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テルアビブの音楽シーンで絶大な存在感を放つレトロ・ファンク/エキゾ・グルーヴ・バンド、Sababa 5と中東伝統舞踊・音楽の世界で活躍する日本人ボーカリスト花島ゆりかとのタッグ再びとなる、自作のDIYスタジオで録音されたオリエンタルで魅惑的な7インチ・シングル『Tokyo Midnight』。60〜70年代のアラビアン・フォークやレトロ・ファンク、サーフ・ロックを基調とした生々しいウネりのあるグルーヴに、伝統的なミズラヒ音楽の色彩と情緒あふれる日本語の歌唱が美しく溶け合っている。アップビートで怪しく揺れるファンキーさに、地中海〜中東特有の哀愁が漂う叙情的なメロウさも滲む。極上のオリエンタル・エキゾチカ・トリップ。

メルボルンのインスト・ファンク集団Karate Boogalooによる、20年近く磨き続けてきたミニマル・ファンクの美学を純度高く結晶させた最新作『Access All Areas』。俳句のように簡潔をテーマに、ひとつのアイデアを極限まで研ぎ澄ませた楽曲が並び、録音方法も余計な装飾を徹底的に排除し、シンプル。ギター、オルガン、ベース、ドラムの輪郭が驚くほどくっきりと浮かび上がる。乾いたドラムの間、粘りのあるベースライン、構造そのものを形づくるギターのリフ、控えめながらグルーヴに柔らかい層を与えるオルガン。どの曲もひとつのフレーズを完璧に仕上げるという姿勢が貫かれている。短く、強く、覚えやすい曲が連続し、アルバム全体が軽やかでありながら深い。The MetersやBooker T & The MG’sの伝統を継承しつつ、現代的なミニマル感覚で再構築した引き算のファンクの到達点。

メルボルンのインスト・ファンク集団Karate Boogalooによる、20年近く磨き続けてきたミニマル・ファンクの美学を純度高く結晶させた最新作『Access All Areas』。俳句のように簡潔をテーマに、ひとつのアイデアを極限まで研ぎ澄ませた楽曲が並び、録音方法も余計な装飾を徹底的に排除し、シンプル。ギター、オルガン、ベース、ドラムの輪郭が驚くほどくっきりと浮かび上がる。乾いたドラムの間、粘りのあるベースライン、構造そのものを形づくるギターのリフ、控えめながらグルーヴに柔らかい層を与えるオルガン。どの曲もひとつのフレーズを完璧に仕上げるという姿勢が貫かれている。短く、強く、覚えやすい曲が連続し、アルバム全体が軽やかでありながら深い。The MetersやBooker T & The MG’sの伝統を継承しつつ、現代的なミニマル感覚で再構築した引き算のファンクの到達点。
10月16日発売。Jesse SaundersとVince LawrenceによるZ‑Factorが 1984年に残したシカゴ・ハウス誕生直前の空気をそのまま封じ込めた、極めて初期のダンス・ミュージック史料『Dance Party Album』。エレクトロ、ブギー、シンセ・ファンクが混ざり合う荒削りなトラック群は、後のハウスのミニマルな反復へとつながる萌芽をすでに含んでおり、909の硬い打ち込みやシンセベースが原始的な推進力を生む。ハウス・ミュージック成立の直前に作られた数少ないアルバム作品ならではの跳ねたリズムやDIY感のあるミックスが、当時のローカルな熱量を鮮明に伝えてくれる。〈Numero〉によるオリジナルの希少性と歴史的価値を踏まえた丁寧な復刻は、初期シカゴ・ダンスミュージックの核心を再提示するもので、エレクトロ寄りの軽快さと、ハウスの胎動が同じフレームで響く、現在の耳で聴くとジャンルが生まれる瞬間の面白さが際立つ一枚。
ワシントンD.C.のソウル、ファンク・グループFather’s Childrenによる、1973年録音の失われたデビュー作。プロデューサーR. Hosea Williamsのガレージから〈Numero Group〉が発掘したもので、ストリート文化と黒人音楽の精神性が濃厚に刻まれたソウル、ファンクで、後年の〈Mercury〉盤よりもはるかに荒々しく、バンドの初期衝動がそのまま封じ込められている。ファズ・ギターのざらつき、タイトなリズム、サイケデリックな空気感、そしてドゥーワップ由来の強いコーラスが混ざり合い、70年代初期の埃っぽい熱量を生々しく伝える。宇宙的テーマやスピリチュアルなムードが随所に漂い、D.C.特有のコズミック・ファンクの側面も強い。洗練よりも勢いと生命力が前面に出るタイプで、当時の街の空気をそのまま記録したような音像が魅力的。〈Numero〉の尋常ではない発掘力が冴え渡るタイトル。

ボノボに見いだされ、無名の新人ながら彼が監修したコンピレーション『Late Night Tales』に楽曲が収録されるや、そのスウィートでメロウなサウンドが一躍話題となった、今や世界的な人気を誇るインストゥルメンタル・バンド、クルアンビン。彼らの2015年のデビュー作を10年越しに再構築した『The Universe Smiles Upon You ii』。オリジナルと同じテキサスの納屋(バーン)で、同じ日付に録音され、「もし10年前に戻れるなら、自分たちに何を伝えるか?」という問いに対する音楽的回答として制作されたもので、セミ・インストゥルメンタルで穏やかにサイケデリックなグルーヴはそのままに、より洗練された演奏と録音技術が活かされている。オリジナルの「無限のグルーヴ」と「地平線に広がるリフ」という美学を保ちつつ、成熟した音の余白と深みが加わっており、クルアンビンらしいエキゾチックなムードと、時を経た感情のニュアンスが交錯する、静かで豊かな再解釈。
サイケデリックに溺れる超極上レイドバック・サマー・トリップ・チューン!!
京都を拠点に活動するKhan BrownとOHHKIの2人からなるロウファイ宅録ファンク・デュオ!! US名門PPUからのリリースに続き、2025年に自主制作カセットテープで発表されたミニ・アルバム『旅館』からの完全限定7インチ・シングル・カット!!
古カシオトーンやカラオケマシーンを用い、記憶の底に沈む叙情をすくい上げるようなロウファイ宅録スタイルで活動する彼ら。タイトル曲「Umi」は、真夏の酷暑が見せる白昼夢のような、どこか幻想的なムードが漂う暑中見舞い的サマー・トリップ・チューン!! サイケデリック・ポップ、エキゾチカ~モンド・ミュージック的な要素も盛り込みながらムーディーに夏を描いています。カップリングには、同曲の酩酊サイケデリック・ダブ・ヴァージョン「Dubmi」を収録!!

10月下旬再入荷。イギリス南東部マーゲイトのデュオThandiiが、フィリピン音楽界のレジェンド・ドラマーJun Regaladoと共に制作したクロスオーバー作品『Coco Okayo』。70年代マニラ・サウンドと、現行UKアートポップ、ソウルを結びつけた新しい感覚を提示。Regaladoのドラミングは太く丸い低域と軽い跳ね感を併せ持ち、70年代の録音を思わせる柔らかいアナログな質感を生む。Thandiiの音作りは多層的で、ソウル、ディスコ、ファンク、ポストパンク、アートポップが自然に混ざり合う。シンセは薄く広がり、ピアノやフルートが軽い光沢を添え、ベースラインはディスコの滑らかさとファンクの粘りを同時に感じさせる。全体の音像は都市と海辺のあいだのような、マニラの湿度とマーゲイトの乾いた空気が同居する独特のサウンドが魅力的。世代も海も飛び越えて生まれたあたたかなグルーヴが、リスナーの日常に心地よく溶け込みながらもどこか遠くの景色へと連れ出してくれそうな一枚。

1980年代ソマリアの首都モガディシュで若者たちを熱狂させ、シーンの頂点に君臨したDur-Dur Bandが、その創造的ピークに遺した重要音源1988年作の『Vol. 3』と1989年作の『Vol. 4』が〈Analog Africa〉より奇跡の初2LP復刻!主要メンバーの移籍や創設者イッセの事故死という度重なる悲劇、そして内戦前夜という時代のうねりを乗り越えて放たれた全18曲を収めた決定盤。ソマリア伝統の旋律感覚やエキゾチックな歌唱を軸に、とにかく粘り強いファンク、ディスコ、ソウル、レゲエ、ジャズの要素を自在に融合。Vol. 4に向けて導入された電子パーカッションや独特のドラム音、強烈なグルーヴが躍動し、個人的な喪失と混乱の中で研ぎ澄まされた力強い推進力と濃密な緊迫感をサウンドに宿している。かつて現地でカセットテープとして親しまれ、その後の内戦により失われた80年代モガディシュの黄金期を伝える貴重なドキュメント。当時の貴重な写真とライナーノーツを収めた豪華ゲートフォールド仕様!

グラミー賞も受賞したラテン楽団=グルーポ・ファンタズマとブラウンアウトのメンバーで構成されるバンド、マニー・チーチャ(Money Chicha)の3枚目フルアルバムが到着! ニューオーリンズのマリニー・スタジオでレコーディングされたこのアルバムは、エキゾチックなテクスチャー、ヴィンテージ・オルガンのうねり...。彼らの特徴ともいえるサイケデリック・クンビア~アマゾニカ・サウンドをさらに深めた傑作だ。
テキサスのラジオ局KUTXはこう評する。「マニー・チーチャを聴くと、LSDを摂取し、テキーラを数杯飲み干し、飛行機に乗って1960年代のペルーへ飛んでいるような気分になる…脳を再構築し、魂を目覚めさせ、かつて訪れたことのない場所へと連れて行ってくれるような音楽だ」
そこに南テキサス特有の威勢の良さ、強烈なラテン・ファンクの香りが加わった本作『Onda Esotérica』はバンド史上最も冒険的なサウンドに仕上がった。なかでもアフロサウンドによる早すぎたエキゾクンビア「Cumbia Arabe」のカバーは秀逸。儀式と啓示が等しく融合した万華鏡のようなサウンドは、他のエキゾサイケ~クンビア・リバイバル・バンドとは一線を画す出来栄えと言えるだろう。
1978年のイスラム革命直前、テヘランの街を包んでいた熱狂と先進的なサウンドの交差点に焦点を当てたペルシャ・ファンク・コンピレーション『Iranian Funk』。GoogooshやKourosh Yaghmaeiといった当時のスターからマニア垂涎のマイナー音源まで厳選10曲を収録し、革命によって歴史の表舞台から姿を消すこととなった黄金期の貴重な音源を網羅。タイトで太いアメリカン・ファンクの躍動的なリズムやヘヴィーなブラス・セクションに、ペルシャ音楽特有のエキゾチックな旋律やコブシ、サイケデリックなギターやシンセサイザーが重厚に交差。西洋への憧憬とオリエンタルな情念が奇跡的な熱量で融合した高密度のグルーヴは、圧倒的な中毒性に満ちている。音楽的価値と歴史的価値を兼ね備えた一枚。

2026年リプレス!10年代の再来以降、絶大な人気を誇り続ける日本のテクノの宝にして、〈Chain Reaction〉からのリリースも知られる偉才がまたしてもカムバック。陶酔感溢れるヒプノティックなミニマル/テック・ハウス・サウンドを展開したベテランの風格溢れる渋い一枚!〈Modern Love〉からの傑作群も知られる名デュオ、Demdike Stare主宰の大名門〈DDS〉からは、大大大人気作『HEAT』(当店ベストセラー!!!!!)の爆発的なヒットでもおなじみのShinichi Atobeによる同レーベルからとしては初めてとなる12"シングル作品をドロップ。ヘヴィなベースによるアシッドなファンクネスと揺らめくコズミックなウワモノ、瞑想的なアンビエンス・パッドが珠玉なA面、都心部的な夜景を思い起こさせるユーフォリックでチルアウト感に溢れたアンビエント・ダンスで締めくくるB面共に大変秀逸です!
親日フランス人2人組 (片方はDaft PunkのThomas Bangalterの実父)が1971年、ベルギーの名プロデューサーJean KlugerとDaniel Vangardeが手がけた、奇想天外なスタジオ企画盤『Le Monde Fabuleux Des Yamasuki』。子ども合唱団のコーラス、柔道の掛け声、辞書を片手に作られたインチキ日本語の歌詞、それらがサイケデリック・ポップ、ファンク、サンバ、バブルガムの上で渦を巻く、世界でも類を見ないカルト・ポップ作品。代表曲「Aieaoa」は後にBlack BloodやBananaramaによって再解釈され、ワールドカップ公式曲にまで発展したメロディとして知られるなど、ポップカルチャーへの影響も大きい。ふざけているのに異様に完成度が高いという矛盾が魅力的で、50年以上経った今でもジャンル不明のまま輝き続ける一枚。
10月下旬入荷予定。メルボルンのインスト・ファンク集団Karate Boogalooによる、20年近く磨き続けてきたミニマル・ファンクの美学を純度高く結晶させた最新作『Access All Areas』。俳句のように簡潔をテーマに、ひとつのアイデアを極限まで研ぎ澄ませた楽曲が並び、録音方法も余計な装飾を徹底的に排除し、シンプル。ギター、オルガン、ベース、ドラムの輪郭が驚くほどくっきりと浮かび上がる。乾いたドラムの間、粘りのあるベースライン、構造そのものを形づくるギターのリフ、控えめながらグルーヴに柔らかい層を与えるオルガン。どの曲もひとつのフレーズを完璧に仕上げるという姿勢が貫かれている。短く、強く、覚えやすい曲が連続し、アルバム全体が軽やかでありながら深い。The MetersやBooker T & The MG’sの伝統を継承しつつ、現代的なミニマル感覚で再構築した引き算のファンクの到達点。
1974年、パリで録音されながら長らく未発表だったByard Lancasterのファンク寄りセッション『Funny Funky Rib Crib』が、〈Souffle Continu〉により初の公式リリース。多楽器を自在に操るLancasterと、Keno Spellerのパーカッションが組み合わさり、〈Palm Records〉期の実験性とファンクが同じ軌道で響く。サックスは熱量を保ちながら、ファンク的な反復リフとフリージャズ的な飛翔を行き来し、フルートやバスクラリネットは柔らかい陰影をつくる。ピアノやオルガンは骨格を支えつつ、時にスピリチュアルジャズ的な高揚を生み出す。さらに電子処理が加わり、独特の質感が立ち上がる。Keno Spellerのパーカッションは儀式的な反復と跳ねるグルーヴを同時に生み、タイトルのFunny、Funkyが示す遊び心をしっかり支えている。フリージャズとスピリチュアル、ファンクの濃密な交差点。

1960年代半ばから1970年代にかけ、ジャマイカやバルバドス、トリニダードなど西インド諸島からカナダの最大都市トトロントへと移住したミュージシャンたちによって形成された、北のマイクロ・ジャマイカコミュニティの秘蔵音源を、名門〈Light In The Attic〉がコンパイルした『Jamaica to Toronto: Soul, Funk & Reggae 1967-1974』。Jackie MittooやWayne McGhieら才能豊かなカリブの音楽家たちが集結し、レゲエやスカ、ロックステディの血脈をベースにしながら、北米直系のヘヴィーなファンクや濃密なソウル・ミュージックをダイナミックに融合。生々しく喉を鳴らすソウル・ヴォーカル、鋭く刺さるホーン・セクション、ディープなルーツ・インストゥルメンタルが交錯し、この地域特有の熱気あふれるハイブリッド・グルーヴを作り上げている。単なるレゲエの枠組みに収まらない、知られざるレア・グルーヴの宝庫であり、移民たちが故郷を思って紡いだストーリーが息づく味わい深い一枚!

1958年にフランスから独立を果たしたギニアの初代大統領セク・トゥーレが自国の文化遺産とアイデンティティを取り戻すため推し進めた、国家主導で音楽産業を強力にバックアップした文化政策Authenticitéのもとで誕生した伝説の国営レーベル〈Syliphone〉。その黎明期にあたる1967年から1973年の貴重な音源を厳選したコンピレーション『Music For A Revolution』。国家指定の公務員ミュージシャンとして結成された精鋭オーケストラ群が、コラやバラフォン、伝承詩人グリオの歌唱といった伝統文化を近代的な合奏スタイルへとアップデート。当時アフリカ全土を席巻していたアフロ・キューバンの躍動的なリズムをはじめ、洗練されたジャズや軽快なハイライフの要素が、優美なアコースティック伝統音楽や煌びやかなエレキギターと瑞々しく交差している。レーベル創設期ならではのフレッシュな熱量と、異ジャンルが交錯する実験精神が息づく最高峰のアフロ・ヴィンテージ・ドキュメント。

1958年の独立以降、脱植民地化を目指すギニア政府が強力に推し進めた文化政策、オーセンティシテのもとで誕生した伝説の国営レーベル〈Syliphone〉。その黄金期である1970年代の音源を中心に厳選したコンピレーション『Music For A Revolution』の待望となる第2弾!全国各地に結成された国営オーケストラによる演奏は、コラやバラフォンといったアフリカ伝統楽器やグリオの歌唱を近代的なアンサンブルへ初めて組み込んだ歴史的サウンド。躍動的なアフロ・キューバンのリズムや洗練されたジャズ、そして力強い70sファンクのグルーヴが、絢爛なブラスセクションと重厚な伝統リズムの上で見事なダイナミズムを描き出している。独立国家としての誇りと圧倒的な演奏技術、グルーヴ、そして熱狂的な音楽的初期衝動が結集したヴィンテージ・アフロ・オーケストラの至高のドキュメント。
モロッコはカサブランカが誇るオルガンの巨匠Abdou El Omariが70年代に残した、夜の三部作の第一章を飾る、幻のオリエンタル・サイケデリック・ファンク金字塔『Nuits D'Été』。旋回するFarfisaオルガンの妖艶な旋律と、重厚で催眠的なパーカッション、そして北アフリカ・マグレブの伝統音楽が交わったコズミックな音響空間。アラビアン・ナイトの幻想的な世界観とアフロ・フューチャリズムの精神が交差し、熱気あふれる砂漠の神秘性とサイケデリックなファンク・ジャズのグルーヴがダイナミックに広がっていく。〈Habibi Funk〉や〈Radio Martiko〉などのヴィンテージ・グローバル音源のファンはもちろん、Hany MehannaやOmar Khorshid、Ahmed Malekにもアピールするアフロ〜中東サイケデリアの真髄!
モロッコはカサブランカが誇るオルガンの巨匠Abdou El Omariによる、これまで未発表となっていた貴重な秘蔵音源『Nuits de Printemps Avec Abdou El Omari』。伝統的な北アフリカのリズムと、スペーシーでモダンな電子音響が高次元で融合した、オリエンタルでサイケデリックなヴィンテージ・ファンクの怪作。メインを張るFarfisaオルガンの煌びやかで絢爛なフレーズと、アナログARPシンセサイザーの未来的で浮遊感ある音色がめまぐるしく交錯。ファンキーなワウギターのディープなカッティングとエキゾチックな伝統ボーカル、そして重厚な打楽器のリズムが重なり合い、異質なダイナミズムと強烈なグルーヴを生み出している。伝統音楽のダイナミズムと70s宇宙サイケデリアが見事に交差する、唯一無二のヴィンテージ・サウンド。

オリジナルは1970年にリリースされたFunkadelicのセルフタイトル・デビュー作が、〈Org Music〉による〈Westbound Records〉再発シリーズの一環として、マスターテープからの丁寧なリマスタリングを経て音質も格段に向上してのリイシュー。本作は、ジャンルの境界を突き破るカオティックでスピリチュアルなグルーヴに満ちており、Motown的な洗練とは真逆をいく、荒削りで予測不能なブラック・サイケの金字塔。歪んだギター、即興性、スピリチュアルな曖昧さを武器に、黒人音楽の可能性を一気に拡張してみせた。Eddie Hazelのギターをはじめとする若きバンドメンバーの熱量と、George Clintonのストリート哲学が融合した、混沌と自由の音楽革命。
1980年代のマリ共和国のトップオーケストラの一つであった、Zani Diabaté率いるSuper Djata Bandが1982年に送り出した大傑作『Volume 2』が〈Numero Group〉からアナログ再発!ワスル族の狩猟音楽、グリオの讃美歌、セヌフォ族の田園舞踏、フーラ族とマンディンゴ族の伝統的なレパートリーと西洋のサイケデリック音楽、ブルース、アフロビートを融合させた画期的な一枚であり、Diabatéを神話的な西アフリカのギタリストの殿堂へと送り出したマスターピースと呼べる作品です。
