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傑出したアンビエント作品群で知られる名門〈A Strangely Isolated Place〉からは、ギリシャの実験的作家Theefによる最新アルバム『Sun & Smoke』が2LPアナログ・リリース。2018年にYoutubeとSoundCloud にアップロードした2時間のセルフプロデュース・ミックス音源から、後に〈Morevi Records〉からリリースされる事となった2曲を除いた未発表の19曲をもとにキュレーション&シーケンスされた全12曲を収録した作品。ディープ・テクノから、トランス、ダウンテンポのコア要素を横断し、プログレッシブな雰囲気の構築、中毒性のあるグルーヴ、そして多幸感の広がる強力なアンビエント・ダンス作品に仕上がっています!名技師Giuseppe Tillieci (Neel / Voices From The Lake) によるマスタリング仕様。

ジャズとダブ・テクノの融合を追求する実験的音楽ユニットOttomani Parkerによる、ロンドンの実験音楽の聖地Cafe Otoで収録された2025年のライブ録音作品『Live At Cafe Oto』。ジャズ、ダブ・テクノ、即興演奏が交錯する音響的探求が60分にわたる濃密なセッションとして記録されており、Abraham Parkerのトランペット、Izz Karpelのサックス、Hayato Takahashiのピアノとシンセが重層的に絡み合う。リズムと残響が溶け合い、Basic ChannelやJon Hassell、Miles Davisの影響を感じさせるサウンドを捉えた録音は生々しく、観客の気配や空間の響きも含めて、演奏の即興性と緊張感をそのまま伝えている。Ottomani Parkerの音楽的ヴィジョンが、ジャンルを超えたアンサンブルによって鮮やかに立ち上がる一本。
テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelにより、1993年にリリースされていた音響ダブ/ミニマル・テクノの傑出した普遍的名曲が、2025年リプレス。Jeff Millsによるリミックスも収録。

テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。オリジナルは2002年に発表されていたRhythm & Soundのカタログ7番が待望の2025年リプレス!独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelによる、唯一無二な孤高の音響空間。CD未収録なので、CD所有の方にも是非!
テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。オリジナルは1999年に発表されていたRhythm & Soundのカタログ4番が待望の2025年リプレス!独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelによる、唯一無二な孤高の音響空間。
テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelにより、1995年にMシリーズとしてリリースされていた音響ダブ/ミニマル・テクノの傑出した普遍的名曲が、2025年リプレス。
テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelにより、1992年にMシリーズの記念すべき1作目としてリリースされていた音響ダブ/ミニマル・テクノの傑出した普遍的名曲が、2025年リプレス。Underground Resistanceによるリミックスを収録。
グラスゴーを拠点に活動するプロデューサーConna Harawayによる3曲入りの12インチEP『Shifted』がMatthew Kent主宰の〈Short Span〉から登場。前作『Spatial Fix』で展開された濃密なテクスチャと空間的な音響を踏まえつつ、本作ではグルーヴ感のあるベースラインによる推進力と静けさや余白、抑制の効いた音の密度のコントロールとのバランスに焦点を当て、より洗練されたサウンドへと進化している。A面には、XENIA REAPERとの11分超のコラボレーション「Redirect」を収録。深夜のグラスゴーでのジャムセッションから生まれたこのトラックは、浮遊感のあるシンセと繊細なベースラインが絡み合い、アンビエント・ダブの美しさを極限まで引き出している。B面には、クラブ対応の4×4テクノ「Detach」と「Duration」を収録。ミニマルでディテールに富み、リスニングにも適した柔らかなグルーヴが特徴的で、Basic ChannelやDeepchord、Shinichi Atobeなどの系譜に連なる作品となっている。リスニングにも耐えうる、グラスゴーのアトモスフェリックな電子音楽の流れを体現する重要作。
Zenker Brothersが主宰するモダン・ディープテクノ・レーベル〈Ilian Tape〉主要アーティストの一人であるイタリアのプロデューサー Andrea Cipolla による『Living Room』。アンビエント、ダブ・テクノ、ブロークンビートを軸に、空間性やテクスチャー、リズムを緻密に探求した作品となっており、ダブ由来の低音の重みときめ細やかなリズムの揺らぎを基盤にしながら、瞑想的なシンセ、内省的で余白を感じさせるサウンド・デザインを重ね合わせ、非4つ打ちのIDM的なリズムを展開。ビートは硬質でミニマルながらも、残響やエフェクトが深く施され、空間的な広がりが強調されており、穏やかでアンビエント寄りの曲から、ベースラインが前景化したトラック、さらに IDM 的なリズムの複雑さを前面に押し出す楽曲へと緩やかに移り変わっていく。静と動のバランスが巧みに組まれ、とりわけ、空間的なリバーブに包まれるシンセ・テクスチャーと、ダブ処理されたベース/ドラムの絡みは、成熟した味わい深い音響を生み出している。これまでのベース・ヘヴィなプロダクションから一歩距離を取り、より内面的で空間的な方向へと深化した本作は、ヘッドフォンでじっくりと聴きたくなる、リスナーを深く静かな世界へと誘う、聴き応えのある傑作。

人気作『風物詩』や『In A Landscape』といった実験的テクノの大傑作でも知られるベルリン拠点のサウンド・アーティスト、Sa Paの最新12インチ作品が新鋭レーベル〈Short Span〉から登場!この人の特徴である幻想的で重厚な音響が4つの新たな方向へと展開。サブベースと濁ったアトモスフィアが絡み合う8分間のビートレス・トリップ"Captigon"、グリッドレスなドラムパターンと断片的なヴォーカルサンプルが交錯する抽象的なリズムトラック"So Simple"、13分に及ぶミニマル・テクノのグルーヴに熱処理されたベースラインが絡む"Boredom Memory (Extended Memory)"(サブウーファーでの再生が推奨!)など、全体を通して、ダブ・テクノ、アンビエント、実験音楽の要素が融合し、内省的で深遠な音世界を構築した秀逸タイトル!
Peak OilやKrankyで知られるBrian Footeが始動した新レーベル〈False Aralia〉の第3弾リリースとして、Externalism名義による謎めいた新作が登場。Zero Key、Selfsameに続くかたちで届けられる本作は、艶やかなダブ・ソウルと荒削りな実験的な音響処理を行き来する、4トラック構成のEPで、オープニングは、Sadeを思わせる夢見心地なヴォーカルの断片と、Rhythm & Sound直系のベースラインが交差する、ホログラフィックなダブ・ソウルの逸品。その後のトラックでは、徐々にその構成が溶けはじめ、声はエコーとノイズの中に消え、ビートはザラついた質感へと変容してゆく。最終曲では、水中で光がきらめくような揺らぎと、アンビエント的な音響の濃度が高まっていく。プロジェクトExternalismの正体は不明だが、Topdown Dialecticの変名、あるいは集団名義の可能性もと推測されている。この正体不明な感覚自体がこのシリーズの魅力とも言えそう。

NYアンダーグラウンドのキーパーソン、Alien DことDaniel Creahanが、〈Theory Therapy〉から初リリースとなる最新作『For the Early Hours of a World in Bloom』を発表。前作『Spiritual World』はアンビエント寄りだったが、本作ではフロア仕様のダブ・グルーヴが軸になっており、繰り返しと微細な変化によって、持続的なうねりを生み出している。中でも13分に及ぶ「Breather」は、Ben Seretanのギターを迎えた静かなハイライトになっており、じんわりとした低音と変化し続けるトーンが絡み合い、静かにトランス状態へ導かれる。パンデミック直後の静けさの中で制作されたという背景もあり、全体には希望と内省が共存したような、やわらかな浮遊感がある。深夜から早朝にかけての、あの魔法のような時間帯を封じ込めたような一枚。

トロント拠点のアーティスト Rita Mikhael による新プロジェクト Trailcam 名義での第一弾リリース。以前は インダストリアル〜ノイズ~クラブの領域を自在に横断していた彼女だが、この作品ではさらに広い視野を持ちながら、自身の音楽性をより深く掘り下げている。幕開けはヒップホップ的なビートを取り入れたインストで始まり、そこから抽象的で質感に富んだサウンドへと展開。ドラムマシンとサンプルを軸にしたループ感がありつつ、そこにノイズや音響実験を混ぜ込んで、抽象性と肉体性が同居するサウンド作り出している。従来のクラブ・トラックとしての強靭さは残しつつも、よりパーソナルで内省的な側面が前面に出ており、音響の奥行きや余白があり、瞑想的とすら感じさせる瞬間がある。DJ ShadowやFlying Lotusの影響を遠くに感じつつ、インダストリアルやアンビエントの質感を独自に掛け合わせたような、自宅で深いリスニングにも耐えるアルバム。トロントで書かれ、ローマの EnissLab で Giuseppe Tillieci がマスタリングを担当。アートワークは本人によるもので、ヴィジュアル面も含めて強く自主性を感じさせる仕上がりになっている。※入荷時より僅かにプラケースにヒビ部分あります。予めご了承くださいませ。
スペインはマドリードのレフトフィールド・テクノレーベル〈Alpenglühen〉より、Vandと!nertiaによる新ユニットVanertia のデビュー作『Kronicles』が登場。クラシックなダブ・テクノの文脈が音の核にあると言える作風で、深く沈み込むようなコード音やエコーの広がりが全体を包み込みながら、細やかに刻まれるパーカッションが緊張感を与えている。リズム面では、淡々とした4つ打ちの推進力と、ずらしたビートの絡みが交差し、硬質さと柔らかさを同時に感じさせるバランスを構築しており、低域は重すぎず、あくまで有機的に脈打ちながら全体を支えている。クラブでも機能する推進力を持ちつつ、ヘッドフォンで浸っても奥行きを味わえる没入的な仕上がりは、ダブ・テクノの伝統に根ざしながら、現代的な質感と繊細な構築力を備えた充実作!
〈Modern Love〉から初登場となる、CarrierとEquiknoxxの中心人物Gavsborgとの共作による7インチ『The Fan Dance』。Carrierが得意とするダブ・テクノ的な精度と、低音を効かせたステッパーズの骨格を軸にしたトラックに、Gavsborgの独特な声が差し込まれ、陰影のあるヒプノティックなムードを形作っている。A面の「The Fan Dance」は、鋭いハイハットや深いサブベースの上を親密な声が浮遊し、空間を大胆に使った音像が印象的で、必要最低限の要素で緊張感を生む、削ぎ落とされたリズムワークが際立っている。B面のダブ・ヴァージョンではさらにミニマルに削り込まれ、音の骨組みだけが露わになったような、冷たくも研ぎ澄まされた仕上がり。

大名門〈KOMPAKT〉主宰、Wolfgang Voigtによる大人気アンビエント・プロジェクト、GASが〈Kompakt〉からリリースした2021年の「Der Lange Marsch」がヴァイナル再発!ドイツの森林を彷彿とさせる幻想的で重厚なアンビエント・サウンドにより、ベーシック・チャンネルやエイフェックス・ツイン等と共にヨーロッハのテクノ・サウント黎明期に生み出された音場を包み込む傑作ダブ/アンビエント。
長年、〈Second Sleep〉や〈enmossed〉などのレーベルで独自のサウンドを培ってきたSebastiano Carghiniの集大成ともいえるアルバム『Ramble』が〈topo2〉より登場。アルバム全体を貫くのは、ぼんやりとした記憶や思い出をたどるような感覚。まるで失われかけた記憶の断片を何度も編み直し、新しい形へと再構築していくようなプロセスが音楽として表現されており、夢と現実の狭間を漂うような、繊細でサイケデリックな電子音楽作品となっている。劣化してノイズが入ったテープの音、幾重にも重なったテクスチャ、漂うエコー、そしてミニマルなパルスが溶け合い、リスナーをぼんやりとした意識へと誘うようなサウンドは、ダブテクノやエレクトロニカを基調としつつも、少し歪んで、退廃的な雰囲気をまとっている。ActressやAndy Stottの音楽にも通じる部分がありながら、それらとも一線を画す、アンビエントではないアンビエントとでも言うべき独自の音世界を築いている。聴く者を夢と現実の境目へと誘い込むような、詩的な魅力を持ったアルバム。
テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelにより、1994年にサブレーベル〈Main Street Records〉からリリースされていた音響ダブ/ディープ・ハウスの傑出した普遍的名曲が、2025年リプレス。Ron TrentとChez Damierによるリミックスを収録。
テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。オリジナルは2001年に発表されていたRhythm & Soundのカタログ5番が待望の2025年リプレス!独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelによる、唯一無二な孤高の音響空間。
