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〈Pitchfork〉でも8.1となかなかの好スコアを獲得!!! 幼少期からピアノを弾き、小学5年生の時にJディラの音楽と出会い、16歳にはシングルを自主リリースという早いキャリアのスタートを切ったオレゴン州ポートランド拠点のミュージシャン、Graham Jonson。2017年にquickly, quicklyという名前で初登場、SoundCloudやYoutube、Redittなどのビート系のコーナーでファンを獲得し、その知名度を高めていった若干20歳のプロデューサーであり、人気の初期トラックの中では再生回数が1000万回を超えたものまで存在している彼の待望の新作が名門〈Ghostly International〉から登場。20歳の今の自身の評価によると「今ようやく本気になったばかり」という期待の作家によるニュー・アルバム!!! 自身のプロジェクトでは、ソングライター、ボーカリスト、アレンジャーとしての役目を全て一人で担当。ドラムからキーボード、ギターまでほぼ全てを演奏しつつ、そのサウンドはジャズからヒップホップ、R&B、サイケ・ポップにまでも跨っていますが、ジャンルにも全くとらわれない奔放で自由な音楽スタイルを示唆した一作に!LAに移住して間もない頃に録音された楽曲では、心地よくクールに、不安と無関心、距離と欲望の間を脆さと内省を孕んだ歌詞によってナビゲート。ベッドルームでローファイなヴァイブスのなかで上質でメロウなフィーリングが息づく傑作!
エディンバラでデビューしたThe Catburgersは短命なグループで、このEPは1987年2月28日にロンドンのエレクトロ・リズム・スタジオにて録音、Dan Treacyの〈Dreamworld〉からリリースされる予定だったが、何故か当初は日の目を見ることなく、無期限で棚上げされ、バンドは必然的に消滅してしまった。当時エディンバラのシーンで偶然キャッチした人々の記憶の中にのみ存在し続けていた彼等の存在は、約10年前にSonudcloudに楽曲がアップロードされたことで静かに浸透。遂にはNational Sound Archivesの協力を得、オリジナルマスターテープを復元することに成功。キャッチーで荒削りなC86時代のインディー・ポップス、この時代のスコットランドの空気が詰まった魅力的なタイムカプセル。