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1650 results
Double Geography - Open Water (LP)Double Geography - Open Water (LP)
Double Geography - Open Water (LP)Invisible, Inc
¥3,782

今年度ニューエイジ/アンビエント作品でも屈指の内容、大変素晴らしいです!!Weird Weatherの片割れで、〈MAP Studios〉のスタジオ・エンジニアとしても知られるDuncan Thornleyの変名Double Geography。〈Invisible, Inc.〉に残した天上ニューエイジ傑作『The Indoor Gardener』や、Basso主宰の〈Growing Bin〉からの前作でも知られる同氏の最新アルバム『Open Water』がアナログ・リリース。ゆったりとしたアンビエントに傾倒した本作では、「水、儚さ、逃避」がテーマに。束縛される事なく、自由に流れるサウンドを晴れやかに表現したバレアリック/アンビエント珠玉の傑作!限定300部。

坂本龍一 - 12 (2LP)
坂本龍一 - 12 (2LP)commmons
¥8,800

2017年発売の『async』以来となる、坂本龍一 約6年ぶりのオリジナルアルバム『12』。
日記を書くように制作した音楽のスケッチから12曲を選び、1枚のアルバムにまとめた作品集。
ジャケットは「もの派」を代表する国際的な美術家、李禹煥(リ・ウファン)氏の描き下ろし。

トラックリスト:
01. 20210310
02. 20211130
03. 20211201
04. 20220123
05. 20220202
06. 20220207
07. 20220214
08. 20220302 - sarabande
09. 20220302
10. 20220307
11. 20220404
12. 20220304

Maffi - Mastermind Computer Style (LP)Maffi - Mastermind Computer Style (LP)
Maffi - Mastermind Computer Style (LP)Jahtari
¥4,322

デンマーク・コペンハーゲンのMaffiクルーがMySpace時代に残していた、未発表の強力なデジ・リディム10曲がアナログ・リリース!そのタイトルは、ダブマスター、King Tubbyのレーベル〈Firehouse〉の金字塔的ミックステープ・シリーズから名前を取られたものとなっています。2006年から2009年の間に〈Propellerhead Reason〉で制作された、シンプルで美しい、生のナゲットが満載。異端的なデジタル機材でのレゲエとして秀逸でスムースな音源でありつつ、そのデジタル・ミュージックとしての側面も、レゲエとしてのトラックのキラーな完成度も素晴らしい名作。ビットチューン的なロービットな音響と煙たいムードが交錯する様子が美しいです!

V.A. - Jahtarian Dubbers Vol. 1 (re-issue) (12")V.A. - Jahtarian Dubbers Vol. 1 (re-issue) (12")
V.A. - Jahtarian Dubbers Vol. 1 (re-issue) (12")Jahtari
¥3,497

デジタル・ルーツ・ミュージックの新時代を象徴する、生々しい8ビットのダブの雰囲気が蘇ります!ドイツ・ライプツィヒのデジタル・レゲエ/ダブの名門〈Jahtari〉からは、その代表作『Jahtarian Dubbers Vol. 1 EP』が10年以上ぶりに待望の再発盤として登場!チップチューンとエコーチェンバーが出会うJahtariサウンドを完璧に包み込んだ4つの必須カットが復活!スムースで鎮静された感覚、渦を巻くような瞑想性、音響に対する過激なまでの実験精神、ドープなヴォーカルなど、優れたダブの条件をすべて達成した、極めてキラーなトラックで埋め尽くされた良コンピレーション・アルバム。電子音響とエディットされたホーンの交錯が素晴らしい。ベルリンの 〈D&M〉でCGB-1がマスタリング。

Dead Sound (Young Marco + John Moods) - Into The Void (LP)Dead Sound (Young Marco + John Moods) - Into The Void (LP)
Dead Sound (Young Marco + John Moods) - Into The Void (LP)Music From Memory
¥5,030

オランダ・アムステルダムを拠点に、オブスキュア~ニューエイジ以降のリバイバルを大いに牽引した世界的名門〈Music From Memory〉より新物件!〈Safe Trip〉の主宰者であり、Gigi Masin、Jonny Nashらとの名トリオ、Gaussian Curveでも活躍するYoung Marcoと、The Zenmennの22年の傑作にも参加していたJohn Moodsによるコラボ・プロジェクトDead Soundがデビュー作を発表!強烈なニューエイジのエッセンスとバレアリスへの憧憬、天上的なヴォーカル・ワークが秀逸な、Brian Mcbrideの作品群などを想起させるアンビエント・ポップの傑作!深遠な精神世界と親しみやすい柔らかさが同居する素晴らしい内容です。

boycalledcrow - eyetrees (CS)boycalledcrow - eyetrees (CS)
boycalledcrow - eyetrees (CS)Hive Mind Records
¥2,821

家族との大切な思い出と影が滲んだ、浅瀬系アンビエント~エレクトロニカ傑作!イングランド・チェスターを拠点とするサウンド アーティストであり、フォーク・ミュージシャンでもあった経歴を持つCarl M Knott (Wonderful Beasts、Spacelab) によるソロ・プロジェクトの1つboycalledcrowによる最新アルバム『eyetrees』が〈Hive Mind Records〉よりカセット・リリース。多種多様なアコースティック音楽からインスパイアされた、ユニークかつ奇妙で美しい楽曲を生み出しながら、〈Mortality Tables〉や〈Subexotic Records〉といったレーベルから素晴らしい作品を送り出してきた人物。家族生活と、自宅や自然の中で妻や子供たちと過ごした素晴らしい時間から触発された作品。アルバムの一部は、死が迫り、世界の境界線がぼやけていると感じた悲しい時期に作られたもの。「何が起こるかわからない、人生は繊細で一瞬で奪われる可能性がある」という感覚が浸透したその音楽からは、ぼんやりとしたピンク、黄色、赤、オレンジで満たされた家族の物語と思い出が、不安定なアコースティック・ギターや壊れたエレクトロニクスによる調べ、そして、暖かく、別世界的なサウンドスケープと共に浮かび上がります。

Soshi Takeda - Secret Communication (LP+DL)Soshi Takeda - Secret Communication (LP+DL)
Soshi Takeda - Secret Communication (LP+DL)100% Silk
¥3,842

八王子の〈道程Records〉のレーベル部門や〈Constellation Tatsu〉からも極めて優れたニューエイジ/アンビエント・ダンス作品を送り出していた東京の要注目なDJ/プロデューサー、Soshi Takeda。〈Pitchfork〉でも紹介され、記録的なヒットを飛ばした〈100% Silk〉からのカセット作品『Floating Mountains』のアナログ化に併せ、その待望の続編となる6曲入りの作品『Secret Communication』が登場!「戦争が勃発した。一方で、子供が生まれた。悲しい瞬間も美しい瞬間もあった」と語るTakeda氏が、2022年から2023年にかけて、彼の自宅スタジオで80年代や90年代のハードウェアを用いて録音した、幻想と感情、意図とインスピレーションが一体となった、色鮮やかな美しいトラック群を収録。豊かなアンビエンスを引きつれたシンセ・パッドの波、軽快に跳ねるベース、ユーフォリックなテンポ感と共に巡る、珠玉のチルアウト・ダンス・サウンドが展開された一枚。新たな地平を思い描く、ヴィジョニストとしての眼差しが込められた今年度国産バレアリック/ドリーム・ハウスの傑作です。

Soshi Takeda - Floating Mountains (LP+DL)
Soshi Takeda - Floating Mountains (LP+DL)100% Silk
¥3,842

〈Pitchfork〉でも紹介された事も記憶に新しい〈100% Silk〉からの傑作カセット作品が待望のアナログ化!八王子の〈道程Records〉のレーベル部門や〈Constellation Tatsu〉からも極めて優れたニューエイジ/アンビエント・ダンス作品を送り出していた東京の要注目なDJ/プロデューサー、Soshi Takedaによる21年の人気作『Floating Mountains』が初のレコード・フォーマットで登場!1980年代中期のアイコニックな中国の風景写真集からインスピレーションを得た作品。1990年代のハードウェア・シンセサイザーとサンプラーを使用し、パンデミック直下の2020年から2021年の冬から春にかけての8ヶ月間で自宅スタジオで録音された6曲を収録。コズミックな漂流感や水晶のようなエレトクロニカ・サウンドが実に優美で珠玉なドリーム・テクノ/バレアリック・ハウス大名作!

White Poppy - Ataraxia (LP+CS+DL)White Poppy - Ataraxia (LP+CS+DL)
White Poppy - Ataraxia (LP+CS+DL)Not Not Fun Records
¥4,873

Gigi MasinやSuzanne Kraftのファンにも!インディからエクスペリメンタル、ヒプナゴジック・ポップ、ニューエイジに至るまで、類を見ないカルトなカタログを作り上げてきたUS地下カセット界隈最大の良心的レーベル〈Not Not Fun〉より新物件。同レーベルに優れた作品群を残すカナダのドリーム・ポップ名手White Poppyによる最新アルバム『Ataraxia』と、前者を含む、近年リリースしてきた3部作『Paradise Gardens』シリーズからのアウトテイク、B面、別ミックス音源を収めたカセット作品のバンドル盤が到着。前作から大きくモダン・ニューエイジ/バレアリック・サウンドへ飛躍しつつ、ドリーム・ポップのエッセンスを随所に散りばめた、親密で優美な楽曲がずらりと並ぶ、近年の〈Not Not Fun〉でも稀有な一枚。3部作の LP『Paradise Gardens』(2020 年)、『Sound Of Blue』(2023 年)、と今作『Ataraxia』(2024 年) のプロセスにおける流動性と探求の様子を記録したカセット盤『Paradise Regained』も大変秀逸でありこちらも見逃せない内容です。

Charles.A.D - West Pontoon Bridge (CS+DL)Charles.A.D - West Pontoon Bridge (CS+DL)
Charles.A.D - West Pontoon Bridge (CS+DL)100% Silk
¥2,111

普段は農家として働きながら、ディープ・ハウス・プロデューサーとしての活動も展開している千葉県船橋市在住のHiroyuki Tanakaによるソロ・プロジェクトCharles A.D.による最新カセット作品が〈100% Silk〉から登場。2017年にオーストリアの〈Dream Raw Recordings〉よりデビューして以来、東京のアンビエント・レーベル〈梅レコード〉や〈AvantRoots〉などから作品をリリース。ライブ・ハードウェアを用いたダブ・テクノやアシッド・テクノの作曲を静かに育んできた彼が、5年間にわたるスタジオでの探求を経て構想&録音したアルバム。『West Pontoon Bridge』という表題は、川の河口でボートの上に板を渡した仮設の橋に由来する日本の名所から取られたものであり、同じく即興的かつパノラマ的に展開されていく幻想的で優美なダンス・ミュージック。夕暮れの木々、苔むした滝、海霧に包まれた隠れた寺院といったグラデーションの風景を想起させる、ナイトスケープとチルアウトな雰囲気によく馴染むドリーム/アンビエント・ハウス美盤!

H.Takahashi - Escapism (LP+DL)H.Takahashi - Escapism (LP+DL)
H.Takahashi - Escapism (LP+DL)Not Not Fun Records
¥3,684

2010年国産アンビエント/サウンドスケープの傑作がアナログ再発!アンビエントや環境音楽に特化した東京の名店〈Kankyo Records〉店主であり、自身も吉村弘などの日本の80年代のアンビエントのパイオニアに触発された珠玉の作品群を送り出してきたH.Takahashi氏が2018年に〈Not Not Fun〉からカセットリリースしたアルバム『Escapism』がボーナストラック2曲を追加収録して待望のアナログ化!「日々感じている現実への不満」をインスピレーションに作り上げられた作品であり、静かで多彩たタッチと共に、色付きのガラスの螺旋の中に幻想と至福のスペクトルを誘い出します。

Tegu - Owl Island (CS+DL)Tegu - Owl Island (CS+DL)
Tegu - Owl Island (CS+DL)Not Not Fun Records
¥2,111

地下カセット界隈を代表するモダン・ニューエイジの重要格Wave TemplesとX.Y.R.もゲスト参加。今年1月にも〈Not Not Fun〉から秀逸なアンビエント作品を送り出したばかり。Akasha SystemやDJ Panthr、Opalineといった複数の名義を使い分け、卓越したアンビエント・ダンス~ニューエイジ作品のカタログを作り上げてきたHunter Thompsonが始動させたトライバル・ダブ名義=Teguによる、今年度2作目となる最新カセット・アルバム『Owl Island』が到着!24年初頭にフロリダの運河沿いで録音されたという10月発表のアルバム。古代の湿地を漂う温かい霧のように流れ込み、低音のうねりと湿気を帯びたシンセのループで揺れる、奥地系トライバル・アンビエント/アンビエント・ダブ秀盤!

Autechre - SIGN (2LP+DL)Autechre - SIGN (2LP+DL)
Autechre - SIGN (2LP+DL)WARP
¥4,165

1992年、Warpがテクノ・ミュージックの新しいあり方を提示したコンピレーション『Artific ial Intelligence』への参加で注目を集め、翌1993年にファースト・アルバム『Incunabula』で鮮烈な印象をシーンに与え、さらに翌1994年の『Amber』で大胆な実験に乗りこんだオウテカは、以来IDM/エレクトロニカを代表するアーティストであり、孤高の存在であり続けている。IDM/エレクトロニカがさらなる変容を見せた2010年代にあってなお、『Oversteps』(2010年)、CD2枚組『Exai』(2013年)、自分たちのサイトからリリースしたCD5枚組『elseq 1-5』(2016年)、そしてCD8枚組LP12枚組の超大作『NTS Sessions.』(2018年)と、その勢いは衰えるどころか増幅しているようですらある。

そんな創造性の火を燃やし続けるオウテカが、2020年代はじめてのアルバムをリリースする。16時間を超えながら「ひとつの作品」だと見なされていた『NTS Sessions.』とは対照的に、11曲のトラックに現在のオウテカのエッセンスを注ぎこんだ本作は『SIGN』と名付けられている。

ポップ・ミュージックがより手軽なものとなり生活のBGMへと後退していく時代に、彼らはあくまでもリスナーに能動的な聴取体験を促す。音の進化を止めないということにおいて、そして、音楽を消費することに徹底的に逆らうことにおいて、オウテカはけっして変わらない。『SIGN』はその最新の成果であり、音楽に対して人間が能動的であり続けることの信頼である。

Mark Templeton - Two Verses (LP)Mark Templeton - Two Verses (LP)
Mark Templeton - Two Verses (LP)Faitiche
¥4,021

名手Andrew Peklerとの共同プロデュース作品!Giuseppe Ielasi主宰の〈Senufo Editions〉や〈enmossed〉〈13〉といった各地の実験的レーベルから作品を送り出してきたカナダのメディア/サウンド・アーティストであり、自身はオーディオビジュアルレーベル〈Graphical〉を運営しているMark Templetonによる最新アルバム『Two Verses』が、Jan Jelinekの〈Faitiche〉よりアナログ・リリース。物音系以降、という呼び方が相応しいと感じられる、テープ・ミュージックとしてのコラージュの質感や甘やかに加工された物音、それらを貫くように一貫して流れるアンビエントが美しい、近年でも稀有な質感を持つコンクレート作品。Giuseppe Ielasiによるマスタリング仕様。〈Muscut/Shukai〉主宰のDmytro Nikolaienkoによるデザイン。限定300部。

Warodjah feat Zouratie Kone - Zou's Journey (12")
Warodjah feat Zouratie Kone - Zou's Journey (12")Not On Label
¥2,878

〈Afrosynth〉レーベルなどのファンも必携のアフロ・ハウス傑作!ローマにて出会い、同地でパーティーを共同主催するようになった2人のイタリア人DJ/プロデューサー、Andrea Rausa (Afreak) と Massimiliano Troianiからなるコラボレーション・ユニット、Warodjahによる自主リリース12インチ作品『ZOU'S JOURNEY』が到着。アフリカ音楽の豊かな伝統とアフリカのグリオの物語の伝統に敬意を表したタイトル・トラック"ZOU'S JOURNEY"のフルレングスとラジオ・エディット・ヴァージョンをA面に、そして、自身の〈Sex Tags UFO〉や〈Royal Oak〉などからの作品でも知られる鬼才=DJ Fett Burgerによる特製ハウス・リミックスをB面に収録。コラなどの楽器を用いたアフリカ音楽とハウスの融合、統合の好例として美しく響く内容でありつつ、シンプルにハウス・ミュージックとしてフロアを揺らす素晴らしい仕上がり。美しい弦楽器の響きとビートの躍動が空間を揺らす独創的でグルーヴィーな一枚です!

Cocteau Twins And Harold Budd - The Moon and the Melodies (LP)Cocteau Twins And Harold Budd - The Moon and the Melodies (LP)
Cocteau Twins And Harold Budd - The Moon and the Melodies (LP)4AD
¥4,558

名門レーベル〈4AD〉を代表するバンドであり、ドリーム・ポップの礎を築いたコクトー・ツインズと、アンビエント・ミュージックのパイオニア、ハロルド・バッドの二組が1986年にリリースした大傑作『The Moon and the Melodies』が、初リリースから28年を経た今、コクトー・ツインズのロビン・ガスリーによるオリジナル・テープからのリマスタリングによって初めてリイシューされる。
この作品は、コクトー・ツインズのカタログの中でも特異なアルバムであり、彼らの基準からしても異例なほど幽玄である。また、神の介入でもあったかのように彼らと合流を果たしたアンビエントの先駆者、ハロルド・バッドのフリーフォームな即興に支えられたインストゥルメンタルが大部分を占めている。同じ年の初めにリリースされた『Victorialand』の至高のアトモスフェリックな響きを土台にした本作は、コクトー・ツインズという3人組にとって新たな可能性を示唆するものであったが、彼らが再びこの道を歩むことはなかった。
このアルバムは、実際には実現するはずのなかったもので、そもそも、どのようにして実現したのか、誰も正確に思い出すことすらできない。ロビンとサイモン・レイモンドの記憶によれば、インディーズ系テレビ局のチャンネル4が、異なるジャンルのミュージシャンをペアにしたフィルム・プロジェクトの案を、〈4AD〉に持ちかけたのだという。しかし2020年に他界したハロルド・バッドは、1980年代のインタビューで次のように話していた。当時、コクトー・ツインズが、彼の曲をカヴァーすることに興味を示したため音楽出版社が両者をつなげたのだと。いずれにせよ、フィルム・プロジェクトは実現しなかった。ロビンとサイモンはこのように振り返る。「ハロルドとは話をしていて、僕たちはみんなとても興奮していたんだ。コクトー・ツインズ的な、めったに興奮しないような、ある意味とても暗い感じでね。とりあえずやってみよう。飛行機も予約しちゃったし、スタジオで彼と一緒に過ごして、何が起こるか様子を見ようってことになった。」
『The Moon and the Melodies』は、一癖も二癖もあるにもかかわらず、長年にわたって熱狂的なファンを惹きつけてやまない。作品の最もアトモスフェリックなトラックは、アンビエントDJセットで頻繁に登場する。「Sea, Swallow Me」はコクトー・ツインズのSpotifyで最もストリーミングされている曲のひとつであり、TikTokでも新たな息吹を吹き込まれており、表現しがたい哀愁のためのサウンドトラックとして幾度も使われている。これほど地味な作品でありながら、このアルバムは非常に大きな存在感を放っている。しかしサイモンは、このアルバムのユニークさは、その控えめで無計画な成り立ちに由来すると思っている。「心地よいと思える作品を作るのがいつだって大事なんだ。」と彼は話す。「一緒に音楽作りを楽しんでいる友人たちとの一瞬を切り取ること。それが本質なんだ。あの音楽は、僕らがスタジオでいかに楽しい時間を過ごしていたかということを映し出しているんだ。」

Passepartout Duo and Inoyama Land -  Radio Yugawara (Transparent Red Vinyl LP)Passepartout Duo and Inoyama Land -  Radio Yugawara (Transparent Red Vinyl LP)
Passepartout Duo and Inoyama Land - Radio Yugawara (Transparent Red Vinyl LP)Tonal Union
¥6,490

■日本限定Transparent Red Vinyl 今作『レディオ・ユガワラ』は2023年にイノヤマランド 井上誠の故郷である湯河原でレコーディングされました。パスパルトゥー・デュオが到着するとホール には4つのテーブルの輪が用意されていました。テーブルには、ハンドベル、グロッケンシュピール、木琴、リコーダー、メロディカ、ハーモニカなど子供用の楽器が丁寧に並べられていたのです。テーブルの周りには様々なベルやウィンドチャイムが吊るされた棚があり、この環境の中でそれぞれの演奏者 は自分の電子楽器をセットアップしました。1「電子楽器のみ」、「アコースティックのみ」、「両方のミックス」、2「お互いのデュオ」のメンバーを交代して演 奏する「4通りのデュエット」、3「制約なしに自由に演奏」の3つのセッションに時間が分けられ3時間以上の音源を制作。期待感の高まるオープニング ”Strange Clouds”ではシンセサイザーのベッドとクロマプレーン(パスパルトゥー・デュオが設計したタッチレス・インターフェイスと無限のオーガニック・サ ウンドを特徴とする手製のアナログ楽器)を使って作られた緑豊かな風景を描くサウンドで、アルバム11曲の下地となっています。「このアルバムはある 場所から発信されるものであると同時に周囲の環境と互いを調和する存在です。このような刹那的な瞬間の音楽は能動的な創造というよりも、すでにそこにある何かを発見することなのです。」

V.A. - Triángulos De Luz Y Espacios De Sombra (2LP)V.A. - Triángulos De Luz Y Espacios De Sombra (2LP)
V.A. - Triángulos De Luz Y Espacios De Sombra (2LP)Seance Centre
¥6,753

全アンビエント/空想民俗音楽ファンにレコメンド!ニューエイジ/オブスキュアの発掘において多大なる功績を残したカナダの〈Séance Centre〉と米国の〈Smiling C〉がタッグを組み、80年代半ばから90年代にかけての知られざるメキシコの電子音楽シーンを解き明かした画期的コレクション『Triángulos De Luz Y Espacios De Sombra』がアナログ・リリース。主に無名のカセット、CD、自主盤、個人アーカイブからコンパイルされた珠玉の音源の数々を収録し、オブスキュアの最深淵部であるメキシコの地下シーンへと挑んだ意欲的編集盤!Antonio ZepedaやEblen Macariといった近年掘り起こされてきた作家たちは勿論として、長年のマニアでもまだ見たことのないような名前まで、革新的な音響技術でメソアメリカの神話を作り上げ、独自の思索的な宇宙観を生み出した先見の明のある音楽家たちを紐解いています。

Takayuki Shiraishi - Photon (2LP)Takayuki Shiraishi - Photon (2LP)
Takayuki Shiraishi - Photon (2LP)Camisole Records
¥5,731
BGM名義では、阿木譲主宰の大阪の伝説的レーベル〈Vanity Records〉から若干17歳にして作品を発表。脱線的ノーウェイヴ・ダブ・ユニット、Tristan Discoや、MLDなどのプロジェクトでも活動し、日本のアンダーグラウンド・シーンを牽引したパイオニア、白石隆之。〈Transonic〉や〈Sublime Records〉などと並ぶ90年代ジャパニーズ・テクノの名門にして、2020年には杉本卓也のユニット”Web”の未発表音源が掘り起こされるなど、再度注目を浴びている福岡の先駆的レーベル、稲岡健主宰の〈Syzygy Records〉から発表した激レアなCD作品『Photon』が史上初ヴァイナル・リイシュー!版元はやはりTristan DiscoやMLD名義での作品も掘り起こしている〈Camisole Records〉。Planetoidの名で〈Apollo〉からEPをリリースした後、1997年に発表した本名名義のファースト・アルバム『Photon』。1987年から1996年の間に録音された楽曲たちを収録。スペクタルなダンスと余韻、ドリーミーな呪文、陶酔に捧げられた太陽の儀式を巡る旅。心と体を意識させることを決して忘れない実験的テクノ。仏鬼才Krikor Kouchianによるリマスタリング仕様。
Rapoon - Raising Earthly Spirits (2LP+Wooden Box)Rapoon - Raising Earthly Spirits (2LP+Wooden Box)
Rapoon - Raising Earthly Spirits (2LP+Wooden Box)Kontakt Audio
¥7,565
かのZoviet Franceの創設者の一人としても知られるRobin Storeyによるエスノ/ダーク・アンビエント・プロジェクトRapoonが1993年にオランダの実験系屈指の名門レーベル〈Staalplaat〉よりCDリリースしていたアルバム『Raising Earthly Spirits』がリマスタリング仕様で待望のアナログ・リイシュー!複雑で離隔したサウンド・デザインとダークなサウンドスケープによる電子トライバル・ミニマル作品。「意識レベルを超越し、多次元的な時空に心豊かに存在する」というコンセプトを中心に作られた儀式的でシャーマニックな内容の一枚であり、実験的なサウンドが陰謀と神秘のオーラを作り出しています。特製木箱仕様。限定400部。
Rapoon - Raising Earthly Spirits (CD+Wooden Box)Rapoon - Raising Earthly Spirits (CD+Wooden Box)
Rapoon - Raising Earthly Spirits (CD+Wooden Box)Kontakt Audio
¥3,675
かのZoviet Franceの創設者の一人としても知られるRobin Storeyによるエスノ/ダーク・アンビエント・プロジェクトRapoonが1993年にオランダの実験系屈指の名門レーベル〈Staalplaat〉よりCDリリースしていたアルバム『Raising Earthly Spirits』がリマスタリング仕様で待望のリイシュー!複雑で離隔したサウンド・デザインとダークなサウンドスケープによる電子トライバル・ミニマル作品。「意識レベルを超越し、多次元的な時空に心豊かに存在する」というコンセプトを中心に作られた儀式的でシャーマニックな内容の一枚であり、実験的なサウンドが陰謀と神秘のオーラを作り出しています。ミニLPゲートフォールド・スリーヴ&特製木箱仕様。限定300部。
Muslimgauze - United States Of Islam (2LP)Muslimgauze - United States Of Islam (2LP)
Muslimgauze - United States Of Islam (2LP)Kontakt Audio
¥5,989
日夜音楽を通してアラビック/ダブに襲撃を繰り返し続け、あまりにも膨大な音源の数々を残してきただけでなく、未だにその未発表音源までもが掘り起こされる今は亡き英国の名手ことMuslimgauze。90年代オーストラリアの地下シーンを代表する実験系名門レーベル〈Extreme〉に残した1991年傑作アルバム『United States Of Islam』が 〈Other Voices Records〉と〈Kontakt Audio〉の共同で2024年度2LPリイシュー!1990年から1994年にかけて〈Extreme〉 がCDリリースした作品をリマスター仕様&ボーナス・トラック入りでアナログ化するシリーズの第2弾。挑発的なタイトルが印象的な本作は、Muslimgauzeのムーディーな一面を表現したものであり、夢見心地でミステリアスなテイストを深めた作品となっています。
Muslimgauze - Intifaxa (2LP)Muslimgauze - Intifaxa (2LP)
Muslimgauze - Intifaxa (2LP)Kontakt Audio
¥5,989

日夜音楽を通してアラビック/ダブに襲撃を繰り返し続け、あまりにも膨大な音源の数々を残してきただけでなく、未だにその未発表音源までもが掘り起こされる今は亡き英国の名手ことMuslimgauze。90年代オーストラリアの地下シーンを代表する実験系名門レーベル〈Extreme〉に残した1990年傑作アルバム『Intifaxa』が    〈Other Voices Records〉と〈Kontakt Audio〉の共同で2024年度2LPリイシュー!フィールド・レコーディングと、ディープでトライバルなサウンド、サイケデリック・ハウス/リチュアル・トランスを思わせる独特のグルーヴが溶け合わされた本作は、当時のレイヴのバックルームで流れていてもまったく違和感の無いダンスフロアライクな一枚に仕上がっています。

Bibio - PHANTOM BRICKWORKS (LP II) (2LP)Bibio - PHANTOM BRICKWORKS (LP II) (2LP)
Bibio - PHANTOM BRICKWORKS (LP II) (2LP)WARP
¥5,343

『PHANTOM BRICKWORKS』は、イギリスの音楽家/プロデューサーであるスティーヴン・ジェイムス・ウィルキンソン、別名ビビオ (Bibio) によるアンビエント/ドローン・プロジェクトで、自然や風景、そして産業の残影が漂う場所から着想を得ている。スティーヴンは、イギリス各地の衰退していく遺跡を訪れ、それらに残る人間の痕跡を探りながら、この作品を創り上げた。
「人間は、場所に漂う空気や雰囲気にとても敏感だ。その場所が持つ歴史的背景を知ることで、それらは強まったり、劇的に変化する。何かしらの形で、音や声まで聞こえる場合もある。その場所には、きっと伝えたい想いがあるんだと思う」とスティーヴンは説明し、「2017年に『PHANTOM BRICKWORKS』をリリースして以来、これがずっと継続できるプロジェクトであることに気づいたんだ。『PHANTOM BRICKWORKS』の要素は他のアルバムにも徐々に染み込んできているけど、このプロジェクトは独自の存在でもあると思ったんだ」と続ける。
10曲のアンビエント/ドローン楽曲を収録した本作『PHANTOM BRICKWORKS (LPII)』では、新たな場所に焦点を当てている。中には自然の風景に大きな傷跡を残した興味深い場所もあれば、地元の記憶や古い映像、写真の中にしか残っていないものもある。一部は人目に触れずに沈んでしまった場所もあり、また一部は伝説や物語としてのみ存在する。即興で重ねられたピアノやバリトンギターのループの下には、労働者たちの生活の痕跡がかすかに聞こえ、自然がすべてを覆い隠してしまうことを暗示している。

最初の『PHANTOM BRICKWORKS』アルバムを発表した際に、そこで起きたことが、その場所に意味をもたらすことがあると話した。この考察は新作でも続いているんだ。今回のアルバムもほとんど即興で作られていて、以前のテクニックを使いつつも、このアルバム独自の新しい手法も取り入れている。音楽的にも場所の選定においても、馴染みのある領域を再び訪れてみた。北ウェールズが重要な役割を果たしているけど、今回はさらに広がり、歴史的な場所にも足を踏み入れてみた。世代を超えて語り継がれる物語は、時にその場所をより鮮明に描くことがあるんだ。
- Stephen James Wilkinson (Bibio)

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