カナダのサウンド・アーティストとCrys Coleとのエクスペリメンタル・デュオOra Clementiなどを始め複数のグループへ参加、豪州の実験音楽系聖地〈Black Truffle〉や〈Unseen Worlds〉といった名門にも名を連ねる豪州出身の作曲家/パフォーマーのJames Rushfordの最新作。Joe TaliaやOren Ambarchiを始めとした〈Black Truffle〉周辺人脈との共作も数多く発表しているこの人ですが、当店でも人気の女性実験作家、Félicia Atkinsonらが主宰する仏のレーベル/プラットフォーム〈Shelter Press〉から初登場。コンクレート・サウンド、エレクトロニクス、楽器のために書かれたというソロ作品で、スイス・ジュネーヴのレマン湖畔でアーティスト・レジデンシー〈La Becque〉での滞在中に制作されたサイケデリックなドローン・アルバムに仕上がっています。まるで、晩年のモネの作品のような光の煌めきがイメージと反射、前景と背景、表面と深みの区別を取り去ってくれる、一連なりの音の断片。Stephan Mathieuの手によるマスタリング、〈Dubplates & Mastering〉でのアナログ・カットと鉄壁の布陣。限定500部