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アンビエント/コスミッシェ・ロック金字塔!電子音楽の歴史を変えたと言っても過言ではない、テクノの生みの親であり、ドイツが誇る名クラウトロック・バンドKraftwerkが1972年1月にリリースした初期傑作にして、2ndスタジオ・アルバム『Kraftwerk 2』のアナログ再発盤。
エレクトロニック・ミュージックのゴッドファーザーであるKraftwerkの前身と言えるバンドであり、Ralf HütterとFlorian Schneider-Eslebenも在籍していたドイツのロック・バンド、Organisationによる1970年のデビュー・アルバムにして唯一作『Tone Float』がアナログ・リイシュー。ドイツのテレビ局〈EDF〉で放送されたライブ演奏を収録。
伝説的パーカッショニスト=Han Benninkもゲスト参加した、FREE JAZZ史に於ける金字塔的作品!もう一つのSun Ra Arkestraがここに。1972年に〈Freedom〉から発表されたAnnette Peacock & Paul Bleyによる、スペースエイジ・フリー・ジャズの大傑作アルバム『Dual Unity』がアナログ復刻!71年にロッテルダムとパリにて録音。最初期のモーグ・シンセサイザーを用いた、コズミックかつピースフルな卓越的サウンドが堪能出来る逸品!
Collin Walcott、Don Cherry、Naná Vasconcelosという巨星3名によって結成された伝説的グループであり、その名は自身らの名前の頭文字から取られているCodona。〈ECM〉に残した3枚の作品でも知られる彼らの幻のライブ録音を収めたアルバムが堂々アナログ・リリース!1978年9月、ECMからのデビュー直前にスイスのウィリザウのステージで行ったFM放送向けのパフォーマンスを収録。オープニング曲”New Light”は16分に及び、魅惑的なメロディーとリズミカルな複雑さで純粋な喜びを呼び起こしています。
〈Shelter Press〉傘下にSunn O)))のStephen O’Malleyがキュレーション&アート・ダイレクションを務めるフランスの前衛レーベル〈Ideologic Organ〉より新物件!ギリシャの歴史的な楽器である「アウロス」という考古学的研究のニッチを探求してきたLukas de Clerckによるアルバム『The Telescopic Aulos of Atlas』がアナログ・リリース。現代の弦楽器製作者による視点から「アウロス」を分析、再解釈した画期的な一枚。古典時代の希少な考古学的資料と視覚芸術からの情報を解釈することで、この楽器の演奏技法と音色の両方を再現した本作は、ドローンやポスト・ミニマリズム、モダン・フォークに対する彼の現代的なアプローチにより、他ではなかなか味わえない、独特の音世界が探求された孤高のドローン作品に仕上がっています!
〈Shelter Press〉傘下にSunn O)))のStephen O’Malleyがキュレーション&アート・ダイレクションを務めるフランスの前衛レーベル〈Ideologic Organ〉より新物件!ネイティヴ・アメリカンをルーツに持つフルート奏者/作曲家、Timothy Archambaultによるニュー・アルバム『Onimikìg』が登場。先住民族アルゴンキン族(オニミキグ)のブロントマンシー(雷による占い)にインスピレーションを得た無伴奏フルート曲を収録。アルゴンキン族にとって、フルート(ピビグアン)とは風を起こすもの、または風のエッセンスであり、自然の音を真似る瞑想的な単独の用途でフルートを使ったり、争いの時には合図の手段として用いていたとの事。伝統的に「喉を震わせる」主音の発声を表すさえずりや多重音の振動によって、崇高なメロディーが広大な地平線を漂う様は圧巻。多重音振動の繰り返しにより、演奏者は不規則に呼吸し、同様の伝統的な儀式の慣習と相関する変性状態を作り出しています。
イーストNY出身の前衛的ブルース詩人にしてパフォーマー、教育者であり、伝説的なフォーラム〈Nuyorican Poets' Café〉のグランドスラムで最年少優勝を果たした人物としても知られるaja monetによるデビュー・アルバム『when the poems do what they do』が注目レーベル〈drink sum wtr〉よりアナログ・リリース。現代ジャズを経由したポスト・ヒップホップ世代の前衛詩人の最高峰とも言える人物。「黒人の抵抗、愛、そして喜びへの尽きせぬ探求」という原点から生まれた今年度最重要クラスの一枚にして、Christian Scott、Samora Pinderhughes、Weedie Braimah、Marcus Gilmoreといった豪華面々が参加した執拗で容赦のない音楽作品!
イタリアの前衛音楽からノーウェイヴ、ハードコア・パンク、LAFMSに至るまで、世界各地のオブスキュアな音楽を掘り起こしてきた名門〈Superior Viaduct〉の新譜部門的サブライン〈W.25TH〉から新物件。以前、インディーズ・バンド、Violent Changeで共に活動していたMatt Bleyle & Sterling Mackinnonの新プロジェクト、Cuneiform Tabsが登場!ユーフォリアと暗黒の合間を漂い、ネオ・アメリカーナからアシッド・フォーク、ドローン、コラージュ、エクスペリメンタルの間を縫う、涅槃のバロック&サイケデリアを展開した、ローファイ・ポップとDIY実験による驚異的なデビュー作。
1979年にアムステルダムの活気あるスクワット・シーンから生まれた伝説的アナーコパンクバンドThe Exの5枚目のアルバムであり、初の2枚組LP作品となった『Blueprints For A Blackout』が〈Superior Viaduct〉よりアナログ再発!オリジナルは1984年に〈Pig Brother Productions〉からリリース。シンガーのG.W. Sok、ギタリストのTerrie Ex、ベーシストのLucとYoke、ドラマーのSabien Wittemanからなるオランダのアンダーグラウンド・シーンを代表する名バンドによる傑作!ギザギザとしたパンク的爆発から、フィールド・レコーディングをフィーチャーした鋭利で張り詰めた即興演奏まで、その後のフリー・ジャズや実験音楽の進出への兆しとなる名演を収録。同時代のノイバウテンやNoMeansNo、Svätsoxや後のCrassレーベルのバンドが好きな人にもオススメです!24ページのブックレットが付属。
徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbow。SkullflowerやNocturnal Emissionsの作品もリリースしているブルックリンの新鋭レーベル〈No Holiday〉から今年6月に発表された2LP作品『Circular Reference』をストック!紛れも無いジャパノイズの巨人による〈No Holiday〉からの初登場作品にして、世界有数のエクストリーム・ダイナミストとしてのアナログ・リリースに相応しい逸品!フィードバックと中音域のノイズの凄まじいレイヤーに衝突する合成音の奔流は大音量再生推奨です。
戦前のブルースから移民の音楽、南米のフォルクローレを始め、各地の骨董音楽を掘り起こす一大名所〈Death Is Not The End〉から新物件!レーベル10周年記念の一環として、2018年に〈NTS Radio〉で放送された音源を収録した、ミックステープ・スタイルのクリップ・セレクションが登場。ロンドンの音楽フェスティヴァルであるノッティングヒルカーニバルにて、1984年から88年にかけて演奏されたサウンドシステムのライブ録音から選ばれた秘蔵カセット音源の数々が満載!Jamdown RockersやSaxon、Java Nuclear Power、King Tubbysといったバラエティ豊かな面々による、ヒリヒリとした、焼きつく様なダンスホール・レゲエ・サウンドが味わえるカルトな逸品!
戦前のブルースから移民の音楽、南米のフォルクローレを始め、各地の骨董音楽を掘り起こす一大名所〈Death Is Not The End〉から新物件!トロントで〈Power Moves Library〉レーベルを運営、Running PointやKWCといった名義で活動を展開している実験的フォーク・ギタリスト、Kevin Cahillによる変名Family Ravineによる最新カセット・アルバム。24年3月にアコースティック・ギター、エレキ・ギター、マンドリン、カリンバ、メロディカ、AM/FMポータブル・ラジオでの録音/演奏。Dylan Golden AycockやScott Tumaといったドローン・ムーブメント以降のスピリチュアル性を帯びたアメリカン・プリミティヴ作家にも通じる、親密かつ白昼夢的なサイケデリック・フォーク・サウンドが絶品です。
Harold BuddやJürgen Müller、Jan Jelinekが好きな方にもオススメ!〈Faitiche〉や〈Sferic〉からも傑出した作品を発表しているフランス人ライフガード/実験音楽家Roméo Poirierによるデビュー作『Plage Arrière』が待望の再プレス!〈Kit Records〉から16年に発表したオリジナルのカセットも、20年のLP再発盤も共にプレミア化している貴重な一枚にして、3つの島にまたがるギリシャのビーチ群を舞台としたコンセプチュアルな作品!微分音のサンプル、クリック音、きらめくピアノによる、チルアウトした雰囲気で満たされた、深海系アンビエントの一大傑作!限定300部。
ナンと2000万ストリーミング再生されたというしー辰屈指の人気作がリプレス&LP化!Meditationsでも大大大ベストセラーだった、Will Long名義での良好アンビエント x ハウス作品も知られる東京在住のCelerとシカゴのForest Managementという2人のアンビエント作家が、2018年にオークランドのニューエイジ/アンビエントの聖地〈Constellation Tatsu〉から発表した作品『Landmarks』が待望のカセット/アナログ再発!Paul Therouxの小説『The Mosquito Coast』と、Peter Weirによる 1986 年の同作品の映画化にインスピレーションを得た珠玉のアンビエント/ドローンを全14曲収録。
激ヤバです。まだこんな音源が眠っていたとは恐るべし、鋼鉄の漢。Pan Sonic時代より尖鋭的な電子音楽の地平を大いに押し広げてきた世紀の鬼才であり2017年4月に棄世したフィンランドの巨人、Mika Vainio。その伝説的名義のひとつ”Ø”が残した傑作音源「Fermionit」と未発表の「Kulmamomentti」リミックス版(Kaukolampi & Jimi Tenor)をコンパイルした12インチ盤。
シドニー拠点に世界各地から聴衆を集める名オーディオ・ジャーナル/ミックス・シリーズ/ラジオ・ショウ〈Low End Theorists〉傘下の先鋭的エレクトロニック・レーベル〈Theory Therapy〉と、グラスゴーの〈co:clear〉による共同リリース。ポスト・クラブ系名門〈Katharsis〉からも秀逸なアンビエント作品を送り出していたイタリア拠点の実験的作家CHANTSSSSによるデビューLPをストック。アンビエント・ポップと、室内楽、脈打つ低音のリズムが融合した、イーサリアルで静謐なモダン・クラシカル/アンビエント美盤!
「きのこ」へと捧げられたアンビエント作品!Auntie Flo名義で〈Mule Musiq〉や〈Multi Culti〉〈Brownswood Recordings〉〈Sofrito〉といった各地の人気レーベルから作品を送り出して来たインド・ゴア出身/ロンドン拠点のサウンド・アーティストBrian d'Souzaと、〈Céad〉レーベルを主宰するアイルランドのDJ/プロデューサーOr:laによるスプリット・アルバム『Mycorrhizal Fungi』がd'Souza主宰レーベル〈A State Of Flo〉よりアナログ・リリース。Or:la側のB面にハープ奏者のRóisín Berkeleyがゲスト参加。収録された2曲は元々〈Glastonbury Festival 2023〉のパビリオンのために委託されたもので、自然界の繋がりが持つユニークな力、特に人間が学ぶべき菌糸ネットワークに対するアーティストのオマージュが込められています。d'Souza側では、4つの異なるキノコ種(オイスター、レイシ、ライオンズ・マン、シイタケ)から電気インパルスを拾い、それを音符に変換した、文字通りキノコの心の中を歩くエコロジカルなサウンドを展開。Or:la側では、凍てつくテクスチャーとハープの美しいグリッサンドが、平和と調和の中に存在するキノコの生息地を形成。近年興隆した植物のためのアンビエントの中でも際立って深遠な響きを伴った素晴らしい逸品です。限定プレス。
Auntie Flo名義で〈Mule Musiq〉や〈Multi Culti〉〈Brownswood Recordings〉〈Sofrito〉といった各地の人気レーベルから作品を送り出して来たインド・ゴア出身/ロンドン拠点のサウンド・アーティストBrian d'Souzaによる最新アルバム『Genius Loci』が自身のレーベル〈A State Of Flo〉よりアナログ・リリース。古代ローマの'spirit of place'という概念からインスパイアされ、ヴィンテージのアコーディオンを用いて、オランダのザンダームにある〈Het Hem〉の音響特性を捉えたコンセプチュアルな長編ドローン/ダーク・アンビエントを全4作品収録。Karl Choueiriの手による〈Modular Mind Studio〉での録音&マスタリング仕様。
〈Beer On The Rug〉や〈Business Casual〉からも作品を送り出していたオンタリオ州ハミルトン拠点の実験的作家であり、ヴェイパーウェイヴからシンセ・ポップ、グリッチ、ビットポップ、デジタル・フュージョン、ヒプナゴジック・ポップなどを横断し、極めてカルトで多彩なディスコグラフィを築き上げてきたGraham Kartnaが、2016年にリリースしていた傑作自主盤LPであり、後に〈Business Casual〉も取り上げた『Shoot The Moons』(当時当店にも入荷しました!!)が24年度自主カセット再発!自在に跳ね回るシンセに先導されながら、個性的で奇妙なサンプル音声&効果音が続々と応酬。再発盤を同時入荷した前年の『Ideation Deluxe』と比べると、Eyelinerなどにも通じる、よりユートピアン・ヴァーチュアル/デジタル・フュージョン志向の、メロディアスなシンセ・ポップと言える仕上がり。幅広い音楽好きの方にオススメです!限定150部。
ヴェイパー全盛期の中毒的で過激なサウンドのいい所どりの破格の傑作が9年ぶりに入荷!特濃のローファイ・サイケデリアが詰まった10年代中盤ヴェイパー周辺の隠れた傑作!〈Beer On The Rug〉や〈Business Casual〉からも作品を送り出していたオンタリオ州ハミルトン拠点の実験的作家であり、ヴェイパーウェイヴからシンセ・ポップ、グリッチ、ビットポップ、デジタル・フュージョン、ヒプナゴジック・ポップなどを横断し、極めてカルトで多彩なディスコグラフィを築き上げてきたGraham Kartnaが、ヴェイパーの一大聖地〈Beer On The Rug〉から2015年にCDRでリリースしていた傑作『Ideation Deluxe』(当時当店にも入荷しました!!)が自主カセット再発!全盛期の〈BOTR〉から送り出されていたデジタル・フュージョン/ビットポップのカルト傑作が待望の再来!パレードの始まりを祝う様に続々と顔を覗かせる個性的で奇妙なサンプル素材に効果音、そして、この人ならではの自由で豊かなシンセ・サウンドが、楽しげに、皮肉たっぷりに跳ねては踊りまくり。初期のJerry PaperやEyelinerなどが好きな方にもオススメ。限定150部。
〈Jj funhouse〉からの前作も素晴らしかったベルギー・アントワープ拠点の実験的作家/ヴィジュアル・アーティストであり、アート・コレクティヴ〈Park Pardon〉の一員としても活動しているOval Angleによる4年ぶりのリリースとなる初LPが、ここ数年アンビエント・ジャズ/ニューエイジ方面などからその全盛期を更新している〈Moon Glyph〉より登場。メロウで遊び心のあるトーンをブレンドした、型破りなサウンドデザインと、ジャーマン・エレクトロニクス譲りの揺らめく傾斜したメロディが特徴的な、夢見心地の箱庭宇宙音楽/プログレッシヴ・エレクトロニックを展開したものとなっています。