboulといったRIOの巨星たちの影に隠れていた、伝説的なアメリカのアンビエント/劇伴作家、TIM STORYの幻のファースト・アルバムが〈DAIS〉から史上初のアナログ・リイシュー! Hans-Joachim RoedeliusやWilliam Ackerman、Dieter Moebiusらとの共作も知られる人物。リサイクル品のビブラフォン、質屋のレスポール、母親のスピネット・ピアノ、ガールフレンドのお父さんが組み立てたシンセキットなどなどを駆使し、オハイオ州の自宅地下室の寝室で4トラック・リール・トゥ・リールでレコーディングされた作品!多様なムードを行き来しながらミニマルなメロディと陰影がにじむ宝石の様なサウンドが詰め込まれた超オブスキュアなコスミッシェ・エレクトロニクス!果てしなく可憐な音の清流に呑まれ・・・揉まれ・・・もはや溶けてください。

Stefan Schneider (To Rococo Rot)による運営のもと、テンテンコやAsmus Tietchens & Miki Yui、Hinosch、Sam Prekopといった面々による作品リリースや、Non Bandや工藤礼子の名作の再発も行ってきたデュッセルドルフの〈TAL〉の新タイトル!バスクラリネットとエレクトロニック・サウンドを革新的に融合させたデビュー・アルバム『REIME』に続き、Susanna Gartmayer (バスクラリネット) とStefan Schneider (エレクトロニクス) からなるウィーンの実験的デュオ So Snerの2枚目のアルバム『The Well』が登場!約2年かけてさまざまなスタジオやスペースで録音された作品であり、So Snerの欧州各地での大規模なツアーの様相を反映した内容に。ミニマリズム、インダストリアル、ジャズ、インプロヴィゼーション・ミュージックの混交として、緩やかなアンビエンスを提示しつつ、管楽器の旋律が琴線をくすぐります。空間性や場に配慮しつつも、ある種のポップセンスからリラックスして聴ける一枚。限定400部。

高名なトンバク奏者Asareh Shekarchとタール奏者Bahareh Fayaziが、イランの名歌手Reza-Qoli Mirza Zelli (1906-1946)の作品を再解釈した23年のアルバム『Nasim-e Sahar (夜明けの息吹)』が〈Mississippi Records〉から派生し、各地の骨董的な作品を扱うユニークなレーベル〈Little Axe Records〉よりストックしました。イラン音楽のさまざまな旋法を、現世と神秘の両方の愛の物語を語る詩とともに取り上げた、素朴でありながらも力強いトラディショナル・フォーク傑作アルバム。
KhruangbinやAltın Gün、YIN YINなどのファンにも!バンドの創設者Rajan Silvaであるインド生まれの父親のレコード・コレクションや、ボリウッド映画のサウンドトラック、父の出身地のポップスやディスコ、インドの古典音楽、Tame Impalaなどの豪州産インディ/サイケデリック・ロック、George HarrisonやMuddy Watersに至るまで、実に多彩な影響のハイブリッド的存在と言える、昨今要注目のサイケデリック・バンド、Glass Beams。彼らの人気作である2枚目のEP作品『Mirage』をストック。2020年の初めに録音。先述したような影響元やマントラを想起させる万華鏡的なヴォーカル・ワークを軸に、宇宙的なDIYエレクトロニクスと、クラウトロック的な要素、ポリリズムが浸透した、プログレッシヴかつ魅惑的な内容の一枚です!
米女性実験音楽家重鎮であり先駆者、Pauline OliverosのDeep Listening Bandにも参加したアメリカの前衛的トロンボーン/ディジリドゥー奏者、即興演奏家、作曲家のStuart Dempsterが伝説のアルバム『Deep Listening』が録音されたのと同じ貯水槽で制作し、現代音楽系名門〈New Albion〉から発表した95年のアルバム『Underground Overlays From The Cistern Chapel』が〈Important Records〉から史上初のアナログ再発。力強く深い音色が響き渡るこの2枚組LPは、高い評価を得た『Deep Listening』のコンパニオンとして制作されたものであり、これまで録音された中で最も深いドローン・アルバムのひとつ。9本のトロンボーン、ディジュリドゥ、チベットの鐘が、200万ガロンもの巨大な貯水槽を、心を揺さぶり、癒すような濃密な音の残響で満たしています。

Kali MaloneやMaria W. Hornといった、現行ドローン/ホーリー・ミニマリズムの名手たちが主宰する、北欧・スウェーデン屈指の前衛レーベル〈XKatedral〉より、25年度最新物件が到来!2012年から2014年までにかけて、Ellen ArkbroやMaria W. Horn、Mats Erlandssonらと共に実験的オーケストラGolden Offence Orchestraにも参加していた、スウェーデン・ストックホルム拠点の音楽家/作曲家、Isak Edbergによる25年度最新アルバム『Belt of Orion』がアナウンス!〈XKatedral〉からのリリースとしては2枚目となるソロ作品であり、ソロ・ピアノのための2曲の長尺作品という形で、器楽のみに焦点を当てた初めての作品との事。2016年から2018年にかけて、南フランスとストックホルムで作曲された2曲が収められており、冷たい風、星の輝く夜、プロヴァンスの秋の荒涼とした淡い光の景色、そして作曲家が人生の中で逃避と孤独を味わっていた時期の反省からインスピレーションを得たものとなっています。限定300部。

Maria W. HornやEllen Arkbroらとの実験的オーケストラGolden Offence OrchestraのメンバーでもあるスウェーデンのサウンドアーティストMats Erlandssonと、〈Subtext〉や〈Deutsche Grammophon〉といった世界的名門からの傑出した作品でも知られるベルリン拠点の作曲家/サウンドアーティスト Yair Elazar Glotmanによる25年度共作が堂々アナウンス!版元は、Kali MaloneやMaria W. Hornといった現行ドローン/ホーリー・ミニマリズムの名手たちと共に、Erlandsson自身も運営に参加している北欧の最重要レーベルこと〈XKatedral〉。両氏が共同で開発した共通の音楽言語をもとに書かれたソングブック的作品であり、親密な音楽空間を構築していく本作は、主にアコースティック楽器に焦点を当て、電子楽器が光と影を加えた、独自のアプローチによるタイトル。全8曲を通して、各作品は独自の論理に従って展開され、同時にソングブック全体の包括的な調性を反映したものとなっています。Loren MazzaCane ConnorsやIlyas Ahmedなどが好きな方にもレコメンドしたい、望郷と追憶のコンテンポラリー・フォーク傑作!限定300部。

上海の〈Eating Music〉から18年に発表した現行中華アンビエント/ニューエイジ・ダンスにおける一大傑作『Nothing Nil』の大ヒットも記憶に新しい上海拠点のDJ/プロデューサー。その後も〈Mood Hut〉や〈bié Records〉からも素晴らしいタイトルを送り出していた、東アジアのエレクトロニック・シーンの要注意人物Knopha。その直近のタイトルでも群を抜いて優れた仕上がりの最新EP作品『Water Play』が、本邦のクラブ・シーンを長年に渡り支える老舗〈Mule Musiq〉より到着!エキゾチックで東洋的な雰囲気と、DX7などの音色を想起させるアンビエンスの水彩で満たされた、瞑想的なニューエイジ・ダンス"Water Play"、その幻想的なサウンドを土台に、さらなる精神世界の拡張を試みた、高揚感のあるKuniyukiによるリミックス、濱瀬元彦の『Intaglio』やFranco Nanni『Elicoide』といったニューエイジ傑作が頭をよぎる、水晶系ミニマル・アンビエント"Palm Warmth"まで、近年のモダン・ニューエイジ/アンビエント・ダンス作品の中でも、極めて稀有な内容といえる全4曲が収められています。

現代の即興~コンテンポラリー・ミュージックに於ける尖端的なレーベルである〈Another Timbre〉との密接な協力関係でも知られる95年結成のアンサンブルであり、John CageやJulius Eastman作品など、コンテンポラリーな作品の演奏を中心に約50枚に及ぶアルバムを発表してきたApartment House。その創設者としても知られるチェロ奏者/作曲家にして、実験系老舗〈Sub Rosa〉やロンドンの名ヴェニューこと〈Cafe Oto〉のレーベル〈Takuroku〉からも作品を発表しているAnton Lukoszeviezeによる最新アルバム『Le Jardin Des Plantes』が、ロンドン地下シーンを長年に渡り牽引する名所〈The Trilogy Tapes〉より限定カセット・リリース。チェロとエレクトロニクスに捧げられた長編楽曲4部構成のアルバム。瞑想的なモダン・クラシカル/ドローンを中心に据えつつ、鈍く歪むフィードバック・ノイズによる静かな熱を帯びた終盤のドローンゲイズ的展開でのカタルシスは実に迫るものがあります。名匠Stephan Mathieuによるマスタリング仕様というお墨付きの内容。

昨年のデビュー作から注目を浴びていた人物ですが、現世と黄泉の境界すらも曖昧にさせるトンデモな美しさ。本作では、彼の母親のパーキンソン病との闘病から生まれた苦しく複雑な感情を音楽へと投影。溶けて消えてしまいそうな悲壮な空気感ありながらも、その音楽はどこか温かさと力強さを感じさせる孤高の領域へと踏み込んでいます。ジョン・ハッセルの紡ぎ上げた第4世界観~ニューエイジ・リバイバルをも通過したスピリチュアル・ジャズとでも言うべき、現行のアンビエント観を一周も二周も上回る卓越した神聖美。The NationalやHot Chip、Pet Shop Boysなどを手がける、オルタナ/インディ脈に欠かせないマスタリング技師、Joe Lambertによるマスタリングと盤質も万全。


幅広い音楽好きにお薦めしたい、自然美に溢れるアンビエント・ミュージック作品。MachinefabriekやASUNA、Federico Durand、Hakobuneなど数々の名アクトがその作品を残す本邦の名門レーベル〈White Paddy Mountain〉を主宰する東京のドローン/アンビエント作家、畠山地平 (Chihei Hatakeyama)による〈Constellation Tatsu〉からの2018年の傑作カセット・アルバム『Scene』が待望のリプレス。全編を通してイーサリアルでローファイな音響が貫かれた本作。メランコリックかつ孤独でありながらも、甘美で瞑想的な魅力にも満ちた珠玉のアンビエント/ドローン作品。


地下カセット界隈を代表するモダン・ニューエイジの重要格Wave TemplesとX.Y.R.もゲスト参加。今年1月にも〈Not Not Fun〉から秀逸なアンビエント作品を送り出したばかり。Akasha SystemやDJ Panthr、Opalineといった複数の名義を使い分け、卓越したアンビエント・ダンス~ニューエイジ作品のカタログを作り上げてきたHunter Thompsonが始動させたトライバル・ダブ名義=Teguによる、今年度2作目となる最新カセット・アルバム『Owl Island』が到着!24年初頭にフロリダの運河沿いで録音されたという10月発表のアルバム。古代の湿地を漂う温かい霧のように流れ込み、低音のうねりと湿気を帯びたシンセのループで揺れる、奥地系トライバル・アンビエント/アンビエント・ダブ秀盤!
全ミニマル・ドローン・リスナー必聴のマスターピースが到来。絶対にお見逃しなく。La Monte YoungやAlvin Lucier、Eliane Radigueといった巨匠たちの作品での演奏も知られるチェロ奏者であり、カリフォルニア大学でも教授を務めるCharles Curtisに、Loren Connorsや Lee Ranaldoらのグループにも参加する名インプロ奏者のAlan Licht、そして、ニュージーランドのマルチ奏者/SSWのDean Robertsという3名の猛者たちが99年に残した貴重音源を収めたアルバム『May 99』が〈Blank Forms Editions〉より堂々リリース。1999年春、ドローン、即興演奏、実験的ロックという型破りな組み合わせで11ヶ所で行われた彼らの欧州ツアー。そのコンセプトは毎晩、コンサートの間、持続するサイン波の演奏の中で、即興で一つの楽曲を演奏するというシンプルでありながら、斬新なものでした。本作には、ツアー終了間際にアムステルダムの〈VPRO〉でラジオ番組のために録音された3つの短い作品から選ばれた楽曲を収録。90年代後半に流行し始めたミニマルとロックの感性の衝突の初期の高潮を示すエポックメイキングな一枚!

全アンビエント/空想民俗音楽ファンにレコメンド!ニューエイジ/オブスキュアの発掘において多大なる功績を残したカナダの〈Séance Centre〉と米国の〈Smiling C〉がタッグを組み、80年代半ばから90年代にかけての知られざるメキシコの電子音楽シーンを解き明かした画期的コレクション『Triángulos De Luz Y Espacios De Sombra』がアナログ・リリース。主に無名のカセット、CD、自主盤、個人アーカイブからコンパイルされた珠玉の音源の数々を収録し、オブスキュアの最深淵部であるメキシコの地下シーンへと挑んだ意欲的編集盤!Antonio ZepedaやEblen Macariといった近年掘り起こされてきた作家たちは勿論として、長年のマニアでもまだ見たことのないような名前まで、革新的な音響技術でメソアメリカの神話を作り上げ、独自の思索的な宇宙観を生み出した先見の明のある音楽家たちを紐解いています。
〈Merge Records〉や〈Local Action〉をまたぐアメリカのシンガーソングライターDawn Richardと同国のマルチ奏者/作曲家で、〈Double Denim Records〉や〈Cascine〉等からも作品を送り出しているSpencer Zahnの最新コラボレーション作品『Quiet in a World Full of Noise』が〈Merge〉から登場。雰囲気に満ちたオーケストラによるサウンドスケープと甘美なソウル、ジャズが融合したアンビエントR&Bの傑作!

版元完売。フィンランド・ヘルシンキを拠点に活動するサウンド・アーティストであり、これまで〈LAAPS〉や〈Students Of Decay〉〈Longform Editions〉〈Lal Lal Lal〉など各地の優れた実験系レーベルから作品を送り出してきたOlli Aarniが2023年に同国の地下レーベル〈Ultraääni〉より発表したアルバム『Tuokioita』をストック。リリカルで透明な即興演奏として実に珠玉であり、その瞬間に紡ぎ出される旋律、編まれる時間の美しさは他に類を見ません。フォークミュージック的な牧歌的なトラックや、ある意味でポスト・クラシカル的な和声進行が瞑想に収束するような一枚。限定300部。

音楽の捉えどころのない性質を探求し、音符自体を超えた自由な即興の瞬間を捉えた逸品!フィンランドのジャズ・マルチ楽器奏者Roope NiemeläとHenri IjäsからなるSolar Unity Ensembleによる2019年から2023年のレコーディング・セッションを収めた傑作アルバム『Upstream』をフィンランドの地下レーベル〈Ultraääni〉よりストック!スピリチュアル・ジャズにおけるスピリチュアル、という原義にまさしく忠実な、瞑想的かつ霊的で美しいジャズ・ミュージックを収めた24年作。チルで抑制的に進行する楽曲展開も、コルトレーン的なサックスの音響も大変素晴らしい。限定500部。

Manuel Göttschingの『Inventions For Electric Guitar』やMike Oldfield『Tubular Bells』、初期のTangerine Dreamなどのファンにも!フランスの名プログレバンドAngeとそのマネージャーJean-Claude Pognantが創立した伝説的なプログレッシヴ・ロック・レーベル〈Crypto〉から78年に発売された、同国の謎めいたマルチ楽器奏者Michel Moulinié (1945-2022)の唯一作として知られる傑作ニューエイジ盤『Chrysalide』。2020年にブート再発CDも出ていましたが、〈WRWTFWW Records〉より待望の公式再発!12弦ギターとベース、バイオリンで彩る、ミニマリストの瞑想、宇宙的なサウンドスケープ、アンビエントと人間的な温かさが融合した作品。コスミッシェ・ムジークとして高い完成度を誇りながら、ニュー・アメリカーナさながらの12弦ギターが冴え渡ります。寄せては返す波のように響く宇宙的な電子音響が、リスナーを瞑想の旅に導くニューエイジ美盤。未発表ボーナストラック1曲追加収録。
ベルギー版〈Music From Memory〉としてニューエイジ再興に多大な影響を及ぼしたことでも有名、昨今は自国のカルトで屈折的な地下音楽の発掘へ専心してきた同国の名門レーベル〈STROOM.tv〉からも作品を発表する、ギリシャ出身の女性ハープ奏者Sissi Radaの最新作が、トイ・トニックスのサブレーベル、〈Kryptox〉から登場。
ギリシア神話に登場する冥界の女王であり農業神でもあるペルセポネーのオマージュであり、オーバーダブやその他一切の機材を使わず45分全編奏でられた瞑想空間。

これは今年度でも最重要クラスの一枚かと!要チェック!ロサンゼルスのインディペンデントな音楽シーンの英気を一身に引き受ける屈指の名門〈Leaving Records〉より特大タイトルが登場!Alice Coltraneの愛弟子にして鍵盤奏者/作曲家 のSurya Botofasina、JAY ZやSHAWN MENDESといったビッグネームにも愛される名ギタリストNate Mercereau、そして、このレーベルの看板アクトとしても当店おなじみのパーカッショニスト/プロデューサーCarlos Niñoという、世界各地で演奏を共にしてきた名トリオによる破格のコラボ・アルバム『Subtle Movements』が2LP&カセット・リリース!万華鏡の様に神々しくシンセが息吹き、華を咲かせ、やがては宇宙へ、精神世界の深淵へと。ヤソスにジョン・ハッセル、アリス・コルトレーンが三位一体となった、絶景の第4世界アンビエント・ジャズが満載された恐ろしい内容の一枚!
