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「Pharoah Sandersのようなレコードを作りたかったんだ。」数々の画期的なコンピ編纂でも知られる名門発掘レーベル〈Strut〉より、1976年に発表されたOneness Of Jujuの傑作『Space Jungle Luv』の限定復刻盤が〈Black Fire Records〉の復刻シリーズの一環として登場!以前はニューヨークの前衛ジャズシーンの重要な存在であったバンドJujuで活動していたJames “Plunky” Branchが、74年までにリッチモンドに移住し、新たなメンバーと共にアフリカの打楽器とファンク、R&Bを融合させた新バンドOneness Of Jujuを1975年に結成。そんな彼らが1976年に残した彼らの代表的なアルバムのリイシュー盤!より穏やかでスピリチュアルな方向に移行し、シンガーのLady Eka-Eteの魅惑的で魂のこもった甘い歌声にぴったりな、スムーズで進歩的なサウンドを披露しています。本作には、ギタリストのMelvin Gloverと、Pharoah Sandersのバンドに所属していたピアニスト、Joe Bonnerもレコーディングに参加。オリジナル・アートワークの完全再現&〈The Carveryによるリマスタリング仕様。バンドリーダーのJames “Plunky” Branchへの新曲インタビューと貴重写真の数々に加えて、プランキー自身による新しいライナーノーツも収録。
アフロ・レアグルーヴ入門に最適!数々の名コンピの編纂でも知られる名門発掘レーベル〈Strut〉が、2001年に初めて発表した画期的編集盤であり、ナイジェリアの豊穣な音楽シーンを紐解いた歴史的なショーケース『Nigeria 70』の決定版ヴァイナルが二十五周年記念版で登場!アフロビートの帝王Fela Kutiや、同国のポピュラー音楽"ジュジュ"伝説King Sunny Ade、アフロ・ファンク/サイケの金字塔として君臨するThe Funkeesに至るまで、70年代のナイジェリアのラゴス・シーンのアフロ・ファンクやアフロ・ジャズのタイムレスの魅力を後世へと伝え続けるマスターピース!
Caetano VelosoやAlabaster DePlumeのファンにもレコメンド!1970年代のトロピカリアやOs Mutantes、Milton Nascimentoなどのブラジルの豊穣な音楽シーンにインスパイアされた、ロンドン拠点のブラジル人若手アーティストMOMO.による7枚目のアルバム『Gira』が、〈Batov Records〉から登場。ロンドンの活気あふれるジャズ コミュニティから集まった特別なミュージシャンやゲスト、そしてブラジルのアーティスト仲間が参加し、イースト・ロンドンの〈Total Refreshment Center〉で録音、カッティングされた、プログレッシヴかつ熱気溢れる仕上がりのラテン・ジャズ・アルバム!
オリジナルは万越えの高値で取引される激レアな一枚!当初Bobby Boyd Congressとしてニューヨーク州ロングアイランドで結成されたグループであり、のちにフランスに拠点を移したLafayette Afro Rock Bandが1973年にリリースしたアフロ・ファンクの恐るべきアルバム『Soul Makossa』が〈Strut〉からリマスタリング仕様で2024年度公式アナログ・リイシュー。強烈なファズとトークボックスをフィーチャーしたオリジナル・アルバムであり、サンプルとリフの豊富なソースとしての地位を確立している傑作。De La SoulやNas、Nice & Smooth、Wu-Tang Clanなどもサンプリングしている破格のドラムブレイク”HIHACHE”やManu Dibangoの”Soul Makossa”カヴァーも素晴らしいです!
オリジナルは10万円以上の高値を付けている鬼レアな一枚!当初、Bobby Boyd Congressとしてニューヨーク州ロングアイランドで結成されたグループであり、のちにフランスに拠点を移したLafayette Afro Rock Bandが1974年にリリースしたアフロ・ファンクの恐るべきアルバム『Malik』が〈Strut〉から2024年度アナログ・リイシュー。強烈なファズとトークボックスをフィーチャーしたオリジナル・アルバムであり、サンプルとリフの豊富なソースとしての地位を確立している傑作。〈Ultimate Breaks And Beats〉シリーズでも紹介された"Conga"や、ラップやR&Bの名曲でも何度もサンプリングされている”Darkest Light”といったタイムレスな名曲の数々を収録したマスターピース。
エチオピアのヴィブラフォン奏者、 Mulatu AstakeのWorthy Recoprdsから極少部数のみリリースされた1972年レア作『Mulatu Of Ethiopia』が〈Strut〉よりヴァイナル再発!“エチオ・ジャズ"の生みの親であり、アフロ・レア・グルーヴの最高峰というべきエチオピアのレジェンド、ムラトゥ・アスタトゥケのソロ名義としては初となる大名盤にしてレア度最高峰の『Mulatu Of Ethiopia』。ニューヨークで録音されたこのアルバムは、様々な音楽スタイルの習得に取り組んでいたアメリカ・ボストンのバークリー大学への渡米期に齎された画期的アルバム。エチオピアとラテンのワークアウト”Chifara”、そしてセルフタイトルのグルーバー”Mulatu”など豪華楽曲の数々を収録。下町生まれのファンクのような奇妙過ぎる乗り切れない縺れグルーヴがたまりません。
まるで、Mulatu AstatkeミーツFleet Foxes!中東の新世代のグルーヴを中心にグローバル・ファンクやワールド・ビート作品をリリースしてきたロンドンの名門〈Batov Records〉からは、エチオピア系ユダヤ人としてのルーツを持つイスラエル・テルアビブのギタリストで作曲家のSandman ProjectによるデビューEPから6年ぶりとなった待望のデビュー・アルバム『Where Did You Go?』がアナログ・リリース。「エチオピアのジョン・コルトレーン」とも呼ばれるサックス奏者であり自身の師匠、Abate Barihunからの影響が詰め込まれた作品!ブラス・ヘヴィー・サウンドの境界のない融合と言える本作では、エチオ・ジャズとアフロビート、アメリカのソウル・ミュージック、サイケデリックな地中海ファンクまでもがオープンマインドな彼らの精神性の中で邂逅。ジャズのスピリットを継承した、刺激的かつ越境的なグローバルなサーフ&ターフ・スタイルが堪能できる一枚!限定500部。
11月上旬再入荷。オリジナルは$4,000!!! 全世界中のレアグルーヴ・コレクター達から再発が熱望された、エチオピア産ジャズの77年巨星が遂に登場!!! エチオピークの重鎮Mulatu Astatkeも参加して一種の頂点な異国ムードの盛り上がりを見せます。 演奏するのは、ここからの再発で衝撃度凄かった"Shemonmuanaye"で知られるキーボード奏者のHailu Mergia、そしてMulatu Astatkeが率いたWallias Bandの面々。この組み合わせだけでも思わずげっぷが出そうですが、何と言っても演奏の縦横無尽なグルーヴが最高。トランペットやサックスが熱い夜の高揚を彩り、ドラム&ベース&ギターがその温度を保つようにしっかりと脇を固め、Hailu Mergiaのオルガンが表情豊かに噴出し、Mulatu Astatkeのシロフォンがそれに対して微笑みかける。独特の音階がエチオピア温度で酔いどれ、異国ファンクの風を吹かせ、Hailu Mergiaの笑顔の中へと真っ逆さま... 元々がレア過ぎるという事件的話題性に比例して、一度聴いたら虜なこのギラギラした波が圧倒的過ぎます。
ハープ奏者ドロシー・アシュビーのCadetより発表されていた1969年代表作がヴァイナル再発!アフリカ音楽の要素を多分に取り入れたパーカッシブな曲にドロシー・アシュビーの美しいハープの音色が共鳴する傑作。
フィリピン系米国人キーボーディスト、ヴォーカリスト、作曲家のFlip Nuñez (1931-1995)が1976年に〈Catalyst Records〉から発表したバレアリック/ジャズ・フュージョン大傑作アルバム『My Own Time And Space』を〈Trading Places〉がアナログ再発。60年代にBev KellyやJon Hendricksのバックを務めた後、ラテン・ジャズ・ロック・アクトのAztecaでも衝撃を与えた名プレイヤー!Willie ColonにSantanaのベーシストTom Rutley、ギタリストのMichael Howell、ドラマーのVince Lateanoらを迎えた、聴けば聴くほどに味が出る失われた名盤!
オルタナティヴでアヴァンギャルドなヤバさを秘めた、レアグルーヴの異端の象徴盤!現在でも世界で広く影響を与え続けているウェルドンの最高傑作!
ジャズを基盤にしながらも1stよりもソウル/ファンク色が混じり合い、より実験的かつ政治的な側面や思想を反映させた渾身の1973年リリースの作品。30年以上、世界中のディガーから愛され、モスト・ウォンテッド・アイテムとしてレアグルーヴの頂点に君臨する、現在ではオリジナルは1000ドル以下ではほぼ入手不可能なアイテム。そして白熱した演奏による珠玉の楽曲が並ぶ70’sジャズの名作でもあります。冒頭を飾るのは雄弁でスピリチュアルなスポークン・ワード曲「Time Capsule」で、出だしから異端ぶりを発揮。「Feelin’ Mellow」はFATBACK BANDのジョニー・キングと共作・共演したハート・ウォームなソウル・ナンバーで、作詞を担当したウェルドンの愛に満ちた気持ちを反映させた名曲。また本アルバムの中でもトップの人気を誇るレアグルーヴ・クラシックの極み「Deja Vu」はまるで宇宙を想起させるような音色のエレピやトリッキーなソロ回しの演奏が印象的なラテンマナーなヴォーカル・ジャズ。朴訥とした歌唱とウェルドンの哲学的な歌詞がスペーシーなオケに見事にシンクロしており、強烈なアシッド感とポピュラリティが混同する素晴らしい仕上がり! そのほか「Watergate—Don’t Bug Me!」や「Bananas」など名曲多数!その後のストラタ・イースト盤やRCAレーベルの3部作へとつながっていく、名門への架け橋でもある本作。ポップと実験性、切れば血の出るような躍動感溢れる生々しい演奏、そしてウェルドンの音楽への情熱が詰まった名盤中の名盤。それはまるでスペクタクルな物語のような1枚です!
★初回完全限定生産
★帯付き
★最新デジタルリマスタリング
名匠、稲垣次郎によるジャズ・ロックの傑作! ジャズ・ロックのその先へ。稲垣次郎率いるソウル・メディアが辿り着いたのは、タイトでクールな究極のグルーヴだった。
稲垣自ら “ブラック・ファンクをやった”と語っているように、それまでに培ってきたジャズ・ロックの炸裂感にブラック・ミュージックの粘りや弾力を融合させることで、その音楽性は別次元へと飛躍した。名手・鈴木宏昌のアレンジの妙と相俟って、グルーヴは磨きあげられ、艶を増し、妖しく光る。躍動感と疾走感が溢れる”Painted Paradise”、ファンクネスとメロウネスが共存する”Breeze”、重心が低くてキレのあるクール&ザ・ギャング”Funky Stuff”のカヴァーなど、全曲が聴きどころ。いまや世界中からウォントの絶えない決定的名盤である。
text by 尾川雄介(UNIVERSOUND/DEEP JAZZ REALITY)
中央アジア、ウズベキスタン首都タシケントにあった旧ソ連時代のレコード工場でプレスされていた80年代の共産ダンス・グルーヴたちの貴重なデッドストックからコンパイルされた画期的コンピレーション・アルバム『Synthesizing the Silk Roads』が初となる完全ライセンスで〈Ostinato Records〉よりアナログ・リリース。ウズベキスタンのディスコからタジキスタンの電化フォーク、ウイグルのギターリック、クリミア・タタールのジャズ、韓国のブラスに至るまで、ソビエト中央アジアのジャンルを超えたスタイルの最高のセレクションが収録!鉄のカーテンを内側から解きほぐした恐るべきグルーヴの数々が堪能できる一枚。※入荷時よりスリーブ角一箇所にダメージございます。予めご了承くださいませ。
「シネマティック・ソウル」とも評される独自ブランドなサウンドでも知られてきたNYC拠点のインストゥルメンタル・ファンク/ソウル・バンドであり、〈Big Crown Records〉の代表的な存在ことEl Michels Affair。名ヒップホップ・グループThe RootsのBlack Thoughtとの23年度最新コラボレーション・アルバム『Glorious Game』をアナウンス。Black Thoughtはこれまでアプローチしてこなかったようなパーソナルで透明感のある詩を書くために、ソウルを基調としたボトムヘビーなプロダクションを提供しています。
恐るべきことに某マーケットプレイスではオリジナルは60万越えの取引も・・・誉れ高きイタリアン・ライブラリー・ミュージックでも最人気を争う大名盤が復刻、御見逃しなく!Steve HiettからRare Silk、Ned Dohenyまで、弊店でもおなじみの信頼の再発レーベル〈Be With Records〉からは、Jay RichfordとGary StevanことStefano Torossiがイタリア大名門〈Carosello〉に残した奇跡の傑作にしてDJ人気も高い「Feelings」が公式アナログ・リイシュー!近年急速に掘り起こされてきたライブラリー作品の中でも最もWANTを集めてきた一枚であり、まさに世紀のコレクター・アイテム。交響楽とストリート・ジャズ、ファンク、スペースエイジなサウンドがエポックメイキングにミックスされた伝説的名盤。未体験の方には是非とも浴びていただきたいです!
アフリカの秘境音楽を発信する謎ブログにして発掘レーベルのAwesome Tapes From Africaからエチオピアのアコーディオンマエストロにしてカルトキーボーディスト、Hailu Mergiaによるカセットオンリーだった1978年発表作品がカセット再発。アフリカ有数の大都市アディスアベバのムーディな大喧騒の中、ファンキーなエチオピアン・グルーヴが営まれる至高のエチオ・ジャズ・ファンク作品。 溢れかえる土臭さと煙たさ、サイケデリックなヴァイヴに是非今作も溺れてみてください。
[解説書・歌詞対訳付 / ボーナストラック追加収録 / 国内盤CD] 圧倒的オリジナリティと高いミュージシャンシップで世界を魅了する超人ルイス・コール。そのルイス・コールが惚れ込み、フライング・ロータス主宰レーベル〈Brainfeeder〉からも作品をリリースする個性派ボーカリストのジェネヴィーヴ・アルターディの2人による超絶ポップ・ユニット、ノウワーが最新アルバム『KNOWER FOREVER』をリリース。
エキセントリックなファッションやステージパフォーマンスが注目されがちなルイス・コールだが、超絶技巧のドラマーとしての実力はもちろん、盟友サンダーキャットら周辺のアーティストからは、音楽家としての秀才ぶりを称賛されるなど、ずば抜けたミュージシャンシップを持つ。そんな彼がクインシー・ジョーンズにその才能を認められたのが、2014年にノウワーとしてクインシー・ジョーンズ主催のイベントに招待されたときだった。2010年からソロ・アーティストとしてルイス・コール名義で作品をリリースしているが、ノウワーとして初作品をリリースしているのも同じく2010年からであり、ルイスにとって、ソロ名義での活動と同じだけの歴史を持つプロジェクトであると同時に、それぞれの活動が理想的な相互関係を持っている。そして、ノウワーの先鋭性や既成概念にとらわれない自由なスタイルには、相方を務めるボーカリストのジェネヴィーヴ・アルターディの才能が大きく貢献している。ルイス自身、そんな彼女からの影響を公言しており、単なるプロデューサーとボーカリスト以上の化学反応がノウワーでは発揮されているのだ。ルイス・コールのライブにもコーラスとして参加し、個性的なパフォーマンスが注目されているジェネヴィーヴだが、彼女もまた、アーティストとして非凡な才能を持ち、2023年3月にリリースされたソロ・アルバム『Forever Forever』は多くの賞賛を浴びている。
ルイス・コールがプロデューサーを務めた今作『KNOWER FOREVER』には、サックス奏者のサム・ゲンデル、ベーシストのサム・ウィルクスとモノネオン、キーボード奏者のサン・ライことライ・ティスルスウェイトやジェイコブ・マンなど、彼ら二人と親交があり、超絶技巧と個性を持ち合わせた様々なミュージシャンが参加している。
数々のTRIBE名盤に参加しレーベルの屋台骨を支えてきた鍵盤奏者Harold Mckinneyが1974年に発表した唯一のリーダー作品が新たなリマスタリングを施した最新仕様でリイシュー決定!Wendell HarrisonやMarcus BelgraveといったTRIBE / デトロイト・ジャズシーン屈指のホーン隊を従え、漆黒のグルーヴと強靭なファンクネスを兼ね備えたスピリチュアル・ジャズ決定盤!VINYLは同時期に7インチシングルとしてレコーディングされた「Ode To Africa(single version) / Jelly Loa」をそのまま7インチBONUS DISCとして追加した【LP+7inch】2枚組スペシャル限定仕様!
Wes MontgomeryやKenny Burrell、Sonny Stittといった大物ジャズメンが地元デトロイトに来る際にはハウスバンドのメンバーとして競演を重ね着実にキャリアを積んできたデトロイト屈指の鍵盤奏者Harold Mckinney。Wendell Harrisonがブラック・アメリカンズの真の独立を掲げて本拠地デトロイトで立ち上げたレーベルTRIBE一連の作品にも名を連ね、ジャズはもちろんのことブルース、R&B、ソウル、ファンクといったブラック・ミュージックのルーツを押さえたパフォーマンスで高い評価を得ていたHaroldが残した唯一のリーダー作である本作は、TRIBEからリリースされた数々の名盤の中でも最上級のグルーヴと強靭なファンクネスを備えたスピリチュアル・ジャズ決定盤!コンガの乱れ打ちとスピリチュアルな詠唱から始まる9分を超える大曲「Ode To Africa」(M1)やEddie Harrisのペンによるクラシック「Freedom Jazz Dance」(M6)といった極上のグルーヴを聴かせるジャズ・ファンクナンバーから総勢8名からなるコーラス隊がグルーヴに重ね合わせるゴスペル・クワイアでさらなる高みへと誘う「Heavenese」(M2)、「Dolphin Dance」(M7)、そして後年のデトロイト・テクノシーンへのつながりも想起させられるアグレッシヴな人力ブレイクビーツ「In The Moog」(M4)など聴きどころ満載の1枚! VINYLは同時期に7インチシングルとしてリリースされた「Ode To Africa(single version) / Jelly Loa」をそのまま7インチBONUS DISCとして追加した【LP+7inch】2枚組スペシャル限定パッケージ、さらに新たなマスタリングも施した最新仕様でのリイシューです!
1966年にハイライフ、R&B、カリプソ、ジャズを融合させた『Super Afro Soul』の10インチでナイジェリア・ラゴスの音楽界を一変させたアフロビートの創始者の一人であるOrlando Juliusが、ロンドンのスーパーグループ、The Heliocentricsと初めてコラボレーションを果たしたスタジオ・アルバム『Jaiyede Afro』が〈Strut〉からリプレス。自身のルーツに戻り、これまで録音されたことのなかった若い頃の楽曲を幾つか再演した作品。ジュリアスの学校で歌われていた伝統的な歌で、1965年に彼がModern Aces bandのためにアレンジした伝染力のあるチャント”Omo Oba Blues”や、彼がアメリカに住んでいた頃に生まれた壮大なアフロビート・ジャム”Be Counted”、1973年のレアなアルバム『Orlando Julius and The Afro Sounders』から再アレンジした”Buje Buje”と”Aseni”などを収録。初期の作品の荒々しい荒々しさを保ちながら、サイケデリックなタッチと冒険的な新しいアレンジを加えたものとなっています。
銀ジャケ仕様で正規再発。1978年NYで録音された非常にスペイシーな作品。スピリチュアルなテナー、ディレイ処理されたコズミックなギター、限り無くスペーシーなムーグ、幽玄なヴォーカルと、ゆらゆらとした虚ろなリズムの最も幻覚度高い内容で、DJにも愛されている名盤です。
盟友たちの再会。それは伝説のコンボ、フリーダム・ユニティの再集結となった。グルーヴの魔術師たちが躍動する姿を捉えた歴史的名盤。
モダン・ジャズからフリー・ジャズまでこなし「良い演奏をしたいならトロンボーンはあいつを押さえろ」とまで言われた鈴木弘。日本のジャズ界で八面六臂の活躍をするが、1971年にアメリカに移住する。約4年振りとなる一時帰国の折りに録音した本作では、渡米直前に在籍したグループ、フリーダム・ユニティのメンバーが再集結した。これぞまさに伝説の第2章。鈴木弘、石川晶、村岡建、鈴木宏昌、稲葉国光とグルーヴの魔術師たちが奔放に躍動する様は圧巻。シャープな「Shrimp Dance」、ダイナミックな「Kuro To Shiro」、ソウルフルな「Walk Tall」、ディープな「Cat」、メロウな「Romance」。全曲が鮮やかなグルーヴで彩られたモンスター・アルバムである。
text by 尾川雄介(UNIVERSOUNDS/DEEP JAZZ REALITY)