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Darryl Jenifer -  The Weather Channel (CD)Darryl Jenifer -  The Weather Channel (CD)
Darryl Jenifer - The Weather Channel (CD)Org Music
¥1,987

7月17日発売。Jack DeJohnette、John Medeski、Karl Berger、Lenny White、Ben Perowskyなど、ジャズ界の重鎮が多数参加。ハードコア史に名を刻むBad Brainsの共同創設者で、ベーシスト、Darryl Jeniferによる最新インストゥルメンタル作品 『The Weather Channel』。2010年のソロ作『In Search of Black Judas』以来となる、十数年ぶりのソロ名義アルバム。ジャズの即興性と、Darryl Jeniferが持つパンク、ダブの精神性を軸にした深いグルーヴと多層的な音像がアルバム全体を貫いている。Bad Brainsのエネルギーをそのまま持ち込むのではなく、スピリットを抽出し、ジャズの言語で再翻訳したようなアプローチで、空間処理の効いたダブ、鍵盤が描くサイケデリックな感覚、デジョネットらが生み出すしなやかなリズム、それらが重なり合い、ジャズ、フュージョン、ダブ、サイケ、パンクが交差する探求的なサウンド。Bad Brainsの名曲『Sacred Love』『Re-Ignition』の再構築版を含む意欲作。 

Darryl Jenifer -  The Weather Channel (Transparent Red Vinyl LP)Darryl Jenifer -  The Weather Channel (Transparent Red Vinyl LP)
Darryl Jenifer - The Weather Channel (Transparent Red Vinyl LP)Org Music
¥4,265

7月17日発売。Jack DeJohnette、John Medeski、Karl Berger、Lenny White、Ben Perowskyなど、ジャズ界の重鎮が多数参加。ハードコア史に名を刻むBad Brainsの共同創設者で、ベーシスト、Darryl Jeniferによる最新インストゥルメンタル作品 『The Weather Channel』。2010年のソロ作『In Search of Black Judas』以来となる、十数年ぶりのソロ名義アルバム。ジャズの即興性と、Darryl Jeniferが持つパンク、ダブの精神性を軸にした深いグルーヴと多層的な音像がアルバム全体を貫いている。Bad Brainsのエネルギーをそのまま持ち込むのではなく、スピリットを抽出し、ジャズの言語で再翻訳したようなアプローチで、空間処理の効いたダブ、鍵盤が描くサイケデリックな感覚、デジョネットらが生み出すしなやかなリズム、それらが重なり合い、ジャズ、フュージョン、ダブ、サイケ、パンクが交差する探求的なサウンド。Bad Brainsの名曲『Sacred Love』『Re-Ignition』の再構築版を含む意欲作。 

Jura Soundsystem -  Morning Star (LP)Jura Soundsystem -  Morning Star (LP)
Jura Soundsystem - Morning Star (LP)Temples Of Jura Records
¥3,865

〈Isle Of Jura〉を主宰するKevin Griffithsのプロジェクト、Jura Soundsystemによる、オーガニックでスピリチュアルなバレアリック・ダブ『Morning Star』。深いエコー、柔らかい低音、ゆったりとしたパーカッションが重なり、まるで部屋の空気がゆっくりと変わっていくような、瞑想的で香り立つサウンドが広がる。ギターや鍵盤、フィールド録音などの生音が、アナログ的な質感とともに漂い、バレアリック特有の柔らかい熱を帯びた音像を形成している。レフトフィールド・ディスコの感覚も健在で、静かに身体を揺らすミッドテンポのグルーヴが心地よい。香りとエスケープイズムをキーワードにした、夕暮れの海辺や、深夜のリスニングにぴったりの空間を満たすチルアウト。

FK & DFP - The Nassau Excursion (12")
FK & DFP - The Nassau Excursion (12")Rush Hour
¥2,976

東京・西麻布Space Lab YellowのDJブースで出会って以来、30年年来の友人François KとDimitri From Parisによるコラボ作『The Nassau Excursion』。80年代バハマの名門Compass Point Studiosへの鮮烈なオマージュとして生まれた本作は、Grace Jones、Gwen Guthrie、Wally Badarou、Talking Headsらが残したディスコ/ニューウェイヴ/ダブの交配サウンドを、現代のクラブ仕様にアップデートした内容。Compass Point直系の乾いたファンクネス、太くうねるベース、タイトなドラムマシン、80sシンセの煌めきに加えて、François Kによる深いダブ処理とDimitri From Parisのディスコ/ブギー感覚が、カリブ海の湿度とNYクラブの熱気を同時に感じさせる音像を作り上げている。

Dennis Bovell - cLOUD mUsIc (LP)
Dennis Bovell - cLOUD mUsIc (LP)Be With Records
¥6,194

UKダブの巨匠 Dennis Bovell が雲を眺めながら作ったという未発表ライブラリー音源『cLOUD mUsIc』が初めて公式リリース。元々は Fold という音楽制作会社向けに作られたライブラリー音源で、軽やかで浮遊感のある雲の上のファンクは、ダブ特有の深い残響と空間処理、カリブ音楽の温度感と、コズミックな広がりが同居。ダブ、ファンク、カリプソ、レゲエ、スペースアウトした電子処理はジャンルを横断する Bovell の真骨頂で、リラックスしながらも、どこか奇妙でクセになるムードにあふれている。Dennis Bovell の幅広い音楽性とダブ・マジックが存分に発揮された、未発表音源とは思えない完成度の高い作品。

King Tubby, Scientist, Bunny Tom Tom, Barnabas - Universal Dub (LP)
King Tubby, Scientist, Bunny Tom Tom, Barnabas - Universal Dub (LP)Solid Roots
¥3,421

70年代ジャマイカの未発表ダブ・テープをまとめ上げた『Universal Dub』。Robbie Shakespeare、Lloyd Parks、Sly Dunbar、Carlton Barrett、Augustus Pablo、Ansel Collins、Earl “Chinna” Smith など、まさに最強のセッション陣が参加。さらにミックスにはKing Tubby、Scientist、Bunny Tom Tomと複数世代のエンジニアが関わっており、ダブ技法の変遷を一枚で辿れるという、非常に珍しい構成。録音時期もスタジオも異なるため、音質にムラがある部分もあるけれど、その発掘音源らしい粗削りさが逆にリアルで、倉庫から出てきた本物のダブ・テープを聴いているような手触りがある。70年代ジャマイカのダブ制作の核心をエンジニア視点でまとめた、極めて貴重なアーカイヴ。 

Tortoise - Rhythms, Resolutions & Clusters (Opaque Golden Yellow LP)Tortoise - Rhythms, Resolutions & Clusters (Opaque Golden Yellow LP)
Tortoise - Rhythms, Resolutions & Clusters (Opaque Golden Yellow LP)Thrill Jockey
¥5,469

2026年リプレス!〈Thrill Jockey〉からの当時盤アナログは現在激レアな一作が遂に再発。これぞ、まさにエクスペリメンタルの一つの頂点。ロックからダブ、ジャズ、エレクトロニカにいたるまでの要素を呑み込みながら、約30年もの長きにわたり、ロックの定義を拡張してきた名バンドTortoiseが1995年にリリースした傑作『Rhythms, Resolutions & Clusters』が待望のアナログ復刻!90年代後半のリミックス作品の先駆けとなった一枚。リミックスにはJohn McEntire、Steve Albini、Jim O’Rourke、Mike Watt (Minutemen)、Brad Wood (Liz Phair)といった豪華面々が参加。トータス初期の代表的な楽曲の極上なRemixが満載。デラックス・チップオン・ジャケット仕様。

Tortoise - TNT (Clear with Hi-Melt White Vinyl 2LP)Tortoise - TNT (Clear with Hi-Melt White Vinyl 2LP)
Tortoise - TNT (Clear with Hi-Melt White Vinyl 2LP)Thrill Jockey
¥6,349

Tortoiseによる1998年にリリースのあまりにも有名な3rdアルバム『TNT』がリプレス!Pro Toolsを駆使した緻密な音響構築が特徴で、ジャズ、ダブ、クラウトロック、ミニマリズムなど多様なジャンルを横断しながら、流麗で繊細なインストゥルメンタルを展開。ジェフ・パーカー加入後初の作品であり、ジャズ的な即興性と繊細なフレージングが加わったことで、バンドの音楽性が大きく広がっている。各楽曲はメロディよりも質感や空間性を重視したサウンドで、録音と編集のプロセスが創作の中心にあり、スタジオを楽器として扱う姿勢が明確に表れている。リズムの変化や音の配置が緻密で、聴くたびに新たな発見があるような構造を持つ、ポストロックの金字塔として今なお高く評価される名作。

King Tubby - The Roots Of Dub (LP)
King Tubby - The Roots Of Dub (LP)Clocktower
¥3,655

音楽史に残るであろう技法ダブの創始者、ジャマイカのサウンドシステム機材を修理していた職人でもあったKing "The Dub Master" Tubbyの、ダブ・ミュージックの原典とも呼ばれる1975年歴史的名作。

V.A. - Wild Paarty Sounds Volume One (LP)
V.A. - Wild Paarty Sounds Volume One (LP)Lantern Rec.
¥3,285

オリジナルは1981年にリリースされたOn-U Sound主宰、Adrian Sherwoodプロデュースによる激ヤバコンピレーションがヴァイナル再発!タイトル通り、当時のサブカルチャーをほぼ網羅したパーティーミュージック詰め合わせで、ダブ、パンク、ニューウェーブ、エクスペリメンタル、アヴァンギャルドなど実に多様な音楽が彼の審美眼によって選ばれており、実に楽しい。ポストパンク的なヴォーカルが特徴的なダブ・アドベンチャー、London Underground”Dreams Are Better”、ドラッグまみれ確実なチキン・グラニーの その名も”Quit The Body “、神秘的なポストインダストリアルトリップとも言えるMothmen “Afghani Dub”などなど、聞き飽きるということがないです。どの曲も個性的でトリッピーなリズムがいいですね!Fully remastered、180g重量盤で500枚限定です、お見逃しなく!!

Jackie Mittoo - Stepping Tiger (LP)
Jackie Mittoo - Stepping Tiger (LP)Solid Roots
¥3,477

レゲエ音楽史を代表するキーボーディスト、Jackie Mitooが、1979年に無名のレーベルだった〈Rite Sound inc.〉より発売したレアなアルバムが待望の再発。オリジナル盤はジャケットなしで販売されたものであり、ミステリアスな雰囲気が漂っていた逸品!ジャッキーの宇宙的なサイケデリアが発揮されたキーボード・サウンドが、天国のような浮遊感あるダブと絡み合うスリルは、言葉では言い表せない魅力を放っています。

Scientist vs. Prince Jammy - Scientist's Big Showdown (LP)
Scientist vs. Prince Jammy - Scientist's Big Showdown (LP)Dub Mir
¥3,623

King Tubbyの弟子としても知られるダブのオリジネイターの一人=Scientistが同じ師のもとで学んだPrince Jammyと共に1980年に〈Greensleeves Records〉より発表した漫画ジャケット作品『Big Showdown』がアナログ再発。レゲエ・ミュージックで最も多作で影響力のあるプロデューサーの1人Henry “Junjo” Lawesをプロデューサーに迎え、Roots Radics Bandをバックに据えて作り上げたダブの古典的名作!ScientistとPrince Jammyのトラックがそれぞれ交互に流れる、ジャケ通りのバトル形式の一枚となっています。

Tappa Zukie - In Dub (LP)
Tappa Zukie - In Dub (LP)Lantern Rec.
¥4,093

オリジナルは8万円を超える高値も付けた事のある鬼レアな作品!ジャマイカ・キングストン出身のルーツレゲエ名手David SinclairがTapper Zukie名義で1976年に自身のレーベルである〈Stars〉から発表したレゲエ/ダブの名作『In Dub』がアナログ再発。ファーストアルバムの『Man Ah Warrior』などと並んで彼のカタログの中でも最も人気の高い作品。Zukieの深く響くベースとKing Tubbyの驚異的なエンジニアリングにより孤高の次元へ達した傑作です。

Augustus Pablo - King Tubby's Meets Rockers At 5 Cardiff Crescent, Washington Gardens, Kingston (LP)
Augustus Pablo - King Tubby's Meets Rockers At 5 Cardiff Crescent, Washington Gardens, Kingston (LP)Onlyroots Records
¥5,435

〈Only Roots〉が発掘した、オーガスタス・パブロの未発表音源満載の、まさに宝箱のようなダブ・コンピレーション。オーガスタス・パブロが運営していた Rockers International の倉庫から掘り出された未発表音源を中心に構成され、ブラック・アークで録音、キング・タビーのスタジオでミックス、演奏は鉄壁の Rockers All Stars という黄金の布陣でまとめ上げられている。The Immortals「Why Keep A Good Man Down」や「A House Is Not A Home」、パブロ自身の「New Lots Express」、Roman Stewart & Barrington Spence の「No Peace In The City」、Ricky Grant の「Far Far Away」、そしてヒュー・マンデルの名唱「Run Revolution A Come」といった名曲群のダブ・ヴァージョンがずらり。この時代のパブロとタビーの名が並ぶ期待を裏切らない、70年代ルーツ/ダブの熱気をそのまま閉じ込めた決定的な一枚。限定プレスにつきお見逃しなく。

Bad Brains - I And I Survive (LP)Bad Brains - I And I Survive (LP)
Bad Brains - I And I Survive (LP)Org Music
¥3,332

オリジナルは1982年に発表のBad Brainsの12インチEPで、セルフタイトル作と並ぶ初期の重要音源。ハードコア・パンクのイメージが強い彼らだが、本作ではレゲエ、ルーツ色が前面に押し出され、バンドの精神性と幅広い音楽性が鮮明に刻まれている。タイトル曲「I And I Survive」をはじめ、ラスタファリズムの思想を反映した穏やかなグルーヴと、社会的メッセージを帯びた歌詞。「Destroy Babylon」「Coptic Times」など、怒りと祈りが同居するような曲が並ぶ。Ric Ocasekによるプロデュースもポイントで、荒々しさの中にクリアな輪郭を与えている。短い作品ながら、Bad Brainsのもう一つの核を示すものであり、後の『Rock for Light』や『I Against I』へ続く流れを形作った一枚。

Saâda Bonaire - Saâda Bonaire (2LP)
Saâda Bonaire - Saâda Bonaire (2LP)Captured Tracks
¥5,443

ニューウェイヴ/ディスコ/世界音楽な80年代ドイツの伝説的な女性デュオ、Saada Bonaire。Dennis BovellプロデュースのYou Could Be More As You Areを始め、フュージョン、アフリカ的民族風味、ニューウェイヴの軽いシンセ、ダブなど当時の込み入ったポップ手法を駆使しつつも、影の重鎮DJ Ralf Behrendtによるプロデュース、アイコン的女性2人の気怠く妖艶なイメージが、見事に独自の空気を作り出してます。なにより随所に散りばめられた音響具合がいちいち格好良い。EMIからの2曲のシングル+10曲を加えた編集盤仕様。Captured Tracksの名仕事ですね。

Sugar Minott - Roots Showcase (LP)
Sugar Minott - Roots Showcase (LP)Black Roots
¥4,965

ラヴァーズ・ロック・レゲエの名シンガーであり、ダンスホールレゲエの創始者の一人としても知られるSugar Minottが主宰した〈Black Roots〉レーベルの名音源をまとめたショウケース盤『Roots Showcase』。Minott の温かくソウルフルな歌声が響いた直後に、同トラックのダブが続くことで、メロディの余韻がそのまま音響処理へと変化していく流れが心地よく、演奏を支えるBlack Roots Playersは、深く沈むベース、タイトなドラム、控えめながら芯のあるギター、鍵盤で80sルーツらしい柔らかい質感を作り上げている。派手すぎないが確実に深みのあるダブも好印象。曲の並びやミックスの方向性から、彼がどの要素を際立たせたかったのかが自然と伝わる、プロデューサーとしての耳の良さもよくわかるアルバム。

Phill Pratt - Star Wars Dub (Purple Vinyl LP)
Phill Pratt - Star Wars Dub (Purple Vinyl LP)BURNING SOUNDS
¥5,641

ジャマイカの名プロデューサーPhill Prattが1978年に残したダブ名盤『Star Wars Dub』。深く沈むベース、タイトなドラム、金属的に響くエコー、断片的に浮かび上がるギターや鍵盤。Sly Dunbar、Robbie Shakespeare、Chinna SmithらRevolutionariesによる鉄壁の演奏と、Prattの鋭いダブ処理が生み出す、音が削ぎ落とされているのに、どこか熱を帯びている独特の感覚は70年代ジャマイカの空気そのもの。タイトル曲「Star Wars」は映画とは無関係ながら、鋭い残響と宇宙的な広がりを感じさせるキラー・ダブ。全体を通して曲は短く、アイデアが濃縮されていて、無駄のない70sダブの美学がしっかり刻まれた名盤。

NZO - Live at No Bounds Festival (CS)
NZO - Live at No Bounds Festival (CS)DDS
¥3,417

Demdike Stareが主宰する〈DDS〉より、新鋭NZOによる、2025年10月に英国ロザラムで行われたNo Bounds Festivalのライブ録音『Live at No Bounds Festival』が登場。跳ねるリズムと予測不能な間合い、ゴーストスネアが細かく刻まれ、ビートは直線的に進むのではなく、一瞬の空白やズレを使って身体の重心を揺さぶる。R&Bの声の断片やガラージ的なコードがふっと浮かび上がり、甘さと鋭さが同居する曖昧な情緒を生む。様々な要素が高速で交差する、NZOのリズム感覚と高いエネルギーが生々しく刻まれたライブ作品。

Lee "Scratch" Perry & Mouse on Mars - Spatial, No Problem. (Yellow Vinyl LP+Obi)Lee "Scratch" Perry & Mouse on Mars - Spatial, No Problem. (Yellow Vinyl LP+Obi)
Lee "Scratch" Perry & Mouse on Mars - Spatial, No Problem. (Yellow Vinyl LP+Obi)Domino
¥5,343

(数量限定/イエロー・ヴァイナル/日本語帯付き)リー・“スクラッチ”・ペリーの死後、「最後の作品」「最終プロジェクト」と銘打たれた録音は数多く世に出た。しかし、彼の正式な最終アルバムと呼ぶべき作品は、ドイツ・ベルリンでの出会いから生まれている。電子音楽の先駆者マウス・オン・マーズ(ヤン・セント・ヴェルナーとアンディ・トーマ)のスタジオで制作された『Spatial, No Problem.』は、その成果であり、ペリーが晩年に到達した創造の核心を刻んだ一作である。この共同作業で創られたアルバム『Spatial, No Problem.』が 〈DOMINO〉からリリースされる。
アルバム『Spatial,No Problem.』のオープニング曲である「Rockcurry」は、リー・スクラッチ・ペリーがベルリンで過ごした時間を如実に反映している。スタジオ・スパークスが監督を務めた「Rockcurry」のミュージックビデオは、レコーディングセッションの写真や手描きのイラスト、様々なオブジェをコラージュしたユニークな作品だ。リー“スクラッチ”ペリーとマウス・オン・マーズがスタジオで過ごした時間を、躍動感あふれるエネルギッシュな賛歌として表現している。
本作の制作経緯には、いくつもの謎がつきまとう。そもそも、なぜ彼がベルリンへ向かったのか。その理由は当時も現在も明確ではない。レーベルの関係や、過去のコラボレーションを介した人的つながりなど、いくつかの説は存在するが、決定的な説明はない。ただひとつ確かなのは、彼がそこに現れたという事実である。
2019年12月、ベルリンのスタジオに到着したペリーは、予測不能な存在そのものだった。アップセッター、スーパー・エイプ、あるいは別の人格−−どの顔を見せるのか誰にもわからない。その仮面の背後にいるレインフォード・ヒュー・ペリーは、スカからレゲエ、ダブへと至るジャマイカ音楽の進化を決定づけた革新者であり、その影響はパンクやヒップホップ、エレクトロニック・ミュージックにまで及ぶ。音と言葉を自在に操り、現実と幻想の境界を攪乱するその存在は、もはや神話的とすら言える。
一方のマウス・オン・マーズもまた、30年以上にわたり電子音楽の領域を拡張してきた実験的ユニットである。多様なコラボレーションと独創的な音響設計で知られる彼らにとって、この邂逅は必然でもあった。
ペリーは到着するや否や、スタジオ空間を自らの儀式の場へと変えていく。スーツケースから取り出した小物やイメージ、言葉を壁や機材に書きつけ、チャントし、ささやき、笑いながら音を重ねていく。言葉は解体され、同時に新たな意味を帯びる。ミュージシャンたちはその流れに身を委ね、録音はほとんど対話を介さず、直感的に進行した。
「私たちは自分たちが何をしているのか、ほとんど言葉を交わさなかった。ただ集まって作業を始めただけだ。彼はよく笑い、私たちもそれにつられて笑った。料理を作ったり、魚のスープやパパイヤを食べながらの作業だった」
このセッションで明確だったのは、彼らがレゲエを作ろうとしていなかったという点である。ペリーはレゲエの体現者であり、その影響から逃れることはできないが、本作はそれを再現するものではない。モーターリックなリズム、フリー・インプロヴィゼーション、デジタル・グリッチ、ダダ的言語感覚、そして彼が語る「機械に宿るブードゥー」が交錯し、ジャンルの境界は解体される。
その象徴的なエピソードが、「空間」をめぐるやり取りだ。空間オーディオやマルチチャンネル音響について問われたペリーは、「Spatial?問題ないさ」と笑って答えた。この言葉は、そのままアルバムのタイトルであり、制作理念でもある。音は空間に解き放たれ、構造は固定されず、常に変化し続ける。
やがて彼はスタジオを去る。スイスへ戻り、さらなる創作の噂を残しながら、最終的には“音の祖先たち”の領域へと旅立っていった。『Spatial, No Problem.』は、そのベルリンでの邂逅の痕跡であり、彼が遺した最後のメッセージでもある。
本作は単なるコラボレーションではない。空間と文化が混ざり合い、異なる時間軸が交差する中で、新たな音楽の可能性が立ち上がる瞬間を記録したドキュメントである。リー・“スクラッチ”・ペリーが最後に示したのは、ジャンルや形式を超えた自由そのものだった。

Seefeel - Sol.Hz (Clear Vinyl LP)Seefeel - Sol.Hz (Clear Vinyl LP)
Seefeel - Sol.Hz (Clear Vinyl LP)WARP
¥4,400

エイフェックス・ツインも惚れ込む逸材
エレクトロニック・ミュージックと実験的ギター・ミュージックの
交差点に位置する存在として唯一無二の存在感を放つSeefeel
15年ぶりとなる最新作をリリース!

1990年代初頭に登場し、シューゲイズ、ダブ、テクノ、アンビエントを横断する独自のサウンドで注目を集めた英国のバンド、シーフィール。デビュー作『Quique』で高い評価を獲得し、その後〈Warp Records〉と契約、同レーベルにおいて初めて“ギターを用いるアーティスト”として迎えられた存在でもある。ダンス・レーベルの文脈にありながら、サンプラーやエフェクトを駆使してギターの質感を再構築し、エレクトロニック・ミュージックと実験的ギター・ミュージックの境界を曖昧にする表現を確立した彼らが、15年ぶりとなる最新アルバムをリリース!

15年ぶりのフルレングス・アルバム『Sol.Hz』は、これまでの歩みの延長線上に位置する重要作である。霞がかったテクスチャー、断片化されたメロディ、深くうねる低音が幾層にも重なり合い、小音量ではアンビエントに近接しながら、大音量ではダブ的な音響構造が立体的に立ち現れる。Mark Cliffordによる緻密な音像設計は、時間感覚や定位感を揺さぶりつつも、冷たい実験性へと傾きすぎることはない。Sarah Peacockの加工されたヴォーカルが確かな人間的気配を宿し、処理されたギター・ループの残響の中から旋律の断片が浮かび上がる。実体と空間、形と溶解のあわいを往還するその音響体験は、Seefeelというバンドの本質をあらためて提示するものであり、彼らの現在地を鮮明に示す一作となっている。

Damos Room - All Shall Go (LP)Damos Room - All Shall Go (LP)
Damos Room - All Shall Go (LP)LONG GONE RECORDS
¥4,764

ジャイルス・ピーターソンやデニス・ボーヴェルも注目する、UKブライトンのレフトフィールド・ユニットDamos Roomによる『All Shall Go』。本作は、ビートやメロディを前面に押し出すのではなく、重み・残響・空白・腐食した質感といったダブの残骸だけを抽出したような音響作品で、声は言葉としてではなく、息や影のように漂い、金属的なノイズや湿った残響が空間をじわじわと侵食していく。音が消えた後の気配だけで世界を組み立てるような、極端にストイックな作りは、静かで、荒んでいて、しかしどこか祈りのような気配をまとっている。現行レフトフィールド・シーンの核心に触れる。

Vladislav Delay Quintet - vd5 (LP)Vladislav Delay Quintet - vd5 (LP)
Vladislav Delay Quintet - vd5 (LP)We Jazz Records
¥4,987

電子音響・ダブ・実験音楽の領域で常に革新的な作品を生み出してきたVladislav Delayが、アコースティック編成のクインテットという新たなフォーマットで提示する最新作。トロンボーンやクラリネットのロングトーン、ベースのうねり、パーカッションの粒立ちが混ざり合い、アコースティックでありながら、Delayの電子音楽的美学がそのまま転写されたような音響空間が広がる。リズムは明確な拍を刻むのではなく、ゆっくりと膨らんだり収縮したりしながら、音の流れそのものを形づくる。旋律は断片的に現れては消え、和声は背景として漂うだけで、曲の構造は常に変化し続ける。ジャズの即興性と、現代音楽のテクスチャー感覚、そしてDelayの持つ時間操作のセンスが、アコースティックの身体性と結びついた、電子音楽の革新者が、アコースティックのクインテットという制約の中で、逆に自由度の高い音楽を生み出してしまった、驚きに満ちた作品。

Horace Andy - Dance Hall Style (LP)
Horace Andy - Dance Hall Style (LP)Wackies
¥5,258

2026年リプレス!ジャマイカを代表するシンガーHorace Andyが、NYブロンクスの〈Wackie’s〉に滞在して録音した1982年作『Dance Hall Style』。プロデュースはもちろんLloyd “Bullwackie” Barnesで、ジャマイカ本国のダンスホールとは異なる、NYの地下的な深い残響と霧のようなダブ処理が全編を包む、レーベルのカタログの中でも屈指の名盤。「Money Money」「Lonely Woman」「Cuss Cuss」など名曲揃いで、特に「Spying Glass」は後にMassive Attackが再構築した重要曲としても知られる。各曲は ヴォーカルからそのままダブへ流れ込む ショーケース形式で、Horace Andyの浮遊感ある声が深いエコーに溶けていく。Horace Andyと〈Wackie’s〉の組み合わせが生んだ、孤独と温かさが同居する、暗く、深く、そして美しい唯一無二の名盤。

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