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未だ謎に満ちた仏/マルセイユの新興レーベル、〈few crackles〉から、フランスのコミューン・フォークの黄金時代を思い起こさせるような、幽玄で狂気すら感じる、底知れぬ美しさを湛えた作品が発表された。「フランス中のスタジオ、草原、小さなアパートメントに集まった友人たちの星雲」とされている ssabaeは、2018年と2021年に同レーベルから登場したbassæの突然変異?と推測されている。ミックスを担当しているPaul Stametsは菌類学者であるというし、サイケデリック・マッシュルームを匂わせるタイトルも頷ける。オープニングの「Tous Les Murs Sont des Portes」がまず素晴らしく、ゆっくりと脳を溶かすマイクロトーン、風景に切り込むサクソフォン、唇の潤いや息づかいが聞こえるような生々しさも有した、童謡めいた儀式的なチャントになっている。徐々に深く潜っていくような、官能的で親密、白昼夢のようなアルバム。


〈Quiet Time Tapes〉や〈Good Morning Tapes〉からリリースを重ね、バレアリック・アンビエントというジャンルの立役者でもあるバルセロナ拠点のプロデューサー/ヴィジュアルアーティストNueen(又の名前をNacho Pezzati)の新作は、同じくバルセロナの新興電子音楽レーベル〈Balmat〉から。 ミストのように包み込む淑やかなドローンが基調の、ゆったりした漕ぎ出しの前半。"Veta "のパワフルなギアで火がついて、"Maxima “のLiquid Drum ’n’ Bass で夜道を疾走するような後半。〈Balmat〉ではお馴染みの、José Quintanarによるエクリュベージュを基調としたアートワークも素敵です。


フライング・ロータスやザ・シネマティック・オーケストラのライヴ・メンバーとしても活躍してきた他、サンダーキャット作品の制作への参加、さらには世界有数の現代音楽アンサンブルであるクラングフォラム・ウィーンとの協働もするウィーン生まれの天才演奏家/プロデューサー、ドリアン・コンセプトが最新アルバムを〈Brainfeeder〉よりリリース。
本作は、オリヴァーにとって3枚目のスタジオアルバムで、彼のユニークで美しい音のタペストリーとワイルドでエンターテイニングなキーボード捌きが堪能できる作品に仕上がっている。
ゆったりとしたアレンジとフィードバックされたサウンドスケープ、そして歌詞のフレーズよりもむしろ一つの楽器として彼自身の不可解なボーカルの断片が散りばめられており、リラックスした静かな自信と親密さを持つレコードとなっている。すべての要素とレイヤーは、意図的に編集することなく録音されている。
また、印象的なアルバム・アートワークはオーストリアのアーティストKurt Neuhoferが手がけている。







"Vinyl only - No Digital !"とのこと。D.K.にAnthony Naples、SaphileaumにSalamandaなど超曲者揃いなフランス拠点の現行エクスペリメンタル界隈きってのカルト・レーベル〈Good Morning Tapes〉。ここから複数作のミックステープやLPを発表している二人組ユニットのFull Circle。先日のオブスキュア・ゴアトランス・ミックステープから早数か月で待望の最新LP作品『From Back There Again』を〈Good Morning Tapes〉からリリース。アンビエント、トランス、イタロ・ディスコの要素やフレーバーを取り入れながら、緩やかなサイケデリック・グルーヴと90年代レイヴのバックルームの中毒的なムードを醸し出した、激ヤバで幻惑的なコスミッシェ/チルアウト・ダンス作。限定600部。



A面はジョイ・ディヴィジョン的な名曲「サブマリン」、B面は稲垣足穂の肉声をコラージュ編集しイントロに使った「エアプレイン」。42年目に初シングル化。
SIDE A
サブマリン
SIDE B
エアプレイン


