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Whitney Johnson, Lia Kohl, Macie Stewart - BODY SOUND (LP)Whitney Johnson, Lia Kohl, Macie Stewart - BODY SOUND (LP)
Whitney Johnson, Lia Kohl, Macie Stewart - BODY SOUND (LP)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥4,243

シカゴを拠点に活動するWhitney Johnson、Lia Kohl、Macie Stewartの三人が、長年の即興実践と深い聴取の感覚をもとに紡ぎ上げた『BODY SOUND』。音が生まれる瞬間の親密さと、空間が持つ固有の気配をそのまま封じ込めたような作品で、ヴィオラ、チェロ、ヴァイオリン、声は、ただ重なるのではなく、録音された場所の空気、光、温度と結びつきながら、ゆっくりと形を変えていく。スタジオ、教会、フェス会場のパブ。異なる空間で生まれた即興の断片は、アナログテープの物理的な操作によって再び編み直され、時間の層が折り重なるような独特の深みを帯びる。テープは単に質感を与えるためではなく、もうひとつの即興として機能し、音の流れを揺らし、歪め、再配置していく。そこに立ち上がるのは、フォークの素朴さ、ドローンの持続、実験音楽の自由さが自然に溶け合った、どこかの土地に伝わる古い音楽のような気配。深く、静かで、時にざらつき、時に広がり、言葉よりも先に、音と空間と身体がひとつの呼吸で動くような、内側にある静かな場所へとそっと触れる作品になっている。

John Also Bennett - Στoν Eλaιώνa / Ston Elaióna (CD)John Also Bennett - Στoν Eλaιώνa / Ston Elaióna (CD)
John Also Bennett - Στoν Eλaιώνa / Ston Elaióna (CD)Shelter Press
¥1,964

John Also Bennettによる、2019年の『Erg Herbe』以来となるソロ作『Ston Elaióna』が〈Shelter Press〉から登場!本作は、彼が現在拠点とするギリシャ・アテネで制作され、バスフルートと純正律によるYamaha DX7iiシンセを中心にしたエレクトロアコースティック作品で、早朝の静けさのなかで録音された音は、古代と現代が交錯するアテネの空気をそのまま封じ込めたような、詩的で内省的な響きを持っている。タイトル「Ston Elaióna(オリーブの木立にて)」が示す通り、土地の風景や歴史、都市の雑音、教会の鐘、嵐、家の中の出来事といった日常の体験と環境音が深く反映された、都市のアンビエンスやフィールド録音を織り交ぜた静謐な全9曲。ミニマルで感情豊かな音世界が展開される。現存する世界最古の楽曲「Seikilos Epitaph」のカバーをはじめ、宗教的な感情やギリシャ神話、土地の記憶が静かに反響するような雰囲気で、古代と現在、外界と内面を音で結ぶ。長年の漂泊と深いリスニングの実践が、ミニマルでスピリチュアルな音世界に結晶したような一枚。

Kassel Jaeger - Sub Re (LP)Kassel Jaeger - Sub Re (LP)
Kassel Jaeger - Sub Re (LP)Shelter Press
¥3,975

10月下旬再入荷。INA-GRMのディレクターとしても知られる電子音響作家Kassel Jaeger が、〈Shelter Press〉からリリースする最新作。タイトルの『Sub Re』はラテン語で「物質の下」を意味し、音の素材そのものの下層に潜む力学や気配を探るというコンセプトが貫かれている。ヴェネツィア・ビエンナーレやシオン・サウンド・ビエンナーレで発表された作品を発展させた楽曲も収録し、近年の活動を総括するような内容だ。フィールド録音、電子音、アコースティック楽器の断片が出自を失ったまま重なり合い、濃密な音塊とほとんど無音に近い空間が波のように交互に押し寄せる。低域のうねりや微細な粒子のざわめきが、海底の圧や巨大な構造物の影を思わせるスケール感を生み出し、聴き手を物質の下へと引きずり込むような深い没入を誘う。GRMの系譜を継ぎながら、静謐な〈Shelter Press〉の美学とも響き合う、現代電子音響の最前線。

Kassel Jaeger - Sub Re (CD)Kassel Jaeger - Sub Re (CD)
Kassel Jaeger - Sub Re (CD)Shelter Press
¥2,339

INA-GRMのディレクターとしても知られる電子音響作家Kassel Jaeger が、〈Shelter Press〉からリリースする最新作。タイトルの『Sub Re』はラテン語で「物質の下」を意味し、音の素材そのものの下層に潜む力学や気配を探るというコンセプトが貫かれている。ヴェネツィア・ビエンナーレやシオン・サウンド・ビエンナーレで発表された作品を発展させた楽曲も収録し、近年の活動を総括するような内容だ。フィールド録音、電子音、アコースティック楽器の断片が出自を失ったまま重なり合い、濃密な音塊とほとんど無音に近い空間が波のように交互に押し寄せる。低域のうねりや微細な粒子のざわめきが、海底の圧や巨大な構造物の影を思わせるスケール感を生み出し、聴き手を物質の下へと引きずり込むような深い没入を誘う。GRMの系譜を継ぎながら、静謐な〈Shelter Press〉の美学とも響き合う、現代電子音響の最前線。

Jim O'Rourke - Shutting Down Here (CD)Jim O'Rourke - Shutting Down Here (CD)
Jim O'Rourke - Shutting Down Here (CD)Portraits GRM
¥2,339

シーンの枠組みを越えて多大なリスペクトを浴びてきた我らがジム・オルークの2020年名作が待望のリプレス。石橋英子(ピアノ)、波多野敦子(ヴァイオリン、ヴィオラ)、Eivind Lonning(トランペット)を迎えたアンサンブル編成となっており、自身の若き頃と、名声を得たのちという30年もの時を超えた、2度に渡るGRMへの訪問からインスパイアを得た壮大な一作。散文的なインプロヴィゼーションと、徹底したミニマリズムを土台に、フィールド・レコーディング素材やエレクトロニックなテクスチャーの構築美の妙を見せつけながら、果てしなく予測不可能なゾーンへと突入した35分13秒。驚異的なバランスで抑えられ、整えられた音場ですが、このような静寂のなかに在っても決して内に秘めた熱を失うことがありません。
ダイナミック・レンジが広範であるため、リスナーは適宜ボリュームを調整する必要があるとのこと。これは絶対にお見逃し無く!!

Ton De Leeuw - The Electronic Works (2CD)Ton De Leeuw - The Electronic Works (2CD)
Ton De Leeuw - The Electronic Works (2CD)Dutch Oscillation Series
¥3,946

オランダ現代音楽の重要作曲家Ton de Leeuwが1956年から1982年にかけて残した電子音楽を、〈Dutch Oscillation Series〉の第1弾として地下室や研究機関に眠っていたテープを掘り起こし、丁寧に復元した初の本格的アーカイブ作品。電子音は空間を彫刻するように配置され、前後左右へ移動する四チャンネル作品では、粒子状の音が部屋の中を漂うような立体感が際立つ。初期電子音楽特有の生々しいテープの質感と、後年の精密なシンセシスが同じ作品内で共存し、時間の流れそのものを音で描くような静けさと緊張感がある。インド、インドネシア、日本など非西洋音楽文化を深く研究し、東洋と西洋の音楽思想を架橋する作曲家として高く評価されているTon de Leeuwらしく、持続音の扱いや間の取り方に独特の美学が滲み、電子音楽でありながら、どこか瞑想的な響きが漂う。未公開だった「Chronos」を含む全8作品を収録し、ラジオオラトリオから空間音響作品まで幅広く網羅した決定版。

TLF Trio - Desire (LP)TLF Trio - Desire (LP)
TLF Trio - Desire (LP)15 LOVE
¥4,989

ピアノ、チェロ、エレキギターというシンプルな編成から、驚くほど豊かな質感を引き出す、〈Posh Isolation〉作品も知られるデンマークのアーティスト、Cæcilie Trier (CTM)、Jakob Littauer、Mads Kristian Frøslevという面々による"TLF Trio"による2ndフルアルバム『Desire』。音数は決して多くないのに、ひとつひとつの音が空間に深く響き、静寂そのものが音楽の一部として機能しているようで、まるで室内楽を現代の視点で再構築したような、新しい視点で組み立て直したような、クラシックともジャズとも異なる独自の音像。サンプリングや反復のモチーフも織り込まれ、ミニマル・ミュージックの構造とレフトフィールドな電子音楽の感覚が自然に溶け合う。即興から生まれた柔らかさと、緻密に設計された構築性が同時に存在し、音楽が呼吸するようにゆっくりと展開していく。様々な音楽の影響がさりげなく交差しながらも、どれにも回収されない独自のバランスを保っている点が魅力的で、静けさの中に潜む微細な動きや、音の余白が生むドラマをじっくり味わえる一枚。

Ton De Leeuw - The Electronic Works (4LP)Ton De Leeuw - The Electronic Works (4LP)
Ton De Leeuw - The Electronic Works (4LP)Dutch Oscillation Series
¥14,759

オランダ現代音楽の重要作曲家Ton de Leeuwが1956年から1982年にかけて残した電子音楽を、〈Dutch Oscillation Series〉の第1弾として地下室や研究機関に眠っていたテープを掘り起こし、丁寧に復元した初の本格的アーカイブ作品。電子音は空間を彫刻するように配置され、前後左右へ移動する四チャンネル作品では、粒子状の音が部屋の中を漂うような立体感が際立つ。初期電子音楽特有の生々しいテープの質感と、後年の精密なシンセシスが同じ作品内で共存し、時間の流れそのものを音で描くような静けさと緊張感がある。インド、インドネシア、日本など非西洋音楽文化を深く研究し、東洋と西洋の音楽思想を架橋する作曲家として高く評価されているTon de Leeuwらしく、持続音の扱いや間の取り方に独特の美学が滲み、電子音楽でありながら、どこか瞑想的な響きが漂う。未公開だった「Chronos」を含む全8作品を収録し、ラジオオラトリオから空間音響作品まで幅広く網羅した決定版。

Kassel Jaeger - Fernweh (LP+DL)Kassel Jaeger - Fernweh (LP+DL)
Kassel Jaeger - Fernweh (LP+DL)Black Truffle
¥5,146

François J. Bonnetが手掛けるエレクトロアコースティック/実験音楽プロジェクトKassel Jaegerのオリジナルは2012年に〈Senufo Editions〉からリリースされた重要作『Fernweh』が〈Black Truffle〉から再発!電子音響とミュジーク・コンクレートを融合させた濃密で感情的なサウンドスケープが展開される本作は、波のように寄せては引く電子音、風や水、ガラスの音のような曖昧で現実感のある音が交錯しながら、明確なイメージを与えずに空間を漂う。具体音と合成音が溶け合い、風景のように推移する構成は、彼のフランス・ミュージック・コンクレートの伝統と音響に対する厳密さと、アンダーグラウンドな実験音楽の粗さが共存している。情緒と実験が同時に息づく独特の音世界は、友人でもあるジム・オルークと同様、アカデミックな伝統から逸脱した開かれた耳によるもので、情緒ある抽象を追求した電子音響の傑作。

Flora Yin Wong & Jerzy Mączyński - The Double (10")
Flora Yin Wong & Jerzy Mączyński - The Double (10")Accidental Meetings
¥3,481

ロンドンの異彩Flora Yin-Wongと、ワルシャワ、ベルリンを拠点にジャズやインダストリアルを横断するサックス奏者Jerzy Mączyńskiによるコラボ作『The Double』が〈Accidental Meetings〉より10インチで登場!インドネシアからポーランドまで届く口承の魔物、民間伝承を題材に織り上げられた先鋭的エレクトロアコースティック作品。サックスの不穏な息遣いや旋律に、シターやハープ、ケメンチェといった弦楽器の荒々しく切迫した響き、そしてゲスト参加のLaila SakiniやAga Ujmaらによる神秘的なヴォイスやスポークン・ワードが重層的に交錯。風から生まれる魔物や深い森に潜む気配を描き出すかのように、伝統楽器の生々しい残響と現代的な音響処理がせめぎ合い、妖しくも冷ややかなアヴァン・フォークロア空間を構築している。異教的なフォークロアの暗香と、実験音響の緊張感が結晶化した先鋭的な一枚。

Marja Ahti, John McCowen - Errands (LP)
Marja Ahti, John McCowen - Errands (LP)Black Truffle
¥5,584

フィンランドの作曲家Marja Ahtiと、クラリネットのマルチフォニックスを追求するアイスランド在住の音響作家John McCowenによる初デュオ作『Errands』。レイキャヴィクの街角や日常のエンジン音といったささやかな環境音と、クラリネットの豊かな倍音ドローン、静かに漂うサイン波が複雑に織りなす極上の音響作品。一切の電子加工を施さないクラリネットが生み出す不規則な拍動や単音楽器とは思えないようなスプリット・トーンと、クラシカルな電子音響の手法が高度に融合。アコースティックの生音と電子音響の境界線が緩やかに消失していく音像の中で、メシアンのモテットをリコーダー群で再構築した可憐な断片が挿入されるなど、聖と俗、日常と非日常が同居する幽玄な静寂美を創出している。静けさのなかに絶え間ないテクスチャーの変容を宿した、深淵なエレクトロ・アコースティック作品。

Félicia Atkinson & Christina Vantzou - Reflections Vol. 3: Water Poems (LP)Félicia Atkinson & Christina Vantzou - Reflections Vol. 3: Water Poems (LP)
Félicia Atkinson & Christina Vantzou - Reflections Vol. 3: Water Poems (LP)Rvng Intl.
¥3,634

音響作家フェリシア・アトキンソンと、アンビエント/現代音楽作曲家クリスティナ・ヴァンツーによる、水をテーマにした静謐で詩的な作品『Water Poems』。さざ波のように揺れるシンセ、水滴の反射を思わせるピアノ、風や空気の気配を含んだフィールドレコーディングにアトキンソンの囁くようなスポークンワードが重なる。音数は少なく、空気の振動を聴かせるようなミニマルさで、静けさそのものが音楽として機能している。ふたりの音の間が美しく響き、詩と音が溶け合う、独特の質感。聴くほどに深く沈んでいくような柔らかく内省的な世界が広がる、揺らぎや気配、静けさの質感を音で描き出した、アトキンソンとヴァンツーの美しい共作。

François Bayle - Jeîta ou murmure des eaux (LP)François Bayle - Jeîta ou murmure des eaux (LP)
François Bayle - Jeîta ou murmure des eaux (LP)Recollection GRM
¥3,978

10月中旬再入荷。Pierre Schaefferのもとで働き、INA-GRMの最高責任者を長期間務めた、マダガスカル生まれの電子音楽家François Bayleの主要作品『Jeîta ou murmure des eaux』がアナログ再発。レバノンの巨大鍾乳洞で録音された、水音・反響・ざわめきといった具体音を電子的に変容させたミュージックコンクレート巨編。洞窟は実在の場所であると同時に変容が起こる精神空間として扱われ、聴き入っていくと、あたかも音の洞窟の住人としてそこに存在しているかのような感覚を覚える。水の粒子が霧のように漂い、反響が多層化し、自然音と抽象音が溶け合う独自の音世界を形成している。

David Torn - now i imagine a place not the same (2LP)David Torn - now i imagine a place not the same (2LP)
David Torn - now i imagine a place not the same (2LP)Kou Records
¥5,879

エレクトリック・ギターの音響処理を数十年にわたり探求してきたDavid Tornが、Sunn O)))やThurston Mooreの作品を手がけてきたRandall Dunnを録音、プロデュースに迎えて制作した最新作『now i imagine a place not the same』。ギター、エレクトロニクス、アンプ、空間そのものを素材として扱い、即興と作曲の境界を曖昧にする音楽が全編を貫く。液体のように滑らかな質感でありながら、ざらついた倍音やフィードバックが絶えず形を変え、音が自律的に進化していくような広がりを持つ。Randall Dunnの録音は物理的な存在感を強調し、ギターが空間の中で浮遊したり沈んだりするように聴こえる。ドローンの持続と即興的なフレーズがゆっくり折り重なり、映画音楽で培われた心理的な陰影が抽象的な形で立ち上がる。静けさの中に緊張があり、映像のように風景がゆっくり変化していく感覚が続く。音の粒子一つひとつにまで美意識が行き渡った、深い没入感をもたらす緻密な傑作。

Sarah Davachi - The Will of Tongues (3LP)Sarah Davachi - The Will of Tongues (3LP)
Sarah Davachi - The Will of Tongues (3LP)Late Music
¥6,129

唯一無二のドローンサウンドでカルト的人気を博すSarah Davachiによる最新アルバム『The Will of Tongues』がリリース!本作は、3枚組のLP(CDは2枚組)におさめられた2時間以上に及ぶ、これまでで最も野心的な大作となっている。作品には米国・カナダ・オランダ各地で録音されたオルガンのサウンドに加え、EMPAC(ニューヨーク)やアイルランドのLouth Contemporary Music Societyの為に制作された楽曲も含まれている。

参加アーティストはDavachi自身のオルガン演奏に加え、Whitney Johnson(viola)、Eyvind Kang(viola)、Lucy Railton (cello)、さらにはマイクロトーナル金管アンサンブルDiapasonや、スイス拠点の古楽フルート・コンソートPhaedrus、Chamber Choir Irelandなどが名を連ねている。

本作は、反復、調律理論、音色変化、長大な持続時間、垂直的和声といった彼女の作曲的探求を深化させたものであり、ミニマリズムの系譜に連なる精緻な構造を持ちながらも、より意図的で明確な構築性を備えている。各楽器・アンサンブル間でモチーフが受け渡され、時間とともにゆるやかに変容していく。

聴取そのものへの深い敬意を主題とする本作は、容易なリスニング体験を拒みながらも、音そのものと向き合う行為を促す。長大な時間軸の中で生成される音響とその精神的空間は、極めて内省的かつ没入的な聴取体験をもたらす作品となっている。

Sarah Davachi - Selected Works I & II (2CD)Sarah Davachi - Selected Works I & II (2CD)
Sarah Davachi - Selected Works I & II (2CD)Late Music
¥2,986

電子音楽家・作曲家として知られるSarah Davachiによるアーカイヴ・コンピレーション・シリーズの第一弾が自身のレーベル〈Late Music〉と〈Disciples〉の共同にてリリース!

これまでの作品、カセット、EP、シングル、オリジナルの映画音楽、ライブやスタジオ録音など、過去のカタログから選曲された本作は『Selected Works I』と『Selected Works II』というタイトルで分けられており、LPは各タイトルごと、CDはまとめた2枚組となっている。
初期カセットリリースからのトラックやBoomkatからリリースされたアルバム『Gathers』の別トラック、映画「A Woman Escapes」(2022)のオリジナルスコアからのキュー、自主制作のデジタル限定EP『Horae』(2020)からのトラック、そして未発表トラックなど、いずれもこれまでにアナログでは入手不可だったものが収録されている。

Sarah Davachi - Two Sisters (2CD)Sarah Davachi - Two Sisters (2CD)
Sarah Davachi - Two Sisters (2CD)Late Music
¥3,772

60〜70年代のミニマル音楽、バロック音楽、スタジオ環境における実験から影響を受け、アナログ・シンセサイザー、ピアノ、電子オルガン、パイプ/リード・オルガン、ヴォーカル、テープ・サンプラー、管弦楽といった多彩な音色を用いた楽曲制作を行うカナダ出身のアーティスト、Sarah Davachiが最新アルバム『Two Sisters』 を自身のレーベル〈Late Music〉からリリース!
本作には室内アンサンブルとパイプオルガンのソロが収録されている。カリヨン(非常に大きな鋳鉄製のベルで構成された鍵盤楽器)、合唱、弦楽四重奏、低音木管楽器、トロンボーン四重奏、そしてサイントーンや電子ドローンを含む多様な楽器が使用されている。
パイプオルガンは、1742年製のイタリア製トラッカーオルガンで、現在はアメリカ南西部の砂漠地帯に設置されている、非常に珍しいパイプオルガンのサウンドが収録されている。

Nate Mercereau - Excellent Traveler (2LP)
Nate Mercereau - Excellent Traveler (2LP)Third Man Records
¥3,865

10月中旬再入荷(9月下旬分は完売しました)。André 3000の話題作『New Blue Sun』への貢献や、ゴールデン・ゲート・ブリッジの風鳴りとデュエットした奇想天外なアプローチでも脚光を浴びたNate Mercereau流の「ソロ・ギター・アルバム」、『Excellent Traveler』。エレキギターをサンプラー兼シンセコントローラーとして駆使し、都市の雑踏や自然音、共演者たちの演奏をその場で採集・フレット上に割り当てて演奏する前代未聞の手法を展開。LaraajiやAndré 3000、Kamasi Washington、Shabaka Hutchings、Carlos Niñoといった豪華陣の生演奏から世界各地の環境音までがギターのフレット上で自在に再構築され、即興のソロ・パフォーマンスと緻密なコラージュが見事に融合している。ギター本来の鳴りと、多層的に重なり合う先鋭的なサウンドスケープが織りなす空間は、まるで架空の都市や森を旅するかのような新鮮な音響体験。、ギターという楽器の可能性を極限まで押し広げた自由音楽!

Sarah Davachi - The Will of Tongues (2CD)Sarah Davachi - The Will of Tongues (2CD)
Sarah Davachi - The Will of Tongues (2CD)Late Music
¥4,558

唯一無二のドローンサウンドでカルト的人気を博すSarah Davachiによる最新アルバム『The Will of Tongues』がリリース!本作は、3枚組のLP(CDは2枚組)におさめられた2時間以上に及ぶ、これまでで最も野心的な大作となっている。作品には米国・カナダ・オランダ各地で録音されたオルガンのサウンドに加え、EMPAC(ニューヨーク)やアイルランドのLouth Contemporary Music Societyの為に制作された楽曲も含まれている。

参加アーティストはDavachi自身のオルガン演奏に加え、Whitney Johnson(viola)、Eyvind Kang(viola)、Lucy Railton (cello)、さらにはマイクロトーナル金管アンサンブルDiapasonや、スイス拠点の古楽フルート・コンソートPhaedrus、Chamber Choir Irelandなどが名を連ねている。

本作は、反復、調律理論、音色変化、長大な持続時間、垂直的和声といった彼女の作曲的探求を深化させたものであり、ミニマリズムの系譜に連なる精緻な構造を持ちながらも、より意図的で明確な構築性を備えている。各楽器・アンサンブル間でモチーフが受け渡され、時間とともにゆるやかに変容していく。

聴取そのものへの深い敬意を主題とする本作は、容易なリスニング体験を拒みながらも、音そのものと向き合う行為を促す。長大な時間軸の中で生成される音響とその精神的空間は、極めて内省的かつ没入的な聴取体験をもたらす作品となっている。

Laurel Halo -  Midnight Zone (Original Soundtrack to the Film by Julian Charrière) (CD)Laurel Halo -  Midnight Zone (Original Soundtrack to the Film by Julian Charrière) (CD)
Laurel Halo - Midnight Zone (Original Soundtrack to the Film by Julian Charrière) (CD)AWE
¥2,526

Laurel Halo が手がけた、映像作家ジュリアン・シャリエールのフィルム「Midnight Zone」のサウンドトラックで、深海へとゆっくり沈んでいくような感覚を音で描いた、静かで緊張感のあるエレクトロ・アコースティック作品。シンセサイザーの冷たい質感と、トランス・アコースティック・ピアノや弦楽器の有機的な響きが重なり合い、重力から解き放たれるような浮遊感と、深海の圧力に包まれるような緊張感が同時に存在する、不思議な音像。曲順は「Sunlight Zone」「Twilight Zone」「Abyss」「Hadal」と、海の深度をそのまま辿るように配置され、アルバム全体がひとつの下降の旅となっている。音は決して大きく主張しないが、その静けさの奥には確かなドラマが潜み、静寂の中に潜む動きをじっくり味わう、密度の高い一枚。

KAKUHAN - KAK (CD)KAKUHAN - KAK (CD)
KAKUHAN - KAK (CD)NAKID
¥2,672

2026年2月にリリース後、即完売したKAKUHANセカンドアルバムKAKのCD版が新たにリリース!

2022年発表の1stアルバムは、エクスペリメンタル・クラブシーンにおいて大ヒットを記録し各所で多大な評価を得た、日野浩志郎と中川裕貴によるユニットKAKUHANが、前作から約3年ぶりに届ける、乾いたエレクトロイドのビートと、ノーウェイヴ的に荒れたチェロの質感がぶつかり合う、緊張感に満ちたエレクトロアコースティック作品。チェロの生々しい弓圧やノイズ的な響きが電子音のミニマルな反復と絡み合い、構造が崩れそうで崩れないギリギリの均衡を生み出しており、音の角(KAK)を際立たせるような鋭さと、空間に滲む抽象性が同居した未踏の音響空間となっている。マスタリングはRashad Becker、アートワークは平野靖子が担当し、国内外の実験音楽シーンと強く接続した制作体制も盤石。電子と生楽器の境界を曖昧にしながら、音の物質感そのものを突き詰めた、現行エクスペリメンタルを象徴する一枚。

今回のCD版では、これまで配信限定だったボーナストラック1曲を追加し、全10曲の楽曲が収録。

Eliane Radigue - Blank Forms 10 : Alien Roots (Book)Eliane Radigue - Blank Forms 10 : Alien Roots (Book)
Eliane Radigue - Blank Forms 10 : Alien Roots (Book)Blank Forms Editions
¥4,869

フランスの電子音楽家エリアーヌ・ラディーグの創作の核心に迫るアンソロジー書籍が〈Blank Forms Editions〉より刊行。彼女の初期作品に焦点を当て、磁気テープやアナログ・シンセを用いた独自の作曲技法を丁寧に掘り下げている。インタビュー、論考、未発表資料を通じて、静寂や持続、微細な変化を重視した音楽を追求し、従来の形式から距離を置いた彼女の音響美学と精神的探求が浮き彫りになる内容で、本書では、彼女の哲学的背景や仏教との関わりも紹介され、音楽と精神性の関係が深く考察されている。収録されたテキストは、音楽批評家、作曲家、研究者による多角的な視点から構成され、彼女の音楽がどのように生まれ、どのように聴かれるべきかを問い直す貴重な資料となっている。

boring tables - mathematical model 0010 (LP)boring tables - mathematical model 0010 (LP)
boring tables - mathematical model 0010 (LP)Objects & Sounds
¥5,196

イタリアはローマを拠点とするLuca Quartaroneのデビュー作『mathematical model 0010』が〈Objects & Sounds〉より登場。本作は、日本を旅した際に録音した環境音をもとに作られた、静謐なアンビエント作品。日常の音の断片を素材にしつつ、そこから抽象的で広がりのある音響世界を描き出している。アルバムタイトルは、神奈川・小田原の江之浦測候所で見た杉本博司のランドアート作品に由来しており、この作品にある「無限に収束し続けるけれど決して交わらない超曲率の金属面」のイメージと同様に、音楽もまた、日常のささやかな瞬間から無限の広がりを感じさせる。アンビエント、エレクトロアコースティックとサウンドアート的なフィールドレコーディングが交わり、静けさや余白を重視しつつ、内面の感情や記憶の風景にそっと触れるような音響構築になっている。

Sarah Davachi - The Head As Form’d In The Crier’s Choir (2LP)Sarah Davachi - The Head As Form’d In The Crier’s Choir (2LP)
Sarah Davachi - The Head As Form’d In The Crier’s Choir (2LP)Late Music
¥5,343

拡張された演奏時間と、熟孝された和声構造を駆使して、音色と時間との密接な複雑性に焦点を当てた作品を作り続けているSarah Davachi。そんな彼女が自身のレーベル〈Late Music〉より2枚組の最新作『The Head as Form’d in the Crier’s Choir 』をリリースする!2022年から2024年の間に書かれた本作に収録されている7つの楽曲は、ギリシア神話に登場するオルフェウスに関する資料2つを用いて制作された。1922年に発表されたリルケの詩集『オルフェウスへのソネット』と、1607年に発表されたモンテヴェルディの初期バロックオペラ『オルフェオ』である。本作は、『Two Sisters』(2022年)と『Antiphonals』(2021年)を補完するような作品となっており、彼女のホームスタジオから生み出される、定形式な電子音響音楽作品と、ゆっくりとしたテンポの、ややオープン形式の室内楽作品とのギャップを埋める試みであったという。だが、この作品では、演奏ごとに新たな構造が提示され、その繰り返しによって、新たな構成とより深い意味への道筋が提示されていったのだった。

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